JP3057329B2 - 高速反応サーミスタを有するカテーテル - Google Patents

高速反応サーミスタを有するカテーテル

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JP3057329B2
JP3057329B2 JP4509085A JP50908592A JP3057329B2 JP 3057329 B2 JP3057329 B2 JP 3057329B2 JP 4509085 A JP4509085 A JP 4509085A JP 50908592 A JP50908592 A JP 50908592A JP 3057329 B2 JP3057329 B2 JP 3057329B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はカテーテル、殊に、温度変化に対して高速に
反応するサーミスタを担うカテーテルに関する。
生体内の血液のような流体の温度を測りその温度の変
化が発生するや否や迅速に測定することが必要もしくは
望ましい場合が多い。高速反応サーミスタを有するカテ
ーテルを要する医療手続の一例としては駆出率の計算が
あげられる。駆出率の計算に際しては、血液温度の変化
をその発生時に測定することが必要である。このことは
サーミスタがそれが取付けられるカテーテルの温度では
なく血温自体を直接測定することが必要であることを意
味する。
駆出率の計算に際しては、サーミスタが収縮率の血温
の変化を追跡して温度曲線における離散的な段階を観察
できるようにすべきである。
ウェブラー特許4,796,640号は駆出率の計算に使用す
るに好適な高速反応サーミスタを備えるカテーテルを開
示している。
本特許の特殊例ではサーミスタはその長手軸が径方向
に延びるように配向させ、サーミスタに至る導線を曲げ
て導線をサーミスタへ電気接続する径方向に延びる部分
を提供するようにしている。
上記導線の曲がった部分は、カテーテル中のサーミス
タの高さを制御し、その曲げは通常の場合、外部導線が
サーミスタのリード線にボンドされる領域で行われる。
発明の要約 本発明は、ウェブラー特許のサーミスタの径方向に延
びる部分を除去した高速反応サーミスタを有するカテー
テルを提供する。
更に、本発明の場合、サーミスタは、その長手軸がサ
ーミスタを取付けるサーミスタ管腔のほぼ長手方向に延
びるように配向することが望ましい。
特に、サーミスタに至る導線は、サーミスタ基部の管
腔内の位置からサーミスタへとサーミスタの長手方向に
全体として延びる。
このため、導線を曲げて従来技術の径部を設ける必要
がない点で製作と組立が簡単になり、サーミスタの長軸
を、必要に応じて、サーミスタ管腔の全体として長手方
向に延びるようにすることができる。更に、本発明の場
合、サーミスタの長さを制御するために導線を曲げる必
要はなく、導線をサーミスタにボンドする領域附近に鋭
く永久的な曲がりが存在することがない。然し、ワイヤ
のこの領域の穏やかで大きな半径は、好ましくはないが
許容可能なものと考えることができる。
言い換えれば、サーミスタ基部の管腔位置からサーミ
スタへ至る導線領域は鋭い永久的な曲がりを欠いてお
り、ねじらないようにすることが望ましい。そのような
位置とサーミスタ間の領域は、ほぼ真直ぐで恒久的に変
形しないことが望ましい。
サーミスタがカテーテル上に取付けた時に高速反応特
性を有するように、カテーテルはその周壁内にカテーテ
ル管腔からチューブ外部へ延びる開口を有する長尺チュ
ーブを有する。上記開口附近の管腔内にはサーミスタ取
付本体を設ける。サーミスタ取付本体はキャビティが径
方向外側へ開いたキャビティを開口において少なくとも
一部形成することが望ましい。サーミスタは少なくとも
一部が取付本体内に存在する。サーミスタにカテーテル
上に取付ける時に高速反応特性を与えるために、サーミ
スタは取付本体からキャビティ内へ突出する。そのた
め、キャビティ内へ突出すサーミスタ部分は本体内の流
体と良好な熱伝導関係にあることになる。この点で、本
発明は取付本体がキャビティを与えず、サーミスタがそ
