JP3054984B2 - 電気瞬間湯沸器 - Google Patents

電気瞬間湯沸器

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JP3054984B2
JP3054984B2 JP4314518A JP31451892A JP3054984B2 JP 3054984 B2 JP3054984 B2 JP 3054984B2 JP 4314518 A JP4314518 A JP 4314518A JP 31451892 A JP31451892 A JP 31451892A JP 3054984 B2 JP3054984 B2 JP 3054984B2
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正仁 上村
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯に使用される電気
瞬間湯沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気瞬間湯沸器はシャワーなどに用いら
れるため流入する水圧、水温、流量の変化があっても常
に安定した湯温が得られることが必要である。そのため
特開昭61−96355号公報に示すようにタンクに入
水室と出湯室を設けるなど種々の工夫がなされている。
【0003】従来のこの種の電気瞬間湯沸器について図
5および図6を参照しながら説明する。図5に示すよう
に、入水管25から流入した水は、止水栓26を経て入
水管25から分岐されている水圧検知器27の圧力スイ
ッチ28を作動させ、タンク29に内装された2本の加
熱ヒータ30、31のまわりを流れて加熱され、出湯管
32に接続されたシャワーヘッド33から流出するよう
になっている。
【0004】このときの湯温は、2本のヒータ30、3
1の電力、すなわち発熱量と水温と流量とにより決まる
ものである。したがって、適温の湯を得るためには電力
切替スイッチ34により2本の加熱ヒータ30、31を
同時に通電したり、一方のみに通電したりして電力の切
替を行い、さらに止水栓26の開度を調整して流量を加
減するものである。
【0005】図6は電気瞬間湯沸器の電気回路図を示
す。図5および図6に示す35はタンク29の異常時に
電気回路を遮断するサーマルカットアウト、36、37
はパイロットランプ、38、39はパイロットランプ保
護用の抵抗である。
【0006】図7は電気瞬間湯沸器の外観斜視図を示
し、ケース40で本体部(図示省略)を保護し、ケース
40には、回転式の止水栓26のつまみ41と回転式の
電力切替スイッチ34のつまみ42と2本のヒータ3
0、31の通電時にそれぞれ点灯するパイロットランプ
36、37の表示窓43、44を備えている。
【0007】上記構成において、温水シャワーを浴びる
ときは、あらかじめ電力切替スイッチ34で2本の加熱
ヒータ30、31を「入」にするとともに止水栓26を
開いて通水する。止水栓26が開かれて水圧がある値に
なると水圧検出器27の圧力スイッチ28が「入」とな
って加熱ヒータ30、31に通電され、温水がシャワー
ヘッド33より流出する。
【0008】この湯水の流出において、適温の湯水を得
るために止水栓26の開度を調整するのであるが、止水
栓26の開度を調整しても適温の湯水が得られない場合
には、電力切替スイッチ34で2本の加熱ヒータ30、
31を並列に、あるいは直列に接続したり、1本にのみ
接続したりして電力を調節し、さらに止水栓26の開度
を調整することにより適温の湯水が得られるようになっ
ている。
【0009】また、水圧や入水の温度が変化した場合に
も上記した調整と同様の調整により適温の湯水が得られ
るようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
瞬間湯沸器では、適温の湯水を得るためには、2本の加
熱ヒータ30、31の切替と止水栓26の開度を頻繁に
調整をしなければならず、また、水圧や入水の温度が変
化した場合も同様の調整をしなければならないという問
題があった。
【0011】また、温水シャワーの使用中には数回にわ
たり止水栓26を操作して湯水の流出、停止を繰り返す
ので、その都度止水栓26の開度を調整しなければなら
ないという問題もあった。
【0012】本発明は上記問題を解決するもので、操作
が簡単で、容易に適温の湯水を得ることができる電気瞬
間湯沸器を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加熱ヒータが内装されたタンクと、前記タ
ンクに接続された入水管および出湯管と、前記入水管に
接続されて圧力スイッチを開閉する水圧検知器と、前記
