JP3053747U - 蓄光ガラスビーズ及び蓄光ガラスビーズ板 - Google Patents

蓄光ガラスビーズ及び蓄光ガラスビーズ板

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JP3053747U
JP3053747U JP1997005481U JP548197U JP3053747U JP 3053747 U JP3053747 U JP 3053747U JP 1997005481 U JP1997005481 U JP 1997005481U JP 548197 U JP548197 U JP 548197U JP 3053747 U JP3053747 U JP 3053747U
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beads
pigment
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JP1997005481U
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Inventor
壹之 玉田
Original Assignee
二和化成株式会社
有限会社北斗産業
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(57)【要約】 【課題】 紫外線を吸収して、暗闇で発光輝度が強く、
長時間発光する蓄光ガラスビーズを提供する。 【解決手段】 透明ガラスビーズに蓄光顔料をコーティ
ングする事により、1粒づつのビーズの発光、及び積層
板にした場合の底部から上部までの幾重にもある蓄光顔
料、全ての発光によって、高輝度、長時間の発光性を可
能にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は蛍光灯、水銀灯、太陽光の紫外線を吸収して、暗がりで長時間発光す ることを利用して、各種の標示板や発光装飾体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より蓄光シート、蓄光塗料はあるがこれらは膜厚が薄く、そのため発光輝 度が低く、発光時間も短いものであった。
【0003】 また道路用に使用した場合、歩行や車両の通行等により短期間で表面が摩耗し 、蓄光顔料の剥離により、発光しないことがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は発光輝度が強く、長時間発光する蓄光ビーズを開発するものである。
【0005】 また摩擦によって表面の蓄光顔料が剥離しても発光輝度が低下せず、ガラスビ ーズの特性により、見る角度によっては初期状態以上に輝度が増す蓄光ビーズを 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は透明ガラスビーズに出来るだけ多くの蓄光顔料をコーティングするこ とにある。
【0007】 本考案におけるガラスビーズは0.5mm〜5mm粒度のものを使用する。 この範囲の粒度が輝度を、より発揮させる事ができる。
【0008】 蓄光ガラスビーズをエポキシ樹脂又はウレタン樹脂のごとき熱硬化性樹脂で積 層板にする際、ガラスビーズにコーティグした蓄光顔料の剥離を防止するには、 コーティグ用バインダーとして熱硬化性樹脂を用いなければならない。
【0009】 蓄光ガラスビーズに透明ガラスビーズを混合して、10mm以上の積層板にす る場合、透明ガラスビーズの割合が10%以下では深層まで紫外線が届きにくく 、100%以上では発光に預かる蓄光ガラスビーズが少なくなり輝度が落ちる。
【0010】 板状にした蓄光ガラスのビーズ表面層において歩行や車両の通過によって表面 の蓄光顔料の剥離を招いても、裏面についた蓄光顔料さらに其の下の蓄光ガラス ビーズの発光がビーズの特性として収束され、輝度がなんら低下する事なく見る 角度によってはより輝く。
【0011】 透明ガラスビーズを用いる利点は蓄光顔料が剥離しても、透明なるが故に紫外 線が通過して、なお発光する事にある。
【0012】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1においてガラスビーズ1の表面に、熱硬化性樹脂と蓄光顔料2がコーティ ングされている。
【0013】 図2は蓄光ガラスビーズをエポキシ樹脂3で積層板にしたものである。
【0014】 例えば直径0.5mmの蓄光ガラスビーズをエポキシ樹脂又はウレタン樹脂の ごとき熱硬化性樹脂で練って5mm厚の板にすれば、約11段の蓄光ガラスビー ズ層が得られる。また10mm厚の板にすれば約22段の層が得られるが、底部 まで紫外線は届きにくくなる。
【0015】 蓄光顔料の隠蔽力はかなり小さいので、直径2mm以上の蓄光ガラスビーズの 場合では、10mmの厚みにしても、紫外線は底部に達する。
【0016】 直径2mm以下の蓄光ガラスビーズで10mm以上の厚みの場合、紫外線は底 部まで達しにくいが、図3の方法であれば底部まで紫外線が届き、紫外線のエネ ルギーを蓄えることができる。つまり請求項2に述べたようにコーティングされ ていない透明ガラスビーズ1を混入することにより、紫外線は透明ガラスビーズ 1を通過して底部まで達し、蓄光ビーズはそのエネルギー受け、暗くなれば全蓄 光ビーズが発光し透明ガラスビーズを逆通過して、全体が光る。
【0017】 輝度が強くなる理由は上部より1段目、2段目、3段目、・・・・と各々での 発光力が加算され、より強い輝度が得られるためである。
【0018】 図4において蓄光ガラスビーズが数段積み重ねられた状態で表面の蓄光が摩耗 して剥がれていても4、上部より1段目の裏側、2段目、3段目、・・・・が発 光する。
【0019】
【考案の効果】
考案は上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0020】 請求項1の透明ガラスビーズを使用することにより球面全体が発光する。
