JP3053326U - ペットボトル等の減容処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、ペットボトル又は飲料用缶を簡略、
且つ大幅に減容することができるペットボトル等の減容
処理装置を提供する。 【解決手段】上部側にペットボトルＰＢ又は飲料用缶が
投入可能な投入口２ａを具備する装置本体１と、この装
置本体１の投入口２ａに臨ませて配置されるとともに、
対向部分の間隔が投入口２ａ側から下方に至るに従い漸
減する減容部６と、この減容部６の下側において対向部
分の間隔が所定の押し潰し厚さを以て平行に設定された
押し潰し部７とを形成する一対の対向配置のキャタピラ
コンベア４、４と、このキャタピラコンベア４、４の下
方において前記押し潰し部６に開口が臨む状態に配置さ
れるとともに装置本体１に対して挿脱可能な収納体５と
を有するものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

本考案は、ペットボトル又は飲料用缶を簡略、且つ、大幅に減容することがで きるペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置に関するものである。

【従来の技術】

近年、地球環境に関する問題がクローズアップされている中、我々の周りでも 種々のプラスチック類等の廃棄物の問題が、危機的な状況になっている。世の中 がこの問題に目を向ける様になった昨今、廃棄物に対するモラルも上がって来て おり、１９９８年４月の包装容器リサイクル法の制定に伴い、プラスチック類等 をリサイクルするいろいろな方法が注目されている。 特に良質な繊維が取れたり、プラスチック製品の原料になったりするペットボ トルが脚光を浴びている。 また、アルミ製又はスチール製の飲料用缶のリサイクルについてもその必要性 が叫ばれている。

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、ペットボトルの収集処理を行う場合、個々のペットボトルは軽 量ではあるものの占有体積が大きく、恰も空気を運んでいるような搬送状態とな って、コストがかかり思うように集めることが出来ないのが現状である。 例えば、現在、生協、スーパーマーケット等の店舗においては、店頭に籠を置 き、買い物に来る顧客に、廃棄するペットボトルを待ち寄ってもらい、籠に入れ てもらった後、この籠により回収した多数のペットボトルを配達帰りの車等を利 用して、処理センターに運び、処理センターにおいて大型の減容装置で減容、梱 包し、プラスチック類専門の処理業者に引き渡す。主にこの様な方法でペットボ トルを回収処理している。アルミ製又はスチール製の飲料用缶についても、ペッ トボトルと同じような回収処理がなされる。 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ペットボトル又は飲料用缶 を簡略、且つ、大幅に減容することができるペットボトル又は飲料用缶の減容処 理装置を提供することを目的とするものである。

