JP3055645U - あぶら取り紙用具 - Google Patents

あぶら取り紙用具

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JP3055645U JP1998005021U JP502198U JP3055645U JP 3055645 U JP3055645 U JP 3055645U JP 1998005021 U JP1998005021 U JP 1998005021U JP 502198 U JP502198 U JP 502198U JP 3055645 U JP3055645 U JP 3055645U
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敏蔵 三木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 あぶら取り紙へ香料を有効に付与するととも
に、香り付与シートが薄葉紙と共に引き出されないよう
にする。 【解決手段】 吸油性に優れた薄葉紙の束、薄葉紙の束
を収納する容器15並びに容器と薄葉紙との間に配置し
た香り付与シートとから成る。薄葉紙を容器から引き出
す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉
紙に付与する。香り付与シートの表面に香料入りの多数
のマイクロカプセルを配置し、かつ、香り付与シートが
容器から薄葉紙を引き出す側と反対側で薄葉紙の束を挟
むように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人の肌に付着している油分を吸収して取り除く、いわゆるあぶら取 り紙に香りを付与するのに好適な用具およびそれに用いる香り付与シートに関す る。
【0002】
【従来の技術】
数年前から、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器と該容 器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引 き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与するあぶら 取り紙用具が市販されている。かかる従来の香り付与型のあぶら取り紙用具を図 8〜10にしたがって説明する。
【0003】 図8は従来の香り付与型のあぶら取り紙用具の斜視図、図9は図8のX−X線 断面図でかつ使用方法を説明する図、図10は従来の香り付与シートの概略平面 図である。従来の香り付与型のあぶら取り紙用具では、厚紙で作製された組立て 式の容器1に薄葉紙2が多数枚重ねられた束3が収納されている。使用時には蓋 部4を開け、指(通常、親指)で容器本体5の押圧部6を押さえ、他方の手の指 で薄葉紙2を一枚ずつ図中Pの方向に引き出す。容器と薄葉紙の束との間には香 料入りのマイクロカプセル7(図9、10参照)を表面に付着させた香り付与シ ート8がマイクロカプセル側を薄葉紙に接するように配設されており、薄葉紙を 引き出す際に親指の圧力と紙間の摩擦によりマイクロカプセルが破れ適量の香料 が薄葉紙に移り、肌の油分を拭うときに仄かな香りを醸し出す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の香り付与型のあぶら取り紙用具にはつぎのような改善すべき点 がある。
【0005】 (1) 薄葉紙を1枚引き出す際に香り付与シートも引き出される。余り強く押圧部 を押すと早くマイクロカプセルが壊れ、香料が枯渇してしまう。
【0006】 (2) 香り付与シートの表面に多数のマイクロカプセルが均一に付着しているので 指の押圧力が多数のマイクロカプセル全体にかかり、そのため壊れないで残るマ イクロカプセルがあり、香料付与効率がわるい。
【0007】 (3) 薄葉紙を1枚引き出すことに心が行き、しっかり容器本体の押圧部を指で押 さえない場合がある。
【0008】 本考案は、かかる従来の問題点を解決し得た香り付与型あぶら取り紙用具を提 供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器 と該容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器 から引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与する あぶら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りの多数のマイク ロカプセルが配設されており、かつ香り付与シートが容器から薄葉紙を引き出す 側と反対側で薄葉紙の束を挟んでいるあぶら取り紙用具に関する(以下、「本考 案1」という)。
【0010】 また本考案は、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器と該 容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から 引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与するあぶ ら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りのマイクロカプセル が配設されており、かつ該香料入りのマイクロカプセルが多数のマイクロカプセ ルからなるブロックに分けられており、該ブロックが香り付与シートの表面に複 数個間隔を空けて配設されてなるあぶら取り紙用具に関する(以下、「本考案2 」という)。
