JP3051404B1 - タペット - Google Patents
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Abstract
せ、省資源化を図る。摺動部での耐摩耗性及び耐焼付性
を向上させ、タペット、カム、シリンダーヘッドのタペ
ットと摺動する穴の内面の耐久性を向上させる。エンジ
ン内の過酷な摺動条件でも、はく離や割れ等が生じない
ようにする。タペットの大きさを小さくして軽量化を図
り、動力損失を少なくする。 【解決手段】 内燃機関の吸排気弁を開閉駆動させるた
めの、カムと摺動するタペットにおいて、タペット本体
10のカムとの摺動面12及びシリンダーヘッドの穴と
の摺動面16に、摩擦抵抗が小さく耐久性に優れ、適度
な靱性及び密着性を有するダイヤモンドライクカーボン
(DLC)膜のコーティング層18を形成させる。
Description
弁を開閉駆動させるための、カムと摺動するタペットに
関するものである。
カムシャフトのカムによって回転されている最中、中間
部上面を押され、これによって吸気あるいは排気バルブ
を開閉操作する。バルブは外周に配置されたスプリング
によって常時上方に押されている。したがって、バルブ
の開動作はカムシャフトのカムにおける突出部がタペッ
トの中間部上面を押圧した時のみ行われ、カムシャフト
の回転数が速くなると、摺動速度の増加が生じ、より過
酷な使用条件となる。
研削仕上げしたものが用いられている。また、特開平3
−172504号公報には、カムと摺動するバルブリフ
タ(タペットと同義)の鋼製平坦部に、金属クロムとク
ロム窒化物との混合被膜を特定の厚みで形成させること
により、耐摩耗性及び耐焼付性を向上させる技術が記載
されている。また、特開平6−294307号公報に
は、表面に最大表面粗さ(Rmax)が2.0μm以下であ
るダイヤモンド被膜を有するアジャスティングシムを、
タペットとカムの間に置くことにより、カムやタペット
の摩耗を少なくする技術が記載されている。また、特開
平7−118832号公報には、シムの表面を0.3μ
mRz程度にまで仕上げた後、アーク式イオンプレーティ
ング法によって窒化チタンによるコーティングを形成さ
せることが開示されており、このシムをタペットとカム
の間に置き、カムとの摺り合わせ運転を行うと、窒化チ
タン上のドロップレットの効果でシム表面も基材と同レ
ベルの0.01〜0.3μmRzにまで鏡面化することが
記載されている。
させ、省資源化を図るためには、動弁機構の場合、タペ
ットのカム等との摺動部での摩擦抵抗を小さくし摩擦損
失を最小限に抑えることが必要であるが、従来から用い
られている浸炭材製のタペットでは摩擦損失を小さくす
ることに限界がある。また、カム、タペット及びシリン
ダーヘッドのタペットと摺動する穴の内面の耐久性を向
上させるには、摺動部での耐摩耗性や耐焼付性を向上さ
せる必要があるが、従来から用いられている浸炭材製の
タペットはカム及びシリンダーヘッドの穴の内面を摩耗
させやすく、摺動部の耐摩耗性等の向上に限界がある。
ロム窒化物との混合被膜等を形成させる場合、金属クロ
ムとクロム窒化物との混合被膜等は、それ自身の耐摩耗
性は大きいが、摺動相手材を摩耗させやすく、また、摩
擦抵抗の低減にも限界がある。また、シムにコーティン
グを施し、タペットとカムとの間の摺動特性を改善させ
る方法では、タペットとカムの間のタペット上にシムを
置くので、タペット全体の大きさを小さくすることがで
きず、タペットの重量増大の原因となり、動力損失につ
ながる。また、タペットとシリンダーヘッドの穴との摩
擦損失の低減は図れない。また、ダイヤモンド被膜や金
属クロムとクロム窒化物との混合被膜や窒化チタン被膜
をコーティングすると、基材の表面粗さよりもコーティ
ング後の表面粗さの方が悪くなる。
で、本発明の目的は、タペットのカムとの摺動面(及び
シリンダーヘッドの穴との摺動面)に、摩擦抵抗が小さ
く耐久性に優れ、適度な靱性及び密着性を有するダイヤ
モンドライクカーボン(DLC)膜をコーティングする
ことにより、摩擦損失を最小限に抑えて内燃機関の燃費
を向上させ省資源化を図ることができ、かつ、摺動部で
のタペット及び摺動相手材の摩耗を低減させて耐久性を
向上させることができ、しかも、内燃機関内の過酷な摺
動条件でもはく離や割れ等が生じることがなく、また、
コーティングによって表面仕上げ粗さが悪くならないタ
