JP2020524641A - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020524641A
JP2020524641A JP2019569445A JP2019569445A JP2020524641A JP 2020524641 A JP2020524641 A JP 2020524641A JP 2019569445 A JP2019569445 A JP 2019569445A JP 2019569445 A JP2019569445 A JP 2019569445A JP 2020524641 A JP2020524641 A JP 2020524641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
container
frustum
opening
shaped container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019569445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7323460B2 (ja
Inventor
レヴァランド, ベンジャミン レ
レヴァランド, ベンジャミン レ
ヘイコー ウルトリング,
ヘイコー ウルトリング,
ビート ゲルバー,
ビート ゲルバー,
Original Assignee
ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー filed Critical ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Publication of JP2020524641A publication Critical patent/JP2020524641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7323460B2 publication Critical patent/JP7323460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3216Rigid containers disposed one within the other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

液体供給装置は、第1の液体を保持するように構成された第1の容器を含み得る。第1の容器は、第1の容器の端部に開口部を有することができる。液体供給装置は、第1の容器の内側にあり、第1の容器に取り付けられた錐台状容器を更に備えてもよい。錐台状容器は、第2の液体を保持するように構成されている。錐台状容器の錐台は開口部を有する。錐台状容器の錐台は、第1の容器の端部に近接し、錐台状容器の開口部は、第1の容器の開口部よりも小さい断面積を有してもよい。錐台状容器は、第1の液体を第2の液体から隔てる。第1の液体と第2の液体が装置から注がれると、第1の液体が第1の容器の開口部を通って流れ、第2の液体は錐台状容器の開口部と第1の容器の開口部を通って流れ、そのため、第1の液体は、第2の液体が第1の容器の開口部から流出し始める前に、第1の容器の開口部から流出し始める。【選択図】 図7

Description

[0001]本教示は、液体供給装置に関し、具体的には、異なる複数の液体を供給するための液体供給装置に関するが、これに限らない。
[0002]本発明は、糖(スクロース)や塩(塩化ナトリウム)などの味覚物質の呈味を向上させ、それにより、より低濃度で添加しながら、同等の味の印象を感じさせられるようにすることを目的とする。世界保健機関(WHO)は、先進国における塩及び糖の摂取量を、1人1日当たりナトリウム2g及び砂糖50gに減少させることを推奨している。
[0003]2つ以上の液体を収容及び供給することができる装置の例は、イギリス特許第432400(A)号、欧州特許第3033297(A1)号、米国特許出願公開第2016/114942(A)号、欧州特許第1628885(A1)号、中国特許第2658077(Y)号、欧州特許第2653405(A1)号、中国特許第202717089(U)号、及び米国特許出願公開第2007/075079(A)号に見られる。
[0004]特定の態様及び実施形態は、添付の特許請求の範囲に記載されている。
[0005]第1の態様から見ると、本教示は、塩及び糖などの味覚物質の呈味を向上させる液体を収容及び供給するための装置を提供することができる。
[0006]特定のアプローチでは、液体供給装置が提供され得る。液体供給装置は、第1の液体を保持するように構成された第1の容器を備える。第1の容器は、第1の容器の端部に開口部を有する。液体供給装置は、第1の容器の内側に備えられ、第1の容器に取り付けられた錐台状容器を更に備える。錐台状容器は、第2の液体を保持するように構成されている。錐台状容器の錐台は開口部を有する。錐台状容器の錐台は、第1の容器の端部に近接し、錐台状容器の開口部は、第1の容器の開口部よりも小さい断面積を有する。錐台状容器は、第1の液体を第2の液体から隔てる。第1の液体と第2の液体が装置から注がれるときに、第1の液体は、第1の容器の開口部を通って流れ、第2の液体は、錐台状容器の開口部と第1の容器の開口部を通って流れ、そのため、第1の液体は、第2の液体が第1の容器の開口部から流出し始める前に、第1の容器の開口部から流出し始める。それにより、ユーザが装置からの1回の連続した飲用のように知覚するやり方で、ユーザが摂取する味覚物質の濃度が異なる第1の液体と第2の液体を連続的に供給することに使用できる液体供給装置が提供される。
[0007]以下の図面を例示の目的でのみ参照して、実施例によって、様々な例示的実施形態を詳細に説明する。
[0008]
一口中に不均一に分布したスクロースを使用した、甘味を増強についての甘味強度対糖含量のグラフである。 一口中にカフェインが分布した異なるサンプルの苦味強度のグラフである。 複数口分の容器中に不均一に分布したスクロースを使用した、甘味の増強についての甘味強度対一口の数のグラフである。 例示的な液体供給装置の概略断面図である。 別の例示的な液体供給装置の概略断面図である。 別の例示的な液体供給装置の概略断面図である。 例示的な液体供給装置の概略斜視図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。 例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。
[0016]本開示は、摂取者などのユーザのための液体を供給するために、異なる味覚物質特性を有する複数の液体を保持及び供給するように構成された液体供給装置に関する。複数の液体を合わせてユーザが摂取する(すなわち、摂取可能な)飲料を形成することができる。したがって、複数の液体は、飲料の第1の部分及び第2の部分と考えることができる。複数の液体によって形成される飲料は、任意の飲料、例えば、通常温めて摂取される紅茶、コーヒー、ホットチョコレート、若しくはスープ、又は通常冷やして摂取されるアイスティ、フルーツジュース、飲用ヨーグルト若しくはミルクであってよい。飲料は、非炭酸飲料であってよい。複数の液体の一方又は両方が、栄養補助用液体及び/又は薬用の液体を含んでもよい。飲料は、非アルコール飲料であってもよい。飲料は、1回分当たり150未満の食品カロリー、例えば33cL当たり150未満の食品カロリーを含んでもよい。飲料は、1回分当たり100未満の食品カロリー、例えば33cL当たり100未満の食品カロリーを含んでもよい。飲料は、1回分当たり40未満の食品カロリー、例えば33cL当たり40未満の食品カロリーを含んでもよい。
