JP3053109U - ウェストニッパー - Google Patents

ウェストニッパー

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JP3053109U
JP3053109U JP1998002351U JP235198U JP3053109U JP 3053109 U JP3053109 U JP 3053109U JP 1998002351 U JP1998002351 U JP 1998002351U JP 235198 U JP235198 U JP 235198U JP 3053109 U JP3053109 U JP 3053109U
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良子 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はウェストニッパーに関し、被着者の
胴部に巻き付けることにより体型を整えるのに使用し、
ニッパー本体に着脱可能に装着する遠赤外線部材により
血行を促進し、新陳代謝を高め、細胞を活性化する等の
身体機能を良好にする。 【解決手段】 展開示の全体形状が横長に形成されるニ
ッパー本体1の左右の側端1a,1bに幾段階に締めつ
け位置を違えて係脱可能になる係止部品2を設けたウェ
ストニッパーにおいて、可撓性のベース板3に装設した
遠赤外線部材4をニッパー本体の所望位置に着脱可能に
収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案はウェストニッパーに関し、被着者の胴部に巻き付けることにより体型 を整えるのに使用するほかニッパー本体に着脱可能に装着する遠赤外線部材によ り血行を促進し、新陳代謝を高め、細胞を活性化する等の身体機能を良好にする 。
【0002】
【従来の技術】
従来、女性用の下着の1つとして被着者の胴部に捲き付けることにより体型を 整えるようにするものに図7および図8に示すようなウェストニッパーがある。 すなわち、通気性や伸縮性を有する布により全体形状が横長のニッパー本体a を形成し、該ニッパー本体aの左右の側端には適宜の係止部品bを係脱可能に装 着したものである。またこの係止部品bは、例えば雄雌のホック、または雄雌の スナップ、ボタンとボタン孔、雄の係止鉤群とこの係止鉤群が係脱可能に係止さ れる雌のループ群とからなる雄雌の面ファスナーとから形成される。 そして被着者は胴部にニッパー本体aを巻き付けてニッパー本体aの左右の側 端に装着された係止部品bを係止することによりニッパー本体aにて胴部を締め つけて体型を整えるようにするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図7および図8に示す上記従来のウェストニッパーは、着用した 場合に、ニッパー本体aにより胴部に巻付けて贅肉を締めつけて補整することに より体型を整えるものであるので、被着者は長時間、ニッパー本体aを着用して いると窮屈感をおぼえたり、血行が悪くなって浮腫みを生じたりすることがあっ た。このように浮腫みを生ずると、えって窮屈感が一層ひどくなって違和感を生 ずることにより装着性が悪かった。 装着した場合に、窮屈になって係止部品bの係止位置を弛めることによりウェ ストニッパーを着用する場合には、ニッパー本体aと被着者の身体との間に余裕 ができるため、窮屈感は除かれるがニッパー本体aがダブついて体型を整えると いう、ニッパー本体aの本来の機能が失われる。そして運動等すると、ニッパー 本体aがずれ動くという不都合を生じていた。
【0004】 本考案は上記従来の不都合を解決し、窮屈感をおぼえたり、ずれ動きがなく体 に適合して着用されて体型を確実に整えることとができ、また血行が促進され、 新陳代謝が高まり、細胞が活性化する等の身体機能が高揚され、長時間の着用が 軽快に行えるウェストニッパーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の不都合を解決しその請求項1は、展開時の全体形状が横長 のニッパー本体を形成し、該ニッパー本体は被着者の胴部に捲回されるとともに ニッパー本体の左右の側端には適宜の係止部品を幾段階かに締めつけ位置を違え て係脱可能に備えることにより体形を整えるウェストニッパーにおいて、可撓性 を有するベース板に装設した遠外線部材を前記ニッパー本体の所望位置に着脱可 能に収納するという手段を採用した。
