JP3052878B2 - 光増幅器 - Google Patents

光増幅器

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JP3052878B2
JP3052878B2 JP9075667A JP7566797A JP3052878B2 JP 3052878 B2 JP3052878 B2 JP 3052878B2 JP 9075667 A JP9075667 A JP 9075667A JP 7566797 A JP7566797 A JP 7566797A JP 3052878 B2 JP3052878 B2 JP 3052878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光信号を励起光によ
って光増幅する光増幅器に係わり、詳細には複数の光信
号を多重した光波長多重信号を一括して光増幅する光増
幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の光波長多重信号を一括して増幅す
る光増幅器では、所定の信号を基準信号として割り当て
てこれを監視することで自動レベル制御を行う場合があ
る。この自動レベル制御(ALC)では、基準信号とな
る正弦波で変調した光信号を入力する光波長の1つに割
り当てて、増幅後のその基準信号の振幅変化量をモニタ
するようにしている。そして、振幅変化量に応じて、光
増幅を行うための励起光源へのバイアス電流を変化させ
て、入力信号の変動があっても増幅後の出力信号のレベ
ルが常に一定になるような制御を行っている。
【0003】図3は、自動レベル制御を行っていない従
来の光増幅器の回路構成を参考のために示したものであ
る。この光増幅器では、前段の光増幅器11と後段の光
増幅器12の2段階の光増幅器を使用しており、これら
の間にアイソレータ13を配置した構成となっている。
前段の光増幅器11は、前段の励起光源14から励起光
15を入力して、入力端子16から入力された光信号1
7と多重する波長多重部18と、この出力側に配置され
たアイソレータ19と、このアイソレータ19の出力側
に配置された前段の光増幅ファイバ21とから構成され
ている。後段の光増幅器12は、後段の励起光源24を
有しており、これから出力された励起光25はアイソレ
ータ13から出力される光信号26と波長多重部27で
多重され、その出力28は後段の光増幅ファイバ29で
増幅される。増幅後の光信号31はアイソレータ32を
経て後段の光増幅器12から出力されて出力端子33に
光信号34として供給されるようになっている。アイソ
レータ13は、前方励起構成の前段の光増幅器11の出
力側のアイソレータであると同時に、後方励起構成の後
段の光増幅器12の入力側のアイソレータとなってい
る。
【0004】このような構成の従来の光増幅器では、入
力端子16から入力された複数の光信号17が前段の光
増幅ファイバ21において増幅され、次に後段の光増幅
ファイバ29で増幅されて光信号34として出力される
ことになる。前段の光増幅器11は前方励起構成となっ
ているので、雑音指数が後方励起構成の後段の光増幅器
12よりも低い。そこで、前段の光増幅ファイバ21の
両端に光アイソレータを接続することが原理的に可能で
あり、これらの接続によりこの光増幅ファイバ21と合
波用の光結合器と励起用光源部等との接続部で生じる残
留反射による発振を抑圧して、光出力を安定化してい
る。
【0005】後方励起構成の後段の光増幅器12では、
前方励起構成の前段の光増幅器11よりも飽和出力が大
きい。そこで、初段で増幅された高光信号の場合には、
後段の光増幅ファイバ29の自然放出光成分は十分抑圧
されているので、高光出力が出力端子33に供給される
ことになる。
【0006】図4は、自動レベル制御回路を付加した従
来の光増幅器の回路構成を表わしたものである。図3と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。この図4に示した光増幅器では、後段の
光増幅器12のアイソレータ32から出力される光信号
34が光分岐器41に入力され、出力端子33に出力さ
れる特定波長成分以外の光信号42と光/電気変換回路
43に入力される特定波長成分の光信号44とに分岐さ
れる。光/電気変換回路43は入力された特定波長成分
の光信号44をそのレベルに応じた電圧値の電気信号に
変換し、電圧信号46として演算増幅器47に供給す