[0017]第1の液体と第2の液体との間での異なる味覚物質の特性は、複数の液体のいずれか一方又は両方が、一定量の味覚物質を含有するか、又は相対的に異なる量の味覚物質を含有することによって提供されることができる。味覚物質は、甘み、塩味、苦味、旨味、酸味、又は風味を有してもよい。味覚物質は、2つ以上の成分を含んでもよく、例えば、塩味味覚物質は、塩化カリウム及び塩化アンモニウムからなってもよい。第1の液体中の味覚物質の濃度の飲料中の味覚物質の総濃度に対する比は、3:1〜1.1:1であってもよい。例えば、第1の液体は味覚物質を含まなくてもよく、より少量で含んでもよく、又は、第2の液体中とは相対的に異なる量で含んでもよい。これは、ユーザが一般的に好ましいと感じている味覚物質に適用することもできるが、ユーザが一般に好ましくないと感じている味覚物質を第1の液体に含まない、又は減少させた量として適用することもできる。本発明の文脈において、「相対的に異なる」量の味覚物質を含有する2つの液体は、少なくとも5%、例えば少なくとも10%、例えば少なくとも20%、例えば少なくとも30%、例えば少なくとも40%、更なる例では少なくとも50%の濃度差を有する2つの液体を指し得る。
[0018]摂取可能な第1の液体と第2の液体の一部が合わせられて、混合された飲料の一口に液体の両方を含むことが可能になる。したがって、1回の供給動作によって液体供給装置から供給される第1の液体と第2の液体の総量は、自然な一口の量以下であり得る。自然な一口の量は、性別、年齢、器の大きさ、カップからの飲用対ストローによる飲用、及び連続的な影響などの要因に基づいて、ユーザごとに変化し得るが、約30mLの数値によって近似されるとみなし得る(例えば、Dysphagia、2003年夏、18(3)、196−202を参照)。以下で更に論じるように、本手法の様々な実施例によれば、ユーザが飲料の全量を一口で摂取するように、液体供給装置の1回の使用で第1の液体と第2の液体の全量を供給するやりかたで液体供給装置が液体を供給することができることが示されている。これは、ユーザが慣れている自然な一口の量を超える可能性があり、ユーザは、大容量の飲料を少量、何口にも分けて摂取するよりも、比較的小さな容器の全体の内容物を1回分の量の飲料として飲み下すことに慣れている。
[0019]異なる含有量の味覚物質を有する第1の液体と第2の液体の差動的供給を容易にするために、液体供給装置は、第1の液体が第2の液体に実質的に先立って供給されるように構成されている。以下で更に説明するように、第1の液体の供給の終了と第2の液体の供給の開始とが重なり合い得る。液体供給装置がこのように機能することによって、液体供給装置は、ユーザに以下の呈味の原理に従った飲料又は他の液体の提供が可能になる。味覚物質を含む液体が味覚物質なしの液体より先に舌に接触すると、全体的な味覚の印象は、舌に接触した第1の液体中の味覚物質の濃度に強く影響される。
[0020]以下の3つの実施例は、一口及び複数口における甘味及び苦味の知覚に関する実験データを提供する。
[0021]実施例1:一口中に不均一に分布したスクロースを使用した甘味の増強。
[0022]訓練されたパネル(n=12)を用いて、本明細書に記載された液体供給装置などのパッケージングを使用し、異なるサンプルの甘味を定量的記述分析法を通じて捕捉した。この実施例では、純度の低い典型的なミルクチョコレート製品を使用した。
[0023]均一なサンプルは、1リットル当たりYgのスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳を収容し、パッケージングの両方のチャンバ(第1の容器及び第2の容器と呼ばれる又は想定され得る)がこの液体組成物で満たされた。不均一なサンプルは、1リットル当たりYgの2倍のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳をパッケージングの外部チャンバに収容し、1リットル当たり0g(0%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳をパッケージングの内部チャンバに収容した。全体として、不均一なサンプルは、均一なサンプルと同様の、1リットル当たりYgのスクロース(10%)及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳を収容した。
[0024]Yを1リットル当たり50gから1リットル当たり20gまで、1リットル当たり5gずつ減少させてばらつきをもたせ、7つの不均一なサンプル及び7つの均一なサンプル全てにつき、訓練された官能パネルが甘味に関する記述を行った。1リットル当たり50g〜30gの全てのスクロース含有量Yに関して、不均一なサンプルは、同じ濃度の均一なサンプルよりも強いと知覚された。結果は図1に示される。統計的に異なる2つのサンプルは同じ文字を共有していない。差の統計的有意性は、因子について0.05の個々の誤り率(95%信頼度レベル(Cl)と同等)で計算された、Fisherの最小有意差(LSD)事後多重比較分析を表すエラーバーを表示することによって、図1に視覚化されている。
[0025]この甘味増強はまた、知覚される甘味を変更することなくスクロース含量を低減するために使用することができる。これは、例えば、不均一なサンプル(Y=1リットル当たり35g=3.5%)は、均一なサンプル(Y=1リットル当たり50g=5%)と同じ甘味として知覚されるためであり、30%のスクロース削減に相当する。
[0026]実施例2:一口中に不均一に分布したカフェインを使用した苦味マスキング。
[0027]訓練されたパネル(n=12)を用いて、記載されたパッケージングを使用し、異なるサンプルの苦味を定量的記述分析法で捕捉した。この実施例では、純度の低い典型的なミルクチョコレート製品を使用した。
[0028]サンプルは、以下のようにカフェインを含んで、1リットル当たり50g(5%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂粉乳を収容した。
・両方のチャンバ内に1リットル当たり0gのカフェイン(基準サンプル)。
・両方のチャンバ内に1リットル当たり0.4gのカフェイン(均一苦味)。
・外部チャンバ内に1リットル当たり0.8gのカフェイン(不均一・外部に苦味)。
・内部チャンバ内に1リットル当たり0.8gのカフェイン(不均一・内部に苦味)。
[0029]図2の結果は、サンプルが苦味強度において以下の順序にランク付けされたことを示している:基準=不均一・内部に苦味<均一苦味=不均一・外部に苦味。これは、カフェインが内側チャンバ(又は容器)内に配置された場合、カフェインの苦味はカフェインを含有しない基準サンプルと同じレベルに低減され得ることを実証している。
[0030]実施例3:(異なるサンプルを保持するための2つの容器又はチャンバを有する容器が想定される)複数口分の容器中に不均一に分布したスクロースを使用した甘味の増強。
[0031]訓練されたパネル(n=12)を用いて、記載されたパッケージングを使用し、異なるサンプルの甘味を定量的記述分析法で捕捉した。この実施例では、純度の低い典型的なミルクチョコレート製品を使用した。
[0032]基準サンプルは、1リットル当たり50g(5%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳を収容し、パッケージングの両方のチャンバがこの液体組成物で満たされた。スクロースを25%減少させた陰性対照は、1リットル当たり37.5g(3.75%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末(4%)を含有する半脱脂乳を収容し、パッケージングの両方のチャンバがこの液体組成物で満たされた。不均一なサンプルは、1リットル当たり75g(7.5%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳をパッケージングの第1の供給チャンバに収容し、1リットル当たり0g(0%)のスクロース及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳をパッケージングの第2の供給チャンバに収容した。全体として、不均一なサンプルは、均一なサンプルと同様に、1リットル当たり37.5gのスクロース(3.75%)及び1リットル当たり40g(4%)のココア粉末を含有する半脱脂乳を収容した。
[0033]各20mL(各供給チャンバに10mL)を収容する8個のパッケージングプロトタイプを使用して、160mLの、均一な基準、スクロースを25%減少させた均一な陰性対照、又はスクロースを25%減少させた不均一プロトタイプを供給した。
[0034]図3の結果は、160mLの飲料を通常飲用する際の行動に相当する8回の連続する飲用に沿い、不均一なプロトタイプは、フル砂糖の基準よりも有意に甘味が少ないことはない一方、スクロースを25%減少させた均一な陰性対照は、基準よりも甘味が有意に少ないことを示す。
