JP3053780B2 - ケーブル接続図描画装置 - Google Patents

ケーブル接続図描画装置

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JP3053780B2
JP3053780B2 JP9062944A JP6294497A JP3053780B2 JP 3053780 B2 JP3053780 B2 JP 3053780B2 JP 9062944 A JP9062944 A JP 9062944A JP 6294497 A JP6294497 A JP 6294497A JP 3053780 B2 JP3053780 B2 JP 3053780B2
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cable
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隆 冨田
靖子 山田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変電所等におけ
るコントロールケーブルの接続作業を支援するためのコ
ントロールケーブル接続図描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所等においては外部から架空送電線
で送られて来る電力を変圧して分岐送電させるため、変
電所内に変圧、分岐に関連する諸機器が設けられ、これ
ら諸機器を制御室から制御するため何万本というケーブ
ルが布設されている。上記諸機器としては変圧器、開閉
装置、調相設備、変成器等の主回路機器があり、これら
によって電力回路が構成されると共に、これら機器を制
御・計測・保護するために制御盤、計測盤、保護盤(一
般にこれらを総称して配電盤と呼ぶ)とをコントロール
ケーブルにより相互に接続している。
【0003】上記のような変電所設備は最近では新設、
増設されることは少なく、高度成長期に建設された変電
所設備の老朽化による取替や高機能化への改良が多い。
このような取替、改良工事は稼動中の変電所の取替、改
良部分だけを停電させて行うものであり、電力供給系統
に支障を与えないよう、安全、品質の両面で綿密な計画
と慎重な施工が要求される。とりわけコントロールケー
ブルについては稼動回路との関連性が高く、このような
作業を安全、正確に実施するため、コントロールケーブ
ルの接続図や切替手順書等を作成し、これらの指示に従
って実際の作業が行われる。従って、かかる接続図や切
替手順書の作成は上記作業の遂行において極めて大きな
ウェイトを占める。
【0004】上記コントロールケーブルの接続図とは、
図10に示すように、例えば多くの主回路機器のうちの
1つであるしゃ断器(CBO13)の多数の端子に接続
されている多数のケーブルをケーブル処理室を中継して
監視・制御盤へ導設する際に、監視・制御盤内に設けら
れている接続端子をグループ表示した端子台又はキーパ
(ケーブル接続端の集まり)にケーブルを接続する詳細
内容を記号化して図面表示したものを言う。かかる接続
図の一例を図11に示す。又、関連する部材名称を図1
2に示す。
【0005】又、上記切替手順書とは、図13に示すよ
うな表であり、変電所のコントロールケーブルを接続・
撤去する場合に、当該作業回路以外の稼動回路に影響を
及ぼさないように事前に充分な回路検討を行い、作業時
にコントロールケーブル各心線の切替作業動作に沿って
端子台名称、ケーブル番号、用途、電圧電流、絶縁抵
抗、接続端子の締付等をチェックし記録するためのもの
である。
【0006】上述した接続図と切替手順書のうち、接続
図は全ての作業の元になるものであり、これを作成する
場合従来全て手作業で設計者の手により作成されていた
が、最近では作業を合理化するためCAD(Computer A
ided Design )システムを導入して必要データをコンピ
ュータに記憶させその内部で演算処理をして出力し、そ
の出力信号により作図を自動的に作成する、あるいはそ
の作図内容をCRT表示器に表示できるようにしてい
る。
【0007】上記CADシステムによる「接続図」作成
のためのソフトプログラムが既に市販されており、各変
電所ではこれを用いると接続図の作成作業が合理化され
る。その一例として図14に示す作図が可能なものがあ
る。図示の(a)図は前述した接続図中のキーパ(TB
