JP3055546U - シート袋 - Google Patents

シート袋

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JP3055546U
JP3055546U JP1998004871U JP487198U JP3055546U JP 3055546 U JP3055546 U JP 3055546U JP 1998004871 U JP1998004871 U JP 1998004871U JP 487198 U JP487198 U JP 487198U JP 3055546 U JP3055546 U JP 3055546U
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JP
Japan
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bag
opening edge
fastening
ribbons
ribbon
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JP1998004871U
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Inventor
洋介 矢島
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グリーンピースインターナショナル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】袋体の開口縁を容易かつ確実に閉じることがで
き、該開口縁を引き絞る際に袋全体の容量に無駄が生じ
ることがないシート袋を提供する。 【解決手段】袋体10aの開口縁11を引き絞るための
一対の締結用リボン21,22は、無端でその全周に亘
って細幅状に延び、前記開口縁11が最大限に開いた状
態のとき、該開口縁11に沿って周回可能な長さに形成
され、該開口縁11に沿って、各締結用リボン21,2
2を互いに重ね合わせた状態で挿入可能なリボン挿通部
13を設け、該リボン挿通部13の相対向する2箇所
に、該リボン挿通部13に予め挿入した前記各締結用リ
ボン21,22の何れか一方と他方を別々に引き出す引
出孔14,15を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シートフィルムから袋体を形成し、該袋体が開口する開口縁を引き 絞ることができるシート袋に関し、主としてごみ袋に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のシート袋としては、例えば、ポリエチレン等の合成樹脂製のシ ートフィルムによって、単に矩形の平袋形に形成されたものが知られている。こ のうち大型のシート袋は、ごみ回収時に使用するごみ袋専用として一般に広く普 及していた。
【0003】 ところが、前記シート袋では、ごみ等を詰め込んでから開口縁を閉じる場合に は、開口縁の両端付近を掴んで引っ張りながら結び合わせたり、あるいは粘着テ ープ等を用いて開口縁を閉じるように塞ぐしか手だてはない。そのため、開口縁 を閉じる作業が非常に煩わしいばかりでなく、十分に閉じることが難しく、中身 の臭気が外部に漏れたり、あるいは中身自体が外部にこぼれる虞もあった。
【0004】 かかる欠点を解消し得るような従来技術としては、例えば、実用新案登録第3 004299号の実用新案掲載公報に示すようなものがある。これは公報中の図 2に示されたように、ごみ袋本体の袋口部に縦方向に相当幅のある口紐挿通用袋 部を設け、該口紐挿通用袋部に、一対の無端帯状の口紐を互いになるべく重なら ないよう挿入して成るごみ袋である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来のごみ袋では、袋口部に設けてある口紐挿 通用袋部の幅が袋の縦方向に相当あるため、袋口部を上にした場合に、一対の口 紐は前記口紐挿通用袋部の最下端側に偏在することが多い。ここで口紐挿通用袋 部の最下端側で一対の口紐が引き絞られると、口紐挿通用袋部の上側が余る分だ け、ごみ袋全体の容量に損失が生じ易いという問題があった。
【0006】 また、一対の口紐は特に区別はなく、互いに同様に形成されており、口紐挿通 用袋部の2つの引出し口から引き出されるのが同一の口紐であっても見かけ上の 区別は付かない。従って、同一の口紐を引っ張るような場合が生じやすく、それ により、他の口紐を再度引っぱり出したりしなければならず面倒であり、あるい は口紐が千切れてしまって用をなさなくなる場合もあり問題であった。
