JP3051846U - エレベータ用フェッシャープレート - Google Patents

エレベータ用フェッシャープレート

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JP3051846U
JP3051846U JP1998001479U JP147998U JP3051846U JP 3051846 U JP3051846 U JP 3051846U JP 1998001479 U JP1998001479 U JP 1998001479U JP 147998 U JP147998 U JP 147998U JP 3051846 U JP3051846 U JP 3051846U
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JP
Japan
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plate
elevator
hoistway
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武志 阪口
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Fujitec Co Ltd
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Fujitec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの昇降路に設置されるフェッシャ
ープレートに騒音低減効果を持たせること。 【解決手段】 フェッシャープレート３０を、多数の穴
３１が空いた穴空き板３２と、穴空き板３２の昇降路壁
６側に設けた吸音材３３とで構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エレベータの昇降路に設置されるフェッシャープレートに関するも のである。
【０００２】
【従来の技術】
エレベータの昇降路には、敷居やドア開閉装置のヘッダーのように昇降路壁か ら突出して構成されている部分があるため、昇降路壁と前記突出部分とで凹凸を なしている。そのため、乗かごが故障などにより昇降路の凹所に対向する位置で 停止したときに乗かごの戸を開いて前記凹所へ脱出しようとする乗客が、乗かご と昇降路壁との間に挟まれたり、昇降路内へ転落する虞れがある。 そこで、これらの事故を防止するために、昇降路の凹所にフェッシャープレー トを設け、乗かごと昇降路壁との間隔を小さくするようにしている。
【０００３】 以下、従来のフェッシャープレートを昇降路の要部断面図である図２により説 明する。図において、１は乗場２に設置された敷居、３は乗場２の下方階の乗場 、４は乗場３のヘッダーであり、取付金具５により昇降路壁６に固定されている 。７は上部が敷居１に下部がヘッダー４にそれぞれ固定されたフェッシャープレ ート、８は上部がヘッダー４に固定されたヘッダーカバー、９，１０はそれぞれ 上下階の乗場ドアである。２０は乗かご、２１は乗かご２０のドア、２２は敷居 である。
【０００４】 上記構成により、乗かご２０が昇降路の凹所Ａに対向する位置に停止した場合 でも、乗客の乗かご２０からの脱出を阻止して前記の事故の発生を防止すること ができる。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
乗かご２０とフェッシャープレート７との間は狭い（通常１２５mm以下）ため 、乗かご２０の速度が速くなってくると騒音が大きくなるという問題があった。 しかしながら、従来のフェッシャープレートでは騒音に対する対策は全く考えら れていなかった。 本考案は、騒音の低減効果を有するフェッシャープレートを提供することを目 的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は、フェッシャープレートを、穴空き板と、この穴空き板の昇降路壁に 面する側に設けた吸音材とを備えた構成にしたものである。
【０００７】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図１により説明する。図において、３０はフェッシャー プレートで、多数の穴３１が空けられ上下をそれぞれ敷居１とヘッダー４に固定 された穴空き板３２と、この穴空き板３２の昇降路壁６側に設けたグラスウ−ル 製の吸音材３３を備えた構成であり、この吸音材３３と昇降路壁６との間には空 間部（空気層）Ｂが設けられている。
【０００８】 上記構成であるから、吸音材３３によって吸音されるため、騒音のレベルを低 減することができる。 また、吸音材３３と昇降路壁６との間に空間部Ｂを設けると、低周波数域にお いて騒音低減効果が著しいことが分かっているため、本実施形態は、低周波数域 における騒音が問題になるエレベータにおいて特に有効である。
【０００９】 本考案の他の実施の形態としては、吸音材３３を昇降路壁６に達するまで厚く し空間部Ｂを省略する構成がある。この構成によれば、図１の実施形態に比べ、 中高周波数域における騒音低減効果が著しいという特徴がある。 したがって、それぞれのエレベータの状況に応じて、吸音材３３の厚さ，空間 部Ｂの有無を決めればよい。
【００１０】 次に、本考案の更に他の実施形態について説明すると、穴空き板３２に代えて 、金網のような網状体を使用することもできる。また吸音材３３もグラスウール に限ることはなく、不燃性で吸音効果のあるものであればよい。
【００１１】 また、本考案は１階床に複数枚を使用するタイプのフェッシャープレートや、 敷居１やヘッダー４に固定する代わりに昇降路壁６に固定するタイプのフェッシ ャープレートにも同様に適用できる。
【００１２】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、フェッシャープレートに騒音低減効果 を持たせたため、騒音レベルの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施の形態を示す図である。
【図２】従来のフェッシャープレートを使用した昇降路
の要部断面図である。
【符号の説明】
２，３ 乗場 ６ 昇降路壁 ７，３０ フェッシャープレート ２０ 乗かご ３２ 穴空き板 ３３ 吸音材 Ｂ 空間部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エレベータの昇降路に設置されるフェッ
    シャープレートにおいて、 前記フェッシャープレートは、穴空き板と、この穴空き
    板の昇降路壁に面する側に設けた吸音材とを備えている
    ことを特徴とするエレベータ用フェッシャープレート。
  2. 【請求項２】 前記吸音材と昇降路壁との間に空間部を
    有することを特徴とする請求項１記載のエレベータ用フ
    ェッシャープレート。
  3. 【請求項３】 前記穴空き板は網状体であることを特徴
    とする請求項１又は２記載のエレベータ用フェッシャー
    プレート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016088724A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 東芝エレベータ株式会社 フェッシャープレート及びその据え付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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