JP3053685B2 - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JP3053685B2
JP3053685B2 JP3336112A JP33611291A JP3053685B2 JP 3053685 B2 JP3053685 B2 JP 3053685B2 JP 3336112 A JP3336112 A JP 3336112A JP 33611291 A JP33611291 A JP 33611291A JP 3053685 B2 JP3053685 B2 JP 3053685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙、プラスチックフ
ィルムなどの巻取材料を巻取軸に巻き取る巻取装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】紙、プラスチックフィルムな
どの巻取材料については、その巻取装置として種々の形
式のものが使用されている。巻取材料を巻取軸に巻き取
る種類のものも少なくない。しかしながら、巻取材料を
巻取軸に巻き取ると、巻取完了後、巻取軸を巻取製品か
ら抜き取らねばならず、従来はそれにともなう問題があ
った。巻取軸を巻取製品から抜き取るには、巻取軸をそ
の軸方向に変位させ、少なくとも巻取製品の巻取幅と対
応するストロークをもって移動させねばならない。しか
も、多くの場合、巻取材料が緊密に巻き取られており、
巻取製品と巻取軸間の摩擦が大きく、巻取軸の移動に対
する抵抗が大きい。このため、巻取軸を巻取製品から抜
き取るのは容易ではない。したがって、巻取完了後、巻
取軸を巻取位置でそのまま抜き取ることができず、巻取
軸を軸受から取り外し、巻取製品および巻取軸を巻取装
置の外部に取り出し、手作業または専用装置によって巻
取軸を操作し、これを巻取製品から抜き取っていたが、
時間および労力が要求されるという問題があったもので
ある。
【0003】
【発明の目的】したがって、この発明は、巻取材料を巻
取軸に巻き取る巻取装置において、巻取完了後、巻取軸
を容易に抜き取ることができるようにすることを目的と
してなされたものである。
【0004】
【発明の構成】この発明によれば、一対の表面駆動ロー
ラ3によって巻取軸2を表面駆動する表面駆動方式の巻
取装置において、前記巻取軸2を軸方向に2分割し、各
分割軸2L,2Rを軸方向に対向させ、突き合わせ、一
対の軸受8をキャリジ9に支持し、前記各分割軸2L,
2Rを前記各軸受8に支持し、回転可能に案内するとと
もに、前記キャリジ9を上下動可能に案内し、突き合わ
された分割軸2L,2Rを前記各表面駆動ローラ3間に
支持し、前記各表面駆動ローラ3によってその分割軸2
L,2Rを表面駆動し、前記分割軸2L,2Rに巻取材
料1を巻き取り、前記キャリジ9、軸受8および分割軸
2L,2Rを巻取径の増大に従って上昇させ、巻取完了
後、前記キャリジ9に支持した駆動機構10,11によ
って前記各分割軸2L,2Rを互いに離れる方向に移動
させ、巻取製品5から抜き取るようにしたことを特徴と
する巻取装置が提供される。
【0005】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0006】図1において、この装置は紙、プラスチッ
クフィルムなどの巻取材料1をスリットするスリッタの
巻取装置であり、巻取材料1は原反から巻き出され、複
数条にスリットされ、巻取軸2に導かれる。また、この
装置は表面駆動方式のもので、一対の表面駆動ローラ3
を有し、表面駆動ローラ3は互いに平行に配置され、巻
取軸2は各表面駆動ローラ3間に支持される。さらに、
巻取軸2上において、押さえローラ4が巻取材料1に接
触し、表面駆動ローラ3によって巻取軸2が表面駆動さ
れ、表面駆動ローラ3が図1の反時計方向に回転し、巻
取軸2が図1の時計方向に回転し、押さえローラ4がそ
れに連動し、図1の反時計方向に回転する。したがっ
て、巻取材料1が巻取軸2に巻き取られ、これによって
巻取製品5が得られる。
【0007】また、この装置の巻取軸2については、図