【0011】 本考案はまた、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器と該 容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から 引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与するあぶ ら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りの多数のマイクロカ プセルが配設されており、かつ容器の薄葉紙を引き出す側の両端部分が薄葉紙の 束を挟んでいるあぶら取り紙用具に関する(以下、「本考案3」という)。
【0012】 本考案はさらにまた、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容 器と該容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容 器から引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与す るあぶら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りの多数のマイ クロカプセルが配設されており、かつ該容器に香り付与シートを指で直接薄葉紙 に押圧し得る空間が設けられているあぶら取り紙用具に関する(以下、「本考案 4」という)。
【0013】 本考案はさらに、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器と 該容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器か ら引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与するあ ぶら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りの多数のマイクロ カプセルが配設されており、かつ該香り付与シートが容器内面の薄葉紙側に貼付 されているあぶら取り紙用具に関する(以下、「本考案5」という)。
【0014】 また本考案は、吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の束を収納する容器と該 容器と薄葉紙との間に配置された香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から 引き出す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙に付与するあぶ ら取り紙用具であって、該香り付与シートの表面に香料入りの多数のマイクロカ プセルが配設されており、かつ薄葉紙の束および香り付与シートが薄葉紙を引き 出す側と反対側の端部で容器に固定されているあぶら取り紙用具に関する(以下 、「本考案6」という)。
【0015】 さらにまた、本考案は、これらの香り付与型のあぶら取り紙用具に用いる表面 に香料入りのマイクロカプセルが配設されている香り付与シートであって、該香 料入りのマイクロカプセルが多数のマイクロカプセルからなるブロックに分けら れており、かつ該ブロックがシートの表面に複数個間隔を空けて配設されている あぶら取り紙用香り付与シートに関する(以下、「本考案7」という)。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、各本考案につき図面を参照して説明する。なお、本出願に添付の図面の 図中の寸法は説明を容易にするため実際の寸法とは異なっている。
【0017】 (本考案1、2および7) 本考案1は、前記課題(1)、すなわち「薄葉紙を1枚引き出す際に香り付与シ ートも引き出され、一方、余り強く押圧部を押すと早くマイクロカプセルが壊れ 、香料が枯渇してしまう」という問題点の解決を主題とする考案であり、香り付 与シートが容器から薄葉紙を引き出す側と反対側で薄葉紙の束を挟んでいる点を 特徴とするものである。したがって、香り付与シートと薄葉紙の束との関係以外 は従来のあぶら取り紙用具がそのまま使用できる(用具の全体構造および容器の 構造は図8〜10を参照されたい)。なお、後述する本考案2〜5に使用する用 具および容器、さらに本考案7の香り付与シートを使用するとより一層有利であ る(それぞれの利点は各考案で説明する)。
【0018】 図1に本考案1で使用する薄葉紙の束を本考案7の香り付与シートで挟んだ状 態の概略断面図を示す。図1において10は本考案7の香り付与シートであり、 薄葉紙2の束3を引き出し側(方向P)と反対側で挟んでいる。このように構成 すると、たとえば図8に示す容器に図1の薄葉紙の束と香り付与シートを収納し 薄葉紙を引き出すとき、香り付与シート10が薄葉紙2と一緒に付いて出ること はない。
【0019】 ここで、本考案7を図1〜3を参照して説明しておく。図2は本考案7の一実 施形態の概略平面図、図3は図2のA−A線概略断面図である。
