JP3051616B2 - フィルム組立体の製造方法及び装置 - Google Patents

フィルム組立体の製造方法及び装置

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JP3051616B2
JP3051616B2 JP5259230A JP25923093A JP3051616B2 JP 3051616 B2 JP3051616 B2 JP 3051616B2 JP 5259230 A JP5259230 A JP 5259230A JP 25923093 A JP25923093 A JP 25923093A JP 3051616 B2 JP3051616 B2 JP 3051616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ付きフィルムの
製造におけるフィルム組立体(パトローネから引き出さ
れたフィルム舌端部をスプールに係止した構造体)の自
動供給を可能にするフィルム組立体の製造方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムの製造では、フィル
ムを有するパトローネから引き出されたフィルム舌端部
をスプール(巻取軸)に保持させた構造体であるフィル
ム組立体を製造し、該フィルム組立体をレンズ付きフィ
ルムの本体ユニットに組み込んでいる。フィルム組立体
の製造では、パトローネとスプールを所定間隔で配置し
てパトローネから引き出したフィルムの舌端部をスプー
ルに確実に係止する作業が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記フィル
ム組立体の製造において、パトローネ側のフィルムをス
プールに係止する際、フィルム舌端部の変形状態(カー
ル、たわみ)が安定しないため、スプールの差し込み溝
へのフィルム舌端部の位置決めと差し込み作業(スプー
ル側係止爪への供給保持作業)が難しく、手作業に頼ら
なければならない欠点がある。
【0004】また、パトローネから当初出ているフィル
ム長は、ばらつきが大きくフィルム舌端部位置が容易に
認識できないため、この点でも自動化が困難であった。
【0005】本発明は、上記の問題点を除去し、パトロ
ーネから引き出したフィルム舌端部のスプールへの係止
作業の自動化を実現し、品質の向上及び低コスト化が可
能なレンズ付きフィルム製造におけるフィルム組立体の
製造方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフィルム組立体の製造方法は、組み込み用
パレット上にパトローネ及びスプールを位置決め載置
し、前記パトローネから出ているフィルムの両側に相互
に対向するフィルムガイドを配し、相互に対向するフィ
ルムガイドの間隔を狭めた状態とした後、前記フィルム
を挟持したフィルムチャックで当該フィルムの舌端部を
前記スプールの差し込み溝内に差し込むことを特徴とす
るものである。
【0007】また、本発明のフィルム組立体の製造装置
は、パトローネを位置決めするパトローネ位置決め手段
及びスプールを位置決めするスプール位置決め手段を有
する組み込み用パレットと、前記パトローネから出てい
るフィルムの両側に対をなして配置され、相互の対向間
隔が可変であるフィルムガイドと、前記フィルムの引き
出し方向に移動自在であって、前記フィルムを挟持する
フィルムチャックとを備え、前記フィルムを挟持したフ
ィルムチャックの移動により前記フィルムの舌端部を前
記スプールの差し込み溝内に差し込む構成である。
【0008】なお、前記パトローネ位置決め手段は、前
記パトローネの底部が嵌合する載置凹部と、該載置凹部
の底面に配設されて前記パトローネの底部を吸着する永
久磁石とを有する構成としてもよい。
【0009】また、前記スプール位置決め手段は、前記
組み込み用パレットのパレットベースに固定された溝付
きスプール保持用固定部材と、前記パレットベースに回
動自在に取り付けられていて前記溝付きスプール保持用
部材との間で前記スプールを挟持するスプール固定用可
動部材とを有する構成としてもよい。
【0010】さらに、前記組み込み用パレットは、前記
フィルムの舌端部に接して該舌端部の引き出し方向を規
制するフィルム舌端部位置決めピンを有していてもよ
い。なお、前記フィルムチャックの前記フィルムを挟持
する面は、前記フィルムの舌端部が前記スプールの前記
差し込み溝に突き当たった後、前記フィルムに対して滑
ることが可能であることが望ましい。
【0011】
【作用】本発明のフィルム組立体の製造方法及び装置に