1、TB2、TB3)のうちの1つを簡略化して示した
作図の初期状態を示し、(b)図は最終状態を示してい
る。
【0008】このシステムでは、CADの基本プログラ
ムに縦線、横線、丸、三角、四角などの作図の基本要素
が含まれ、そのうちの必要要素部分を入力指示すると
(a)図のようにキーパ枠線と引出線を含む作図が所定
位置に作図される。上記入力と共にケーブル文字、記号
のデータを入力すると(a)図までが作画できる出力が
内部演算によって準備される。以上は端子台の作図と呼
ばれる。なお、図中の端子台名称の文字、記号は接続さ
れる主回路機器の対象部位が決まればそれらの機器符号
を用いて自動的に決まる。
【0009】さらに、(b)図に示すケーブル配置に関
する表示をするため、ケーブル引出線の端に丸を作図
し、その丸の中にケーブルの行先、No.と、丸の左右に
ケーブル仕様、用途記号、ダイモ色などの表示をする。
この作図については表示される文字、記号をまず入力
し、マウス入力による座標データで表示位置を特定す
る。なお、端子台図形ケーブル配置図形の表示ができる
と、それらに用いられたデータは所定のファイルに記憶
保存される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のCADシステムでは端子台図形を作図するために端
子台データとケーブルデータを各ケーブルと端子台の組
合せ毎に作成し、それらのデータに基づいて所望の端子
台図形を作図又は画面表示することができる。しかし、
このシステムでは端子台データとケーブルデータは相互
に何の関連もなく、作図の際にケーブル仕様を含むケー
ブル図を関連する端子台に関連付けするように位置を特
定することにより表示された図形上は関連付けられて表
示されるに過ぎない。
【0011】コントロールケーブルの接続図は、前述し
たように変電所設備を新設、取替、改良などの工事の際
に大きなウェイトを占めるものであるが、特に取替、改
良工事の場合は全てのコントロールケーブルを取替える
訳ではなく、その一部について別のケーブルに替えたり
あるいは新しいケーブルを追加したりすることが中心と
なる。しかし、上記システムではこのような場合に何万
本ものケーブルデータの中から特定のいくつかのケーブ
ルがどの端子台に接続されているかを検索して表示しよ
うとしても、その都度全端子台データを画面表示し、目
視にて対象ケーブルを探し出さなければならない。
【0012】このため、特定ケーブルがどの端子台に接
続されているかの検索はきわめて多くの時間と労力を必
要とし、必要とする情報を短時間に得ることが困難であ
る。
【0013】又、上記接続図を元にして実際のシーケン
ス回路による動作機能を考慮しながら検索した切替、改
良の対象の該当ケーブルについて、切替動作が円滑に動
けるようにケーブルの順番を定め、端子台名称を確認後
転記してケーブル切替手順書を作成している。これは、
上記システムが変電所設備を新設する際に端子台図形を
作図することのみを目的としており、その後の切替、改
良工事のような後工程を配慮して作成されていないこと
に起因する。
【0014】このため、接続図、シーケンス回路を確認
しながら注意深く必要データを読み取って転記しケーブ
ル切替手順書を作成しても、必ず転記上のミスがあり、
切替作業時にその転記ミスが発覚すると切替作業を停止
しなければならず、又誤字の転記が原因の場合では対象
の端子台が現場で発見できず、訂正に時間がかかるため
無駄な作業時間を費やすという結果となる。
【0015】さらに、端子台とケーブル線との位置関係
を画面上で目視確認するだけで作図操作するため各ケー
ブルの複数の心線と端子台のそれぞれとの交点が正確に
合致しない状態でも作図そのものは可能であり、作図の
正確さ、確実性に欠けるため、あるいは図形の形状が多
種多様であるためCADデータを正確に取り出せないな
どの不都合もある。
【0016】この発明は、従来のケーブル接続図描画装
置における種々の問題を解決するためになされたもので
あり、ケーブル接続図を作図するのに必要なデータを入
力して単に作図をするというのではなく、入力データに
所定の加工をして作図を正確にできるようにし、かつそ
れらのデータのうち後に必要となるデータを保存記憶し
ておき、後に変更・改良などの際にはその工事の対象と
なる特定ケーブルのデータを短時間に取り出しアクセス
