JP3055584U - 換気口構造 - Google Patents

換気口構造

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JP3055584U
JP3055584U JP1998004937U JP493798U JP3055584U JP 3055584 U JP3055584 U JP 3055584U JP 1998004937 U JP1998004937 U JP 1998004937U JP 493798 U JP493798 U JP 493798U JP 3055584 U JP3055584 U JP 3055584U
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duct
vinyl chloride
sleeve
wind direction
aluminum
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JP1998004937U
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Inventor
進 丹野
Original Assignee
ミヤコ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミダクト用に規格化された風向装置を、塩
化ビニル管によって構成された塩化ビニルダクトに対し
て確実に取り付ける。 【解決手段】アルミニウム管によって構成されたアルミ
ダクトの開口端部内に挿入されるように規格化されたス
リーブ41を有する風向装置40のスリーブ41が、塩
化ビニル管によって構成された塩化ビニルダクト20の
開口端部内に、弾性体によって構成されたパッキン30
を介して支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、塩化ビニル管によって構成された塩化ビニルダクトの開口端部にお ける換気口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅における換気装置としては、一般的に、アルミニウム製のフレキシブル管 によって構成されたアルミダクトと、そのアルミダクトの開口端部に取り付けら れた風向装置とによって構成されている。アルミダクトに装着される風向装置に は、アルミダクトの開口端部内に挿入されるように規格化されたスリーブが設け られている。風向装置のスリーブ外周面には、アルミダクトの開口端部内に挿入 されることによってアルミダクト内に支持されるように、例えば板バネ状に構成 された抜け止め具が設けられており、スリーブがアルミダクトの開口端部内に挿 入されると、スリーブが抜け止め具によってアルミダクト内にて支持された状態 になり、このような状態で、壁面に取り付けられたアルミダクトの開口端部の周 囲がコーキング処理されて水密状態とされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近時、アルミニウム製のフレキシブル管によって構成されたアルミダクトに替 えて、排水管等として利用される塩化ビニル管を換気ダクトとして使用されるこ とが行われている。排水管として使用される塩化ビニル管は、アルミダクトとは 異なる規格によって製造されているために、アルミダクト用の風向装置における スリーブを塩化ビニル管の開口端部内に挿入しても、風向装置は、塩化ビニル管 の開口端部内に確実に保持されないという問題がある。このように、風向装置の スリーブが塩化ビニル管の開口端部内に確実に保持されない状態で、塩化ビニル 管の開口端部の周囲をコーキング処理すれば、塩化ビニル管の開口端部の周囲が 確実に水密状態にコーキング処理されないおそれがある。この場合には、塩化ビ ニル管の開口端部から結露水が流下し、壁面が汚れてしまう。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、塩化ビニル管 によって構成された塩化ビニルダクトに対してアルミダクト用の風向装置を確実 に取り付けることができ、壁面等が結露水によって汚れるおそれのない換気口構 造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の換気口構造は、アルミニウム管によって構成されたアルミダクトの開 口端部内に挿入されるように規格化されたスリーブを有する風向装置と、塩化ビ ニル管によって構成された塩化ビニルダクトの開口端部と、前記風向装置のスリ ーブが塩化ビニルダクトの開口端部内に支持されるように、風向装置のスリーブ と塩化ビニルダクトの開口端部との間に、それぞれに対して気密状態になるよう に、両者の間に介在された弾性体製のパッキンと、を具備することを特徴とする 。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】 図1は、本考案の換気口構造の実施の形態の一例を示す分解斜視図である。こ の換気口構造は、住宅における壁面10に設けられた開口部11内に一方の端部 が挿入されて支持された塩化ビニル管製の塩化ビニルダクト20と、壁面10の 開口部11内に挿入された塩化ビニルダクト20の開口端部内にゴム製のパッキ ング30によって気密状態で支持された風向装置40とを有している。
【0008】 塩化ビニルダクト20は、一般の排水管として規格化された塩化ビニル管が使 用されている。
【0009】 風向装置40は、アルミニウム製のフレキシブル管によって構成されたアルミ ダクトに挿入されて使用されるように規格化された公知のものであり、円筒状を したスリーブ41と、スリーブ41の一方の端部に設けられた風向板42と、こ の風向板42を覆うように半球面状に構成されたフード43とを有している。
【0010】 スリーブ41は、一方の端部における開口端部が若干縮径された状態になって おり、通常は、その縮径された端部からアルミダクト内に挿入されるが、本考案 では、パッキン30を介して塩化ビニル管によって構成された塩化ビニルダクト 20内に挿入されてるようになっている。スリーブ41の外周面には、アルミダ クト内に挿入された際に、アルミダクトに対して固定的に支持されるように、上 部および左右の各側部に、抜け止め具44がそれぞれ取り付けられている。各抜 け止め具44は、スリーブ41の軸方向の中程にて、室外側に傾斜した状態で突 出して、軸方向に沿って室外側に延出した板バネ状にそれぞれ構成されている。 従って、各抜け止め具44は、それぞれ、スリーブ41の軸心部に向かって付勢 された状態で屈曲されるようになっている。
