JP3051115B2 - 洗濯機用ブレ―キ装置 - Google Patents

洗濯機用ブレ―キ装置

Info

Publication number
JP3051115B2
JP3051115B2 JP11008463A JP846399A JP3051115B2 JP 3051115 B2 JP3051115 B2 JP 3051115B2 JP 11008463 A JP11008463 A JP 11008463A JP 846399 A JP846399 A JP 846399A JP 3051115 B2 JP3051115 B2 JP 3051115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
lever
link
shaft
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11008463A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11319373A (ja
Inventor
相▲チュル▼ ▲ベ▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1019980016949A external-priority patent/KR100271368B1/ko
Priority claimed from KR1019980016951A external-priority patent/KR100271369B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH11319373A publication Critical patent/JPH11319373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051115B2 publication Critical patent/JP3051115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30Driving arrangements 
    • D06F37/40Driving arrangements  for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機用ブレーキ装
置に係り、より詳しくは組立公差及びブレーキバンドの
摩耗等に起因するブレーキ動作の誤差を補正できる洗濯
機用ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の洗濯機の部分断面図であっ
て、パルセータ、シャフト組立体、及び駆動モータを示
した図であり、図7は図6の部分拡大平断面図であっ
て、ブレーキ装置を示した図である。
【0003】洗濯機はケーシング内に懸架支持されてい
るアウトタブ101、アウトタブ101内に回転自在に
設置されているスピンバスケット103、及びスピンバ
スケット103内に設けられているパルセータ105を
有している。アウトタブ101の下部には駆動モータ1
07が設けられている。アウトタブ101と駆動モータ
107との間には駆動モータ107の駆動力をパルセー
タ105とスピンバスケット103に伝達するシャフト
組立体109、及び駆動モータ107とシャフト組立体
109との間の動力伝達を制御するクラッチ装置111
が設けられている。
【0004】クラッチ装置111は、モータ軸113が
押込まれている下部クラッチ115、下部クラッチ11
5と連結及び分離される上部クラッチ117、及び上部
クラッチ117をモータ軸113を追って移動させて、
下部クラッチ115と連結及び分離させるクラッチ案内
装置119で構成される。
【0005】シャフト組立体109は、スピンバスケッ
ト103と連結する中空のスピンバスケット軸139、
スピンバスケット軸139内にスピンバスケット軸13
9と同軸的に配置されて、パルセータ105と連結する
パルセータ軸137、洗濯及び濯ぎ作動時、駆動モータ
107の回転速度を減速させ、パルセータ105に伝達
する減速ギア装置141、これらを取り囲む外部ケーシ
ング142、及びスピンバスケット軸139の回転を制
御するブレーキ装置143で構成されている。外部ケー
シング142は、上部ケーシング147、及び下部ケー
シング149で構成されている。
【0006】ブレーキ装置143は、減速ギア装置14
1の外周面を取り囲むように形成された円筒形のブレー
キドラム155、ブレーキドラム155の外側に設けら
れてブレーキドラム155の回転を制御するブレーキバ
ンド165、及びブレーキバンド165がブレーキドラ
ム155の外周面に接触及び離隔されるようにブレーキ
バンド165を動作させるブレーキレバー133で構成
されている。
【0007】ブレーキレバー133には、ブレーキドラ
ム155の軸線と平行したブレーキレバー軸167が設
けられており、ブレーキレバー133の末端部には、ブ
レーキリンク169が設けられている。ブレーキレバー