できるようにして作図品質の向上と、特定ケーブルに関
する情報の取出し作業の効率化を図ることができるケー
ブル接続図描画装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、入力部からの信号で基本データ記
憶部内の直線、丸、四角などの基本画素データを選択、
特定して所望位置に描画される所定形状の端子台図形の
データとそこに表示すべき文字、記号等の入力データの
それぞれに基づいて端子台を作図する端子台出力信号
と、上記端子台に接続されるケーブルとの接続状態を示
すケーブル図形を上記基本画素データから選択、特定
し所望位置に描画される所定形状の図形のデータとそこ
に表示すべき文字・記号等の入力データのそれぞれに基
づいてケーブル図形を作図するケーブル出力信号とを論
理演算部で演算制御して上記それぞれの図形を含むケー
ブル接続図を描画するように出力信号を出力し、上記描
画の際出力信号として出力される端子台とケーブルを含
むケーブル接続図の作図のための各データに対して拡張
データを入力信号により付加し、そのうち端子台図形と
ケーブル図形の関係を座標データにより表すデータを有
する拡張データに基づいてケーブル図形と端子台図形の
一致を確認し、かつ作図終了した各データのうち保存記
憶すべき最小限の端子台データを含むケーブル接続図
ータを保存記憶部に保存するように構成して成るケーブ
ル接続図描画装置としたのである。
【0018】この描画装置においては、入力信号により
基本画素データを選択、特定して所定位置に端子台図形
とそこに文字、記号等のデータを表示して端子台を作図
すると共に、端子台に接続されるケーブル図形とそこに
文字、記号等のデータを表示してケーブル接続図を表示
し作図することは基本的には従来と同様である。
【0019】しかし、その際各図形、表示記号等の作図
に用いられた入力データには拡張データが予め付加さ
れ、それらのデータのうち端子台とケーブルの図形の関
係を座標データにより表す、例えば点リスト保存部のよ
うなデータに基づいて端子台図形とケーブル図形間で一
致することを確認することによってケーブル接続図が正
確に作図される。従って、例えば端子台の各行の端子台
名称、連番などのデータ表示行とケーブル心線の表示が
上下に少し狂ったまま表示さるというような不正確な
作図が表示されるということは全く生じなくなり、正確
で美しいケーブル接続図が得られる。
【0020】又、上記入力データのうち後に変更・改良
工事などの必要が生じた場合に、上記膨大な数量のデー
タから変更・改良に関する特定のケーブルを選択する際
に特定のケーブルのみに短時間でアクセスできるように
するため、端子台データのうち必要なデータとケーブル
データをまとめて保存記憶部に記憶するようにしたか
ら、ケーブルを指定する入力を与えれば直ちに必要なケ
ーブルについての情報を取り出して表示できることとな
る。
【0021】なお、ケーブル指定入力で必要なケーブル
情報を取り出すためのプログラムは描画装置の描画プロ
グラムと一体に組込んでもよいし、他の後の作業のため
のプログラムに付随して設けてもよい。
【0022】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1はこの実施形態のケーブル
接続図描画装置の全体概略ブロック図である。この描画
装置は、種々の入力データに基づいて内部で論理演算し
制御してケーブル接続図を描画するための制御信号を出
力する論理演算制御部1(パーソナルコンピュータ又は
これと同等機能を有するもの)を中心として、これにキ
ーボード2やマウス3aあるいはディジタイザ3bなど
の座標入力装置3を備え、記憶部として補助記憶装置4
を備えている。
【0023】論理演算制御部1は、図示のようにI/O
ポートを通じて種々の信号が入力されるとその信号をC
PU(中央演算装置)を介して演算処理し記憶部(ハー
ドディスク)に必要に応じてデータを記憶し、演算処理
の結果に基づいて制御信号を出力してCRT又は液晶な
どの表示器(ディスプレイ)5又はレーザプロッターな
どの描画器6を介して紙面上にケーブル接続図を表示す
ることができる。
【0024】なお、記憶部はハードディスク以外にも種
々のものが設けられているが、コンピュータ内部のシス
テムを駆動するプログラムや描画装置として機能させる
ための作図基本要素描画あるいは描画付加機能を持たせ