【0020】 図1〜3において、香り付与シート10の片面には香料が封入されたマイクロ カプセル11(通常、粒径約1μm)がブロック12を形成するように付着して いる。図2の13は本考案1に使用するときの折り曲げ用のミシン目である。
【0021】 従来の香り付与シートでは前記図10に示すように多数のマイクロカプセルを シートの全面に均一に付着していたが、そうすると指の押圧力が多数のマイクロ カプセル全体にかかり、そのため壊れないで残るマイクロカプセルがあり、香料 付与効率がわるいという問題(前記課題(2))があった。本考案7ではマイクロ カプセルをブロック12に分けかつ複数のブロック12がシート10の表面に間 隔を空けて配設されているので、図3に示すようにブロック12がシート10の 表面から突出し、指で押圧されたとき力が集中的にかかり、効率よくマイクロカ プセルを壊して中の香料を放出できる。したがって、指で押す力も従来より小さ くて済む。
【0022】 マイクロカプセルをブロックごとに付着させることは、スクリーン印刷などの 通常の印刷法で容易に行なうことができる。
【0023】 また、ブロックの形状は図2に示すような円形に限らず、四角形、多角形、楕 円形など様々な形状とすることができる。ブロックの配置も図2に示すように斜 めに配置するときは、引き出し方向Pにおいてマイクロカプセルが均等に存在す ることになる。また、ハニカム状、蛇行状などに配置してもよい。さらに、指で 押圧しやすい中心部分に密にブロックを配するようにしてもよい。さらにまた、 両側は比較的指で押圧しにくいことからブロックを中央部分のみに引き出し方向 Pに縦長に配置してもよい。
【0024】 かかる本考案7の香り付与シートを使用するあぶら取り紙用具が本考案2であ る。
【0025】 (本考案3および4) 本考案3は、容器の薄葉紙を引き出す側の両端部分が薄葉紙の束を挟んでいる ことを特徴とするあぶら取り紙用具に関する。
【0026】 本考案3を後述する本考案4の説明図である図4および5にしたがって説明す るが、本考案3は図8に示す従来の容器および図6に示す本考案5の容器にも適 用できる。
【0027】 図4は本考案3および4のあぶら取り紙用具を説明するための概略斜視図、図 5は図4のB−B線概略部分断面図である。図4において、あぶら取り紙用具の 容器15は本考案4の特徴である本体部分16に大きな開口部17を有している 。この図4において、容器本体部分16の薄葉紙2を引き出す側の端部18が内 側に折り曲げられており、薄葉紙の束3をその両端で挟んでいる。この状態は図 5により明確に示されている。
【0028】 このように構成することにより、薄葉紙2を1枚取り出すために容器本体部分 16を指でシッカリ押さえなければならず、香り付与シート10が薄葉紙2と共 に引き出されることを防止できる(前記課題(1)の解決)と共に、薄葉紙2を引 き出す際に容器の押圧部分6(図8)あるいは香り付与シート10をシッカリ押 圧できる(前記課題(3)の解決)ようになる。なお、香り付与シートとしては本 考案7の香り付与シート10に限らず図10に示す従来の香り付与シート8を使 用してもよい。
【0029】 本考案4は、容器本体に香り付与シートを指で直接薄葉紙に押圧し得る空間が 設けられている点に特徴がある。かかる空間は、たとえば図4において符号17 で示されている開口部として実現できる。本考案4によれば指で香り付与シート 10を直接押さえなければならず、香料入りのマイクロカプセルを確実に破るこ とができる(前記課題(3)の解決)と共に香り付与シート10が引き出されるこ とも防止できる(前記課題(1)の解決)。
【0030】 (本考案5) 本考案5は、香り付与シートが容器内面の薄葉紙側に貼付されている点を特徴 とする。
【0031】 本考案5の一実施態様のあぶら取り紙用具の展開概略斜視図である図6にした がって説明する。本考案5で使用する容器は図8に記載した従来使用されている 容器1と同様であってもよい。異なる点は容器本体5を構成するカバー20の内 面に香り付与シート21を貼り付ける点である。またサイドカバー22が大きく 薄葉紙2の殆どの部分を覆う場合はサイドカバー22の一方または両方に香り付 与シート(図示されていない)を貼り付けてもよい。
【0032】 本考案5によれば、香り付与シート21が固定されているので香り付与シート が薄葉紙と共に引き出されることを防止できる(前記課題(1)の解決)。
【0033】 (本考案6) 本考案6は、薄葉紙の束および香り付与シートが薄葉紙を引き出す側と反対側 の端部で容器に固定されている点に特徴がある。
【0034】 この考案の一実施態様としては、図7に概略斜視図として示すものがあげられ る。この実施態様ではあぶら取り紙用具は容器本体部分26と蓋27と容器本体 26の自由端を折り返して作製した折返し部28からなる容器25、薄葉紙29 の束30および香り付与シート31から構成されている。そして、薄葉紙の束3 0は香り付与シート31と共に折返し部28においてステープラー(いわゆる商 品名でいうと「ホッチキス」)などの係止具32により容器に固定されている。 折返し部28は図7のように短めでも香り付与シート31を覆う程度に長めにし てもよい。係止は1カ所でも複数箇所でもよいが、薄葉紙29を一枚ずつ簡単に 引きちぎれる程度の固定が得られればよい。香り付与シート31は本考案7のも のが好ましいが、従来のもの(図10の符号8)でもよい。また、図示されてい ないが、折返し部28を幅広く長くする場合には香り付与シートに代えて、本考 案5のように香り付与シートを折返し部の内側(薄葉紙側)に貼り付けてもよい 。