水圧検知器の上流側に接続されて前記入水管中の流量を
調節する流量調節弁と、開閉スイッチによって直接開閉
される止水弁と、前記加熱ヒータの通電率をトライアッ
クを介してボリュームスイッチで制御する制御回路とを
備え、前記止水弁は、開閉スイッチが「開」のときは操
作板と操作軸を開放状態として内蔵したバネによりフロ
ート弁を止水側に付勢し、前記開閉スイッチが「閉」の
ときは操作板に連動して操作軸を押し下げ状態としてこ
の操作軸に一体に構成されたフロート弁を開放するよう
に構成するとともに、前記加熱ヒータと前記トライアッ
クと前記圧力スイッチとを直列に接続し、前記開閉スイ
ッチの「閉」操作により機械的に連結された開閉手段を
介して前記止水弁を開き、前記流量調節弁で予め調節さ
れた流量で前記タンクに給水するとともに、前記加熱ヒ
ータを前記制御回路のボリュームスイッチで予め設定さ
れた通電率で通電するようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成において、開閉スイッチ
の「閉」操作で止水弁が開かれて流量調節弁で予め設定
された流量がタンクに給水されるとともに、制御回路の
ボリュームスイッチで予め設定された通電率で加熱ヒー
タに通電されるので、流量に相応した電力で入水を加熱
して、適温の湯水を得ることになる。また、シャワー中
の湯水の流出と停止を開閉スイッチの操作だけで行うこ
とができ、その都度の流量の調節が不要となる。さら
に、開閉スイッチと止水弁は機械的手段により連結した
構成としているため、非通電状態においても開閉スイッ
チの「閉」操作により給水のみ可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図4
を参照しながら説明する。
【0016】図に示すように、タンク1には加熱ヒータ
2が内装され、タンク1に給水する入水管3とシャワー
ヘッド4に出湯する出湯管5とが接続されている。前記
入水管3にはその上流側から、圧力スイッチ6を開閉す
る水圧検知器7、タンク1への給水の流量を調節する流
量調節弁8、開閉スイッチ9の開閉操作によって入水管
の流路を開閉する止水弁10が接続されている。前記加
熱ヒータ2には、加熱ヒータ2の通電率を無段階に調節
するためトライアック11を介してボリュームスイッチ
12で制御する制御回路13が接続されている。
【0017】なお、14はタンク1の異常加熱を防止す
るサーマルカットアウト、15は加熱ヒータ2の通電状
態を表示する表示灯、16は表示灯15の保護抵抗、1
7は開閉スイッチ9の通電状態を表示する表示灯、18
は表示灯17の保護抵抗である。
【0018】上記した各構成部材の電気部材は図2に示
すように接続されている。すなわち、加熱ヒータ2とト
ライアック11とサーマルカットアウト14と圧力スイ
ッチ6とは直列に接続され、この直列回路に開閉スイッ
チ9と表示灯17と保護抵抗18との直列回路が並列に
接続されている。
【0019】図3は外観斜視図を示し、ケース19で本
体部(図示省略)を保護し、ケース19には、流量調節
弁8の回転式のつまみ20と、ボリュームスイッチ12
の回転式のつまみ21と、開閉スイッチ9の上下式のつ
まみ22と、加熱ヒータ2の通電時に点灯する表示灯1
5の表示窓23と、開閉スイッチ9の「閉」の通電時に
点灯する表示灯17の表示窓24を備えている。
【0020】図4は開閉スイッチ9と止水弁10の開閉
手段を示す概略図で、以下に記すように機械的に連結さ
れた開閉手段により止水弁10を開閉するようにしてい
る。止水弁10はフロート弁10aを内装しており、開
閉スイッチ9の「開」時はフロート弁10aの孔10a
1が開閉スイッチ9の操作軸9aと連動して動く操作板
9bで止水弁10の操作軸10bの他方の先端に取りつ
けられたゴム弁10cをバネ10dの力を利用して塞が
れ、入水管3の水圧がフロート弁10aの孔10a2
通じ背圧室10e側からフロート弁10aに背圧がかか
り止水部10fで止水する。開閉スイッチ9の「閉」時
は操作板9bで操作軸10bが押し下げられ同時にゴム
弁10cも押し下げられフロート弁10aの孔10a1
が開き、背圧室10e側からフロート弁10aには入水
管の圧力がかからず、バネ10gでフロート弁10aが
押し下げられ止水部10fが開き、止水状態が崩れて、
水が流れるようになる。
【0021】上記構成において、開閉スイッチ9を
「閉」操作すると止水弁10が開かれ、入水管3から流
量調節弁8、水圧検知器7を経てタンク1に給水され
る。この給水により水圧検知器7が作動して圧力スイッ
チ6が閉路され、ボリュームスイッチ12で設定された
通電率で加熱ヒータ2が通電されて、タンク1に給水さ