る。演算増幅器47は基準電圧設定回路48から出力さ
れる基準電圧49と電圧信号46を用いて所定の演算を
行い、演算結果51を励起光源電流回路52に与える。
励起光源電流回路52は、これを基にして前段および後
段の励起光源14、24の励起光の強さの制御を行うこ
とになる。
【0007】この光増幅器では、入力端子16から入力
された複数の光信号17の1つに基準信号となる正弦波
で変調した信号を割り当てている。そして、この信号
(基準信号)の波長成分を光分岐器41で分岐して光信
号44として光/電気変換回路43に供給する。光/電
気変換回路43ではこれを正弦波の振幅に対応した電圧
信号46に変換することになる。演算増幅器47はこの
電圧信号46と基準電圧49をモニタして、励起光源電
流回路52はこれらの差分を打ち消すように前段および
後段の励起光源14、24に対して、これらの駆動電流
を制御する駆動電流制御信号54を供給する。これによ
り、出力端子33からは増幅後の光出力のレベルが一定
となった光信号42が出力されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の光
増幅器では、入力端子16から入力される光信号17の
レベルが大きくなればなるほど、前段および後段の励起
光源14、24に流れるバイアス電流が前段および後段
の光増幅器11、12で同時に小さくなるような制御が
行われることになる。この結果、雑音指数の低い前方励
起構成の前段の光増幅器11で、レベル的に変化のない
雑音成分に対する信号の増幅成分が小さくなり、信号と
ノイズの比を表わす雑音指数が劣化するという問題が発
生した。
【0009】なお、特開平4−96287号公報には、
図4に示した光増幅器と同様に前段と後段の2段階の増
幅を行う光増幅器が開示されている。この光増幅器で
は、前段の増幅は低雑音で高利得な増幅機能を有する構
成としており、後段では飽和利得の高い後方励起構成と
している。これは、低入力の光信号を安定して高い光出
力に増幅するための光増幅器であり、入力される光信号
のレベルが大きくなったときの問題を解決するものでは
ない。
【0010】そこで本発明の目的は、入力される光信号
のレベルが大きくなっても、雑音指数を劣化させること
のない光増幅器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)入力端子に入力された光波長多重された光信
号を前方励起構成で光増幅する前段の光増幅手段と、
(ロ)この前段の光増幅手段に励起光を供給する前段の
励起光源と、(ハ)前段の光増幅手段により光増幅され
た光信号を後方励起構成で更に光増幅する後段の光増幅
手段と、(ニ)この後段の光増幅手段に励起光を供給す
る後段の励起光源と、(ホ)後段の光増幅手段により光
増幅された光信号を分配し、一方は特定の光波長多重信
号の中から基準信号としての正弦波を分離し、もう一方
は光信号を出力端子に出力する光分岐手段と、(へ)
段の励起光源の励起光のパワーの変化を検出してこの変
化に応じて前段の励起光源のパワーを一定に保つように
励起光源へのバイアス電流を変化させる自動パワー制御
手段と、(ト)前段の励起光源の励起光の温度の変化を
検出して、この励起光源の検出温度が所定の基準値と等
しくなるようにペルチェ素子を制御し加熱あるいは冷却
を行ってバイアス電流値を高い値に保って励起光源を所
定の温度に保つ自動温度調整手段と、(チ)光分岐手段
により分岐された特定の波長の正弦波を検波し整流して
得られた電圧値からなる基準信号が所定の信号レベルに
なるように後段の励起光源へのバイアス電流を変化させ
自動レベル制御手段とを光増幅器に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、前段と
後段の2段階の光増幅手段で波長多重された光信号を光
増幅するとき、前段の前方励起構成の光増幅手段に励起
光を供給する前段の励起光源の温度をペルチェ素子を使
用した自動温度調整手段によって所定の温度に保つとと
もに、この前段の励起光源のパワーを励起光源へのバイ
アス電流を変化させるようにした自動パワー制御手段に
よって一定に保つようにしている。また、入力端子に入
力された波長多重された光信号の中の1つを基準信号
で変調した特殊な光波長として割り当て、後方励起構成
の後段の光増幅手段の後に配置した光分岐手段でこの基
準信号の正弦波を分離するようにし、これを検波して整
流して得られた電圧値が所定の信号レベルになるように