のようなキャビティ内に延びず、真の高速反応が得られ
ないような従来技術のカテーテルとは異なる。
例えば、装置がチューブ状の導入器から撤去される時
にサーミスタがせん断する危険から保護するために、サ
ーミスタはキャビティの径方向外側方向へ延びないよう
にすることが望ましい。言い換えれば、チューブはボデ
ーラインを有し、サーミスタはそのボデーライン周囲よ
り遠く径方向外側方向に延びることはないようにするこ
とが望ましい。
取付本体はサーミスタとチューブに接着し、それがサ
ーミスタをチューブ上に取付けることができるようにす
ることが望ましい。また、取付本体にはサーミスタを隣
接する管腔の何れからも遮熱する働きを行い、取付本体
内にあるサーミスタ部分を電気的に絶縁する。取付本体
は、また、サーミスタの高さを制御し、それがボデーラ
インを超えて径方向に延びることのないようにするため
に使用することもできる。
サーミスタは高速反応を有するようにチューブやカテ
ーテル本体から遮熱することが望ましいが、温度を測定
する血液やその他の体液とは遮熱しないことが望まし
い。電気絶縁と良好な熱伝導を可能にするため、取付本
体は電気絶縁材料のマトリクスと同マトリクスにより担
われるフイラーを含むことが望ましい。取付本体をより
熱伝導的にするために、フイラーはマトリクスの電気絶
縁材料より熱伝導性を有する材料より構成する。
例えば、フイラーはセラミック、カーボン、又は金属
より構成することができる。これら材料の中では典型的
金属やカーボンよりも電導性が小さいため、セラミック
が好ましい。
体液に対する良好な熱伝導性とチューブやカテーテル
本体に対する良好な遮熱性という両立しない要件を処理
するために、取付本体はサーミスタ管腔壁とサーミスタ
の間に電気絶縁材料のベースを含むこともできる。この
構成の場合、マトリクスはサーミスタと接触し、ベース
と隣接し、必要に応じて優れた熱伝導性を与える。ベー
スは熱的にサーミスタをチューブから遮断する。例え
ば、ベースとマトリクスの電気絶縁材料はウレタンやエ
ポキシのようなポリマー材料とすることができる。マト
リクスとフイラーを使用する場合には、それらを必要に
応じて使用してサーミスタ管腔内にサーミスタを保持し
たり、その保持を助けることができる。
取付本体は異なる形をとることができるが、場合によ
ってはサーミスタ管腔内に収納しサーミスタを支持する
ランプを有するインサートと、サーミスタをランプ上へ
保持する手段とを含む。
上記ランプを使用することにより、サーミスタの高さ
は製作中サーミスタをランプに沿って長手方向に移動さ
せることによって容易に調節することができる。これは
サーミスタの高さを調節する上の補助として使用するこ
とができる。
一好適構造では、チューブは中心管腔と第1と第2の
分離管腔を含む複数の管腔を含む。本例では、中心管腔
と分離管腔とはサーミスタ管腔と貫通管腔間にあること
によって、それらがサーミスタを貫通管腔により担われ
るどんな流体からも遮熱できるようにしている。本例の
カテーテルを使用する際、流体は貫通管腔内へ導入さ
れ、サーミスタを含むチューブの径方向領域へ流れるこ
とが可能になり、中心管腔と分離管腔を使用してサーミ
スタをこの径方向領域内の流体から遮断する。
本発明はその追加的特徴と利点と相俟って、添付図面
と相俟った以下の叙述により最も良く理解することがで
きる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明のカテーテルがどのように使用可能か
を示す心臓例の断面図である。
図2は、ほぼ図1の線2−2に沿って描いた断面図で
ある。
図2aは図2の一部の拡大破断面図である。
図3は、ライン3−3の面上に取ったカテーテルの遠
端部の破断面長手方向断面図である。
図4は図2のライン4−4の面上にとった射出ポート
に隣接するカテーテル領域を示す破断面長手方向図であ
る。
図5は、図5のライン5−5の面上に描いたサーミス
タワイヤのクロスオーバを示す破断面長手方向図であ
る。
図6は、取付本体に取付ける前のサーミスタに隣接す
るカテーテル領域を示す長手方向破断面図である。
