JP3056542B2 - 窃盗抑止デバイスのピン−クラッチ機構 - Google Patents

窃盗抑止デバイスのピン−クラッチ機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広くはピン−クラッチ機
構に関し、特に、磁場を掛けることによって、ピンをク
ラッチから外す型のピン−クラッチ機構に関する。本発
明は又上記ピン−クラッチ機構を持つ窃盗抑止デバイス
に関する。
【0002】
【従来の技術】窃盗抑止デバイスは例えば商品の如き物
品に取り付けられ、その物品の盗難を防止する。1つの
壊れやすい流体を持ち、承認無しにこのデバイスを物品
から外そうとして、このデバイスをいじると、この流体
が流れ出て、このデバイスに取り付けられている保護す
べき物品に損傷を与えるようにする型の窃盗抑止デバイ
スが、欧州特許出願公開EP−A1−0404329
号、米国特許4,944,075b号、及び4,67
0,950号に記載されている。このデバイスを最初に
物品から外さずに、このデバイスを取り付けた物品が監
視室から移されると、電子的に警報を出すようになって
いる型の窃盗抑止デバイスが、米国特許証4,481,
428号、4,654,641号、4,670,740
号、及び4,727,360号に記載されている。
【0003】典型的には、この窃盗抑止デバイスはこの
デバイスを物品に取り付ける手段を持ち、この取付け手
段が2つの構成部品から成り、これらが物品の一部分の
両側から互いに組み合わされ、承認無しには、このデバ
イスを物品から外せないないようにしている。1つの代
表例としての上記取り付け手段が、2つの構成部品の一
方に設けられた1本のピンと、このピンを受け入れこれ
を捕捉するために他の一方の部品の中に設けられる手段
とを持っている。このデバイスは、上記ピンを物品の一
部分に刺し通し、他の一方の部品にクラッチ捕捉される
ようにすることによって取り付けられる。
【0004】この窃盗抑止デバイスを上記物品から外す
ことが出来るようにするために、ピンの長手方向の移動
を制止し、ピンを他の一方の部品から外すことが出来な
いようにしている代表的なクラッチ機構が、ピンを軸方
向から受け入れるための1つの軸孔を持つ強磁性の1つ
のアンビルと;上記アンビルとその軸を一つにして一線
上に並び、上記ピンを受け入れ、このピンが上記アンビ
ルの上記軸孔に受け入れられるごとくにする受入れ手段
で、この場合、上記アンビルが上記受入れ手段に対して
上記孔の中心軸に沿って長手方向に移動することが出来
る、ものと;上記アンビルを強制的に上記受入れ手段の
第1の端部に向かって押すバイアス即ち偏移手段と;上
記アンビルと係接し、上記アンビルが上記偏移手段によ
って強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に向かっ
て押されたとき、上記アンビルによって強制的に上記受
入れ手段の上記第1の端部に向かわせられるクラッチ手
段で、この場合、上記クラッチ手段が上記ピンに向かっ
て半径方向の圧力を掛けて上記ピンをしっかりと捕捉
し、これにより、上記クラッチ手段が強制的に上記受入
れ手段の上記第1の端部に向って押されたとき、上記ピ
ンの長手方向の移動を制止する、ものと;を含んでい
る。ピンをクラッチ機構から外すためには、アンビルに
対して軸方向から磁束が掛けられ、アンビルを強制的に
上記受入れ手段の第1の端部から遠ざかる方向に移動さ
せる。窃盗抑止デバイスに用いられるこの型のクラッチ
機構が米国特許証4,523,356号に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ピン
をクラッチ機構から外すために用いられる磁束の量を更
に確実に増加させ、取り外しを更に困難にする手段を提
供することによって改善された、この型のクラッチ機構
を提供し、この場合、大量の磁束を掛ける手段が入手困
難で、又、泥棒が容易に隠し持つことが出来ないものに
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるクラッチ機
構は、1本のピンをその軸方向に沿って受け入れる軸孔
を持つ1つの強磁性アンビルと;上記アンビルとその軸
を一つにして一線上に並び、上記ピンを受け入れ、この
ピンが上記アンビルの上記軸孔に受け入れられるごとく
にする受入れ手段で、この場合、上記アンビルが上記受
入れ手段に対して上記孔の中心軸に沿って長手方向に移
動することが出来る、ものと;上記アンビルを強制的に
上記受入れ手段の第1の端部に向かって押すバイアス即
ち偏移手段と;上記アンビルと係接し、上記アンビルが
上記偏移手段によって強制的に上記受入れ手段の上記第
1の端部に向かって押されたとき、上記アンビルによっ