後段の励起光源へのバイアス電流を変化させる自動レベ
ル制御手段で波長多重された光信号の全体的な増幅率の
制御を行っている。これにより、入力される光信号のレ
ベルが大きくなっても、雑音指数が劣化することがなく
なる。また、自動温度調整手段がペルチェ素子を制御し
加熱あるいは冷却を行って励起光源を所定の温度に保っ
ているので、この条件で励起光源へのバイアス電流値を
高い値に保つことができる。また、飽和利得の大きな後
方励起構成の後段の光増幅手段は自動レベル制御手段を
備えているので、入力レベル変動があっても増幅した光
出力を一定にして送出することができる。したがって、
入力光信号のレベルが大きくなっても、雑音指数を劣化
させることなく一定の光増幅を行うことが可能になる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における光増幅器
の原理的な構成を表わしたものである。この光増幅器
は、入力端子101から入力される複数の光波長多重さ
れた光信号102の増幅を行う光増幅部103を有して
いる。光増幅部103は、前段の光増幅器104と後段
の光増幅器105の2段構成となっている。前段の光増
幅器104は前段の励起光源106の出力する励起光1
07によって光信号102を増幅する前段の光増幅部1
08と、後段の励起光源109の出力する励起光111
によって前段の光増幅器104から出力される光信号1
12を増幅する後段の光増幅部113を備えている。後
段の光増幅部113から出力される光信号114は、増
幅後の信号として出力端子115から出力されることに
なる。
【0019】前段の励起光源106は、第1および第2
の制御部121、122によって制御され、後段の励起
光源109は、第3の制御部123によって制御される
ようになっている。すなわち、光増幅部103は入力端
子101に入力された光信号102を光信号のままで増
幅するが、第1の制御部(ATC)121は、前段の励
起光源106の温度の増減に応じてこの前段の励起光源
106の温度調節の制御を行い、第2の制御部(AP
C)122は光のパワーの増減に応じて前段の励起光源
106を制御する。これにより、雑音指数が低くなるよ
うな制御が行われる。第3の制御部(ALC)123
は、入力信号の光波長の1つに割り当てられた正弦波の
振幅の増減に応じて後段の励起光源109の制御を行
い、これにより、入力レベルの変動に対して出力端子1
15から出力される光信号114のレベルが一定に保た
れるような制御が行われる。なお、本発明とは直接関係
しないが、温度変化に対して安定したレーザ出力を行う
ような技術として特開昭61−42979号公報に開示
された励起光源の発光開始タイミング制御を行う技術が
存在している。
【0020】図1に示したこの光増幅器の原理動作を説
明する。入力端子101には光信号102として光波長
多重信号が入力される。この光波長多重信号は、前段の
励起光源106から出力される励起光107によって前
段の光増幅部108で増幅される。そして後段の励起光
源109から出力される励起光111によって後段の光
増幅部113で更に増幅されることになる。
【0021】ここで、光波長多重された光信号102の
うちの1つの入力信号の光波長は、基準信号となる正弦
波で変調されている。後段の光増幅部113で増幅され
た信号は、光信号114として出力端子115から出力
される一方、第3の制御部123へ入力される。第3の
制御部123では、入力信号に割り当てられた基準信号
の正弦波の振幅に応じて励起光111のパワーを制御
し、出力端子115から出力される光信号114が一定
になるように後段の励起光源109から出力される励起
光111のパワーを制御(ALC制御)する。
【0022】また、第1の制御部121では、前段の励
起光源106に内蔵された図示しない温度センサの温度
変化を検出し、この温度変化に応じて同じく図示しない
ペルチェ素子への駆動電流の方向を制御(ATC制御)
して、この素子による冷却あるいは加熱の制御を行うこ
とで、前段の励起光源106の温度調節を行うことにな
る。第2の制御部122では、前段の励起光源106の
光出力パワーに応じてその光パワーが一定になるように
励起光107のパワーを制御(APC制御)を行う。
【0023】図2は、図1に示した光増幅器の具体的な
回路構成を表わしたものである。図1と同一部分には同
一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