軸167には、ブレーキレバー133に弾性力を加える
ブレーキスプリング171が設けられている。
【0008】洗濯機が洗濯及び濯ぎ作動を行う間には、
ブレーキスプリング171の弾性力によりブレーキレバ
ー133がブレーキバンド165を引っ張り、これに伴
いブレーキバンド165がブレーキドラム155に接触
されるようになる。従って、ブレーキドラム155の回
転がブレーキバンド165により拘束されるようにな
る。この時、上部クラッチ117は下部クラッチ115
から分離された状態にあるようになる。
【0009】駆動モータ107が作動してモータ軸11
3が回転すれば、モータ軸113の回転速度は減速ギア
装置141で減速されてパルセータ軸137に伝達され
る。パルセータ軸137の回転によりパルセータ105
が回転し、これに伴いスピンバスケット103内に回転
水流が生成されて洗濯及び濯ぎがなされる。
【0010】洗濯機が脱水作動を行う間は、ドレインモ
ータ(図示せず)によりブレーキレバー133が引っ張
られ、これに伴いブレーキレバー133がブレーキレバ
ー軸167を中心に回動する。従って、ブレーキバンド
165がブレーキドラム155から離隔され、ブレーキ
ドラム155が回転可能な状態となる。この時、クラッ
チ案内装置119の作動により上部クラッチ117が下
向移動して下部クラッチ115と結合される。
【0011】駆動モータ107が作動してモータ軸11
3が回転すれば、下部クラッチ115と噛み合った上部
クラッチ117が回転し、これに伴いブレーキドラム1
55、スピンバスケット軸139、及びパルセータ軸1
37が共に回転する。従って、パルセータ105とスピ
ンバスケット103がモータ軸113の回転速度と等速
度で回転し、この時発生される遠心力によりスピンバス
ケット103内に受け入れられた洗濯物が脱水されるよ
うになる。
【0012】脱水作動が終了されれば、駆動モータ10
7の動作が止まり、ブレーキスプリング171によりブ
レーキレバー133が復帰される。従って、ブレーキド
ラム155が再びブレーキバンド165により拘束され
る。また、クラッチ案内装置119の動作により上部ク
ラッチ117が上向き移動して下部クラッチ115から
分離される。
【0013】ところが、このような従来の洗濯機では、
ブレーキ装置143の部品を組立てる時発生する組立公
差に起因して、ドレインモータによるブレーキレバー1
33の回動時ブレーキバンド165がブレーキドラム1
55の拘束を適切に解除させられなくなる。即ち、ドレ
インモータがブレーキレバー133を正常に引っ張る場
合も、その引張程度が組立公差により不充分になる場合
があり、このような場合、ブレーキレバー133に不充
分に回動されるようになる。従って、ブレーキバンド1
65がブレーキドラム155に接触された状態に残され
ていたり、部分的に接触された状態で残されている場合
が発生でき、これに伴いブレーキドラム155の拘束が
正常に解除出来なくなる。
【0014】また、ブレーキバンド165が摩耗されて
ブレーキレバー133の位置が変わる場合も、ドレイン
モータの作動時ブレーキレバー133が十分に回動出来
なくなってブレーキドラム155が適切に解除出来ない
心配がある。一方、ブレーキレバー133に弾性力を加
えるブレーキスプリング171がブレーキレバー133
とシャフト組立体109の上部ケーシング147との間
に設けられているので、ブレーキスプリング171の高
さぐらいシャフト組立体109が大きくなる。また、ブ
レーキスプリング171の一端はシャフト組立体109
の外部ケーシング142に、そして他端はブレーキレバ
ー133に各々支持されるべきなので、組立に煩わしさ
があるという問題点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のこのような問題点を考慮して、部品を組立て
る時発生する組立公差またはブレーキバンドの摩耗等に
起因するブレーキ動作の誤差を補正できる洗濯機用ブレ
ーキ装置を提供することである。本発明の他の目的は、
シャフト組立体の大きさを縮少させることができ、ま
た、組立が容易な洗濯機用ブレーキ装置を提供すること
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明による洗濯機用ブレーキ装置は、スピンバ
スケットと一体に回転するブレーキドラムと、前記ブレ
ーキドラムの外側に配置されるブレーキバンドと、一端
部が前記ブレーキバンドに固定されその回動位置によっ
て前記ブレーキバンドが前記ブレーキドラムに接触及び
離隔されるように前記ブレーキバンドを駆動するブレー
キレバーと、前記ブレーキレバーにその一回動方向に弾
性力を加えるブレーキスプリングと、前記ブレーキレバ
ーの他端部に前記ブレーキレバーの回動軸線と平行した
回動軸線を中心に回動自在に設けられるブレーキリンク
と、及び前記ブレーキレバーに対する前記ブレーキリン
クの相対回動位置を調節する手段を含むことを特徴とす
る。
【0017】ここで、前記調節手段は、前記ブレーキリ
