JP3056388B2 - オフセット印刷機内で液状媒体を調量する装置 - Google Patents
オフセット印刷機内で液状媒体を調量する装置Info
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- JP3056388B2 JP3056388B2 JP6317267A JP31726794A JP3056388B2 JP 3056388 B2 JP3056388 B2 JP 3056388B2 JP 6317267 A JP6317267 A JP 6317267A JP 31726794 A JP31726794 A JP 31726794A JP 3056388 B2 JP3056388 B2 JP 3056388B2
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- Japan
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/08—Print finishing devices, e.g. for glossing prints
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷機内
で、有利にはニス引き装置内で厚胴と版胴と少なくとも
1つの着けローラとの使用下で、異なる粘度の液状媒体
を調量する装置に関する。このような装置は有利には、
ニス引き装置において被印刷物に塗布するための液状媒
体を調量するために役立つ。このような装置は、低粘度
(≦50s流出時間 4mmカップ)の媒体、例えば、
水性の分散ワニスの加工、または、高粘度(>50s流
出時間 4mmカップ)の媒体、例えば、規定された顔
料成分、例えば金ワニスを有する金属粉・装飾用印刷イ
ンクの加工に適している。
で、有利にはニス引き装置内で厚胴と版胴と少なくとも
1つの着けローラとの使用下で、異なる粘度の液状媒体
を調量する装置に関する。このような装置は有利には、
ニス引き装置において被印刷物に塗布するための液状媒
体を調量するために役立つ。このような装置は、低粘度
(≦50s流出時間 4mmカップ)の媒体、例えば、
水性の分散ワニスの加工、または、高粘度(>50s流
出時間 4mmカップ)の媒体、例えば、規定された顔
料成分、例えば金ワニスを有する金属粉・装飾用印刷イ
ンクの加工に適している。
【0002】
【従来の技術】液状媒体を調量するためには種々の手段
が公知である。ドイツ連邦共和国特許第3324096
号明細書に基づき、塗布しようとする媒体、この場合ワ
ニスの調量が、リザーバと、回転式の浸漬ローラと、調
量ローラと、ニス引き胴と、圧胴との使用下で行われ
る。この公知の手段の場合、浸漬ローラには、例えばド
イツ連邦共和国特許出願公開第3941571号明細書
に基づき開示されたようなドクタブレードが配設されて
よい。
が公知である。ドイツ連邦共和国特許第3324096
号明細書に基づき、塗布しようとする媒体、この場合ワ
ニスの調量が、リザーバと、回転式の浸漬ローラと、調
量ローラと、ニス引き胴と、圧胴との使用下で行われ
る。この公知の手段の場合、浸漬ローラには、例えばド
イツ連邦共和国特許出願公開第3941571号明細書
に基づき開示されたようなドクタブレードが配設されて
よい。
【0003】欧州特許出願公開第71180号明細書に
基づき公知のチャンバ式ドクタは、主として、側壁を備
えたケーシングと、このケーシングに固定されたドクタ
ブレード(ドクタカッタとも呼ぶ)とによって形成され
ている。これらのドクタブレードは着けローラに支持さ
れており、このように形成されたチャンバを介して、液
体がアニロックスローラとして形成されたこの着けロー
ラに転移する。チャンバ式ドクタは、この着けローラの
上方に配置されたホルダに旋回可能に支承されており、
このホルダに作用する作業シリンダによって着けローラ
に当て付け可能である。
基づき公知のチャンバ式ドクタは、主として、側壁を備
えたケーシングと、このケーシングに固定されたドクタ
ブレード(ドクタカッタとも呼ぶ)とによって形成され
ている。これらのドクタブレードは着けローラに支持さ
れており、このように形成されたチャンバを介して、液
体がアニロックスローラとして形成されたこの着けロー
ラに転移する。チャンバ式ドクタは、この着けローラの
上方に配置されたホルダに旋回可能に支承されており、
このホルダに作用する作業シリンダによって着けローラ
に当て付け可能である。
【0004】これらの手段の欠点は、異なる粘度の媒体
