JP3054856B2 - 放電灯照明器具および放電灯照明器具用反射板取付具 - Google Patents

放電灯照明器具および放電灯照明器具用反射板取付具

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JP3054856B2
JP3054856B2 JP5145897A JP5145897A JP3054856B2 JP 3054856 B2 JP3054856 B2 JP 3054856B2 JP 5145897 A JP5145897 A JP 5145897A JP 5145897 A JP5145897 A JP 5145897A JP 3054856 B2 JP3054856 B2 JP 3054856B2
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逸誠 吉武
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株式会社ヨシタケ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯照明器具に
関し、特に放電灯照明器具の反射板の取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、あんどん式広告板に用いる放電灯
や、直付式放電灯照明器具においては照明効果を上げる
ため、放電管に反射板を取り付けることが行われてい
る。このような従来の反射板の取付方法を図4および図
5を用いて説明する。図6は、放電灯照明器具の全体構
成を示す一部を省略した斜視図であり、図7は、反射板
の取付部の詳細を示す部分拡大図である。放電灯照明器
具は、例えばアルミニウムを引抜成形して得たチャンネ
ル4の両端に立ちあげて設けたソケット支持具5−1,
5−2と、該支持具に向かって前後方向に遊動するよう
に取り付けられたソケット6−1,6−2と、該ソケッ
ト6−1,6−2に端子が嵌め込まれた放電管1とから
構成される。また、チャンネル4には、放電灯の起動装
置7が取り付けられている。このような照明器具に反射
板を取り付ける方法として、反射板2の両端部近傍に円
弧状の取付バンド28−1,28−2をビス29をかし
めて取り付け、この取り付けバンド28を放電管1に嵌
めることによって、反射板2を放電管1に取り付けてい
る。
【0003】しかしながら、この従来ような技術では、
放電管1に反射板2を取り付ける取付バンド28をビス
29をかしめて取り付けていることから、取付バンド2
8の反射板2への取付けは、工場で行っているので、取
付バンドがじゃまをして反射板を積み重ねることができ
ず、保管時や搬送時に、かさばってしまう欠点があっ
た。また、反射板2の反射光率を上げるために、銀やア
ルミニウムを蒸着して鏡面を形成していることから、反
射板2には使用前に傷つかないように保護膜を貼り付け
てあり、この保護膜は施工前に剥がされる。このとき、
従来技術では、取付バンド28がビス29等によって取
り付けてあるので、この保護膜が取付バンド取付部に残
ってしまい、美観を損ねるという問題があった。
【0004】さらに、取付バンド28は、放電管1を巻
くように取り付けられることから、取付バンド28の影
が生じてしまい、発光効率を下げるとともに美観上も問
題が有った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、放電灯照明器具において、施工
直前まで反射板と取付器具を別体とすることができると
ともに放電灯の表面に取付具が表れないようにした、放
電灯照明器具および放電灯照明器具用反射板取付具を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、放電灯照明器具において、反射板の長手
方向の端部付近に三点の係止用穴を設けるとともに、バ
ネ部材から一体に折曲形成された三点の係止部を有する
放電灯保持用バネ材を設けた。
【0007】さらに本発明は、放電灯保持用バネ部材を
ステンレススチールまたは鋼からなる針金で構成すると
ともに、係止部を反射板に設けた係止穴に取り付けたと
きに係止穴に対して外側に開く方向のバネ力と放電管を