て強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に向かわせ
られるクラッチ手段で、この場合、上記クラッチ手段が
上記ピンに向かって半径方向の圧力を掛けて上記ピンを
しっかりと捕捉し、これにより、上記クラッチ手段が強
制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に向って押され
たとき、上記ピンの長手方向の移動を制止する、もの
と;及び、上記受入れ手段から離れて設けられ、上記ア
ンビルの軸方向に配置され、上記機構の外部手段によっ
て上記アンビルに軸方向に掛けられる磁束を拡散し、所
定量の上記軸方向に掛けられる磁束が上記偏移手段に打
ち勝ち、上記アンビルを強制的に上記受入れ手段の上記
第1の端部から遠ざかる方向に移動させることを妨げな
いようにする、拡散手段と;を含み、この場合、上記ア
ンビルが上記受入れ手段と上記拡散手段との間に配置さ
れている。
【0007】本発明は、更に、改善された別の型の1つ
のクラッチ機構を提供し、これが更に、この機構の外部
手段によって放射状に掛けられる磁束を差し向けるため
の放射状に配置された極片を含み、これにより、少なく
とも所定量の上記放射状に掛けられた磁束がアンビルの
中に放射状に集中し、偏移手段に打ち勝ち、アンビルを
強制的に受入れ手段の第1の端部から遠ざかる方向に移
動させる。この改善されたクラッチ機構からピンを抜く
ためには、このクラッチ機構に磁束を放射城に掛ける1
つの磁束ソースを使用しなければならない。この場合、
このソースは盗賊が容易に隠し持つことの出来ない構造
のものである。
【0008】本発明はこの改善されたクラッチ機構から
ピンを抜く方法、及びこの取り除きを行う装置を提供す
る。
【0009】本発明は又本発明の改善されたクラッチ機
構を持つ窃盗抑止デバイスを提供する。
【0010】本発明のその他の特徴は実施例の中で説明
する。
【0011】
【実施例】図1を用いて説明すると、本発明のクラッチ
機構10の1つの実施例が、その中に流動性有害物質を持
つ型の二部品構成の窃盗抑止デバイス14の第1の構成部
品12の中に納められている。このデバイス14の第2の構
成部品16が壊れやすいビン18の中に上記有害物質を持っ
ている。第2の構成部品は又、第1の構成部品が第2の
構成部品に取り付けられたとき、クラッチ機構10によっ
て結合されるピン20を持ち、これにより第1及び第2の
構成部品が勝手に分離されることを防ぐ。第2の構成部
品が更にピン20とビン18との間に球22を持ち、これが第
1の部品12を第2の取り除こうとする試みによって引き
起こされるピン20の移動に反応し、ビンを揺らし、上記
有害物質を流出させる。この型の窃盗抑止デバイスが上
述した米国特許4,944,075号に詳細に記載され
ている。
【0012】クラッチ機構10の好ましい実施例は球クラ
ッチ機構で、これが上述した米国特許4,523,35
6号に記載されている。このクラッチ機構10が、1つの
ハウジング24を含み、これが、強磁性のアンビル26、カ
ップ28、ばね30、第1組の2個の球32及び第2組の2個
の球34、を持っている。これらの球32,34 は全て一様な
寸法を持っている。
【0013】ハウジング24の内部は対称形である。この
ハウジング24が実質的に閉鎖された端部21を持ち、この
閉鎖端部に1つの小いさな軸孔36を持ち、孔36の軸線に
沿い長手方向にピン20を受け入れる。
【0014】小いさな孔36に続いて大きな軸方向の孔40
がある。この大きな軸孔40の中にばね30が入り、これが
中心軸38に沿い長手方向に作用する。このばね30の一方
の端がハウジング24の上記閉鎖端部21によって支持さ
れ、他の一方の端部がアンビル26の外周面の1つのばね
案内と結合している。
【0015】このアンビル26が強磁性材料で作られ、こ
れを、1つの電磁石によって、アンビル26をばね30の力
に逆らってハウジング24の閉鎖端部21に向かって引っ張
ることが出来る。このアンビル26は全体的に円筒形で、
ハウジング24の上記大きい孔40に密接する直径を持って
いる。
【0016】ハウジング24は、共通軸38に沿い大きな孔
40に繋がる更に大きい軸方向の孔42を持つ。この更に大
きい孔42がカップ28を持つ。
【0017】アンビル26が、中心軸38に沿いピン20を軸
方向から受け入れる軸孔44を持つ。
【0018】このカップ28は中心軸に対して対称であ
る。カップ28が閉鎖端部46と、テーパーを持つ内壁48
と、及び上記アンビル26を覆う主開口端部50とを持つ。
このカップ28がその閉鎖端部46に小いさな軸方向の開口
部を持ち、中心軸に沿ってアンビルと軸方向に1線に並
