JP3053803U - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JP3053803U
JP3053803U JP1998002992U JP299298U JP3053803U JP 3053803 U JP3053803 U JP 3053803U JP 1998002992 U JP1998002992 U JP 1998002992U JP 299298 U JP299298 U JP 299298U JP 3053803 U JP3053803 U JP 3053803U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
signal
laundry
water
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998002992U
Other languages
English (en)
Inventor
幸童 朱
福男 宋
Original Assignee
大宇電子株式會▲社▼
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大宇電子株式會▲社▼ filed Critical 大宇電子株式會▲社▼
Application granted granted Critical
Publication of JP3053803U publication Critical patent/JP3053803U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】シルクや毛織物のような薄くて収縮率の高い洗
濯物に損傷を与えないで、一般家庭で簡単に洗濯するこ
とができる洗濯機を提供する。 【解決手段】水流を起こすための回転翼110を備えた
洗濯槽100に洗剤を導入し、上記洗濯槽に洗剤希釈に
適合な第1量の洗濯水を給水した後、上記回転翼100
を回転させ上記第1量の洗濯水に第1水流を起こして上
記洗剤を上記第1量の洗濯水に希釈しながら、上記洗濯
槽100に洗濯水を更に導入して洗濯物の量に合わせた
第2量の洗濯水になるようにし、洗濯槽100に入れた
洗濯物の量に適合した第2水流を生成するように回転翼
110を回転させ、洗濯物を洗濯した後、洗濯物をすす
ぐように、マイコン200が動作制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は洗濯機に関する。より具体的に説明すれば、本考案は回転翼の回転速 度と水流タイムを調節して洗濯物のドライクリーニング洗濯を行い、また、比較 的に薄いシルク、またはウールなどのような洗濯物を傷つけることなく、綺麗に 洗濯し得るようにした洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、全自動洗濯機では洗濯、すすぎ、排水及び脱水工程を予め設定され たプログラムによって順次に行って洗濯物を洗濯するようになっている。図1は 従来の全自動洗濯機の構成を示すためのブロック図である。同図に示すように、 従来の全自動洗濯機は使用者の選択に従って洗濯命令信号を発生するためのキー ・アレイ(key array)部12、使用者の命令信号に従って各種命令を 行うために制御信号を発生するマイクロコンピューター10(以下、マイコンと いう)、上記マイコン10からの制御信号によって各種部位を駆動する駆動部1 6及び使用者の命令及び洗濯機の動作状態を表示するためのディスプレー部14 で構成されている。
【0003】 従来の全自動洗濯機を使って洗濯物を洗濯しようとする場合には、先ず洗濯機 に電源を印加した後、キー・アレイ部12で望む洗濯工程を選択して入力した後 、洗濯工程を行うようにキー・アレイ部12の洗濯工程をセッティングする。洗 濯槽内に洗濯物を入れた後、洗濯物に適当量の洗剤を上記洗濯槽に入れる。上記 洗剤はマイコン10を通じて自動または手動で入れることができる。洗濯槽の下 部には水流を発生させるための回転翼を備えている。回転翼を低速で回転させな がら、または回転翼を停止させた状態で、洗濯水を給水口を通じて洗濯槽内に供 給する。回転翼を低い速度で回転させることで、洗濯水と洗濯物とが洗濯工程の 以前に互いに混合されるようにする。洗濯水が洗濯槽に給水され洗濯物に適正の 洗濯水が存在することをセンサーが感知すれば、洗濯のスタート信号をマイコン 10に送る。それから、マイコン10では洗濯水の給水を停止させる洗濯水給水 停止命令を駆動部16に送り、駆動部16では給水バルブを閉めて洗濯水の給水 を停止させる。従って、洗濯物の量に適合な洗濯水が洗濯槽内に残ることになる 。
【0004】 上記洗濯水の給水が完了すれば、マイコン10では洗濯命令を駆動部16に送 り、駆動部16ではモーターを駆動して所定時間回転翼を回転させて洗濯水の水 流を起こして洗濯物を洗濯する。この際、上記駆動部16は回転翼を所定時間左 右に回転させて洗濯水の回転水流を発生させる。このような回転水流の回転摩擦 力によって洗剤は洗濯物に付着されている汚れを分離するようになって洗濯物が 洗濯される。上記汚れは洗剤と混合されたコロイド(colloid)状態で洗 濯水に残留することになる。
【0005】 上記洗濯工程が完了すれば、マイコン10では洗濯停止命令を駆動部16に送 って回転翼の回転を停止させ、排水バルブを開ける。こうすれば洗濯槽に入って いる洗濯水が排水ホースを通じて排水される。排水が完了されればこれをマイコ ン10が感知して開けられた排水バルブを閉める。 次に、再び給水口を通じて新たな洗濯水が洗濯槽に満される。そして洗濯工程 と同じように回転翼が所定時間回転し洗濯物をすすぐようになる。一定時間が経 つと回転翼が止まることになり、再び排水バルブが開けられ洗濯物をすすいだ洗 濯水が排水ホースを通じて排水される。このような給水−回転−排水工程は一般 的に2〜3回繰り返して洗濯物と汚れを含んでいる洗濯液を完全に分離させるこ とになり、これをすすぎ工程という。