[0035]上記で概説したような第1の液体と第2の液体の供給を提供するための液体供給装置及びその使用の様々な例が、ここで図4〜図8を参照して論じられる。
[0036]図4は、例示的な液体供給装置100の概略断面図である。液体供給装置100は、第1の液体を保持するように構成された第1の容器110を備える。第1の容器110は、第1の端部120と、第1の端部120とは反対側の第2の端部130とを有する。図4に示される実施形態では、第1の端部120は第1の容器110の頂部にあり、第2の端部は第1の容器110の底部にある。第1の容器110は、第1の容器110及び液体供給装置100の外面を形成する1つ以上の側壁140を有する。現在示されている本実施例の第1の容器110は、断面が円形である。代替的な実施例では、第1の容器110は、断面が楕円形、三角形、若しくは六角形、又はその他任意の好適な形状であってよく、側壁140の数は第1の容器110の断面形状に依存する。図4に示される本実施例の側壁140は、実質的に平行であるように図示されているが、他の実施例では、側壁140は第1の端部120に向かって内側に向かうテーパ状又は外側に向かうテーパ状であってもよい。代替的に又は追加的に、側壁140は、1つ以上の方向に湾曲していてもよい。
[0037]第1の容器110の第1の端部120は、開口部125を有する。本実施例では、図4に示すように、開口部125は、実質的に第1の端部120の断面積全体に相当する。代替的な実施例では、開口部125は、第1の端部120の断面積の一部分のみに相当してもよく、例えば、10%以下、25%、50%、75%、又は90%以上であってもよい。開口部125が第1の端部120の断面積全体の全てには相当しない実施態様では、開口部125は、実質的に第1の端部120の中央にあってもよく、又は第1の端部120の側方に向かってオフセットされてもよい。第1の容器110の開口部125は、断面が円形、楕円形、六角形、若しくは三角形であってもよく、又は液体供給装置内からの液体の供給を可能にする任意の他の好適な形状であってもよい。開口部125は、第1の容器110と同じ又は異なる断面形状を有してもよい。
[0038]本実施例の液体供給装置100はまた、錐台状容器200を備える。錐台状容器200は、第1の容器110の内側にあり、第1の容器110に取り付けられる。錐台状容器200は、第2の液体を保持するように構成されている。錐台状容器200は、錐台状容器200の一端に錐台220を有する。換言すれば、錐台220は、錐台状容器200の表面であり、これに沿って、完全な錐体又は角錐の一部分を切除し、それによって錐台状の形状とされる。錐台220は第1の容器110の第1の端部120に近接している。図4に示すような本実施例では、錐台状容器200の錐台220は、第1の容器110内に完全に収容されている。他の実施例では、錐台状容器200の錐台220は、第1の容器110の第1の端部120と実質的に同じ平面内にあってもよい。
[0039]錐台状容器200は、第1の容器110の第1の端部120に対して遠位の第2の端部230を有する。本実施例では、図4に示すように、錐台状容器200の遠位端230は、第1の容器110の第2の端部130と実質的に同じであり、これにより、錐台状容器200の遠位端部の断面積は、液体供給装置100の断面積と実質的に同じである。代替的な実施例では、錐台状容器200の遠位端230は、錐台状容器200の遠位端の断面積が液体供給装置の断面積より実質的に小さいように、第1の容器110の第2の端部130内に収容されてもよい。
[0040]錐台状容器200は、錐台状容器200の外面を形成する1つ以上の側壁240を有する。本実施例では、錐台状容器200は、断面が円形であり、第1の容器110の断面形状と一致する。代替的な実施例では、錐台状容器200は、断面が、楕円形、三角形、若しくは六角形、又は任意の他の好適な形状であってよく、側壁240の数は錐台状容器200の断面形状に依存する。例えば、錐台状容器200は、実質的に三角形又は正方形の底面を有する角錐の形状を形成してもよい。また、異なる例では、錐台状容器200は、第1の容器110と同じ又は異なる断面形状を有してもよい。図4に示されるような本実施例の側壁240は実質的に真っ直ぐであるが、いくつかの実施例では、側壁240は、例えばドーム形状の容器を作製するように湾曲していてもよい。
[0041]錐台状容器200の第1の端部220は、開口部225を有する。図4に示すように、本実施例の開口部225は、第1の端部220の実質的に断面積全体に相当する。代替的な実施例では、開口部225は、第1の端部220の断面積の一部分のみに相当してもよく、例えば、10%以下、25%、50%、75%、又は90%以上であってもよい。開口部225が第1の端部220の断面積全体の全てには相当しない実施態様では、開口部225は、実質的に第1の端部220の中央にあってもよく、又は第1の端部220の側方に向かってオフセットされてもよい。
[0042]図5は、液体供給装置100の別の例の概略断面図である。この例では、開口部225は、錐台状容器200の第1の端部220の断面積の一部分のみ、例えば、錐台状容器200の第1の端部220の断面積の70〜80%に相当する。図5に示すように、本実施例の開口部は、開口部が錐台状容器200の第1の端部220の側方に向かってオフセットされ得る選択肢に相当する。
[0043]図6は、液体供給装置100の別の例の概略断面図である。この例では、開口部225は、錐台状容器200の第1の端部220の断面積の一部分、例えば、錐台状容器200の第1の端部220の断面積の30〜40%を覆う。図6に示すように、本実施例の開口部は、開口部が錐台状容器200の第1の端部220の側方に向かってオフセットされ得る選択肢に相当する。
[0044]図4、図5又は図6には示されていないが、錐台状容器200の開口部225は、断面が円形、楕円形、六角形、若しくは三角形、又は第2の液体の供給を可能にする任意の他の好適な形状であってもよい。錐台状容器200の開口部225は、錐台状容器200と同じ又は異なる断面形状を有してもよい。
[0045]図4〜図6に示されるように、本実施例では、錐台状容器200の開口部225は、第1の容器110の開口部125よりも小さい断面積を有する。錐台状容器200の開口部225は、第1の容器110の開口部125と同じ又は異なる断面形状を有してもよい。
[0046]錐台状容器200は、第1の液体を第2の液体から隔てるように作用する。例えば、第1の容器110が第1の液体を収容し、錐台状容器200が第2の液体を収容する場合、錐台状容器200の側壁240は、第1の液位が錐台状容器200の開口部225の下にあるとき、第1の液体が錐台状容器200に入るのを防止する。
[0047]液体供給装置100はまた、通気管300を備える。通気管300は、錐台状容器300の通気を可能にするために、円形、楕円形、若しくは六角形の断面、又は任意の他の好適な断面形状を有する中空管であってもよい。通気管300は、第1の端部320と、第1の端部320とは反対側の第2の端部330とを有する。通気管の第1の端部320は、錐台状容器200に接続され、通気管300の第2の端部330は、空気が通気管300を通って錐台状容器200に流入するように開口する。図4に示される例の通気管300は実質的に一定の断面積を有するが、他の実施例では、通気管300は、管の第1の端部320又は第2の端部330に向かってテーパ状になってもよい。また、チューブは湾曲していてもよく、例えば、第1の容器110の第1の端部120に向かって螺旋状に上方に延在してもよい。加えて、通気管は、チューブの内部の輪郭に1つ以上の狭窄部を含んでもよく、そのため、チューブは、少なくとも管の長さに沿ったいくつかの位置において、異なる内部断面及び外部断面積を有してもよい。
[0048]他の実施例では、通気管は、錐台の開口部を通過する空気によって、錐台状容器の任意の必要な通気が提供され得るように省略されてもよい。