び、ピン20を軸方向から受け入れる。カップ28はステン
レス鋼で作られている。
【0019】アンビル26はカップ28に対し中心軸38に沿
って長手方向に移動することが出来る。バネ30はアンビ
ル26をカップ28の閉鎖端部46に向かって押し上げる位置
に置かれている。
【0020】第1組の球32はアンビル26に当接し、ばね
30を介し、アンビル26によってカップの閉鎖端部に向か
って押されている。
【0021】第2組の球34がカップ28の閉鎖端部46の一
番奥に置かれ、ピン20を把持している。カップ28の内壁
48が球32,34 に対してテーパーを持って形成され、第1
組の球32を第2組の球34と異なる半径面の中に置き、第
2組の球をピン20に押し当てるような寸法を持ってい
る。球32が、アンビル26のばね30の力によって、カップ
28の閉鎖端部46に向かって押されると、第1組の球32
が、テーパーの付いたカップ28の内壁48とピン20との間
に第2組の球34を締め付け、第2組の球34を等間隔に離
し、半径的に対称方向から力をピン20に掛け、ピン20を
しっかりと把持し、これによってピン20が長手方向に動
かないように保持する。全ての球32,34 はステンレス鋼
製のボールベヤリングである。
【0022】第1組の球32に当接するアンビル26の面が
外に向かって一様に凹んだ形状を持ち、アンビル26がカ
ップ28の閉鎖端部46に向かって押されたとき、第1組の
球32がこの部分に収まり、ピン20には触れないようにし
ている。この凹面は第1組の球の半径と同じ曲率半径を
持っている。
【0023】ピン20が1つの先端部と1つの頭部とを持
ち、ピン20の先端部を、物品を介して、カップ28の小い
さな孔を経てアンビル26の孔44に差し込むことによっ
て、球クラッチ機構を物品に取り付ける。ピン20が表面
ノッチを持ち、ピン20をアンビルの孔44に差し込んだと
き、第2組の球とこれが係合する。このノッチによっ
て、この球−クラッチ機構の使用者にピンの差込み深さ
を知らせ、第2組の球34のピン20に対するクラッチ即ち
把持を強調する。ピン20はステンレス鋼で作られてい
る。
【0024】クラッチ機構が、更に、強磁性シールド52
を含み、これがアンビル26に対して軸方向に配置され、
クラッチ機構の外部の手段によってアンビルの軸方向に
掛けられる磁束の拡散手段で、所定量の上記軸方向に掛
けられる磁束が、ばねによって掛けられるバイアス力に
打ち勝ち、アンビル26をカップ28の閉鎖端部46から遠ざ
かる方向に引き離すことを妨げないようにする。このシ
ールド52は、カップ28の閉鎖端部46の反対側の、クラッ
チ機構10の端部に設けられる。
【0025】このクラッチ機構の構造は、磁束がクラッ
チ機構に半径方向から掛かり、ばね30によって掛けられ
るバイアス力に打ち勝ち、アンビル26がカップ28の閉鎖
端部46から離れる方向に動き、第1組の球32を介して、
ピン20を第2組の球34の把持から解放し、これによっ
て、第1の構成部品12を第2の構成部品16から離すこと
が出来る、ように作られている。更に、バネ30のバイア
ス力に打ち勝つためにアンビル26に半径方向から掛けら
れる磁束を軸方向に集中し、アンビル26をカップ28の閉
鎖端部46から遠ざけるために、クラッチ機構10が半径方
向に配置される1つの強磁性の極片54を含み、外部手段
によって半径方向に掛けられる磁束をクラッチ機構10に
差し向け、少なくとも所定量の上記半径方向に掛けられ
る磁束がアンビル26の中に軸方向に集中されるようにす
る。この実施例においては、極片54は強磁性の1つの円
盤状リングであり、孔の中心軸38に対して直角な面の中
で、カップ28の閉鎖端部に隣接して設けられている。
【0026】窃盗抑止デバイス14が、磁束を上記クラッ
チ機構10に半径方向に掛けるために特別に設計された磁
束ソース装置60の中に置かれたとき、磁束が窃盗抑止デ
バイス14のクラッチ機構10に半径方向に掛けられる。こ
の磁束ソース装置60は磁石62及び強磁性の極片64を含
む。
【0027】この磁石62が上記の所定量以上の磁束を持
ち、又南北の磁極を持ち、窃盗抑止デバイス14が図1に
示すごとく磁束ソース装置60の中に置かれたとき、この
磁極がクラッチ機構10の中心軸38と一線上に並ぶ。磁石
62の一方の極が極片64に接触している。
【0028】極片64が磁石62と同軸に配置され、水平の
基板と、その端が縁66で終わるほぼ垂直の壁とを持つ同
軸のシェルを含み、この縁から上記の所定の磁束量を越
える量の磁束が磁石62の軸に向かって半径方向に掛けら
れる。窃盗抑止デバイス14が図1に示すごとく磁束ソー
ス装置60の中に置かれたとき、極片64の縁66から半径方
向に掛けられる磁束が、先ず、クラッチ機構14の半径方