図7は、注射材料の一層が付着された後の図6に類似
する断面図である。
図8は、サーミスタ管腔内の所定位置における完成サ
ーミスタ取付本体を示す図6に類似の断面図である。
図9は、本発明のもう一つの実施例を示す図6に類似
の断面図である。
好適例の解説 図1は、本発明の思想に従って構成したカテーテル11
を示す。カテーテル11は静脈又は動脈内に収納され図1
に例解するように、心臓内へ移動するような寸法を有す
る長尺の可撓性カテーテル本体又はチューブ13を含む。
カテーテル11は、基端部15と遠端部17を備え、遠端に隣
接するバルーン19を含む。
カテーテル11はバルーン膨張管腔21(図2)と、貫通
管腔23,中心管腔25,射出管腔27,電気ワイヤ管腔29,およ
びサーミスタ管腔30を含む複数の管腔を備える。管腔の
全てはチューブ13内を基端15から遠端17へと長手方向に
延びる。しかしながら、バルーン膨張管腔21は図3に示
すように遠端17でプラグ31により閉栓する。射出管腔2
7,電線管腔29,およびサーミスタ管腔30も同様に遠端17
で閉栓する。更に、中心管腔25は照明用光ファイバー37
と撮像光ファイバー39を担い(図2と図3)、これらの
ファイバーとこれらファイバーを中心管腔25内に保持す
る接着剤40とにより完全に閉鎖するか閉栓する。光ファ
イバー37,39は中心管腔25から基端15から遠端17へと完
全に延びる。従って、貫通管腔23(図2,3)のみが流体
をカテーテル11を貫いて基端15から遠端17へと完全に伝
達することができる。貫通管腔23は、カテーテルの遠端
17の遠端ポート41(図3)内で終結する。
バルーン膨張管腔21はカテーテル11の基端15からバル
ーン19(図3)へと延びる。種々の異なるバルーン構造
を使用することが可能であるが、本例ではチューブ13の
遠端領域に環状溝43が存在し、バルーン19をその溝43内
に収納し、従来の慣行に従ってチューブ13に接着させ
る。
射出管腔27(図4)はカテーテル11の基端15から射出
ポート45へと延びる。射出ポート45はチューブ壁内に多
数の孔を備えることができる。射出管腔27は管腔27内の
チューブ13に接着させたプラグ47により射出ポート45の
丁度遠端に閉栓する。
絶縁線の形をした電線49(図3)は基端15から電線管
腔29を介して射出ポート45の丁度遠端位置に延びた後、
既知の慣行に従ってサーミスタ管腔30内へクロスオーバ
ーする。殊に、導線49は管腔29,30を分離するチューブ1
3の壁53内の孔を貫いて延び、上記孔は適当な接着剤55
により導線49の周りに密封する。
導線49はサーミスタ管腔30内をサーミスタ57へと延び
る(図8)。導線49はサーミスタ57に接続した短い部分
と、チューブ13を貫いて延びボンド位置52でその短い部
分にボンドされる長い部分を含む。サーミスタ57は通常
のチップ54のガラスビード56を含む。更に、サーミスタ
はガラスビード56をカバーし塩水保護を可能にする電気
絶縁材料の薄い層58(図8)を含むものと考えることが
できる。チューブ13は周壁59(図2,8)と同周壁59内の
開口61を有する。同開口61はサーミスタ管腔30からチュ
ーブ13の外部へと延びる。
サーミスタ57は図8に示すようにサーミスタ取付本体
63によりサーミスタ管腔30に取付ける。取付本体63はや
や凹形の外表面65を有し、同表面はチューブ13と共働し
て開口61で径方向外側へ開くキャビティ67を形成する。
サーミスタ57は取付本体61内に一部を埋込み、取付本
体からキャビティ67へと突出す。サーミスタ57は流体が
キャビティ内に入りその内部を貫流し、サーミスタがそ
の位置でカテーテル11上を通過する流体と良好な伝熱関
係にあるようにキャビティ67内へ突出す。キャビティ67
の容積の一部はサーミスタによって占められる。開口61
とキャビティ67は、十分に大きく、チューブ13に沿って
流れる流体がキャビティ67内に突出すサーミスタ57の一
部上を容易に流れることができるようにする。このこと
によりサーミスタ57はその位置でチューブ13に沿って流
れる任意の流体と良好な伝熱関係におかれることにな
る。