おいては、パトローネから引き出したフィルムのフィル
ム舌端部の両側に対をなすフィルムガイドを配し、該対
をなすフィルムガイドの間隔を微少間隔に狭めることに
より、フィルムのカールやたわみといった変形を抑えて
フィルム舌端部をスプールの差し込み溝へ正確にガイド
し、フィルムチャックによるスプールの差し込み溝への
差し込み作業が簡単に実行できるので、従来人手を要し
ていたフィルム舌端部のスプールへの係止作業の自動化
が実現できる。従って、フィルム組立体の製造の自動化
による大幅なコスト削減と品質向上が実現でき、製品の
歩留まり及び信頼性の向上が図れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るフィルム組立体の製造方
法及び装置の実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1乃至図8は本発明の実施例を示す。こ
れらの図において、フィルム組立体の製造装置は、組み
込み用パレット1、フィルムガイド機構2及びフィルム
チャック3とを備え、レンズ付きフィルムを製造する工
程において、パトローネ5から引き出したフィルム4の
舌端部4Aをスプール6に係止する工程を実行するもの
である。
【0014】前記パトローネ5は鉄等の磁性金属で形成
されており、回転自在な巻芯に巻回したフィルム4を遮
光して収納するものであり、引き出し部11からフィル
ム4が引き出せるようになっている。前記フィルム4の
両側にはパーフォレーション14(送り穴)が一定間隔
で設けられている。なお、組み込み用パレット1に供給
する前の状態においては、前記パトローネ5の引き出し
部11からは所定長のフィルム4が出た状態となってい
る。
【0015】前記スプール6は巻軸12の両端にフラン
ジ16A,16Bを有するように樹脂等で形成されてお
り、パトローネ5から引き出されたフィルム4を巻軸1
2に巻回するためのものである。前記巻軸12には、図
4、図6及び図7に示すように、フィルム4の舌端部4
Aを差し込むための差し込み溝13が軸方向に形成され
ており、該差し込み溝13内面にはフィルム舌端部4A
先端のパーフォレーション14を係止するフィルム係止
爪15が突設されている。また、巻軸12両端のフラン
ジ16A,16Bの中心部には中央凸部17がそれぞれ
形成されている。なお、差し込み溝13開口はテーパー
状に拡がっている。
【0016】前記組み込み用パレット1はパレットベー
ス20を有していて、該パレットベース20の底面部が
搬送レール39上に摺動自在に載置されており(図1で
紙面に垂直方向に移動自在)、図示しない間欠送り手段
により間欠的に移送されるようになっている。そのパレ
ットベース20上面にはパトローネ5を載置し位置決め
するためのパトローネ位置決め手段8と、スプール6を
載置し位置決めするためのスプール位置決め手段9とが
設けられている。前記パトローネ位置決め手段8及びス
プール位置決め手段9は、これらにより組み込み用パレ
ット1上に載置固定されるパトローネ5とスプール6と
の間隔が後工程のレンズ付きフィルムの本体ユニット内
でのそれらの間隔と同一寸法になるように配置位置が設
定されている。なお、図3のように組み込み用パレット
1の両端部分、すなわちパレットベース20の長手方向
の両端部分にパレット位置決めブッシュ21を固定する
ことにより、位置決め係合凹部(又は穴部)22が設け
られている。
【0017】前記パトローネ位置決め手段8は、前記パ
トローネ5の底部側を載置するための載置凹部40を有
するパトローネ載置部41と、該パトローネ載置部41
に立設されている側壁42とを有しており、これらはパ
レットベース20上側に固定されている。前記パトロー
ネ載置部41は、パトローネ5の外周部分に対応して複
数のマグネット43が円周状に埋め込まれているパトロ
ーネ載置ベース44の上面に、引き出し部11を含むパ
トローネ5の底部に嵌合する如く嵌合穴45を形成した
マグネット押さえ板46を重ねて固定することにより構
成されている。前記マグネット43は、その一部がマグ
ネット押さえ板46により押さえられてパトローネ載置
ベース44から外れないようになっており、マグネット
押さえ板46の嵌合穴45と露出したパトローネ載置ベ
ース44上面からなる前記載置凹部40に嵌合配置され
るパトローネ5の底部を吸着するようになっている。前
記側壁42は図3に示すように、載置凹部40に載置さ
れたパトローネ5外周の引き出し部11が位置する側に
接するように固定されており、パトローネ5の引き出し
部11の位置を規制し反時計回りの回転を防止するもの
である。