るためのプログラムとデータなどは主としてハードディ
スク内に記憶されている。
【0025】補助記憶装置4は例えばフロッピーディス
クなどであり、コンピュータ挿入式のもの、あるいは外
部設置式のもののいずれでもよい。補助記憶装置4は描
画装置として作図表示が完了した時点で保存すべきデー
タを保存記憶するのに用いられる。
【0026】図2に実施形態の描画装置による作図動作
の概略フローを示す。図示のように、描画装置が起動し
た後に端子台データを入力して(S1 )端子台を作図表
示し(S2 )、次に端子台に接続されるケーブルに関す
るデータを入力して(S3 )ケーブルが作図表示される
(S4 )と描画装置の動作は終了する。
【0027】但し、この描画装置作図に用いられたデー
タのうち端子台データを含むケーブルデータを補助記憶
装置に保存記憶しておき、後に切替・改良工事などの際
に何万本ものケーブルのうちから特定ケーブルのみを選
択して端子台との関連を含むケーブルデータとして表示
できるという機能を実行する事例の1つとしてコントロ
ールケーブルの切替手順書を作成するプログラムを有
し、上記作図動作とは別途に入力信号を与えることによ
り必要なケーブルデータが表示される。
【0028】図3以下に上記描画装置による作図動作の
詳細フローを示す。実際の作図動作は大きく分けると端
子台とケーブルの作図の2つに分かれており、図3は端
子台の描画フローを示す。
【0029】まず、端子台コマンドが起動すると、その
コマンドによりステップST1 で初期値設定ファイルが
呼出され、予めファイルに登録されている標準的な端子
台枠個数などについての初期値が読み出され、ステップ
ST2 では端子台アプリケーション名(TNS1 )を設
定し、ステップST3 で端子台の描画に必要な設定値を
入力し、画面表示状態で全ての設定値が揃えばステップ
ST4 で作図始点の指定を行う。この指定は、例えば端
子台の左上部にあたる書込み始点を座標入力装置(マウ
ス)にて指定する。
【0030】上記作図始点が指定されるとステップST
5 で「端子台枠(フレーム)」が描画される。この枠の
描画が終了した時点で枠描画に用いられた線分データの
それぞれ(縦、横の複数の線分)に拡張データが付加さ
れる。この拡張データの付加は、この後で他の種々のデ
ータに対しても行われるものであり、その詳細な理由は
後で説明するように、正確な描画を行うためと、これら
のデータのうち特定のものを用いて変電所内の変更・改
良工事の際にそれらの作業を指示する作業手順書などに
そのまま後利用するためである。なお、拡張データの付
加の具体例についても後で説明する。
【0031】次に、ステップST6 で前述のステップS
3 で入力されたデータのうち端子台枠内に書かれる
「連番」が端子個数分描画され、この場合もその連番の
描画が終了すると拡張データが付加される。同様にして
ステップST7 でキーボードより「端子台名称」につい
ての入力が行われ、ST8 でその入力に基づく入力文字
値に従って端子台名称が描画され、その後拡張データが
付加される。ステップST9 では「キーパ名称」の入力
に従ってキーパ名称が描画され、拡張データが付加され
る。以上で端子台コマンドによる端子台の作図動作が終
了する。
【0032】上述した拡張データの付加の具体例につい
て説明すると、上記拡張データは、例えば図6(a)に
示す端子台の各要素である外枠、中線、補助線、連番、
端子台名称、キーパ名称などの全てに対して図示のよう
な拡張データを外部から入力することにより行われる。
上記拡張データの付加方法を図7に示す。図示のよう
に、例えば外枠の1つのライン“LINE”を描画する
場合、前述した初期値や設定値により1つのラインの位
置、長さ、向き、図形の種類が設定されると、D1 にお
いてそれらのデータに基づいて図示しない内部プログラ
ムによる演算で図形名、図形タイプ、……、始点、終
点、押出方向など描画に必要な機械動作のための描画基
本データが自動的に作成される。
【0033】こうして作成された描画データに基づいて
上述した描画が行われた後図示の描画データが表示器に
表示されるから、これに対しD2 において必要な拡張デ
ータの作成が外部から入力されて行われる。さらに、こ
の拡張データはD3 において上述した描画基本データの
後ろに付け加えられ全体として一体のデータとされる。
この拡張データ付きの描画基本データはD4 でCADの