【0011】 スリーブ41の室外側に位置される端部には、スリーブ41に対して直角に湾 曲されてスリーブ41の放射方向に沿った端面部41aが設けられており、この 端面部41aの外周側には、室外側に向かって膨出した突出部41bが全周にわ たって連続して設けられている。
【0012】 スリーブ41の端部に設けられた端面部41aには、端面部41a内の開口部 を覆う円板状をした風向板42の外周縁部が突き当てられた状態で取り付けられ ている。この風向板42におけるスリーブ41の開口部に対向した部分には、水 平方向に沿った複数のガラリ42aが、上下方向に等しい間隔をあけて、それぞ れ切り起こしによって形成されている。従って、各ガラリ42aの下側には、通 気口42bがガラリ42aに沿って形成されている。各ガラリ42aは、室外側 の下方に向かって傾斜した状態になっている。
【0013】 スリーブ41の端部における外周部分に設けられた突出部41bには、フード 43が支持されている。フード43は、半球状に構成されたフード本体43aと 、フード本体43aの端面に全周にわたって外側に突出するように設けられたフ ランジ部43bを有している。フランジ部43bは、スリーブ41の突出部41 bに嵌合されるように、外周側部分が室内側に湾曲した状態になっている。半球 状をしたフード本体43aの下部には、フード本体43aの下部を切り欠くこと によって、換気開口部43cが形成されている。
【0014】 風向装置40のスリーブ41と塩化ビニルダクト20との間に嵌合されるパッ キン30は、弾性を有するゴムによって円筒状に形成されており、その外周面に は、それぞれが周方向の全周にわたって外側に突出した複数の外周側リブ31が 、軸方向に一定の間隔をあけて設けられている。また、パッキン30の内周面に も、外周面に設けられた各外周側リブ31に対応した軸方向位置に、周方向の全 周にわたって内側に突出した複数の内周側リブ32がそれぞれ設けられている。 パッキン30の各外周側リブ31は、塩化ビニルダクト20内に挿入された際に 、塩化ビニルダクト20の内周面に対して気密状態となるように、それぞれの外 径が設定されており、また、パッキン30の各内周側リブ32は、風向装置40 のスリーブ41に嵌合された際に、スリーブ41の外周面に気密状態となるよう に、それぞれの内径が設定されている。
【0015】 このようなパッキン30は、アルミダクト用として規格化された風向装置40 のスリーブ41に嵌合された状態で、壁面10の開口部11に端部が取り付けら れた塩化ビニル管製の塩化ビニルダクト20内に挿入される。風向装置40のス リーブ41に嵌合されたパッキン30は、各内周側リブ32によって、スリーブ 41に対して気密状態になっており、また、塩化ビニルダクト20内に挿入され た際に、各外周側リブ31によって、塩化ビニルダクト20に対しても気密状態 になる。その結果、室内の空気は、塩化ビニルダクト20から風向装置40のス リーブ41内に確実に進入し、風向板42の各通気口42bおよびフード43を 通って、フード43の換気開口部43cから室外に排出される。
【0016】 風向装置40のスリーブ41と塩化ビニル管製の塩化ビニルダクト20との間 は、パッキン30によって気密状態で安定的に支持されているために、風向装置 40の周囲をコーキング処理する必要がなく、しかも、壁面10の開口部11か ら結露水が流下するおそれもない。
【0017】
【考案の効果】
本考案の換気口構造は、このように、塩化ビニル管によって構成された塩化ビ ニルダクトに対して、アルミダクト用として規格化された風向装置が、気密状態 で安定的に取り付けられており、塩化ビニルダクトの開口端部の周囲をコーキン グ処理する必要がなく、しかも、塩化ビニルダクトから結露水が流下するおそれ もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の換気口構造の実施の形態の一例の分解
断面図である。
【符号の説明】
10 壁面 11 開口部 20 塩化ビニルダクト 30 パッキン 31 外周側リブ 32 内周側リブ 40 風向装置 41 スリーブ 42 風向板 43 フード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム管によって構成されたアル
    ミダクトの開口端部内に挿入されるように規格化された
    スリーブを有する風向装置と、 塩化ビニル管によって構成された塩化ビニルダクトの開
    口端部と、 前記風向装置のスリーブが塩化ビニルダクトの開口端部
    内に支持されるように、風向装置のスリーブと塩化ビニ
    ルダクトの開口端部との間に、それぞれに対して気密状
    態になるように、両者の間に介在された弾性体製のパッ
    キンと、 を具備することを特徴とする換気口構造。
JP1998004937U 1998-07-06 1998-07-06 換気口構造 Expired - Lifetime JP3055584U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3403134B2 (ja) 1999-12-20 2003-05-06 パナホーム株式会社 換気器具の取付構造
JP2004044955A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Unix:Kk 換気口カバー用の止水パッキンおよび換気口カバー
KR100998224B1 (ko) 2008-09-09 2010-12-03 주식회사 삼원이.엔.지 공동주택 환기용 후드캡
KR20170003702U (ko) * 2016-04-18 2017-10-26 윤근철 전열교환기의 흡배기관과 슬리브를 연결하기 위한 연결구
JP2018054134A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気フード

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