【0018】前記スプール位置決め手段9は、図3の如
くパレットベース20上側に固定のスプール載置ベース
23上に溝付きスプール保持用固定部材としてのスプー
ル保持用V型板24を固定するとともに、スプール保持
用可動部材としてのスプール保持用レバー25を回転自
在に取り付けたものである。前記スプール載置ベース2
3には、その上面にスプール6を載置する際にスプール
6底部側の中央凸部17が納まるように凸部逃げ凹部2
6が形成されている。前記スプール保持用V型板24に
は図3の如く、略V型溝27が形成されている。前記ス
プール保持用レバー25は、その中間部がスプール載置
ベース23に立設されたピン28で当該ベース23に回
動自在に枢着されており、スプール載置ベース23上に
はスプール保持用レバー25の回転を規制するストッパ
29が突設されている。そのスプール保持用レバー25
には、前記スプール保持用V型板24に対向する面の下
端縁に溝30が設けられており、スプール保持用V型板
24に対向する面の反対側にばね収納凹部31が形成さ
れている。また、前記ばね収納凹部31に対向する如
く、スプール載置ベース23上にばね押さえ32が設け
られ、ばね収納凹部31とばね押さえ32との間に圧縮
ばね33が配設されている。この圧縮ばね33により、
スプール保持用レバー25は対向するスプール保持用V
型板24の方向に先端部が回転する如く押され、先端部
がストッパ29に当接した状態で止まるようになってい
る。また、スプール保持用レバー25の後端側には当該
レバー25を開くときに用いるローラー34が枢着され
ている。
【0019】なお、スプール載置ベース23には、パト
ローネ5から引き出されたフィルム4のフィルム舌端部
4Aに接して位置決めするためのフィルム舌端部位置決
めピン47が立設固定されている。前記フィルム舌端部
位置決めピン47は、図3に示すように、パトローネ5
及びスプール6がそれぞれ位置決め載置された状態で、
パトローネ5の引き出し部11とスプール6の巻軸12
中心とを結ぶ直線上に概ね沿った位置に立設されてい
る。このフィルム舌端部位置決めピン47は側面にてフ
ィルム舌端部4Aに接触し、フィルム舌端部4Aの変形
状態(カール、たわみ)を修正し、フィルム舌端部4A
の方向をほぼ一様に揃える。
【0020】前記パトローネ位置決め手段8によるパト
ローネ5の組み込み用パレット1への載置、位置決めに
ついて述べる。まず、パトローネ5をそのフィルム舌端
部4Aの方向を定めて組み込み用パレット1のパトロー
ネ載置部41に載置し、パトローネ5底部を載置凹部4
0に嵌合させる。このとき、パトローネ5は引き出し部
11を含む外周が側壁42に当接するように配置されて
おり、パトローネ5は磁性金属で形成されているので、
その底部がマグネット43に吸着されて保持される。ま
た、パトローネ5の引き出し部11から引き出されてい
るフィルム舌端部4Aは、前記フィルム舌端部位置決め
ピン47の側面に摺動自在に接し、フィルム舌端部4A
はたるまないように保持され、かつフィルム舌端部4A
の引き出し方向もほぼ一定に揃えられる。このとき、フ
ィルム舌端部4Aの先端部分はフィルム自身のカーリン
グ習性によってフィルム舌端位置決めピン47に離れる
ことなく接しており、図3のようにパトローネ5は引き
出し部11を含む外周が側壁42に当接しているため、
フィルム4の弾性により反時計周りに回転することなく
位置決め保持される。
【0021】次に、前記スプール位置決め手段9による
スプール6の組み込み用パレット1への載置、位置決め
について述べる。まず、スプール保持用レバー25後端
のローラー34をパレット外部に設けられた駆動手段
(図示省略)で時計回りに押すことで、図3の2点鎖線
のように、圧縮ばね33に抗して回転させスプール保持
用レバー25を開く。このレバー25が開いた状態で、
スプール6をスプール載置ベース23上に載置する。こ
のとき、スプール6底面側の中央凸部17は凸部逃げ凹
部26に納まり、スプール6底面側のフランジ16Bが
スプール載置ベース23上面に接面している。そして、
レバー25後端のローラー34を押さえていた駆動力を
解除することで、レバー25は圧縮ばね33により閉ま
り、スプール載置ベース23上に載置されているスプー
ル6底面側のフランジ16Bの周縁をスプール保持用V
型板24に向かって押す。この結果、スプール6は、底
面側フランジ16Bの周縁がスプール保持用V型板24
の略V型溝27の内面に当接するまで押され、底面側フ
ランジ16Bがレバー25の溝30とスプール保持用V
型板24の略V型溝27の内面とで挟持される。
【0022】前記フィルムガイド機構2は、待機状態に
