JP3053688B2 - 鉄筋コンクリート構造物の電気防食方法 - Google Patents
鉄筋コンクリート構造物の電気防食方法Info
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Description
コンクリート構造物中の鉄筋を電気防食する方法に関す
る。
が、細骨材に含まれる塩分や海塩粒子の侵入などによっ
て腐食されることが問題となっている。その防食対策と
して電気防食法が本質的な腐食防止対策として注目され
ている。鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食法の
一つに、不溶性電極(一次電極)と導電性塗料(二次電
極)を組合せた方法がある。この方法は、コンクリート
表面に一次電極として不溶性電極を固設した上に、二次
電極として導電性塗料を被覆し、直流電源のプラス極に
不溶性電極、マイナス極に鉄筋をそれぞれ接続すること
によって電流を流して鉄筋を防食する方法である。導電
性塗料は不溶性電極からの電流を鉄筋に対してできうる
限り広範囲にかつ均一に供給するためのものである。
な問題が生じていた。 (1)不溶性電極からの電流の到達距離が約100cm
前後と短いため、不溶性電極の間隔を狭くしなければな
らず、単位面積当りの不溶性電極の数が多くなり、施工
に多大な労力を必要とした。 (2)防食電流の多くが不溶性電極近傍から供給される
ため、鉄筋に対する防食電流密度が著しく不均一にな
り、一部の鉄筋の防食効果が不十分になるばかりか、不
溶性電極及びその近傍の導電性塗料が早期に劣化するこ
とがあった。 (3)不溶性電極がコンクリート表面上にあると、物理
的な衝撃等によって破損したり、離脱することがあっ
た。 (4)導電性塗料が太陽光(紫外線)や水滴等によって
早期に劣化することがあった。
点を解消し、少ない不溶性電極で鉄筋に対して所定の大
きさの均一な防食電流密度を確保し、鉄筋コンクリート
構造物を有効に電気防食する方法を提供しようとするも
のであり、かつ、不溶性電極を確実に固定し、導電性塗
料の被覆層の耐候性を向上させ、長期にわたり安定した
電気防食を可能とする方法を提供しようとするものであ
る。
性電極を固設した鉄筋コンクリート構造物全表面を、4
5〜85重量%、好ましくは50〜85重量%の石炭コ
ークス系カーボンとバインダー樹脂、好ましくは5〜4
5重量%の有機高分子化合物バインダーとを溶剤に溶解
あるいは分散させた導電性水性塗料で、0.01〜0.
5cmの厚さに被覆して被覆層の表面抵抗を1〜200
Ωに調整し、鉄筋をマイナス極に、上記不溶性電極をプ
ラス極にして通電することを特徴とする鉄筋コンクリー
ト構造物の電気防食方法である。
ス系物質を含有し、有機高分子化合物をバインダーとす
る抵抗率が0.1〜100Ω・cmの導電性水性塗料を
コンクリート表面に0.01〜0.5cmの厚さで被覆
することによって、導電性水性塗料の被覆層の表面抵抗
を1〜200Ωに調整することにより、不溶性電極から
の電流の到達距離を例えば約400cmとかなり延長す
ることができ、不溶性電極の間隔を広げることを可能に
した。即ち、単位面積当りの不溶性電極の量を少なくす
ることができるので、施工の労力を著しく低減すること
ができた。また、鉄筋に対する防食電流密度が従来より
均一となるので、鉄筋に対する防食効果が向上し、かつ
不溶性電極及びその近傍の導電性水性塗料の耐久性が向
上した。 (2)コンクリート表面に細溝を設けて、その中に不溶
性電極を固設することにより、物理的な衝撃等から不溶
性電極を保護することができた。 (3)導電性水性塗料表面に耐水性及び耐候性の電気絶
縁性塗料を被覆することによって太陽光(紫外線)や水
滴等から導電性水性塗料を保護し、その耐久性を向上さ
せることができた。
や鉄筋への防食電流密度の分布は、導電性塗料の抵抗と
コンクリートの抵抗によってほぼ支配されるが、コンク
リートの抵抗は配合比や周囲の環境等によってほぼ決ま
るので、導電性塗料の抵抗によって制御することができ
る。導電性塗料の表面抵抗Rsは、塗料の抵抗率ρ、被