ンクにその一回動方向に弾性力を加えるリンクスプリン
グと、前記ブレーキレバーに螺合されてその結合端部が
前記リンクスプリングの弾性力に抵抗して前記ブレーキ
リンクに接触され、その挿入位置によって前記ブレーキ
レバーに対する前記ブレーキリンクの相対回動位置を調
節する調節ボルトを含む。
【0018】望ましくは、前記調節ボルトと前記ブレー
キレバーとの間にはナットが介在される。ナットは前記
調節ボルトの解けを防止する機能をする。組立公差やブ
レーキバンドの摩耗が発生してもボルトを調節すること
によってブレーキ動作の誤差を容易に補正でき、従っ
て、ブレーキ装置が安定的に動作するようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。図1は本発
明に係るブレーキ装置を備えた洗濯機の部分断面図であ
る。洗濯機はケーシング内に懸架支持されているアウト
タブ1、アウトタブ1内に回転自在に設けられているス
ピンバスケット3、及びスピンバスケット3内に設置さ
れているパルセータ5を有する。アウトタブ1の下部に
は駆動モータ7が設けられている。アウトタブ1と駆動
モータ7との間には駆動モータ7の駆動力をパルセータ
5とスピンバスケット3に伝達するシャフト組立体9、
及び駆動モータ7とシャフト組立体9との間の動力伝達
を制御するクラッチ装置11が設けられている。
【0020】クラッチ装置11は、モータ軸13が押込
まれている下部クラッチ15、下部クラッチ15と連結
及び分離される上部クラッチ17、及び上部クラッチ1
7をモータ軸13を追って移動させて下部クラッチ15
と連結及び分離させるクラッチ案内装置119で構成さ
れる。
【0021】クラッチ案内装置19は、上部クラッチ1
17と結合されるクラッチガイド21、クラッチガイド
21を上下方向に案内するカム25、クラッチガイド2
1を回転させるカムギヤー27、これらを取り囲んで駆
動モータ7の上部に固定されているハウジング29、及
びカムギヤー27と噛み合ってカムギヤー27を回転さ
せるレバーギア31で構成されている。レバーギア31
には駆動モータ7の上部に固定されたレバー軸35が設
けられており、これによりレバーギア31がレバー軸3
5を中心に回動自在になる。
【0022】また、レバーギア31の末端部にはレバー
リンク36が上向き突出されている。後述されるブレー
キレバー33の回動時、レバーリンク36はブレーキレ
バー33に接触され、これに伴いレバーギア31がレバ
ー軸35を中心に回転するようになる。レバー軸35に
はレバーギア31を復帰させるためのレバースプリング
38が設けられている。
【0023】シャフト組立体9はスピンバスケット3と
連結する中空のスピンバスケット軸39、スピンバスケ
ット軸39内にスピンバスケット軸39と同軸的に配置
されパルセータ5と連結するパルセータ軸37、洗濯及
び濯ぎ動作時、駆動モータ7の回転速度を減速させパル
セータ5に伝達する減速ギア装置41、これらを取り囲
む外部ケーシング42、及びスピンバスケット軸39の
回転を制御するブレーキ装置43で構成されている。外
部ケーシング42は上部ケーシング47、及び下部ケー
シング49で構成されている。
【0024】減速ギア装置41はモータ軸13と一体に
回転可能にセレーション44により結合されている連結
軸45、連結軸45の上部に結びついている太陽ギヤ8
7、太陽ギヤ87の周りに配置されて、太陽ギヤ87の
回転時太陽ギヤ87の周りを公転する複数の遊星歯車8
9、遊星歯車89と噛み合うリングギア51、及び遊星
歯車89の各軸線に連結されており、パルセータ軸37
と結合されているキャリア53で構成されている。
【0025】図2乃至図5は本発明に係るブレーキ装置
43を示している。ブレーキ装置43は、減速ギア装置
41の外周面を取り囲むようにリングギア51の外周面
に結合され、その上部領域がスピンバスケット軸39と
結合された円筒形のブレーキドラム55、ブレーキドラ
ム55の外周面に設けられてブレーキドラム55の回転
を制御するブレーキバンド65、及びブレーキバンド6
5がブレーキドラム55の外周面に接触及び離隔される
ようにブレーキバンド65を動作させるブレーキレバー
33で構成されている。ブレーキバンド65の一端はシ
ャフト組立体9の下部ケーシング49に結合され、他端
は固定ピン95によりブレーキレバー33に固定され
る。
【0026】ブレーキレバー33には、ブレーキドラム
55の回転軸線と平行したブレーキレバー軸67が設け
られており、ブレーキレバー33の末端部には、ブレー
キリンク69が設けられている。ブレーキレバー軸67
はシャフト組立体9の上部ケーシング47と下部ケーシ
ング49に固定され、ブレーキレバー軸67にはブレー
キレバー33に弾性力を加えるブレーキスプリング71
が設けられている。
【0027】図5に示したように、ブレーキスプリング
71は、トーションスプリングで構成され、ブレーキレ
バー33の幅区間、即ち、高さ区間内に配置される。ブ
レーキスプリング71の一端部はブレーキレバー33に
備えられた係止部91に係着され、他端は下部ケーシン