おいてパトローネ5から引き出されたフィルム4の上方
両側に対をなして平行配置される一対のフィルムガイド
2A,2Bを有しており、該フィルムガイド2A,2B
の後端部は昇降ベース10に対し図4及び図8の矢印P
のように水平方向(横方向)に摺動自在に取り付けられ
ている。すなわち、昇降ベース10上に固定のスライド
ガイド54に対し一対のフィルムガイド2A,2Bの後
端部が摺動自在に装着されている。前記昇降ベース10
は、図示しない昇降手段により垂直に昇降駆動されるよ
うになっており、フィルムガイド機構2は昇降ベース1
0と共に昇降する。
【0023】前記フィルムガイド2A,2Bは、相互に
平行に対向してフィルム4を両側から挟んでほぼ真っ直
ぐな状態に規制するもので、パトローネ5の引き出し部
11とスプール6の巻軸12中心(差し込み溝13の開
口中央)とを結ぶ直線に平行な向きとなっている。図8
のように該フィルムガイド2A,2B後端部の底面側に
は、フィルムガイド2A,2Bの間隔を狭めたり広げた
りするために、カムフォロワーとしてのローラー52を
枢着したローラー取付板部53がそれぞれ一体に形成さ
れている。また、フィルムガイド2A,2Bの後端部上
面にはばね固定ピン56がそれぞれ立設固定され、該ば
ね固定ピン間に伸張ばね57を張ることにより、フィル
ムガイド2A,2Bの間隔を狭めるように付勢してい
る。左右のローラー取付板部53のローラー52は、別
の昇降手段で昇降駆動される板カム64を両側から挟み
込んで当接するようになっており、前記板カム64は、
上端部分をテーパー状に広がった幅広部65とし、中間
から下端にかけて一定幅の幅狭部66とした形状に形成
されている。
【0024】従って、フィルムガイド2A,2Bを板カ
ム64に対して相対的に下降させる場合、各ローラー5
2がカム64に沿って移動し、カム64の幅が狭くなる
幅狭部66では前記伸張ばね57によりフィルムガイド
2A,2Bの間隔が狭まるようになっている。すなわ
ち、図1に示すようにフィルムガイド2A,2Bが組み
込み用パレット1の停止位置上方に待機しているとき
は、図8の如くローラー取付板部53のローラー52は
カム64上端の幅広部65に位置し、フィルムガイド2
A,2Bの間隔は図4のように広がっている。
【0025】また、フィルムガイド機構2全体を下降さ
せ、かつフィルムガイド2A,2Bをカム64に対し相
対的に下降させる場合、ローラー取付板部53のローラ
ー52がカム64の幅広部65から幅狭部66に移動す
ることに伴い、フィルムガイド2A,2Bの両者の間隔
が狭まる。すなわち、左右のローラー52がカム64の
幅狭部66の両側に位置するとき、フィルムガイド2
A,2Bは図6に示すような一定の微少間隔(スプール
側差し込み溝13の開口幅よりも狭いことが好ましい)
となり、フィルム舌端部4Aを両側から挟んで引き出し
自在にガイドし、スプール6の差し込み溝13の開口に
導くようにする。
【0026】なお、前記フィルムガイド2A,2Bの先
端部分には横長のチャック用抜き穴58及びフィルム舌
端部位置決めピン47を回避するための退避用切欠部6
2が形成され、フィルムガイド2A,2Bの中間部分に
は、横長のロッド貫通穴59が形成され、さらにスプー
ル6を挟み込んだときにスプール6上端のフランジ16
Aを回避するフランジ退避穴60が形成されている。ま
た、各フィルムガイド2A,2Bの内側にはスプール6
の巻軸12が納まる断面半円形凹部61が形成されてい
る。また、フィルムガイド2A,2B中間部の外側面に
はリニアガイド63が水平方向(横方向)に固定されて
いる。
【0027】前記フィルムチャック3は、パトローネ5
から出ているフィルム4を両側から挟持してスプール6
方向に誘導し、スプール6の差し込み溝13に係止する
ためのものであり、一対のチャックアーム70A,70
Bと、該チャックアーム70A,70B先端に設けられ
たフィルムチャック爪76A,76Bとを有し、チャッ
クアーム70A,70B後端部は前記フィルムガイド2
A,2B外側面のリニアガイド63でそれぞれ水平方向
(横方向)に摺動自在に支持されたリニアスライダ71
に固着されており、それらのチャックアーム70A,7
0Bはリニアガイド63に沿って摺動自在になってい
る。そして、チャックアーム70A,70Bの後端部下
側には貫通穴72がそれぞれ形成されており、フィルム
チャック駆動ロッド73がチャックアーム70Bを貫通
して固定され、さらにフィルムガイド2A,2Bの横長
のロッド貫通穴59を貫通し、チャックアーム70Bの
貫通穴72まで嵌挿している。従って、チャックアーム
