JP3053614U - 吸・排気バルブシステム - Google Patents

吸・排気バルブシステム

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JP3053614U
JP3053614U JP1998002855U JP285598U JP3053614U JP 3053614 U JP3053614 U JP 3053614U JP 1998002855 U JP1998002855 U JP 1998002855U JP 285598 U JP285598 U JP 285598U JP 3053614 U JP3053614 U JP 3053614U
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pipe
valve
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air
ring
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鑑 川 鄭
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鑑 川 鄭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ると同時に、吸・排気操作を簡単
にかつ効率的に行い、対象物を保護する。 【解決手段】 バルブ台座10とパイプ台座20で構成
する。バルブ台座10を1つまたは2つ以上の空間12
に分け、各空間12内に電磁バルブ30を設置する。パ
イプ台座20にリング状凹型溝21を設けて第一パイプ
を設置し、溝21中央の突出部23に第二パイプ24を
設置する。パイプ台座20を貫通する貫通パイプ25を
第二パイプ24と通じさせる。貫通パイプ25の一端を
空気進入口とし、もう一端に圧力調整バルブ40を設置
する。各空間12に穴13を設けリング状凹型溝21と
通じさせ、トップ・プラグ43を穴13にさし込み、第
二パイプ24出口と向かい合わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は体積が小さく軽量で、一つの空気進入口から挿入された空気を数個の 異なる空気排気口から送り出す吸・排気バルブシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
吸・排気バルブの使用範囲は広いにも関わらず、従来の吸・排気バルブシステ ムは構造が複雑で体積が大きいため、使用範囲が限られてしまっていた。特に小 型の製品に適用する場合、製造が困難で高額になりがちだった。また、吸・排気 バルブシステムの体積が大きすぎるために、対象物に一度に大量の空気が送られ 、破損する場合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の説明から分かるように、従来の吸・排気バルブシステムは構造が複雑で 体積が大きいため、使用範囲が限られる上、対象物を破損する可能性もあった。 このため、その構造を改善し、吸・排気操作を簡単かつ効率的に行い、対象物を 保護することが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本考案の吸・排気バルブシステムはバルブ台座と パイプ台座で構成した。バルブ台座を1つ、または2つ以上の隔離板で複数の空 間に分け、各空間に電磁バルブを設置した。各電磁バルブはパイプ台座上の相対 位置に設置されたそれぞれの吸・排気システムを独立制御するが、パイプ台座上 の各吸・排気システムは空気充填に用いる第一パイプと第二パイプを含んでいる 。また、パイプ台座を貫通する貫通パイプを、各第二パイプと通じるようにし、 貫通パイプの一端をポンプに通じる空気進入口とし、もう一端に圧力調整バルブ を設置する。貫通パイプから挿入された空気は、いずれかの吸・排気システムか ら排出される。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1〜5に示すように、本考案の吸・排気バルブシステムは、バルブ台座10 とパイプ台座20で構成する。バルブ台座10を隔離板11で3つの空間12に 分け、各空間12内に電磁バルブ30を設置する。パイプ台座20のバルブ台座 10の各空間12と相対する位置に、リング状凹型溝21を設ける。リング状凹 型溝21には、これを貫通する第一パイプ22を設置し、リング状凹型溝21中 央の突出部23に第二パイプ24を設置する。また、パイプ台座20を貫通する 貫通パイプ25を、各第二パイプ24と通じるようにし、貫通パイプ25の一端 をポンプ(図には示さない)と通じる空気進入口26とし、もう一端は圧力調整 バルブ40を設置する。バルブ台座10の各空間12には穴13を設け、電磁バ ルブ30のトップ・プラグ31をさし込み、パイプ台座20の第二パイプ24出 口と向かい合わせる。 図3に示すように、電磁バルブ30のトップ・プラグ31が第二パイプ24の 出口を密閉していない時、ポンプで挿入された空気が第二パイプ24を通過し、 リング状凹型溝21の第一パイプ22を通って、パイプ台座20の外に送られ、 接続されたパイプ50から対象物まで送られる。