ペットを提供することにある。
めに、本発明のタペットは、内燃機関の吸排気弁を開閉
駆動させるための、カムと摺動するタペットにおいて、
タペットのカムとの摺動面及びシリンダーヘッドの穴と
の摺動面にダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を
コーティングしてなる構成とされている(図2参照)。
また、本発明のタペットは、内燃機関の吸排気弁を開閉
駆動させるための、カムと摺動するタペットにおいて、
タペットのカムとの摺動面にダイヤモンドライクカーボ
ン(DLC)膜をコーティングしてなることを特徴とし
ている(図1参照)。
nd Like Carbon)は、非常に低い摩擦係
数を有しており、摺動相手材を摩耗させにくく、また、
自身も摩耗しにくい性質を有している。構造的には、炭
素が四配位の結合(SP3結合)を持ってはいるが、部
分的にSP2結合や水素との結合を含むために長距離秩
序的には決まった結晶構造を持たないアモルファス構造
となっている。したがって、特性的には、多くの点でダ
イヤモンドと類似しているが、膜表面が極めて平滑であ
ること等の点でダイヤモンドとの違いがある。
モンドライクカーボン膜がコーティングされるタペット
は、例えば、浸炭焼入れを施された鋼材である。また、
これらの本発明のタペットにおいて、ダイヤモンドライ
クカーボン膜のコーティング層は、0.5〜2μmの厚
さ、望ましくは、1μm程度の厚さを有している。DL
C膜のコーティング層を0.5〜2μmの厚さとした理
由は、0.5μm未満の厚さでは、被膜としての特性を
十分に発揮できないからである。一方、2μmを越える
厚さとしても、被膜特性は向上せず、製造時間と製造費
用の面で不利になり、また、膜内残留応力の増加により
密着性の低下が生じかえって被膜特性が劣化するからで
ある。また、これらの本発明のタペットにおいて、ダイ
ヤモンドライクカーボン膜がコーティングされるタペッ
トの面は、ダイヤモンドライクカーボン膜の膜厚と同程
度以下の粗面とすることが好ましい。すなわち、DLC
膜がコーティングされるタペットは、コーティング前に
DLC膜の膜厚と同程度以下の粗さにされている。例え
ば、DLC膜のコーティング層が1μm程度の厚みを有
する場合、コーティングされるタペットは、コーティン
グ前にRmax(最大表面粗さ)1μm程度以下の粗さにさ
れている。
て、コーティングされたダイヤモンドライクカーボン膜
は、スクラッチ試験においてき裂やはく離によって生じ
るAE(アコースティックエミッション)の発生荷重が
15N以上である、十分な靱性及び密着性を有してい
る。なお、スクラッチ試験は、先端半径0.2mm、先端
角120゜のダイヤモンド圧子をDLCコーティング面
に垂直に、0Nから100N/minの割合で荷重を増加さ
せながら負荷を加えていき、同時にDLCコーティング
面を水平方向に10mm/minの速度で移動させ、き裂や
はく離が生じる際に発生するAEを検出することで行
う。
て、コーティングされたダイヤモンドライクカーボン膜
は、プラズマCVD等のCVD(化学気相蒸着)、スパ
ッタリング、イオンプレーティング等のPVD(物理気
相蒸着)などの方法で作製される。また、これらの本発
明のタペットにおいて、コーティングされたダイヤモン
ドライクカーボン膜は、超硬合金上でヌープ硬さ100
0〜2000kg/mm2の硬度で、靱性を有している。ま
た、これらの本発明のタペットにおいて、タペットの摺
動面とダイヤモンドライクカーボン膜のコーティング層
との間に、Siを含む中間層を形成させておくことで高
い密着性を有するようにする。
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することが可能な
ものである。図1、図2は、本発明の実施の形態による
タペットを示している。図1は、浸炭材製のタペット本
体10のカムとの摺動面12に、ダイヤモンドライクカ
ーボン(DLC)膜のコーティング層14を形成させた
ものである。また、図2は、浸炭材製のタペット本体1
0のカムとの摺動面12及びシリンダーヘッドの穴との
摺動面16に、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)
膜のコーティング層18を形成させたものである。
にCH4(メタン)を用いて、高周波プラズマCVD法