70A,70Bはフィルムガイド2A,2Bに対して同
時に一体的に移動するようになっている。なお、前記フ
ィルムチャック駆動ロッド73の端部は連結部74とな
っており、過負荷防止構造(スプリングダンパー)を有
するフィルムチャック駆動手段75に連結されている。
【0028】前記フィルムチャック爪76A,76B
は、相互に対向するようにチャックアーム70A,70
Bの先端部に嵌挿されており、各フィルムチャック爪7
6A,76B後端部にはストッパ77が固定され、当該
フィルムチャック爪76A,76Bの先端頭部とチャッ
クアーム先端内側面間に圧縮ばね78が配設され、この
結果、各フィルムチャック爪76A,76Bの先端面7
9がフィルムガイド2A,2B先端部のチャック抜き穴
58から突出し、フィルムガイド2A,2B間の内側に
向けて付勢されている。また、フィルムチャック爪76
A,76Bの先端面79は、フィルム4を挟持するため
に鉄等の金属等で形成された適切な摩擦を有する研磨面
になっている。
【0029】上記フィルムガイド機構2の各フィルムガ
イド2A,2Bの間隔が開いた待機状態では、フィルム
チャック3の一対のチャックアーム70A,70Bは、
図1及び図4の如くフィルムチャック爪76A,76B
がフィルムガイド2A,2Bの先端寄りに位置するよう
に配置されており、フィルムチャック爪76A,76B
の先端面79の間隔も開いている。一方、図5及び図6
のように、フィルムガイド機構2が下降し、かつ各フィ
ルムガイド2A,2Bの間隔が狭くなったフィルム4を
ガイドする状態ではチャックアーム70A,70Bの間
隔も狭まり、図6のようにフィルムチャック爪76A,
76Bの先端面79がフィルム4を両側から挟んで相互
に突き当たる。このとき、フィルムチャック爪76A,
76Bは圧縮ばね78により適切な押圧力でフィルム4
を挟持する。なお、フィルムガイド2A,2Bの間隔変
動の際、チャックアーム70A,70Bはフィルムガイ
ド2A,2Bの間隔変化に伴い、それぞれの貫通穴72
に嵌挿しているフィルムチャック駆動ロッド73の軸に
沿って平行移動する。
【0030】図1及び図5のように、フィルムガイド機
構2及びフィルムチャック3が待機する組み込み用パレ
ット1の所定の停止位置の両側には、一対のパレット位
置決めピン81A,81Bを有するパレット位置決めア
ーム80A,80Bが垂直に昇降自在に設けられてい
る。また、パトローネ位置決め手段8側のパレット位置
決めアーム80Aには、パトローネ押さえ82が一体に
固定されている。
【0031】次に、上記フィルム組立体の製造装置を用
いたフィルム組立体の製造方法について述べる。
【0032】まず、搬送レール39上のパトローネ供給
用停止位置にて前記組み込み用パレット1が停止した状
態で、図2のように当該パレット1に対しパトローネ5
を供給、載置する。またスプール供給用停止位置にてパ
レット1に対しスプール6を供給、載置する。このと
き、パトローネ5は、その底部がパトローネ位置決め手
段8の載置凹部40に嵌合されマグネット43により吸
着保持されることで位置決め、固定される。また、スプ
ール6は、その底面側のフランジ16Bがスプール位置
決め手段9のスプール保持用レバー25の溝30とスプ
ール保持用V型板24の略V型溝27の内面とで挟持さ
れることで保持されている。また、パトローネ5の引き
出し部11から出ているフィルム4の舌端部4Aがフィ
ルム舌端部位置決めピン47に接し、たるまないように
規制されることによって舌端部4Aの引き出し方向が規
定されている。
【0033】次に、パトローネ位置決め手段8にパトロ
ーネ5を、スプール位置決め手段9にスプール6をそれ
ぞれ位置決め搭載した組み込み用パレット1を、図1及
び図4のように搬送レール39に沿ってフィルムガイド
機構2及びフィルムチャック3が上方に待機する作業用
停止位置に搬送する。組み込み用パレット1と、フィル
ムガイド機構2の有するフィルムガイド2A,2Bのガ
イド面(内側の対向面)との位置関係は、パトローネ5
の引き出し部11とスプール6の巻軸12中心とを結ぶ
直線に対して前記フィルムガイド2A,2Bのガイド面
が平行になるように設定されている。この作業用停止位
置に搬送された組み込み用パレット1は、前記一対のパ
レット位置決めアーム80A,80Bにより位置決め、
固定される。すなわち、パレット位置決めアーム80
A,80Bは、図1の2点鎖線に示すように、組み込み
用パレット1を受け入れた後、下降してパレット位置決
めピン81A,81B先端部をパレット位置決めブッシ
ュ21の位置決め係合凹部22の上端に嵌合すること
で、組み込み用パレット1を所定の停止位置に固定す