【0006】 次いで脱水工程が始まる。上記脱水工程は排水バルブを通じて洗濯水が完全に 排水されれば、マイコン10で脱水命令を駆動部16に伝達して機械的作動によ って洗濯槽と回転翼が結合された状態で洗濯槽が所定時間一方向に高速回転され る。このような高速回転の遠心力によって洗濯物に含まれている洗濯水が脱水さ れる。このようにして洗濯物の洗濯が完了される。
【0007】 上記のような従来の全自動洗濯機は、洗濯及びすすぎをする時に回転される回 転翼の回転速度と脱水時の洗濯槽の回転速度を一般の洗濯物に損傷を与えない程 度に予め設定する。従って、洗濯物が薄くて収縮率の高いシルクまたは毛織物な どの洗濯物を従来の洗濯機を使って洗濯すれば、洗濯及びすすぎをする時に回転 翼の回転遠心力と脱水時に洗濯槽の回転遠心力が強すぎて洗濯物が回転翼と洗濯 槽によって損傷及び収縮が発生され洗濯物を傷つけることになる。現在としては このようなシルクまたは毛織物などの洗濯物を洗濯する場合には、クリーニング 屋に預けて洗濯をすることになる。しかし、クリーニング屋ではシルクに適合な 特殊な洗剤と溶剤を使って洗濯をし、人件費が含まれるので洗濯費が高すぎて一 般家庭の経済的負担が加重された。また、各種洗濯物を集めて一度に洗濯をする ので、たとえ洗濯物が洗濯されたとしても先入観による非衛生的な面を考えられ る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的はシルクまたは毛織物等のような薄くて収縮率の高い洗 濯物に損傷を与えることなく、一般家庭でも簡単に洗濯をすることができるよう にして経済的負担を減らすと共に非衛生的な洗濯の先入観を解消させ清潔で爽や かな気持ちで衣服を着れるようにした洗濯機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した本考案の目的を達成するために、本考案によれば、水流を起こすため の回転翼を備えた洗濯槽に洗剤を導入する段階、上記洗濯槽に第1量の洗濯水を 導入する段階、上記回転翼を回転させ上記第1量の洗濯水に第1水流を起こして 上記洗剤を上記第1量の洗濯水に希釈しながら、上記洗濯槽に洗濯水を更に入れ 洗濯物の量に合わせて第2量の洗濯水になるようにする段階、上記第2量の洗濯 水が含まれている洗濯槽に洗濯物を入れる段階、上記回転翼を回転させ洗濯物の 洗濯に適合な第2水流を生成して洗濯物を洗濯する段階、上記洗濯段階の後、上 記洗濯槽から洗濯槽に残留する洗濯水を排水する段階、洗濯槽に第3量の洗濯水 を導入する段階、上記洗濯水に第3の水流を起こして洗濯物をすすぐ行程を少な くとも1回更に含む段階、上記すすぎ行程の以後に、上記洗濯槽に残留する洗濯 水を排水する段階、及び上記洗濯水を回転させ、上記洗濯物に残留する洗濯水を 脱水する段階で構成された洗濯行程を用いた洗濯機を提供する。
【0010】 上記によって、本考案の洗濯機は毛織物やシルクなどの洗濯物を洗濯すること ができる。材質によって洗濯及びすすぎ段階の回転翼の回転時間を調整して洗濯 物の材質に適合な水流を形成する。
【0011】 上述した本考案の他の目的を達成するために、本考案によれば、洗濯水、洗濯 物及び洗剤を入れられる洗濯槽、上記洗濯槽に洗濯水を給水するための給水手段 、上記洗濯槽の洗濯水を排水させるための排水手段、上記洗濯槽の中に具備され 上記洗濯水の水流を起こすための回転翼、上記洗濯槽及び洗濯翼に駆動力を伝達 するための駆動モーター、上記駆動モーター、給水手段及び排水手段を作動させ るための駆動部、上記洗剤を希釈するのに適当な洗濯水の第1量を感知して第1 信号を発生させ、上記洗濯物を洗濯するのに適当な洗濯水の第2量を感知して第 2信号を発生させ、上記排水手段によって洗濯槽の排水が完了したことを感知し て第3信号を発生させる感知手段、使用者の命令信号によって給水を始めるため に上記給水手段を制御するための給水信号を上記駆動部に伝達し、上記第1信号 によって上記回転翼を回転させ洗剤を洗濯水に希釈するための第1回転命令信号 を駆動部に伝達し、上記第2信号によって上記洗濯物を洗濯またはすすぐための 第2回転命令信号を上記駆動部に伝達し、上記洗濯物の洗濯またはすすぎが終わ ったときに上記排水手段を制御して洗濯水を洗濯槽から排水するための排水信号 を上記駆動部に伝達し、上記第3信号によって上記洗濯物をすすぎまたは脱水す るための洗濯命令信号または脱水命令信号を発生させるためのマイクロコンピュ ーターを備えたことによって、毛織物やシルクなどの洗濯物を容易に洗濯するこ とができる洗濯機を提供する。
【0012】 本考案によれば、洗濯物の材質によって洗濯及びすすぎ段階で洗濯物に損傷を 与えない程度に回転水流を発生させる。従って、一般の洗濯やドライクリーニン グ洗濯及びシルク洗濯をするとき洗濯物に損傷を与えない状態で簡単に洗濯する ことができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下に添付図面に基づいて本考案をより詳細に説明する。 図2及び図3は本考案の洗濯機における洗濯行程の概略を示すためのフローチ ャートである。 図4は上記洗濯行程を行うための洗濯機の構成を概略的に示したブロック図で ある。 図2〜図4を参照し本考案の洗濯機を詳細に説明すれば次のようである。本考 案の洗濯機は図4に示すように洗剤と洗濯物を入れて洗濯工程を遂行するための 洗濯槽100、上記洗濯槽の下部に具備された水流を起こすための回転翼110 、上記洗濯槽100に洗濯水の供給を調節するための給水バルブ120、上記洗 濯槽100の洗濯水を排水するための排水バルブ130、上記洗濯水の水位及び 負荷を感知するためのセンサー140、上記回転翼110を駆動するためのモー ター150、上記モーター150と給水バルブ120及び排水バルブ130を駆 動するための駆動部160、使用者の選択モードを入力するためのキー・アレイ 部170、洗濯機の状態及び使用者の選択モードを表すためのディスプレー部1 80、警告音を発生するためのスピーカー190及び上記キー・アレイ部170 から使用者の命令を受けて駆動部160、ディスプレー部180及びスピーカー 190を制御する制御信号を発生する内装されたプログラムを有するマイコン2 00とで構成される。