【0006】 また本考案の請求項2は、請求項1において前記遠外線部材は正面形状が直径 約3mm以下の略円形であり、側断面が略半円形をなす突起状物が形成されベー ス板の表面に1cm以下の間隔にて所望配列に散在して設けられるという手段を 採用した。
【0007】 また本考案の請求項3は、請求項1または請求項2の何れかにおいて遠外線部 材を装設したベース板は、ニッパー本体内に設けられた内ポケットの内部に収納 されるか、または適宜の固定手段を用いて着脱可能にニッパー本体内に固定され るという手段を採用した。
【0008】 また本考案の請求項4は、請求項1において前記ニッパー本体は、非伸縮布に より形成され略中央に配置される縦長の装飾布の左右に2枚の脇片部が連設され ることにより全体的に略矩形をなす前部構成片部と、伸縮布により形成され該前 部構成片部の一側に隣接して連設される縦長の第1の側部構成片部と、伸縮布に より前記前部構成片部よりも長く形成され該側部構成片に隣接して長手方向に連 設される横長の背部構成片部と、該背部構成片部に隣接して長手方向に連設され 、伸縮布によりなる第2の側部構成片部とから形成されるという手段を採用した 。
【0009】 また本考案の請求項5は、請求項4において前記ニッパー本体は、前部構成片 部の装飾布に対する左右の脇片部の2つの連設個所と、前部構成片部に対する第 1の側部構成片部の連設個所と、第1の側部構成片部に対する背部構成片部の一 側の連設個所と、第2の側部構成片部に対する背部構成片部の他側の連設個所と の少なくとも5個所に可撓性を発揮するとともに剛性を有する芯部材を幅方向に わたって内装するという手段を採用した。
【0010】 また本考案の請求項6は、請求項4または請求項5の何れかにおいてニッパー 本体の前記後部構成片部の下縁には略中高に湾曲されたくり部が形成され、第1 および第2の側部構成片部の下縁には後部構成片部のくり部に対して上がり勾配 の傾斜部が形成されるという手段を採用した。
【0011】 また本考案の請求項7は、請求項4において第1および第2の側部構成片部と 、後部構成片部とに上縁および下縁には補強片部が伸縮可能に装着されるという 手段を採用した。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下図面に従って本考案の実施の形態の具体例を説明する。 図1ないし図6は本考案の一実施例を示し、1は展開時の全体形状が横長に形 成されるニッパー本体であり、このニッパー本体1は被着者の胴部に捲回される とともにニッパー本体1の左右の側端1a,1bには適宜の係止部品2を幾段階 かに長手方向Xに締めつけ位置を違えて係脱可能に設ける。またニッパー本体1 の左右の側端1a,1b相互を係脱可能に係止するための係止部品2としては図 2に示すような雄雌のホックのほか、雄雌のスナップ、ボタンとボタン孔、雄の 係止鉤群とこの係止駒群が係脱可能に係止される雌のループ群とからなる雄雌の 面ファスナー等が使用される点は図7および図8に示す従来のウェストニッパー と略同様の構成である。
【0013】 しかしながら本実施例では、可撓性を有するベース板3に装設した遠赤外線部 材4をニッパー本体1の所望位置に着脱可能に収納するようにしている。 この遠赤外線部材4は、例えば図4および図5に示すように正面形状が直径約 3mm以下の略円形であり、側断面が略半円形をなす突起状物5に形成される。 そして、この遠赤外線部材4は、ベース板3の表面には縦横に1cm以下の間隔 lにて所望配列に散在して設けられる。また遠赤外線部材4は、アルミナやシリ カ等が使用される。そしてこのアルミナやシリカをゴム内に混合してベース板3 に付着し、固化させることにより突起状物5を前記のようにベース板3の表面に 散在して形成する。 このように遠赤外線部材4が混合された突起状物5を、正面形状が直径約3m m以下の略円形をなし側断面が略半円形をなす突起状物5に形成したのは、1c m以下の間隔lをもってベース板3に縦横に散在して固化させたのは、突起状物 5の何れかが被着者のつぼや経絡に当たることにより、突起状物5内に混合され ている遠赤外線部材4により血行を促進し、新陳代謝を高め、細胞を活性化する などの身体機能を良好にするためである。
