JP3051801B2 - 車両の通信装置 - Google Patents
車両の通信装置Info
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- JP3051801B2 JP3051801B2 JP21878593A JP21878593A JP3051801B2 JP 3051801 B2 JP3051801 B2 JP 3051801B2 JP 21878593 A JP21878593 A JP 21878593A JP 21878593 A JP21878593 A JP 21878593A JP 3051801 B2 JP3051801 B2 JP 3051801B2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は車両の通信装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】トラックなど商用車に搭載される通信装
置として、車両の現在位置を含む走行データを運行管理
上、自社のターミナル基地へ電話回線を介して自動的に
送信するものが開発されている（実願平４ー１５０７２
号）。
置として、車両の現在位置を含む走行データを運行管理
上、自社のターミナル基地へ電話回線を介して自動的に
送信するものが開発されている（実願平４ー１５０７２
号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、貨物輸送で
は輸送先の荷主側にとって業務の円滑化を図るため、荷
物が何時頃に到着するか正確な情報を得ることが非常に
重要となるが、輸送先への到着時刻を出発前に予測して
ターミナル基地から連絡しても、実際には不測の事故や
交通渋滞などから荷物の輸送が予定通りにゆかず、目的
地への到着が大幅に遅れるといったことも多い。そのよ
うな場合に運行中のドライバが荷主へ逐次連絡を行うの
も非常に面倒で、かつ安全運転の大きな妨げになるとい
う問題点ががあった。
は輸送先の荷主側にとって業務の円滑化を図るため、荷
物が何時頃に到着するか正確な情報を得ることが非常に
重要となるが、輸送先への到着時刻を出発前に予測して
ターミナル基地から連絡しても、実際には不測の事故や
交通渋滞などから荷物の輸送が予定通りにゆかず、目的
地への到着が大幅に遅れるといったことも多い。そのよ
うな場合に運行中のドライバが荷主へ逐次連絡を行うの
も非常に面倒で、かつ安全運転の大きな妨げになるとい
う問題点ががあった。
【０００４】この発明はこのような問題点を解決するた
め、運行途中の所定位置を通過する際に、輸送先への到
着時間を予測してドライバを煩わせることなく、連絡先
へ自動的にファック通信が行える装置の提供を目的とす
る。
め、運行途中の所定位置を通過する際に、輸送先への到
着時間を予測してドライバを煩わせることなく、連絡先
へ自動的にファック通信が行える装置の提供を目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのため、車両に搭載の
通信装置として、図３のように衛星電波などの位置情報
をもとに自車の現在位置を検出する手段Ａと、自車の行
き先に関する地図情報と連絡先のファックス番号および
送信ポイントを入力する手段Ｂと、これらの入力情報を
記憶する手段Ｃと、自車の現在位置と地図情報から行き
先までの残り距離を求める手段Ｄと、自車の平均車速を
一定時間毎に計算する手段Ｅと、自車の現在位置が送信
ポイントに到達すると行き先までの残り距離と平均車速
の最新値から行き先への到着時間を算出する手段Ｆと、
その到着予測時間の連絡先に対するファックス通信を制
御する手段Ｇを備える。
通信装置として、図３のように衛星電波などの位置情報
をもとに自車の現在位置を検出する手段Ａと、自車の行
き先に関する地図情報と連絡先のファックス番号および
送信ポイントを入力する手段Ｂと、これらの入力情報を
記憶する手段Ｃと、自車の現在位置と地図情報から行き
先までの残り距離を求める手段Ｄと、自車の平均車速を
一定時間毎に計算する手段Ｅと、自車の現在位置が送信
ポイントに到達すると行き先までの残り距離と平均車速
の最新値から行き先への到着時間を算出する手段Ｆと、
その到着予測時間の連絡先に対するファックス通信を制
御する手段Ｇを備える。
【０００６】
【作用】これによれば、輸送の出発前に行き先に関する
地図情報と連絡先のファックス番号および送信ポイント
を記憶させる入力操作を行うと、運行中に衛生電波など
から検出する自車の現在位置が送信ポイントに到達する
と、行き先までの残り距離と平均車速の最新値から行き
先への到着時間が算出され、その予測時間が連絡先へフ
ァックス通信で自動的に送信される。