【0035】 本考案6の構成とすることにより、香り付与シート31が薄葉紙2と共に引き 出されることを防止できる(前記課題(1)の解決)と共に、薄葉紙2を引き出す 際に香り付与シート31をシッカリ押圧できる(前記課題(3)の解決)ようにな る。
【0036】
【考案の効果】
本考案1によれば、薄葉紙を1枚引き出す際に香り付与シートも引き出され、 一方、強く押圧部を押すあまり早くマイクロカプセルが壊れ、香料が枯渇してし まうことがない。
【0037】 本考案2によれば、指の押圧力がマイクロカプセルのブロックごとにかかり、 そのため壊れないで残るマイクロカプセルが少なくなり、香料付与効率が向上す る。
【0038】 本考案3によれば、薄葉紙を1枚取り出すために容器本体部分を指でシッカリ 押さえなければならず、香り付与シートが薄葉紙と共に引き出されることを防止 できると共に、薄葉紙を引き出す際に容器の押圧部分あるいは香り付与シートを シッカリ押圧できマイクロカプセルを確実に破ることができるので、香料付与効 率を向上することができる。
【0039】 本考案4によれば、薄葉紙を1枚取り出すために容器本体部分を指でシッカリ 押さえなければならず、香り付与シートが薄葉紙と共に引き出されることを防止 できると共に、薄葉紙を引き出す際に容器の押圧部分あるいは香り付与シートを シッカリ押圧できマイクロカプセルを確実に破ることができるので、香料付与効 率を向上することができる。
【0040】 本考案5によれば、香り付与シートが固定されているので香り付与シートが薄 葉紙と共に引き出されることを防止できる。
【0041】 本考案6によれば、香り付与シートが薄葉紙と共に引き出されることを防止で きると共に、薄葉紙を引き出す際に香り付与シートをシッカリ押圧できる。
【0042】 本考案7によれば、香料付与型あぶら取り紙用具の香り付与シートに使用する ことにより、指の押圧力がマイクロカプセルのブロックごとにかかり、そのため 壊れないで残るマイクロカプセルが少なくなり、香料付与効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案1で使用する薄葉紙の束を本考案7の香
り付与シートで挟んだ状態の概略断面図である。
【図2】本考案7の香り付与シートの一実施形態の概略
平面図である。
【図3】図2のA−A線概略断面図である。
【図4】本考案3および4のあぶら取り紙用具の一実施
態様を説明するための概略斜視図である。
【図5】図4のB−B線概略部分断面図である。
【図6】本考案5の一実施態様のあぶら取り紙用具の展
開概略斜視図である。
【図7】本考案6の一実施態様のあぶら取り紙用具の概
略斜視図である。
【図8】従来のあぶら取り紙用具の概略斜視図である。
【図9】図8のX−X線概略断面図である。
【図10】従来の香り付与シートの概略平面図である。
【符号の説明】
1 あぶら取り紙用具の容器 2 薄葉紙 3 薄葉紙の束 4 蓋 5 容器本体 6 押圧部 7 マイクロカプセル 8 香り付与シート 10 香り付与シート 11 マイクロカプセル 12 マイクロカプセルのブロック 13 ミシン目 15 容器 16 容器本体 17 開口部 18 端部 20 カバー 21 香り付与シート 22 サイドカバー 25 容器 26 容器本体 27 蓋 28 折返し部 29 薄葉紙 30 薄葉紙の束 31 香り付与シート 32 係止具

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の
    束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置された
    香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出す
    際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙
    に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シー
    トの表面に香料入りの多数のマイクロカプセルが配設さ
    れており、かつ香り付与シートが容器から薄葉紙を引き
    出す側と反対側で薄葉紙の束を挟んでいるあぶら取り紙
    用具。
  2. 【請求項2】 前記香料入りのマイクロカプセルが多数
    のマイクロカプセルからなるブロックに分けられてお
    り、該ブロックが香り付与シートの表面に複数個間隔を
    空けて配設されてなる請求項1記載のあぶら取り紙用
    具。
  3. 【請求項3】 前記薄葉紙の束を収納する容器の薄葉紙
    を引き出す側の両端部分が薄葉紙の束を挟んでいる請求
    項1または2記載のあぶら取り紙用具。
  4. 【請求項4】 前記薄葉紙の束を収納する容器に、香り
    付与シートを指で直接薄葉紙に押圧し得る空間が設けら
    れてなる請求項1〜3のいずれかに記載のあぶら取り紙
    用具。
  5. 【請求項5】 前記薄葉紙の束および/または香り付与
