JP3056912U - O脚矯正トレーニングボード&クッション - Google Patents

O脚矯正トレーニングボード&クッション

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JP3056912U
JP3056912U JP1998004468U JP446898U JP3056912U JP 3056912 U JP3056912 U JP 3056912U JP 1998004468 U JP1998004468 U JP 1998004468U JP 446898 U JP446898 U JP 446898U JP 3056912 U JP3056912 U JP 3056912U
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joint
valgus
ankle joint
varus
leg
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JP1998004468U
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Inventor
奉文 三上
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奉文 三上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 O脚矯正のトレーニングを、家庭で手軽にで
きるように考案した用具 【解決手段】 O脚とは膝関節が内反し、足関節が外反
している状態のことであるから、矯正とは足関節を内反
させ、同時に膝関節を外反させるトレーニングを課すれ
ばよい。カタカナのハの字状に裁断されたメッシュ様の
塩化ビニール系の敷物は、適度な粘性の摩擦係数を有
す。それは、足関節を内反状態に定置づけ、トレーニン
グの進行とともに、足関節に余分な外反力がかかっても
それに従い、足関節が適度に外反して、内反状態を逃が
すことにより、足関節と膝関節を傷めずに、足関節の内
反を促進できる。前面凸状、後面凹状、両側に窪みを有
するウレタンのクッションは圧縮率25%から30%の
ものであり、トレーニングの進行とともに確実に膝関節
の外反を促進せしめるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、O脚、つまり内反膝を、足関節を内反状態に促しつつ、膝関節の外反 を促進せしめ、よって正常な真っすぐな脚に改善する技術である。
【0002】
【従来の技術】
これまでの技術は、二大別することができる。O脚の要因の一つに、足関節にお ける足と脚との捻転を考慮に入れているものと、入れていないものとである。入 れていないものの方では、見かけ上の脚の湾曲を取ることに終始し、湾曲の凸部 を何らかの用具でもって圧迫する技術である。これらは、足関節の捻転、つまり 外反を考慮に入れていないため、施療直後は、一時的な効果があって脚が真っす ぐになったとしても、歩きだすとまた、元に戻ってしまう。次に、足関節におけ る足と脚との捻転を考慮に入れたものの方であるが、これまでのものでは、足関 節における外反を、足関節を傾斜させることによって解消しようとしている。そ ういったものに、足の踵の外方が高く内方が低い履物や、靴の中敷きなどがある (例えば、特開平2−249542公報)。しかし、実際そういったものを履き 、両、足先と踵をくっつけて直立すると、両膝はくっつく。しかしこれは、正常 な脚のように両膝が、外方に向いていない。つまり、膝関節の外反領域の拡大が はかられていないのである。これも前述のように、そういった履物を履いている ときだけ、見かけ上、脚の湾曲がなくなって見えるが、履き続けていても0脚の 改善にはつながらない。ハイヒールを履くとヒップが上がってスタイル良く見え るが、そのことによってヒップが上がることはない。それに似ている。また、す り鉢状の回転板の上に乗って足関節を傾斜させ、回転させることによって足関節 の外反を解消しようとするものもあるが、その装置は、当考案のものよりはるか に複雑、かつ大掛かりであり、コストの面で手軽に家庭で訓練できない(例えば 、特開平8−126654)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 O脚とは、両方の足先と踵をくっつけて直立したとき、両膝がくっつかず、外側 方向に脚が湾曲してみえる脚を言う。しかし、実際に脚の骨が湾曲していること はない。なぜ両膝がくっつかず、外側に湾曲して見えるかというと、膝が双方と も内側に向いているからである。つまり、両膝関節が内反していることにより、 両脚が過内旋になっているのである。そのことによって、膝の間が開き、O脚に なるのである。両方の膝関節を同時に外反させると、脚は真っすぐになり、膝は くっつく。すなわち、O脚とは、膝関節の外反領域が、正面を起点にして正常よ りも少ない脚の状態と言うことができる。よって、この考案が解決しようとする 課題とは、膝関節の外反領域を拡大させることにある。
【0004】 しかし、ここで問題になることは、足関節である。つまり、O脚の両膝関節を外 反させると、膝がくっつくが、今度は両足先が外方に向き過ぎる状態になる。つ まりO脚の足関節は、膝関節の外反領域の過小による運動機能の低劣を、足関節 の外反により補っているのである。つまり、O脚とは、足関節より見れば、足関 節を起点にして脚が内方、足が外方に捻転している状態であると言える。よって 、脚の外旋領域を拡大させることによりO脚を解決しょうとすることとは、足先 を内方に向かわせた状態、つまり足関節の内反状態において、膝関節の外反領域 の拡大をはかることになる。言うなれば、絞ったタオルを逆ひねりすることにも 似た技術である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
足関節の外反により、足先が外方に向いているのを解決する手段として、両足先 を内方に向けて立脚せざるを得ないようにしむけた、つまり両足をハの字にしな いと立脚できないようにしむけた、やや大きめの足型の敷物をハの字状にして板 の上に貼り付ける。この敷物は、足の裏に対し、やや粘性の摩擦係数を有するメ ッシュ様の塩化ビニール系の材質である。このことにより、足をハの字にして膝 をトレーニングさせても、そのことにより、すぐに両足の踵がくっついたり、足 先が離れたりすることはない。そうかといって、トレーニングの時間の経過にか かわらずいつまでも足先がハの字に固定されていることもない。つまり、滑り過 ぎてはトレーニングが成り立たないし、また滑りが全くなかったら、トレーニン グの途中、足関節と膝関節を傷めることになる。しかし、このように足関節にか かる捻転力を適度に逃がす材質により、スムーズに足関節の内反領域と膝関節の 外反領域を拡大するトレーニングが可能になる。