【0014】 先ず、使用者は洗濯物を準備し、洗濯物の種類によって綿、合成繊維などでな っている洗濯物を洗濯するための一般的な洗濯を行うか、または毛織物でなって いる洗濯物を洗濯するためのドライコースの洗濯を行うか、或いはシルクでなっ ている洗濯物を洗濯するためのシルクコースの洗濯を行うかを考えて洗濯物の種 類によって洗濯機のモードを決定する。次ぎに、洗濯機の電源を入れ洗濯工程を 始める。
【0015】 先ず、洗濯物を洗濯するのに適合な量の洗剤を洗濯槽100に入れる(S1) 。この時、給水バルブ120及び排水バルブ130は閉まっている状態である。 ドライ洗濯コースまたはシルク洗濯コースの場合の洗剤としては一般のクリー ニング屋で使っている洗剤とは違って、界面活性剤としてラウリルアルキルオキ シエチレンとアルカノルアマイド、ノーマルパラフィン及びリモネンを主成分と するドライ及びシルクコース専用洗剤を使用するのが好ましい。洗剤の使用量は 1リットルの洗濯水に0.5グラムを使用するのが望ましい。洗剤を入れた後に はキー・アレイ部170を通じてドライクリーニング洗濯コースを行うドライモ ードとシルク洗濯コース洗濯を行うシルクモードの内の何れか一つの洗濯モード を入力する(S2)。洗濯機のマイコン200は、一定時間が経過しても何の洗 濯モードも入力されない場合、洗濯モードを一般洗濯モードと判断する(S3) 。また、入力されたモードに従ってドライコースまたはシルクコース洗濯である かを判断する。一般洗濯コースである場合には、セッティング水位まで洗濯水を 注水した後(S4)、洗濯段階(S16)、すすぎ段階(S17)及び脱水段階 (S18)で構成された一般的な洗濯工程を行う。このような洗濯工程は従来の 洗濯機で行われる洗濯工程と同一である。この時、洗濯物は洗剤投入前後に洗濯 槽100に投入する。
【0016】 洗濯モードがドライまたはシルクモードであるとマイコン200が判断する場 合には(S3)、上記洗濯槽100の洗濯水の現在の水位をセンサー140を通 じて感知する。感知された水位が洗剤希釈に適当な一定水位(第1水位)、例え ば洗濯物の洗濯に適当な水位の10〜50%に到達していない場合にはマイコン 200で給水命令を駆動部160に送って給水バルブ120を開け、給水口を通 じて洗濯槽100に洗濯水を入れる(S6)。これを第1の給水段階という。上 記には第1給水段階前に既に洗剤を導入したが、洗剤は上記第1の給水段階を行 う途中に洗濯槽100に投入することもできる。洗剤は洗濯工程を行う前に予め 洗濯に適当な量より少ない洗濯水で希釈する。このようにすることで洗剤の洗浄 能力を向上させる。
【0017】 感知された水位が洗剤希釈に適当な一定水位以上である場合には、マイコン2 00で感知された水位が洗濯物の洗濯に適当な水位(第2水位)であるかを判断 する(S7)。洗濯に適当な水位は洗濯物の量に依存する。洗剤の濃度は洗濯物 の量、例えば、量(重さ)が2kgであれば洗濯数の量も約50リットルになる 水位で、約4kg以下であれば80リットル、約5〜9kgであれば約93リッ トルになる水位である。この時、洗剤の濃度は洗濯水1リットル当たり0.5グ ラムである。感知された水位が洗濯物の洗濯に足りない場合には、マイコン20 0で駆動部160を通じて給水バルブ120を開けて連続的に洗濯水を注水する 。これと同時にマイコン200では回転翼110の回転命令を駆動部160に送 ってモーター150を駆動する(S8)。モーター150の駆動力は洗濯槽10 0内の回転翼110に伝達され回転翼110が回転して洗濯槽100内の洗濯水 に水流を発生させる。水流によって洗剤と洗濯水が均一に混合される。このよう にして洗濯工程前に洗剤は洗濯水に均一に希釈される。
【0018】 洗濯水の供給を続けながらセンサー140は洗濯水の水位を感知して洗濯水の 水位をマイコン200に伝達し続ける。一定時間が経つと洗濯水の水位が洗濯物 を洗濯するのに適当な水位であることをセンサー140が感知することになる( S7)。マイコン200で洗濯水が洗濯するのに適当な水位であると判断した場 合には給水停止命令とモーター停止命令を駆動部160に送る。駆動部160は 上記命令に従って給水バルブ120を閉め、モーター150を停止させ回転翼1 10がそれ以上回転しないようにする。
【0019】 次ぎに、マイコン200では上記洗濯モードがドライモードであるか、または シルクモードであるかを判断する(S10)。上記洗濯モードがドライモードで ある場合には、ディスプレー部180で「dry」と表示するようにディスプレ ー部180に表示命令信号を送る(S11)。また、ドライモードではない場合 には、即ちシルクモードの場合にはディスプレー部180で「silk」と表示 されるように表示命令信号を送る(S12)。それから、使用者は上記表示され たモードを見て最初に設定したモードを憶えて洗濯物を正確に洗濯槽100に投 入し得るようになる。
【0020】 それから、マイコン200では警告音発生信号をスピーカー190に送り、ス ピーカー190は警告音を発生する(S13)。使用者は上記警告音を聞いて所 定の洗濯物を洗濯槽に投入した後、キー・アレイ部170のスタートボタンを押 す。スタートボタンはスタート信号をマイコン200に伝達して洗濯工程を始め る。一定時間、例えば、1分が立ってもキー・アレイ部170からスタート信号 が入力されなければ、マイコン200は警告音発生信号を再びスピーカー190 に送って警告音を発生する(S15)。 上記スタート信号によってマイコン200は洗濯工程を行うための制御信号を 順次に駆動部160に送って洗濯機の各システムを総合的に調整する。即ち、駆 動部160を通じてモーター150を駆動させる。モーター150の駆動力によ って上記回転翼110が回転され洗濯物の洗濯に適合な水流を生成し洗濯物を洗 濯する(S16)。
