JP3053187U - 震災対応かまどユニット - Google Patents

震災対応かまどユニット

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Publication number
JP3053187U
JP3053187U JP1998002392U JP239298U JP3053187U JP 3053187 U JP3053187 U JP 3053187U JP 1998002392 U JP1998002392 U JP 1998002392U JP 239298 U JP239298 U JP 239298U JP 3053187 U JP3053187 U JP 3053187U
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JP
Japan
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cover plate
pair
furnace
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998002392U
Other languages
English (en)
Inventor
達成 明木
Original Assignee
大和重工株式会社
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大震災にみまわれた際に米や野菜等の食料を
手に入れたとしてもそれを調理する手段が何らなく、こ
うした苦しみを軽減する。 【解決手段】 上面開口部11に座板20を取付けると
共に、二つの対向する側面開口部12に複数の孔41を
有するカバー板40を取付け、さらに地面に固定し、通
常は椅子として使用するかまど本体10内に羽釜30を
収納すると共に、その上部と下部のそれぞれに一対の支
持材50を水平に着脱自在に取付け、かまどとして使用
する際、上部の一対の支持材50上に羽釜30の鍔31
を載せて羽釜30を支持すると共に、下部の一対の支持
材50上にカバー板40を載せて火床とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、通常は椅子として使用でき、震災時に はかまどおよび調理道具として使用することのできる震災対応かまどユニットに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】 阪神地方で発生した大地震によって、いかに我々国民があらゆ る面でそうした大災害に対する備えを怠ってきたかを実感した。最も大切な食事 を作る手段もその一つである。家屋が破壊され公園等に非難した住民は、米や野 菜の食料をどうにか手に入れたにしてもそれを調理する手段を何ら持っておらず 、よってなかなか支給されない食料の供給を待つ他に飢えをしのぐ方法がなかっ たのは記憶に新しい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、これまで、大震災 にみまわれた際に米や野菜等の食料を手に入れたとしてもそれを調理する手段が 何らなく、飢えに苦しんだことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図を参考にして説明する。本考案は、上面開口 部11に座板20が着脱自在に取付けられると共に、二つの対向する側面開口部 12のそれぞれに複数の孔41を有するカバー板40が着脱自在に取付けられ、 さらに地面に固定されて、通常は椅子として使用されるかまど本体10内に羽釜 30を収納すると共に、その上部と下部のそれぞれに一対の支持材50を水平に 着脱自在に取付け、かまどとして使用する際、上部の一対の支持材50上に羽釜 30の鍔31を載せて羽釜30を支持すると共に、下部の一対の支持材50上に カバー板40を載せて火床としてなることを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】 本考案の一実施形態について図を参考にして説明する。 この震災対応かまどユニットは、かまど本体10の上面開口部11に座板20を 着脱自在にネジ23で取付けると共に、二つの対向する側面開口部12のそれぞ れに複数の孔41を有するカバー板40をネジで着脱自在に取付けている。この かまど本体10は、その下端部に形成した二つのアンカー穴61を挿通するアン カー60によってコンクリート地面65に固定されており、通常は椅子として使 用される。
【0006】 また、このかまど本体10内には羽釜30を収納すると共に、その上部と下部の それぞれに一対の支持材50を、かまど本体10に設けられた係止片51によっ て水平に着脱自在に取付けている。収納時において、羽釜30の木蓋32は逆立 姿勢としてその取手33を羽釜30内に収納するものとし、かまど本体10が無 駄に大型化しないようにしている。なお、通常の収納状態では、羽釜30はかま ど本体10に設けられた一対の突出片35で鍔31が支持されることによって安 定姿勢で保持され、また、合成樹脂シート製カバー34によって包装され清潔に 保たれる。
【0007】 この震災対応かまどユニットを、かまどとして使用する際、座板20を取除き、 上部の一対の支持材50上に羽釜30の鍔31を載せて羽釜30を支持すると共 に、下部の一対の支持材50上にカバー板40を載せて火床とする。なお、図7 に示すように、上部の一対の支持材50にもカバー板40を載せて、その上に鍋 やフライパン等を載せたり、直接その上に肉等を載せて調理することもできる。