【課題を解決するための手段】 請求項１記載の考案に係るペットボトル等の減容処理装置は、上部側に被減容 体であるペットボトルが投入可能な投入口を具備する装置本体と、この装置本体 の投入口に臨ませて配置されるとともに、対向部分の間隔が投入口側から下方に 至るに従い漸減する減容部と、この減容部の下側において対向部分の間隔が所定 の押し潰し厚さを以て平行に設定された押し潰し部とを形成する一対の対向配置 のキャタピラコンベアと、このキャタピラコンベアの下方において前記押し潰し 部に開口が臨む状態に配置されるとともに装置本体に対して挿脱可能な収納体と を有することを特徴とするものである。 この考案によれば、前記装置本体の投入口にペットボトルを投入し、一対の対 向配置のキャタピラコンベアを動作させることによって、このキャタピラコンベ アにおける下方に至るに従い漸減する減容部によりペットボトルが除々に減容さ れる。更に、減容部により減容されたペットボトルは、減容部の下側の押し潰し 部により所定の押し潰し厚さになるように押し潰される。 このようにして押し潰されたペットボトルは、装置本体に対して挿脱可能に構 成した収納体の開口内へと落下し、これにより、任意個数のペットボトルを簡略 且つ大幅に減容して搬出することが可能となる。 請求項２記載の考案に係るペットボトル等の減容処理装置は、投入用のホッパ 部を備えた装置本体と、前記ホッパ部に投入される被減容体であるペットボトル を装置本体内の上部に搬送して放出する搬送手段と、この搬送手段におけるペッ トボトルの放出領域に臨ませて配置されるとともに、対向部分の間隔が下方に至 るにしたがい漸減する減容部と、この減容部の下側において対向部分の間隔が所 定の押し潰し厚さを以て平行に設定された押し潰し部とを形成する一対の対向配 置のキャタピラコンベアを用いた第１の減容手段と、この第１の減容手段に隣接 して配置され、第１の減容手段により所定の押し潰し厚さに減容された被減容体 であるペットボトルを受け入れて所定の立体形状の圧縮体に圧縮減容する第２の 減容手段と、この第２の減容手段に隣接して配置され、第２の減容手段により形 成された所定の立体形状の圧縮体を結束して搬出可能とする結束手段とを有する ことを特徴とするものである。 この考案によれば、前記装置本体のホッパ部にペットボトルを投入することに よって、搬送手段が投入されたペットボトルを装置本体内の上部に搬送して放出 する。 この搬送手段におけるペットボトルの放出領域に臨ませて配置された第１の減 容手段は、請求項１記載の考案の場合と同様な動作で、減容部によりペットボト ルを除々に減容し、更に、このペットボトルを、減容部の下側の押し潰し部によ り所定の押し潰し厚さになるように押し潰してペットボトルの減容体とする。 第１の減容手段に隣接して配置された第２の減容手段は、第１の減容手段によ り所定の押し潰し厚さに減容されたペットボトルの減容体を受け入れて所定の立 体形状の圧縮体に圧縮減容する。 第２の減容手段に隣接して配置され結束手段は、第２の減容手段により形成さ れた所定の立体形状の圧縮体を結束し、搬出可能とする。 これにより、ホッパ部に任意個数のペットボトルを投入するという簡単な作業 だけで、個々のペットボトルを効率よく、且つ、大幅に減容し、搬送に便利な所 定の立体形状の圧縮体の束として搬出することが可能となる。 請求項３記載の考案に係るペットボトル等の減容処理装置は、前記被減容体を ペットボトルに代替して飲料用缶としたものである。 この場合においても、前記請求項１、２の考案で記載したと同様の作用を発揮 できる。