【0021】 上記洗濯物が毛織物で構成され上記洗濯モードがドライ洗濯コースである場合 には、上記マイコン200は上記回転翼110を第1方向である例えば右側に約 2〜4秒間回転させ、上記回転翼110を約5〜6秒間停止させ、次ぎに上記回 転翼110を第1方向とは逆方向の第2方向である左側に約2〜4秒間回転させ 、上記回転翼110を再び約5〜6秒間停止させるように駆動部160に制御信 号を送る。このような駆動は上記過程を1サイクルとして約6分間連続的に遂行 する。この時、一般モードに対するドライモードの水流強度比は約0.24〜0 .34、好ましくは0.27〜0.31である。
【0022】 上記洗濯物がシルクで構成され上記洗濯モードがシルク洗濯コースである場合 には、上記マイコン200は上記回転翼110を第1方向である右側に約0.3 〜0.5秒間回転させ、上記回転翼110を約5〜6秒間停止させ、次ぎに上記 回転翼110を第1方向とは逆方向の第2方向である左側に約0.3〜0.5秒 間回転させた後、上記回転翼110を約5〜6秒間停止させるように駆動部に制 御信号を送る。このような駆動は上記過程を1サイクルにして約4分間連続的に 遂行する。この時、一般モードに対するシルクモードの水流強度比は約0.06 〜0.11、好ましくは0.07〜0.09である。 上記洗濯段階が終われば、マイコン200は駆動部160に排水命令信号を送 り、駆動部160は排水バルブ130を開けて排水ホースを通じて洗濯槽100 にある洗濯水を排水する。この時、回転翼110は停止状態である。
【0023】 排水が完了されれば、センサー140は上記洗濯槽の水位量を感知して感知信 号をマイコン200に送る。マイコン200では、駆動部160を通じてすすぎ 段階を遂行する(S17)。先ず、マイコン200では給水命令を駆動部160 に送って排水バルブ130を閉めて給水バルブ120を開けて洗濯槽100に新 たな洗濯水を給水させ、すすぎに必要な量の洗濯水を注水する。洗濯水が完全に 注水されれば給水バルブ120は閉まり、モーター150を駆動して回転翼11 0がすすぎに必要な水流を発生させるようにする。
【0024】 上記すすぎに必要な水流は洗濯時の水流形成行程と同一な行程で形成させる。 すなわち、洗濯モードがドライ洗濯コースである場合には、上記回転翼110 を第1方向である右側に約2〜4秒間回転させ、上記回転翼を約5〜6秒間停止 させ、次ぎに上記回転翼110を第1方向とは逆方向の第2方向である左側に約 2〜4秒間回転させ、上記回転翼110を再び約5〜6秒間停止させる一連の過 程を1サイクルにして約2分間繰り返し、上記洗濯モードがシルク洗濯コースで ある場合には、上記回転翼110を第1方向である右側に約0.3〜0.5秒間 回転させ、上記回転翼110を約5〜6秒間停止させ、次ぎに上記回転翼110 を第1方向とは逆方向の第2方向である左側に約0.3〜0.5秒間回転させた 後、上記回転翼110を約5〜6秒間停止させる一連の過程を1サイクルにして 約1〜3分間、好ましくは約2分間繰り返す。所定時間上記すすぎ水流を発生さ せた後、回転翼110を停止させ、排水バルブ130を開けて排水ホースを通じ て洗濯水に含まれている汚染物質を洗濯物と分離させる。このようなすすぎ工程 は少なくとも1回、好ましくは2回繰り返し洗濯物上に残留する汚染物質を除去 する。
【0025】 すすぎ段階が完了されれば、上記洗濯槽100に残留する洗濯水を全て排水す れば、マイコン200は駆動部160を通じて上記回転翼110と洗濯槽100 を機械的に結合させた後、モーター150を駆動させ洗濯槽を高速回転させる。 それから、上記洗濯物に残留する洗濯水が脱水される(S18)。一般モード での洗濯槽100の回転速度は760rpmであるが、ドライまたはシルクモー ドでの回転速度は約100〜150rpmである。 上記脱水段階はドライコース及びシルクコースの両方とも、約3〜5秒間第1 の方向である右側または左側に上記洗濯槽100を回転せさ、約5〜6秒間上記 洗濯槽100を停止させた後、約2〜3秒間上記洗濯槽100を上記第1方向に 回転させる回転段階と約5〜6秒間上記洗濯槽100を停止させる停止段階を少 なくとも1回、好ましくは約7回を反復した後、上記洗濯槽100を上記第1の 方向に約2〜3秒間回転させて遂行する。 脱水工程が完了され洗濯工程が完了されれば、マイコン100はスピーカー1 90を通じて洗濯が完了されたことを使用者に知らせる。 以上のような本考案の洗濯機を使って自動的に遂行することが出来る。
【0026】 以下に実施例によって本考案をより具体的に説明する。
【0027】 [実施例1] 本実施例は本考案の洗濯機を使って一般的な洗濯工程を行うことを実現した。 洗濯槽100内に洗濯物と一般洗剤を入れた後(S1)、電源を印加する。マ イコン100は予め設定された一定時間が経過しても何の信号もなければ一般洗 濯であることを認知し(S3)、マイコン100は給水命令を駆動部160に送 って排水バルブ120を開け、少量の洗濯水を洗濯槽100内に給水する(S4 )。給水中にはマイコン100は回転翼110を低速回転させ、洗剤と洗濯液が 洗濯工程前によく混合されるようにする。このように洗濯段階前に洗剤と洗濯液 を均一に混合することで洗剤洗浄力を向上させる。マイコン200はセンサー1 40を通じて洗濯物の量を感知して洗濯に必要な適正量の洗濯水が給水されるよ うにする。
【0028】 洗濯水の給水が完了されれば、マイコン200は洗濯命令信号を駆動部160 に送って回転翼110を左右に所定時間回転させる。回転翼110の回転遠心力 によって洗濯水の水流が発生し、水流の回転摩擦力によって洗濯物を洗濯するよ うになる(S16)。これは一般の洗濯工程で行われる回転水流形成行程と同一 である。上記洗濯段階が完了されれば排水バルブ130が開いて洗濯槽内に入っ ている洗濯水が排水ホースを通じて排水される。排水が完了されれば排水バルブ 130が閉まると同時にマイコン200がすすぎ命令を駆動部160に伝達する 。 それから、給水バルブ120が開き、すすぎに必要な適正量の洗濯水が給水口 を通じて洗濯槽100に導入される。洗濯槽に給水が完了されれば、回転翼11 0が所定時間左右に回転し洗濯物をすすぐようになる。このようなすすぎは同一 な行程で2回にかけて繰り返し洗濯物を綺麗にすすぐことになる(S17)。上 記すすぎ段階によって洗濯物のすすぎが完了され洗濯水が排水ホースを通じて完 全に排水されれば、脱水段階が行われる。脱水段階は排水バルブ130が開いて いる状態でマイコン200は駆動部を通じて機械的作動によって洗濯槽と回転翼 を結合させた後、駆動部150に接続されたモーター150を駆動させ洗濯槽1 00が一方向に所定時間高速回転することになる。そして、上記洗濯槽100の 回転遠心力によって洗濯物に沈澱され残留する洗濯水が脱水されるので洗濯物の 洗濯が完了される(S18)。
