JP3054556U - エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ - Google Patents
エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エサ取付用釣糸挿通孔に対するエサ取付用釣
糸の挿通作業を容易にして、修復作業性を向上させる。 【構成】 エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ4には、
垂直方向にメイン釣糸挿通孔5が貫通して形成され、こ
のメイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直交し、かつ投影
平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が水平方向に
貫通して形成されている。エサ取付用釣糸挿通孔6の内
径とエサ取付用釣糸3の外径との差はできるだけ小さく
設定され、エサ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の一端側に
大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7が設けられている。
糸の挿通作業を容易にして、修復作業性を向上させる。 【構成】 エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ4には、
垂直方向にメイン釣糸挿通孔5が貫通して形成され、こ
のメイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直交し、かつ投影
平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が水平方向に
貫通して形成されている。エサ取付用釣糸挿通孔6の内
径とエサ取付用釣糸3の外径との差はできるだけ小さく
設定され、エサ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の一端側に
大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7が設けられている。
Description
【0001】
本考案は、モトスと称されるメイン釣糸に、先端に釣針が取付けられているハ リスと称されるエサ取付用釣糸を分岐接続するのに使用されるエサ取付用釣糸分 岐接続用のビーズに関する。
【0002】
従来より、図7に示すように、モトスと称されるメイン釣糸1に対して、先端 に釣針2が取付けられているハリスと称されるエサ取付用釣糸3を分岐接続する 場合は、エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ(以下、ビーズという)4が使用さ れている。
【0003】 ビーズ4は合成樹脂によって成形されており、図8および図9に示すように、 縦軸方向にメイン釣糸挿通孔5が貫通して形成され、このメイン釣糸挿通孔5に 投影立面上で交差し、かつ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が横軸 方向に貫通して形成されている。
【0004】 したがって、メイン釣糸1に対するエサ取付用釣糸3の分岐接続構造は、図1 0に示すように、メイン釣糸挿通孔5に挿通したメイン釣糸1にビーズ4の両側 で結び目1A,1Aを設けて、ビーズ4の動きを結び目1A,1A内に規制し、 エサ取付用釣糸挿通孔6にエサ取付用釣糸3の後端側を挿通したのち、該エサ取 付用釣糸3の後端部に結び目3Aを設けてエサ取付用釣糸挿通孔6から脱抜する のを防止する手順によって完成することができる。この場合、メイン釣糸1とビ ーズ4はメイン釣糸1の軸線回りに相対回転し、エサ取付用釣糸3はエサ取付用 釣糸挿通孔6内で軸線回りに回転する。
【0005】 この種のビーズ4では、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の外径との 差をできるだけ小さく設定することで、小さい結び目1A,1Aによるビーズ4 の動きの規制を可能にし、またエサ取付用釣糸挿通孔6の内径とエサ取付用釣糸 3の外径との差をできるだけ小さく設定することで、小さい結び目3Aによるエ サ取付用釣糸3の脱抜の防止を可能にするとともに、小さい体積のビーズ4に対 してメイン釣糸挿通孔5とエサ取付用釣糸挿通孔6とを投影平面上で偏心して貫 通形成するのを可能にしている。
【0006】 一方、魚釣り時に先端の釣針2側でエサ取付用釣糸3が切断した場合には、残 存しているエサ取付用釣糸3をエサ取付用釣糸挿通孔6から抜き取り、ここに新 しいエサ取付用釣糸3の後端側を挿通し、かつ後端部に結び目3Aを設けること で修復することができる。また、エサ取付用釣糸3と他の釣糸とにモツレなどト ラブルが発生した場合にも、エサ取付用釣糸3を故意に切断してエサ取付用釣糸 挿通孔6から抜き取り、ここに新しいエサ取付用釣糸3の後端側を挿通し、かつ 後端部に結び目3Aを設けることで修復することができる。