地図情報と連絡先のファックス番号および送信ポイント
を記憶させる入力操作を行うと、運行中に衛生電波など
から検出する自車の現在位置が送信ポイントに到達する
と、行き先までの残り距離と平均車速の最新値から行き
先への到着時間が算出され、その予測時間が連絡先へフ
ァックス通信で自動的に送信される。
【０００７】
【実施例】図１は車両に搭載する通信装置の構成を説明
するブロック図で、自車の現在位置を検出するのに公知
のＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・システム）が
採用され、２はアンテナ１の受信する衛星電波を変調増
幅する受信回路、３はその電気信号から自車の現在位置
（緯度と経度）を確定する算出回路である。
するブロック図で、自車の現在位置を検出するのに公知
のＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・システム）が
採用され、２はアンテナ１の受信する衛星電波を変調増
幅する受信回路、３はその電気信号から自車の現在位置
（緯度と経度）を確定する算出回路である。
【０００８】自車の行き先（目的地）に関する地図情報
と輸送先のファックス番号および送信ポイント入力（セ
ット）操作する手段としてのキーボード８を備え、これ
らの入力情報を格納するメモリ９が設けられる。なお、
地図情報として位置情報を入力すると、ナビゲーション
地図で読み取るようになっている。また、送信ポイント
は目的地との所定距離として設定される。
と輸送先のファックス番号および送信ポイント入力（セ
ット）操作する手段としてのキーボード８を備え、これ
らの入力情報を格納するメモリ９が設けられる。なお、
地図情報として位置情報を入力すると、ナビゲーション
地図で読み取るようになっている。また、送信ポイント
は目的地との所定距離として設定される。
【０００９】５は車両の走行速度を検出するのが車速セ
ンサ、６はその波形整形回路（ローパスフィルタ）、７
は車速センサ５の出力値をもとに平均車速を一定時間毎
（例えば、１０分間隔）に計算する算出回路で、その計
算値（平均車速）は後述する送信制御回路１０へ出力さ
れる。１２は送信制御回路１０をファックス付き自動車
電話１３にセットするモデム、１４は自動車電話のアン
テナを示す。
ンサ、６はその波形整形回路（ローパスフィルタ）、７
は車速センサ５の出力値をもとに平均車速を一定時間毎
（例えば、１０分間隔）に計算する算出回路で、その計
算値（平均車速）は後述する送信制御回路１０へ出力さ
れる。１２は送信制御回路１０をファックス付き自動車
電話１３にセットするモデム、１４は自動車電話のアン
テナを示す。
【００１０】送信制御回路１０へファックス通信を指令
するのが送信ポイントの判定回路４で、自車の現在位置
から行き先までの残り距離を逐次算出すると共に、その
残り距離が送信ポイントとしての所定距離に到達すると
通信指令を出力する。送信制御回路１０は判定回路４の
通信指令を受けると、行き先までの残り距離と平均車速
の最新値から行き先への到着予測時間を算出すると共
に、その予測時間および残り距離を送信データとして輸
送先のファックス番号へオートダイヤルで自動送信を制
御する。
するのが送信ポイントの判定回路４で、自車の現在位置
から行き先までの残り距離を逐次算出すると共に、その
残り距離が送信ポイントとしての所定距離に到達すると
通信指令を出力する。送信制御回路１０は判定回路４の
通信指令を受けると、行き先までの残り距離と平均車速
の最新値から行き先への到着予測時間を算出すると共
に、その予測時間および残り距離を送信データとして輸
送先のファックス番号へオートダイヤルで自動送信を制
御する。
【００１１】１５は自車の現在位置と行き先へのナビゲ
ーション地図およびファックスの通信内容などを表示す
るディスプレイ（ＣＲＴ）を示す。
ーション地図およびファックスの通信内容などを表示す
るディスプレイ（ＣＲＴ）を示す。
【００１２】図２は自動送信の制御内容を説明するフロ
ーチャートで、運行前に行き先情報がキーボード８で入
力されると、その入力操作に応じてナビゲーション地図
上で目的地を、また輸送先のファックス番号および送信
ポイント（目的地からの所定距離値ｘ0）をメモリに入
力する（１．０１，１．０２）。
ーチャートで、運行前に行き先情報がキーボード８で入
力されると、その入力操作に応じてナビゲーション地図
上で目的地を、また輸送先のファックス番号および送信
ポイント（目的地からの所定距離値ｘ0）をメモリに入
力する（１．０１，１．０２）。
【００１３】そして、運行中には衛星電波で自車の現在
位置を検出すると共に、ナビゲーション地図上の目的地
までの距離ｘを逐次算出する一方、車速センサ５の検出
