JP3054889U - 園芸作業用容器 - Google Patents

園芸作業用容器

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JP3054889U
JP3054889U JP1998004212U JP421298U JP3054889U JP 3054889 U JP3054889 U JP 3054889U JP 1998004212 U JP1998004212 U JP 1998004212U JP 421298 U JP421298 U JP 421298U JP 3054889 U JP3054889 U JP 3054889U
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work floor
horticultural
floor
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JP1998004212U
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English (en)
Inventor
真人 影山
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Morito Co Ltd
Original Assignee
Morito Co Ltd
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 園芸作業に必要な領域を確保するとともに、
園芸作業に際しての作業性を向上し、その環境での景観
を損なわないように作業を行う。 【解決手段】 テントや帆などに用いられるような丈夫
な布材により形成され、園芸作業領域をなし得る所望の
展開面積を有した作業床部1と、上記丈夫な布材により
形成され、作業床部1の周囲に対し、作業床部1と共に
展開し得るように複数延出され、それぞれ着脱自在に面
ファスナー3を以て連接されて作業床部1の周囲を囲む
側壁をなす縁部2とを備える。また、少なくとも作業床
部1の作業領域をなす一方の面には、防水性を有したナ
イロン樹脂性布材の積層、あるいは合成樹脂材、ゴム材
の塗膜からなる防水面1aが施されている。また、縁部
2には把手が設けられており、作業床部1の所要箇所に
は排出口4が穿設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、園芸を行う際の各種作業で使用する園芸作業用容器に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
近年では、ガーデニングと称し、ベランダ、テラス、窓際、オープンスペース などを鉢花で飾ったり、植栽、緑化して、都会での暮らしを潤いのあるものにす る趣向がある。特にマンションでは、ベランダが貴重なアウトドアスペースであ るが、土の持ち込みができないケースが多い。このため、床や手摺に木目調の覆 いをして自然の感じとし、そこにプランター、ハンギングバスケットなどを用い て、緑や花を飾っている。
【0003】 このようなガーデニングでは、鉢植え、植え換え、剪定などの作業も一つの趣 とされており、従来では、ビニール、新聞紙、チラシなどを、作業床面に広げて 上記園芸作業を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した園芸作業に用いるビニール、新聞紙、チラシなどでは 、元来、園芸作業用のものでないために、所望の広さをなすものを探さなければ ならず、作業領域を十分に確保することが難しかった。また、上記ビニール、新 聞紙、チラシなどでは、少しの風でも捲れ上がってしまって土や肥料などが周囲 に飛び散って汚れるなど、作業性が悪いという問題がある。
【0005】 さらに、園芸作業を趣のあるものとして行っているため、そこに上記ビニール 、新聞紙、チラシなどを用いるのでは美観がなく、景観を美しく保つべき自然流 のガーデニングの設備の中で行う作業として、見苦しく、味わいのないものにな ってしまう。
【0006】 また、上記ビニール、新聞紙、チラシなどは、作業の終了後には廃棄処分され るが、これではゴミが増えて、自然を楽しみながら自然環境を破壊するような行 為は、何とも矛盾したことである。
【0007】 そこで本考案は、上記課題を解消するために、園芸作業に必要な領域を確保す るとともに、園芸作業に際しての作業性を向上し、その環境での景観を損なわな いように作業を行うことができる園芸用作業容器を提供することを目的としてい る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による園芸作業用容器は、布材により形成され 、園芸作業領域をなし得る所望の展開面積を有した作業床部と、 布材により形成され、該作業床部の周囲に対し、前記作業床部と共に展開し得 るように複数延出され、それぞれ着脱自在に連結手段を以て連接されて、前記作 業床部の周囲を囲む側壁をなす縁部と、 を備えたことを特徴としている。
