JP3054868U - 把手取付金具 - Google Patents

把手取付金具

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JP3054868U
JP3054868U JP1998004638U JP463898U JP3054868U JP 3054868 U JP3054868 U JP 3054868U JP 1998004638 U JP1998004638 U JP 1998004638U JP 463898 U JP463898 U JP 463898U JP 3054868 U JP3054868 U JP 3054868U
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JP1998004638U
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種夫 若松
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Kyowa Co Ltd
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Kyowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動部が無く、ショルダーベルトを連結する
部位が目立たず体裁がよく、さらには、操作性のよい把
手取付金具を提供する。 【構成】 把手本体(51)の両端に水平方向の枢止軸
(52,52)を突設した把手(50)を、一対の金具
本体(10,10)を使用して鞄本体(100)に固定
するものであって、上記金具本体(10,10)の上面
(13)は一端面(11)側に高段上面部(13a)
を、他端面(14)側に低段上面部(13b)を設け
る。そして、高段上面部(13a)側に一端を連結した
環体構成片(15)の他端側を、前記低段上面部(13
b)の上方を通過させた後、その先端部を金具本体(1
0)の他端面(14)側に連結してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は手提げ鞄の把手を鞄本体に取り付けるために使用する把手取付金具に 関するもので、特に、ショルダーベルトも着脱可能に取り付けられる把手取付金 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、手提げ鞄の多くは、ツーウエイバッグと称して、鞄本体を手に提げるた めの把手を取り付けると共に、鞄本体を肩に掛けるショルダーベルトをも着脱可 能に装着できるようになしてある。
【0003】 そして、上記把手は金具等で鞄本体に固定し、ショルダーベルトは別個の一対 の連結環を鞄本体に固定し、この連結環にショルダーベルトをその両端に取り付 けた茄子環等で着脱可能に連結するようになしてある。したがって、この従来方 式は把手用とショルダーベルト用との夫々の金具(連結具)が必要となるので、 両者を一体化する提案もなされている。
【0004】 上記従来のショルダーベルト連結部を一体化した把手取付金具として代表的な ものは、「図4」に示すように、帯鉄10aの一端折り返し部10bで把手50 aに設けた連結環50bの一辺を巻き込み、該帯鉄10aを鞄本体100に鋲着 等で固定することで、該把手50aを鞄本体100に連結・固定するようになし てある。そして、上記帯鉄10aの他端側に上方に膨出した屈曲部10cを設け 、この屈曲部10cの下方にショルダーベルト連結環15aの一辺を通し、該シ ョルダーベルト連結環15aを共に鞄本体100に枢着してある。なお図示はし ていないが、このショルダーベルト連結環15aには「図1」に示すショルダー ベルト60を、その両端に取り付けた茄子環61,61で連結するようになして ある。
【0005】 しかし、上記従来の把手取付金具は、ショルダーベルト連結環15aがその一 辺で枢着したものであるので、この連結用環が可動部(仰伏動可能)となり、仰 動時は上方に突出する状態となることがあり体裁が悪いとの問題点が指摘されて いる。