向に配置された極片54と一線上に並ぶ、磁石62の先の面
の中で、磁石62の軸に向かって流れる。
【0029】クラッチ機構10の極片54の形は円盤状のリ
ングで、従って、窃盗抑止デバイス14が図1に示すごと
く磁束ソース装置60の中に置かれたとき、この極片は極
片64の縁66近くに伸びている。
【0030】窃盗抑止デバイス14が図1に示すごとく磁
束ソース装置60の中に置かれたとき、クラッチ機構10の
極片54の、磁束ソース装置60の極片64に対する配置は、
磁束ソース装置の極片によって半径方向に掛けられる磁
束を差し向けて、半径方向に掛けられる少なくとも上記
所定量の上記磁束をアンビル26に集中し、これによっ
て、ばね30によって掛けられるバイアス力に打ち勝ち、
アンビル26をカップ28の閉鎖端部46から遠ざかる方向に
動かす、ような配置である。
【0031】図2によって説明すると、本発明のクラッ
チ機構の別の実施例が二部品構成の窃盗抑止デバイス74
の第1の構成部品72の中に含まれ、このデバイスが1つ
の電子トランスポンダー76を含み、このデバイスが取り
付けられた物品が、先ず、このデバイスを物品から外す
ことなく、監視室から移されたとき、これが警報を出
す。この窃盗抑止デバイスが上述した米国特許4,48
1,428、4,654,641、4,670,74
0、及び4,727,360の各号に記載されている。
デバイス74の第1の構成部品72が電子トランスポンダー
76を持ち、第2の構成部品78がピン78を含み、第1の部
品と第2の部品とが勝手に分離されるのを防ぐために、
第1の部品72が第2の部品78に取り付けられたとき、こ
のピンがクラッチ機構70によって結合される。
【0032】シールド52及び極片54を除いて、このクラ
ッチ機構70は図1に示すクラッチ機構と構造及び作用が
同じである。
【0033】クラッチ機構70がドーム80を含み、これ
が、電子トランスポンダー76を含む第1の構成部品72の
一部分から延出している。
【0034】このクラッチ機構70が、更に、強磁性シー
ルド82を持ち、これが、アンビル26に対して軸方向に配
置され、クラッチ機構70の外の手段によってアンビルに
軸方向に掛けられる磁束を拡散させ、所定量の上記軸方
向に掛かる磁束が、ばね30によって掛けられるバイアス
力に打ち勝ち、アンビル26をカップ28の閉鎖端部46から
遠ざかる方向に動かすことを妨げないようにする。シー
ルド82は、カップ28の閉鎖端部46の反対側のクラッチ機
構70の端部の、ドーム80の湾曲した端部に置かれる。
【0035】クラッチ機構70の構造は次のごとくであ
る、即ち、磁束をクラッチ機構70に半径方向から掛け、
アンビル26が、ばね30によって掛けられるバイアス力に
強制的に打ち勝ち、カップ28の閉鎖端部46から遠ざかる
方向に動き、ピン78を第1組の球32の把持から解放し、
第1の構成部品72を第2の構成部品78から引き離すこと
が出来るようにする。ばね30のバイアス力に打ち勝ち、
アンビル26をカップ28の閉鎖端部46から遠ざかる方向に
強制的に動かすために、アンビル26に半径方向から掛け
る磁束密度を軸的に集中するために、このクラッチ機構
70が半径方向に配置された強磁性極片84を含み、これに
よって、外の手段によって半径方向に掛けられる磁束を
クラッチ機構70に差し向け、少なくとも所定量の上記半
径方向に掛けられる磁束がアンビル26の軸方向に集中す
るようにする。この実施例においては、極片84が同軸方
向に伸びる強磁性のリングで、カップ30の閉鎖端部近く
に配置されている。
【0036】このクラッチ機構70に磁束を半径方向から
掛けるように特別に設計された磁束ソース装置90の中に
この窃盗抑止デバイス74が置かれたとき、磁束が、この
窃盗抑止デバイス74のクラッチ機構70に半径方向から掛
けられる。この磁束ソース装置90は磁石92と強磁性極片
94とを含む。
【0037】磁石92が上記所定量の磁束以上の磁束量を
持ち、南北の極軸を持ち、図2に示すごとく、窃盗抑止
デバイス74を磁束ソース装置90の中に置いたとき、この
軸がクラッチ機構70の中心軸38と一線上に並ぶ。この磁
石92の一方の極が極片94に接している。
【0038】極片94が磁石92と同軸に配置され、基板と
縁96で終わる垂直壁とを持つ同軸のシェルを含み、この
縁は、磁石92の上方の1つの面の中で磁石92の軸線に向
かって伸び、上記磁束の所定量を越える量の磁束を1つ
の面の中で磁石92の軸に向かって差し向ける。この面
は、窃盗抑止デバイス74が図2に示すごとく磁束ソース
装置90の中に置かれたとき、磁石92の上方にあり、クラ
ッチ機構70の極片84と一線上に並ぶ面である。
【0039】クラッチ機構70の極片84の形は同軸に伸び
