JP3052712U - 幅の調節できる背筋を伸ばす為の健康器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 首からおしりまでの背筋を伸ばし、どんな体
型の人でも合うように、幅が調節でき、長い時間当てて
も痛くないようにする。 【解決手段】 長めの台座（１）に、ネジ穴（４）を数
箇所あける。そして、立ちの高い上部面積の広いネジ山
の付いた突起（２）（３）を使う人の背中の幅に合わせ
て、自由に幅が調節できるように台座（１）に取り付け
る。他に、長めの台座（１）に凹凸と先端にカーブを付
ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、台座に突起の付いた背筋を伸ばす為の健康器具に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、台座に突起が２つないし４つ付き、その上にあお向けに寝て背筋 を指圧する為のものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 （イ） 突起の部分が固定されているので、人により背中の幅が違うこ ともあり、背すじの当てたいところに当たらず効果が薄れてしま う。 （ロ） 背筋に当たる突起の上部面が小さい為、痛くて短時間しか当て ていることができない。 （ハ） 突起の部分の高さが低いために、あおむけに寝たとき腰の部分 が浮いている人が使うと、突起部分がほとんど当たらないので効 果が薄い。 （ニ） 背筋の幅ぐらいの台座の両端に突起が付いて小さかったので、 あお向けに寝た状態で背筋にそって移動させるのが非常に困難で あった。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

長めの台座（１）に、ネジ穴（４）を数箇所あける。そして、立ちの高 い上部面積の広いネジ山の付いた突起（２）（３）を使う人の背中の幅に 合わせて、自由に幅が調節できるように台座（１）に取り付ける。 長めの台座（１）に凹凸（Ａ）と、先端にカーブ（Ｂ）を付ける。本考 案は、以上のような構成よりなる背筋を伸ばすための健康器具である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

（イ） 台座（１）に突起（２）（３）を取り付けた本体の上にあお向 けに寝て、台座（１）の突起の付いていない方をもって移動させ る。 （ロ） 台座（１）の（Ａ）の部分は、本体を横にして置き、凹凸の部 分が首筋に当たるようにあお向けに寝て使う。 （ハ） 台座（１）の（Ｂ）の部分は、脇の下の筋の縮んでいる部分を 伸ばす為、座った状態で脇の下にはさんで押すようにして体重を かける。 以上のようにして使う健康器具である。

【０００６】

【考案の効果】

（イ） 突起（２）（３）の幅が調節することができることにより、ど んな体型の人でも適切な位置に突起を当てることができるので効 果が大である。 （ロ） 突起（２）（３）の体に当たる上部面は、指圧ではなく手のひ らで背筋を押して伸ばすマッサージをイメージして平坦に広くし てあるので、長く当てたまま寝ていることができ、使用後背中が 非常にやわらかくなり血行がよくなる。 （ハ） 以前あった物より突起（２）（３）を高くしたことにより、腰 の部分にしっかり当たるだけでなく、背筋の部分に当てた時は、 少しそった状態になるので背筋が伸ばされる。 （ニ） 台座（１）が長めにできているので、手で持って寝たままの状 態で簡単に移動できる。 （ホ） 台座（１）の（Ａ）の部分を首に当てて使うことにより、首の 血行がよくなる。 （ヘ） 台座（１）の（Ｂ）の部分を脇の下の筋の縮んだ所に当たるよ うにはさみ、体重をかけたり、ゆるめたり繰り返すことにより、 やわらかくなってくる。 （ト） 以上説明した以外にも台座（１）を握って先端の突起（２）（ ３）の部分を足・腰・肩たたきとしても使用できる。 なお、突起の幅の調節は、ねじ込み式だけでなく、図５のように スライド式でもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案の断面図である。

【図３】 本考案の分解図である。

【図４】 本考案のネジ山・ネジ穴の説明図である。

【図５】 本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

（１）台座 （２）突起 （３）突起 （４）ネ
ジ穴 （５）スライド穴 （Ａ）凹凸 （Ｂ）出っ張りカーブ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 台座（１）のネジ穴（４）に突起（２）
   突起（３）を取り付ける。以上のごとく構成された背筋
   を伸ばす為の健康器具。