データベースに戻される。
【0034】次に、図4、図5を参照して上記端子台に
接続されるコントロールケーブルの接続図の作図方法の
詳細について説明する。ステップSC1 で示すアプリケ
ーション名(KBR1)の登録を行う。このアプリケー
ション名はケーブルデータを処理するためのものであ
る。ステップSC2 ではテンポラリーファイルをオープ
ンする。このテンポラリーファイルは最終的に保存記憶
すべきケーブルデータを残すファイル(記憶部)に対
し、そのデータ作成途中でケーブルデータを一時的に記
録しデータ作成を確実に処理するためのものである(図
8(a)参照)。
【0035】ステップSC3 でテンポラリーファイルに
上記アプリケーション名を書き込み(図8(a)−1参
照)、SC4 で初期値設定ファイルの読み込み、SC5
でケーブル設定の入力を行う。入力設定などは全て端子
台の場合と同様である。ケーブルの作図は図6(b)に
示す端子台から引出された接続ケーブル線についての直
線、丸、文字、数字の記号を描画することである。
【0036】以上の入力設定が終わると心線を次のよう
にして作図する。ステップSC6 でケーブル心線と端子
台との接続箇所を座標入力装置(マウス)にて指定する
(図6(b)の点a参照)。そして、SC7 ではSC6
で指定された点に存在する端子台外枠と補助線のデータ
を取得する(図6(b)の要素bと図6(a)の補助線
参照)。このデータの取得は既に作図された端子台のデ
ータから取得する。その後SC8 ではSC7 で取得した
データの拡張データ部分を取得する。さらにSC9 では
既に取得した拡張データの1000番部分に“fram
e”と“tnshojo”の両方が存在するかを確認す
る。ケーブル心線gを確実に作図するためである。
【0037】次に、SC8 で取得した拡張データからそ
のうちの“frame”の拡張データを取得する(SC
10)。SC11ではこうして得た外枠の拡張データからア
プリケーション名、端子台名称X座標、連番X座標、心
線色X座標を取得する。それぞれのX座標の取得は外枠
データを取得すると、端子台データ作成時に点リスト保
存部が外枠データにのみ設けてあり、これに対応するデ
ータがケーブル心線gに対してのみ読取られて取得され
る。
【0038】さらにSC11で取得したアプリケーション
名をもとに、端子台に関するデータ群を読取り、その中
から拡張データの1000番部分が“kiipa”であ
るデータを検索し、その文字値を取得する(図6(b)
の要素c参照)。これによりキーパ名称のデータが得ら
れる。そして、SC11で取得した端子台名称X座標とS
6 にて指定された点のY座標との交点に存在する文字
データを取得し、その文字値を取得する(図6(b)の
要素e参照)。これにより端子台名称が得られる。同様
にしてSC11で取得した連番X座標とSC6 にて指定さ
れた点のY座標との交点に存在する文字データを取得
し、その文字値を取得する(図6(b)の要素f参
照)。これにより連番が得られる。こうしてキーパ名
称、端子台名称、連番のデータがケーブルデータに関連
して得られると、これらのデータに基づいてケーブルの
接続状態を作図するためにまずSC5 で設定された心線
(図6(b)の要素g)を描画する(SC16)。この場
合も描画した線分のデータに対し、図6(b)の1に示
す形式のケーブル心線gの拡張データを付加する。
【0039】同様にしてSC16で描画された心線の心線
間の接点(図6(b)の要素h)を描画する。描画した
接点データに対し、図6(b)の3に示す形式の拡張デ
ータを付加する。
【0040】以上の処理により得られた心線1本分のデ
ータ(キーパ名称、始点のXY座標、連番X座標と心線
色X座標、端子台名称、端子台連番、心線の拡張データ
の1000番部分)をテンポラリーファイルに保存する
(図8(a)の2参照)(SC18)(Loop1終わ
り)。
【0041】以上でケーブルの接続図に必要な端子台側
のデータが得られたがケーブルの接続線には「心線間の
渡り」があり、図5へ進んでステップSC19で複数の心
線を結ぶための心線間の渡り(図6(b)−要素i)を
描画する。描画した線分のデータに対し、(図6(b)
−2)に示す形式の拡張データを付加する。それらSC
20でケーブルの丸札を描画する位置を座標入力装置(マ
ウス)より指定する(図6(b)−点j参照)。又、ケ
ーブルの記号、仕様、用途等を入力する(SC21)。こ