の場合、これらの手段が、塗布しようとする媒体の正確
な調量(規定された膜圧の形成)を保証しないことであ
る。従って、公知のこれらの手段は、被印刷物に対して
その都度使用される媒体の塗布のために、広い範囲にわ
たっては使用することができない。
の場合、これらの手段が、塗布しようとする媒体の正確
な調量(規定された膜圧の形成)を保証しないことであ
る。従って、公知のこれらの手段は、被印刷物に対して
その都度使用される媒体の塗布のために、広い範囲にわ
たっては使用することができない。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3906
648号明細書に基づき公知の、印刷機械のための塗布
機構は、高粘度および低粘度の媒体に適している。この
場合、調量は、主として異形に成形された掬い出しロー
ラと、ドクタブレードと、引き渡しローラと、平滑ロー
ラまたは着けローラと、セルを備えかつドクタブレード
を有する版胴とによって行われる。
648号明細書に基づき公知の、印刷機械のための塗布
機構は、高粘度および低粘度の媒体に適している。この
場合、調量は、主として異形に成形された掬い出しロー
ラと、ドクタブレードと、引き渡しローラと、平滑ロー
ラまたは着けローラと、セルを備えかつドクタブレード
を有する版胴とによって行われる。
【0006】このような構成は構造上、特に平滑ローラ
を使用する場合に手間がかかる。
を使用する場合に手間がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、上記欠点を取り除くような手段を提供することであ
る。
は、上記欠点を取り除くような手段を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、版胴(2)に選択的に、調量系と
しての2つの構造群が交換可能に配設されており、 (イ) 低粘度媒体(≦50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、異なる表面硬さの交換可能な2つの
ローラ(3,4)が、調量ローラ(3)と浸漬ローラ
(4)として版胴(2)に配設されていて、該両ローラ
のうち大きめの表面硬さを有するローラ(3または4)
が、平滑な表面またはセル付きの表面を有しており、あ
るいは、 (ロ)高粘度媒体(>50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、チャンバ式ドクタ(8)とアニロッ
クスローラ(3′)とが前記版胴(2)に配設されてい
るようにした。
に本発明の構成では、版胴(2)に選択的に、調量系と
しての2つの構造群が交換可能に配設されており、 (イ) 低粘度媒体(≦50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、異なる表面硬さの交換可能な2つの
ローラ(3,4)が、調量ローラ(3)と浸漬ローラ
(4)として版胴(2)に配設されていて、該両ローラ
のうち大きめの表面硬さを有するローラ(3または4)
が、平滑な表面またはセル付きの表面を有しており、あ
るいは、 (ロ)高粘度媒体(>50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、チャンバ式ドクタ(8)とアニロッ
クスローラ(3′)とが前記版胴(2)に配設されてい
るようにした。
【0009】なお、本発明の有利な構成は請求項2から
得られる。
得られる。
【0010】
【発明の効果】本発明による解決手段は、有利には交換
可能な調量系から成っている。この調量系はその都度の
使用事例に応じて使用される。本発明による解決手段
は、浸漬ローラおよび調量ローラ(第1の構造群)と着
けローラを備えたチャンバ式ドクタ(第2の構造群)と
の迅速な交換を可能にする。別の構成では、第1および
第2の構造群が固定的に版胴に配設されるように取り付
けられていてよい。
可能な調量系から成っている。この調量系はその都度の
使用事例に応じて使用される。本発明による解決手段
は、浸漬ローラおよび調量ローラ(第1の構造群)と着
けローラを備えたチャンバ式ドクタ(第2の構造群)と
の迅速な交換を可能にする。別の構成では、第1および
第2の構造群が固定的に版胴に配設されるように取り付
けられていてよい。
【0011】低粘度媒体(≦50s流出時間 4mmカ
ップ)を加工する場合には、それぞれ異なる表面硬さを
有する浸漬ローラと調量ローラとから成るローラ系が使