信号をもとに一定時間毎に平均車速ｖを計算する（１．
０３〜１．０５）。
位置を検出すると共に、ナビゲーション地図上の目的地
までの距離ｘを逐次算出する一方、車速センサ５の検出
信号をもとに一定時間毎に平均車速ｖを計算する（１．
０３〜１．０５）。
【００１４】目的地までの距離ｘが送信ポイントｘ0に
到達、すなわちｘ≦ｘ0になると目的地までの距離ｘ0と
平均車速の最新値ｘから到達予測時間ｔ（ｘ0／ｖ・６
０）を算出すると共に、輸送先へ到達予測時間ｔと残り
距離ｘ0を連絡するファックスの自動送信を実行する
（１．０６〜１．０８）。
到達、すなわちｘ≦ｘ0になると目的地までの距離ｘ0と
平均車速の最新値ｘから到達予測時間ｔ（ｘ0／ｖ・６
０）を算出すると共に、輸送先へ到達予測時間ｔと残り
距離ｘ0を連絡するファックスの自動送信を実行する
（１．０６〜１．０８）。
【００１５】このような構成により、運行途中の送信ポ
イントを通過する際に、ドライバを煩わせることなく、
輸送先への情報として到着予測時間および残り距離が自
動的に送信されるので、車両の安全運転に大きく寄与で
きるというメリットが得られる。また、荷物の到達を待
つ荷主側にとっても、荷物が何時頃に到着するのか正確
な情報の連絡を受けることで、例えば交通渋滞などで部
品納入の遅れそうな場合に、生産ラインの運転変更など
で対処すること（つまり、業務の円滑化）も可能にな
る。
イントを通過する際に、ドライバを煩わせることなく、
輸送先への情報として到着予測時間および残り距離が自
動的に送信されるので、車両の安全運転に大きく寄与で
きるというメリットが得られる。また、荷物の到達を待
つ荷主側にとっても、荷物が何時頃に到着するのか正確
な情報の連絡を受けることで、例えば交通渋滞などで部
品納入の遅れそうな場合に、生産ラインの運転変更など
で対処すること（つまり、業務の円滑化）も可能にな
る。
【００１６】なお、メモリ９への入力操作手段としての
キーボード８に代えて、行き先情報を格納するＩＣカー
ドの読み取り器を設けるようにしても良い。また、運行
管理の蓄積データを利用すれば、そのデータ量に応じて
送信ポイントを目的地から遠くの距離に設定しても、正
確な到着時間を予測することができる。さらに、ファッ
クス通信の連絡先については自社のターミナル基地であ
っても良く、その場合ターミナル基地から間接的に輸送
先へ情報連絡を行うことになる。
キーボード８に代えて、行き先情報を格納するＩＣカー
ドの読み取り器を設けるようにしても良い。また、運行
管理の蓄積データを利用すれば、そのデータ量に応じて
送信ポイントを目的地から遠くの距離に設定しても、正
確な到着時間を予測することができる。さらに、ファッ
クス通信の連絡先については自社のターミナル基地であ
っても良く、その場合ターミナル基地から間接的に輸送
先へ情報連絡を行うことになる。
【００１７】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、衛星電
波などの位置情報をもとに自車の現在位置を検出する手
段と、自車の行き先に関する地図情報と連絡先のファッ
クス番号および送信ポイントを入力する手段と、これら
の入力情報を記憶する手段と、自車の現在位置と地図情
報から行き先までの残り距離を計算する手段と、自車の
平均車速を一定時間毎に算出する手段と、自車の現在位
置が送信ポイントに到達すると行き先までの残り距離と
平均車速の最新値から行き先への到着時間を計算する手
段と、その到着予測時間の連絡先に対するファックス通
信を制御する手段を備えるので、運行途中の送信ポイン
トを通過する際に、輸送先への到着時間を正確に予測し
てドライバを煩わせることなく、連絡先へ自動的にファ
ック通信が作動するため、車両の安全運転に大きく寄与
できるほか、荷主側にとっても正確な情報を受けること
で業務の円滑化を図れるという効果が得られる。
波などの位置情報をもとに自車の現在位置を検出する手
段と、自車の行き先に関する地図情報と連絡先のファッ
クス番号および送信ポイントを入力する手段と、これら
の入力情報を記憶する手段と、自車の現在位置と地図情
報から行き先までの残り距離を計算する手段と、自車の
平均車速を一定時間毎に算出する手段と、自車の現在位
置が送信ポイントに到達すると行き先までの残り距離と
平均車速の最新値から行き先への到着時間を計算する手
段と、その到着予測時間の連絡先に対するファックス通
信を制御する手段を備えるので、運行途中の送信ポイン
トを通過する際に、輸送先への到着時間を正確に予測し
てドライバを煩わせることなく、連絡先へ自動的にファ
ック通信が作動するため、車両の安全運転に大きく寄与
できるほか、荷主側にとっても正確な情報を受けること