【0006】 次に膝関節の内反により、脚の外旋領域が過小しているのを拡大させる手段とし て、両膝間に圧縮率が25%から30%のもので、前面が凸面のカーブを有し、 後面が凹面のカーブを有する形状のウレタンのクッションを挟む。圧縮率25% から30%の固さは、トレーニング中、両膝関節を屈曲に赴かせず、伸展状態を 保つのに適度である。前面が凸、後面が凹の形状は、両膝関節による負荷に対し 、前方部が反発力大、後方部が小となり、その反発力の差が、膝関節の外反を促 進させ、両脚を内旋させる。
【0007】
【考案の実施の形態】
トレーニング者は、ハの字状に貼付されたメッシュ様の塩化ビニール系の敷物の 上に、両足をハの字にして、つま先をくっつけて立つ。次に体を可能な限り前屈 させてゆく。その時、骨盤を後方に十分引きつつ前屈してゆく。そうすることに より、前屈の限界まで来たとき、両膝関節が十分に内反し、両膝間が十分に開く 。この体勢において、受療者はこの体勢を崩さぬまま、ウレタンのクッションを 両膝間に挟み、骨盤は動かさずに固定したまま、顎を引きつつ上体のみを可能な 限り起こしてゆく。限界まで来たら、今度は骨盤を前方に出しつつ上体を起こし てゆく。すると両膝関節は外反をし始め、両膝間が閉じてくる。この時、副作用 として、両膝関節が屈曲に赴き、膝関節の外反を妨げようとしてくるのであるが 、全面凸面、後面凹面のカーブを有する形状と圧縮率25%から30%の固さを 有するウレタンのクッションが、その力に抵抗し、いやがうえにも、膝は伸展と 外反を促進させられる。上体が十分に起こされ、身体の姿勢が完全起立状態にな ったとき、両膝間は、十分に狭まり、クッションは左右の圧力により、容易に落 下しない。この完全起立状態において、骨盤を前後にゆっくりと振り子のように 移動、反復させると、脚の外旋が、そのたびに促進され、両膝間が、ギュッ、ギ ュッと閉まる。この間において、両膝関節に無理な外反力がかかると、その力は 足関節に至り、足関節を外反せしめ、ハの字が崩れる。つまり、左右の足が縦方 向に平行化することにより、膝関節の損傷と足関節の損傷を防ぐ。トレーニング の繰り返しにより、足のハの字状の定位置が全く崩れたら、再び、両足をつま先 をくっつけてハの字にして立ち、前述の動作を繰り返す。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、手軽、安全に足関節の内反と膝関 節の外反を促進させ、それにより脚の外旋領域を正常域にまで拡大させ、左右の 膝が閉じてくる。
【0009】 また、当技術は、脚の外旋領域の拡大を、足関節の外反の解消において成してい るのであるが、それが従来の技術と異なる特色は、両足関節を起立時において同 時に解消させようとするため、脊柱の正常なカーブと、骨盤の前後の運動を必要 とし、それが結果的には、背骨を正常な位置に位置付け、かつそれを保持する脊 柱起立筋の増強、それから骨盤における腰仙関節の角度の是正を図っていること になる。よってこの技術の解決する効果は、O脚の矯正のみならず、猫背の矯正 、膣の締まりの増強、足腰の冷えの解消、足首の太さの解消。足のむくみの解消 、腰痛、背痛などの解消が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両足をハの字状にして立脚するために、木製の
板の上に貼られたメッシユ様の塩化ビニール系の敷物
と、両膝間に挟むウレタンのクッションの斜視図であ
る。
【図2】両足をハの字状にして立脚するために、木製の
板の上に貼られたメッシュ様の塩化ビニール系の敷物
と、両膝間に挟むウレタンのクッションの平面図であ
る。
【図3】実際にO脚矯正のトレーニングをする者が、当
考案の木製の立脚台に立ち、両膝間に当考案のウレタン
のクッションを挟んで、当考案の技術を実施している断
面図である。
【符号の説明】
1 木製の立脚台。 2 大きめの足型を基に、ほぼ楕円形に近い形状に裁断
したメッシュ様の塩化ビニール系の敷物。片仮名のハの
字状に貼付してある。 3 圧縮率25%から30%のウレタンのクッション。
前面は凸面、後面は凹面になっており、左右には窪みが
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板の上に貼付し、両足を載せる2枚の敷
    物は、つま先の部分は接触しており、上から見て、頂角
    30°から45°の範囲のカタカナのハの字状に設置し
    てある。大きさと形は、トレーニング中、足が最初の定
    位置より、若干移動することを考慮に入れて、普通の成
    人の足よりかなり大きめで、ほぼ楕円形に近い。材質は
    足の裏と適度な粘性の摩擦係数を生じるもので、メッシ
    ュ様に加工した塩化ビニール系のものである。
  2. 【請求項2】 両膝間に挟むウレタンのクッションは、
    形は基本的には長方形を成し、固さは圧縮率25%から
    30%のものである。両膝により負荷される圧力に対し
    前方部と後方部の反発力に差を生じさせるため、全面部
    は、凸面のカーブを有し、後面部は凹面のカーブを有
    す。かつ、膝関節に接触する部分は、膝関節部に密着し
    やすいように窪みを成している。
JP1998004468U 1998-05-18 1998-05-18 O脚矯正トレーニングボード&クッション Expired - Lifetime JP3056912U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7033358B1 (ja) 2021-09-08 2022-03-10 株式会社英電 トレーニング用ゴムまり部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7033358B1 (ja) 2021-09-08 2022-03-10 株式会社英電 トレーニング用ゴムまり部材
JP2023039101A (ja) * 2021-09-08 2023-03-20 株式会社英電 トレーニング用ゴムまり部材

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