により、タペットのカムとの摺動面にコーティングされ
る。同様に、図2において、DLC膜は、例えば、原料
にCH4(メタン)を用いて、高周波プラズマCVD法
により、タペットのカムとの摺動面及びシリンダーヘッ
ドの穴との摺動面の両方にコーティングされる。高周波
プラズマCVD法によるDLC膜のコーティングは、密
閉容器内で、電極上に浸炭材製タペットを配置し、例え
ば、密閉容器内を10-4〜1Torr程度の減圧状態にし、
成膜温度が200℃以下になるようにして、原料ガスで
あるメタン及び水素(30〜40atm%)を導入すると
ともに、高周波電源により電極間にプラズマを発生させ
ることにより行う。高周波プラズマCVD法によるDL
C膜の成膜では、成膜面積が広くとれるために量産が可
能であり、また、表面粗度及び摺動特性に優れたDLC
コーティング層が得られる。
小さいので、内燃機関の吸排気弁を開閉駆動させるため
にカムと摺動するタペットのカムとの摺動面(及びシリ
ンダーヘッドの穴との摺動面)にDLC膜をコーティン
グすることで、摺動部での摩擦抵抗を小さくして摩擦損
失を抑えることができ、内燃機関の燃費を向上させ、省
資源化を図るのに非常に効果がある。また、DLCコー
ティング膜は、凝着を生じにくく、摺動相手材を摩耗さ
せにくく、かつ、自身も摩耗しにくいので、摺動部での
耐摩耗性や耐焼付性を向上させ、タペット及びカムやシ
リンダーヘッドのタペットと摺動する穴の内面の耐久性
を向上させるのに非常に効果がある。
ングして、タペットの表面を改質できることから、タペ
ットとカムの間に摺動特性を改善したシムを置く必要が
なく、シムをタペットとバルブの間に置くことができる
ので、タペットの大きさを小さくして軽量化を図ること
ができ、動力損失を少なくすることができる。また、図
2に示すように、タペットのシリンダーヘッドの穴との
摺動面にもDLC膜をコーティングすることで、タペッ
トとシリンダーヘッドの穴との摺動部でも摩擦損失の低
減が図れる。また、DLC膜は、基材であるタペット本
体の表面形状にそってコーティングされ、基材の表面粗
さがほぼそのままコーティング後の表面粗さとなる。
カムと摺動する面のみ、またはカム及びシリンダーヘッ
ドの穴と摺動する面のみに、高周波プラズマCVD法に
よりDLC膜をコーティングした場合の特性について示
す。SCM420浸炭焼入れ焼戻し材からなるタペット
のカムと摺動する面のみ、またはカム及びシリンダーヘ
ッドの穴と摺動する面のみに、高周波プラズマCVD法
により、DLC膜をコーティングした。コーティングし
たDLCは、膜厚が約1μmで、硬度が超硬合金上でヌ
ープ硬さ約1300kg/mm2であった。また、スクラッ
チ試験においてき裂やはく離によって生じるAEの発生
荷重は約20Nであった。また、DLCコーティング後
の表面粗さはRmax約0.6μmであった。以上の特性を
有するタペットを用いて、排気量750ccの4気筒4サ
イクルの実車エンジンで回転数1000〜14000rp
mにて耐久試験を行った結果、DLC膜をコーティング
したタペットでき裂やはく離は発生せず十分な耐久性を
示した。一方、スクラッチ試験においてき裂やはく離に
よって生じるAEの発生荷重が15N未満のDLC膜に
対して同条件の耐久試験を行った場合には、DLC膜を
コーティングしたタペットではく離が生じ耐久性が不足
していた。
ペットとの摺動を模擬した摺動特性評価試験を実施し
た。試験は、図3に示すように、回転摩擦摩耗試験機を
用いたボールオンディスク方式で、ディスク20とし
て、それぞれ、SCM420浸炭焼入れ焼戻し材(浸炭
焼入れ材22)からなる試験材、この浸炭焼入れ材22
にDLC、TiN、CrNのいずれかの被膜24をコー
ティングした3種類の試験材を用い、ボール26にはφ
10mmのカム相当材(SUJ2球、HRC63)を用い
た。低粘度油の供給による潤滑下で、荷重は10kgf
(ヘルツ面圧210kgf/mm2)、摺動速度は3.3m/
s、試験温度は室温(約25℃)で30分間試験を行っ
た。28は、ディスクとボールとの摺動部である。摺動
特性評価試験の結果は、表1に示す通りである。表1の
結果からわかるように、浸炭焼入れ材にDLC膜をコー
ティングすることで、浸炭焼入れ材のみの場合よりも摩
擦係数及びカム相当材(ボール)の摩耗量が大幅に減少
した。また、TiNやCrNの膜をコーティングした場