【0007】
しかし、エサ取付用釣糸挿通孔の内径とエサ取付用釣糸の外径との差をできる だけ小さく設定しているとともに、エサ取付用釣糸挿通孔は一様な内径を有して 貫通形成されているので、釣りの現場などにおいてエサ取付用釣糸挿通孔に新し いエサ取付用釣糸の後端側を挿通する作業に困難を伴い修復作業性に劣る。この ことは、メイン釣糸の切断時やモツレなどトラブルの発生時におけるメイン釣糸 の修復作業にもいえる。
【0008】 そこで、本考案は、エサ取付用釣糸挿通孔に対するエサ取付用釣糸の挿通およ びメイン釣糸挿通孔に対するメイン釣糸の挿通作業を容易にして、修復作業性を 向上させることができるエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズを提供することを目 的としている。
【0009】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の考案に係るエサ取付用釣糸分岐 接続用のビーズは、メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、このメイン釣糸挿通 孔に投影立面上で交差し、かつ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔が貫 通して形成されたビーズにおいて、前記エサ取付用釣糸挿通孔の少なくとも軸方 向の一端側に該エサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通を案内する大径 のエサ取付用釣糸挿通案内部が設けられていることを特徴としている。
【0010】 また、前記目的を達成するために、請求項2に記載の考案に係るエサ取付用釣 糸分岐接続用のビーズは、メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、このメイン釣 糸挿通孔に投影立面上で交差し、かつ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通 孔が貫通して形成されたビーズにおいて、前記メイン釣糸挿通孔の少なくとも軸 方向の一端側に該メイン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿通を案内する大径のメイ ン釣糸挿通案内部が設けられていることを特徴としている。
【0011】 さらに、前記目的を達成するために、請求項3に記載の考案に係るエサ取付用 釣糸分岐接続用のビーズは、メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、このメイン 釣糸挿通孔に投影立面上で交差し、かつ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿 通孔が貫通して形成されたビーズにおいて、前記メイン釣糸挿通孔の少なくとも 軸方向の一端側に該メイン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿通を案内する大径のメ イン釣糸挿通案内部が設けられているとともに、前記エサ取付用釣糸挿通孔の少 なくとも軸方向の一端側に該エサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通を 案内する大径のエサ取付用釣糸挿通案内部が設けられていることを特徴としてい る。
【0012】 さらにまた、前記目的を達成するために、請求項4に記載の考案に係るエサ取 付用釣糸分岐接続用のビーズは、前記大径のメイン釣糸挿通案内部と大径のエサ 取付用釣糸挿通案内部のそれぞれが軸方向の外端開口部から前記メイン釣糸挿通 孔あるいはエサ取付用釣糸挿通孔に連続する内端にかけて漸次縮径する截頭円錐 形に形成されていることを特徴としている。
【0013】 請求項1に記載の考案によれば、大径のエサ取付用釣糸挿通案内部からエサ取 付用釣糸挿通孔にエサ取付用釣糸を挿通することができる。
【0014】 請求項2に記載の考案によれば、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸 挿通孔にメイン釣糸を挿通することができる。
【0015】 請求項3に記載の考案によれば、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸 挿通孔にメイン釣糸を挿通することができるとともに、大径のエサ取付用釣糸挿 通案内部からエサ取付用釣糸挿通孔にエサ取付用釣糸を挿通することができる。
【0016】 請求項4に記載の考案によれば、請求項1、請求項2または請求項3の作用に 併せて、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿 通および大径のエサ取付用釣糸挿通案内部からエサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取 付用釣糸の挿通をそれぞれスムーズに行うことができる。
【0017】