【0006】 バルブ台座20とパイプ台座10の間にクッション片60を置くが、このクッ ション片60は2つの接続片61で3つのリンク状部分62に接続する構造にな っている。3つのリング状部分62でそれぞれパイプ台座20の各リンク状凹型 溝21の外側を覆い、クッション片60が各パイプ台座20の各リング状凹型溝 21を分離し、各リング状凹型溝21の第一、第二パイプ22・24と、それに 相対する各電磁バルブ30が独立した吸・排気システムを形成するようにする。 電磁バルブ30のトップ・プラグ31の前端にはゴム製の帽子型空気阻止クッシ ョン32を取りつける。この空気阻止クッション32のツバ部分33の外径は、 バルブ台座10の穴13の内径より大きくする。電磁バルブ30のトップ・プラ グ31が前に突出し、空気が進入する第二パイプ24の出口を密閉した時、この 空気阻止クッション32のツバ部分33は、バルブ台座10の穴13から離れた 状態になる。電磁バルブ30のトップ・プラグ31が内縮し、空気阻止クッショ ン32のツバ部分33がバルブ台座10の穴13を密封した時、ポンプから挿入 された空気が第二パイプ24と第一パイプ22を通過し、送り出される。
【0007】 本考案の吸・排気バルブシステムは、体積が小さく軽量なため、空気充填式の 気嚢マッサージ・クッションやチェアなどの製品に使用できる。すでに空気を充 填した気嚢(パイプ50から空気供給を行う対象物で、図には示さない)の空気 を抜く時は、相対する電磁バルブ30のトップ・プラグ31を突出させ、第二パ イプ24の出口を塞げば、人体の体重の気嚢に対する圧力で気嚢内の空気が逆戻 りし、第一パイプ22を通過、リング状凹型溝21内に送られ、更にバルブ台座 10の穴13の隙間から排出される。これにより、排気の目的が達成されるだけ でなく、排出された空気が電磁バルブ30を通過するとき、電磁バルブ30の放 熱を促し、電磁バルブ30が過熱により破損するのを防ぐことができる。 図2に示すように、圧力調整バルブ40はナット41、スプリング42、トッ プ・プラグ43から構成される。ナット41はネジ方式か、はめ込み方式でパイ プ台座上に固定する。ナット41の内側中央に、突出した軸管44を設け、軸管 44の周囲に数個の穴45を開ける。軸管44にはトップ・プラグ43の一端を さし込み、スプリング42を軸管44の外側にはめ込み、トップ・プラグ43に 斥力を発生させ、トップ・プラグ43の内端が貫通パイプ25の出口27を塞ぐ ようにする。又、貫通パイプ25内の気圧がスプリング42の抗圧力より大きい 時、トップ・プラグ43が押され、過度の気体が貫通パイプ25の出口27から 溢れ出し、ナット41の各穴45から排出される。ナット41とパイプ台座20 のネジ連結部分の長さ、またはスプリング42の強度を変えることで、圧力調整 バルブ40の設定圧力を調整することが出来る。
【0008】 バルブ台座10には、各電磁バルブ30の隔離板11上と両側壁14上に垂直 に挿入溝15を設け、回路板16をこの挿入溝15内に設置することができる。 また、バルブ台座10の両側壁14上に挿入穴17を設け、外線を引くプラグ1 8を挿入し、固定することもできる。このような構成は、組み立て、補修ともに 大変便利である。 図6に示すように、バルブ台座10とパイプ台座20間は、数個のネジ70で 固定する。パイプ台座20上には、数個の位置決めさし込み28があり、バルブ 台座10の相対位置にあるさし込み穴19にさし込み、固定する。また、六角ネ ジ70でバルブ台座とプラグ台座20を固定する。バルブ台座10のトップにフ タ71を取り付け、異物がバルブ台座10内に進入するのを防ぐこともできる。
【0009】 図7に示すように、本考案の第二の実施例は、第二パイプ24をパイプ台座2 0の外側まで伸ばし、パイプ50と接続し、対象物(例えば気嚢など、図には示 さない)に達するようにし、気体充填に用いる第一パイプ22を排気用として使 用する。通常、電磁バルブ30のトップ・プラグ31の前端は第二パイプ24の 内端を密閉しておらず、ポンプから貫通パイプ25に送られる空気は、第二パイ プ24の内端から、第一パイプ22を通過し、パイプ台座20外部に排出される 。また、空気を充填する必要がなくなった対象物は加圧されると、空気が第二パ イプ24、第一パイプ22を通過し、パイプ台座20外部に排出される。 図8に示すように、対象物に気体を充填させたい時は、電磁バルブ30のトッ プ・プラグ31を駆動し、第二パイプ24の内端を閉じると、貫通パイプ25内 に満ちた空気は、第二パイプ24、パイプ50を通り対象物に流れる。上述の実 施例は3つの電磁バルブ10で構成されているが、単一、または2つ、または4 つ以上の電磁バルブを使用することも可能である。また、2組以上の吸・排気バ ルブシステムを貫通パイプでつなげ、使用することも可能である。
