JP3051994U - グラス - Google Patents

グラス

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JP3051994U
JP3051994U JP1998000182U JP18298U JP3051994U JP 3051994 U JP3051994 U JP 3051994U JP 1998000182 U JP1998000182 U JP 1998000182U JP 18298 U JP18298 U JP 18298U JP 3051994 U JP3051994 U JP 3051994U
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JP
Japan
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glass
water
outer glass
inner glass
upper edge
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Application number
JP1998000182U
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English (en)
Inventor
嘉明 松村
幸男 友弘
康夫 中島
Original Assignee
福徳長酒類株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酒本来の味わいを楽しみながら、かつ酒が水
で薄められて体内に入るようにする健康によい飲み方が
できるグラス。 【解決手段】 水および氷を入れるグラス内に、酒を入
れる小径のグラスを位置させ、酒を入れるグラスの上部
に孔を開けた構成とし、飲酒する時にグラスを傾けるこ
とにより、酒と水が同時にあるいは水が少し遅れて前記
孔より流出して口中に入り、口の中で酒と水が混ざるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に蒸留酒を飲む際に、同時に水を飲むことを可能とする二重とな ったグラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、酒を楽しむとともに健康に配慮する上で、ウイスキー、焼酎などのアル コール飲料を、水あるいは湯で薄めて飲むいわゆる水割り、お湯割りの習慣があ る。また、本格焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸溜酒を薄めないでストレ ートで飲む場合は、チェイサーといって水が別のグラスにて供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
蒸溜酒は飲みやすくするために薄めて飲む場合もあるが本来のうまさはストレ ートにある。
【0004】 また、酒と水とを異なるグラスで飲むことは、そのつどグラスを持ち替えねば ならず面倒である。さらにまた、酒をまず先に口に含んで酒の味を楽しみ、それ から酒を含んだままで水を口中に流し込み、口中で混合することも考えられるが 、これは容易でない。
【0005】 しかし何よりも酒と水とを交互に飲むのは、酒を楽しむ雰囲気と相容れないと ころがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかしながら誰でも度数の高いお酒をそのまま飲めるというわけではない。
【0007】 そこで本考案は、多くの人がお酒本来の味わいを気軽に健康的に楽しめるよう に、水および氷を入れるグラス内に、酒を入れる小径のグラスを位置させ、酒を 入れるグラスの上部に孔を開け、飲酒する時にグラスを傾けることにより、酒と 水が同時にあるいは水が少し遅れて前記孔より流出して口中に入り、口の中で酒 と水が混ざるようにした。
【0008】 また、小径の内側グラスの飲み口の両側より、水が、酒と同時に、あるいは少 し遅れて口中に入り、口の中で酒と水が混ざるようにした。
【0009】 したがって、口の中でしばらく酒本来の味わいを楽しめ、かつその後に酒が水 と一緒になり薄まり体内に入るので健康によい飲み方ができる。
【0010】 さらに酒を入れる内側のグラスが、外側のグラス内で固定されるように両者の 底同士を凹凸により係合するようにした。これにより両グラス間のずれ等が防げ る。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1に、本考案の望ましい実施の形態を示す。
【0012】 水を入れるグラス(外側グラス1)内に、これより小径の酒を入れるグラス( 内側グラス2)が挿入され、小径の内側グラス2は、その飲み口となる上縁2a と外側グラス1の上縁1aとが一定の長さ内接するように形成されている。内側 グラスの底2bと外側グラスの内底1bには、対応する鋸刃状の複数の係合段が 形成されており両者の段が係合固定される。そして内側グラスの上縁2aと外側 グラスの上縁2aとの内接する位置より下方側面に水が浸入するための孔3が開 けられている。
【0013】 なお、内側グラス2の上縁と外側グラス1の上縁との内接部の長さは、飲む際 に唇が触れる範囲であって、できるだけ長く内接するのがよい。それは外側グラ ス内の水が内接位置以外の上縁よりこぼれ出る恐れを少なくするために望ましい 。また、この内接位置は、固定してもよく、あるいは単に衝合させるだけでもよ い。衝合させる場合は、外側グラスの上縁1aをやや内側にカールさせておけば 、グラスを傾けた際に、内側グラスの上縁2aがこのカール部により係止される ので、内側グラスが外側グラスの上縁より飛び出す恐れがなく使用上便利である 。