【0021】 請求項2に記載の蓄光ガラスビーズと透明ガラスビーズを混合し、10mm以 上の積層板にした場合、透明ガラスビーズを通して紫外線が深層まで届くので、 全蓄光ガラスビーズが強く発光する。
【0022】 積層板にした場合、単層の蓄光塗料とは異なり、幾重にも蓄光顔料が存在し、 夜間に発光して外部から視認しやすい道路標示や標識等の各種発光表示体、又は 装飾表示体に使用することにより、危険からの回避、安全性、防災性、美観性が 確保された。これは従来では全く見られなかった強発光性、8時間以上ものはっ きりした発光視認性の実現が可能となった。
【提出日】平成9年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は蛍光灯、水銀灯、太陽光の紫外線を吸収して、暗がりで長時間発光す ることを利用して、各種の標示板や発光装飾体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より蓄光シート、蓄光塗料はあるがこれらは膜厚が薄く、そのため発光輝 度が低く、発光時間も短いものであった。
【0003】 また道路用に使用した場合、歩行や車両の通行等により短期間で表面が摩耗し 、蓄光顔料の剥離により、発光しないことがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は発光輝度が強く、長時間発光する蓄光ガラスビーズ及び蓄光ガラスビ ーズ積層板 を開発するものである。
【0005】 また摩擦によって表面の蓄光顔料が剥離しても発光輝度が低下せず、ガラスビ ーズの特性により、見る角度によっては初期状態以上に輝度が増す蓄光ガラスビ ーズを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は透明ガラスビーズに出来るだけ多くの蓄光顔料をコーティングするこ とにある。
【0007】 本考案におけるガラスビーズは0.5mm〜5mm粒度のものを使用する。 この範囲の粒度が輝度を、より発揮させる事ができる。
【0008】 板状にした蓄光ガラスビーズの表面層において歩行や車両の通過によって表 面の蓄光顔料の剥離を招いても、裏面についた蓄光顔料さらに其の下の蓄光ガラ スビーズの発光がビーズの特性として収束され、輝度がなんら低下する事なく見 る角度によってはより輝く。
【0009】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1において透明ガラスビーズ1の表面に、熱硬化性樹脂蓄光顔料2コー ティングしたものである。
【0010】 図2は蓄光ガラスビーズをエポキシ樹脂3で積層板にしたものである。
【0011】 蓄光顔料の隠蔽力はかなり小さいので、直径0,5mm〜5mmの蓄光ガラス ビーズを積層板にした場合、 10mmの厚みにしても、紫外線は底部に達する。
【0012】 輝度が強くなる理由は上部より1段目、2段目、3段目、・・・・と各々での 発光が加算され、より強い輝度が得られるためである。
【0013】 図3において蓄光ガラスビーズが数段積み重ねられた状態で表面の蓄光が摩耗 して剥がれていても4、上部より1段目の裏側、2段目の球面全体、3段目の 面全体 、・・・・が発光する。
【0014】
【考案の効果】
考案は上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】 透明ガラスビーズを使用することにより球面全体が発光する。
【0016】 積層板にした場合、単層の蓄光塗料とは異なり、幾重にも蓄光顔料が存在し 、夜間に発光して外部から視認しやすい道路標示や標識等の各種発光表示体、又 は装飾表示体に使用することにより、危険からの回避、安全性、防災性、美観性 が確保された。これは従来では全く見られなかった強発光性、8時間以上ものは っきりした発光視認性の実現が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓄光ビーズの層構成を示した断面
図である。
【図2】本発明による蓄光ビーズをエポキシ樹脂で積層
板にした断面図である。
【図3】本発明による蓄光ビーズと透明ガラスビーズを
混合してエポキシ樹脂で積層板にした断面図である。
【図4】図2及び図3の断面図において何らかの摩擦に
おいて、表面の発光成分なる蓄光コーティグが剥がれた
断面図である。
【符号の説明】
1 透明ガラスビーズ 2 熱硬化性樹脂、蓄光顔料のコーティグ 3 エポキシ樹脂 4 コーティグが剥がれたガラスビーズ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 蓄光ガラスビーズ及び蓄光ガラスビー
ズ板
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓄光ガラスビーズの層構成を示し
た断面図である。
【図2】本発明による蓄光ガラスビーズをエポキシ樹脂
で積層板にした断面図である。
【図3】図2の断面図において歩行や車両の通過によっ
、表面の発光成分なる蓄光コーティグが剥がれた断面
図である。
【符号の説明】 1 透明ガラスビーズ 2 熱硬化性樹脂、蓄光顔料のコーティグ 3 エポキシ樹脂 4 コーティグが剥がれた蓄光ガラスビーズ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.5mm〜5mmの透明ガラスビーズに
    蓄光顔料を熱硬化性樹脂で、コーティングした蓄光ガラ
    スビーズ。
  2. 【請求項2】請求項1の蓄光ガラスビーズに透明ガラス
    ビーズを10〜100%混合した蓄光ビーズ。
JP1997005481U 1997-05-21 1997-05-21 蓄光ガラスビーズ及び蓄光ガラスビーズ板 Expired - Lifetime JP3053747U (ja)

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