JP3052694U - 陶芸用のロクロ - Google Patents

陶芸用のロクロ

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JP3052694U
JP3052694U JP1998002369U JP236998U JP3052694U JP 3052694 U JP3052694 U JP 3052694U JP 1998002369 U JP1998002369 U JP 1998002369U JP 236998 U JP236998 U JP 236998U JP 3052694 U JP3052694 U JP 3052694U
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JP
Japan
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turntable
potter
wheel
dove
outer edge
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998002369U
Other languages
English (en)
Inventor
努 清野
Original Assignee
努 清野
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドベがターンテーブルから溢れ出たり、ある
いはターンテーブルの外方へ飛散するのを防止し得ると
共に、脱着交換が容易なドベ受けを備えた陶芸用のロク
ロを提供する。 【解決手段】 陶芸用のロクロにおいて、そのターンテ
ーブル2の外縁に脱着自在に嵌合し固定されるリング状
のドベ受け4を設け、このドベ受け4をターンテーブル
2の外縁部上方に適当高さの円形障壁5が形成されるよ
う構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、陶芸用のロクロ、特にそのターンテーブル部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
概して、ロクロを使って粘土を成形する場合、手水と粘土の摩擦により当該粘 土が溶けてドロドロとなり、これが成形品の周りからターンテーブル上に流下し 、徐々にターンテーブルから溢れたり、あるいは飛散することで、ターンテーブ ルの周囲を汚してしまうことがあった。 ちなみに、陶芸用語では、上記のロクロを使って粘土を成形することを「水挽 き」、上記のドロドロに溶けた粘土を「ドベ」と各々称する。
【0003】 そこで、近年、ターンテーブルの一側部に、平面円弧状のドベ受けカバーを固 定して設け、水挽き中にドベが飛散するのを阻止し、ターンテーブルの周囲を汚 さないように工夫したロクロが市販されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のロクロでは、水挽き中にドベがターンテーブル から溢れ出るのを完全に阻止することができず、且つターンテーブルの全周でド ベの飛散を阻止することもできなかった。また、ドベ受けが汚れたときに簡単に 取り外して清掃したり、あるいは交換することができなかった。
【0005】 本考案は、上記した従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもの で、ターンテーブルの外縁に脱着自在に嵌合し固定されるリング状のドベ受けを 設け、このドベ受けをターンテーブルに嵌合したとき、ターンテーブルの外縁部 上方に円形障壁が形成されるように構成したことにより、水挽き中にドベがター ンテーブルから溢れ出るのを阻止することができると共に、ターンテーブルの全 周に亘るドベの飛散を確実に阻止し得、しかもドベ受けが汚れたときに簡単にタ ーンテーブルから取り外して清掃し、その後ワンタッチで再びターンテーブルに 取り付けることが可能なロクロを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る陶芸用のロクロは、陶芸用のロクロ において、そのターンテーブルの外縁に脱着自在に嵌合し固定されるリング状の ドベ受けを設け、このドベ受けをターンテーブルに嵌合したとき、ターンテーブ ルの外縁部上方に適当高さの円形障壁が形成されるようにしたことを特徴とする 。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面に基づいて説明する。 図1は本考案の全体正面図であり、図2は本考案の要部を示す一部切欠拡大正 面図である。
【0008】 図1において、1は電動ロクロ本体、2はその本体1の上面片側に水平状態で 回転自在に軸支された円形のターンテーブルを各示す。もとより、このターンテ ーブル2は、電動ロクロの本体1に内蔵された変速機付きの駆動機構(図示しな い)によって低、高速調整自在に回転する。尚、図中3はその回転軸を示す。
【0009】 図1及び図2において、4は金属板を用いてリング状に形成されたドベ受けで 、円形のターンテーブル2の外縁に脱着自在に嵌合し固定される内径Lを有する と共に、嵌合時に、ターンテーブル2の上方に円形障壁5が形成される分の高さ Kを備えている。 この円形障壁5の高さKは、低すぎるとドベ受けとしての機能を果さなくなり 、他方、高すぎると水挽き作業の邪魔になるため、適当な高さ(だいたい1〜5 cm)に設定される。
【0010】 上記ドベ受け4の内壁面の略中央部には、図2に示したように、ターンテーブ ル2の上縁に上方より係止される突縁部6が周設してあり、このことによって、 ドベ受け4をターンテーブル2の外縁に嵌合したとき、突縁部6がターンテーブ ル2の上縁に突き当ることで常時定位置に固定できる。
【0011】 しかしながら、ドベ受け4をターンテーブル2の外縁に嵌合したとき、ターン テーブル2の上方に所定の高さKの円形障壁5が形成されるものであれば、必ず しもドベ受け4の内周に突縁部6を設けなくとも良い。
【0012】 使用に際しては、ターンテーブル2の上面に粘土を載せ、電動ロクロの本体1 の変速機付き駆動機構を駆動させることでターンテーブル2を回動しつゝ水挽き を行なうものであるが、この水挽き中、ドベが成形品の周囲から流下、あるいは 飛散しても、ターンテーブル2の外縁に嵌合されたドベ受け4の円形障壁5に阻 止されてターンテーブル2の周縁を汚すおそれが少ないものである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上のとおり、陶芸用のロクロにおいて、ターンテーブル2の外縁 に脱着自在に嵌合し固定され、ターンテーブル2の外縁上方に適当な高さの円形 障壁5が形成されるリング状のドベ受け4を設けたものであるから、水挽き中に ドベがターンテーブル2から溢れ出たり、あるいはターンテーブルの外方へ飛散 し、ターンテーブル周縁を汚すのを阻止し得るものである。また、ドベ受けが汚 れたときにはターンテーブルから簡単に挽き抜いて清掃することができると共に 、清掃後ワンタッチで再びターンテーブルに取り付けることができるものである 。尚、本考案のドベ受け4はコンパクトでスペースの無駄が省け、且つ低コスト であることも利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体正面図である。
【図2】本考案の要部を示す一部切欠拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
1 電動ロクロの本体 2 ターンテーブル 4 ドベ受け 5 円形障壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶芸用のロクロにおいて、そのターンテ
    ーブルの外縁に脱着自在に嵌合し固定されるリング状の
    ドベ受けを設け、このドベ受けをターンテーブルに嵌合
    したとき、ターンテーブルの外縁部上方に適当高さの円
    形障壁が形成されるようにしたことを特徴とする陶芸用
    のロクロ。
JP1998002369U 1998-03-27 1998-03-27 陶芸用のロクロ Expired - Lifetime JP3052694U (ja)

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ID=43186801

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228519A (ja) * 1990-05-30 1992-08-18 Nippon Steel Corp 冷間加工性の優れた棒鋼の製造方法
JP3158528U (ja) * 2009-10-29 2010-04-08 美知子 鹿内 陶芸用ロクロターンテーブル飛散防止ガード帯
JP2018161757A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社ハーメックス 手回しろくろの外部回転駆動ユニット
JP2020163655A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社ハーメックス ろくろユニット、および、ろくろ用のアタッチメント部材

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