る。このとき、パトローネ押さえ82が、パトローネ位
置決め手段8に保持されているパトローネ5の上端を上
から押さえる。
【0034】それから、図5に示すように、昇降ベース
10を下降させることによりフィルムガイド2A,2B
を下降させる。このとき、下降動作の前半は、パトロー
ネ5から出ているフィルム4が確実に一対のフィルムガ
イド2A,2B間に入るように、図4のようにフィルム
ガイド2A,2Bの間隔は広いままで下降する(図8の
板カム64とカムフォロアーとしての一対のローラー5
2の相対位置は変化せず、一対のローラー52はカム6
4の幅広部65に当接している。)。下降動作の後半で
はフィルムガイド2A,2B間のフィルム4の引き出し
方向を正確に規定するために図6のように一対のフィル
ムガイド2A,2B間の間隔は微小間隔となる(図8の
板カム64が停止し、カムフォロアーとしての一対のロ
ーラー52がカム64に対して下降して、カム64の幅
狭部66に当接する。)。この結果、フィルムガイド2
A,2Bがパトローネ5から出ているフィルム4を両側
から挟んでガイドすると同時に、フィルムチャック3の
一対のチャックアーム70A,70Bの間隔も狭まり、
フィルムチャック爪76A,76Bの先端面79がフィ
ルム4を両側から圧縮ばね78による適切な押圧力で挟
持する。この際、フィルム4はフィルム舌端部位置決め
ピン47から離れ、フィルムガイド2A,2Bにより、
パトローネ5の引き出し部11とスプール6の巻軸12
中心とを結ぶ直線上に沿ってガイドされる。このとき、
対向するフィルムガイド2A,2B内面間の隙間は前述
したようにスプール6の差し込み溝13の開口幅よりも
狭いことが望ましく、例えば具体的には0.5〜0.8mm
程度が望ましい(ただし、その前後でもフィルムが影響
されなければこの限りではない)。なお、フィルムガイ
ド2A,2Bの両者の接近に伴い、スプール6の巻軸1
2は断面半円形凹部61に納まって保持される。
【0035】そして、フィルムチャック駆動手段75で
フィルムチャック駆動ロッド73を引くことにより、一
対のチャックアーム70A,70Bが矢印Qのようにフ
ィルムガイド2A,2B後端方向に移動され、これに伴
い図5の2点鎖線及び図7に示すように、フィルムチャ
ック爪76A,76Bに挟持されているフィルム4は、
フィルムチャック爪76A,76Bの先端面79とフィ
ルム4間の摩擦によってフィルムガイド2A,2B間に
ガイドされてスプール6方向に引っ張られ、フィルム舌
端部4Aがスプール6の巻軸12の差し込み溝13に差
し込まれる。この際、差し込み溝13内においてフィル
ム舌端部4Aのパーフォレーション14Aがフィルム係
止爪15に係止される。
【0036】なお、フィルムチャック3の移動の際は、
フィルムチャック爪76A,76Bはフィルムガイド2
A,2B先端部のチャック抜き穴58内を移動し、フィ
ルムチャック駆動ロッド73はフィルムガイド2A,2
B中間部のロッド貫通穴59内を移動するようになって
いる。
【0037】また、上述したフィルム舌端部4Aのスプ
ール6への差し込み動作では、フィルムチャック爪76
A,76Bがフィルム4を適切な押圧力で挟持した過負
荷防止構造(過負荷状態ではフィルムチャック爪76
A,76Bの先端面79とフィルム面との滑りが可能)
となっていることにより、フィルム舌端部4Aがスプー
ル6の差し込み溝13の奥まで差し込まれると(舌端部
4Aが差し込み溝13に突き当たった後)、フィルムチ
ャック爪76A,76Bの先端面79がフィルム面に対
しスリップするようになっている。つまり、フィルムチ
ャック爪76A,76Bの先端面79は、フィルム舌端
部4Aをスプール6の差し込み溝13に誘導するまでは
フィルム舌端部4Aを摩擦を利用して移動させるが、ス
プール6の差し込み溝13の奥まで差し込んだ後はスリ
ップするように適度な摩擦係数を有している。
【0038】また、フィルムチャック駆動手段75の過
負荷防止構造(スプリングダンパー)により、フィルム
チャック3A,3Bの移動の際に一定値以上の無理な力
を加えないようになっている。従って、パトローネ5か
ら引き出されているフィルム4の長さのばらつきがあっ
ても(約9mm程度)、フィルム4を傷めたり無理な力を
加えることなく、フィルム舌端部4Aを差し込み溝13
の奥まで差し込んで係止することができる。
【0039】前記パトローネ5から引き出したフィルム
舌端部4Aをスプール6の巻軸12に係止した後、フィ
ルムガイド2A,2B側の一対のローラー52が板カム
64の幅広部65に当接するようにして、対向するフィ
ルムガイド2A,2Bの間隔を広げてフィルム舌端部4