サーミスタ57は長尺で、その長手方向寸法がサーミス
タ管腔30の全体として長手方向に延びるように向いてい
る。かくして、サーミスタ57の長軸はカテーテル11の長
手方向軸に沿って流れる任意の流体の方向とほぼ平行に
延びる。
周壁59は外周表面69を有し、開口61上の表面の輪郭は
チューブ13のボデーライン71となる。サーミスタ57はボ
デーライン71の周囲よりも遠くなく、径方向外側方向へ
と延びる。図解例では、ボデーラインの若干径方向内側
方向へ位置する。
キャビティ67はボデーライン71の径方向内側へ位置
し、サーミスタ57はキャビティ67から延びることはな
い。
位置決めロッド73とプラグ75は、サーミスタ管腔30内
の取付本体63の反対側に設ける。ロッド73は製作中導線
49を位置決めし、プラグ75は開口61の遠方で管腔30を完
全にブロックする。ロッド73とプラグ75は軸方向に隔た
った径方向面内に位置する対向しあう端面77を有する。
取付本体63は異なる方法で構成することができるが、
管腔25,30とサーミスタ57を隔てる壁82と伝熱層83間に
配置される電気絶縁材料のベース81を含むことが望まし
い。伝熱層83は電気絶縁材料のマトリクスと同マトリク
スにより担われるフイラーとから成る。ベース81とマト
リクスは共にチューブ13に接着性の電気絶縁体の材料か
ら構成することが望ましい。また、ベース81の材料は、
良好な遮熱材としてサーミスタ57を貫通管腔23内を流れ
る流体から遮断することが望ましい。一般的にいって、
ベースとマトリクスにはポリマー材料を使用することが
できるが、ウレタンとエポキシが好ましい。
フイラーは電気絶縁材料よりも伝熱性の材料により構
成する。
例えば、フイラーは、セラミック,カーボン,グラフ
ァイト,あるいは銀,ニッケル,金,プラチナ,アルミ
ニウムのような金属とすることができる。適当なセラミ
ックの例としては酸化アルミニウム,窒化アルミニウ
ム,酸化硼素,窒化硼素,酸化シリコン,窒化シリコン
とする。例えば、フイラーはストランド,チョップトフ
ァイバー,又は粒子の形をとることができるが、伝熱性
を向上させるために樹脂状粒子とすることが望ましい。
一例として、好適なセラミック充填エポキシはマスタ
ーボンド社より市販のEP21TDCLV−2ANとすることができ
る。フイラーの材料としてセラミックが好適であるのは
それが導電性を有しないからである。もし導線をフイラ
ーに対して使用する場合には、サーミスタが適当に絶縁
されるように注意を払うべきである。
ベース81と層83の位置は変化させることができる。だ
が、ベース81は壁82と隣接し、プラグ75の面77からロッ
ド73とロッド上の導線49の若干又はその全ての上に延び
るようにすることが望ましい。このことによって管腔30
は開口61の基部で密封され、ロッド73と導線49がしっか
り取付られ、それらはサーミスタ管腔30内で運動しない
ように保持される。
また、ベース81はプラグ75と管腔30の表面間の空間を
何れも密封し、プラグ75をサーミスタ管腔30内に接着す
る。
ベース81は種々の異なる形をとることができるが、本
例では開口61方向に外側に面する凹形外側面84を有す
る。外側面84はサーミスタ57から隔たり、伝熱層83のた
めにベース81とサーミスタ間にスペースを設けることが
望ましい。伝熱層83はサーミスタ57とベース81間にサン
ドイッチ状として、サーミスタの側部周辺を一部延びる
ようにすることが望ましい。かくして、伝熱層を配置す
ることによってチューブ13外部の流体からサーミスタ57
への熱移動を容易にする。伝熱層83は安全に使用できる
ように十分な電気絶縁性と誘電性を有する。
必要とあらば、ウレタンやエポキシのようなベース材
料の非常に薄い層86をサーミスタ57の層58の露出領域上
に配置して電気絶縁することができる。層86は、サーミ
スタと伝熱層83に接着されるけれども、それが取付作用
に仕える意味で実際には取付本体の一部ではない。層86
が非常に薄いのはそれが電気絶縁用にのみ使用されるか
らで、取付本体63の一部と考えることもできるし、考え
ないこともできる。
取付本体63は図6,7の例に示すように構成することが