うして、SC20で指定された点からケーブルの丸札(図
6(b)−要素k)を描画する(SC22)。描画した各
線分のデータに対して、(図6(b)−4)に示す形式
の拡張データをそれぞれに付加する。さらにSC22で描
画した丸札にSC21で入力されたケーブル記号、仕様、
用途を画面表示して丸札内に描画する。描画したデータ
群に対し、それぞれ(図6(b)−5)に示す形式の拡
張データを付加する(SC23)。
【0042】ループ2ではケーブルの心線色をクシアミ
キチソの順で設定する(SC24)。SC24で設定した心
線色のケーブル心線(図6(b)−要素g)を座標入力
装置により指定する(SC25)。上記SC25にて指定さ
れたデータの拡張データ部分が、SC16にて描画された
データ(図6(b)−1)と一致すると(SC26)、こ
れにより取得した拡張データの1010番部分の3つの
X座標のうち3つ目の座標とSC25で指定されたデータ
部分の始点〔図6(b)の点a〕のY座標との交点〔図
6(b)の点m〕にSC24で設定された色を描画する
(SC27)。描画したテキストのデータに対し、(図6
(b)−6)に示す形式の拡張データを付加する(ルー
プ2終了)。
【0043】その後、SC28にて作成したケーブルデー
タファイルに、SC1 にて登録したアプリケーション
名、心線の本数、SC21にて入力されたケーブル記号、
仕様、用途を保存する(図8(b)−1参照)(S
29)。SC1 で登録したアプリケーション名をもとに
ケーブルのデータ群をすべて取得し、その中から拡張デ
ータの1000番部分が“sl−*”である文字データ
を検索する(SC30)。そしてSC18でテンポラリーフ
ァイルに保存した心線1本分のデータを読み込む(SC
31)(図8(a)−2参照)。又、SC31にて読み込ん
だデータの心線No.(“sl−*”)とSC30で取得し
た心線データの中から同一のNo.を持つデータを検索
し、そのデータの文字値を取得する。SC28にて作成し
たケーブルデータファイルにSC31にて読み込んだキー
パー名称、端子台名称、連番とSC32で取得した文字値
(心線色)を保存する(図8(b)−2参照)。
【0044】以上により端子台とケーブルの接続図を描
画することができるように制御信号が論理演算回路から
出力され、その出力により表示器5の画面上で又は描画
器6により紙面上に作図することができ、かつその際作
図に用いられた内部データのうち必要なデータがケーブ
ルデータファイルに保存記憶されることを詳細に説明し
た。
【0045】次に、上記保存記憶されているケーブルデ
ータファイルのデータを後の変更、改良工事の際に利用
する場合に、工事の対象となる機器に接続されている必
要なケーブルデータのみをどのようにして抽出するかに
ついて説明する。以下の例は、従来から手書きで作成さ
れていたケーブル切替手順書を上述したケーブルデータ
ファイルのデータを利用して作成する場合であり、図1
3に示す手順表のうち特に左半分のデータを表示するこ
とにより対象のケーブルについての基本データを知るこ
とができる。
【0046】上記のような表を作成する際に、まず予め
ケーブル記号以外に手順書作図に必要な基本データを入
力し作図の基本準備をする(SS0 )。ステップSS1
に進むと、ケーブル記号をキーボードにて入力しケーブ
ルが接続される「行き先」の2つの盤名称のどちらがA
端側になるかをマウスにて選択する。次に、ステップS
2 でファイル選択のため、A端側のケーブルデータフ
ァイル(*. KBR)をマウスにて指定する。SS2
て指定されたケーブルデータファイルの中からSS1
て入力されたケーブル記号を検索する。この検索方法は
図示省略のフローに従って行う。SS3 で検索された該
当データのケーブル仕様と用途を読み込み(SS4 )、
今度はSS5 でSS2 と同様の手順にてB端側のケーブ
ルデータファイルを指定する。
【0047】そして、SS3 と同様の手順にて該当デー
タを検索する(SS6 )。SS7 では、現データを手順
書に記入開始するための開始行をマウス、又はキーボー
ドにて指定し、SS8 でケーブル記号・仕様・用途を心
線数による行数の中央近くにくるように計算を行い、配
置する。その後、A端側該当データの心線1本分のデー
タ(キーパー名称・端子台名称・連番・心線色)を読み
込む(SS9 )。又、B端側該当データの心線1本分の