以下、請求項1に記載の考案に係るエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズの一実 施の形態を図面に基づいて説明する。図1は拡大して示す断面図、図2は平面図 である。これらの図において、ビーズ4には、垂直方向にメイン釣糸挿通孔5が 貫通して形成され、このメイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直交し、かつ投影平 面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が水平方向に貫通して形成されている。 また、従来のビーズ4と同様に、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の外 径との差をできるだけ小さく設定し、エサ取付用釣糸挿通孔6の内径とエサ取付 用釣糸3の外径との差をできるだけ小さく設定している。
【0018】 一方、エサ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の一端側に大径のエサ取付用釣糸挿通 案内部7が設けられている。この大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7は、軸方向 の外端開口部7Aからエサ取付用釣糸挿通孔6に連続する内端7Bにかけて漸次 縮径する截頭円錐形に形成されている。
【0019】 前記構成のビーズ4では、メイン釣糸挿通孔5に挿通したメイン釣糸1にビー ズ4の両側で結び目1A,1Aを設けて、ビーズ4の動きを結び目1A,1A内 に規制し、エサ取付用釣糸挿通孔6にエサ取付用釣糸3の後端側を挿通したのち 、該エサ取付用釣糸3の後端部に結び目3Aを設けてエサ取付用釣糸挿通孔6か ら脱抜するのを防止する手順によって、メイン釣糸1に対するエサ取付用釣糸3 の分岐接続構造を完成することができる。
【0020】 他方、魚釣り時に先端の釣針2側でエサ取付用釣糸3が切断した場合には、残 存しているエサ取付用釣糸3をエサ取付用釣糸挿通孔6から抜き取り、大径のエ サ取付用釣糸挿通案内部7からエサ取付用釣糸挿通孔6に新しいエサ取付用釣糸 3を挿通し、かつ後端部に結び目3Aを設けることで修復することができる。ま た、エサ取付用釣糸3と他の釣糸とにモツレなどトラブルが発生した場合にも、 エサ取付用釣糸3を故意に切断してエサ取付用釣糸挿通孔6から抜き取り、大径 のエサ取付用釣糸挿通案内部7からエサ取付用釣糸挿通孔6に新しいエサ取付用 釣糸3を挿通し、かつ後端部に結び目3Aを設けることで修復することができる 。特に、大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7が軸方向の外端開口部7Aからエサ 取付用釣糸挿通孔6に連続する内端7Bにかけて漸次縮径する截頭円錐形に形成 されていることによって、大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7からエサ取付用釣 糸挿通孔6へのエサ取付用釣糸3の挿通を引っ掛かることなくスムーズに行うこ とができる。
【0021】 したがって、エサ取付用釣糸挿通孔6の内径とエサ取付用釣糸3の外径との差 ができるだけ小さく設定されていても、エサ取付用釣糸挿通孔6に対するエサ取 付用釣糸3の挿通作業を容易にして、修復作業性を向上させることができる。
【0022】 つぎに、請求項2に記載の考案に係るエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズの一 実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は拡大して示す断面図、図4は平面 図である。これらの図において、ビーズ4には、垂直方向にメイン釣糸挿通孔5 が貫通して形成され、このメイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直交し、かつ投影 平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が水平方向に貫通して形成されている 。また、従来のビーズ4と同様に、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の 外径との差をできるだけ小さく設定し、エサ取付用釣糸挿通孔6の内径とエサ取 付用釣糸3の外径との差をできるだけ小さく設定している。
【0023】 一方、メイン釣糸挿通孔5の軸方向の一端側に大径のメイン釣糸挿通案内部8 が設けられている。この大径のメイン釣糸挿通案内部8は、軸方向の外端開口部 8Aからメイン釣糸挿通孔5に連続する内端8Bにかけて漸次縮径する截頭円錐 形に形成されている。
【0024】 前記構成のビーズ4では、メイン釣糸挿通孔5に挿通したメイン釣糸1にビー ズ4の両側で結び目1A,1Aを設けて、ビーズ4の動きを結び目1A,1A内 に規制し、エサ取付用釣糸挿通孔6にエサ取付用釣糸3の後端側を挿通したのち 、該エサ取付用釣糸3の後端部に結び目3Aを設けてエサ取付用釣糸挿通孔6か ら脱抜するのを防止する手順によって、メイン釣糸1に対するエサ取付用釣糸3 の分岐接続構造を完成することができる。