できる。ロッド73とプラグ75をサーミスタ管腔30内の所
定位置においてサーミスタ57を開口61に隣接して位置決
めし、導線49を図6に示すようにロッド73上に位置決め
する。導線49は必要に応じてロッド73に沿って線形に延
びるようにすることもできるが、本例では、それらは2
つの逆ベンド88,90を形成してロッド73と管腔30の壁間
にそれらを保持するようにする。
ベント88,90は、サーミスタ57の高さを制御するもの
ではなく、導線49の部分がボンドされるボンド位置52の
十分基部に隔てて設ける。
サーミスタ57を図6の位置に支持した形で、図7に示
すようにベース81を開口61内へ注入する。ベース81が硬
化した後、伝熱層83を開口61を介して注入し、硬化させ
図8に示す構造を形成する。
図8に示すように、導線49は通路79内の位置、即ち、
ベンド90とボンド位置52間、特にサーミスタ57へ至る全
工程、あるいはより特定的にいえば、そのガラスビード
56へ至るまで全体として直線形となっている。この領域
における導線49にはねじれや恒久的な曲がりは存在せ
ず、導線は全く恒久的に変形してはいない。
図6,8に例示する導線49の僅かなドレープは、これら
導線に固有の可撓性の結果である。
必要とあらば、伝熱層83を省略して取付本体全部をベ
ース81により構成することもできる。この場合、伝熱層
83をベース81と置換することによって取付本体63が図8
に示すベース81と伝熱層83の組合せと同じ形をとるよう
にする。
図9に別の代替的構成を示すが、同図はカテーテル11
aを示すものである。カテーテル11の一部に相当するカ
テーテル11aの部分は“a"文字を後につけた対応参照番
号を付している。
カテーテル11aは取付本体63aを除いてカテーテル11と
同一である。取付本体63aはロッド73aと一体のランプ85
を含む。同ランプ85は中心通路97を有するプラグを形成
する。ランプ85はフラットで基部方向に延びるにつれて
上部方向に傾斜したランプ面87を有する。従って、ボデ
ーライン71aに対するサーミスタ57aの高さ又は配向は、
組立中にランプ85を長手方向に移動させることで調節で
きる。サーミスタ57aは必要とあらばランプ上部に上昇
させてサーミスタ57aをランプ85へ接着させる取付本体6
3aを付着させることができる。
ロッド73aとそのランプ85は上記のようにセラミック
と共に塩化ポリビニルを含むベース81に好適な材料より
構成することができる。
サーミスタ57aは図8とほぼ同一のボデーライン71a下
部のキャビティ67a内に突出する。だが、サーミスタ57a
は、その長軸が僅かに上部方向に傾斜している。何れに
せよ、導線49aは大きな半径曲線のみがサーミスタ57a付
近にあるように線形通路97を介してボンド位置52とサー
ミスタ57aへとほぼ直線状に延びる。
カテーテル11の使用時、カテーテルチューブ13を患者
の静脈又は動脈を介して周知の技術を用いて心臓内へ導
入する。バルーン19をバルーン膨張管腔21を介して膨張
させ、その膨張バルーンを使用してカテーテルの遠端17
を所望位置へ運ぶ。図1に示す例では、バルーン19を肺
動脈91内に運ぶ。心臓内のチューブ13の位置は実行する
手順によることになる。
例えば、駆出率を計算するにはチューブ13を心臓に挿
入し射出ポート45を右心房93内に、サーミスタ57を肺動
脈91内に遠端17を肺動脈91内に配置する(図1)。その
後、冷たい流体のかたまりを射出ポート45を介して右心
房93内に射出し、右心室95内の血流と混合させることが
できる。
血液と冷たい流体の混合物はカテーテルチューブに沿
い、かつ肺動脈91内のサーミスタ57上を流れる。上記混
合物の温度は心拍毎に変化し、サーミスタ57はそれぞれ
の温度変化を追跡し、段階状の温度チャートを提供する
ことができる。
この情報はその後、既知の技術に従って処理して駆出
率を与えることができる。必要とあらば、貫通管腔23を
介して圧力をモニターすることができる。
図2に示すように、中心管腔25と管腔27,29をサーミ
スタ管腔30と貫通管腔23間に配置し、中心管腔と管腔2
