JP3056493U - 非常用警報装置 - Google Patents

非常用警報装置

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JP3056493U
JP3056493U JP1998005959U JP595998U JP3056493U JP 3056493 U JP3056493 U JP 3056493U JP 1998005959 U JP1998005959 U JP 1998005959U JP 595998 U JP595998 U JP 595998U JP 3056493 U JP3056493 U JP 3056493U
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JP
Japan
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JP1998005959U
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Inventor
正人 早川
武利 畑中
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Shoden Corp
Toenec Corp
Original Assignee
Shoden Corp
Toenec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動可能に構成した人体検知部を複数備え、
検知エリアを任意の方向に設定可能とする。 【解決手段】 危険区域に入った作業員を検知する人体
検知センサと、この検知センサによる検知信号に基づい
て作業員に警報信号を送信すると共にブザーを駆動する
警報手段と、を備えた非常用警報装置に関する。人体検
知センサ23,24を内蔵した複数の人体検知部21,
22を備え、これらの人体検知部21,22を回動可能
に構成して検知エリアを任意の方向に設定可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、変電所構内、送電鉄塔、ビルの屋上等の各種作業現場において、作 業員に対する注意、警報を行うための非常用警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、各種の危険区域に作業員が侵入するのを防止する方法としては、危険区 域にロープや仮設防護柵を設置するのが一般的である。 それにも関わらず、作業員がうっかりして危険区域に侵入した場合、周囲の作 業員は気付かないことが多いため、専任の監視員等に監視させているのが現状で ある。
【0003】 一方、最近では、作業員が被るヘルメットに無線式の送受信機を取り付け、遠 隔の事務所等との間で作業の指示や報告を可能にしたものも提供されている。 この無線通信システムを利用すれば、危険区域に侵入した作業員に対して音声 等による警告を行うことが可能である。
【0004】 しかるに、送受信機内蔵のヘルメットは重量が増加して作業能率を低下させる 欠点があるほか、上記送受信機を介して警告を行うとしても、ある作業員が危険 区域に入ったこと自体は監視員や周囲の作業員が肉眼で確認しなくてはならない 。 すなわち、専任の監視員等を必要とする点では前述のロープや防護柵を使用す る危険防止方法と何ら異なるところはなく、いずれにしても監視要員の確保や人 件費の増加を招くという問題があった。
【0005】 そこで本考案は、作業員の危険区域への侵入を自動的に検知し、その作業員本 人や周囲の作業員にブザー音、振動等により警報を伝達して監視労力の軽減、事 故の未然防止を図った非常用警報装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、危険区域に入った作業員を検知する人体 検知センサと、この検知センサによる検知信号に基づいて作業員に警報信号を送 信すると共にブザーを駆動する検地装置兼送信機等の警報手段と、を備えた非常 用警報装置において、前記人体検知センサを内蔵した人体検知部を複数備え、こ れらの人体検知部を回動可能に構成して検知エリアを任意の方向に設定可能とし たこものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図に沿って本考案の実施形態を説明する。 図1はこの実施形態の構成を示す斜視図である。図において、11は警報装置 本体であり、その内部には検知装置兼送信機12、電源となる充電可能なバッテ リー13、ブザー14が配置され、本体11の下面には送信機12に接続された アンテナ16が設置されている。
【0008】 また、本体11の上面には、人体検知部21,22が配置されており、これら の人体検知部21,22は軸21a,22aを中心とする360度の範囲で任意の 位置に回動させて位置決めすることが可能である。なお、人体検知部の数は3個 以上でも良い。
【0009】 人体検知部21,22は、内部に赤外線センサ、超音波センサ、光電式センサ 等の人体検知センサ23,24を備えており、前面のスリット25,26を介し て赤外線や超音波の送受信が可能である。なお、人体検知センサ23,24は前 記検知装置兼送信機12に接続されており、この検知装置兼送信機12により赤 外線や超音波等の送受信制御、後述する作業員の受信機に対する警報送信、及び 前記ブザー14の駆動制御が行われる。
【0010】 本体11の下面には円筒状の支持部15が設けられており、例えばこの警報装 置をカラーコーン31等の上端部に装着することで設置可能になっている。 また、支持部材としては、上記カラーコーン31の他に胆管パイプを用いて挟 み込んだり、マグネットを利用して鋼材に取り付けても良い。
【0011】 この実施形態の動作の概要を述べると、回動により所定の位置にセットされた 人体検知部21,22が危険区域内の作業員の存在を検出すると、検出信号が検 知装置兼送信機12に送られる。検知装置兼送信機12では、各作業員が携帯し ている小型の受信機に向けてアンテナ16から微弱電波の警報信号を送ると共に 、前記ブザー14を駆動して周辺に警報音を発生する。
【0012】 各作業員の受信機が検知装置兼送信機12からの警報信号を受信すると、この 受信機に内蔵されたバイブレータを駆動することにより、危険事態の発生を各作 業員に伝達することができ、危険区域に侵入した本人のみならず、周囲の作業者 の注意も促すことができる。従って、周囲にいる作業者が本人に口頭で注意する ことで、危険回避が可能になる。
【0013】 次に、図2は本実施形態の使用状態を示している。この例は、例えば変電所構 内の作業現場に本考案の非常用警報装置を設置した場合のものである。 図において、41は作業現場、42は稼働状態にある危険区域であり、本考案 の警報装置は危険区域42の外側に2台対向して設置されている。また、人体検 知部21,22は、上記危険区域42に侵入しようとする作業者を検知エリア内 にとらえることができるように回動させてセットしてある。
【0014】 いま、作業員M1が危険区域42に入ろうとすると、人体検知部21,22が 作業員M1を検知し、前述した動作によってブザーを鳴らすと同時に各作業員M 1,M2が携帯する受信機51,52に警報信号を送る。 これにより、作業員M1,M2はブザーの警報音及び受信機51,52の振動 から危険事態の発生を認識することができる。
【0015】 その際、危険区域42に入ろうとした本人M1ばかりでなく、他の作業員M2 にも警報が伝わるので、この作業員M2が本人M1に声をかけて注意することに より、危険区域42への侵入を未然に防止することができる。 なお、人体検知部21,22を回動させれば検知エリアを任意の方向に設定で きるため、警報装置自体の設置場所もある程度自由に選ぶことができ、設置上の 制約も少ない。 ここで、検知装置兼送信機12と作業員が携帯する受信機51,52との間の 通信可能な距離は、約100mである。
【0016】 図示されていないが、本考案の非常用警報装置は、例えば送電鉄塔の活線箇所 付近や、ビルの屋上の作業現場等にも勿論適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、回動可能な人体検知部を複数備えているた め、変電所構内や鉄塔上、ビルの屋上等の危険区域において所望の検知範囲、検 知方向に存在する作業者を確実に検知することができ、複数の作業者に振動やブ ザー音により危険事態の発生を通報して事故の未然防止を可能にするものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態の構成を示す斜視図である。
【図2】実施形態の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 警報装置本体 12 検知装置兼送信機 13 バッテリー 14 ブザー 15 支持部 21,22 人体検知部 21a,22a 軸 23,24 人体検知センサ 25,26 スリット 31 カラーコーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 危険区域に入った作業員を検知する人体
    検知センサと、この検知センサによる検知信号に基づい
    て作業員に警報信号を送信すると共にブザーを駆動する
    警報手段と、を備えた非常用警報装置において、 前記人体検知センサを内蔵した人体検知部を複数備え、
    これらの人体検知部を回動可能に構成して検知エリアを
    任意の方向に設定可能としたことを特徴とする非常用警
    報装置。
JP1998005959U 1998-08-06 1998-08-06 非常用警報装置 Expired - Lifetime JP3056493U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190032890A (ko) * 2017-09-20 2019-03-28 한국전력공사 활선 경보 장치
JP2020165652A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社トプコン レーザースキャン用警報装置、レーザースキャナ、レーザースキャナ用警報システム、レーザースキャン用警報方法およびプログラム

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