用される。両ローラは交互にエラストマ被覆体を有する
か、または鋼ローラとして構成されてよい。この場合そ
の都度の硬めのローラは平滑な金属表面またはセル付き
の表面を有している。高粘度媒体(>50s流出時間
4mmカップ)を加工する場合には、チャンバ式ドクタ
とセル付きの着けローラ、つまりアニロックスローラと
が使用される。負の角度で当て付けられた、チャンバ式
ドクタのドクタブレードと、アニロックスローラのセル
構造体とによって、正確な調量が行われる。調量された
量の変更は、例えば、アニロックスローラを交換して、
変えられたセル構造体を有する新しいローラを使用する
ことにより可能である。
ップ)を加工する場合には、それぞれ異なる表面硬さを
有する浸漬ローラと調量ローラとから成るローラ系が使
用される。両ローラは交互にエラストマ被覆体を有する
か、または鋼ローラとして構成されてよい。この場合そ
の都度の硬めのローラは平滑な金属表面またはセル付き
の表面を有している。高粘度媒体(>50s流出時間
4mmカップ)を加工する場合には、チャンバ式ドクタ
とセル付きの着けローラ、つまりアニロックスローラと
が使用される。負の角度で当て付けられた、チャンバ式
ドクタのドクタブレードと、アニロックスローラのセル
構造体とによって、正確な調量が行われる。調量された
量の変更は、例えば、アニロックスローラを交換して、
変えられたセル構造体を有する新しいローラを使用する
ことにより可能である。
【0012】このような解決手段の利点は、両構造群の
選択的な交換によって、高粘度の媒体に対しても低粘度
域の媒体に対しても正確な膜厚が保証されることであ
る。別の利点は、低粘度媒体を加工する場合、調量ロー
ラならびに浸漬ローラを交換可能に形成することができ
ることである。互いに異なる表面硬さが、チャンバ式ド
クタを使用せずに多様な調量域(低粘度の場合)を得る
ことを可能にする。版胴に固定的に配設された2つの構
造群の既に述べた構成の場合、それぞれの構成群が版胴
に対して当て付け可能かつ離反可能である。
選択的な交換によって、高粘度の媒体に対しても低粘度
域の媒体に対しても正確な膜厚が保証されることであ
る。別の利点は、低粘度媒体を加工する場合、調量ロー
ラならびに浸漬ローラを交換可能に形成することができ
ることである。互いに異なる表面硬さが、チャンバ式ド
クタを使用せずに多様な調量域(低粘度の場合)を得る
ことを可能にする。版胴に固定的に配設された2つの構
造群の既に述べた構成の場合、それぞれの構成群が版胴
に対して当て付け可能かつ離反可能である。
【0013】本発明による装置は、印刷仕上げ加工、例
えばニス引きまたはカバー層塗布のために、オフセット
印刷機の第1の印刷機構に前置されるか、印刷機構相互
間に配置されるか、または印刷機構に後置されていてよ
い。本発明による手段は、スポット状のニス引き(余白
を残したニス引き)および全面的なニス引きに適してい
る。やはり本発明による装置にも別の仕上げ装置、例え
ば全面的なニス引きのための別のニス引き装置、ラミネ
ート装置またはエンボス加工装置が前置または後置され
ていてもよい。
えばニス引きまたはカバー層塗布のために、オフセット
印刷機の第1の印刷機構に前置されるか、印刷機構相互
間に配置されるか、または印刷機構に後置されていてよ
い。本発明による手段は、スポット状のニス引き(余白
を残したニス引き)および全面的なニス引きに適してい
る。やはり本発明による装置にも別の仕上げ装置、例え
ば全面的なニス引きのための別のニス引き装置、ラミネ
ート装置またはエンボス加工装置が前置または後置され
ていてもよい。
【0014】本発明による装置により、一層広い範囲に
わたる粘度の媒体を所望の膜厚で、着けローラにおいて
正確に調量することができる。
わたる粘度の媒体を所望の膜厚で、着けローラにおいて
正確に調量することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面につき詳しく説
明する。
明する。
【0016】オフセット印刷機において、最後の印刷機
構に本発明による装置が後置されている。この装置は被
印刷物のインライン式のニス引きに役立つ。この装置に
は、枚葉紙を案内する圧胴1が設けられている。この圧
胴には、固定された転写版を有する版胴2が配設されて
いる。このような版胴2は調量ローラ3に接触してい
る。この調量ローラによって、加工しようとするワニス
が調量される。低粘度のワニス(≦50s流出時間 4
mmカップ)の調量のために、調量ローラ3は浸漬ロー
ラ4に接触している。浸潰ローラ4は、ワニスを充填さ