【0025】 他方、魚釣り時にメイン釣糸1が切断した場合には、大径のメイン釣糸挿通案 内部8からメイン釣糸挿通孔5に新しいメイン釣糸1を挿通し、かつビーズ4の 両側で結び目1A,1Aを設けて、ビーズ4の動きを結び目1A,1A内に規制 することで修復することができる。また、メイン釣糸1と他の釣糸とにモツレな どトラブルが発生した場合にも、メイン釣糸1を故意に切断したのち、大径のメ イン釣糸挿通案内部8からメイン釣糸挿通孔5に新しいメイン釣糸1を挿通し、 かつビーズ4の両側で結び目1A,1Aを設けて、ビーズ4の動きを結び目1A ,1A内に規制することで修復することができる。特に、大径のメイン釣糸挿通 案内部8が軸方向の外端開口部8Aからメイン釣糸挿通孔5に連続する内端8B にかけて漸次縮径する截頭円錐形に形成されていることによって、大径のメイン 釣糸挿通案内部8からメイン釣糸挿通孔5へのメイン釣糸1の挿通を引っ掛かる ことなくスムーズに行うことができる。
【0026】 したがって、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の外径との差ができる だけ小さく設定されていても、メイン釣糸挿通孔5に対するメイン釣糸1の挿通 作業を容易にして、修復作業性を向上させることができる。
【0027】 つぎに、請求項3に記載の考案に係るエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズの一 実施の形態を図面に基づいて説明する。図5は拡大して示す断面図、図6は平面 図である。これらの図において、ビーズ4には、垂直方向にメイン釣糸挿通孔5 が貫通して形成され、このメイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直交し、かつ投影 平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6が水平方向に貫通して形成されている 。また、従来のビーズ4と同様に、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の 外径との差をできるだけ小さく設定し、エサ取付用釣糸挿通孔6の内径とエサ取 付用釣糸3の外径との差をできるだけ小さく設定している。
【0028】 一方、エサ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の一端側に大径のエサ取付用釣糸挿通 案内部7が設けられている。この大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7は、軸方向 の外端開口部7Aからエサ取付用釣糸挿通孔6に連続する内端7Bにかけて漸次 縮径する截頭円錐形に形成されている。また、メイン釣糸挿通孔5の軸方向の一 端側に大径のメイン釣糸挿通案内部8が設けられている。この大径のメイン釣糸 挿通案内部8は、軸方向の外端開口部8Aからメイン釣糸挿通孔5に連続する内 端8Bにかけて漸次縮径する截頭円錐形に形成されている。
【0029】 前記構成のビーズ4では、大径のメイン釣糸挿通案内部8からメイン釣糸挿通 孔5にメイン釣糸1を挿通することができるとともに、大径のエサ取付用釣糸挿 通案内部7からエサ取付用釣糸挿通孔6にエサ取付用釣糸3を挿通することがで きるので、メイン釣糸挿通孔5の内径とメイン釣糸1の外径との差ができるだけ 小さく設定されていても、メイン釣糸挿通孔5に対するメイン釣糸1の挿通作業 を容易にして、修復作業性を向上させることができるとともに、エサ取付用釣糸 挿通孔6の内径とエサ取付用釣糸3の外径との差ができるだけ小さく設定されて いても、エサ取付用釣糸挿通孔6に対するエサ取付用釣糸3の挿通作業を容易に して、修復作業性を向上させることができる。
【0030】 勿論、大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7が軸方向の外端開口部7Aからエサ 取付用釣糸挿通孔6に連続する内端7Bにかけて漸次縮径する截頭円錐形に形成 されていることによって、大径のエサ取付用釣糸挿通案内部7からエサ取付用釣 糸挿通孔6へのエサ取付用釣糸3の挿通を引っ掛かることなくスムーズに行うこ とができるとともに、大径のメイン釣糸挿通案内部8が軸方向の外端開口部8A からメイン釣糸挿通孔5に連続する内端8Bにかけて漸次縮径する截頭円錐形に 形成されていることによって、大径のメイン釣糸挿通案内部8からメイン釣糸挿 通孔5へのメイン釣糸1の挿通を引っ掛かることなくスムーズに行うことができ る。
【0031】 なお、前記実施の形態では、メイン釣糸挿通孔5の軸方向の一端側に大径のメ イン釣糸挿通案内部8を設け、エサ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の一端側に大径 のエサ取付用釣糸挿通案内部7を設けた構成で説明しているが、メイン釣糸挿通 孔5の軸方向の両端側にそれぞれ大径のメイン釣糸挿通案内部8,8を設け、エ サ取付用釣糸挿通孔6の軸方向の両端側にそれぞれ大径のエサ取付用釣糸挿通案 内部7,7を設けた構成でもよい。また、メイン釣糸挿通孔5に投影立面上で直 交し、かつ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6を水平方向に貫通して 形成した構成で説明しているが、メイン釣糸挿通孔5に投影立面上で交差し、か つ投影平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔6を斜めに貫通して形成した構成 でもよい。