[0049]図4に示すように、本実施例の通気管300の第2の端部330は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125に概ね近接している。図示されるように、通気管300の第2の端部330は、第1の容器の第1の端部120と第2の端部130との間の方向で、第1の容器の第1の端部120と錐台状容器200の錐台220との間の方向に位置する。他の実施例では、通気管300の第2の端部330は、第1の容器110の第1の端部120と実質的に同じ平面内にあってもよい。代替的に又は追加的に、通気管300の第2の端部330は、錐台状容器200の錐台220と実質的に面一であってもよい。通気管300の第2の端部330は、図4に示される例のように、第1の容器110内に完全に収容されてもよい。図4に示すように、通気管300の第2の端部330は、錐台状容器200の錐台220よりも第1の容器110の第1の端部120に近くてもよい。図4に示すように、通気管300は、第1の容器110の側壁140に取り付けられてもよい。代替的な実施例では、通気管300は、間隙によって第1の容器110の側壁140から隔てられてもよい。
[0050]他の代替的な実施例では、通気管300は、通気管の第2の端部330が第1の容器110の外面にある又は第1の容器110の外面を越えるように、第1の容器110の1つ以上の側壁140を貫通してもよい。
[0051]図7は、図4の例示的な液体供給装置100の概略斜視図である。図示の例では、液体供給装置100はまた、キャップ400を備える。キャップ400は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125をシールし、それによって液体が第1の容器110及び液体供給装置100から流出することを防止するように構成されている。本実施例では、キャップ400の外面405の断面形状及び断面積は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125の断面形状及び断面積と実質的に同じである。そのため、キャップ400は第1の容器110の第1の端部120の開口部125内で摺動し、キャップ400の外側表面405と第1の容器110の第1の端部120の開口部125との間の締まり嵌めによって液密を提供することができる。代替的に、キャップの断面積は、第1の容器110の第1の端部120の断面積よりも大きくてもよい。例えば、キャップ400の内側部分の断面形状及び断面積が、第1の容器110の第1の端部120の外側の断面形状及び断面積と実質的に同じであってもよい。そのため、キャップ400は、第1の容器110の第1の端部120の上方及び外側を通り越して、キャップ400の内側部分と第1の容器110の第1の端部120の外側との間の締まり嵌めによって液密を提供することができる。この実施例では、キャップ400の外側は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125の断面形状と異なる断面形状及び/又は第1の容器110の断面形状と異なる断面形状を有してもよい。更なる代替例では、キャップ400は、第1の容器110の第1の端部120上にねじ込むように構成されてもよい。
[0052]キャップ400の1つ以上の外面405は、ユーザがキャップ400を把持するのを支援し、キャップ400を第1の容器110から取り外すのを容易にするために、隆起、ギザギザ、窪み、又は任意の他の好適な表面テクスチャ若しくはパターンを有してもよい。
[0053]キャップ400はまた、キャップが第1の容器から誤って除去されることを防止するために、テーパ状が明白なタブ又はチャイルド安全機構などの1つ以上のセキュリティ機構を備えてもよい。
[0054]本実施例のキャップ400は、錐台状容器200の錐台220の開口部225及び通気管300の第2の端部330をシールするように更に構成されている。
[0055]例示される実施例では、キャップ400は、キャップ400から延在する第1の要素410(チムニーなどと呼ばれることもある)を含んでもよい。第1のチムニー410の外面415の断面形状及び断面積は、錐台状容器200の錐台220の開口部225の断面形状及び断面積と実質的に同じであってもよい。そのため、第1のチムニー410は錐台状容器200の錐台220の開口部225の内側で摺動し、第1のチムニー410の外側表面415と錐台状容器200の錐台220の開口部225との間の締まり嵌めによって液密を提供することができる。
[0056]本実施例では、キャップ400はまた、キャップ400から延在する第2の要素420(チムニー又は同様の中空と呼ばれる場合もある)を含む。第2のチムニー420の外側表面425の断面形状及び断面積は、通気管300の第2の端部330の断面形状及び断面積と実質的に同じであってもよい。そのため、第2のチムニー420は、通気管300の第2の端部330の内側で摺動し、第2のチムニー420の外側表面425と通気管300の第2の端部330との間の締まり嵌めによって液密を提供することができる。
[0057]あるいは、第1のチムニー410は、キャップ400が第1の容器110の第1の端部120の開口部125をシールするとき、第1のチムニー410の端部418が錐台状容器200の錐台220に当接し、それにより、錐台状容器200の錐台220の開口部225をシールするような長さであってもよい。あるいは、又はそれに加えて、第2のチムニー420は、キャップ400が第1の容器110の第1の端部120の開口部125をシールするとき、第2のチムニー420の端部428が通気管300の第2の端部330に当接し、それにより、通気管300の第2の端部330をシールするような長さであってもよい。第1のチムニー410及び/又は第2のチムニー420は、中空であってもよく、又は固体本体であってもよい。
[0058]更なる例では、シールフィルム若しくは箔、又は挿入可能なプラグなどの代替的な閉鎖手段が提供されてもよい。
[0059]図8A〜図8Fは、液体を供給するために使用される例示的な液体供給装置が使用されるときの一連の概略断面図である。図8A〜図8Fは、第1の液体190と第2の液体290の液体供給装置100からの供給を示す。図8Aは、図4の液体供給装置100を示しているが、使用時の装置の効果は、例えば、図5及び図6に示される実施例のいずれかで達成され得ることが理解されるであろう。
[0060]図8A〜図8Fに示される液体供給装置100は、図7を参照して上述したように、キャップ又は他の閉鎖手段400を備えていてもよい。この場合、キャップ400は、使用前に取り外されるように設計される。
[0061]図8Aは、第1の液体190を収容する第1の容器110、及び第2の液体290を収容する錐台状容器200を示す。第1の液体190の液位195は、錐台状容器200の錐台220の下方にあり、そのため錐台状容器200が第1の液体190を第2の液体290から隔てる。第1の容器110内の第1の液体190の体積は、錐台状容器200内の第2の液体290の体積未満であってもよく、それ以上であってもよい。異なる液体の相対的な比率の選択は、例えば、液体供給装置がユーザに供給するために使用された液体中の味覚物質及び/又は液体中の他の成分の相対的な量に依存する。図示の例では、第1の容器110内の第1の液体190の体積は、錐台状容器200内の第2の液体290の体積よりも小さい。
[0062]図8Bは、液体供給装置100からの第1の液体195と第2の液体295の注ぎ出しを開始することに備えた初期角度まで回転された図8Aの液体供給装置100を示す。第1の液体190の液位195は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125の高さ又はそれよりわずかに下方にあり、したがって、第1の液体190は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125からまだ流出を始めていない。同様に、第2の液体290の液位295は、錐台状容器200の錐台220の開口部225の下方にあり、したがって、第2の液体290はまだ錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し始めていない。
[0063]図8Cは、より大きい角度まで回転された図8Bの液体供給装置100を示す。液体供給装置が回転するにつれて、空気が通気管300を介して錐台状容器200に流入することができる。換言すれば、空気は通気管300の第2の端部330内に流入し、通気管300に沿って通気管300の第1の端部320から錐台状容器200に流入することができる。