で業務の円滑化を図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例を示す装置構成のブロック図
である。
である。
【図２】自動通信の制御内容を説明するフローチャート
である。
である。
【図３】この発明のクレーム対応図である。
１ アンテナ ２ 受信回路 ３ 現在位置の算出回路 ４ 送信ポイントの判定回路 ５ 車速センサ ７ 平均車速の算出回路 ８ キーボード ９ メモリ １０ 送信制御回路 １２ モデム １３ ファックス付き自動車電話 １５ ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−242800（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−117554（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−323685（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−48198（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G08G 1/0969 G08G 1/123 - 1/137 G01C 21/00 H04M 11/00 301
Claims (1)
- 【請求項１】 衛星電波などの位置情報をもとに自車の
現在位置を検出する手段と、自車の行き先に関する地図
情報と連絡先のファックス番号および送信ポイントを入
力する手段と、これらの入力情報を記憶する手段と、自
車の現在位置と地図情報から行き先までの残り距離を計
算する手段と、自車の平均車速を一定時間毎に算出する
手段と、自車の現在位置が送信ポイントに到達すると行
き先までの残り距離と平均車速の最新値から行き先への
到着時間を計算する手段と、その到着予測時間の連絡先
に対するファックス通信を制御する手段を備えることを
特徴とする車両の通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21878593A JP3051801B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 車両の通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21878593A JP3051801B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 車両の通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773397A JPH0773397A (ja) | 1995-03-17 |
| JP3051801B2 true JP3051801B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16725345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21878593A Expired - Fee Related JP3051801B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 車両の通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3051801B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3600370B2 (ja) * | 1996-04-30 | 2004-12-15 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
| JP6123605B2 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-05-10 | 株式会社ダイフク | 物流システム |
| CN108896064A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-27 | 晁保锁 | 基于信息共享的应用于gps导航系统的到达时间预估系统 |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP21878593A patent/JP3051801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0773397A (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |