JP3052619U - 環状手持ち制御装置 - Google Patents

環状手持ち制御装置

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JP3052619U JP1998001794U JP179498U JP3052619U JP 3052619 U JP3052619 U JP 3052619U JP 1998001794 U JP1998001794 U JP 1998001794U JP 179498 U JP179498 U JP 179498U JP 3052619 U JP3052619 U JP 3052619U
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(57)【要約】 【課題】 制御装置の殻体の形状を卵形にして、指を通
す指止孔を設け、制御装置自体を手中に握り易くする。 【解決手段】 殻体(1A)の側面に横向きに貫通する
指止孔(11)を備え、殻体(1A)の上面に主制御ロ
ーリングボール(12)、ディスプレイ(13)を設
け、主制御ローリングボール(12)によってデジタル
またはアナログ信号を発生し、殻体(1A)の表面に機
能を選択する機能選択装置(14)を設け、殻体(1
A)を片手で握持し、機器の機能を容易に制御すること
ができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電子、電気機器の機能を遠隔で制御する制御装置の構成に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の手持ち型の制御装置で、例えばリモートコントローラ、掌握型電子ゲー ム器、掌握型電子計算器などは、いずれもその外形構成は人の手に合わせた方形 状のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来の掌握型の制御装置の構成は、単なる方形状で、それらの容積は比 較的大きく、手に持った場合の握持具合はよいものではなかった。操作するのに も各種の機能装置の配置が手の指に合わせた適切なものでなく、片手で操作する のは難しく必ずしも使い勝手の良いものではない。 本考案は、制御装置の殻体の形状を卵形か楕円形状にして、表面にローリング ボール及びディスプレイを設け、殻体に指を通す指止孔を設けるか、あるいは数 本の指が入る環状把手を設け、制御装置自体を手中に握り易く小型に構成し、指 先でローリングボール、機能選択装置等を自由に操作できるようにして、前記従 来の問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述した問題点を解決するために、本考案の環状手持ち制御装置は、殻体の側 面に横向きに貫通する1つまたは1つ以上の指止孔を備え、殻体の上面に主制御 ローリングボール、ディスプレイを設け、主制御ローリングボールによってデジ タルまたはアナログ信号を発生し、殻体の表面に機能を選択する機能選択装置を 設け、殻体を片手で握持し、電子、電気機器の機能を容易に制御することができ るようにしたものである。 前記機能選択装置は制御機能の必要に応じて選択的に設置され、その機能選択 装置は、スイッチ、表示ランプ、音響表示器、タイマ及び計数器等の1項目また は1項目以上の複数項目の装置である。 前記主制御ローリングボールは、押しボタンスイッチ機能を含むトラックボー ルの構成であり、または、揺動スイッチ機能を含むジョイスティックの構成であ り、また、主制御ローリングボールは電気抵抗式、コンデンサー式、光学式、パ ルス式あるいはエンコーダ式等により、デジタルまたはアナログ信号を発生し、 その操作機構は指で操作する誘導式、圧力式、光学式、可変抵抗式、コンデンサ ー式等の非機械検知機構によるものである。 また、殻体内部に機器の機能を制御するのに必要な電子回路、電源素子及びソ フトウェア等より構成される機能回路を含み、主制御ローリングボールの操作に よりデジタルまたはアナログ信号を発生するようにした。
【0005】 殻体は、主制御ローリングボール及びディスプレイが位置する上面部材と、環 状で指止孔を備えて手で握持する下部殻体を縦に中央で2分される2つの下部部 材、または一体で内部が中空の下部部材との複数の部材で構成されている。 また、殻体の後面に設けた2つの対応した係止溝に、弾力を持つ環状把手の両 端を埋め込み嵌合した把手を設けるか、あるいは、殻体の後面に楕円状のクロー ズド環状把手を設けた構成にし、殻体及び把手の部材は同質または異なる材質に より単独に作られ、組み合わされて殻体が構成されるようにする。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1に本考案の第1の実施の形態を示す。(a)の斜視図に示すように制御装 置10Aの構成は、殻体1Aの表面に電子、電気機器の機能を制御する主制御ロ ーリングボール12を、制御の状態を表示するディスプレイ13を設ける。 殻体1Aの形状は卵形で、側面に手の指を挿入して握持し易いようにした指止 孔11を設け、その指止孔11の内側に機能を選択する機能選択装置14を設け たものである。
【0007】 主制御ローリングボール12の構成は、押しボタンスイッチ機能を含むトラッ クボールの構成であってもよく、または、揺動スイッチ機能を含むジョイスティ ックの構成であってもよく、主制御ローリングボール12は電気抵抗式、コンデ ンサー式、光学式、パルス式あるいはエンコーダ式等により、デジタルまたはア ナログ信号を発生する。 機能選択装置14は、スイッチ、表示ランプ、音響表示器、タイマ及び計数器 等の1項目または1項目以上の複数項目の装置からなり、主制御ローリングボー ル12より発生するデジタルまたはアナログ信号と相挨って機器の機能を制御す る。