【0014】 前記ベース板3としては、例えば発泡スチロール、発泡ウレタン等の合成樹脂 発泡体やゴム板、布等が使用され、可撓性と弾性とを発揮することにより被着者 の体に違和感を感じないものが使用される。またベース板3の大きさは例えば縦 寸法H1 が15cm以内、横寸法L1 が10cm以内の大きさに形成される。
【0015】 また遠赤外線部材4よりなる多数の突起状物5をベース板3に固着するのには 、突起状物5を形成するゴムの付着力のみでベース板3に突起状物5を固着して もよいし、両面の粘着テープや接着剤を用いてベース板3に突起状物5を固定す るようにしてもよい。
【0016】 遠赤外線部材4を装設したベース板3は、ニッパー本体1内の所望位置に設け られた内ポケット6内に収納されるほか、適宜の固定手段を用いて着脱可能にニ ッパー本体1内に固定される。この固定手段としては図には示さないが、両面粘 着テープを用いて付着させたり、雄の係止鉤群とこの係止鉤群が係脱可能に係止 される雌のループ群とからなる雄雌の面ファスナーが使用される。
【0017】 また本実施例における前記ニッパー本体1は、非伸縮布8により形成され略中 央に配置される縦長の装飾布9の左右に2枚の脇片部10,10が連設されるこ とにより全体的に略矩形をなす前部構成片部7と、伸縮布Sにより形成され該前 部構成片部7の一側に隣接して連設される縦長の第1の側部構成片部11と、伸 縮布Sにより前記前部構成片部7よりも長く形成され該側部構成片部11に隣接 して長手方向Xに連設される横長の背部構成片部12と、該背部構成片部12に 隣接して長手方向Xに連設され、伸縮布Sよりなる第2の側部構成片部11′と から形成される。
【0018】 ニッパー本体1は、その大きさが幅H2 例えば25〜30cmであり、その長 さL2 が58〜106cmの数種類のサイズに形成される。そして被着者がウェ スト部に巻付けて着用した場合には、前方において上方部がアンダー・バスト付 近から下方部がウェスト部にわたって配置されるとともに後方においては運動を 阻害しないように肩甲骨の下方に沿って上縁部が配置されるように被着者の胴部 に巻き付けられる。
【0019】 12aはニッパー本体1の前記背部構成片部12の下縁に略中高に湾曲して形 成されたくり部である。11aは第1の側部構成片部11の下縁に背部構成片部 12のくり部12aに対して上がり勾配θに形成された傾斜部である。また11 ′aは第2の側部構成片部11′の下縁に背部構成片部12のくり部12aに対 して上がり勾配θに形成された傾斜部である。 このように、くり部12a、傾斜部11a,11′aを設けることにより第1 、第2の側部構成片部11,11′から背部構成片部12に向かってニッパー本 体1の幅H2 を狭めたのは、背中などは胸、脇腹、ウェスト等に較べて贅肉がつ きにくく、補整が他の身体部位に比べて必要が少ないのと、ニッパー本体1を一 度着用した場合に身体に対する接触面積を少なくすることによりずれ動きにくく 、さらには前屈または後屈等の運動をする場合に運動を阻害しないようにするた めである。
【0020】 前記非伸縮布8は、通気性と発汗性とを有する布片が使用されることによりム レを防止するようになっている。そして装飾布9の表面には適宜の図柄、模様等 を施した適宜形状のレース地が装設されることにより装飾性を高めている。
【0021】 第1および第2の側部構成片部11,11′と、背部構成片部12とを形成す る前記伸縮布Sは、例えば伸縮性を有するポリアミド繊維、テトロン繊維等によ り形成される伸縮性を有する布片に図1および図2に示すようにスパンテックス にて編成される合成布等が、長手方向Xに裏打ちされて縫着されることにより被 着者の胴部、脇腹、ウェスト部、背部を引き締めて贅肉を補整して体型を整える ようになっている。