前段の光増幅部108は、入力端子101から入力され
た光信号102に前段の励起光源106から出力された
励起光107を多重する波長多重部131と、多重後の
光信号132を増幅する第1の光増幅ファイバ133
と、励起光107を同じく入力してこれを電圧値に変換
する光/電気変換回路135によって構成されている。
第1の光増幅ファイバ133から出力される光信号11
2は、後段の光増幅部113に入力される。
【0024】後段の光増幅部113は、後段の励起光源
109から出力される励起光111と光信号112を多
重する波長多重部141と、多重後の光信号142を増
幅する第2の光増幅ファイバ143と、増幅後の光信号
144を光信号145と光信号146とに分岐する光分
岐部147と、光信号145を基準信号に変換する光/
電気変換回路148とによって構成されている。なお、
前段の励起光源106は、この光源自体の温度制御を行
うためのペルチェ素子151とこのペルチェ素子151
による温度制御を可能にするための温度検出センサを備
えたセンサ回路152とを備えている。
【0025】第1の制御部121は、所定の基準電圧を
設定するための基準電圧設定回路161を備えている。
基準電圧設定回路161から出力される基準電圧162
は演算増幅器163に入力され、センサ回路152から
出力される検出温度を表わした電圧値164と比較され
演算される。この演算結果165はペルチェ素子駆動回
路167に入力され、前段の励起光源106の温度を上
げるか下げるかによってペルチェ素子151を流れる電
流の向きが制御され、これに応じて冷却あるいは加熱制
御が行われることになる。
【0026】第2の制御部122も演算増幅器171を
備えている。演算増幅器171は基準電圧設定回路17
2から出力される基準電圧値173と前段の光増幅部1
08の光/電気変換回路135から出力される電圧値情
報174を入力し、これらを比較して演算を行う。演算
結果175は励起光源駆動回路176に入力され、前段
の励起光源106の光出力パワーに応じてその光パワー
が一定になるように励起光107のパワー制御(AP
C制御)が行われるようになっている。
【0027】更に、第3の制御部123も演算増幅器1
81を備えている。演算増幅器181は基準電圧設定回
路182から出力される基準電圧値183と後段の光増
幅部113の光/電気変換回路148から出力される電
圧値情報184を入力し、これらを比較して演算を行
う。演算結果185は励起光源駆動回路186に入力さ
れ、基準信号の正弦波の振幅に応じて、後段の励起光源
109から出力される励起光111のパワーを制御し、
出力端子115から出力される光信号114が一定にな
るような制御(ALC制御)が行われるようになってい
る。
【0028】このような本実施例の光増幅器で、入力端
子101から入力された光波長多重された光信号102
は、波長多重部131にて多重された前段の励起光源1
06の励起光107によって第1の光増幅ファイバ13
3で増幅される。この増幅された光信号112は、波長
多重部141において多重された後段の励起光源109
の励起光111によって第2の光増幅ファイバ143で
増幅される。ここで、入力端子101から入力された光
信号102の1つの光波長は、基準信号となる正弦波で
変調されている。このため、第2の光増幅ファイバ14
3で増幅された光信号144が光分岐部147に入力
れたとき、この光波長成分が光信号145として光/電
気変換回路148に供給されることになる。光信号14
6は出力端子115に出力される。光/電気変換回路1
48は、基準信号としての正弦波信号を検波し、整流し
てその電圧値を電圧値情報184として演算増幅器18
1に供給することになる。
【0029】第3の制御部123内の基準電圧設定回路
182は、出力端子115から出力される光信号146
を所要のレベルとするための基準電圧値(Vo1 )18
3を演算増幅器181に供給している。演算増幅器18
1は、この基準電圧値183と検波信号の電圧値との差
分を打ち消すように後段の励起光源駆動回路186を制
御し、光信号146の出力レベルを一定にしている(A
LC制御)。
【0030】一方、前段の励起光源106の励起光10
7は光/電気変換回路135に入力され、その光パワー
が電圧成分として演算増幅器171に入力される。演算
増幅器171には、励起光107が所要のパワーとなる
ように、基準電圧設定回路172から基準電圧値(Vo