【0008】 殻体1Aの形状は、(b)の平面図に示すようにローリングボール12及びデ ィスプレイ13の位置する上面の前部は楕円形で、(c)の正面図に示すように 前にローリングボール12が、その後にディスプレイ13がある。(d)の側面 図に示すように、側面からみると殻体1Aは楕円形で、その中央部にやはり楕円 形の指止孔11を設けたものである。指止孔11の前部の内側には機能選択装置 14があり、握持するために挿入した指で操作するようになっている。
【0009】 殻体1Aの構造は、(b)、(c)、(d)に示すように、ローリングボール 12及びディスプレイ13の位置する上面部材と、指止孔11がある下部の握部 を構成する縦に中央で2分される左右対称の2つの殻体部材との複数の部材で形 成されている。下部の殻体部材は内部が中空の一体の部材でもよく、これら部材 は同質または異なる材質の例えばプラスチック材により単独に作られ、組み合わ されて殻体1Aが構成される。さらに、ローリングボール12、ディスプレイ1 3、機能選択装置14及び殻体1A内部に実装される電子制御回路部品、電源素 子等の単独なパーツを組み込んで制御装置10Aは構成される。
【0010】 前記、第1の実施の形態の動作を説明すると、殻体1Aの指止孔11に手の親 指を挿入して制御装置10Aを手中に保持し、表面側に位置する第2指をもって ローリングボール12を任意に廻して機器の制御を行い、また指止孔11に挿入 した親指の根元でもって機能選択装置14を操作し機器の機能を選択制御する。 前記のように制御装置10Aを操作することによって、マウスのように机上の マウスパットがなくても、あるいはジョイスティックのように机の上に固定する ことなく、腕を機器の設置した机より離した状態で、どんな方向、角度、距離に 係わらず安定に操作することができる。
【0011】 図2に本考案の第2の実施の形態を示す。(a)にその斜視図を示す制御装置 10Bの殻体1Bは楕円形で、(b)の平面図に示すように、ローリングボール 12及びディスプレイ13の位置する上部は幅の広い半円形で下部は漸次細くな る握部を呈し、(d)の側面図に示すように、側面は楕円形でその内部にやはり 細長い楕円形の指止孔11を設けたものである。指止孔11の前部内側には必要 に応じて機能選択装置14を設けてもよく、(c)の正面図では、前部にディス プレイ13とその後にローリングボール12が位置している。 第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態と外形形状を異なるものとするも ので、機能操作は同じものである。
【0012】 図3に本考案の第3の実施の形態を示す。(a)の斜視図に示す制御装置10 Cの卵形の殻体1Cをより一層握り易くするように、下部に適当な弧状を呈した 把手15を設けたものである。(b)の平面図に示すように、上部にディスプレ イ13を、下部にローリングボール12を設け、(d)の側面図に示すように、 楕円形の指止孔11の前部内側に機能選択装置14を設けている。(c)の正面 図では、前部にディスプレイ13とその後にローリングボール12がある。 殻体1Cの楕円形の指止孔11に手の第2、3指を挿入し、把手15を手の第 4、5指で支えることによって、容易に制御装置10Cを握持することができ、 表面のローリングボール12及び機能選択装置14を親指で操作するようにした ものである。
【0013】 図4に本考案の第4の実施の形態を示す。(a)の斜視図に示す制御装置10 Dの卵形の殻体1Dの側面に2つの指止孔11、11を設けている。(b)の平 面図に示すように、上部にディスプレイ13を、下部にローリングボール12を 設け、(d)の側面図に示すように、上部の指止孔11の上部内側に機能選択装 置14を設けている。(c)の正面図では、前部にディスプレイ13とその後に ローリングボール12がある。 殻体1Dの上部指止孔11に手の第2、3指を、下部指止孔11に手の第4、 5指を挿入して、指で指止孔11、11を挟み込むように殻体1Dを握持し、制 御装置10Dを容易に握ることができる。表面のローリングボール12及び機能 選択装置14を親指で操作する。
【0014】 図5に本考案の第5の実施の形態を示す。(a)に示すものは、制御装置10 Eの卵形の殻体1Eの後面に設けた2つの対応した係止溝2aに、弾力を持つ環 状把手2の両端を埋め込むように嵌合し、殻体1Eの側面に必要に応じて機能選 択装置14を設けたものである。(b)に示すものは、制御装置10Eの卵形の 殻体1Eの後面に設けた2つネジ孔に、クローズド環状把手3の片側面をボルト 4で取り付け、殻体1Eの側面に必要に応じて機能選択装置14を設けたもので ある。何れの場合においても、殻体1Eの後面に形成された環状把手2、3に片 手の第2〜5指を挿入し制御装置10Eを握って、表面のローリングボール12 及び側面の機能選択装置14を親指で操作するものである。または、環状把手2 、3を片手で持って制御装置10Eを宙吊りにし、別の手でローリングボール1 2及び機能選択装置14を操作するようにしてもよいものである。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、殻体の表面にローリングボール、ディ スプレイ及び機能選択装置を設け、殻体に指を挿入する指止孔または環状把手を 設けて制御装置を片手で持つようにし、指先でローリングボール及び機能選択装 置を操作し、ディスプレイに操作状況を表示するようにしたので、腕を機器を設 置した場所から離した状態で、どんな方向、角度及び距離に係わらず安定した操 作で機器を遠隔制御することができ、至極簡便な制御装置を構成することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態の制御装置を示し、
