JP3052081U - 工事記録写真撮影用表示具 - Google Patents

工事記録写真撮影用表示具

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JP3052081U
JP3052081U JP1998001692U JP169298U JP3052081U JP 3052081 U JP3052081 U JP 3052081U JP 1998001692 U JP1998001692 U JP 1998001692U JP 169298 U JP169298 U JP 169298U JP 3052081 U JP3052081 U JP 3052081U
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JP1998001692U
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幹夫 村山
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幹夫 村山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事名称や調査番号他の項目を記載して、種
々の工事の経過や、工事による他への影響を記録するた
めに当該撮影対象と一緒に撮影する表示器具に於いて、
表示事項の変更を容易にする。 【構成】表示板本体11の表面を書き込み消去自在の材
質で形成すると共に、記録撮影に際して繰り返し書き換
えを必要とする調査番号欄c及び調査事項欄eの空欄箇
所に窓孔13、15を設け、周縁部分に当該記録事項に
対応する記録用文字21,41を表示した回転操作板
2,3を、各窓孔に当該記録用文字が視認されるように
表示板本体の裏面に回転自在に設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種建築工事及び屋外の掘削工事等において、記録用写真を撮影す る際の撮影対象の特定表示に使用する工事記録写真撮影用表示具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
住宅の建設工事の途中経過や、各種土木、建設工事に伴う近隣建造物等の状態 変化(亀裂の発生、亀裂の拡大、柱の傾斜角度)等を記録することによって、後 日に紛争が生じないようにしており、この記録手段として写真撮影が行われる。 この撮影に際しては、撮影場所等の特定のために、「工事名称」「家屋番号」「 調査番号」「氏名」「調査事項(亀裂、傾斜等)」を記載した表示板を使用して いる。この表示板は、通常ホワイトボードとマーカーペンの組み合わせや、黒板 とチョークの組み合わせを使用して、写真撮影毎に必要事項の書き換えを行って いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の各表示項目において、「工事名称」「家屋番号」「調査番号」「氏名」 「調査事項(亀裂、傾斜等)」のうち、同一の「工事名称」「家屋番号」「氏名 」について多数の記録写真を撮影することになり、「調査番号」「調査事項」の 欄が頻繁に書き換えられ、この書き換え作業が煩雑で、撮影作業の能率低下の原 因となっている。 そこで本考案は、書き換えを極力少なくして、撮影作業能率を高める工事記録 写真撮影用表示具を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る工事記録写真撮影用表示具は、工事名称、家屋番号、調査番号、 氏名、調査事項等の所定の項目を記載すると共に、項目毎に区分けして記入空欄 を設けた表示板に於いて、表示板本体表面を書き込み消去自在の材質で形成する と共に、当該記録撮影に際して繰り返し書き換えを必要とする調査番号欄及び調 査事項欄の空欄箇所に窓孔を設け、周縁部分に当該記録事項に対応する記録用文 字を表示した回転操作板を、各窓孔に当該記録用文字が視認できるように表示板 本体の裏面に回転自在に設けてなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
表示板本体の工事名称、家屋番号、氏名は所定事項を書き込み、撮影場所毎に 異なる調査事項並びに調査番号は、回転操作板を操作して、必要時事項を記載し た記録用文字を窓孔に臨ませ、撮影場所に近接配置し、写真内に撮影対象と一緒 に表示具の表示事項も撮影するものである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示した工事記録写真撮影用表示具は、構成部材として、表示板部1と 、二桁番号表示用の2個の第一、第二回転操作板2,3と、文字表示用第三回転 操作板4と、複数の予備数字板5とで構成される。 表示板部1は、表示板本体11と、表示板本体11の裏面上縁に設けた掛止部 12からなり、表示板本体11は、プラスチック板の表面に薄金属板(鉄板等の 磁性金属板)を貼着し、更に白色塗料を塗布して形成した所謂ホワイトボード仕 様で、「工事名称」「家屋番号」「調査番号」「氏名」「調査事項」の各表示欄 a、b、c、d、eを設け、調査番号欄cには、一文字分の空欄c1を空けて、 表示しようとする文字に対応する大きさの窓孔13,14を2個並列して設け、 更に調査事項e欄にも窓孔15を設けてなる。
【0007】 第一回転操作板2及び第二回転操作板3は、表示板本体11の背面に、その軸 位置をずらして各々回転自在にその中心を枢結すると共に、前記調査番号欄cの 窓孔13、14に対応する数字(記録用文字)21、31を周縁部に表示し、且 つ周縁部には凹凸形状の切欠部22、32を形成し、第一回転操作板2の周縁部 の一部は、表示板本体11の側縁より外方に突出させてなる。更に第二回転操作 板3は、第一回転操作板2と表示板本体11との間に位置せしめ、第一回転操作 板2との間にスリップ板33を介在させ、第一回転操作板2の背面には、磁性体 金属板で形成した予備数字板保持板23を設けてなる。