れたリザーバ5内で回転する。調量ローラ3は駆動装置
に連結されている。これらの調量ローラ3および浸漬ロ
ーラ4は異なる表面硬さを有している。膜厚に対する要
件に応じて、インク分離(Farbspaltung)
の原理によれば、規定の当て付け力において調量ローラ
が硬い場合には比較的小さな膜厚が版胴に転移し、軟ら
かい調量ローラ3が使用された場合には比較的大きな膜
厚が版胴2に転移する。
構に本発明による装置が後置されている。この装置は被
印刷物のインライン式のニス引きに役立つ。この装置に
は、枚葉紙を案内する圧胴1が設けられている。この圧
胴には、固定された転写版を有する版胴2が配設されて
いる。このような版胴2は調量ローラ3に接触してい
る。この調量ローラによって、加工しようとするワニス
が調量される。低粘度のワニス(≦50s流出時間 4
mmカップ)の調量のために、調量ローラ3は浸漬ロー
ラ4に接触している。浸潰ローラ4は、ワニスを充填さ
れたリザーバ5内で回転する。調量ローラ3は駆動装置
に連結されている。これらの調量ローラ3および浸漬ロ
ーラ4は異なる表面硬さを有している。膜厚に対する要
件に応じて、インク分離(Farbspaltung)
の原理によれば、規定の当て付け力において調量ローラ
が硬い場合には比較的小さな膜厚が版胴に転移し、軟ら
かい調量ローラ3が使用された場合には比較的大きな膜
厚が版胴2に転移する。
【0017】高粘度(>50s流出時間 4mmカッ
プ)のワニスの調量のために、調量ローラ3と浸漬ロー
ラ4とは、アニロックスローラ3′、例えばセラミック
スローラとチャンバ式ドクタ8とに交換される。このチ
ャンバ式ドクタ8はケーシングを有している。このケー
シングは、旋回支承体9に旋回可能に配置されており、
このケーシングのドクタブレードはアニロックスローラ
3′の周面に支持されている。一方のドクタブレード
は、正の角度に当て付けられた閉鎖ドクタとして、アニ
ロックスローラ3′に対してチャンバをシールしてお
り、他方のドクタブレードは、負の角度で当て付けられ
た作業ドクタとして調量を行う。チャンバ式ドクタ8の
ケーシングは両側で、各サイドフレームに配置された各
1つの旋回支承体9に旋回可能に収容されていて、アニ
ロックスローラ3′に対して当て付け可能である。チャ
ンバ式ドクタ8は、加工しようとするその都度の媒体の
導入および導出のための装置を有している。このような
装置に関してはここではさらに詳しくは述べない。
プ)のワニスの調量のために、調量ローラ3と浸漬ロー
ラ4とは、アニロックスローラ3′、例えばセラミック
スローラとチャンバ式ドクタ8とに交換される。このチ
ャンバ式ドクタ8はケーシングを有している。このケー
シングは、旋回支承体9に旋回可能に配置されており、
このケーシングのドクタブレードはアニロックスローラ
3′の周面に支持されている。一方のドクタブレード
は、正の角度に当て付けられた閉鎖ドクタとして、アニ
ロックスローラ3′に対してチャンバをシールしてお
り、他方のドクタブレードは、負の角度で当て付けられ
た作業ドクタとして調量を行う。チャンバ式ドクタ8の
ケーシングは両側で、各サイドフレームに配置された各
1つの旋回支承体9に旋回可能に収容されていて、アニ
ロックスローラ3′に対して当て付け可能である。チャ
ンバ式ドクタ8は、加工しようとするその都度の媒体の
導入および導出のための装置を有している。このような
装置に関してはここではさらに詳しくは述べない。
【0018】本発明による装置の作用形式は次の通りで
ある。低粘度のワニスを加工しようとする場合には、浸
漬ローラ4と調量ローラ3とが版胴2に配設される。比
較的大きな表面硬さを備えた調量ローラ3は平滑な表面
またはセル付きの表面を有していてよい。これに対して
浸漬ローラ4は、エラストマ被覆体のような比較的軟ら
かい表面を備えている。リザーバ5を介して、加工しよ
うとする低粘度のワニスが浸漬ローラ4によって供給さ
れるので、調量ローラ3にはワニス膜が形成される。こ
の調量ローラ3は浸漬ローラ4に対して、または版胴2
に対して当て付けることができる。この調量は、掬い出
しローラの原理に従って行われ、調量ローラ3は版胴2
にワニスを供給する。この版胴は、圧胴1と相俟って被
印刷物にワニスを転移させる。
ある。低粘度のワニスを加工しようとする場合には、浸
漬ローラ4と調量ローラ3とが版胴2に配設される。比
較的大きな表面硬さを備えた調量ローラ3は平滑な表面
またはセル付きの表面を有していてよい。これに対して
浸漬ローラ4は、エラストマ被覆体のような比較的軟ら