【考案の実施の形態】

以下に、本考案の実施の形態のペットボトル等の減容処理装置について詳細に 説明する。 （実施の形態１） 図１に示す実施の形態１のペットボトル等の減容処理装置は、全体として立方 体状に形成され、上部側の側壁面１ａに減容処理する例えば５００ｍｌ乃至２ｌ サイズの範囲の空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶が数個程度同時に投入可能な 投入口２ａを具備するホッパ２を備えた装置本体１と、前記ホッパ２にペットボ トルＰＢ又は飲料用缶の受入部を臨ませて配置した一対の対向配置のキャタピラ コンベア４，４と、このキャタピラコンベア４，４の下方に配置した装置本体１ に対して図１に示す矢印ａ，ｂ方向に挿脱可能に配置した収納体５とを具備して いる。 なお、図１に示す減容処理の対象物としては、ペットボトルＰＢを図示するが 、減容処理の対象物としてはペットボトルＰＢの他、アルミ製又はスチール製の 飲料用缶がある。 前記キャタピラコンベア４，４は、相互の対向部分の間隔Ｇが投入口２側から 下方に至るに従い漸減する減容部６と、この減容部６の下側に連接して対向部分 の間隔が所定の押し潰し厚さｔを以て平行に設定された押し潰し部７とを、対向 配置で無端状に形成され外表面がキャタピラ状の一対の帯状のキャタピラ８，８ の各々の内側に、対向配置した略く字状の一対のガイド部材９，９により形成す るようになっている。 また、キャタピラ８，８は、各々上下配置の駆動ローラ１０ａ，１０ｂ、駆動 ローラ１０ｃ，１０ｄに張設され、図１に示す矢印方向に駆動されるようになっ ている。 前記駆動ローラ１０ａ，１０ｂ、駆動ローラ１０ｃ，１０ｄとしては、外周部 がギヤ状のものを用いてもよく、この場合には、キャタピラ８，８を滑らせるこ となく、円滑に駆動することができる。 前記キャタピラコンベア４，４の押し潰し部７の下側には、仕切板１１が設け られ、この仕切板１１に設けた抜穴部１２内を押し潰し部７により押し潰された ペットボトルＰＢ又は飲料用缶を下方に落下させるようにしている。 前記収納体５は、上部が開口した箱型状に形成され、装置本体１の側壁面１ａ の下部側で仕切板１１の下側の領域内に挿入され、抜穴部１２を通過して落下す る押し潰されたペットボトルＰＢ又は飲料用缶（ペットボトル又は飲料用缶の減 容体ＰＢ１）を内部に多数収容するようになっている。 次に、本実施の形態１のペットボトル等の減容処理装置の作用を説明する。 このペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置を、例えばスーパーマーケット 等の店頭において籠の代りに設置しておき、前記キャタピラ８，８を回転駆動し た状態で、顧客に前記投入口２ａより空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶を投入 してもらう。 投入口２ａから投入された空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶は、ホッパ２内 を落下し、前記キャタピラコンベア４，４における対向部分の間隔Ｇが投入口２ 側から下方に至るに従い漸減する減容部６において前記キャタピラ８，８の間で 除々に長手方向に沿って押し潰される。これにより、所謂提灯プレスを防止でき る。 更に、このペットボトルＰＢ又は飲料用缶は、所定の押し潰し厚さｔに設定さ れた押し潰し部７により、当初の体積の１／４乃至１／５程度の体積で押し潰し 厚さｔを持った平坦状に変形され、前記抜穴部１２を経て収納体５内に収容され る。 収納体５内に押し潰された多数のペットボトル減容体ＰＢ１が収容された段階 で、この収納体５を矢印ｂ方向に移送して装置本体１から取り出し、運送用の車 への積み込み用とする。 このような本実施の形態１のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置の減容 部６と、押し潰し部７との２段階にわたる押し潰し動作で、ペットボトルＰＢ又 は飲料用缶は、当初の体積の１／４乃至１／５程度の体積にまで押し潰されペッ トボトル又は飲料用缶の減容体ＰＢ１となり、この結果、運送用の車の数も、１ ／４乃至１／５程度に削減でき、運送費の低減等大幅のコストダウンを図ること ができる。 なお、この種の装置は数社のメーカーで製造されており、その処理能力は１時 間当り３０ｋｇ程度のものが多いが、本実施の形態１のペットボトル又は飲料用 缶の減容処理装置によれば、１時間当り３００乃至４００ｋｇ程度にまで処理能 力を向上できることが判明した。 （実施の形態２） 次に、図２を参照して本考案の実施の形態２のペットボトル又は飲料用缶の減 容処理装置について説明する。 図２に示す実施の形態２のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置は、実施 の形態１のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置を第１の減容手段２５とし て組み込み、更に、第２の減容手段２６及び結束手段２７を付加して、より大型 の構成としたことが特徴である。なお、実施の形態１のペットボトル又は飲料用 缶の減容処理装置において、上述した実施の形態１のペットボトル又は飲料用缶 の減容処理装置と同一の機能を有するものには同一の符号を付して示す。 なお、図２に示す減容処理の対象物としては、ペットボトルＰＢを図示する が、減容処理の対象物としてはペットボトルＰＢの他、アルミ製又はスチール製 の飲料用缶がある。 