【0029】 [実施例2] 本実施例ではドライクリーニング洗濯行程について説明する。 洗濯槽内にドライクリーニングに適合な複合洗剤を入れ(S1)、キー・アレ イ部170のドライクリーニング選択ボタンを押す(S2)。キー・アレイ部1 70でドライクリーニング選択信号をマイコン200が受ければドライクリーニ ング洗濯行程が順次に行われドライクリーニング洗濯を遂行する。 具体的には、洗濯モード選択段階でキー・アレイ部170からマイコン200 にドライクリーニング選択信号を伝達すれば(S3)、上記マイコン200は洗 濯水の第1水位であるかを判断し(S5)、駆動部160を通じて給水命令信号 を送り、給水バルブ120が開いて給水口から少量の洗濯水が洗濯槽100に給 水されるようになる(S6)。
【0030】 洗剤の希釈に必要な少量の洗濯水が給水されれば、マイコン200は駆動部1 60を通じてモーターを駆動して回転翼110が所定時間低速回転させ、洗濯水 に洗剤が希釈される。これと同時に続けて所定量の洗濯水を給水する(S8)。 そして、洗濯水が洗濯に必要な量(この時、洗剤の濃度は0.5グラム/リッ トルである)まで給水され、同時に洗剤の希釈が完了されれば(S7)、センサ ー140は洗濯水の水位を感知してマイコン200に信号を送る。こうすれば、 マイコン200では洗濯モードをドライモードに認知し(S10)、給水停止命 令とモーター回転停止命令を駆動部160に送って給水バルブ120を閉めて給 水を停止させ、モーター150の回転を停止させ(S9)、また、スピーカー1 90を通じて警告音を発生させる(S13)と同時にディスプレー部180に信 号を送ってディスプレー部180で「dry」と表示されるようにする(S11 )。こうなれば使用者はこの警告音を聞いて洗濯槽100に毛織物の洗濯物を入 れキー・アレイ部170のスタートボタンを押す。マイコン200では上記スタ ートボタンからのスタート信号を感知し(S14)、洗濯段階を行うための信号 駆動部160に印加されてドライクリーニング洗濯が行われる。また、上記マイ コン200にスタート信号が入力されない状態で1分経つとマイコンは再びスピ ーカー190を通じて警告音を発生する(S15)。
【0031】 洗濯槽100内に洗濯物が投入された状態で、洗濯段階に信号が印加されれば 駆動部160はモーター150を駆動して回転翼110を左右に所定時間回転さ せる。具体的には、回転翼110が右側に2〜4秒間回転し、5〜6秒の停止時 間を持って再び回転翼が左側に2〜4秒間回転した後、再び5〜6秒間停止する 連続的な一連のサイクルを所定時間(例えば、約6分間)繰り返し洗濯物を洗濯 するのである(S16)。 上記洗濯段階が完了されれば、マイコン200は駆動部160に排水命令を送 り、駆動部160は排水バルブ130を開けて排水ホースを通じて洗濯槽100 内に入っている洗濯水を排水する。 次いで、排水が完了されれば、すすぎ段階の信号が駆動部160に印加され洗 濯が終わった洗濯物のすすぎ工程を行うことになる。 具体的には、マイコン200は駆動部を通じて給水バルブ120を開けて洗濯 物のすすぎに適当な量の洗濯水が給水口を通じて洗濯槽100内に給水されれば 、駆動部160はモーター150を駆動して回転翼110が所定時間左右に回転 して水流を発生させ洗濯物をすすぐようになる(S17)。回転翼110は洗濯 段階と同様に左側に2〜4秒間回転し、5〜6秒間の停止時間を持ってから再び 右側に2〜4秒間回転される一連のサイクルを2分間連続的に行って洗濯物をす すぐようになる。 この時、上記洗濯物のすすぎ工程を2回行えば、洗濯物についている洗剤及び 汚れを綺麗にすすぐことができる。
【0032】 上記すすぎ段階の工程によって洗濯物のすすぎが完了すると、マイコン200 は排水命令を駆動部160に伝達し、排水バルブ130を開けて排水させ、排水 が完了すれば脱水段階を遂行する。 脱水段階は、先ず、機械的作動によって洗濯槽100と回転翼が結合された状 態で駆動部160がモーター150を駆動すれば洗濯槽100が一方向に所定時 間高速回転され洗濯物に残留する洗濯水を脱水することになる(S18)。 脱水工程は一方向に回転する洗濯槽100を3〜4秒間回転させ、5〜6秒間 停止される第1の脱水工程が行われると、次いで2〜3秒間洗濯槽100を回転 し5秒の停止する第2の脱水工程を約7回にかけて作動し、再び2〜3秒間洗濯 槽100を回転することで遂行する。こうして、洗濯物に沈澱されている洗濯水 を完全に脱水することになる。
【0033】 [実施例3] 本実施例はシルク洗濯工程について説明する。 洗濯槽100内にシルク洗濯に適合な複合洗剤投入した後(S1)、キー・ア レイ部170のシルク洗濯の選択ボタンを押す(S2)、キー・アレイ部でシル ク洗濯の洗濯信号をマイコンが受ければシルク洗濯行程が順次に行われシルク洗 濯行程が行われる。 具体的には、洗濯モード選択段階でキー・アレイ部170からマイコン200 にシルク洗濯の選択信号を伝達すれば(S3)、上記マイコン200は洗濯水が 第1水位であるかを判断し(S5)、駆動部160を通じて給水信号を送り、給 水バルブ120が開いて給水口から少量の洗濯水が洗濯槽100に給水される( S6)。