【0014】 さらに、底部の段の数は一段でもよい。
【0015】
【実施例1】 図2に、図1に示す実施例と異なる内側グラスと外側グラスとの底部の固定方 法を示す。
【0016】 内側グラス4の底4bを、凸部あるいは凸条に形成しておき、外側グラス5の 内底5bに対応する凹部あるいは溝6を形成し、両者の凹凸部を係合してある。
【0017】 この凹凸部の形成位置は、底の中央に限られず、図3に示すように、内側グラ ス7の凸部8が、内側グラスと外側グラスとの上縁の内接部Aと対抗する方向の 外側グラス9の内底の角に形成した凹部10に突き当たるように固定してもよい 。
【0018】 その他の構成は、図1の実施例と同じである。
【0019】
【実施例2】 図4、図5にさらに別の実施例を示す。
【0020】 水を入れる外側グラス11内に、これより小径の横断面三角形状の酒を入れる 内側グラス12が挿入され、内側グラスの飲み口となる一つの頂角12aが一定 の長さ曲面に形成され外側グラスと内接しており、内側グラス12の底12bあ るいは外側グラス11の内底11bに凸部13が形成され,内側グラスの底12 bと外側グラスの内底11bとの間に隙間14を形成し、外側グラスに入れた水 の流通を良くするように両方の底面同士が密接しないようにしてある。
【0021】 さらに、凸部13と内側グラスの底面12bが段係合するように、内側グラス の底12bおよび外側グラスの内底11bにそれぞれ段15を形成してある。
【0022】
【考案の効果】
本考案グラスは、以上に述べたように構成してあるので、外側グラスに水およ び氷を入れ、内側グラスに酒を入れて飲む。飲む時にグラスを傾けると、内側グ ラスの酒とともに、飲み口の両側より外側グラスの水が別々に口中に注がれ、口 中に入ってから混合されるため、混合前に酒の味を楽しめ、かつ同時に水も飲め るので健康によい飲み方ができる。しかも水と酒の2個のグラスを用意する必要 なく、また交互に持ち替えて飲む面倒もない。
【0023】 さらにまた水割りと同様に飲めるので酒の雰囲気を壊す恐れもない。
【0024】 その上、内側グラスと外側グラスとが底部で係合固定されるので、安全に飲む ことができる。そしてまた、両グラスは取外せるので洗うのに便利であり、かつ 衛生的な構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】底部が、段係合している実施例断面図。
【図2】底部が、溝係合している実施例斜視図。
【図3】底部が、凹凸係合している側面図。
【図4】内側グラスが三角形状の別の実施例斜視図。
【図5】図4の実施例断面図。
【符号の説明】
1 外側グラス 2 内側グラス 3 孔 4 内側グラス 5 外側グラス 6 溝 7 内側グラス 8 底部 9 孔 10 凹部 11 外側グラス 12 内側グラス 13 凸部 14 隙間 15 段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側グラス内にこれより小径の内側グラ
    スが挿入され、内側グラスの上縁と外側グラスの飲み口
    上縁とが一定の長さ内接し、内側グラスの底と外側グラ
    スの内底とが係合固定されるようになっており、そして
    内側グラスの外側グラスとの内接位置の下方側面に孔が
    開けられてなるグラス。
  2. 【請求項2】 係合固定が、凹凸で行われることを特徴
    とする請求項1あるいは2に記載のグラス。
  3. 【請求項3】 係合固定が、鋸刃状の複数の係合段で行
    われることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のグ
    ラス。
  4. 【請求項4】 係合固定が、凸条と溝とからなっている
    ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のグラス。
  5. 【請求項5】 内側グラスの底が、内側グラスの上縁と
    外側グラスの上縁との内接位置と対向する方向の内底の
    角に突き当たり固定されるようになっている請求項1に
    記載のグラス。
  6. 【請求項6】 外側グラス内にこれより小径の横断面三
    角形状の内側グラスが挿入され、内側グラスの飲み口と
    なる一つの頂角が一定の長さ曲面に形成され外側グラス
    と内接しており、内側グラスの底あるいは外側グラスの
    内底に凸部が形成され内側グラスの底と外側グラスの内
    底とが密接しないようになっているグラス。
  7. 【請求項7】 内側グラスの底と外側グラスの内底とが
    係合固定されるようになっていることを特徴とする請求
    項6に記載のグラス。
JP1998000182U 1998-01-09 1998-01-09 グラス Expired - Lifetime JP3051994U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013126220A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-29 Cook Michael R Magnetically coupled shot glass and chaser glass assembly
JP2020524641A (ja) * 2017-06-21 2020-08-20 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー 液体供給装置

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