【0010】 本考案の吸・排気バルブシステムは、電磁バルブ30のトップ・プラグ31の 移動距離が短いため、僅かな電線コイルで大きな電磁吸引力が得られる。また、 電磁バルブ30内のスプリング(図には示さない)を斥力の強いものにすれば、 充分な阻止力を得ることができる。このほか、空気進入口と排出口に同一のゴム 製空気阻止クッション32を使用すれば、空気室に必要な空間を縮小し、電磁バ ルブ30の体積を小型化することができる。本考案では、圧力調整バルブ40を パイプ台座20上に設置したため必要空間を縮小し、体積の小型化を図ることが 可能つなった。また、圧力調整バルブ40の定額圧力は、対象物が絶えられる最 大圧力以下にし、過大な圧力で対象物が破損するのを防ぐ。全パイプの気圧が圧 力調整バルブ40の定額圧力を超えた時、圧力調整バルブ40により、圧力調整 動作を行う。
【0011】
【考案の効果】
以上に詳述した本考案の吸・排気バルブシステムは、体積が小さい上、構造が 簡便で、効率的な操作を行えるので、体積や重量制限を受ける製品に適用可能で 、対象物の破損をも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吸・排気バルブシステムの外観図であ
る。
【図2】同平断面図である。
【図3】図2における3−3位置での断面図である。
【図4】本考案の吸・排気バルブシステムの排気の状態
を説明する図3と同様の位置での断面図である
【図5】図3における5−5位置での断面図である。
【図6】図5における6−6位置での断面図である。
【図7】本考案の第二実施例を示す図3と同様の位置で
の断面図である。
【図8】本考案の第二実施例の空気充填操作の状態を示
す図7と同様の位置での断面図である。
【符号の説明】
10 バルブ台座 11 隔離板 12 空間 13 穴 14 側壁 15 挿入溝 16 回路板 17 挿入穴 18 プラグ 19 さし込み穴 20 パイプ台座 21 リング状凹型溝 22 第一パイプ 23 突出部 24 第二パイプ 25 貫通パイプ 26 空気進入口 27 出口 28 位置決めさし込み 30 電磁バルブ 31 トップ・プラグ 32 空気阻止クッション 33 ツバ部分 40 圧力調整バルブ 41 ナット 42 スプリング 43 トップ・プラグ 44 軸管 45 穴 50 パイプ 60 クッション片 61 接続片 62 リング状部分 70 ネジ 71 フタ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ台座とパイプ台座で構成し、バルブ
    台座を1つまたは2つ以上の空間に分け、各空間内に電
    磁バルブを設置しており、パイプ台座のバルブ台座の各
    空間と相対する位置にリング状凹型溝を設け、このリン
    グ状凹型溝に排気用の第一パイプを設置すると共に、リ
    ング状凹型溝中央の突出部に第二パイプを設置し、パイ
    プ台座を貫通する貫通パイプを、各第二パイプと通じる
    ようにし、貫通パイプの一端をポンプと通じる空気進入
    口とし、もう一端には圧力調整バルブを設置し、バルブ
    台座の各空間には穴を設け、パイプ台座のリング状凹型
    溝と通じるようにし、各空間に設置された電磁バルブの
    トップ・プラグをこの穴にさし込み、第二パイプ出口と
    向かい合わせることにより、電磁バルブのトップ・プラ
    グが空気が進入する第二パイプの出口を密閉していない
    時、ポンプで挿入された空気が第二パイプを通過し、バ
    ルブ台座とパイプ台座の連結空間に入り、更にリング状
    凹型溝の第一パイプを通って、パイプ台座の外に送られ
    ることを特徴とする吸・排気バルブシステム。
  2. 【請求項2】バルブ台座とパイプ台座の間にクッション
    片を置き、このクッション片はパイプ台座の各リング状
    凹型溝を分離し、各リング状凹型溝の吸・排気パイプを
    独立させたことを特徴とする請求項1に記載の吸・排気
    バルブシステム。
  3. 【請求項3】電磁バルブのトップ・プラグ前端にゴム製
    の帽子型空気阻止クッションを取りつけ、この空気阻止
    クッションのツバ部分の外径は、バルブ台座の穴の内径
    より大きく、電磁バルブのトップ・プラグが前に突出
    し、第二パイプの出口を密閉した時、この空気阻止クッ
    ションのツバ部分は、バルブ台座の穴から離れた状態に
    なり、電磁バルブのトップ・プラグが内縮し、第二パイ
    プの出口を密閉しない時、空気阻止クッションのツバ部
    分はバルブ台座の穴を密封することを特徴とする請求項
    1に記載の吸・排気バルブシステム。
  4. 【請求項4】空気が進入する第二パイプをパイプ台座の
    外側まで伸ばし、パイプと接続して対象物に達するよう
    にし、気体充填パイプを排気用として使用し、電磁バル
    ブのトップ・プラグの前端が第二パイプの内端を密閉し
    ていない時は排気状態で、電磁バルブのトップ・プラグ
    が第二パイプの内端を密閉しているとき、空気充填状態
    となることを特徴とする請求項1に記載の吸・排気バル
    ブシステム。
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