即ち、実施の形態２のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置は、ペットボ トルＰＢ又は飲料用缶の投入用のホッパ部２２を備えた装置本体２１と、前記ホ ッパ部２２に投入される空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶を装置本体２１内の 上部に搬送して放出する垂直配置のベルトコンベア方式の搬送手段２３と、この 搬送手段２３におけるペットボトルＰＢ又は飲料用缶の放出領域に臨ませて配置 されるとともに、相互の対向部分の間隔Ｇが下方に至るに従い漸減する減容部６ と、この減容部６の下側において対向部分の間隔が所定の押し潰し厚さｔを以て 平行に設定された押し潰し部７とを形成する一対の対向配置のキャタピラコンベ ア４，４を用いた第１の減容手段２５と、この第１の減容手段２５に隣接して配 置され、第１の減容手段２５により所定の押し潰し厚さｔに減容されたペットボ トル又は飲料用缶の減容体ＰＢ１を受け入れて所定の立体形状の圧縮体ＰＢ２に 圧縮減容する第２の減容手段２６と、この第２の減容手段２６に隣接して配置さ れ、第２の減容手段２６により形成された所定の立体形状（例えば立方体、直方 体等）の圧縮体ＰＢ２を帯状体４１により結束して搬出可能とする結束手段２７ とを有している。 ベルトコンベア方式の前記搬送手段２３は、垂直上下方向に配置した上プーリ ３１と下プーリ３２との間に無端のベルト３３を張設するとともに、このベルト ３３の外周に所定の間隔で突設した多数の支持アーム３４上に、前記ホッパ部２ ２に投入される空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶を支持し、上プーリ３１又は 下プーリ３２を図示しない駆動源により駆動することでベルト３３を図２に示す 矢印方向に連続的に移動させ、これにより、空のペットボトルＰＢ又は飲料用缶 を次々と連続的に装置本体２１内の上部に搬送し、放出する第１の減容手段２５ に向けて放出するようになっている。 第１の減容手段２５は、前記搬送手段２３からのペットボトルＰＢ又は飲料用 缶を受け入れその長手方向が垂直方向となるようにして減容部６に落下させる受 入ホッパ部２５ａを備えている。 また、第１の減容手段２５と第２の減容手段２６との間には、ペットボトル又 は飲料用缶の減容体ＰＢ１を滑落させるシュータ３５が設けられている。 前記第２の減容手段２６は、シュータ３５に臨ませたペットボトル又は飲料用 缶の減容体ＰＢ１の集積部３６と、この集積部３６の上方に配置したプレス機構 部３７とを具備している。 プレス機構部３７は、例えば図示しない駆動モータにより回転駆動される回転 ねじ体３８を、固定ねじ受部３９に螺合し、この回転ねじ体３８の下端部に押圧 体４０を取り付けて、回転ねじ体３８の回転に伴う垂直下方への変位により押圧 体４０を集積部３６内に集積したペットボトル又は飲料用缶の減容体ＰＢ１上に 押圧させ、これにより、ペットボトル又は飲料用缶の減容体ＰＢ１を所定の立体 形状の圧縮体ＰＢ２に減容するようになっている。 次に、本実施の形態２のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置の作用を説 明する。 このペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置を、例えばスーパーマーケット 等の店頭において籠の代りに設置しておき、顧客に前記ホッパ部２２より空のペ ットボトルＰＢ又は飲料用缶を投入してもらう。 前記ホッパ部２２に投入されたペットボトルＰＢ又は飲料用缶は、搬送手段２ ３の支持アーム３４により支持されて装置本体２１内の上部に搬送され放出され る。受入ホッパ部２５ａは、その長手方向が垂直方向となるようにして第１の減 容手段２５の減容部６に落下させる。 第１の減容手段２５の減容部６及び押し潰し部７は、実施の形態１の場合と同 様にして当初の体積の１／４乃至１／５程度の体積にまで押し潰されペットボト ル又は飲料用缶の減容体ＰＢ１となり、シュータ３５を経て第２の減容手段２６ の集積部３６に落下する。 次に、プレス機構部３７が動作し、回転ねじ体３８の回転に伴う垂直下方への 変位により押圧体４０を集積部３６内に集積したペットボトル又は飲料用缶の減 容体ＰＢ１上に押圧させ、これにより、ペットボトル又は飲料用缶の減容体ＰＢ １を当初の体積の１／１０程度の所定の立体形状の圧縮体ＰＢ２に減容する。 第２の減容手段２６に隣接して配置され結束手段２７は、第２の減容手段２６ により形成された所定の立体形状の圧縮体ＰＢ２を帯状体４１により結束し、運 搬に適し、また、結束解除時のバラケ性にも優れたペール梱包物として搬出可能 とする。 これにより、前記ホッパ部２２に任意個数のペットボトルＰＢ又は飲料用缶を 投入するという簡単な作業だけで、個々のペットボトルＰＢ又は飲料用缶を効率 よく、且つ、大幅に減容し、搬送に便利な所定の立体形状の圧縮体ＰＢ２の束と して搬出することが可能となる。 本実施の形態２のペットボトル又は飲料用缶の減容処理装置によれば、第１の 減容手段２５によりペットボトルＰＢ又は飲料用缶が個々に完全に押し潰され処 理速度も早いため、第２の減容手段２６では、１回の圧縮動作（他社の製品は例 えば３乃至５回程度必要）ですみ、全体の処理能力は１時間当たり５００ｋｇ程 度まで向上させることができる。また、第１の減容手段２５の処理能力が高いた めに、第２の減容手段２６としては押圧力は小さくて済み、この結果、油圧プレ ス等が不要となって装置全体の低コスト化を実現できる。