【0007】 本考案は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、 袋体の開口縁を閉じる際、該開口縁のなるべく最上端側を引き絞ることができて 、袋全体の容量を十分に活用することができ、また、開口縁を閉じるべく各締結 用リボンを引っ張る際に確実に別々のリボンを持って引っ張ることができ、やり 直しや損傷を未然に防ぐことができるシート袋を提供することを目的としている 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本考案の要旨とするところは、以下の各項に存 する。 [1]シートフィルムから袋体(10a)を形成し、該袋体(10a)が開口 する開口縁(11)を引き絞ることができるシート袋(10)において、 前記開口縁(11)を引き絞るための一対の締結用リボン(21,22)を有 し、各締結用リボン(21,22)は、無端でその全周に亘って細幅状に延び、 前記開口縁(11)が最大限に開いた状態のとき、該開口縁(11)に沿って周 回可能な長さに形成され、 前記開口縁(11)に沿って、前記各締結用リボン(21,22)を互いに重 ね合わせた状態で挿入可能な細幅のリボン挿通部(13)を設け、該リボン挿通 部(13)の相対向する2箇所に、該リボン挿通部(13)に予め挿入した前記 各締結用リボン(21,22)の何れか一方と他方を別々に引き出す引出孔(1 4,15)を設けたことを特徴とするシート袋(10)。
【0009】 [2]前記各締結用リボン(21,22)を、それぞれ異なる色に形成したこ とを特徴とする[1]記載のシート袋(10)。
【0010】 次に前述した解決手段に基づく作用を説明する。 前記シート袋(10)によれば、袋体(10a)の開口縁(11)に沿って設 けたリボン挿通部(13)には、開口縁(11)を引き絞るための一対の締結用 リボン(21,22)を互いに重ね合わせた状態で挿入する。ここで前記リボン 挿通部(13)は、締結用リボン(21,22)の1つの幅より多少広い程度の 細い縦幅にすることができる。
【0011】 従って、袋体(10a)の開口縁(11)を上にする通常の使用状態では、各 締結用リボン(21,22)は互いに重なった状態で袋体(10a)の最上端に 沿って位置し、下方へ位置ずれすることはない。そのため、各締結用リボン(2 1,22)を引き絞って袋体(10a)の開口縁(11)を閉じる際、該開口縁 (11)のなるべく最上端側を引き絞ることができて、袋体(10a)全体の容 量を十分に活用することができる。
【0012】 前記袋体(10a)の開口縁(11)を閉じる際、リボン挿通部(13)の相 対向する2箇所にある引出孔(14,15)より別々の締結用リボン(21,2 2)の一部をそれぞれ引き出してから左右に引っ張れば、容易に開口縁(11) を締結することができる。ここで予め各締結用リボン(21,22)を異なる色 に形成しておけば、間違えることなく確実に別々の締結用リボン(21,22) を持って引っ張ることができ、やり直しや損傷を未然に防ぐことができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案を代表する一の実施の形態を説明する。 図1〜図4は本考案の一実施の形態を示している。 本実施の形態に係るシート袋10は、袋体10aの開口縁11を一対の締結用 リボン21,22で引き絞ることができるものである。以下、シート袋10を家 庭用のごみ袋として用いられる場合を例に説明する。
【0014】 図1に示すように、シート袋10の本体を成す袋体10aは、例えばポリエチ レン等の合成樹脂製のシートフィルムを材料として、畳むと矩形シート状になる 平袋形に成形されている。袋体10aの下端縁12は溶着12aされて底をなし ている。
【0015】 袋体10aの開口縁11に沿って、一対の締結用リボン21,22を互いに重 ね合わせた状態で挿入するリボン挿通部13が設けられている。図3に示すよう に、リボン挿通部13は、開口縁11を成す上端側を内側に折り返して、その端 末を溶着13aすることで袋状に形成されている。
【0016】 図3中に示すリボン挿通部13の縦幅Wは、各締結用リボン21,22の幅よ り多少大きい程度に設定する。また、リボン挿通部13の相対向する2箇所には 、該リボン挿通部13に予め挿入した各締結用リボン21,22の何れか一方と 他方を別々に引き出すための引出孔14,15が設けられている。かかる引出孔 14,15は、リボン挿通部13の両端を一部切り欠くようにして設けられてい る。
【0017】 一対の締結用リボン21,22は、無端でその全周に亘って細幅状に延び、前 記袋体10aの開口縁11が最大限に開いた状態のとき、該開口縁11に沿って 周回可能な長さに形成されている。各締結用リボン21も合成樹脂製のシートフ ィルムを材料として、これを細幅状に裁断して形成するとよい。ただし、前記各 締結用リボン21,22はそれぞれ視覚的に見分けやすいよう異なる色に形成さ れている。