2および図3に示すように、巻取軸2が軸方向に2分割
され、各分割軸2L,2Rが軸方向に対向し、突き合わ
されている。さらに、一方の分割軸2Lに尖端6が形成
され、他方の分割軸2Rに溝7が形成されており、各分
割軸2L,2Rが軸方向に突き合わされたとき、尖端6
が溝7に嵌め込まれ、各分割軸2L,2Rが同一軸線上
に保持される。また、この装置は一対の軸受8を有し、
分割軸2L,2Rは各軸受8に支持され、回転可能に案
内されている。したがって、突き合わされた分割軸2
L,2Rを各表面駆動ローラ3間に支持し、表面駆動ロ
ーラ3によってその分割軸2L,2Rを表面駆動するこ
とができ、突き合わされた分割軸2L,2Rに巻取材料
1を巻き取ることができる。
【0008】さらに、各軸受8が一対のキャリジ9に支
持され、軸方向に移動可能に案内され、一対のボールね
じ10が各軸受8にねじ合わされており、ボールねじ1
0は分割軸2L,2Rの軸方向にのび、一対のモータ1
1に連結され、モータ11は各キャリジ9に取り付けら
れ、支持されている。したがって、各モータ11によっ
て各ボールねじ10を回転させ、軸受8および分割軸2
L,2Rを軸方向に移動させることができる。さらに、
各キャリジ9が上下動可能に案内されており、キャリジ
9、軸受8および分割軸2L,2Rを一体的に上昇およ
び下降させることができる。各キャリジ9が一対のシリ
ンダ12に連結されており、各シリンダ12を各キャリ
ジ8に作用させることもできる。また、この実施例で
は、一対のモータ13が各軸受8に設けられており、各
分割軸2L,2Rを各モータ13に連結し、各モータ1
3によって各分割軸2L,2Rを回転させることもでき
る。
【0009】この装置において、突き合わされた分割軸
2L,2Rに巻取材料1が巻き取られ、その巻取径が漸
次増大すると、キャリジ9、軸受8および分割軸2L,
2Rが巻取径の増大に従って上昇し、押さえローラ4も
それに従って上昇する。したがって、巻取材料1が的確
に巻き取られ、これによって巻取製品5が得られる。
【0010】そして、巻取材料1の巻取完了後、各モー
タ11によって各ボールねじ10が駆動され、回転し、
各ボールねじ10によって軸受8および分割軸2L,2
Rが操作され、各軸受8が各キャリジ9に沿って移動
し、各分割軸2L,2Rが互いに離れる方向に移動す
る。巻取製品5は表面駆動ローラ3と押さえローラ4間
に挟まれ、その位置に保たれる。したがって、図4およ
び図5に示すように、各分割軸2L,2Rが巻取製品5
から抜き取られる。したがって、巻取材料1の巻取完了
後、巻取軸2が巻取位置でそのまま抜き取られるもので
ある。
【0011】また、この実施例では、各分割軸2L,2
Rが巻取製品5から抜き取られるとき、各分割軸2L,
2Rが各モータ13に連結され、各モータ13によって
各分割軸2L,2Rが駆動され、各分割軸2L,2Rが
図1の反時計方向に回転し、巻取製品5の巻取方向と逆
の方向に回転する。したがって、各分割軸2L,2Rを
円滑に抜き取ることができる。
【0012】さらに、各シリンダ12が各キャリジ9に
作用し、分割軸2L,2Rの抜き取り後、各シリンダ1
2によってキャリジ9、軸受8および分割軸2L,2R
が支持される。その後、押さえローラ4がその待機位置
に上昇し、巻取製品5から離れ、巻取製品5が装置の外
部に取り出される。次いで、各ボールねじ10によって
軸受8および分割軸2L,2Rが操作され、各分割軸2
L,2Rが軸方向に移動し、互いに接近し、突き合わさ
れる。さらに、各シリンダ12によって各キャリジ9が
操作され、下降し、突き合わされた分割軸2L,2Rが
各表面駆動ローラ3間に下降し、支持される。その後、
巻取材料1がその分割軸2L,2Rに導かれ、分割軸2
L,2R上において、押さえローラ4が巻取材料1に向
かって下降し、巻取材料1に接触し、各表面駆動ローラ
3によって各分割軸2L,2Rが表面駆動され、巻取材
料1が再度巻き取られる。
【0013】したがって、この装置の場合、巻取軸2を
巻取製品5から抜き取るとき、巻取軸2を巻取製品5の