P)173が入力されている。演算増幅器171は、基
準電圧値173と光パワーを変換した電圧値としての電
圧値情報174との差分を打ち消すように励起光源駆動
回路176を制御し、前段の励起光源106から出力さ
れる励起光107の光パワーを一定に保っている(AP
C制御)。
【0031】更にペルチェ素子駆動回路167は、前段
の励起光源106の温度を冷やしたり温める制御を行う
ことで内部温度を一定に保つようにしている。すなわ
ち、センサ回路152から出力される検出温度を表わし
た電圧値164は演算増幅器163に入力され、基準電
圧設定回路161から出力される基準電圧(Vot )1
62との差分を打ち消すようにペルチェ素子駆動回路1
67を制御して前段の励起光源106の温度を一定に制
御することになる(ATC制御)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、雑
音指数の低い前方励起構成で励起光源のバイアス電流が
大きくなるように設定すれば、雑音成分に対する信号の
増幅成分が大きくなり、良好な信号対雑音比で光信号を
増幅することができ、高品位の信号伝送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光増幅器の原理的な
構成を表わしたブロック図である。
【図2】図1に示した光増幅器の具体的な回路構成を表
わしたブロック図である。
【図3】自動レベル制御を行っていない従来の光増幅器
の回路構成を参考のために示したブロック図である。
【図4】自動レベル制御回路を付加した従来の光増幅器
の具体的な回路構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
102 (増幅前の)光信号 103 光増幅部 106 前段の励起光源 108 前段の光増幅部 109 後段の励起光源 113 後段の光増幅部 114 (増幅後の)光信号 121 第1の制御部(ATC) 122 第2の制御部(APC) 123 第3の制御部(ALC) 147 光分岐部 161、172、182 基準電圧設定回路 163、171、181 演算増幅器 167 ペルチェ素子駆動回路 176、186 励起光源駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−48207(JP,A) 特開 平4−320385(JP,A) 特開 平5−241209(JP,A) 特開 平8−139399(JP,A) 特開 昭63−74222(JP,A) 特開 平7−212315(JP,A) 特開 平4−96287(JP,A) 特開 昭61−42979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 H04J 14/00 H01S 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に入力された光波長多重された
    光信号を前方励起構成で光増幅する前段の光増幅手段
    と、 この前段の光増幅手段に励起光を供給する前段の励起光
    源と、 前記前段の光増幅手段により光増幅された光信号を後方
    励起構成で更に光増幅する後段の光増幅手段と、 この後段の光増幅手段に励起光を供給する後段の励起光
    源と、前記後段の光増幅手段により光増幅された光信号を分配
    し、一方は特定の光波長多重信号の中から基準信号とし
    ての正弦波を分離し、もう一方は光信号を出力端子に出
    力する光分岐手段と、 前記前段の励起光源の励起光のパワーの変化を検出して
    この変化に応じて前段の励起光源のパワーを一定に保つ
    ように励起光源へのバイアス電流を変化させる自動パワ
    ー制御手段と、 前記前段の励起光源の励起光の温度の変化を検出して
    この励起光源の検出温度が所定の基準値と等しくなるよ
    うにペルチェ素子を制御し加熱あるいは冷却を行ってバ
    イアス電流値を高い値に保って励起光源を所定の温度に
    保つ自動温度調整手段と、前記光分岐手段により分岐された特定の波長の正弦波を
    検波し整流して得られた電圧値からなる基準信号が所定
    の信号レベルになるように前記後段の励起光源へのバイ
    アス電流を変化させる 自動レベル制御手段とを具備する
    ことを特徴とする光増幅器。
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