[0064]第1の液体190の液位195は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125の上方にあり、それによって、第1の液体195が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出することを可能にする。第2の液体290の液位295は、錐台状容器200の錐台220の開口部225の下方又はその高さであり、したがって、第2の液体290はまだ錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し始めていない。換言すれば、液体供給装置100が第1の液体190と第2の液体290を液体供給装置100から注ぎ出すために回転されると、第1の液体190は、第2の液体290が第1の容器の開口部から流出を開始する前に、第1の容器110の第1の端部120の開口部125からの流出を開始する。図8Cに示すように、錐台状容器200の錐台220の開口部225の断面積は、第1の容器110の第1の端部120における開口部125の断面積よりも小さい。これにより、第2の液体が錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出するには、その前に液体供給装置が大きな角度まで回転されることが必要である。
[0065]図8Dは、より大きい角度まで回転された図8Cの液体供給装置100を示す。この場合、第1の液体190の液位195は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125の更に上方にあるため、第1の液体195は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し続ける。第2の液体290の液位295は、錐台状容器200の錐台220の開口部225の上方にあり、それによって、第2の液体290が錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出することを可能にする。図8Dに示されるケースでは、第2の液体290は、錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し始め、第1の容器110内に流入し始めたが、第2の液体290は、まだ第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始めていない。第1の容器110内に流入する第2の液体290は、第1の容器110内の任意の残りの第1の液体190と混合することができる。あるいは、第1の液体190と第2の液体290は、不混和性であってもよい。
[0066]図8Eは、より大きい角度まで回転された図8Dの液体供給装置100を示す。この場合、第1の液体190は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し続け、一方、液体供給装置100は、第2の液体290が錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出することを許容するために十分回転されている。
[0067]図8A〜図8Fに示されるように、液体供給装置100は、第1の液体190と第2の液体290が液体供給装置100から注がれるときに、通気管300の第2の端部330が第1の液体190の液位195を下回らないように構成可能であり、それにより空気が通気管300を介して常に錐台状容器200内に流入できることを確実にする。
[0068]図8Eに示される実施形態では、第1の液体190は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し続ける一方で、第2の液体290は、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始める。換言すれば、液体供給装置100からの第1の液体190の供給は、液体供給装置100からの第2の液体290の供給と重なり合う。代替的な実施形態では、液体供給装置100は第2の液体290が第2の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始める前に、第1の液体190を注ぎ尽くされることができる。換言すれば、液体供給装置100からの第1の液体190の供給は、液体供給装置100からの第2の液体290の供給が開始される前に完了され得る。液体供給装置は、液体の味覚物質の特性及び舌の味覚物質感度に依拠し、第2の液体290が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始めた後、非常に短い時間のうちに第1の液体190を液体供給装置100から注ぎ尽くされるように構成されており、これによって第1の液体190の供給と第2の液体290の供給との間の重なりを最小化する一方で、第1の液体の供給と第2の液体の供給との間の間隙も回避する。
[0069]これらの実施形態のいずれも、液体供給装置からの第1の液体190と第2の液体290の供給を開始する前に、第1の容器に収容された第1の液体の量と錐台状容器200に収容された第2の液体の量を制御することによって達成され得る。代替的に又は追加的に、第1の液体190が液体供給装置100から第2の液体290よりも速く流出することを確実にするように第2の液体290の粘度を選択してもよい。例えば、第2の液体290は第1の液体190よりも高い粘度を有してもよく、例えば、2倍未満の高さ、10倍の高さ、100倍以上の高さの粘度を有してもよい。
[0070]通気管300の断面積及び/又は錐台状容器200の錐台220の開口部225の断面積は、第2の液体290の流れを抑制するような大きさであってもよい。これにより、第2の液体290が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始める前、及び/又は、第2の液体290が錐台状容器200の錐台220の開口部225から流出し始める前に、第1の液体190が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始めることが確実とされる。同様に、通気管300の断面積及び/又は錐台状容器200の錐台220の開口部225の断面積は、第2の液体290の流れを抑制するような大きさであってもよい。これにより、第2の液体290が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始める前に、液体供給装置100が第1の液体190を注ぎ尽くされることが確実とされる。これにより、液体供給装置が急速に回転されたり、容器がある角度で保持されている間にキャップが取り外されたりしても、第1の液体は常に、第2の液体290が第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始める前に、第1の容器110の第1の端部120の開口部125から流出し始めるであろう。
[0071]図8Fは、より大きい角度まで回転された図8Eの液体供給装置100を示す。この場合、第1の液体190は、第1の容器110から既に注ぎ尽くされており、一方、第2の液体は、錐台状容器200の錐台220の開口部225から、及び第1の容器110の第1の端部120の開口部125からの流出を続けている。
[0072]したがって、理解されるように、本実施例の液体供給装置は、1回の供給(注ぐ)操作において、第1の液体及び第2の液体のそれぞれの実質的に全体の内容物を供給するように構成される。したがって、本実施例の液体供給装置は、単一供給飲料容器であるとみなすことができる(但し再充填可能であってもよい)。したがって、本実施例の液体供給装置は、飲用ヨーグルト、栄養補助食品若しくは栄養補給飲料、又は(再)水和性ミネラル飲料などの、濃縮又は少量の飲料を提供する際に使用するのに好適であり得る。本実施例の液体供給装置は、紅茶、アイスティ、フルーツジュース若しくはスムージー、コーヒー、アイスコーヒー、ミルクベースのドリンク、スープ、飲用チョコレート、又は麦芽飲料などの他の飲料に使用され得る。