【0022】 13A,13Bは第1および第2の側部構成片部11,11′と、背部構成片 部12との上縁および下縁に伸縮可能に装着された補強片部であり、この補強片 部13A,13Bは例えばポリウレタン糸にナイロン糸をカバーリングした伸縮 性の糸を編成した帯状の布片により形成される。そして、この補強片部13A, 13Bによりニッパー本体1内に包み込んだウェスト部の贅肉が外部にくびれた 状態で露出して体型が損なわれるという外観的な不体裁を防止するためである。
【0023】 14は前記ニッパー本体1の幅方向Yに内装されることにより可撓性を発揮す るとともに剛性を有する芯部材であり、この芯部材14はこの実施例では図1お よび図2に示すように前部構成片部7の装飾布9に対する左右の脇片部10,1 0の2つの連設個所イ,イ′と、前部構成片部7に対する第1の側部構成片部1 1の連設個所ロと、第1の側部構成片部11に対する背部構成片部12の一側の 連設個所ハと、第2の側部構成片部11′に対する背部構成片部12の他側の連 設個所ニとの少なくとも5個所に内装されることによりニッパー本体1の幅方向 Yに対する剛性を芯部材14にてもたせて被着者がニッパー本体1を着用して前 屈または後屈する等の運動をした場合にもニッパー本体1の上縁または下縁が丸 まったり、ニッパー本体1の表面に皺や形崩れが生ずるのを防止して保形性を保 証するためである。また芯部材14は、例えば金属線または合成樹脂製の線材を 二重螺旋に捲回してから偏平に潰して加工される図6に示すようなコイルボーン や金属または合成樹脂等の線材が使用される。そして芯部材14はニッパー本体 1における5個所の前記連設個所に設けられる袋状の収納部内に収納されること によりニッパー本体1内の所望個所の幅方向Yに内装される。
【0024】 本考案の一実施例は以上の構成からなり、被着者が着用するにはニッパー本体 1の左右の側端1a,1bに設けられた係止部品2として例えば雄雌のホックを 係止することにより、ニッパー本体1を巻付けて胴部に着用して体型を整える点 は従来のウェストニッパーと同様である。
【0025】 ところで、本実施例のニッパー本体1には可撓性を有するベース板3の表面に アルミナ、シリカ等よりなる遠赤外線部材4が散在されたベース板3を所望個所 に着脱可能に収納される。そして、この遠赤外線部材4は、ゴム内に混合される ことにより正面形状が直径約3mm以下の略円形であり、側断面が略半円形をな す突起状物5に形成され、しかもこの突起状物5はベース板3の表面に縦横が1 cm以下の間隔lにて所望配列に散在して設けられるので、突起状物5の何れか が被着者のつぼや経絡に当たることにより突起状物5内に混合されている遠赤外 線部材4からは4〜15μの波長の遠赤外線が放射されるため血行が促進されて 新陳代謝は高まり、細胞が活性化され、身体機能を良好にする。
【0026】 この際、ベース板3は、例えば発泡スチロール、発泡ウレタン等の合成樹脂発 泡体やゴム板、布等が使用されることにより可撓性と弾性とを発揮するとともに 縦寸法H1 が15cm以内であり横寸法L1 が10cm以内の比較的小面積に形 成されるのと、突起状物5がゴムにて形成され弾発性を有するのとから、違和感 を生ずることなくニッパー本体1を胴部に着用することができる。 またベース板3に装設した遠赤外線部材4は、ニッパー本体1内に設けられた 内ポケット6内に収納されるか、または両面粘着テープや接着剤を介して接着さ れる等の適宜の固定手段を用いて着脱可能に固定されるので、不必要時には取り 外されてニッパー本体1にて体型を整えるのに単独使用することもできるほか、 必要時の交換取付も容易に行なえる。
【0027】 またニッパー本体1は、前部構成片部7が非伸縮布により形成した縦長の装飾 布9を略中央に配置し、この装飾布9の左右には非伸縮布によりなる2枚の脇片 部10,10を連設して形成されるので、贅肉がついたり、胃が膨らむ等して体 型が崩れ易い被着者の前部の体型を整えることができる。
【0028】 そして非伸縮布により形成される前部構成片部7に対して長手方向Xに連設さ れる第1の側部構成片部11と、背部構成片部12と、第2の側部構成片部11 ′とはポリアミド繊維、テトロン繊維等の伸縮布により形成されて裏面にはスパ ンテックスにて編成される合成布等が長手方向Xに裏うちされて縫着されている ので、被着者の胴部、脇腹、ウェスト部、背部の贅肉を引き締めることにより体 型を整えることができる。