巻取幅と対応するストロークをもって移動させる必要は
ない。各分割軸2L,2Rを巻取製品5の巻取幅の半分
のストロークをもって移動させるだけでよく、その移動
距離は短い。しかも、一方の分割軸2L,2Rについて
は、巻取製品5の巻取幅の半分の距離にわたって巻取材
料1が巻き取られているだけであり、巻取製品5と分割
軸2L間の摩擦は小さく、分割軸2Lの移動に対する抵
抗も小さい。他方の分割軸2L,2Rも同様である。し
たがって、巻取軸2を容易に抜き取ることができ、巻取
材料1の巻取完了後、巻取軸2を巻取位置でそのまま抜
き取ることができるものである。したがって、時間およ
び労力が要求されず、その作業効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0014】なお、この実施例では、ボールねじ10に
よって各分割軸2L,2Rを移動させるようにしたもの
を説明したが、各分割軸2L,2Rを一対のシリンダに
連結し、各シリンダによって各分割軸2L,2Rを移動
させるようにしてもよい。その他の駆動機構によって各
分割軸2L,2Rを移動させることも考えられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、巻取軸2を巻取製品5から容易に抜き取ることがで
きる。巻取材料1の巻取完了後、巻取軸2を巻取位置で
そのまま抜き取ることもできる。したがって、巻取製品
5だけを装置の外部に取り出すことができ、巻取軸2を
装置の外部に取り出す必要はなく、軸受8から取り外す
必要はない。これにともない、次の巻取工程において、
巻取軸2を再度取り付ける必要もない。したがって、時
間および労力が要求されず、その作業効率を大幅に向上
させることができ、所期の目的を達成することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の装置の斜視図である。
【図3】図2の各分割軸の位置関係を示す説明図であ
る。
【図4】図2の分割軸が抜き取られた状態を示す斜視図
である。
【図5】図4の各分割軸の位置関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 巻取材料 2 巻取軸 2L,2R 分割軸 5 巻取製品 10 ボールねじ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の表面駆動ローラ(3)によって巻
    取軸(2)を表面駆動する表面駆動方式の巻取装置にお
    いて、前記巻取軸(2)を軸方向に2分割し、各分割軸
    (2L),(2R)を軸方向に対向させ、突き合わせ、
    一対の軸受(8)をキャリジ(9)に支持し、前記各分
    割軸(2L),(2R)を前記各軸受(8)に支持し、
    回転可能に案内するとともに、前記キャリジ(9)を上
    下動可能に案内し、突き合わされた分割軸(2L),
    (2R)を前記各表面駆動ローラ(3)間に支持し、前
    記各表面駆動ローラ(3)によってその分割軸(2
    L),(2R)を表面駆動し、前記分割軸(2L),
    (2R)に巻取材料(1)を巻き取り、前記キャリジ
    (9)、軸受(8)および分割軸(2L),(2R)を
    巻取径の増大に従って上昇させ、巻取完了後、前記キャ
    リジ(9)に支持した駆動機構(10),(11)によ
    って前記各分割軸(2L),(2R)を互いに離れる方
    向に移動させ、巻取製品(5)から抜き取るようにした
    ことを特徴とする巻取装置。
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JP5915422B2 (ja) * 2012-07-06 2016-05-11 富士電機株式会社 飲料抽出機の使用済みペーパーフィルタ回収装置
KR101453989B1 (ko) * 2014-03-27 2014-10-27 (주)코앤코 필름 권취 장치용 파지장치
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