【考案の効果】

請求項１記載の考案によれば、任意個数のペットボトルを簡略且つ大幅に減容 して搬出することが可能であり、作業性の向上、搬送コストの低減を図ることが 可能なペットボトル等の減容処理装置を提供することができる。 請求項２記載の考案によれば、ホッパ部に任意個数のペットボトルを投入する という簡単な作業だけで、個々のペットボトルを効率よく、且つ、大幅に減容し 、搬送に便利な所定の立体形状の圧縮体の束として搬出することが可能なペット ボトル等の減容処理装置を提供することができる。 請求項３記載の考案によれば、前記被減容体をペットボトルに代替して飲料用 缶としても、前記請求項１、２の考案で記載したと同様の効果を有するペットボ トル等の減容処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態１のペットボトル等の減容
処理装置を示す概略断面図である。

【図２】本考案の実施の形態２のペットボトル等の減容
処理装置を示す概略断面図である。

【符号の説明】

１ 装置本体 ２ ホッパ ２ａ 投入口 ４ キャタピラコンベア ５ 収納体 ６ 減容部 ７ 押し潰し部 ８ キャタピラ ９ ガイド部材 １０ａ 駆動ローラ １０ｃ 駆動ローラ １１ 仕切板 １２ 抜穴部 ２１ 装置本体 ２２ ホッパ部 ２３ 搬送手段 ２５ 第１の減容手段 ２５ａ 受入ホッパ部 ２６ 第２の減容手段 ２７ 結束手段 ３１ 上プーリ ３２ 下プーリ ３３ ベルト ３４ 支持アーム ３５ シュータ ３６ 集積部 ３７ プレス機構部 ４０ 押圧体 ４１ 帯状体 ＰＢ ペットボトル ＰＢ１ ペットボトル又は飲料用缶の減容体 ＰＢ２ 圧縮体

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上部側に被減容体であるペットボトルが投
   入可能な投入口を具備する装置本体と、 この装置本体の投入口に臨ませて配置されるとともに、
   対向部分の間隔が投入口側から下方に至るに従い漸減す
   る減容部と、この減容部の下側において対向部分の間隔
   が所定の押し潰し厚さを以て平行に設定された押し潰し
   部とを形成する一対の対向配置のキャタピラコンベア
   と、 このキャタピラコンベアの下方において前記押し潰し部
   に開口が臨む状態に配置されるとともに装置本体に対し
   て挿脱可能な収納体と、 を有することを特徴とするペットボトル等の減容処理装
   置。
2. 【請求項２】投入用のホッパ部を備えた装置本体と、 前記ホッパ部に投入される被減容体であるペットボトル
   を装置本体内の上部に搬送して放出する搬送手段と、 この搬送手段におけるペットボトルの放出領域に臨ませ
   て配置されるとともに、対向部分の間隔が下方に至るに
   したがい漸減する減容部と、この減容部の下側において
   対向部分の間隔が所定の押し潰し厚さを以て平行に設定
   された押し潰し部とを形成する一対の対向配置のキャタ
   ピラコンベアを用いた第１の減容手段と、 この第１の減容手段に隣接して配置され、第１の減容手
   段により所定の押し潰し厚さに減容された被減容体であ
   るペットボトルを受け入れて所定の立体形状の圧縮体に
   圧縮減容する第２の減容手段と、 この第２の減容手段に隣接して配置され、第２の減容手
   段により形成された所定の立体形状の圧縮体を結束して
   搬出可能とする結束手段と、 を有することを特徴とするペットボトル等の減容処理装
   置。
3. 【請求項３】前記被減容体は、飲料用缶である請求項１
   又は２記載のペットボトル等の減容処理装置。