【0029】 そして、ニッパー本体1の背部構成片部12の下縁には略中高に湾曲されたく り部12aが形成され、第1および第2の側部構成片部11,11′の下縁には 背部構成片部12のくり部12aに対して上がり勾配θ,θの傾斜部11a,1 1′aが形成されているので、第1、第2の側部構成片部11,11′から背部 構成片部12に向かってニッパー本体1の幅H2 が狭まって胸、脇腹、ウェスト 部に較べて贅肉がつきにくい背中に対して適合して密接し、ニッパー本体1を一 度、着用した場合にずれ動きにくく、しかも前屈または後屈する等の運動が円滑 に行なえる。
【0030】 またニッパー本体1には、第1および第2の側部構成片部11,11′と、背 部構成片部12との上縁および下縁に、例えばポリウレタン糸にナイロン糸をカ バーリングした伸縮性の糸を編成した帯状の布片により形成される補強片部13 A,13Bが装着されることにより特に長手方向Xの伸縮性を発揮するのと、ニ ッパー本体1の幅方向Yの複数個所には、芯部材14が内装されることにより幅 方向Yの剛性を発揮するので、被着者はニッパー本体1を着用して前屈または後 屈をしたり、側屈したり、回転したり、捻回する等の運動に対してニッパー本体 1の上縁または下縁が丸まったり、皺を生じたり、形崩れするが防止され、保形 性が保証されることにより体型を確実に整えることができる。
【0031】 この際、ニッパー本体1に対して芯部材14は、前部構成片部7の装飾布9に 対する左右の脇片部10,10の2つの連設個所イ,イ′と、前部構成片部7に 対する第1の側部構成片部11の連設個所ロとに内装されているので、ニッパー 本体1を被着者が着用した場合に、前部構成片部7が不用意にズレ動くのが防止 されたり、装飾布9が形崩れするのを防止できる。このほかに芯部材14は第1 の側部構成片部11に対する背部構成片部12の一側の連設個所ハと、第2の側 部構成片部11′に対する背部構成片部12の他側の連設個所ニとの少なくとも 合計5個所に内装されているので、伸縮布により形成される背部構成片部12と 第1および第2の側部構成片部11,11′に対する幅方向Yの保形性も確実に 保証することができる。
【0032】 上記実施例においては、胴部に巻き付けることによって体型を整えるニッパー 本体内に遠赤外線部材を着脱可能に収納して血行を促進し、新陳代謝を高め、細 胞を活性化することを説明しているが、下肢に履くショーツとニッパー本体とが 一体化して形成されるボデイスーツにおいての遠赤外線部材を着脱可能に収納す ることにより血行を促進し、新陳代謝を高め、細胞を活性化する点は本考案の適 用範囲である。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案は、展開時の全体形状が横長にニッパー本体を形成し、該 ニッパー本体は被着者の胴部に捲回されるとともにニッパー本体の左右の側端に は適宜の係止部品を幾段階かに締めつけ位置を違えて係脱可能に設けることによ り体型を整えるウェストニッパーにおいて、可撓性を有するベース板に装着した 遠赤外線部材を前記ニッパー本体の所望位置に着脱可能に収納するようにしたの で、窮屈感をおぼえたり、ずれ動きがなく体に適合して着用を行うことにより体 型を確実に整えることができ、また血行が促進され、新陳代謝が高まり、細胞が 活性化する等の身体機能が高揚され、長時間の着用が軽快に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウェストニッパーの一実施例を示す展
開状態を示す正面図である。
【図2】同じくウェストニッパーの展開状態を示す背面
図である。
【図3】同じく使用状態を示す斜視図である。
【図4】本実施例を構成する遠赤外線部材をベース板の
散在した状態を示す拡大正面図である。
【図5】同じく拡大縦断面図である。
【図6】本実施例を構成する芯部材の拡大斜視図であ
る。
【図7】従来のウェストニッパーの使用状態を示す斜視
図である。
