JP3054802U - 郵便受け - Google Patents

郵便受け

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JP3054802U
JP3054802U JP1998004557U JP455798U JP3054802U JP 3054802 U JP3054802 U JP 3054802U JP 1998004557 U JP1998004557 U JP 1998004557U JP 455798 U JP455798 U JP 455798U JP 3054802 U JP3054802 U JP 3054802U
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JP
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indoor
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JP1998004557U
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English (en)
Inventor
晃一 前川
Original Assignee
前川精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に屋内への風雨の進入を防止出来るととも
に、屋外から屋内の様子が容易に見られることがない郵
便受けを提供すること。 【解決手段】 収納部2を挟んで郵便物受入口6の反対
側の郵便物取出口10に、郵便物取出口10を開閉可能
とする開閉蓋13が設けられているため、郵便物受入口
6が開放されていても、屋内Bへの風雨等の進入を確実
に防止出来るとともに、郵便物受入口6の外側Aから屋
内Bの様子が容易に見られることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に玄関の扉、もしくは扉横の固定扉等に設けられる郵便受けに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、玄関の扉や扉横の固定扉、あるいは門柱等に設けられる郵便受けにおい ては、一般的に、屋外から収納部内に投函された郵便物が屋外から容易に見られ たり、風雨にさらされたりしないように、屋外側の郵便物受入口を常時閉塞し、 郵便物が投函された時には開放して郵便物を受入れ可能とする開閉蓋が設けられ ているものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような郵便受けにおいては、新聞等の特に形状が大型の郵 便物が投函された場合、郵便物が収納部内に完全に収納されず、郵便物が取り出 されるまで開閉蓋が開放された状態に保持されるため、特に玄関等に設けられる 郵便受けにおいては、その隙間から入り込む風雨が収納部内のみならず、屋内に まで入り込むことがあった。
【0004】 また、開閉蓋が開放されたままになるとその隙間を通して、もしくは通常時に あっても前記開閉蓋を開放すれば屋内の様子が簡単に見られてしまうといった問 題があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に着目してなされたもので、特に屋内への風雨の 進入を防止出来るとともに、屋外から屋内の様子が容易に見られることがない郵 便受けを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の郵便受けは、郵便物を収納する収納部の両側に、投函される郵便物を 受け入れる郵便物受入口と、前記収納部内に収納される郵便物を取り出す郵便物 取出口とがそれぞれ設けられた郵便受けであって、 少なくとも前記郵便物取出口に、該郵便物取出口を開閉自在とする開閉蓋が設 けられていることを特徴としている。 この特徴によれば、収納部を挟んで郵便物受入口の反対側の郵便物取出口に、 郵便物取出口を開閉可能とする開閉蓋が設けられているため、郵便物受入口が開 放されていても、屋内への風雨等の進入を確実に防止出来るとともに、郵便物受 入口の外側から屋内の様子が容易に見られることがない。
【0007】 本考案の郵便受けは、前記開閉蓋の少なくとも一部が、半透明部材により構成 されていることが好ましい。 このようにすることで、屋外からは屋内が見えにくくなるとともに、屋内から は開閉蓋を開けることなく郵便物の有無を確認することが出来る。
【0008】 本考案の郵便受けは、前記開閉蓋の一部が透明部材により構成されているとと もに、この透明部材の前面または裏面側には、前記収納部方向に向かって下方に 傾斜する傾斜板が、水平視で隣接する互いの傾斜板同士の少なくとも一部が重な り合うように複数形成されていることが好ましい。 このようにすることで、特殊な部材等を用いることなく、傾斜板を設けるだけ で屋外側から屋内側を見えにくくすることが出来、かつ屋内側からは屋外側、す なわち収納部内を確実に目視出来るようにすることが出来る。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を挙げ図面に基づいて説明すると、まず図1には本考案の実 施例としての郵便受け1が示されており、2は、筒体3と、この筒体3内に伸縮 自在に嵌挿される筒体4とから構成される郵便物Yの収納部であり、図3に示さ れるように扉の横に設けられる固定扉5の肉厚等に対応して収納部2を伸縮させ て配設出来るようになっている。
【0010】 筒体4の端面には、投函される郵便物Yの受入口6が形成された飾り板7が設 けられており、この飾り板7の内面には、郵便物受入口6の上端縁に垂設された 軸部材8(図3参照)を介して外蓋9が設けられ、郵便物受入口6を常時閉塞状 態とするとともに、郵便物Yが投函されると郵便物Yにより後方に押し上げられ て開放されるようになっている。
【0011】 筒体3の端面には、図2、3に示されるように、収納部2内に収納された郵便 物Yを取り出し可能な郵便物取出口10を有する枠体11が設けられており、こ の枠体11の外面には、郵便物取出口10の上端縁に設けられた蝶番12を介し て本発明の開閉蓋としての内蓋13が設けられており、郵便物取出口10を開閉 自在としている。また、この内蓋13には開口部14が形成されており、この開 口部14には半透明部材としてのスモーク板15が設けられている。なお、枠体 11に設けられた16は、内蓋13を閉塞状態で保持するためのマグネットであ る。
【0012】 このように構成された本考案の実施例としての郵便受け1の郵便物取出口10 には、郵便物取出口10を常時閉塞する内蓋13が設けられており、図3に示さ れるように例えば玄関の固定扉5に設けられる貫通口5aに配設できるようにな っている。なお、図中扉5の左側は屋外A、右側は屋内Bとなっている。