合よりも摩擦係数及びカム相当材の摩耗量が少なく、大
きな効果が得られた。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) タペットのカムとの摺動面及びシリンダーヘッ
ドの穴との摺動面に、摩擦抵抗が小さく耐久性に優れ、
適度な靱性及び密着性を有するダイヤモンドライクカー
ボン(DLC)膜をコーティングすることにより、カム
及びシリンダーヘッドの穴との摺動部での摩擦抵抗を小
さくして摩擦損失を最小限に抑えることができるので、
内燃機関の燃費を向上させ、省資源化を図ることができ
る。なお、タペットのカムとの摺動面のみに、ダイヤモ
ンドライクカーボン(DLC)膜をコーティングする場
合も、カムとの摺動部での摩擦抵抗を小さくして摩擦損
失を抑えることができる。 (2) DLCコーティング膜は、凝着を生じにくく、
摺動相手材を摩耗させにくく、かつ、自身も摩耗しにく
いので、従来の浸炭材製タペットに比べて摺動部での耐
摩耗性や耐焼付性が大幅に向上し、タペット及びカムや
シリンダーヘッドのタペットと摺動する穴の内面の耐久
性を向上させることができる。 (3) タペット表面にDLC膜をコーティングして、
タペットの表面を改質できることから、タペットとカム
の間に摺動特性を改善したシムを置く必要がなく、シム
をタペットとバルブの間に置くことができるので、タペ
ットの大きさを小さくして軽量化を図ることができ、動
力損失を少なくすることができる。 (4) 適度な靱性及び密着性を有するDLC膜を用い
ることにより、内燃機関内の過酷な摺動条件でも、はく
離や割れ等が生じることがない。 (5) DLC膜をコーティングすると、基材の表面粗
さがほぼそのままコーティング後の表面粗さになるの
で、コーティング後の表面粗さが基材の表面粗さよりも
悪くなることがない。 (6) タペットの摺動面とDLC膜のコーティング層
との間にSiを含む中間層を形成させる場合は、DLC
膜の密着性が高くなる。
す概略断面構成図である。
示す概略断面構成図である。
価試験の方法を示す概略構成斜視図である。
のコーティング層 16 シリンダーヘッドの穴との摺動面 20 ディスク 22 浸炭焼入れ材 24 被膜 26 ボール 28 摺動部
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関の吸排気弁を開閉駆動させるた
めの、カムと摺動するタペットにおいて、タペットのカ
ムとの摺動面及びシリンダーヘッドの穴との摺動面にダ
イヤモンドライクカーボン膜をコーティングしてなるこ
とを特徴とするタペット。 - 【請求項2】 内燃機関の吸排気弁を開閉駆動させるた
めの、カムと摺動するタペットにおいて、タペットのカ
ムとの摺動面にダイヤモンドライクカーボン膜をコーテ
ィングしてなることを特徴とするタペット。 - 【請求項3】 ダイヤモンドライクカーボン膜がコーテ
ィングされるタペットが浸炭焼入れを施された鋼材から
なる請求項1又は2記載のタペット。 - 【請求項4】 ダイヤモンドライクカーボン膜のコーテ
ィング層が0.5〜2μmの厚さである請求項1、2又
は3記載のタペット。 - 【請求項5】 ダイヤモンドライクカーボン膜がコーテ
ィングされるタペットの面が、ダイヤモンドライクカー
ボン膜の膜厚と同程度以下の粗面である請求項1〜4の
いずれかに記載のタペット。 - 【請求項6】 コーティングされたダイヤモンドライク
カーボン膜が、スクラッチ試験においてき裂やはく離に
よって生じるAE(アコースティックエミッション)の
発生荷重が15N以上である、十分な靱性及び密着性を
有する請求項1〜5のいずれかに記載のタペット。 - 【請求項7】 コーティングされたダイヤモンドライク
カーボン膜が、プラズマCVD、スパッタリング及びイ
オンプレーティングのいずれかで形成されてなる請求項
1〜6のいずれかに記載のタペット。 - 【請求項8】 コーティングされたダイヤモンドライク
カーボン膜が、超硬合金上でヌープ硬さ1000〜20
00kg/mm2の硬度を有している請求項1〜7のいずれ
かに記載のタペット。 - 【請求項9】 タペットの摺動面とダイヤモンドライク
カーボン膜のコーティング層との間にSiを含む中間層
が形成されてなる請求項1〜8のいずれかに記載のタペ
ット。
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