【0034】 洗剤の希釈に必要な少量の洗濯水の給水が行われれば、マイコン200は駆動 部160を通じてモーター150を駆動して回転翼が所定時間低速に回転され洗 濯水に洗剤が希釈される。これと同時に続いて洗濯水を給水する(S8)。上記 で洗濯水が洗濯に必要な量まで給水され、同時に洗剤の希釈が完了されれば、セ ンサー140では洗濯水の水位を感知してマイコン200に信号を送る。そして 、マイコン200では給水停止命令とモーター回転停止命令を駆動部160に送 って給水バルブ120を閉めて給水を停止させ、モーター150の回転を停止さ せる(S9)。また、洗濯モードをシルクモードであると認知し(S10)、ス ピーカー190を通じて警告音を発生する(S13)と同時にディスプレー部1 80に信号を送ってディスプレー部180に「silk」と表示される(S12 )。そして、使用者はこの警告音を聞いて洗濯槽100にシルクでなっている洗 濯物を入れキー・アレイ部170のスタート信号を押す。マイコン200では上 記スタートボタンからのスタート信号を感知し(S14)、洗濯段階を行う為の 信号を駆動部160に印加してシルク洗濯が遂行される。また、上記マイコン2 00にスタート信号が入力されなかった状態で1分が経つと、マイコンは再びス ピーカー190を通じて警告音を発生する(S15)。 洗濯槽100内に洗濯物が投入された状態で、洗濯段階に信号が印加されれば 駆動部160はモーター150を駆動して回転翼110を左右に所定時間回転さ せる。具体的には、回転翼110が右側に0.4秒間回転し、5秒間の停止時間 をおいてから、再び回転翼が右側に0.4秒間回転した後、再び5秒間停止させ る連続的な一連のサイクルを所定時間(例えば、約4分)繰り返し洗濯物を洗濯 するようになる(S16)。
【0035】 シルクで構成された洗濯物は洗濯水に浸水されないので、洗濯物は洗濯水の上 部に浮上されている状態で存在する。従来の洗濯機は洗濯物の種類に関係なく一 定に回転水流を起こすようになっている。このような場合に、回転水流が長時間 続ければ回転水流によって洗濯物が洗濯水の下部に下降して回転翼110や洗濯 槽100の下部にぶつかって洗濯物が損傷される。しかし、本実施例では回転翼 110を0.3〜0.5秒間回転させる。そして、回転水流によって洗濯物が洗 濯水の下部に下降しながら回転水流の回転摩擦力によって洗濯が行われる。しか し、水流発生時間を短くすることで洗濯物が下降しても回転翼110に接触しな いので洗濯物が損傷を受け難くなる。
【0036】 回転翼110が0.3〜0.5秒間回転された後には約5〜6秒間の停止時間 が設定されるが、この時、回転翼110の回転によって発生された回転水流の圧 力が減少され、洗濯水の下部に下降された洗濯物は自体の浮上力によって洗濯水 の上部に浮上することになる。 このような状態で、回転翼110が0.3〜0.5秒間逆方向に回転され再び 洗濯水の回転水流を発生する。そして、洗濯物が下降して水流の回転摩擦力によ って洗濯物が洗濯されるようになる。 上記洗濯段階が完了されれば、マイコン200は駆動部160に排水命令を送 り、駆動部160は排水バルブ130を開けて排水ホースを通じて洗濯槽100 内に入っている洗濯水を排水させる。
【0037】 次いで、排水が完了すれば、すすぎ段階の信号が駆動部160に印加され洗濯 が終わった洗濯物のすすぎ工程を遂行することになる。 具体的には、マイコン200は駆動部160を通じて給水バルブ120を開け て洗濯物のすすぎに適当な量の洗濯水が給水口を通じて洗濯槽100内に給水さ れれば、駆動部160はモーター150を駆動して回転翼110が所定時間左右 に回転して水流を発生させ洗濯物をすすぐことになる。この時、回転翼110は 洗濯段階と同様に左側に0.3〜0.5秒間回転し、5〜6秒間停止時間をおい てから再び右側0.3〜0.5秒間回転し、5〜6秒間停止時間を持つ一連のサ イクルを約2分間連続的に行い洗濯物をすすぐことになる(S17)。 この時、上記洗濯物のすすぎ工程を2回行えば、洗濯物に付いている洗剤及び 汚れを綺麗にすすぐことができる。 上記すすぎ段階によって洗濯物のすすぎが完了すると、マイコン200は排水 命令を駆動部160に伝達し、排水バルブ130を開けて排水させ、排水が完了 すれば脱水段階を遂行する。
【0038】 脱水段階は、先ず、機械的作動によって洗濯槽100と回転翼が結合された状 態で駆動部160がモーター150を駆動すれば洗濯槽100が一方向に所定時 間高速回転され洗濯物に残留する洗濯水を脱水することになる。 脱水工程は一方向に回転する洗濯槽100を4秒間回転させ、5〜6秒間停止 される第1の脱水工程が遂行されれば、次いで2秒間洗濯槽100を回転し5秒 間停止する第2の脱水工程を約7回にかけて作動し、再び2秒間洗濯槽100を 回転する。こうして洗濯物に沈澱されている洗濯水を完全に脱水することになる (S18)。
【0039】 上記実施例1に記載された行程によって綿や合成繊維で構成された洗濯物を洗 濯した。本考案の洗濯行程を採用している洗濯機として大宇電子株式会社(韓国 )の洗濯機(DWF−9290RD;モデル名)を使用して、洗剤は洗濯機性能 試験標準洗剤を使用した。洗剤の使用量は洗濯水1リットル当たり洗剤1グラム であった。 また、従来の一般の洗濯機を使用して同様に一般の洗濯物の洗濯工程を行った 。本考案の行程によって洗濯された洗濯物と従来の洗濯行程を採用している洗濯 機によって洗濯した洗濯物の洗浄度と脱水度を検査した。その結果を下記の表1 に示した。
【0040】
【表1】
【0041】 上記表1のように、脱水度はほぼ同等であるが、本考案の行程によって一般の 洗濯物を洗濯した場合に洗浄度が優れたことが分かる。
【0042】 上記実施例2及び3に記載された行程によって毛織物及びシルク繊維で構成さ れた洗濯物を洗濯した。本考案の洗濯行程を採用している洗濯機として大宇電子 株式会社(韓国)の洗濯機(DWF−9290RD;モデル名)を使用し、洗剤 としてはハイケム社(韓国)のドライテン(Dryten;商品名)を使用した 。洗剤の使用量は洗濯水1リットル当たり洗剤0.5であった。 また、従来の一般のクリーニング屋で使っているドライクリーニング洗濯機と 溶剤としてペルクロロエチレンを使って毛織物及びシルク繊維で構成された洗濯 物の洗濯工程を行った。本考案の行程に依って洗濯した洗濯物と従来のクリーニ ング屋で使っている行程によって洗濯した洗濯物の収縮率と損傷度を測定した。 測定行程は次の通りである。
【0043】 1)収縮率は同一な試験洗濯物を4回洗濯した後、洗濯物の長さを測定して下 記式(1)によって計算した。
【0044】