【0008】 本実施形態にあっては、座板20を四枚の小片板21を平板状の座板つなぎ22 で連結して構成している。こうすることによって、座板20を小片板21で形成 することができるので製造コストを軽減することができる。
【0009】 なお、本考案の震災対応かまどユニットは、図8に示すように、複数個を並べ、 座板20を複数のかまど本体10を架設する長板状とすることによって、通常は ベンチとして使用することができる。
【0010】 作用について説明する。通常、椅子として使用する場合は、図1乃至図4に示す ように、かまど本体10内に、羽釜30と支持材50を収納した状態で、その上 面開口部11を座板20で覆うと共に、二つの側面開口部12のそれぞれを多数 の孔41を有するカバー板40で覆い、その下部を地面に不動に固定する。この 状態では、座板20と二つのカバー板40によってかまど本体10の開口部は覆 われているので、外から羽釜30等を取出すことはできない。
【0011】 この震災対応かまどユニットをかまどとして使用する場合は、図5および図6に 示すように、羽釜30およびカバー板40を取出した後、下部の一対の支持材5 0上にカバー板40を載せて火床を形成すると共に、上部の一対の支持材50上 に羽釜30の鍔31を載せて支持した後、火床上で火を炊き羽釜30で調理する 。また、図7に示すように上部の一対の支持材50上にもカバー板40を載せ、 その上に鍋等を載せることによっても調理することができる。
【0012】 このかまどユニットで調理する場合、対向する二つの側面開口部12が開口する ので風の通りが円滑となり、また、下部の支持材50にカバー板40を載せて火 床を形成するので、燃えかす等がカバー板40(火床)の孔41から下に落下す る。よって、かまどとして優れた機能を発揮する。
【0013】
【考案の効果】 本考案は、地面に固定し座板20を有するかまど本体10内に 羽釜30や火床を形成するカバー板40等を収納したので、通常では椅子として 使用することができ、また震災時には調理用かまどおよび調理道具として使用す ることができるので、震災時における飢えをしのぐ上で大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態において椅子として使用す
る状態を示す側面図である。
【図2】図1に示す一実施形態の正面図である。
【図3】図1に示す一実施形態の平面図である。
【図4】図1に示す一実施形態のA−A線断面図であ
る。
【図5】本考案の一実施形態における各構成部材を示す
斜視図である。
【図6】本考案の一実施形態においてかまどに羽釜を置
いて使用する状態を示す斜視図である。
【図7】本考案の一実施形態においてかまどに鍋等を置
く場合として使用する状態を示す斜視図である。
【図8】本考案のベンチとして使用する場合の他の実施
形態を示す正面図である。
【符号の説明】
10 かまど本体 11 上面開口部 12 側面開口部 20 座板 21 小片板 22 座板つなぎ 30 羽釜 31 鍔 32 木蓋 33 取手 34 合成樹脂シート製カバー 35 突出片 40 カバー板 41 孔 42 ネジ 50 支持材 51 係止片 60 アンカー 61 アンカー穴 65 コンクリート地面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口部(11)に座板(20)が着
    脱自在に取付けられると共に、二つの対向する側面開口
    部(12)のそれぞれに複数の孔(41)を有するカバ
    ー板(40)が着脱自在に取付けられ、さらに地面に固
    定されて、通常は椅子として使用されるかまど本体(1
    0)内に羽釜(30)を収納すると共に、その上部と下
    部のそれぞれに一対の支持材(50)を水平に着脱自在
    に取付け、かまどとして使用する際、上部の一対の支持
    材(50)上に羽釜(30)の鍔(31)を載せて羽釜
    (30)を支持すると共に、下部の一対の支持材(5
    0)上にカバー板(40)を載せて火床としてなること
    を特徴とする震災対応かまどユニット。
JP1998002392U 1998-04-13 1998-04-13 震災対応かまどユニット Expired - Lifetime JP3053187U (ja)

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JP3053187U true JP3053187U (ja) 1998-10-23

Family

ID=43187279

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225970A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Bunka Keikinzoku Chuzo Kk 防災用品収納具及び簡易トイレ
JP2013244178A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Nihon Kogyo Co Ltd かまど兼用ベンチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225970A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Bunka Keikinzoku Chuzo Kk 防災用品収納具及び簡易トイレ
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