【0013】 そして郵便物受入口6を介して収納部2内に投函され、収納された郵便物Yは 、図2、3に示されるように内蓋13を開放することにより屋内B側より簡単に 取り出すことが出来るようになっている。また、例えば郵便物受入口6内に新聞 等の大型の郵便物Yが投函され、収納部2内に完全に収納されなかった場合、郵 便物受入口6に郵便物Yが挟まれて外蓋9が開放状態に保持され、隙間から屋外 Aの風雨が収納部2内に進入することがあるが、収納部2内と屋内Bとの連通は 、収納部2を挟んで郵便物受入口6から所定距離離れた位置にある郵便物取出口 10の内蓋13により遮断されているため、外蓋9が何らかの理由により開放さ れても屋内Bに風雨が進入することがない。
【0014】 また、内蓋13にはスモーク板15が設けられているため、居住者等が逐次内 蓋13を開放操作しなくても、収納部2内の郵便物Yの有無を確実に確認出来る とともに、屋外A側からは屋内Bの詳細な様子までは分かりにくく、他人に屋内 Bの様子を簡単に見られることがない。
【0015】 図4には本考案の他の実施例が示されている。本実施例における内蓋13の開 口部14には透明板20が設けられ、屋内Bから収納部2内を目視できるように なっているとともに、この透明板20の屋外A側には、屋外A側に向かって下方 に傾斜する複数の傾斜板21が、隣接する傾斜板21同士の一部が水平視で重な り合うように設けられている。
【0016】 このように傾斜板21が複数設けられていることにより、透明板20を介して 屋内Bからは収納部2内を矢印方向に向けて目視出来るようになっている。そし て屋外A側からは、例え外蓋9が何らかの要因により開放されても、傾斜板21 により邪魔されて透明板20より屋内B側が見えなくなる。よって特殊な半透明 部材等を用いることなく、傾斜板21を設けるだけで屋外A側から屋内B側を見 ることが出来ないようにし、かつ屋内B側からは屋外A側、すなわち収納部2内 を目視できるようにすることが出来る。なお、この傾斜板21は、透明板20の 屋内B側に設けられていてもよい。
【0017】 以上、本考案の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実 施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追 加があっても本発明に含まれる。
【0018】 例えば、開閉蓋としての内蓋の開閉方法は、本実施例のものに限られるもので なく、上下方向、もしくは水平方向へのスライド方式等によるものであってもよ い。
【0019】 また、本発明の「半透明部材」には、スモーク板が使用されていたが、屋外か ら屋内が見えにくく、かつ屋内からは収納部内の郵便物Yの有無を確認できるも のならば、例えば曇りガラスのようなものでもよい。また、透明板にこのような 半透明効果を奏する樹脂シート等が貼着されていてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は次の効果を有する。
【0021】 (a)請求項1に係る考案によれば、収納部を挟んで郵便物受入口の反対側の郵 便物取出口に、郵便物取出口を開閉可能とする開閉蓋が設けられているため、郵 便物受入口が開放されていても、屋内への風雨等の進入を確実に防止出来るとと もに、郵便物受入口の外側から屋内が容易に見られることがない。
【0022】 (b)請求項2に係る考案によれば、屋外からは屋内が見えにくくなるとともに 、屋内からは開閉蓋を開けることなく郵便物の有無を確認することが出来る。
【0023】 (c)請求項3に係る考案によれば、特殊な部材等を用いることなく、傾斜板を 設けるだけで屋外側から屋内側を見えにくくすることが出来、かつ屋内側からは 屋外側、すなわち収納部内を確実に目視出来るようにすることが出来る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例としての郵便受けを示す斜視図
である。
【図2】図1の郵便受けの一部を示す後方斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本考案の他の実施例としての郵便受けの要部を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 郵便受け 2 収納部 3、4 筒体 5 固定扉 5a 貫通口 6 郵便物受入口 7 飾り板 8 軸 9 外蓋 10 郵便物取出口 11 枠体 12 蝶番 13 内蓋(開閉蓋) 14 開口部 15 スモーク板(半透明部材) 16 マグネット 20 透明板 21 傾斜板 A 屋外 B 屋内 Y 郵便物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物を収納する収納部の両側に、投函
    される郵便物を受け入れる郵便物受入口と、前記収納部
    内に収納される郵便物を取り出す郵便物取出口とがそれ
    ぞれ設けられた郵便受けであって、 少なくとも前記郵便物取出口に、該郵便物取出口を開閉
    自在とする開閉蓋が設けられていることを特徴とする郵
    便受け。
  2. 【請求項2】 前記開閉蓋の少なくとも一部が、半透明
    部材により構成されている請求項1に記載の郵便受け。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋の一部が透明部材により構成
    されているとともに、この透明部材の前面または裏面側
    には、前記収納部方向に向かって下方に傾斜する傾斜板
    が、水平視で隣接する互いの傾斜板同士の少なくとも一
    部が重なり合うように複数形成されている請求項1に記
    載の郵便受け。
JP1998004557U 1998-06-09 1998-06-09 郵便受け Expired - Lifetime JP3054802U (ja)

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JP1998004557U JP3054802U (ja) 1998-06-09 1998-06-09 郵便受け

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JP3054802U true JP3054802U (ja) 1998-12-18

Family

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234089A (ja) * 2009-12-22 2010-10-21 Sanwa Shutter Corp 玄関ドアにおける防火ポスト口

Cited By (1)

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