覆厚さt、被覆幅W、被覆長さLとすると Rs=(ρ・L)/(t・W) ・・・・(1) で表わすことができ、W=L(正方形の単位面積基準)
のときには、 Rs=ρ/t ・・・・(2) となり、表面抵抗Rsは抵抗率ρと被覆厚さtで決定さ
れる。この抵抗は低いほど有利であるので、ρを低くす
るか、tを厚くすれば良いことになるが、tを厚くすれ
ばするほど施工時に多くの労力、時間及び費用を必要と
する。
微粉の種類とその含有量によってほぼ支配される。しか
し、ρを低くするために、導電性物質微粉の含有量をあ
まり増すと、バインダー等の含有量が減るので、コンク
リートとの付着力が低下する。したがって、導電性塗料
における導電性物質微粉の種類とその含有量、バインダ
ーの種類とその含有量で導電性塗料の抵抗率を適正範囲
に調整するとともにその被覆層厚さを適正範囲とし、導
電性水性塗料の抵抗値を調整する必要がある。
系等があるが、施工性、コスト及び通気性等を考慮する
と、炭素系材料特に石炭コークス系カーボンが好まし
い。その含有量はあまり少ないと、ρが高くなるので導
電性が損なわれる。また、多すぎると、ρは低くなるも
のの、バインダー、溶剤等が少なくなるので、ボソボソ
になったり、コンクリートとの付着力が低下して塗料と
しての性能を維持することができない。したがって、導
電性塗料としての性能を長期間にわたって維持するため
には、石炭コークス系カーボンの含有量を45〜85重
量%、好ましくは50〜85重量%、さらに好ましくは
55〜80重量%とするのがよい。
及びウレタン系の有機高分子化合物を使用することがで
きる。導電性塗料としての性能を長期間にわたって維持
するために、導電性物質等の含有量を考慮すると、バイ
ンダーの含有量は5〜45重量%、好ましくは5〜40
重量%、さらに好ましくは10〜30重量%とするのが
よい。このような導電性水性塗料の抵抗率は0.1〜1
00Ω・cm、好ましくは0.1〜50Ω・cmとする
のがよい。 また、導電性物質とバインダーとの合計含
有量は50〜90重量%、好ましくは55〜90重量
%、さらに好ましくは65〜90重量%とするのがよ
い。
ると、被覆厚さは0.01〜0.5cmが好ましい。
表面抵抗Rsは式(2)より、理論的には Rs=0.2〜10000Ω となる。しかしながら、実際的には理論と必ずしも一致
しないところもあり、実用性、施工性、労力及びコスト
等を総合的に考慮すると、表面抵抗Rsは1〜200
Ω、好ましくは1〜100Ωとするのがよい。
性のアクリル系、ウレタン系及びエポキシ系、顔料は、
酸化チタン系のものが好ましく、塗膜の厚さは、0.0
02〜0.02cm程度で十分に導電性塗料被覆層を保
護することができる。なお、本発明における導電性塗料
及び保護塗料は、コンクリート表面等にスプレー、ロー
ラー若しくははけ塗り等で塗布することができる。
金メッキチタン、白金メッキニオブ、白金クラッド銅等
の白金系電極、導電性プラスチック電極、炭素繊維電極
等が使用でき、それらの形状は線状や板状でよく、施工
上問題とならない範囲の大きさであれば良い。
の電気絶縁性あるいはチタン等の耐蝕性金属からなる取
付具、接着剤等でコンクリート表面に取付けることがで
きる。コンクリート表面に適当な大きさの細溝を設け、
この細溝内に一次電極を導電性充填材で充填することに
よって取付けても良い。さらに取付具、接着剤及び導電
性充填材を組合せることによっても取付けることができ
る。
巾20cm、長さ400cm、高さ8cmの直方体の鉄
筋コンクリート供試体を作製した。コンクリートの配合
比はセメント:砂:砂利:水=1:2:4:0.6とし
た。水には食塩をコンクリートに対してその濃度が2%
になるように添加した。鉄筋は黒皮付のものとし、直径
2cm、長さ410cmのものを供試体1個につき2本
使用した。鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは3
cm、鉄筋間隔は10cmとした。
面部の一方の端から2cmの位置に巾0.8cm、深さ
0.5cmの細溝を設け、この細溝内全面に厚さ約0.
