JP3053066U - クリップ金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 道具、ねじ等の締付けるパーツがなくても、
容易に棚のフレームを結び付けることができる構造のク
リップ金具を提供する。 【解決手段】 本考案のクリップ金具によると、二つの
翼板１４、１６を備えた本体１と、係止板２１と係止部
２２を備えるクリップ板２とから構成されている。第１
翼板１４には端部に凹溝１２が形成され、第２翼板１６
には凹穴１１が形成されている。クリップ板２の係止板
２１を第１翼板１４の凹溝１２を経て第２翼板１６の凹
穴１１に挿入した後、クリップ板２の係止部２２を本体
１に嵌合させることで本体１とクリップ板２は一体化
し、棚のフレーム３を固定することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、棚のフレームを固定するクリップ金具の構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、飼育かごや網状の展示棚等は、複数の網状棚を組合わせてつくられ ており、これら網状棚を組み合わせる場合、クリップ金具等でそれらの網状棚の フレームを結び付け、多数のねじ等のパーツで締付けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、締め付けの作業は大変煩雑であった。 本考案の目的は、道具、ねじ等締付けるパーツがなくても、容易に棚のフレー ムを結び付けることができる構造のクリップ金具を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するための本考案の請求項１に記載のクリップ金具によると 、棚のフレームに差し込むための本体と、係止板を有するクリップ板とを備えて いる。本体には、凹溝を有する第１翼板と、凹穴を有する第２翼板とを有してい る。係止板の一端を第１翼板の凹溝に嵌め込み、係止板の他端を第２翼板の凹穴 に嵌め込み、クリップ板の係止端で本体を係止めすることで本体とクリップ板は 一体化し、棚のフレームを固定することができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図に示すように、クリップ金具の本体１はＵ字型をしている。本体１を二つの 棚のフレーム３に差込むために、一対の翼板１４、１６および弧形部１８を有す る。第１翼板１４が凹溝１２を有し、第２翼板１６が凹穴１１を有する。また、 クリップ板２は係止板２１を含む。係止板２１の一端を、翼板１４の凹部１２に 嵌め込んで、他端を翼板１４の凹穴１１に嵌め込む。クリップ板２の他端は弧形 の係止部２２であり、本体１の弧形段１８に係止されると、クリップ板２と本体 １を安定かつ堅固に接合し、棚のフレーム３を安定かつ堅固に接合する。棚のフ レーム３の断面が方形、三角形、多角形または他の形状を採用してもよい。係止 板２１は二つの棚３を密着して係止するために弾性を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例によるクリップ金具の分解図で
ある。

【図２】本考案の実施例によるクリップ金具の断面図で
ある。

【符号の説明】

１ 本体 ２ クリップ板 ３ フレーム １１ 凹穴 １２ 凹溝 １４、１６ 翼板 １８ 弧形段 ２１ 係止板 ２２ 係止部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 棚のフレームに差し込むための本体と、
   係止板を有するクリップ板とを備え、 前記本体は、凹溝を有する第１翼板と、凹穴を有する第
   ２翼板とを有し、 前記係止板の一端を前記凹溝に嵌め込み、前記係止板の
   他端を前記凹穴に嵌め込み、前記クリップ板の係止端で
   前記本体を係止可能なことを特徴とするクリップ金具。