【0006】 また、上記従来の把手連結金具は可動部を有してはいるが、実用的な強度には 全く問題は無いにもかかわらず、該可動部が摩耗・損傷するのではないかとの心 配が寄せられ、また、ショルダーベルトを着脱する際に、上記ショルダーベルト 連結環15aが伏動位置にあると、これを片手で起こして(仰動させ)もう一方 の片手でショルダーベルト60の茄子環61,61を操作しなくてはならず意外 と操作性が悪いとして現在ではほとんど利用されないでいる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、可動部が無く、ショルダ ーベルトを連結する部位が目立たず体裁がよく、さらには、操作性のよい把手取 付金具を提供することを課題としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するため、把手本体51の両端に水平方向の枢止軸5 2,52を突設した把手50を、下方開口箱状で一端面11に上記枢止軸52が 通ることのできる幅の欠部12をその下辺より設けた一対の金具本体10,10 を使用して、この金具本体10,10を鞄本体100に固定する際に、その欠部 12,12内に把手50の両枢止軸52,52を臨入させるようになした把手取 付金具において、上記金具本体10,10の上面13は一端面11側に高段上面 部13aを、他端面14側に低段上面部13bを設け、上記高段上面部13a側 に一端を連結した環体構成片15の他端側を、前記低段上面部13bの上方を通 過させた後、その先端部を金具本体10の他端面14側に連結してなる技術的手 段を講じたものである。
【0009】 それ故本考案把手取付金具は、金具本体10と環体構成片15とでショルダー ベルト60の茄子環61,61を係止するための環を形成する作用を呈する。
【0010】 そして、上記環体構成片15が金具本体10に固定されているので、可動部が なく、常に茄子環等を着脱するための環空部が確保される作用を呈するものであ る。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図中、50 が把手である。この把手50は、把手本体51の両端に水平方向の枢止軸52, 52を突設した従来公知なものが使用される。
【0012】 上記把手本体51の両端に水平方向の枢止軸52,52を突設した把手は適宜 材質の把手本体51の両端に水平方向の枢止軸52,52(「図3」参照」)の 一部を埋入して構成すればよいが、一本の金属棒を中央部が湾曲し、その両端に 水平方向の枢止軸52,52が連続する略Ω型に形成し、この金属棒の中央部を 合成ゴム等の握持した際に適宜な弾性を有する材質で構成した把手本体で覆うよ うになすと、体裁もよく、強度も大きいものが得られる。
【0013】 そして、上記把手50は、下方開口箱状で一端面11に上記枢止軸52が通る ことのできる幅の欠部12をその下辺より設けた一対の金具本体10,10を使 用して、この金具本体10,10を鞄本体100に固定する際に、その欠部12 ,12内に把手50の両枢止軸52,52を臨入させるようになして鞄本体10 0に枢着・固定されるようになしてある。
【0014】 したがって、上記金具本体10を下方開口箱状となすのは、枢止軸52を臨入 させるためのものであり、金具本体10の全体に空部を設ける必要は無く、一端 面11側を箱状とし、他端面14側は中実状となしてもよい。また、この金具本 体10を鞄本体100に固定するには、図示例では「図3」に示すように、金具 本体10内に螺子孔16,16を設け、鞄本体100の内側よりこの螺子孔16 ,16に螺合する固定螺子70,70で螺締するようになしてあるが、その他、 鋲着等従来公知な固定法で固定してもよい。
【0015】 なお、図示の実施形態において、上記把手50は、その枢止軸52,52の先 端に拡径フランジ部53,53を夫々設けてある。この拡径フランジ部53,5 3は、荷重によって把手本体51が変形し両端の距離が変化した際に抜け落ちる のを防止するためのもので、該拡径フランジ部53,53は上記欠部12の幅よ り大径に形成され金具本体10,10内に収納されるようになし、把手本体51 が両枢止軸52,52の距離を縮めるように変形しようとすると、この拡径フラ ンジ部53,53が一端面11,11の内面によって係止されて抜け落ちるのを 防止するようになしてある。
【0016】 なお、上記把手50に容易には変形しないものを使用すれば上記拡径フランジ 部53,53は不要である。また、把手50が多少荷重によって変形する場合も 、上記枢止軸52,52を長く設定して金具本体10,10の奥まで臨入するよ うになしておいても、上記拡径フランジ部53,53を省略できるものである。
【0017】 但し、上記把手50は握持し易くするには適宜な弾性と剛性が必要で、図示例 では、金具本体10内に一端面11と平行な凸条11aを設け、一端面11の内 面とこの凸条11aとで構成される溝に上記拡径フランジ部53の一部が係入さ れるようになして、把手50に剛性を持たせても大きな耐久性を発揮できるよう になしてある。
【0018】 また、図中、50が上記把手100を取り付ける鞄本体で、この鞄本体100 は、かぶせ蓋方式と称し、前面101と後面(「図1」では奥側)と底面102 と両側面103,103とで上部が開口した本体部を形成し、該後面の上端を延 設して蓋部104となし、この蓋部104を上部開口の上方を通して前面101 の外側に折り曲げ、該蓋部104の先端を係止具105,105で前面101に 着脱可能に係止できるようになしてある。なお、この鞄本体100は図示例に限 定されるものではなく、鞄本体100の頂面(図示例では蓋部104の外面)に 把手50を取り付けられるものであれば、従来公知な種々のものが使用できるの は無論である。