1cmで導電性充填材を充填した。この充填材が乾燥し
てから、直径0.55cm、深さ1.5cmの孔を15
cm間隔で2ケ所に設けた。そして、直径0.15c
m、長さ25cmの白金メッキチタン電極をプラスチッ
ク製のバンド状固定具ではさみ、固定バンドの先端を上
記の孔に挿入し細溝内に電極を固定した。次いで導電性
充填材を充填して固設した。なお、導電性充填材は各実
施例における導電性塗料に石炭コークス系カーボンを数
%多く含有させて粘性を高くしたものを使用した。次
に、石炭コークス系カーボン含有量70重量%、水性ア
クリル系バインダー含有量13重量%からなる導電性塗
料を供試体の上面部全面にわったてスプレーで被覆し
た。この導電性被覆は乾燥時、抵抗率が12Ω・cm、
平均膜厚が0.5cm、表面抵抗が29Ωであった。さ
らに導電被覆層全表面に水性アクリル系バインダー、酸
化チタン顔料の絶縁性の保護塗料を厚さが0.005c
mとなるようにスプレーで塗布した。そして、直流電源
のプラス極に白金メッキチタン電極、マイナス極に2本
の鉄筋をそれぞれ接続して、導電性塗料の被覆面積に対
して10mA/m2 となるように可変抵抗を調整して鉄
筋に電流を1年間流した。なお、腐食促進のために2日
に1回人工海水を散布した。
面部のコンクリート表面に直径0.2cm、長さ25c
mの白金クラッド銅電極を実施例1と同様な方法で固設
した。次に、石炭コークス系カーボン含有量83重量
%、水性エポキシ系バインダー含有量7重量%の導電性
塗料を供試体の上面部全面にわったてローラーで被覆し
た。この導電性被覆は乾燥時、抵抗率が0.6Ω・c
m、平均膜厚が0.1cm、表面抵抗が6Ωであった。
さらに、実施例1と同様な保護塗料を厚さが0.015
cmになるようにローラーで導電性被覆層全表面に塗布
するとともに通電試験を行なった。
と同様な位置に巾1cm、深さ1cmの細溝を設け、こ
の細溝内に直径0.4cm、長さ25cmの炭素繊維電
極を厚さが約0.6cmになるように導電性充填材で固
定した後、さらにゴム製の固定具(巾1cm、厚み0.
4cm、長さ0.5cm)で15cm間隔で2ケ所固定
するとともに導電性充填材を充填して固設した。次に、
石炭コークス系カーボン含有量75%、水性ウレタン系
バインダー含有量10重量%の導電性塗料を供試体の上
面部全面にわったてスプレーで被覆した。この導電性被
覆は乾燥時、抵抗率が2.5Ω・cm、平均膜厚が0.
06cm、表面抵抗が45Ωであった。そして、実施例
1と同様な通電試験を行なった。
クス系カーボン含有量77重量%、水性アクリル系バイ
ンダー含有量9重量%の導電性塗料を供試体の上面部全
面にわったてスプレーで被覆した。この導電性被覆は乾
燥時、抵抗率が0.9Ω・cm、平均膜厚が0.08c
m、表面抵抗が12Ωであった。次に、実施例1と同様
な位置に巾0.4cm、長さ25cm、厚さ0.2cm
の板状白金メッキチタン電極を絶縁性接着剤で15cm
間隔で0.4cm×0.5cmの面積で導電性被覆層表
面に固設した。そして、電極全面を導電性充填材で約
0.2cmの厚さで被覆し、さらにこれら導電性被覆層
全面にわたって水性アクリルスチレン系バインダー及び
酸化チタン顔料からなる絶縁性保護塗料で厚さ約0.0
08cmになるようにはけ塗りで塗布した。そして、実
施例1と同様な通電試験を行った。
カーボン含有量65重量%、水性アクリル系バインダー
含有量10重量%とし、導電性被覆は乾燥時の抵抗率が
68Ω・cm、平均膜厚が0.5cm、表面抵抗が12
8Ωであった以外は実施例1と同様な通電試験を行っ
た。 (実施例6)導電性塗料は石炭コークス系カーボン含有
量60重量%、水性アクリル系バインダー含有量5重量
%とし、導電性被覆は乾燥時の抵抗率が73Ω・cm、
平均膜厚が0.5cm、表面抵抗が141Ωであった以
外は実施例2と同様な通電試験を行った。
と同様な位置に設けた巾0.5cm、深さ0.5cmの
細溝内に直径0.15cm、長さ25cmの白金メッキ
チタン電極をグラファイト含有量65重量%、水性アク
リル系ハインダー含有量3重量%の導電性塗料で固設す
るとともに供試体上面部全面にはけ塗りで被覆した。こ
の導電性被覆は乾燥時、抵抗率が60Ω・cm、平均膜
厚が0.1cm、表面抵抗が580Ωであった。そし
て、実施例1と同様な通電試験を行なった。
覆層全表面にバインダーがアクリル系、顔料が酸化チタ
ンである絶縁性被覆を0.03cmの厚さではけ塗りで
塗布した以外は従来例1と同様な方法で行った。