データ(キーパー名称・端子台名称・連番・心線色)を
読み込む(SS10)。以上のようにして、SS9 とSS
10にて読み込んだ各心線データを配置する(SS11)。
【0048】上記例では、ケーブル切替手順書において
ケーブルデータを表示する例を示したが、切替手順書の
作成とは独立にケーブル接続状態を示すデータのみを表
示するようにしてもよいことは勿論である。あるいは、
さらに別の用途に用いられるプログラム中において表示
するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
ケーブル接続図描画装置は入力部からの信号で基本画素
データを選択、特定して端子台と文字、記号等の表示を
して端子台図形を、ケーブルと文字、記号等の表示をし
てケーブル図形それぞれの出力信号を論理演算制御し
描画し、その際各データには拡張データを付加してお
き端子台とケーブルの作図の際にそれらデータの一致の
確認により正確なケーブル接続図を描画し、かつそれら
の拡張データ付きの入力信号データを保存記憶部に記憶
するようにしたから、後に変更・改良などの工事の際に
特定ケーブルのみの情報をそのケーブルを特定する入力
するだけで直ちに短時間にアクセスでき、特定ケーブル
データの確認や変更・改良工事の前作業が効率化される
などの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の描画装置の全体概略ブロック図
【図2】同上描画装置による作用の概略フロー
【図3】端子台作図フローの詳細
【図4】ケーブル作図フローの詳細
【図5】ケーブル作図フローの詳細
【図6】端子台、ケーブルの拡張データの詳細図
【図7】拡張データの付加方法の説明図
【図8】テンポラリーファイルとケーブルデータファイ
ルの書式の一例の図
【図9】切替手順書作成フローの詳細
【図10】制御・計測用ケーブル概要図
【図11】監視・制御盤におけるケーブル接続図の一例
の図
【図12】端子台・ケーブルの各要素名称図
【図13】ケーブル切替手順書の一例の図
【図14】従来例の描画装置による作図の説明図
【符号の説明】
1 論理演算制御部 2 キーボード 3 座標入力装置 4 補助記憶装置 5 表示器 6 描画器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H02J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部からの信号で基本データ記憶部内
    の直線、丸、四角などの基本画素データを選択、特定し
    て所望位置に描画される所定形状の端子台図形のデータ
    とそこに表示すべき文字、記号等の入力データのそれぞ
    に基づいて端子台を作図する端子台出力信号と、上記
    端子台に接続されるケーブルとの接続状態を示すケーブ
    ル図形を上記基本画素データから選択、特定し所望位
    置に描画される所定形状の図形のデータとそこに表示す
    べき文字・記号等の入力データのそれぞれに基づいてケ
    ーブル図形を作図するケーブル出力信号とを論理演算部
    で演算制御して上記それぞれの図形を含むケーブル接続
    図を描画するように出力信号を出力し、上記描画の際出
    力信号として出力される端子台とケーブルを含むケーブ
    ル接続図の作図のための各データに対して拡張データを
    入力信号により付加し、そのうち端子台図形とケーブル
    図形の関係を座標データにより表すデータを有する拡張
    データに基づいてケーブル図形と端子台図形の一致を確
    認し、かつ作図終了した各データのうち保存記憶すべき
    最小限の端子台データを含むケーブル接続図データを保
    存記憶部に保存するように構成して成るケーブル接続図
    描画装置。
  2. 【請求項2】 前記論理演算部に表示器を接続し、前記
    保存記憶部に保存されているケーブルデータのうち後に
    必要となった際に特定ケーブルについてそのケーブル記
    号を入力することにより特定して表示器に表示し得るよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル接
    続図描画装置。
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