挾み込む方向のバネ力を有するようにした。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明に係る放電灯照明器
具および放電灯照明器具用反射板取付具の構成を図面を
用いて説明する。本発明に係る放電灯照明器具は、図6
に示した従来の放電灯照明器具と略同様な構造を有して
おり、従来の放電灯照明器具とは、放電管1への反射板
2の取付手段が異なっている。図1に、本発明にかかる
放電灯照明器具の反射板取付部の部分拡大斜視図を、図
2に反射板2の反射板取付部の部分拡大平面図を、図3
に放電管に取り付けた状態の反射板および取付部材とし
て働く保持用バネ部材の反射板取付部の部分拡大正面図
を示す。図2中一点鎖線の丸で囲った部分を図2の右下
に拡大して示している。
【0009】本発明にかかる放電灯照明器具用反射板の
取付手段は、反射板に二等辺三角形の頂点の三点に設け
た係止穴21,21,22と、保持用バネ部材3から構
成される。反射板3の長手方向の端部近傍には、幅W2
(底辺長)離れた2個の係止穴21と、該係止穴21を
結ぶ線の中間部から距離D2(高さ)だけ離れた係止穴
22とが設けられている。
【0010】係止穴21には、保持用バネ部材3の左右
の係止用端鉤部31が挿入係止され、係止穴22には、
保持用バネ部材3の係止用中央鉤部32が挿入係止され
る。保持用バネ部材3には2点鎖線で示される例えば蛍
光灯などの放電管1が挾まれて保持されている。
【0011】保持用バネ部材3の形状を図4および図5
を用いて説明する。図4は、反射板2に取り付ける以前
の保持用バネ部材3の形状を示す斜視図である。図5
は、保持用バネ部材3の正面図および上面図ならびに側
面図であり、反射板2に取り付ける前の形状を実線で、
反射板2に取り付けた後の形状を2点鎖線で示してい
る。
【0012】保持用バネ部材3は、例えばステンレスス
チールや鋼などからなる針金を折り曲げて構成される。
保持用バネ部材3には、両端部に設けた脚部34の先端
部を折り曲げられて係止用端鉤部31が、中央部をU字
状に折り曲げて係止用中央鉤部32が設けられる。係止
用端鉤部31,31と係止用中央鉤部32とは、それぞ
れ二等辺三角形の頂点に位置するように設けられてい
る。係止用中央鉤部32の両端は放電管1を挟持するよ
うに半円弧状に形成された円弧部33が設けられる。円
弧部33と脚部34とは折曲部36,37を介して橋絡
部35でつながれている。
【0013】すなわち、保持用バネ部材は、中央部の係
止用鉤部の両側に設けた円弧部と、円弧部端部から上方
外側に折り曲げられて伸びる橋絡部と、橋絡部端部から
下方外側に折り曲げられて伸びる脚部と、脚部の先端に
設けた係止用鉤部とを有し、前記3つの係止用鉤部が二
等辺三角形の頂点に設けられている
【0014】円弧部33は、内方向のバネ力を有してお
り、折曲部36の間隔P3を有している。この折曲部3
3は、放電管を保持するときには、間隔P3´に拡が
る。脚部34は、係止用端鉤部31が、外側に広がる方
向および係止用中央鉤部32よりも離れる方向にバネ力
が与えられて形成される。
【0015】反射板2に取り付けられる以前の保持用バ
ネ部材3は、係止用端鉤部31と円弧部33との間の距
離D3が、前述した反射板2の係止穴21を結ぶ線の中
間部と係止穴22との距離D2より大きく構成されてい
る。さらに、反射板2に取り付けられる以前の保持用バ
ネ部材3は、2つの係止用端鉤部31間の距離W3が、
前述した反射板2の2つの係止穴21間の距離W2より
大きく構成されている。すなわち、保持用バネ部材の係
止用鉤部が形成する二等辺三角形は、反射板の係止穴が
形成する二等辺三角形よりも大きくなるよう設定されて
いる。
【0016】このような保持用バネ部材3を反射板2へ
取り付け、照明器具に取り付ける手順を説明する。ま
ず、反射板2の反射面に貼り付けられた保護膜をはがし
た後、保持用バネ部材3の両脚部34の先端部分をすぼ
めるように挾んで係止用端鉤部31を係止穴21へ挿入
する。先端部分をすぼめる力を除くと、脚部34を広げ
ようとするバネ力(弾性反発力)によって係止用端鉤部
31は係止穴21へ係止する。次いで、保持用バネ部材
3の係止用中央鉤部32をバネ力にさからって反射板2
の係止用穴22に挿入する。バネ力に逆らう力を除くと
係止用中央鉤部32はバネ力によって係止用穴22に係