2の試験結果は、下記表1のとおりであった。実施例1
〜6では鉄筋全面にわたってまったく腐食が発生せず、
良好な防食状態であった。また、導電性塗料及び保護塗
料も健全であった。しかし、従来例1では不溶性電極の
位置から70〜400cmの範囲に、従来例2では10
0〜400cmの範囲にわたって鉄筋に腐食が発生し、
鉄筋は全面にわたって良好な防食状態を得ることができ
なかった。また、導電性塗料及び保護塗料は実施例1〜
6では健全であったが、従来例1〜2では局部的にふく
れを生じ、特に不溶性電極近傍で激しく生じ、劣化して
いることが認められた。さらに、試験終了後、各供試体
の不溶性電極固設部をハンマーで強制的に衝撃を与えて
不溶性電極の付着性を調べた結果、実施例1〜6の方が
従来例より著しく付着性が良く、離脱しにくかった。特
に実施例1及び3は顕著であった。
ト構造物の電気防食方法によれば、不溶性電極からの防
食電流の到達距離がかなり長くなり、単位面積当りの不
溶性電極の取付量がかなり減少するので、取付施工あた
っての労力、コスト等を著しく低減させることができ
た。さらに、鉄筋に対する防食電流密度が均一となるの
で、鉄筋に対する防食効果が向上し、かつ不溶性電極及
びその近傍の導電性水性塗料の早期劣化もなく、これら
の耐久性を著しく向上させることができた。 (2)コンクリート表面に細溝を設けて、その中に不溶
性電極を固設することにより、物理的な衝撃等から不溶
性電極を保護することができた。 (3)導電性水性塗料被覆表面に耐久性及び耐候性の保
護塗料を塗布することによって、太陽光(紫外線)や水
滴等から導電性水性塗料を保護し、その耐久性を向上さ
せることができ、さらに、雨水や海河水等の吸収によっ
て導電性水性塗料の表面抵抗が上昇しなくなり、その結
果、防食電流は減少せず、鉄筋に対する防食効果が低下
することを防ぐことができるようになった。また、防食
電流の漏洩等も防ぐことができた。さらにコンクリート
構造物表面の美観を改善することもできた。
ある。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 取付具で不溶性電極を固設した鉄筋コン
クリート構造物全表面を、45〜85重量%の石炭コー
クス系カーボンとバインダー樹脂とを溶剤に溶解あるい
は分散させた導電性水性塗料で、0.01〜0.5cm
の厚さに被覆して被覆層の表面抵抗を1〜200Ωに調
整し、鉄筋をマイナス極に、上記不溶性電極をプラス極
にして通電することを特徴とする鉄筋コンクリート構造
物の電気防食方法。 - 【請求項2】 取付具で不溶性電極を固設した鉄筋コン
クリート構造物全表面を、50〜85重量%の石炭コー
クス系カーボンと5〜45重量%の有機高分子化合物バ
インダーとを含有する抵抗率0.1〜100Ω・cmの
導電性水性塗料で、0.01〜0.5cmの厚さに被覆
して被覆層の表面抵抗を1〜200Ωに調整し、鉄筋を
マイナス極に、上記不溶性電極をプラス極にして通電す
ることを特徴とする鉄筋コンクリート構造物の電気防食
方法。 - 【請求項3】 鉄筋コンクリート構造物表面に設けた1
本の細溝若しくは平行又は格子状の複数の細溝内に上記
不溶性電極を固設することを特徴とする請求項1又は2
記載の鉄筋コンクリート構造物の電気防食方法。 - 【請求項4】 前記導電性水性塗料被覆層の表面を耐水
性で耐候性を有する保護塗料で被覆することを特徴とす
る請求項1又は2又は3記載の鉄筋コンクリート構造物
の電気防食方法。
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JP1497491 | 1991-01-16 | ||
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JPH0570977A JPH0570977A (ja) | 1993-03-23 |
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Country | Link |
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-
1992
- 1992-01-13 JP JP4003816A patent/JP3053688B2/ja not_active Expired - Lifetime
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