【図8】同じく展開状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ニッパー本体 2 係止部品 3 ベース板 4 遠赤外線部材 5 突起状物 6 内ポケット 7 前部構成片部 8 非伸縮布 9 装飾布 10 脇片部 11 第1の側部構成片部 11′ 第2の側部構成片部 12 背部構成片部 S 伸縮布

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開時の全体形状が横長のニッパー本体
    を形成し、該ニッパー本体は被着者の胴部に捲回される
    とともにニッパー本体の左右の側端には適宜の係止部品
    を幾段階かに締めつけ位置を違えて係脱可能に設けるこ
    とにより体形を整えるウェストニッパーにおいて、可撓
    性を有するベース板に装設した遠赤外線部材を前記ニッ
    パー本体の所望位置に着脱可能に収納することを特徴と
    したウェストニッパー。
  2. 【請求項2】 前記遠赤外線部材は正面形状が直径約3
    mm以下の略円形であり、側断面が略半円形をなす突起
    状物に形成されベース板の表面に1cm以下の間隔にて
    所望配列に散在して設けられることを特徴とする請求項
    1に記載のウェストニッパー。
  3. 【請求項3】 遠赤外線部材を装設したベース板は、ニ
    ッパー本体内に設けられた内ポケットの内部に収納され
    るか、または適宜の固定手段を用いて着脱可能にニッパ
    ー本体内に固定されることを特徴とする請求項1または
    請求項2の何れかに記載のウェストニッパー。
  4. 【請求項4】 前記ニッパー本体は、非伸縮布により形
    成され略中央に配置される縦長の装飾布の左右に2枚の
    脇片部が連設されることにより全体的に略矩形をなす前
    部構成片部と、伸縮布により形成され該前部構成片部の
    一側に隣接して連設される縦長の第1の側部構成片部
    と、伸縮布により前記前部構成片部よりも長く形成され
    該側部構成片部に隣接して長手方向に連設される横長の
    背部構成片部と、該背部構成片部に隣接して長手方向に
    連設され、伸縮布によりなる第2の側部構成片部とから
    形成されることを特徴とする請求項1に記載のウェスト
    ニッパー。
  5. 【請求項5】 前記ニッパー本体は、前部構成片部の装
    飾布に対する左右の脇片部の2つの連設個所と、前部構
    成片部に対する第1の側部構成片部の連設個所と、第1
    の側部構成片部に対する背部構成片部の一側の連設個所
    と、第2の側部構成片部に対する背部構成片部の他側の
    連設個所との少なくとも5個所に可撓性を発揮するとと
    もに剛性を有する芯部材を幅方向にわたって内装したこ
    とを特徴とする請求項4に記載のウェストニッパー。
  6. 【請求項6】 ニッパー本体の前記後部構成片部の下縁
    には略中高に湾曲されたくり部が形成され、第1および
    第2の側部構成片部の下縁には後部構成片部のくり部に
    対して上がり勾配の傾斜部が形成されたことを特徴とす
    る請求項4または請求項5の何れかに記載のウェストニ
    ッパー。
  7. 【請求項7】 第1および第2の側部構成片部と、後部
    構成片部との上縁および下縁には補強片部が伸縮可能に
    装着されたことを特徴とする請求項4に記載のウェスト
    ニッパー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017089017A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社ワコール 補整衣類

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JP2017089017A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社ワコール 補整衣類

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