れた水を加熱し温水化する。
【0022】ここで、シャワーヘッド4から流出する湯
水の適温は、加熱ヒータ2の電力と、給水の流量と、水
温によって得られるものであるので、季節あるいは好み
によってボリュームスイッチ12の通電率を予め設定し
て加熱ヒータ2の電力を設定し、併せて流量調節弁8で
予め流量を設定しておけば、開閉スイッチ9の「閉」操
作によって給水するだけで常に適温の湯水を得ることが
できる。
【0023】このように本実施例の電気瞬間湯沸器によ
れば、加熱ヒータ2とボリュームスイッチ12で加熱ヒ
ータ2の通電率を制御する制御回路13のトライアッツ
ク11と圧力スイッチ6とを直列に接続するとともに、
開閉スイッチ9の機械的開閉回路と止水弁10の機械的
開閉回路を接続して、開閉スイッチ9の「閉」操作によ
り流量調節弁8で予め調節された流量でタンク1に給水
するとともに、加熱ヒータ2にボリュームスイッチ12
で予め設定された通電率で通電するようにしたことによ
り、開閉スイッチ9の「閉」操作によって給水するだけ
で常に適温の湯水を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入水管の止水弁を開閉する開閉スイッチの
「閉」操作で止水弁が開かれて流量調節弁で予め設定さ
れた流量がタンクに給水されるとともに、ボリュームス
イッチで予め設定された通電率で加熱ヒータに通電され
るので、流量に相応した電力で入水を加熱することがで
き、開閉スイッチの「閉」操作のみで季節あるいは好み
にあった適温の湯水を得ることができる。また、シャワ
ー中の湯水の流出と停止も開閉スイッチの「開」「閉」
操作のみで行うことができ、その都度流量を調節すると
いう煩わしさをなくすることができる。さらに、万一、
停電等により非通電状態になった場合でも開閉スイッチ
の「閉」操作により機械的に連結された開閉手段を介し
て止水弁を開くことができるため、給水は可能となり、
停電によりシャワーが全く使用できないという不具合は
解消できる。したがって、操作が簡単で、容易に適温の
湯水を得ることができ、使い勝手の良い電気瞬間湯沸器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気瞬間湯沸器の構成を示
す正面図
【図2】同、電気瞬間湯沸器の回路図
【図3】同、電気瞬間湯沸器の外観斜視図
【図4】同、電気瞬間湯沸器の開閉スイッチと止水弁の
接続を示す断面図
【図5】従来例の電気瞬間湯沸器の構成を示す正面図
【図6】同、電気瞬間湯沸器の回路図
【図7】同、電気瞬間湯沸器の外観斜視図
【符号の説明】
1 タンク 2 加熱ヒータ 3 入水管 5 出湯管 6 圧力スイッチ 7 水圧検知器 8 流量調節弁 9 開閉スイッチ9b 操作板 10 止水弁10a フロート弁 10b 操作軸 10d,10g バネ 11 トライアック 12 ボリュームスイッチ 13 制御回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ヒータが内装されたタンクと、前記タ
    ンクに接続された入水管および出湯管と、前記入水管に
    接続されて圧力スイッチを開閉する水圧検知器と、前記
    水圧検知器の上流側に接続されて前記入水管中の流量を
    調節する流量調節弁および開閉スイッチによって直接開
    閉される止水弁と、前記加熱ヒータの通電率をトライア
    ックを介してボリュームスイッチで制御する制御回路と
    を備え、前記止水弁は、開閉スイッチが「開」のときは
    操作板と操作軸を開放状態として内蔵したバネによりフ
    ロート弁を止水側に付勢し、前記開閉スイッチが「閉」
    のときは操作板に連動して操作軸を押し下げ状態として
    この操作軸に一体に構成されたフロート弁を開放するよ
    うに構成するとともに、前記加熱ヒータと前記トライア
    ックと前記圧力スイッチとを直列に接続し、前記開閉ス
    イッチの「閉」操作により機械的に連結された開閉手段
    を介して前記止水弁を開き、前記流量調節弁で予め調節
    された流量で前記タンクに給水するとともに、前記加熱
    ヒータを前記制御回路のボリュームスイッチで予め設定
    された通電率で通電するようにした電気瞬間湯沸器。
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JP2011007432A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Panasonic Corp 給湯機
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