JP3055274U - 低重心バッテリーカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形の管路内で、工事を施工するに当たっ
て、重量物の運搬のための、軌条を設置する時間的、金
銭的な費用や、軌条があるために、作業できる空間が狭
くなってしまう問題を解決する。 【解決手段】バッテリーカーを低重心にして、その復元
力を使い直進安定性をもたせた。その低重心バッテリー
カーを使用することにより、無軌道の長距離運搬作業が
できるようになった。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【従来の技術】

従来円形の管路内で工事を行う際には、軌条を敷設して重量物の運搬を行って いた。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

円形の管路内で、工事を施工するに当たって、軌条を設置するための時間的、 金銭的な費用や、軌条があるために、作業できる空間が狭くなってしまう問題。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

普通のバッテリーカーでは、円形の管路を走らせると、車体が回転してついに は転倒してしまう。そこでバッテリーカーを低重心にして、その復元力を使い直 進安定性をもたせた。それを使用することにより、無軌道の運搬作業ができるよ うになった。

【０００４】

【考案の効果】

低重心のバッテリーカーを使用すれば、工事費が安くなると共に、工期が短縮 される。なお、軌条を設置しないので、円形管路の全断面が使用できるため、広 い作業スペースを確保できる。また、管路更正工事においては、サイズのより大 きな管を挿入することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】バッテリーカーの側面図である。

【図２】円形の管路を走行する、バッテリーカーの背面
図である。

【図３】作業の一例として、強化プラスチック複合管を
運搬するために、管運搬用のカゴ型台車とバッテリーカ
ーを組み合わせた俯瞰図である。

【符号の説明】 １ 蓄電池 ２ 前輪（駆動輪） ３ 後輪（案内輪） ４ 重心調整用カウンターウェイト ５ 踏板 ６ 管運搬台車用アタッチメント ７ マスト ８ 管運搬台車 ９ 強化プラスチッタ複合管 １０ 鉄筋コンクリート管

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】低重心にすることにより、円形の管路内
   を、軌条なしで運搬、移動できるバッテリーカー。