【数1】
【0045】 2)損傷度は同一な試験洗濯物を20回洗濯した後、洗濯物の重量を測定して 下記式(2)によって計算した。
【0046】
【数2】
【0047】 収縮率及び損傷度を下記の表2に示した。
【0048】
【表2】
【0049】 上記の表2から分かるように、本考案の行程によって洗濯をする場合に、従来 のクリーニング屋で洗濯するような収縮率及び損傷度を得た。よって、本考案の 行程による洗濯機を使って一般家庭で毛織物やシルクで構成された洗濯物を容易 に洗濯し得ることが分かる。
【0050】 以上、本考案を上記実施例によって説明したが、本考案はこれに限らず、当業 者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。
【0051】
【考案の効果】
本考案によれば、洗濯の各行程を正確な時間で処理しているので、一般家庭で も一般の洗濯と同様にドライクリーニング洗濯やシルク洗濯を洗濯物に損傷を与 えないように簡単に洗濯し得ることで、クリーニング屋に委託して支出される経 済的負担を減らすことができ、しかもクリーニング屋に委託するよりも短時間で 洗濯することができる。また、クリーニング屋に委託する際に各種洗濯物が一時 に洗濯される過程で考えられる非衛生的な先入観を解消することで清潔で爽やか な気持ちで衣服を着れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の全自動洗濯機の構成を示すためのブロッ
ク図である。
【図2】本考案の洗濯機による洗濯行程の概略を示す前
段のフローチャートである。
【図3】本考案の洗濯機による洗濯行程の概略を示す後
段のフローチャートである。
【図4】本考案の洗濯行程を遂行するための洗濯機の構
成を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】 100 洗濯槽 110 回転翼 120 給水バルブ 130 排水バルブ 140 センサー 150 モーター 160 駆動部 170 キー・アレイ部 180 ディスプレー部 190 スピーカー 200 マイコン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯水、洗濯物及び洗剤を入れられる洗
    濯槽;上記洗濯槽に洗濯水を給水するための給水手段;
    上記洗濯槽の洗濯水を排水させるための排水手段;上記
    洗濯槽の中に具備され上記洗濯水の水流を起こすための
    回転翼;上記洗濯槽及び洗濯翼に駆動力を伝達するため
    の駆動モーター;上記駆動モーター、給水手段及び排水
    手段を作動させるための駆動部;上記洗剤を希釈させる
    のに適当な洗濯水の第1量を感知して第1信号を発生さ
    せ、上記洗濯物を洗濯するのに適当な洗濯水の第2量を
    感知して第2信号を発生させ、上記排水手段によって洗
    濯槽の排水が完了されたことを感知して第3信号を発生
    させる感知手段;使用者の命令信号によって給水を始め
    るために上記給水手段を制御するための給水信号を上記
    駆動部に伝達し、上記第1信号によって上記回転翼を回
    転させ洗剤を洗濯水に希釈させるための第1回転命令信
    号を駆動部に伝達し、上記第2信号によって上記洗濯物
    を洗濯またはすすぐための第2回転命令信号を上記駆動
    部に伝達し、上記洗濯物の洗濯またはすすぎが終わった
    ときに上記排水手段を制御して洗濯水を洗濯槽から排水
    するための排水信号を上記駆動部に伝達し、上記第3信
    号によって上記洗濯物をすすぎまたは脱水するための洗
    濯命令信号または脱水命令信号を発生させるためのマイ
    クロコンピューターを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯水、洗濯物、及び洗剤を入れられる
    洗濯槽;上記洗濯槽に洗濯水を給水させるための給水手
    段;上記洗濯槽の洗濯水を排水させるための排水手段;
    上記洗濯槽の中に具備された上記洗濯水の水流を起こす
    ための洗濯翼;上記洗濯槽及び洗濯翼に駆動力を伝達す
    るための駆動モーター;上記駆動モーター、給水手段及
    び排水手段を作動させるための駆動部;上記洗剤を希釈
    させるのに適当な洗濯水の第1量を感知して第1信号を
    発生させ、上記洗濯物を洗濯するのに適当な洗濯水の第
    2量を感知して第2信号を発生させ、上記排水手段によ
    って洗濯槽の排水が完了されたことを感知して第3信号
    を発生させる感知手段;使用者の命令信号によって給水
    を始めるために上記給水手段を制御するための給水信号
    を上記駆動部に伝達し、上記第1信号によって上記回転
    翼を回転させ洗剤を洗濯水に希釈させるための第1回転
    命令信号を駆動部に伝達し、上記第2信号によって上記
    洗濯物を洗濯またはすすぐための第2回転命令信号を上
    記駆動部に伝達し、上記洗濯物の洗濯またはすすぎが終
    わったときに上記排水手段を制御して洗濯水を洗濯槽か
    ら排水するための排水信号を上記駆動部に伝達し、上記
    第3信号によって上記洗濯物をすすぎまたは脱水するた
    めの洗濯命令信号または脱水命令信号を発生するための
    マイクロコンピューターを備えた洗濯機において、 上記洗濯物は毛織物で構成され、上記洗濯行程は、上記
    回転翼を第1方向に約2〜4秒間回転させる第1の回転
    段階;上記の第1の回転段階の後に上記回転翼を約5〜
    6秒間停止させる第2の停止段階;上記回転翼を第1方
    向とは逆方向である第2方向に約2〜4秒間回転させる
    第1の停止段階;及び上記第2の回転段階の後に上記回
    転翼を約5〜6秒間停止させる段階で構成された洗濯行
    程を連続的に少なくとも1回行うようにする上記マイク
    ロコンピューターが上記洗濯命令を発生し、 上記すすぎ段階は、上記回転翼を第1方向に約2〜4秒
    間回転させる第1の回転段階;上記回転翼を第1方向と