[0073]第1の容器110、錐台状容器200、及び通気管300は、プラスチック材料、例えば食品等級のプラスチック材料から製造されてもよい。第1の容器110、錐台状容器200、及び通気管300は、例えば射出成形、回転成形、又は任意の他の好適なプラスチック成形技術の単一部品として製造されてもよい。第1の容器110、錐台状容器200及び/又は通気管は、別個の容器として形成され、接着剤又はエポキシ樹脂などの好適な手段によって一緒に接合されてもよい。第1の容器110、錐台状容器200、及び通気管300は、異なる材料から製造されてもよい。例えば、錐台状容器200は、ポリエチレンテレフタレート(PET)から製造されてもよく、通気管300は、ポリ塩化ビニル(PVC)から製造されてもよく、一方、第1の容器110は、ステンレス鋼、アルミニウム、又は銅などの金属から製造されてもよい。第1の容器110、錐台状容器200及び通気管300のうちの1つ以上は、ワックス又はプラスチック材料などの液体不透過性コーティングがなされた厚紙、成形繊維、又はパルプから製造されてもよい。キャップ400は、第1の容器110、錐台状容器200及び通気管300のうちの1つ以上と同じ材料で、又は異なる材料で製造されてもよい。例えば、キャップ400は、旋削、ミリング、又は任意の他の好適な製造プロセスによってアルミニウムから製造されてもよい。
[0074]上述したように、第1の液体190と第2の液体290のうちの一方は、他方の液体には本質的に存在しない又は相対的に異なる量で存在する味覚物質を含んでよい。液体に「本質的に存在しない」味覚物質は、例えば、その味覚物質の知覚のための閾値より低い濃度で存在してもよい。知覚閾値は、味覚物質により異なる。甘味強度が高い甘味料では、非常に少量である。液体に「本質的に存在しない」味覚物質は、例えば、EC50値の10%未満の濃度で存在してもよい。EC50値は、味覚物質が最大応答の半分を与える濃度である。味覚物質がスクロースである場合、「本質的に存在しない」とは、10mM未満の濃度と見なされ得る。第1の液体190と第2の液体290の組成は、味覚物質の濃度を除き本質的に同じであってもよい。例えば、第1の液体190と第2の液体290は、脂肪、空気、タンパク質、主要栄養素及び炭水化物に関して実質的に同一であってもよく、したがって、第1の液体と第2の液体は、液体のうちの1つに味覚物質が存在することを除き同じ成分を同じ相対比率で含む。第1の液体190と第2の液体290は、視覚的に同じであってもよい。例えば、第1の液体190と第2の液体290は、同じ色、化学構造、質感などの外観、又は味見をしたり匂いをかいだりすることなく明白にかつ直接的に知覚可能な任意の他の特性を有することができ、その結果、液体供給装置のユーザには第1の液体190と第2の液体290は同じ成分を有するように見える。第1の液体190と第2の液体290の密度及び/又は粘度は、実質的に同じであってもよい。当業者には理解されるように、異なる味覚物質の検出及び異なる味覚物質に対する感度は、化学刺激による皮膚感覚の原理によって説明され得る。
[0075]味覚物質は、甘み、塩味、苦味、旨味、酸味、又は風味を有してもよい。例えば、塩味の味覚物質は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、及び塩化アンモニウムのうちの1つ以上からなってもよい。甘味味覚物質は、グルコース、スクロース、フルクトース、又はガラクトースのうちの1つ以上からなり得る。
[0076]第2の液体290は、医薬品、機能性食品、又は栄養補助食品であってもよい。この場合、第2の液体は、医薬、機能性食品、又は栄養補助食品の組成物に関連する苦味又は酸味の味覚物質を有し得る。この味覚物質は本質的に第1の液体190に存在しないでよい。第1の液体190と第2の液体290が液体供給装置100から例えばユーザの口内に供給されるときに、第1の液体190は、第2の液体290に先立って液体供給装置100から流出する。したがって、ユーザは、第2の液体290の苦味又は酸味の前に第1の液体190を味わい、第2の液体290が第1の液体190と同時又は第1の液体190に先立って供給された場合よりも良好な味覚経験をユーザに提供する。
[0077]本発明の飲料中の味覚物質は塩化ナトリウムを含んでもよく、味覚物質は例えば塩化ナトリウムであってもよい。ヒトには、数千年にわたって、食塩(塩化ナトリウム)を彼らの食品に添加し、その味に慣れている。結果として、最も望ましい塩味の特性は、塩化ナトリウムから得られるものである。塩化ナトリウムは、食品の全体的な風味を増強するように作用することができる。本発明による飲料は、全飲料100g当たり140mg以下のナトリウムを含有してもよい。米国食品医薬品局は、食事及び主菜が100g当たり140mg以下のナトリウムを含む場合、これを「低ナトリウム」と定義している。
[0078]本発明の飲料中の味覚物質はスクロースを含んでもよく、味覚物質は例えばスクロース又は他の甘味成分であってもよい。
[0079]本実施例の装置から供給される飲料において、第1の液体の一部と第2の液体の一部が共に摂取され、続いて第1の液体の別の部分及び第2の液体の別の部分が一緒に摂取されてもよい。例えば、飲料は、第1の部分の一部が第2の部分の一部と共に、そのような一連の組み合わせ、例えば一連の少なくとも3回の組み合わせ、例えば、一連の少なくとも5回の組み合わせ、例えば、一連の少なくとも10回の組み合わせによって摂取されるものであってもよい。本発明の飲料は、第2の部分の量の大部分が、第1の部分の一部及び第2の部分の一部を共に含む(例えば第1の部分の一部及び第2の部分の一部からなる)一連の組み合わせで摂取可能であるようなものであってもよい。そのような組み合わせは、2つの液体の流れの重なりを上述のように変更するように、装置内の異なる容器からの第1の液体と第2の液体の相対的な流量を調節することによって供給され得る。
[0080]当業者は、これらの実施形態は例示としてのみ提供され、本教示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な実施形態による様々な特徴を適宜組み合わせることができることを理解するであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物によって定義されるものである。

Claims (13)

  1. 液体供給装置であって、
    第1の液体を保持するように構成され、端部に開口部を有する第1の容器と、
    前記第1の容器の内側にあり、前記第1の容器に取り付けられ、第2の液体を保持するように構成された錐台状容器であって、前記錐台状容器の錐台が、開口部を有し、前記第1の容器の前記端部に近接しており、前記錐台状容器の前記開口部が、前記第1の容器の前記開口部よりも断面積が小さい、錐台状容器と、を備え、
    前記錐台状容器は、前記第1の液体を前記第2の液体から隔て、
    前記第1の液体と前記第2の液体が前記装置から注がれるときに、前記第1の液体は、前記第1の容器の前記開口部を通って流れ、前記第2の液体は、前記錐台状容器の前記開口部と前記第1の容器の前記開口部を通って流れ、これにより、前記第1の液体は、前記第2の液体が前記第1の容器の前記開口部から流出し始める前に、前記第1の容器の前記開口部から流出し始める、液体供給装置。
  2. 第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部とを有する通気管であって、前記第1の端部は前記錐台状容器に接続され、前記第2の端部は空気が前記通気管を通って前記錐台状容器内に流入するように開口している、通気管を更に備え、
    前記第1の液体と前記第2の液体が前記装置から注がれるときに、前記第2の液体が、前記錐台状容器の前記開口部と前記第1の容器の前記開口部とを通って流れるにつれて、空気が、前記通気管を介して前記錐台状容器内に流入する、請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記第1の容器は、前記第1の液体を収容し、前記錐台状容器は、前記第2の液体を収容する、請求項1又は2に記載の液体供給装置。
  4. 前記第1の液体及び前記第2の液体のうちの一方は、他方の液体には本質的に存在しない、又は相対的に異なる量で存在する味覚物質を含む、請求項3に記載の液体供給装置。
  5. 前記味覚物質は、甘味、塩味、苦味、旨味、酸味、又は風味を有し、例えば、前記味覚物質は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、グルコース、スクロース、フルクトース又はガラクトースを含むリストから選択される、請求項4に記載の液体供給装置。