【0032】
以上説明したように、請求項1に記載の考案は、大径のエサ取付用釣糸挿通案 内部からエサ取付用釣糸挿通孔にエサ取付用釣糸を挿通することができる。この ため、エサ取付用釣糸挿通孔の内径とエサ取付用釣糸の外径との差ができるだけ 小さく設定されていても、エサ取付用釣糸挿通孔に対するエサ取付用釣糸の挿通 作業を容易にして、修復作業性を向上させることができる。
【0033】 請求項2に記載の考案によれば、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸 挿通孔にメイン釣糸を挿通することができる。このため、メイン釣糸挿通孔の内 径とメイン釣糸の外径との差ができるだけ小さく設定されていても、メイン釣糸 挿通孔に対するメイン釣糸の挿通作業を容易にして、修復作業性を向上させるこ とができる。
【0034】 請求項3に記載の考案によれば、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸 挿通孔にメイン釣糸を挿通することができるとともに、大径のエサ取付用釣糸挿 通案内部からエサ取付用釣糸挿通孔にエサ取付用釣糸を挿通することができる。 このため、メイン釣糸挿通孔の内径とメイン釣糸の外径との差ができるだけ小さ く設定されていても、メイン釣糸挿通孔に対するメイン釣糸の挿通作業を容易に して、修復作業性を向上させることができるとともに、エサ取付用釣糸挿通孔の 内径とエサ取付用釣糸の外径との差ができるだけ小さく設定されていても、エサ 取付用釣糸挿通孔に対するエサ取付用釣糸の挿通作業を容易にして、修復作業性 を向上させることができる。
【0035】 請求項4に記載の考案によれば、大径のメイン釣糸挿通案内部からメイン釣糸 挿通孔へのメイン釣糸の挿通および大径のエサ取付用釣糸挿通案内部からエサ取 付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通をそれぞれ引っ掛かることなくスムー ズに行うことができる。
【提出日】平成10年7月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【0012】 さらにまた、前記目的を達成するために、請求項4に記載の考案に係るエサ取 付用釣糸分岐接続用のビーズは、大径のメイン釣糸挿通案内部と大径のエサ取付 用釣糸挿通案内部のそれぞれが軸方向の外端開口部から前記メイン釣糸挿通孔あ るいはエサ取付用釣糸挿通孔に連続する内端にかけて漸次縮径する截頭円錐形に 形成されていることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【0016】 請求項4に記載の考案によれば、請求項3の作用に併せて、大径のメイン釣糸 挿通案内部からメイン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿通および大径のエサ取付用 釣糸挿通案内部からエサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通をそれぞれ スムーズに行うことができる。
【図1】請求項1に記載の考案の一実施の形態を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】請求項2に記載の考案の一実施の形態を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】請求項3に記載の考案の一実施の形態を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】メイン釣糸に対するエサ取付用釣糸の分岐接続
状態の一例を示す構成図である。
状態の一例を示す構成図である。
【図8】従来例の拡大断面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】ビーズとメイン釣糸およびエサ取付用釣糸と
の関係の一例を示す拡大断面図である。
の関係の一例を示す拡大断面図である。
1 メイン釣糸 3 エサ取付用釣糸 4 ビーズ(エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ) 5 メイン釣糸挿通孔 6 エサ取付用釣糸挿通孔 7 大径のエサ取付用釣糸挿通案内部 7A 大径のエサ取付用釣糸挿通案内部の軸方向の外端
開口部 7B 大径のエサ取付用釣糸挿通案内部のエサ取付用釣
糸挿通孔に連続する内端 8 大径のメイン釣糸挿通案内部 8A 大径のメイン釣糸挿通案内部の軸方向の外端開口
部 8B 大径のメイン釣糸挿通案内部のメイン釣糸挿通孔