【0008】 第三回転操作板3は、前記第一及び第二回転操作板と同様に、表示板本体11 と第二回転操作板3との間に配置し、第二回転操作板3との間にスリップ板43 を介在させて、その中心を表示板本体11に枢結して回転自在とし、前記調査事 項欄eの窓孔15に対応する記号(記録用文字)41を周縁部に表示し、且つ周 縁部には凹凸形状の切欠部42を形成し、その一部周縁部を表示板本体11の側 縁より外方に突出させてなる。尚各スリップ板33、43は各回転操作板3、4 と一体に設けてなる。
【0009】 予備数字板5は、空欄c1に対応する大きさの磁石シート板の表面に、数字2 1、31と同じ大きさの数字を表記したもので、保持板23に磁気吸着させてな るものである。
【0010】 而して前記器具の使用は、マーカーペンで、表示欄a、b、dにそれぞれ工事 名称、家屋番号、氏名は所定事項を書き込み、撮影場所の調査事項を、第三回転 操作板4を操作して、当該記号を窓孔15から視認させ、更に第一回転操作板2 及び第二回転操作板3を回転させて、所定の二桁の調査番号を窓孔13、14か ら視認できるようにし、撮影場所に近接配置して、写真内に撮影対象と一緒に表 示具の表示事項も撮影するものである。
【0011】 特に本考案の器具は、撮影毎に頻繁に表示事項の変更の必要な、調査番号欄c 及び調査事項欄eの表示を回転板の操作で回転して直ぐに変更でき、而も操作板 2,3,4の外周には切欠部22,32,42を設けたことによって操作し易く したものである。更に最も表示変更が多い調査番号の下一桁及び調査事項を表示 する第一及び第三回転操作板2,4の周縁部を本体11の側縁より突出せしめた ので、更にその操作性を高めたものである。
【0012】 また調査番号の桁数が足りなくなった場合には、予備数字板5を空欄c1に磁 気吸着させることで百の位の数字を特に書き込んだり或は書き換えたりする必要 がない。勿論窓孔14を省略して、十の位の表示に予備数字板を使用するように しても良い。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、工事名称や調査番号他の項目を記載して、種々の工事 の経過や、工事による他への影響を記録するために当該撮影対象と一緒に撮影す る表示器具に関し、表示板本体表面を書き込み消去自在の材質で形成すると共に 、当該記録撮影に際して繰り返し書き換えを必要とする調査番号欄及び調査事項 欄の空欄箇所に窓孔を設け、周縁部分に当該記録事項に対応する記録用文字を表 示した回転操作板を、各窓孔に当該記録用文字が視認される臨むように表示板本 体の裏面に回転自在に設けてなるもので、頻繁な書き換えを必要とせずに、回転 操作板の操作で容易に所望の表示事項を得ることができるもので、撮影作業能率 向上に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図。
【図2】同表示板本体を除去した正面図。
【図3】同背面図。
【図4】同側面図。
【符号の説明】
1 表示板部 11 表示板本体 12 掛止部 13,14,15 窓孔 2 第一回転操作板 3 第二回転操作板 4 第三回転操作板 21,31 数字(記録用文字) 41 記号(記録用文字) 22,32,42 切欠部 23 予備数字板保持板 33,43 スリップ板 5 予備数字板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事名称、家屋番号、調査番号、氏名、
    調査事項等の所定の項目を記載すると共に、項目毎に区
    分けして記入空欄を設けた表示板に於いて、表示板本体
    表面を書き込み消去自在の材質で形成すると共に、当該
    記録撮影に際して繰り返し書き換えを必要とする調査番
    号欄及び調査事項欄の空欄箇所に窓孔を設け、周縁部分
    に当該記録事項に対応する記録用文字を表示した回転操
    作板を、各窓孔に当該記録用文字が視認できるように表
    示板本体の裏面に回転自在に設けてなることを特徴とす
    る工事記録写真撮影用表示具。
  2. 【請求項2】 調査番号表示欄は、窓孔の左記箇所部分
    に適宜な空欄を設け、別に前記空欄に対応する大きさの
    磁石シート板の表面に、調査番号欄表示用数字を表記し
    た複数の予備数字板を形成し、表示板表面に、磁性体金
    属板に白色表面処理したホワイトボードを使用し、回転
    操作板の背面に磁性体金属板で形成した予備数字板保持
    板を設け、前記予備数字板を前記保持板に磁気吸着させ
    てなることを特徴とする請求項1記載の工事記録写真撮
    影用表示具。
  3. 【請求項3】 調査事項欄用の1個の窓孔と、調査番号
    欄の表示のための2個の窓孔に対応させて、3枚の回転
    操作板を採用し、前記回転操作板を表示板本体の裏面に
    スリップ板を介在せしめて重ね合わせ、各回転操作板の
    外周縁に操作用切欠部を設けると共に、外側の2枚の回
    転操作板の外周の一部を表示板本体の外周縁より突出さ
    せてなることを特徴とする請求項2記載の工事記録写真
    撮影用表示具。
JP1998001692U 1998-03-06 1998-03-06 工事記録写真撮影用表示具 Expired - Lifetime JP3052081U (ja)

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ID=43186210

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170188560A1 (en) * 2016-01-05 2017-07-06 Graham Tackle, LLC Flared double fish hook

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