  6. 前記第1の容器の前記端部の前記開口部をシールするように構成されたキャップを更に備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  7. 前記キャップは、前記錐台状容器の前記錐台の前記開口部及び/又は前記通気管の前記第2の端部をシールするように更に構成されている、請求項6に記載の液体供給装置。
  8. 前記通気管の断面積及び/又は前記錐台状容器の前記錐台の前記開口部の断面積は、前記第2の液体の流れを抑制するような大きさである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  9. 前記通気管の前記第2の端部は、前記第1の容器の前記端部の前記開口部に近接している、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  10. 前記通気管の前記第2の端部は、前記第1の容器の外面にある、請求項2又は請求項2に従属する請求項3〜9のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  11. 前記装置は、前記第1の液体と前記第2の液体が前記装置から注がれるとき、前記通気管の前記第2の端部が前記第1の液体の液位よりも低くならないように構成されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  12. 前記第1の液体と前記第2の液体が前記装置から注がれるとき、前記第2の液体よりも前に、前記第1の液体が注ぎ尽くされる、請求項3又は請求項3に従属する請求項4〜11のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  13. 前記錐台状容器は、三角錐又は四角錐の形状を実質的に形成している、請求項1〜12のいずれか一項に記載の液体供給装置。
JP2019569445A 2017-06-21 2018-06-19 液体供給装置 Active JP7323460B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17177207 2017-06-21
EP17177207.2 2017-06-21
PCT/EP2018/066194 WO2018234276A1 (en) 2017-06-21 2018-06-19 LIQUID DISPENSING APPARATUS

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020524641A true JP2020524641A (ja) 2020-08-20
JP7323460B2 JP7323460B2 (ja) 2023-08-08

Family

ID=59215533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019569445A Active JP7323460B2 (ja) 2017-06-21 2018-06-19 液体供給装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11434062B2 (ja)
EP (1) EP3642133A1 (ja)
JP (1) JP7323460B2 (ja)
CN (2) CN117446352A (ja)
WO (1) WO2018234276A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3990382A4 (en) 2019-12-26 2023-09-06 In-Can LLC CONTAINERS WITH NESTED CONTAINERS FOR SIMULTANEOUS CONTENT DISPENSING

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2533806A (en) * 1949-07-06 1950-12-12 Harry R Holzapfel Bottle
JPS61183864U (ja) * 1985-05-07 1986-11-17
JP3051994U (ja) * 1998-01-09 1998-09-11 福徳長酒類株式会社 グラス

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB432400A (en) 1933-11-09 1935-07-25 Fernand Clement Reveille Drinking vessel for enabling persons to take liquids of disagreeable savour without repugnance
US3729114A (en) * 1969-09-02 1973-04-24 E Mari Container
US3741383A (en) * 1972-04-10 1973-06-26 J Wittwer Display bottle having frangible inner compartment
US3856138A (en) * 1973-05-31 1974-12-24 Shionogi & Co Compartmentalized container
FR2504890B1 (fr) * 1981-05-04 1985-08-16 Lyonnaise Bouchage Gobelet a boire permettant au moment de l'emploi le melange de deux doses de constituants
US4410085A (en) * 1982-05-03 1983-10-18 Manufacture Lyonnaise De Bouchage Drinking goblet enabling two doses of constituents to be mixed just before consumption
US4731222A (en) * 1986-02-06 1988-03-15 Innovative Medical Technologies Automated liquid sterilization system
IL95985A0 (en) * 1990-10-15 1991-07-18 Shlomo Lev Multi-compartment liquid storage container
US5487486A (en) * 1992-07-27 1996-01-30 Meneo; David M. Beverage container with ice compartment filled by inverted scooping
US5699902A (en) * 1996-04-03 1997-12-23 Sperry; Laurence Burst Foam in bag packaging system
US6022134A (en) * 1996-10-25 2000-02-08 Rxi Plastics, Inc. Mixing and dispensing container
AUPP802199A0 (en) * 1999-01-05 1999-01-28 Majewski, Richard Henry S Improved container
KR100596266B1 (ko) * 2002-08-23 2006-07-03 다이요 잉키 세이조 가부시키가이샤 경화성 조성물용 포장백
GB0223981D0 (en) * 2002-10-16 2002-11-20 Singh Manjit C N Beverage bottles
AU2003902403A0 (en) 2003-05-19 2003-06-05 Momentum Worldwide Pty Ltd Novelty article and product promotion using the novelty article
CN2658077Y (zh) 2003-07-18 2004-11-24 杨建军 多功能饮料容器