【0019】 そして、上記金具本体10,10の上面13は一端面11側に高段上面部13 aを、他端面14側に低段上面部13bを設けてある。すなわち、一対の金具本 体10,10は一端面11を夫々内側に向けて鞄本体100に対設されるが、こ の一端面11側が高く、他端面14側(対設した際の両外側)が段状に低く構成 してある。
【0020】 なお、上記低段上面部13bは他端面14の端部まで必ずしも連続する必要性 はなく、図示例では、該低段上面部13bのさらに他端面14側に中段上面部1 3cを連設してあるが、この中段上面部13cを高段上面部13aと略同じ高さ にして正面凹型に構成しても差し支えない。また、上記高段上面部13a、該低 段上面部13b、中段上面部13cは、図示例では夫々水平面となしてあるが、 曲面や斜面としてなしてもよいものである。
【0021】 そして、上記高段上面部13a側に一端を連結した環体構成片15の他端側を 、前記低段上面部13bの上方を通過させた後、その先端部を金具本体10の他 端面14側に連結してなる。
【0022】 上記環体構成片15は、図示例では断面丸型で、金具本体10と一体成形され ているが、断面形状は種々変更可能であり、また、金具本体10とは別個に形成 したものを金具本体10に連結固定してもよい。なお、図示例では、該環体構成 片15は一端面11側を高段上面部13aより突設し、下端面側14側に延設さ れた部位は、低段上面部13bと所定の間隙を確保するため該低段上面部13b の上方を通過させ、その先端部を下方に向けて湾曲させて、その先端を金具本体 10の他端面14側(図では中段上面部13c )に一体連設してある。
【0023】 なお、上記環体構成片15はその一端を、高段上面部13aと低段上面部13 b との間の段面13d 上部より略水平方向に突設する状態となしてもよい。また 、この環体構成片15の他端は、図示例の湾曲させて中段上面部13c 上に連通 する他、他端面14近くに連結(連設)すればよく、中段上面部13c を省略し た場合は該低段上面部13bに直接連結すればよく、さらには、他端面14に連 設してもよいものである。なお、上記中段上面部13c を高段上面部13aと同 じ高さとした場合は、両段面13d ,13e の上部を該環体構成片15で橋架状 態に連通するようになしてもよいものである。
【0024】
【考案の効果】
それ故、本考案把手取付金具は、把手50を鞄本体100に枢着できるのは従 来と同じであるが、環体構成片15と金具本体10とでショルダーベルト60の 茄子環61を係止する環を一体的に構成できる把手取付金具を提供できるもので ある。
【0025】 そして、本考案は環体構成片15が金具本体10に一体的に連設されてなるの で、体裁がよく、かつ、可動部がないので耐久性に優れ、茄子環61等のショル ダーベルと60の着脱が容易な把手取付金具を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案把手取付金具を取り付けた鞄の正面図で
ある。
【図2】本考案把手取付金具の一実施形態の斜視図であ
る。
【図3】縦断面図である。
【図4】従来例縦断面図である。
【符号の説明】
10 金具本体 11 一端面 12 欠部 13 上面 13a 高段上面部 13b 低段上面部 14 他端面 15 環体構成片 50 把手 51 把手本体 52 枢止軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手本体(51)の両端に水平方向の枢
    止軸(52,52)を突設した把手(50)を、下方開
    口箱状で一端面(11)に上記枢止軸(52)が通るこ
    とのできる幅の欠部(12)をその下辺より設けた一対
    の金具本体(10,10)を使用して、この金具本体
    (10,10)を鞄本体(100)に固定する際に、そ
    の欠部(12,12)内に把手(50)の両枢止軸(5
    2,52)を臨入させるようになした把手取付金具にお
    いて、 上記金具本体(10,10)の上面(13)は一端面
    (11)側に高段上面部(13a)を、他端面(14)
    側に低段上面部(13b)を設け、 上記高段上面部(13a)側に一端を連結した環体構成
    片(15)の他端側を、前記低段上面部(13b)の上
    方を通過させた後、その先端部を金具本体(10)の他
    端面(14)側に連結してなる把手取付金具。
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