【0009】 また、少なくとも前記作業床部の作業領域をなす一方の面には、防水性を有し たナイロン樹脂性布材の積層、あるいは合成樹脂材、ゴム材の塗膜からなる防水 面が施されていることを特徴としている。
【0010】 前記縁部には、把手が設けられていることを特徴としている。
【0011】 前記作業床部の所要箇所には、排出口が穿設されていることを特徴としている 。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。 図1は本考案による園芸作業用容器の構成を示す斜視図、図2は同園芸作業用 容器の使用状態を示す斜視図である。
【0013】 この実施の形態における園芸作業用容器は、園芸作業領域をなし得る所望の展 開面積を有するように、図1に示すように、略矩形状、この実施の形態では長方 形状(例えば短辺略700mm、長辺略1000mm)とされた作業床部1を基部と している。この作業床部1は、テントや帆などに用いられる丈夫な布材(例えば キャンバス)によって形成され、少なくとも一方の面は、防水性を有したナイロ ン樹脂性布材が積層されて防水面1aをなしている。なお、作業床部1の少なく とも一方の面に、直接、合成樹脂材、ゴム材の塗膜による防水面1aを施しても よい。
【0014】 また、作業床部1の周囲の各辺には、略矩形状の縁部2が作業床部1の周囲よ り延出する如く縫着されている。この縁部2は、作業床部1と同様に丈夫な布材 にて形成されており、作業床部1との間の境目で折曲可能に形成されている。ま た、縁部2は、作業床部1に対して立設状態にある時、互いに隣接する縁部2が 連接されて作業床部1を囲む側壁をなすように構成されている。具体的には、作 業床部1の長辺に縫着された縁部2の両端に延出する接合部2aが設けられてい る、そして、接合部2aの外面(あるいは内面)と、短辺に縫製された縁部2の 端部内面(あるいは外面)との間を連結手段としての面ファスナー3を以て連接 する。
【0015】 また、各縁部2には、ループ状の把手5が設けられている。さらに、作業床部 1の所要箇所、この実施の形態では、作業床部1と縁部2との境目(この実施の 形態では、図1の如く作業床部1における一方の長辺の略中央部)には、排出口 4が穿設されている。
【0016】 このような園芸作業用容器を使用するには、園芸作業に際して、所要箇所で防 水面1aを上面として作業床部1を敷き、図2に示す如く各縁部2を連結するこ とで、作業床部1を囲む側壁が形成され、この作業床部1の防水面1a上で鉢植 え、植え換え、施肥などの園芸作業を行う。防水面1aは、防水処理が施されて いるので、土などが水分を含んでいても、その取り扱いを容易に行える。
【0017】 そして、作業床部1の防水面1a上の残土や肥料などは、対向する各把手5を 持って、作業床部1を曲げるようにして集め、所望の箇所に排出させる。この際 、排出口4を用いると残土や肥料の排出を容易に行える。
【0018】 また、園芸作業の終了時には、各縁部2の連結を外して作業床部1と各縁部2 を一葉に展開し、適宜折り畳んでおける。さらに、作業床部1と各縁部2が汚れ た場合には、洗い流せばよい。
【0019】 したがって、このように構成された園芸作業用容器では、作業床部1を以て適 宜な作業領域を得ることができる。また、縁部2を以て作業床部1を囲む側壁が 得られるので、鉢植え、植え換え、施肥などの際の土や肥料が作業床部1の周囲 から零れるのを防止できる。さらに、作業中では、作業床部1および縁部2が丈 夫な布材にて形成されているので、ある程度の質量があって、少し位の風では捲 れ上がらないので作業性が向上する。そして、把手5や排出口4により、さらな る作業性の向上が図られる。
【0020】 また、上記園芸作業用容器では、作業床部1および縁部2が布材で形成されて いるので、柔らかな風合いを有し、景観を美しく保つべき自然流のガーデニング の設備の中で行う作業として、趣のあるものとなる。
【0021】 また、上記園芸作業用容器は、使い捨てでなく再度使用することができ、時に は洗って綺麗にしておけるので、従来のように、ゴミを出すことがない。
【0022】 また、使用後は、折り畳んで物置などに収納できるので、便利であり、繰り返 して園芸作業に使用することができる。
【0023】 なお、上述した実施の形態における作業床部1は、略矩形状に限らず円形状や 多角形状など、様々な形状であってもよく、縁部2は、作業床部1の形状に対応 して、作業床部1の周囲より作業床部1と共に展開し得るように複数延出され、 それぞれ着脱自在に連結手段を以て連接されて、作業床部1の周囲を囲む側壁を なせばよい。