US7165697B1 (en) * 2003-11-24 2007-01-23 Joel Checkalski Concentric two-compartment drinking vessel
US20070075079A1 (en) 2005-10-05 2007-04-05 Harlan Stokes Flavored container lid
WO2007053972A1 (en) * 2005-11-11 2007-05-18 Givaudan Sa Method and device for providing consumer products with desirable odour
US20150189904A1 (en) * 2005-11-23 2015-07-09 The Coca-Cola Company Natural High-Potency Sweetener Compositions with Improved Temporal Profile and/or Flavor Profile, Methods For Their Formulation, and Uses
US8015915B2 (en) * 2006-12-15 2011-09-13 Global Vintners Inc. Wine fermentation vessel with lees containment apparatus
US8104611B2 (en) * 2007-08-09 2012-01-31 Helou Jr Elie Mixing container and method of filling
US8875874B2 (en) * 2007-08-09 2014-11-04 Biosphere Spirits, Llc Multi-compartment mixing container and method of filling
US8763835B2 (en) * 2007-12-05 2014-07-01 Rich Products Corporation Topping caddy
US20090294397A1 (en) * 2008-05-27 2009-12-03 Wu Kuo Cheng Container for contain different beverages
CA2740768C (en) * 2008-10-17 2016-04-05 Olympus Medical Systems Corp. Fluid container unit and method for injecting different kinds of fluids into fluid usage equipment
WO2012089461A1 (en) * 2010-12-28 2012-07-05 Unilever Plc Food products containing aroma compounds
US8083056B1 (en) * 2011-03-14 2011-12-27 Kuo Chen Wu Container
GB201206979D0 (en) 2012-04-20 2012-06-06 Brother Max Ltd Drinks bottle
CN202717089U (zh) 2012-08-08 2013-02-06 赵淑康 一种饮料瓶
CN105008055B (zh) * 2013-01-14 2019-03-15 米歇尔·卡米列里 用于安装在喷射或上漆工具上的一次性装配件
EP3033297B1 (en) 2013-08-14 2019-06-12 Scholle IPN IP B.V. Container for transporting and storing a liquid
US8881920B1 (en) * 2013-12-02 2014-11-11 Hooshang Bral Automatically rinsing baby bottle
EA032755B1 (ru) * 2013-12-09 2019-07-31 Юнилевер Н.В. Пищевой продукт с улучшенным ароматом и вкусом
US9114910B1 (en) * 2014-04-29 2015-08-25 Joel Schommer Mixing container
US9446888B2 (en) 2014-10-22 2016-09-20 Abraham Mussio Multi-compartmented flowable-foodstuff storage container plus dispenser and related methods
US9783358B2 (en) * 2015-01-08 2017-10-10 Rajiv Dhand Segmented yogurt container

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2533806A (en) * 1949-07-06 1950-12-12 Harry R Holzapfel Bottle
JPS61183864U (ja) * 1985-05-07 1986-11-17
JP3051994U (ja) * 1998-01-09 1998-09-11 福徳長酒類株式会社 グラス

Also Published As

Publication number Publication date
US11434062B2 (en) 2022-09-06
CN110740949A (zh) 2020-01-31
US20200172316A1 (en) 2020-06-04
WO2018234276A1 (en) 2018-12-27
JP7323460B2 (ja) 2023-08-08
CN117446352A (zh) 2024-01-26
EP3642133A1 (en) 2020-04-29
CN110740949B (zh) 2023-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11377250B2 (en) Liquid dispensing apparatus
US20240000249A1 (en) Drinking device
ES2235676T3 (es) Pajita aromatizante de bebida.
US20070075079A1 (en) Flavored container lid
JP7434153B2 (ja) 飲料容器用付属品
US20070075081A1 (en) Reusable container with flavor chamber in lid
WO2017146933A1 (en) A single use tubular straw
JP7323460B2 (ja) 液体供給装置
US20090120892A1 (en) Bottle delivery system and methods thereof
US20130302472A1 (en) Drinking straw
CA2777990A1 (en) Drinking straw for proportioning concentrate and diluent in the mouth
US20130087472A1 (en) Apparatus and method for dispensing an additive into a beverage
JP3852678B2 (ja) 飲用容器の飲用制御構造
GB2353264A (en) Packages for two or more potable fluids
WO2001014220A1 (en) Dispensing container and method for dispensing
US20210101725A1 (en) Additives Bottle Cap
ITMI991326A1 (it) Tappo erogatore perfezionato per suzione di una bevanda ad esempio latte

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7323460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150