かい表面を備えている。リザーバ5を介して、加工しよ
うとする低粘度のワニスが浸漬ローラ4によって供給さ
れるので、調量ローラ3にはワニス膜が形成される。こ
の調量ローラ3は浸漬ローラ4に対して、または版胴2
に対して当て付けることができる。この調量は、掬い出
しローラの原理に従って行われ、調量ローラ3は版胴2
にワニスを供給する。この版胴は、圧胴1と相俟って被
印刷物にワニスを転移させる。
【0019】高粘度のワニスを加工しようとする場合に
は、浸漬ローラ4が取り外されて、この浸漬ローラ4お
よび調量ローラ3の代わりに、チャンバ式ドクタ8とア
ニロックスローラ3′とが使用される。このチャンバ式
ドクタ8は各1つの旋回支承体9に収容されている。ワ
ニス調量は、負の角度で当て付けられた作業ドクタブレ
ードと、着けローラとして形成されたアニロックスロー
ラ3′のセル構造体とによって行われる。調量可能なワ
ニス量の変更は、アニロックスローラ3′を交換するこ
とにより可能である。この場合、変えられたセル構造体
を備えたアニロックスローラ3′が使用される。
は、浸漬ローラ4が取り外されて、この浸漬ローラ4お
よび調量ローラ3の代わりに、チャンバ式ドクタ8とア
ニロックスローラ3′とが使用される。このチャンバ式
ドクタ8は各1つの旋回支承体9に収容されている。ワ
ニス調量は、負の角度で当て付けられた作業ドクタブレ
ードと、着けローラとして形成されたアニロックスロー
ラ3′のセル構造体とによって行われる。調量可能なワ
ニス量の変更は、アニロックスローラ3′を交換するこ
とにより可能である。この場合、変えられたセル構造体
を備えたアニロックスローラ3′が使用される。
【0020】別の実施例においては、版胴2に、浸漬ロ
ーラ4とリザーバ5とを備えた当て付け可能かつ離反可
能な調量ローラ3が、第1の構造群として配設されてお
り、有利には版胴2の第1及び又は第2の四分円に、チ
ャンバ式ドクタ8を備えたアニロックスローラ3′が、
第2の構造群として配設されている。加工しようとする
媒体に応じて、媒体が低粘度の場合には、第1の構造群
(調量ローラ3、浸漬ローラ4)が版胴2に接触させら
れる。媒体が高粘度の場合には、第1の構造群が版胴2
から離反させられるが、しかしこの第1の構造群の支承
体(図示せず)内には位置し続ける。アニロックスロー
ラ3′が当て付けられることによって、第2の構造群が
版胴2に接触する。チャンバ式ドクタ8は例えば1つの
旋回支承体9に収容されて、ドクタブレードで版胴2の
周面に支持されている。チャンバ式ドクタ8は、フレー
ム固定された横桁(図示せず)に支承されて、この横桁
から、アニロックスローラ3′に対して当て付けられか
つ離反させられてよい。
ーラ4とリザーバ5とを備えた当て付け可能かつ離反可
能な調量ローラ3が、第1の構造群として配設されてお
り、有利には版胴2の第1及び又は第2の四分円に、チ
ャンバ式ドクタ8を備えたアニロックスローラ3′が、
第2の構造群として配設されている。加工しようとする
媒体に応じて、媒体が低粘度の場合には、第1の構造群
(調量ローラ3、浸漬ローラ4)が版胴2に接触させら
れる。媒体が高粘度の場合には、第1の構造群が版胴2
から離反させられるが、しかしこの第1の構造群の支承
体(図示せず)内には位置し続ける。アニロックスロー
ラ3′が当て付けられることによって、第2の構造群が
版胴2に接触する。チャンバ式ドクタ8は例えば1つの
旋回支承体9に収容されて、ドクタブレードで版胴2の
周面に支持されている。チャンバ式ドクタ8は、フレー
ム固定された横桁(図示せず)に支承されて、この横桁
から、アニロックスローラ3′に対して当て付けられか
つ離反させられてよい。
【図1】低粘度媒体に用いられる調量装置である。
【図2】高粘度媒体に用いられる調量装置である。
1 圧胴、 2 版胴、 3 調量ローラ、 3′ ア
ニロックスローラ、4 浸漬ローラ、 5 リザーバ、
6,7 ドラム、 8 チャンバ式ドクタ、 9 旋
回支承体
ニロックスローラ、4 浸漬ローラ、 5 リザーバ、
6,7 ドラム、 8 チャンバ式ドクタ、 9 旋
回支承体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート ヘロルド ドイツ連邦共和国 ハインブルク アイ ヘンシュトラーセ 8 (72)発明者 ゲオルク ハルトゥング ドイツ連邦共和国 ゼリゲンシュタット アンリ−デュナン−シュトラーセ 21 (72)発明者 ハンス−ヴィリー シュッツ ドイツ連邦共和国 フライゲリヒト レ ーンシュトラーセ 4 (72)発明者 ウルリッヒ ユング ドイツ連邦共和国 リンブルク ガルテ ンシュトラーセ 17 (56)参考文献 特開 昭62−256656(JP,A) 実開 昭52−39203(JP,U) 実開 昭57−149138(JP,U) 米国特許5176077(US,A)