7,29が貫通管腔23により運ばれる流体からサーミスタ57
を遮熱する。この点で、貫通管腔23は医薬のような流体
を運ぶことができる。上記流体はサーミスタにより測定
される温度とは異なる温度であってもよい。かくして、
管腔27,29は分離管腔としての働きを行い、サーミスタ
管腔30を少なくともサーミスタ57が占めるチューブ13の
径方向領域において貫通管腔23から分離する。例えば、
この径方向領域は、図2の面を含み、サーミスタを適当
に隔離するだけの軸方向長さを備えるべきである。図解
例では、この径方向領域は射出ポート45の丁度遠位のプ
ラグ47からチューブ13の遠端17へ延びるものと考えるこ
とができる。また、バルーン膨張管腔はこの分離遮熱作
用を行う。
射出管腔27は冷たい流体を運ぶが、同流体はサーミス
タ57の基部に配置された射出ポート45に排出され、射出
管腔27は射出ポート遠位に閉栓する。従って、サーミス
タ57が占めるチューブ13の径方向領域では射出管腔27は
流体をカテーテル内に通すことはできない。更に、射出
管腔27と電線管腔29をそれらの遠端に閉栓することもで
き、従って、流体をカテーテルを通ってサーミスタ57が
占めるチューブ13の径方向領域に完全に通すことができ
ない。
以上、本発明の実施例を示したが、当業者は、必ずし
も本発明の精神と範囲から逸脱せずに多くの変形・置換
を施すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−10574(JP,A) 特開 平1−56032(JP,A) 特開 平2−159247(JP,A) 特開 平2−1230(JP,A) 特開 平3−114437(JP,A) 特開 昭58−50940(JP,A) 米国特許4796640(US,A) 米国特許4632125(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/02 - 5/0295 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体内の流体の温度を測定するカテーテル
    において、静脈又は動脈内に収納される大きさで、基端
    と遠端、周壁、チューブの内部を長手方向に延びる少な
    くとも一つの管腔と、同菅腔からチューブの外部へ延び
    る周壁内の開口とを有する長尺の当該チューブと; サーミスタと; 前記開口において径方向外側へ開くキャビティを少なく
    とも一部形成する前記開口に隣接する前記管腔内のサー
    ミスタ取付本体と; 少なくとも一領域が前記管腔にあり当該管腔に沿ってサ
    ーミスタに延び当該サーミスタに電気的に接続された前
    記チューブ内の少なくとも一本の導線と;を有し、 前記導体の一領域が前記サーミスタ方向から基部方向に
    実質的に前記管腔に対して同軸に管腔のほぼ長手方向に
    延び、 前記サーミスタが前記取付本体内に少なくとも一部存在
    し前記キャビティ内に突出する部分を有することにより
    当該キャビティ内に突出するサーミスタ部分が生体内の
    流体と良好な伝熱関係に置かれ、 前記取付本体が電気絶縁材料のマトリクスと同マトリク
    スにより担われるフイラーとを含み、同フイラーが電気
    絶縁材料よりも伝熱性のある材料より成る前記カテーテ
    ル。
  2. 【請求項2】前記サーミスタ方向から基部方向へ延びる
    前記導線領域が恒久的に変形されない請求項1のカテー
    テル。
  3. 【請求項3】チューブがボデーラインを有し、キャビテ
    ィがボデーラインの径方向内側にあり、サーミスタがボ
    デーラインより径方向外側を越えない位置に位置する請
    求項1のカテーテル。
  4. 【請求項4】前記フイラーがセラミックである請求項1
    のカテーテル。
  5. 【請求項5】前記取付本体が上部にサーミスタが据付け
    られるランプとサーミスタをランプ上に保持する手段と
    を有する請求項1のカテーテル。
  6. 【請求項6】前記保持手段とランプがポリマー材料を含
    む請求項5のカテーテル。