【0018】 各締結用リボン21,22は、互いに重ね合わされた状態で前記袋体10aの リボン挿通部13に予め挿通される。一方の締結用リボン21はリボン挿通部1 3の一端にある引出孔14から少しだけ引き出されており、また、他方の締結用 リボン22はリボン挿通部13の他端にある引出孔15から少しだけ引き出され ている。これは逆でもよく、要は各締結用リボン21,22の一方と他方が、そ れぞれ別々の引出孔14、15から引き出されるようにすればよい。
【0019】 次に作用を説明する。 前記シート袋10によれば、図3において、袋体10aの開口縁11に沿うリ ボン挿通部13に、一対の締結用リボン21,22を互いに重ね合わせた状態で 挿入するから、リボン挿通部13の縦幅Wは、締結用リボン21,22の1つの 幅よりも多少広い程度の極力細い縦幅にすることができる。
【0020】 従って、図1に示すように、袋体10aの開口縁11を上にする通常の使用状 態では、各締結用リボン21,22は互いに重なった状態で袋体10aの最上端 に沿って位置し、下方へ位置ずれすることはない。そのため、各締結用リボン2 1,22を引き絞って袋体10aの開口縁11を閉じる際、該開口縁11のなる べく最上端側を引き絞ることができ、袋体10a全体の容量を十分に活用するこ とができる。
【0021】 ごみをいっぱいに収納した後、袋体10aの開口縁11を閉じる際は、リボン 挿通部13の相対向する2箇所にある引出孔14,15から露出する締結用リボ ン21,22の一部をそれぞれ左右に引っ張ればよい。すると、リボン挿通部1 3から締結用リボン21,22が引き出されつつ開口端11は引き絞られて、容 易に開口縁11を締結することができる。ここで各締結用リボン21,22は互 いに異なる色に形成されているため、間違えることなく確実に別々の締結用リボ ン21,22を左右に持って引っ張ることができ、やり直しや損傷を未然に防ぐ ことができる。
【0022】 なお、本考案に係るシート袋は、前述した実施の形態に限定されるものではな く、例えば、袋体10aの全体形状は長方形に限られるものではなく、正方形と してもよい。また、締結用リボン21,22の代わりに紐を使用することも考え られるが、紐の場合では細い分引っ張り強度に乏しく、更に、ごみを詰め込んで 持ち運ぶ際、リボン挿通部13や掴む手に細い紐が食い込んでしまって問題とな る。
【0023】
【考案の効果】
本考案に係るシート袋によれば、袋体の開口縁を閉じる際、該開口縁のなるべ く最上端側を引き絞ることができて、袋全体の容量を十分に活用することができ 、また、開口縁を閉じるべく各締結用リボンを引っ張る際に確実に別々のリボン を持って引っ張ることができ、やり直しや損傷を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係るシート袋を示す斜
視図である。
【図2】本考案の一実施の形態に係るシート袋を扁平に
畳んだ状態を示す正面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】本考案の一実施の形態に係るシート袋の開口縁
を引き絞った状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…シート袋 10a…袋体 11…開口縁 12…下端縁 13…リボン挿通部 14…引出孔 15…引出孔 21…締結用リボン 22…締結用リボン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートフィルムから袋体を形成し、該袋体
    が開口する開口縁を引き絞ることができるシート袋にお
    いて、 前記開口縁を引き絞るための一対の締結用リボンを有
    し、各締結用リボンは、無端でその全周に亘って細幅状
    に延び、前記開口縁が最大限に開いた状態のとき、該開
    口縁に沿って周回可能な長さに形成され、 前記開口縁に沿って、前記各締結用リボンを互いに重ね
    合わせた状態で挿入可能な細幅のリボン挿通部を設け、
    該リボン挿通部の相対向する2箇所に、該リボン挿通部
    に予め挿入した前記各締結用リボンの何れか一方と他方
    を別々に引き出す引出孔を設けたことを特徴とするシー
    ト袋。
  2. 【請求項2】前記各締結用リボンを、それぞれ異なる色
    に形成したことを特徴とする請求項1記載のシート袋。
JP1998004871U 1998-07-03 1998-07-03 シート袋 Expired - Lifetime JP3055546U (ja)

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