Claims (8)
- 【請求項1】 オフセット印刷機内で、圧胴と版胴と少
なくとも1つの着けローラとの使用下で、液状媒体を調
量する装置において、版胴(2)に選択的に、調量系としての2つの構造群が
交換可能に配設されており、 (イ) 低粘度媒体(≦50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、異なる表面硬さの交換可能な2つの
ローラ(3,4)が、調量ローラ(3)と浸漬ローラ
(4)として版胴(2)に配設されていて、該両ローラ
のうち大きめの表面硬さを有するローラ(3または4)
が、平滑な表面またはセル付きの表面を有しており、あ
るいは、 (ロ) 高粘度媒体(>50s流出時間 4mmカップ)
の調量のためには、チャンバ式ドクタ(8)とアニロッ
クスローラ(3′)とが前記版胴(2)に配設されてい
ることを特徴とする、オフセット印刷機内で液状媒体を
調量する装置。 - 【請求項2】 比較的大きな膜厚を得ることを目的にし
て低粘度媒体を調量するために、浸漬ローラ(4)に比
べて小さな表面硬さを備えた調量ローラ(3)が版胴
(2)に配設されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 比較的小さな膜厚を得ることを目的にし
て低粘度媒体を調量するために、浸漬ローラ(4)に比
べて大きな表面硬さを備えた調量ローラ(3)が版胴
(2)に配設されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 浸漬ローラ(4)および調量ローラ
(3)が、該浸漬ローラ(4)および調量ローラ(3)
の支承個所において交換可能である、請求項1から3ま
でのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項5】 装置がオフセット印刷機において印刷機
構に前置されている、請求項1から4までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項6】 装置がオフセット印刷機において印刷機
構相互間に配置されている、請求項1から4までのいず
れか1項記載の装置。 - 【請求項7】 装置がオフセット印刷機において印刷機
構に後置されている、請求項1から4までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項8】 装置に別の加工ステーションが前置また
は後置されている、請求項1から4までのいずれか1項
記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4344084A DE4344084C1 (de) | 1993-12-23 | 1993-12-23 | Vorrichtung zum Dosieren flüssiger Medien unterschiedlicher Viskosität in Offsetdruckmaschinen, vorzugsweise in Lackiereinheiten |
DE4344084.3 | 1993-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205408A JPH07205408A (ja) | 1995-08-08 |
JP3056388B2 true JP3056388B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=6505938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317267A Expired - Fee Related JP3056388B2 (ja) | 1993-12-23 | 1994-12-20 | オフセット印刷機内で液状媒体を調量する装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5588365A (ja) |
EP (1) | EP0659557B1 (ja) |
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