Aのガイドを解除するとともに、フィルムチャック3の
一対のチャックアーム70A,70B間隔も広げてフィ
ルムチャック爪76A,76Bの先端面79によるフィ
ルム4の挟持を解除する。それとともに、昇降ベース1
0を上昇させてフィルムガイド機構2の全体を上昇さ
せ、さらに、パレット位置決めアーム80A,80Bを
上昇させて、組み込み用パレット1の固定を解除する。
【0040】以上のようにして、組み込み用パレット1
上において、パトローネ5とスプール6を所定間隔で配
置するとともにパトローネ5から引き出したフィルム舌
端部4Aをスプール6の巻軸12に係止してなるフィル
ム組立体が得られる。このフィルム組立体は、組み込み
用パレット1上に載置された状態で次の工程を実行する
停止位置へ搬送される。フィルム組立体を構成した組み
込み用パレット1を送り出した後、また、フィルムガイ
ド2A,2B及びフィルムチャック3A,3Bを初期の
待機状態に戻し、次のパトローネ5及びスプール6を載
置した組み込み用パレット1を受け入れ、前述したフィ
ルム舌端部4Aのスプール6への係止作業を繰り返し行
う。
【0041】以上の本発明の実施例によれば、パトロー
ネ5から引き出したフィルム4の両側に対をなすフィル
ムガイド2A,2Bを配し、該対をなすフィルムガイド
2A,2Bの間隔を微少間隔に狭めることにより、フィ
ルム4のカールやたわみといった変形を抑えてフィルム
舌端部4Aをスプール6の巻軸12の差し込み溝13へ
正確にガイドし、フィルムチャック3によるスプール側
差し込み溝13への差し込み作業を簡単に実行できる。
この結果、従来人手を要していたフィルム舌端部4Aの
スプール6への係止作業の自動化が実現できる。
【0042】また、フィルムチャック3によるフィルム
4の挟持は適切な押圧力で行われ、フィルムチャック爪
76A,76Bの先端面79の摩擦係数が適度に設定さ
れているため、スプール側差し込み溝13への差し込み
動作の際に、フィルム4に過大な力が加わるのを防止
し、当初パトローネ5から出ているフィルム4の長さの
ばらつきにかかわらず損傷を与えることなくスプール6
へのフィルム係止が容易に実行できる。
【0043】さらに、前記パトローネ位置決め手段8に
よるパトローネ5の載置位置決めは、パトローネ5の底
部を載置凹部40に嵌合するとともにマグネット43で
吸着することで実行でき、また、前記スプールの位置決
め手段9によるスプール6の載置位置決めは、スプール
6をスプール載置ベース23上に載置しスプール保持用
V型板24の略V型溝27とスプール保持用レバー25
とで挟持することで実行でき、パトローネ5及びスプー
ル6の組み込み用パレット1への載置位置決め作業は簡
単に実行できる。
【0044】また、前記組み込み用パレット1上に前記
フィルム舌端部位置決めピン47を立設することによ
り、パトローネ5から引き出されたフィルム4をカール
やたわみといった変形を抑えた安定した状態で保持で
き、フィルム舌端部4Aの引き出し方向の規制が確実に
実行できるため、前記フィルムガイド2A,2B及びフ
ィルムチャック3によるフィルム舌端部4Aのスプール
6への係止作業がより容易にかつ正確に実行できる。
【0045】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフィルム
組立体の製造方法及び装置によれば、組み込み用パレッ
ト上にパトローネ及びスプールを位置決め載置し、前記
パトローネから出ているフィルムの両側に対をなすフィ
ルムガイドを配して該対をなすフィルムガイドの間隔を
狭めた状態とし、前記フィルム舌端部をフィルムチャッ
クで挟持して前記スプールの差し込み溝内に差し込むこ
とにより、パトローネから引き出したフィルム舌端部を
スプールの差し込み溝へ正確にガイドできるので、スプ
ールへの係止作業の自動化が実現でき、従来人手を要し
ていたフィルム舌端部のスプールへの係止作業の自動化
が実現できる。この結果、フィルム組立体の製造の自動
化により大幅なコスト削減と品質向上が実現でき、安価
で高品質なフィルム組立体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルム組立体の製造方法及び装
置の実施例において、組み込み用パレットを受け入れ、
フィルムガイド及びフィルムチャックが待機している状
態を示す側断面図である。
【図2】実施例においてパトローネ及びスプールを載置
した組み込み用パレットの側断面図である。
【図3】実施例における組み込み用パレットの平面図で
ある。
【図4】実施例においてフィルムガイド及びフィルムチ