    は逆方向である第2方向に約2〜4秒間回転させる第2
    の回転段階;及び上記第2の回転段階の後に上記回転翼
    を約5〜6秒間停止させる段階で構成されたすすぎ行程
    を連続的に少なくとも1回行うようにするすすぎ命令を
    上記マイクロコンピューターが発生することを特徴とす
    る洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯水、洗濯物、及び洗剤を入れられる
    洗濯槽;上記洗濯槽に洗濯水を給水させるための給水手
    段;上記洗濯槽の洗濯水を排水させるための排水手段;
    上記洗濯槽の中に具備された上記洗濯水の水流を起こす
    ための洗濯翼;上記洗濯槽及び洗濯翼に駆動力を伝達す
    るための駆動モーター;上記駆動モーター、給水手段及
    び排水手段を作動させるための駆動部;上記洗剤を希釈
    させるのに適当な洗濯水の第1量を感知して第1信号を
    発生させ、上記洗濯物を洗濯するのに適当な洗濯水の第
    2量を感知して第2信号を発生させ、上記排水手段によ
    って洗濯槽の排水が完了されたことを感知して第3信号
    を発生させる感知手段;使用者の命令信号によって給水
    を始めるために上記給水手段を制御するための給水信号
    を上記駆動部に伝達し、上記第1信号によって上記回転
    翼を回転させ洗剤を洗濯水に希釈させるための第1回転
    命令信号を駆動部に伝達し、上記第2信号によって上記
    洗濯物を洗濯またはすすぐための第2回転命令信号を上
    記駆動部に伝達し、上記洗濯物の洗濯またはすすぎが終
    わったときに上記排水手段を制御して洗濯水を洗濯槽か
    ら排水するための排水信号を上記駆動部に伝達し、上記
    第3信号によって上記洗濯物をすすぎまたは脱水するた
    めの洗濯命令信号または脱水命令信号を発生するための
    マイクロコンピューターを備えた洗濯機において、上記
    洗濯物はシルクで構成され、上記洗濯行程は、上記回転
    翼を第1方向に約0.3〜0.5秒間回転させる第1の
    回転段階;上記第1の回転段階の後に上記回転翼を約5
    〜6秒間停止させる第1の停止段階;上記回転翼を第1
    方向とは逆方向である第2方向に約0.3〜0.5秒間
    回転させる第2の回転段階;及び上記第2の回転段階の
    後に上記回転翼を約5〜6秒間停止させる段階で構成さ
    れたすすぎ行程を連続的に少なくとも1回行うようにす
    るすすぎ命令を上記マイクロコンピューターが発生する
    ことを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】 上記使用者の洗濯モードによって一般の
    洗濯コース、シルクの洗濯コース及び/またはウールの
    洗濯コースを表すためのディスプレー部を更に含むこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の洗濯機。
JP1998002992U 1993-08-27 1998-05-06 洗濯機 Expired - Lifetime JP3053803U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9316880 1993-08-27
KR9322895 1993-10-30
KR22895/93 1993-10-30
KR16880/93 1993-10-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3053803U true JP3053803U (ja) 1998-11-17

Family

ID=43187872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998002992U Expired - Lifetime JP3053803U (ja) 1993-08-27 1998-05-06 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053803U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0780181A (ja) 洗濯方法及び洗濯機
US10577737B2 (en) Operating method for laundry machine
KR102284360B1 (ko) 의류처리장치
KR101507791B1 (ko) 운동화코스를 구비한 세탁장치
KR101210999B1 (ko) 세탁기 및 그 급속 세탁방법
JPS61394A (ja) 洗濯機及びその作動方法
KR20030090086A (ko) 세탁기의 헹굼 제어방법
JP3296712B2 (ja) 洗濯方法及び回転ドラム式全自動洗濯機
JP3053803U (ja) 洗濯機
JP3026646B2 (ja) 洗濯機
JP2003245490A (ja) 洗濯機
JP3588807B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH11156081A (ja) ドラム式洗濯機
KR100598568B1 (ko) 세탁기의 헹굼 제어방법
KR101069866B1 (ko) 포풀기 행정이 적용된 세탁기의 동작방법
KR0169690B1 (ko) 세탁기의 헹굼향상방법
JP3436652B2 (ja) 洗濯機
KR100286821B1 (ko) 세탁기의 세탁제어방법
KR20180037833A (ko) 세탁기의 제어방법
JPH0928973A (ja) 洗濯機
JPH07116381A (ja) 全自動洗濯機の制御装置
JP3739156B2 (ja) 全自動洗濯機
KR20090114085A (ko) 스피드워시코스를 가지는 세탁장치
JP3303520B2 (ja) 洗濯機
KR960014251B1 (ko) 세탁기의 드라이클리닝 방법 및 그 장치