(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、
(d)は側面図である。
【図2】第2の実施の形態の制御装置を示し、(a)は
斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側
面図である。
【図3】第3の実施の形態の制御装置を示し、(a)は
斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側
面図である。
【図4】第4の実施の形態の制御装置を示し、(a)は
斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側
面図である。
【図5】第5の実施の形態の制御装置を示し、(a)は
弾力を持つ環状把手を持つものの後面からみた斜視図、
(b)はクロズード環状把手を持つものの後面からみた
斜視図である。
【符号の説明】
1A〜1E 殻体 2 把手 2a 係止溝 3 把手 10A〜10E 制御装置 11 指止孔 12 ローリングボール 13 ディスプレイ 14 機能選択装置

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子、電気機器の機能を遠隔で制御する
    制御装置(10A〜10E)であって、 殻体(1A〜1E)の側面に横向きに貫通する1つまた
    は1つ以上の指止孔(11)を備え、 殻体(1A〜1E)の上面に主制御ローリングボール
    (12)、ディスプレイ(13)を設け、主制御ローリ
    ングボール(12)によってデジタルまたはアナログ信
    号を発生し、 殻体(1A〜1E)の表面に機能を選択する機能選択装
    置(14)を設け、 殻体(1A〜1E)を片手で握持し、機器の機能を容易
    に制御することができることを特徴とする環状手持ち制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記機能選択装置(14)は制御機能の
    必要に応じて選択的に設置され、その機能選択装置(1
    4)は、 スイッチ、表示ランプ、音響表示器、タイマ及び計数器
    等の1項目または1項目以上の複数項目の装置である請
    求項1記載の環状手持ち制御装置。
  3. 【請求項3】 前記主制御ローリングボール(12)
    は、押しボタンスイッチ機能を含むトラックボールの構
    成でも、または、揺動スイッチ機能を含むジョイスティ
    ックの構成でもよく、 前記主制御ローリングボール(12)は電気抵抗式、コ
    ンデンサー式、光学式、パルス式あるいはエンコーダ式
    等により、デジタルまたはアナログ信号を発生し、 その操作機構は指で操作する誘導式、圧力式、光学式、
    可変抵抗式、コンデンサー式等の非機械検知機構による
    請求項1記載の環状手持ち制御装置。
  4. 【請求項4】 殻体(1A〜1E)内部に機器の機能を
    制御するのに必要な電子回路、電源素子及びソフトウェ
    ア等より構成される機能回路を含み、 主制御ローリングボール(12)の操作によりデジタル
    またはアナログ信号を発生する請求項1記載の環状手持
    ち制御装置。
  5. 【請求項5】 殻体(1A〜1E)は、主制御ローリン
    グボール(12)及びディスプレイ(13)が位置する
    上面部材と、 環状で指止孔(11)を備えて手で握持する下部殻体を
    縦に中央で2分される2つの下部部材、または一体で内
    部が中空の下部部材との複数の部材で構成される請求項
    1記載の環状手持ち制御装置。
  6. 【請求項6】 殻体(1E)の後面に設けた2つの対応
    した係止溝(2a)に、弾力を持つ環状把手の両端を埋
    め込み嵌合した把手(2)を設け、 または、殻体(1E)の後面に楕円状のクローズド環状
    把手(3)を設けた請求項1記載の環状手持ち制御装
    置。
  7. 【請求項7】 殻体(1A〜1E)及び把手(2、3)
    の部材は同質または異なる材質により単独に作られ、組
    み合わされて殻体(1A〜1E)が構成される請求項5
    及び6記載の環状手持ち制御装置。
JP1998001794U 1998-03-25 1998-03-25 環状手持ち制御装置 Expired - Fee Related JP3052619U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194191A (ja) * 1992-09-24 1994-07-15 Mitsubishi Electric Corp 測定値表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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