  7. 【請求項7】前記管腔が複数存在し、そのうちの第2番
    目がチューブの遠端の遠端ポートで開く貫通管腔で、第
    3番目が中心管腔で、第4番目と第5番目が分離管腔
    で、前記中心管腔と分離管腔が前記遠端で閉じ、前記貫
    通管腔によって運ばれる流体をカテーテルを通ってサー
    ミスタの占めるチューブの径方向領域へ完全に通すこと
    ができず、前記中心ならびに分離管腔がサーミスタ管腔
    と貫通管腔間に存在することによって、それらが貫通管
    腔により運ばれる流体からサーミスタを遮熱可能な請求
    項1のカテーテル。
  8. 【請求項8】生体内の流体の温度を測定するカテーテル
    において、静脈又は動脈内に収納される大きさで、基端
    と遠端と、周壁と、チューブ内を長手方向に延びる少な
    くとも一つの管腔と、同菅腔からチューブの外部へ延び
    る周壁内開口と、を有する長尺の当該チューブと; サーミスタと; 前記開口における径方向外側に開くキャビティを少なく
    とも一部形成する前記開口に隣接する前記管腔内のサー
    ミスタ取付本体と; 少なくとも一領域が前記管腔にあり当該管腔に沿ってサ
    ーミスタに延び当該サーミスタに電気的に接続された前
    記チューブ内の少なくとも一本の導線と;を有し、 前記サーミスタが少なくとも一部前記取付本体内に存在
    し、前記キャビティ内に突出する部分を有することによ
    り当該キャビティ内に突出するサーミスタ部分が生体内
    の流体と良好な伝熱関係に置かれ、 前記導線の一領域が恒久的な鋭い曲がりを有さず、 前記取付本体が電気絶縁材料のマトリクスと同マトリク
    スにより担われるフイラーとを含み、同フイラーが電気
    絶縁材料よりも伝熱性のある材料より成る前記カテーテ
    ル。
  9. 【請求項9】前記サーミスタ上に薄い層の絶縁材料を含
    む請求項8のカテーテル。
  10. 【請求項10】生体内の流体の温度を測定するカテーテ
    ルにおいて、静脈又は動脈内に収納される大きさで、基
    端と遠端と、周壁と、チューブ内を長手方向に延びる少
    なくとも一つの管腔と、同菅腔からチューブ外部へと延
    びる周壁内の開口と、を有する長尺の当該チューブと; サーミスタと; 前記開口に隣接する前記管腔内のサーミスタ取付本体
    と;を有し、 前記サーミスタが少なくとも一部取付本体内にあり、当
    該取付本体によりチューブ上に取付けられ、 前記取付本体が電気絶縁材料のマトリクスと同マトリク
    スにより担われるフイラーとを含み、同フイラーが電気
    絶縁材料よりも伝熱性のある材料より成る前記カテーテ
    ル。
  11. 【請求項11】前記フイラーがセラミックより成る請求
    項10のカテーテル。
  12. 【請求項12】前記フイラーがカーボンより成る請求項
    10のカテーテル。
  13. 【請求項13】前記フイラーが金属より成る請求項10の
    カテーテル。
  14. 【請求項14】前記チューブが管腔を形成する壁を備
    え、取付本体が壁とサーミスタ間に電気絶縁材料のベー
    スを含み、前記マトリクスがサーミスタに接触しベース
    に隣接する請求項10のカテーテル。
  15. 【請求項15】ベースとマトリクスの電気絶縁材料がウ
    レタンとエポキシより成る群から選択され、フイラーが
    セラミックである請求項14のカテーテル。
  16. 【請求項16】サーミスタ上に電気絶縁材料の薄い層を
    含み、サーミスタと本体内の流体間を電気絶縁する請求
    項10のカテーテル。
  17. 【請求項17】取付本体が上部にサーミスタが据付けら
    れるランプと当該ランプ上にサーミスタを保持する手段
    とを有する請求項10のカテーテル。
  18. 【請求項18】前記保持手段が前記マトリクスとフイラ
    ーを含む請求項17のカテーテル。
  19. 【請求項19】複数の管腔が存在し、そのうちの第2番
    目のチューブ遠端の遠端ポートで開く貫通管腔で、第3