に連続する内端
開口部 7B 大径のエサ取付用釣糸挿通案内部のエサ取付用釣
糸挿通孔に連続する内端 8 大径のメイン釣糸挿通案内部 8A 大径のメイン釣糸挿通案内部の軸方向の外端開口
部 8B 大径のメイン釣糸挿通案内部のメイン釣糸挿通孔
に連続する内端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、
このメイン釣糸挿通孔に投影立面上で交差し、かつ投影
平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔が貫通して形成
されたエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズにおいて、前
記エサ取付用釣糸挿通孔の少なくとも軸方向の一端側に
該エサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通を案
内する大径のエサ取付用釣糸挿通案内部が設けられてい
ることを特徴とするエサ取付用釣糸分岐接続用のビー
ズ。 - 【請求項2】 メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、
このメイン釣糸挿通孔に投影立面上で交差し、かつ投影
平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔が貫通して形成
されたエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズにおいて、前
記メイン釣糸挿通孔の少なくとも軸方向の一端側に該メ
イン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿通を案内する大径の
メイン釣糸挿通案内部が設けられていることを特徴とす
るエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ。 - 【請求項3】 メイン釣糸挿通孔が貫通して形成され、
このメイン釣糸挿通孔に投影立面上で交差し、かつ投影
平面上で偏心するエサ取付用釣糸挿通孔が貫通して形成
されたエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズにおいて、前
記メイン釣糸挿通孔の少なくとも軸方向の一端側に該メ
イン釣糸挿通孔へのメイン釣糸の挿通を案内する大径の
メイン釣糸挿通案内部が設けられているとともに、前記
エサ取付用釣糸挿通孔の少なくとも軸方向の一端側に該
エサ取付用釣糸挿通孔へのエサ取付用釣糸の挿通を案内
する大径のエサ取付用釣糸挿通案内部が設けられている
ことを特徴とするエサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ。 - 【請求項4】 前記大径のメイン釣糸挿通案内部と大径
のエサ取付用釣糸挿通案内部のそれぞれが軸方向の外端
開口部から前記メイン釣糸挿通孔あるいはエサ取付用釣
糸挿通孔に連続する内端にかけて漸次縮径する截頭円錐
形に形成されていることを特徴とする請求項1、請求項
2または請求項3に記載のエサ取付用釣糸分岐接続用の
ビーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002520U JP3054556U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002520U JP3054556U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3054556U true JP3054556U (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=43188597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002520U Expired - Lifetime JP3054556U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | エサ取付用釣糸分岐接続用のビーズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054556U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450266B2 (ja) | 2000-04-06 | 2003-09-22 | 昶 ▲浜▼田 | 釣り用仕掛け |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP1998002520U patent/JP3054556U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450266B2 (ja) | 2000-04-06 | 2003-09-22 | 昶 ▲浜▼田 | 釣り用仕掛け |
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