【0024】 また、連結手段として、面ファスナー3を用いたが、ホック、フック、ファス ナーなどを採用してもよい。また、排出口4の設置個所には、容器のコーナーな どを選択してもよい。
【0025】 また、防水処理またはナイロン樹脂の積層構造は、作業床部1の一方の面だけ に限らず、縁部2を含む全ての面に防水処理またはナイロン樹脂を配してもよい 。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による園芸作業用容器は、布材により形成され、園 芸作業領域をなし得る所望の展開面積を有した作業床部と、布材により形成され 、作業床部の周囲に対し、作業床部と共に展開し得るように複数延出され、それ ぞれ着脱自在に連結手段を以て連接されて、作業床部の周囲を囲む側壁をなす縁 部とを備えている。これにより、作業床部を以て適宜な作業領域を得ることがで きる。また、縁部を以て作業床部を囲む側壁が得られるので、鉢植え、植え換え 、施肥などの際の土や肥料が作業床部の周囲から零れるのを防止できる。さらに 、園芸作業中では、作業床部および縁部が布材にて形成されているので、ある程 度の質量を有しており、少し位の風では捲れ上がらないので作業性を向上するこ とができる。
【0027】 また、少なくとも前記作業床部の作業領域をなす一方の面には、防水性を有し たナイロン樹脂性布材の積層、あるいは合成樹脂材、ゴム材の塗膜からなる防水 面が施されていることにより、園芸作業にて作業床部にある土などが水分を含ん でいても(あるいは水分を含ませても)、その取り扱いを容易に行うことができ る。
【0028】 また、縁部には把手が設けられているので、把手を持って作業床部を曲げるす れば、作業床部上の残土や肥料などを容易に集めることができ、その残土や肥料 などの排出を容易に行うことができる。この際、作業床部の所要箇所に排出口が 穿設されていれば、残土や肥料の排出をさらに容易に行うことができる。
【0029】 また、上記園芸作業用容器は、布材で形成されているので、柔らかな風合いを 有し、特に景観を美しく保つべき自然流のガーデニングの設備の中で行う園芸作 業であれば、趣を向上することができる。
【0030】 また、上記園芸作業用容器は、使い捨てでなく再度使用することができ、時に は洗って綺麗にしておけるのでゴミを出すことがない。
【0031】 また、上記園芸作業用容器は、布材で形成されているので、使用後では、折り 畳んで物置などに収納できる便利さを備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による園芸作業用容器の構成を示す斜視
図。
【図2】同園芸作業用容器の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…作業床部、1a…防水面、2…縁部、2a…接合
部、3…面ファスナー(連結手段)、4…排出口、5…
把手。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布材により形成され、園芸作業領域をな
    し得る所望の展開面積を有した作業床部と、 布材により形成され、該作業床部の周囲に対し、前記作
    業床部と共に展開し得るように複数延出され、それぞれ
    着脱自在に連結手段を以て連接されて、前記作業床部の
    周囲を囲む側壁をなす縁部と、 を備えたことを特徴とする園芸作業用容器。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記作業床部の作業領域をな
    す一方の面には、防水性を有したナイロン樹脂性布材の
    積層、あるいは合成樹脂材、ゴム材の塗膜からなる防水
    面が施されていることを特徴とする請求項1に記載の園
    芸作業用容器。
  3. 【請求項3】 前記縁部には、把手が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の園芸
    作業用容器。
  4. 【請求項4】 前記作業床部の所要箇所には、排出口が
    穿設されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の
    何れかに記載の園芸作業用容器。
JP1998004212U 1998-06-12 1998-06-12 園芸作業用容器 Expired - Lifetime JP3054889U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012044983A (ja) * 2010-07-27 2012-03-08 Hokushin Hanpu:Kk 植栽用容器及びそれを用いた屋上緑化システム

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