止する。
【0017】このようにして、反射板2に保持用バネ部
材3をビスなどを用いずに容易に取り付けることができ
る。反射板2の他の端部にも同様にして保持用バネ部材
3を取り付ける。次いで、両端に係止した保持用バネ部
材3の円弧部33の開口部に放電管1を押しつけて放電
管を保持する。このようにして、反射板2を取り付けた
放電管1を照明器具のソケット6に挿入することによっ
て、照明器具に放電灯と反射板を取り付けることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成を備えるこ
とによって、反射板と反射板取付具とを別体に構成する
ことができるので、反射板に突起物部がなく反射板を積
み重ねることができ、保管時および搬送時に余分な場所
をとることがなくなる。
【0019】また、本発明は、反射板に反射板取付具を
取り付けるのは施工時であるので、反射板の保護膜を現
場での施工時まで貼り付けておくことができ、保管時の
反射板の雲りなどの劣化を防ぐことができるとともに、
反施工時に射板保護膜をはがすときにもビス止め部分な
どがないので保護膜を残すことなく全体をきれいにはが
すことができ美観上の問題を生じない。
【0020】さらに、本発明は、反射板取付具を針金を
折り曲げた保持用バネ部材から構成するとともに、反射
板取付具が放電管の表面に露出する部分が少ないので、
照明効率を低下させることなく、反射板を放電管に保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる放電灯照明器具の反射板取付手
段の構成を示す部分拡大斜視図。
【図2】本発明にかかる放電灯照明器具の反射板取付手
段の構成を示す部分拡大平面図。
【図3】本発明にかかる放電灯照明器具の反射板取付手
段の構成を示す部分拡大正面図。
【図4】本発明にかかる放電灯照明器具の反射板取付具
の構成を示す斜視図。
【図5】本発明にかかる放電灯照明器具の反射板取付具
の構成を示す正面図、平面図、側面図。
【図6】従来の放電灯照明器具の構成を示す斜視図。
【図7】従来の放電灯照明器具の反射板取付手段の構成
を示す部分拡大斜視図。
【符号の説明】
1 放電管 2 反射板 3 反射板取付具(保持用バネ部材) 4 チャンネル 5 ソケット支持具 6 ソケット 7 放電灯起動装置 21,22 係止用穴 28 取付バンド 29 ビス 31 係止用端鉤部 32 係止用中央鉤部 33 円弧部 34 脚部 35 橋絡部 36,37 折曲部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管に反射板を取り付けた放電灯照明
    器具において、反射板の端部近傍に二等辺三角形の頂点
    に位置する三点の係止用穴を設け、 前記反射板の係止用穴に係合する係止用鉤部を両端部と
    中央部に設けるとともに、中央部の係止用鉤部の両側に
    放電管を保持する円弧部を設けた弾性体からなる反射板
    取付具を有し、 反射板取付具の係止用鉤部を反射板に設けた係止用穴に
    弾性を利用して係止したことを特徴とする放電灯照明器
    具。
  2. 【請求項2】 反射板取付具をステンレススチールまた
    は鋼からなる針金を折り曲げて構成した請求項1記載の
    放電灯照明器具。
  3. 【請求項3】 反射板取付具が、中央部の係止用鉤部の
    両側に設けた円弧部と、円弧部端部から上方外側に折り
    曲げられて伸びる橋絡部と、橋絡部端部から下方外側に
    折り曲げられて伸びる脚部と、脚部の先端に設けた係止
    用鉤部からなり、前記3つの係止用鉤部が二等辺三角形
    の頂点に設けられている請求項2記載の放電灯照明器
    具。
  4. 【請求項4】 反射板取付具の係止用鉤部が形成する二
    等辺三角形が反射板の係止穴が形成する二等辺三角形よ
    りも大きく設定されている請求項3記載の放電灯照明器
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    放電灯照明器具に用いる放電灯照明器具用反射板取付
    具。
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