    シートが薄葉紙を引き出す側と反対側の端部で容器に固
    定されている請求項1〜4のいずれかに記載のあぶら取
    り紙用具。
  6. 【請求項6】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の
    束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置された
    香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出す
    際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙
    に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シー
    トの表面に香料入りの多数のマイクロカプセルが配設さ
    れており、かつ薄葉紙の束および香り付与シートが薄葉
    紙を引き出す側と反対側の端部で容器に固定されている
    あぶら取り紙用具。
  7. 【請求項7】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の
    束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置された
    香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出す
    際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙
    に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シー
    トの表面に香料入りのマイクロカプセルが配設されてお
    り、かつ該香料入りのマイクロカプセルが多数のマイク
    ロカプセルからなるブロックに分けられており、該ブロ
    ックが香り付与シートの表面に複数個間隔を空けて配設
    されてなるあぶら取り紙用具。
  8. 【請求項8】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の
    束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置された
    香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出す
    際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙
    に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シー
    トの表面に香料入りの多数のマイクロカプセルが配設さ
    れており、かつ容器の薄葉紙を引き出す側の両端部分が
    薄葉紙の束を挟んでいるあぶら取り紙用具。
  9. 【請求項9】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙の
    束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置された
    香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出す
    際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉紙
    に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シー
    トの表面に香料入りの多数のマイクロカプセルが配設さ
    れており、かつ該容器に香り付与シートを指で直接薄葉
    紙に押圧し得る空間が設けられているあぶら取り紙用
    具。
  10. 【請求項10】 吸油性に優れた薄葉紙の束と該薄葉紙
    の束を収納する容器と該容器と薄葉紙との間に配置され
    た香り付与シートとからなり、薄葉紙を容器から引き出
    す際に香り付与シートを薄葉紙に押しつけて香りを薄葉
    紙に付与するあぶら取り紙用具であって、該香り付与シ
    ートの表面に香料入りの多数のマイクロカプセルが配設
    されており、かつ該香り付与シートが容器内面の薄葉紙
    側に貼付されているあぶら取り紙用具。
  11. 【請求項11】 表面に香料入りのマイクロカプセルが
    配設されているシートであって、該香料入りのマイクロ
    カプセルが多数のマイクロカプセルからなるブロックに
    分けられており、かつ該ブロックがシートの表面に複数
    個間隔を空けて配設されているあぶら取り紙用香り付与
    シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005500094A (ja) * 2001-06-07 2005-01-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 多数の脂取りシートのパッケージ

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