    番目が中心管腔で、第4番目と第5番目が分離管腔で、
    前記中心ならびに分離管腔が前記遠端で閉じ、前記貫通
    管腔によって運ばれる流体をカテーテルを介してサーミ
    スタが占めるチューブの径方向領域に完全に通すことが
    不可能で、前記中心ならびに分離管腔がサーミスタ管腔
    と貫通管腔との間に存在することによって、それらが貫
    通管腔の運ぶ流体からサーミスタを遮熱可能な請求項10
    のカテーテル。
  20. 【請求項20】前記取付本体が前記開口に径方向外側に
    開くキャビティを少なくとも一部形成し、サーミスタが
    一部取付本体内にあり前記キャビティ内に突出すること
    によってその突出部分が生体内の流体と良好な伝熱関係
    に置かれる請求項10のカテーテル。
  21. 【請求項21】生体内の流体の温度を測定するカテーテ
    ルにおいて、静脈又は動脈内に収納され、基端と遠端
    と、周壁と、チューブ内を長手方向に延びる少なくとも
    一つの管腔と、同菅腔からチューブ外部へ延びる周壁内
    の開口と、を有する長尺の当該チューブと; サーミスタと; 前記チューブにおいてサーミスタが設けられた前記開口
    に隣接する前記管腔内のサーミスタ取付本体と;を有
    し、 前記サーミスタは前記取付本体内に少なくとも一部存在
    し、 前記取付本体は、サーミスタを支持するランプとサーミ
    スタを当該ランプ上に保持する手段とを有し、 前記取付本体が電気絶縁材料のマトリクスと同マトリク
    スにより担われるフイラーとを含み、同フイラーが電気
    絶縁材料よりも伝熱性のある材料より成るカテーテル。
  22. 【請求項22】前記保持手段とランプがポリマー材料を
    含む請求項21のカテーテル。
  23. 【請求項23】保持手段が電気絶縁材料のマトリクスと
    同マトリクスにより担われるフイラーとを含み、前記フ
    イラーが電気絶縁材料よりも伝熱性のある材料より成る
    請求項21のカテーテル。
  24. 【請求項24】前記取付本体が前記開口において径方向
    外側へ開くキャビティを少なくとも一部形成し、サーミ
    スタが取付本体内に一部存在し、前記キャビティ内へ突
    出することによってその突出部分が生体内の流体と良好
    な伝熱関係にある請求項21のカテーテル。
  25. 【請求項25】生体内の流体の温度を測定するカテーテ
    ルにおいて、静脈又は動脈内に収納される大きさで、基
    端と遠端と、周壁と、チューブ内を長手方向に延びる複
    数の管腔とを備える長尺の当該チューブと; サーミスタ管腔内に取付けられるサーミスタと;を有
    し、 前記管腔の一つがサーミスタ管腔で、前記周壁がサーミ
    スタ管腔からチューブ外部へと延びる開口を有し; 前記管腔の第2番目がチューブ遠端における遠端ポート
    で開く貫通管腔であり、 前記管腔の第3番目が中心管腔で、第4番目と第5番目
    が分離管腔で、前記中心ならびに分離管腔が前記遠端で
    閉じ、カテーテルを介してサーミスタの占めるチューブ
    の径方向領域へ前記貫通管腔で運ばれる流体を完全に通
    すことが不可能であり; 前記中心ならびに分離管腔がサーミスタ管腔と貫通管腔
    との間に存在することによって中心ならびに分離管腔が
    貫通管腔が担う流体からサーミスタを遮熱可能とする前
    記カテーテル。
  26. 【請求項26】中心管腔内に取付られ同菅腔を満たす少
    なくとも一本の光ファイバーを含む請求項25のカテーテ
    ル。
  27. 【請求項27】取付本体が前記開口に径方向外側に開く
    キャビティを少なくとも一部形成し、サーミスタが一部
    取付本体内に存在し、前記キャビティ内へ突出すること
    によってそのサーミスタ部分が生体内の流体に対して良
    好な伝熱関係に置かれている請求項25のカテーテル。
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