ャックが待機している状態の平面図である。
【図5】実施例において組み込み用パレットを固定し、
フィルムガイド及びフィルムチャックが降下している状
態を示す側断面図である。
【図6】実施例において組み込み用パレットを固定し、
フィルムガイド及びフィルムチャックが降下している状
態を示す平面図である。
【図7】実施例においてフィルムチャックがフィルム舌
端部をスプールの差し込み溝に差し込んでいる状態を示
す平面図である。
【図8】実施例におけるフィルムガイドのカムによる開
閉機構部分を示す正面図である。
【符号の説明】
1 組み込み用パレット 2 フィルムガイド機構 2A,2B フィルムガイド 3 フィルムチャック 4 フィルム 4A フィルム舌端部 5 パトローネ 6 スプール 8 パトローネ位置決め手段 9 スプール位置決め手段 10 昇降ベース 11 引き出し部 12 巻軸 13 差し込み溝 24 スプール保持用V型板 25 スプール保持用レバー 27 略V型溝 40 載置凹部 47 フィルム舌端部位置決めピン 70A,70B チャックアーム 76A,76B フィルムチャック爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 3/00 G03B 17/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み込み用パレット上にパトローネ及び
    スプールを位置決め載置し、前記パトローネから出てい
    るフィルムの両側に相互に対向するフィルムガイドを配
    し、相互に対向するフィルムガイドの間隔を狭めた状態
    とした後、前記フィルムを挟持したフィルムチャックで
    当該フィルムの舌端部を前記スプールの差し込み溝内に
    差し込むことを特徴とするフィルム組立体の製造方法。
  2. 【請求項2】 パトローネを位置決めするパトローネ位
    置決め手段及びスプールを位置決めするスプール位置決
    め手段を有する組み込み用パレットと、 前記パトローネから出ているフィルムの両側に対をなし
    て配置され、相互の対向間隔が可変であるフィルムガイ
    ドと、 前記フィルムの引き出し方向に移動自在であって、前記
    フィルムを挟持するフィルムチャックとを備え、 前記フィルムを挟持したフィルムチャックの移動により
    前記フィルムの舌端部を前記スプールの差し込み溝内に
    差し込むことを特徴とするフィルム組立体の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記パトローネ位置決め手段は、前記パ
    トローネの底部が嵌合する載置凹部と、該載置凹部の底
    面に配設されて前記パトローネの底部を吸着する永久磁
    石とを有している請求項2記載のフィルム組立体の製造
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スプール位置決め手段は、前記組み
    込み用パレットのパレットベースに固定された溝付きス
    プール保持用固定部材と、前記パレットベースに回動自
    在に取り付けられていて前記溝付きスプール保持用部材
    との間で前記スプールを挟持するスプール保持用可動部
    材とを有している請求項2又は3記載のフィルム組立体
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記組み込み用パレットは、フィルムの
    舌端部に接して該舌端部の引き出し方向を規制するフィ
    ルム舌端部位置決めピンを有している請求項2、3又は
    4記載のフィルム組立体の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルムチャックの前記フィルムを
    挟持する面は、前記フィルムの舌端部が前記スプールの
    前記差し込み溝に突き当たった後、前記フィルムに対し
    て滑るものである請求項2、3、4又は5記載のフィル
    ム組立体の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230030430A (ko) * 2021-08-25 2023-03-06 아우토리브 디벨롭먼트 아베 자동차의 스티어링 휠 장치
KR20230037363A (ko) * 2021-09-09 2023-03-16 아우토리브 디벨롭먼트 아베 자동차의 스티어링 휠 장치

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