るリングの形をしており、図2に示すごとく、窃盗抑止
デバイス74が磁束ソース装置90の中に置かれたとき、こ
の極片が半径方向から掛けられる磁束をアンビル26の軸
方向により良く差し向けるような形をしている。ハウジ
ング24の上の方向に伸びる極片84の上の部分がフレヤー
状に外向きに拡がり、窃盗抑止デバイス74が図2に示す
ごとく磁束ソース装置90の中に置かれたとき、磁束ソー
ス装置90の極片94に近付く方向に伸びている。
【0040】窃盗抑止デバイス74が図2に示すごとく磁
束ソース装置90の中に置かれたとき、クラッチ機構70の
極片84が、磁束ソース装置90の極片94に対して、磁束ソ
ース装置の極片94によって半径方向に掛けられる磁束を
軸方向に差し向け、又、上記半径方向の少なくとも所定
量の磁束をアンビル26の中に集中し、これによって、ば
ね30によって掛けられるバイアス力に打ち勝ち、アンビ
ル26を強制的に、カップ28の閉鎖端部46から遠ざかる方
向に動かす。
【0041】図示していない別の実施例においては、図
1に示す形状を持つ窃盗抑止デバイスのためのクラッチ
機構が、図1で説明したクラッチ機構10の全ての構成部
品を含み、更に、図2の実施例に示した極片84の如き強
磁性の同軸に伸びるリング状の極片を含み、この追加極
片が、極片84と同じようにして、カップ30の閉鎖端部近
くに配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、1つの型の窃盗抑止デバイスに用いら
れる本発明によるクラッチ機構の1つの実施例で、この
クラッチ機構からピンを外すために用いられる1つの装
置の実施例と共に示す断面図である。
【図2】図2は、別の型の窃盗抑止デバイスに用いられ
る本発明によるクラッチ機構の別の実施例で、このクラ
ッチ機構からピンを外すために用いられる装置の別の実
施例と共に示す断面図である。
【符号の説明】
10…クラッチ機構、12…第1の構成部品、14…二
部品構成の窃盗抑止デバイス、16…第2の構成部品、
20、78…ピン、26…ハアンビル、28…受入れ手
段(カップ)、30…偏移手段(ばね)、32、34…
クラッチ手段(2つの球)、38…(中心)軸、44…
軸孔、46…閉鎖端部、48…テーパーを持つ内壁、5
0…主開口端部、52、82…強磁性シールド、60…
磁束ソース装置、62、92…磁石、54,64、94
…強磁性の極片、66、96…縁、70…クラッチ機
構、76…トランスポンダー、84…極片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンカーン・エイチ・シャーロット・ジ ュニア アメリカ合衆国、フロリダ州 33703、 セイント・ピータースバーグ、エヌ・イ ー、ミシガン・アベニュー 2079 (56)参考文献 特開 平3−119498(JP,A) 特開 昭62−66400(JP,A) 米国特許4523356(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/22 - 13/24 G08B 15/02 E05B 47/00 E05B 73/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンの長手方向の移動を制止するための
    クラッチ機構(10,70 )で、これが、1本のピン(20,7
    8 )をその軸方向に沿って受け入れる軸孔(44)を持つ
    1つの強磁性アンビル(26)と;上記アンビルとその軸
    を一つにして一線上に並び、このピンが上記アンビルの
    上記軸孔に受け入れられる上記ピンを受け入れる、受入
    れ手段(28)で、この場合、上記アンビルが上記受入れ
    手段に対して上記孔の中心軸に沿って長手方向に移動出
    来る、ものと;上記アンビルを強制的に上記受入れ手段
    の第1の端部(46)に向かって押すバイアス即ち偏移手
    段(30)と;上記アンビルと係接し、上記アンビルが上
    記偏移手段によって強制的に上記受入れ手段の上記第1
    の端部に向かって押されたとき、上記アンビルによって
    強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に向かわせら
    れるクラッチ手段(32)で、この場合、上記クラッチ手
    段が上記ピンに向かって半径方向の圧力を掛けて上記ピ
    ンをしっかりと捕捉し、これにより、上記クラッチ手段
    が強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に向って押
    されたとき、上記ピンの長手方向の移動を制止する、も
    のと;及び上記受入れ手段から離れて設けられ、上記ア
    ンビルの軸方向に配置され、上記機構の外部手段によっ
    て上記アンビルに軸方向に掛けられる磁束を拡散し、所
    定量の上記軸方向に掛けられる磁束が上記偏移手段に打
    ち勝ち、上記アンビルを強制的に上記受入れ手段の上記
    第1の端部から遠ざかる方向に移動させることを妨げな
    いようにする、拡散手段(52,82 )と;を含み、この場
    合、上記アンビルが上記受入れ手段と上記拡散手段との
    間に配置されている、ピンの長手方向の移動を制止する
    ためのクラッチ機構。
  2. 【請求項2】 1本のピンの長手方向の移動を制止する
    球及びクラッチ機構で、これが、軸方向に開けられた1
    つの孔(44)を持ち、この孔に1本のピン(20,78 )を
    その軸方向に沿って受け入れる、1つの強磁性アンビル
    (26)と;1つの閉鎖端部(46)と、テーパーを持つ内
    壁(48)と、1つの主開口端部(50)と、を持つ放射状
    に対称形の1つのカップ(28)で、上記アンビルを覆
    い、上記アンビルと同一軸線上に並び、上記ピンを軸線
    上に受け入れ、これを上記アンビルの上記孔に軸方向か
    ら受け入れ、この場合、上記アンビルが上記カップに対
    して、上記孔の中心軸に沿って長手方向に移動すること
    が出来る、ものと;上記アンビルを強制的に上記カップ
    の上記閉鎖端部に向かって押す偏移手段(30)と;上記
    カップの中の、所定数の第1組の均一の寸法を持つ球
    (32)で、上記アンビルに係接し、上記アンビルが上記
    偏移手段によって閉鎖端部に向かって強制的に押された
    とき、上記アンビルによってカップの閉鎖端部に向かっ
    て強制的に押される、ものと;上記カップの一番奥の閉
    鎖端部の中の、所定数の第2組の均一の寸法を持つ球
    (34)で、上記カップ及び上記アンビルの上記孔に軸方
    向から受け入れられた上記ピンを捕捉し、この場合、上
    記カップの内壁が、上記球に関して、上記第1組及び第
    2組の球を異なった放射状平面に並ばせ又上記第2組の
    球を上記ピンに接触させる如き寸法及びテーパーを持
    ち、又、第1組の球が上記カップの閉鎖端部に向かって
    強制的に押されたとき、上記第1組の球が上記第2組の
    球を上記カップの内壁と上記ピンとの間に押し込み、上
    記第2組の球が均一な間隔を持って並び、対称的に半径
    方向の圧力を上記ピンに掛け、上記ピンをしっかりと捕
    捉し、これにより、上記ピンの長手方向の移動を制止す
    る、ものと;及び、上記アンビルの軸方向に配置され、
    上記機構の外部手段によって上記アンビルに軸方向に掛
    けられる磁束の拡散手段(52,82 )で、これにより、所
    定量の上記軸方向に掛けられる磁束が上記偏移手段に打
    ち勝ち、上記アンビルを強制的に上記カップの閉鎖端部
    から遠ざかる方向に移動させることを妨げないようにす
    る、ものと;を含む、1本のピンの長手方向の移動を制
    止する球及びクラッチ機構。
  3. 【請求項3】 保護物品の窃盗抑止デバイスで、これ
    が、上記デバイスを上記物品に取り付ける手段で、上記
    の取付け手段が2つの構成部品で構成され、これらが、
    上記物品の一部分の向き合った側面で互いに組み合わさ
    れ、上記デバイスが上記物品から承認無く外されること
    を防ぎ、この場合、上記取付け手段が、一方の構成部品
    の中にヘッドを持つ1本のピン(20,78 )と、他の一方
    の構成部品の中に置かれる1つのクラッチ機構(10,70
    )とを含み、上記機構が上記ピンを把持して所定強さ
    の制止力を与え、上記部品をこじあけたり引っ張ったり
    して上記部品を引き離すことが出来ないようにする、も
    のと;上記ピンを軸方向に沿って受け入れる軸方向の孔
    (44)を持つ1つの強磁性アンビル(44)と;上記アン
    ビルと同一軸線上に配列され、上記アンビルの上記孔に
    よって軸方向から受け入れられる上記ピンをその軸に沿
    い受け入れる受入れ手段(28)で、この場合、上記アン
    ビルが上記受入れ手段に対して上記孔の中心軸に沿って
    長手方向に移動することが出来る、ものと;上記アンビ
    ルを強制的に上記受入れ手段の第1の端部(46)に向か
    って押す偏移手段(30)と、上記アンビルに係接し、上
    記アンビルが上記偏移手段によって強制的に上記受入れ
    手段の上記第1の端部に向かって押されたとき、上記ア
    ンビルによって強制的に上記受入れ手段の上記第1の端
    部に向かわせられるクラッチ手段(32)で、この場合、
    上記クラッチ手段が上記ピンに向かって半径方向の圧力
    を掛けて上記ピンをしっかりと捕捉し、これにより、上
    記クラッチ手段が強制的に上記受入れ手段の上記第1の
    端部に向って押されたとき、上記ピンの長手方向の移動
    を制止する、ものと;及び、上記受入れ手段から離れて
    設けられ、上記アンビルの軸方向に配置される手段(5
    2,82 )で、上記機構の外部手段によって上記アンビル
    に軸方向に掛けられる磁束を拡散し、所定量の上記軸方
    向に掛けられる磁束が上記偏移手段に打ち勝ち、上記ア
    ンビルを強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部から
    遠ざかる方向に移動させることを妨げないようにする、
    拡散手段(52,82 )と;を含み、この場合、上記アンビ
    ルが上記受入れ手段と上記拡散手段との間に配置されて
    いる、保護物品の窃盗抑止デバイス。
  4. 【請求項4】 更に、上記機構の外部手段によって放射
    状に掛けられる磁束を差し向ける、1つの放射状に配置
    される極片(54,84 )で、これにより、少なくとも所定
    量の上記放射状に掛けられる磁束が上記アンビルの軸方
    向に集中し、上記偏移手段に打ち勝ち、上記アンビルを
    上記カップの閉鎖端部から遠ざかる方向に移動させる、
    ものを含む、請求項1,2又は3のいずれかに記載の機
    構。
  5. 【請求項5】 上記極片が強磁性の円盤状リング(54)
    を含み、これが、上記軸(38)に対して直角の1つの面
    の中に、上記受入れ手段に隣接して配置される、請求項
    4記載の機構。
  6. 【請求項6】 上記極片が強磁性の円盤状リング(84)
    を含み、これが、上記受入れ手段に隣接し且つ上記軸
    (38)と同軸に配置される、請求項4記載の機構。
  7. 【請求項7】 ピンの長手方向の移動を制止するための
    クラッチ機構(10,70 )で、これが、1本のピン(20,7
    8 )をその軸方向に沿って受け入れる軸孔(44)を持つ
    1つの強磁性アンビル(26)と;上記アンビルとその軸
    を一つにして一線上に並び、上記アンビルの上記軸孔に
    受け入れられる上記ピンを受け入れる、受入れ手段(2
    8)で、この場合、上記アンビルが上記受入れ手段に対
    して上記孔の中心軸に沿って長手方向に移動出来る、も
    のと;上記アンビルを強制的に上記受入れ手段の第1の
    端部(46)に向かって押すバイアス即ち偏移手段(30)
    と;上記アンビルと係接し、上記アンビルが上記偏移手
    段によって強制的に上記受入れ手段の上記第1の端部に
    向かって押されたとき、上記アンビルによって強制的に
    上記受入れ手段の上記第1の端部に向かわせられるクラ
    ッチ手段(32)で、この場合、上記クラッチ手段が上記
    ピンに向かって半径方向の圧力を掛けて上記ピンをしっ
    かりと捕捉し、これにより、上記クラッチ手段が強制的
    に上記受入れ手段の上記第1の端部に向って押されたと
    き、上記ピンの長手方向の移動を制止する、ものと;及
    び、上記機構の外部手段によって放射状に掛けられる磁
    束を差し向ける、1つの放射状に配置される極片(54,8
    4 )で、これにより、少なくとも所定量の上記放射状に
    掛けられる磁束が上記アンビルの軸方向に集中し、上記
    偏移手段に打ち勝ち、上記アンビルを上記受入れ手段の
    閉鎖端部から遠ざかる方向に移動させる、ものと、を含
    む、ものと、及び、1つの磁束ソース装置(60,90 )
    で、これが、上記所定磁束量を超える磁束を与えるた
    め、軸方向に配置される1つの磁石(62,92 )と;上記
    磁石に組み合わされ、上記磁石と同軸に配置される極片
    (64,94 )で、上記磁石の先の1つの面の中で、半径方
    向から上記磁石の軸に向かって、上記所定の磁束量を超
    える磁束を与える、ものと;1つの位置に上記クラッチ
    機構を受け入れる手段(60,90 )で、この位置におい
    て、上記クラッチ機構の上記極片が、上記磁束ソース装
    置の極片に対して、上記磁束ソース装置の極片によって
    放射状に掛けられる磁束を差し向け、又、上記放射状に
    掛けられた磁束の少なくとも上記所定量を上記アンビル
    の中に集中し、これにより、上記偏移手段に打ち勝ち、
    上記アンビルを強制的に上記受入れ手段の第1の端部か
    ら遠ざかる方向に移動させる、ものと;を含む、ものと
    からなる組合わせ体。
  8. 【請求項8】 上記クラッチ機構の上記極片が強磁性の
    円盤状リング(54)を含み、これが、上記軸(38)に対
    して直角の1つの面の中に、上記受入れ手段に隣接して
    配置され、又、上記磁束ソース装置(60)の極片(64)
    が縁(66)で終り、この縁が、上記クラッチ機構(10)
    が上記磁束ソース装置によって上記位置に受け入れられ
    たとき、上記クラッチ機構の強磁性の円盤状リングに隣
    接する、請求項7記載の組み立て体。
  9. 【請求項9】 上記クラッチ機構(70)の極片が強磁性
    の同軸に延びる1つのリング(84)を含み、これが、上
    記受入れ手段(28)の第1の端部に隣接し、且つ、上記
    軸(38)に同軸に設けられ、又、上記磁束ソース装置
    (90)の極片(94)が1つの縁(96)で終り、この縁
    が、上記軸に向かって放射状に延び、上記クラッチ機構
    (70)が上記磁束ソース装置によって上記位置に受け入
    れられたとき、上記クラッチ機構の強磁性の円盤状リン
    グに隣接して配置される、請求項7記載の組み立て体。
  10. 【請求項10】 1本のピン(20,78 )をクラッチ機構
    (10,70 )から取り除く方法で、上記機構が、上記ピン
    を軸方向から受け入れるための1つの軸孔(44)を持つ
    強磁性のアンビル(26)と;上記アンビルとその軸を一
    つにして一線上に並び、上記ピンを受け入れ、このピン
    が上記アンビルの上記軸孔に受け入れられるごとくにす
    る受入れ手段(28)で、この場合、上記アンビルが上記
    受入れ手段に対して上記孔の中心軸に沿って長手方向に
    移動することが出来る、ものと;上記アンビルを強制的
    に上記受入れ手段の第1の端部(46)に向かって押すバ
    イアス即ち偏移手段(30)と;上記アンビルと係接し、
    上記アンビルが上記偏移手段によって強制的に上記受入
    れ手段の上記第1の端部に向かって押されたとき、上記
    アンビルによって強制的に上記受入れ手段の上記第1の
    端部に向かわせられるクラッチ手段(32)で、この場
    合、上記クラッチ手段が上記ピンに向かって半径方向の
    圧力を掛けて上記ピンをしっかりと捕捉し、これによ
    り、上記クラッチ手段が強制的に上記受入れ手段の上記
    第1の端部に向って押されたとき、上記ピンの長手方向
    の移動を制止する、ものと;及び、上記機構の外部手段
    によって放射状に掛けられる磁束を差し向ける、1つの
    放射状に配置される極片(54,84 )で、これにより、少
    なくとも所定量の上記放射状に掛けられる磁束が上記ア
    ンビルの軸方向に集中し、上記偏移手段に打ち勝ち、上
    記アンビルを上記受入れ手段の閉鎖端部から遠ざかる方
    向に移動させる、ものと、を含み、上記方法が、上記ク
    ラッチ機構の上記受入れ手段の第1の端部に隣接する区
    域に向かって、上記所定磁束量を超える磁束量を外方向
    から放射状に掛ける、手順を含む、1本のピン(20,78
    )をクラッチ機構(10,70 )から取り除く方法。
  11. 【請求項11】 上記手順が次の手順、即ち、(a)上
    記所定磁束量を超える磁束を与えるため、軸方向に配置
    される1つの磁石(62,92 )と;上記磁石に組み合わさ
    れ、上記磁石と同軸に配置される極片(64,94 )で、上
    記磁石の先の1つの面の中で、半径方向から上記磁石の
    軸に向かって、上記所定の磁束量を超える磁束を与え
    る、ものと、を含む、1つの磁束ソース装置(60,90 )
    を設け;及び、(b)上記磁束ソース装置の中の1つの
    位置に上記クラッチ機構を受け入れ、上記クラッチ機構
    の上記極片が、上記磁束ソース装置の極片に対して、上
    記磁束ソース装置の極片によって放射状に掛けられる磁
    束を差し向け、又、上記放射状に掛けられた磁束の少な
    くとも上記所定量を上記アンビルの中に集中し、これに
    より、上記偏移手段に打ち勝ち、上記アンビルを強制的
    に上記受入れ手段の第1の端部から遠ざかる方向に移動
    させる、ごとくにする、ことによって完成される、請求
    項10記載の方法。
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