グ49に固定される。
【0028】図2乃至図4に示したように、ブレーキレ
バー33の自由端部領域にはブレーキレバー33の回動
位置を調節するための調節装置76が設けられている。
調節装置76は、ブレーキレバー軸67に平行した回動
ピン73により回動可能にブレーキレバー33に設けら
れたブレーキリンク69、ブレーキレバー33の側方に
形成された螺合部77、螺合部77に螺合されてその結
合端部がブレーキリンク69の側面に接触される調節ボ
ルト81、及び回動ピン73に設けられているリンクス
プリング75で構成されている。リンクスプリング75
もブレーキスプリング71と同じく、トーションスプリ
ングで構成される。
【0029】リンクスプリング75の一端部はブレーキ
レバー33の内側面に接触され、他端部はブレーキリン
ク69の側面に接触されている。従って、リンクスプリ
ング75はブレーキリンク69が調節ボルト81の結合
端部に接触された状態を維持するようにブレーキリンク
69を弾性加圧する。一方、調節ボルト81と螺合部7
7との間にはナット79が介在されている。ナット79
は調節ボルト81の解けを防止する機能をする。
【0030】一方、ブレーキリンク69の自由端部はド
レインモータ(図示せず)に連結されている。ドレイン
モータは排水弁(図示せず)を開閉させる機能をするモ
ータである。このようなドレインモータの動作時、即
ち、洗濯機が排水作動または脱水作動を行う場合は、ド
レインモータが排水弁を開放させ、この時ドレインモー
タによりリンクスプリング75が引っ張られる。これに
伴い、ブレーキリンク69及びブレーキレバー33が回
動し、これによりブレーキバンド65によるブレーキド
ラム55の拘束が解除されるようになる。
【0031】以下、本発明に係る洗濯機用ブレーキ装置
の動作を説明する。洗濯機が洗濯及び濯ぎ作動を行う間
は、ブレーキスプリング71の弾性力によりブレーキレ
バー33がブレーキバンド65を引っ張り、これに伴い
ブレーキバンド65がブレーキドラム55に接触される
ようになる。従って、ブレーキドラム55の回転がブレ
ーキバンド65により拘束されるようになる。この時、
上部クラッチ17は下部クラッチ15から分離された状
態にあるようになる。
【0032】駆動モータ7が動作してモータ軸13が回
転すれば、モータ軸13と結合された連結軸45が回転
する。連結軸45の回転速度は太陽ギヤ87及び遊星歯
車89により減速され、これに伴いパルセータ軸37及
びパルセータ5が減速された速度で回転する。この回転
するパルセータ5によりスピンバスケット3内に水流が
生成されて洗濯及び濯ぎがなされる。
【0033】洗濯機が脱水作動を行う間は、ドレインモ
ータにより排水弁がに開放されると同時にブレーキレバ
ー33が引っ張られ、これに伴いブレーキレバー33が
ブレーキレバー軸67を中心に回動する。従って、ブレ
ーキバンド65がブレーキドラム55から離隔され、ブ
レーキドラム55が回転可能に解除される。
【0034】一方、ブレーキレバー33の回動時、ブレ
ーキレバー33と接触されるレバーリンク36がレバー
軸35を中心に回動してレバーギア31と噛み合ったカ
ムギヤー27を回転させる。カムギヤー27が回転すれ
ば、クラッチガイド21はカムギヤー27とカム25に
より回転しながら下向移動される。これに伴い上部クラ
ッチ17が下向移動して下部クラッチ15と噛み合うよ
うになる。
【0035】駆動モータ7が動作してモータ軸13が回
転すれば、下部クラッチ15と噛み合った上部クラッチ
17が回転し、これに伴いリングギア51、ブレーキド
ラム55、スピンバスケット軸39、及びパルセータ軸
37が共に回転する。従って、パルセータ5とスピンバ
スケット3がモータ軸13の回転速度と等速度で回転
し、この時発生される遠心力によりスピンバスケット3
内に受け入れられた洗濯物が脱水される。
【0036】脱水作動が終了されれば、駆動モータ7の
動作が止まり、ドレインモータはブレーキリンク69の
引張を解除する。従って、ブレーキスプリング71によ
りブレーキレバー33が復帰され、ブレーキドラム55
が再びブレーキバンド65により拘束される。また、ブ
レーキレバー33が復帰すれば、レバー軸35に設けら
れたレバースプリング38によりレバーギア31に復帰
され、これに伴い上部クラッチ17がに上向き移動して
下部クラッチ15から取り外される。
【0037】このように、洗濯、濯ぎ、脱水など各動作
モードによってシャフト組立体9の駆動モードを変化さ
せるためにブレーキ装置43がブレーキドラム55を拘
束または解除する。このようなブレーキ装置43の安定
な動作のためにはブレーキバンド65の解除が正確にな
されるべきである。ブレーキ装置43の組立公差に起因
した誤差が発生したり、または洗濯機が長期間使われて
ブレーキバンド65の摩耗が発生する場合、ブレーキレ
バー33の位置が変る場合があり、この場合、調節ボル
ト81を利用して誤差を補正できる。
【0038】即ち、調節ボルト81を螺合部77に深く
挿入されるよう締結すれば、図3に点線で示したよう
に、ブレーキリンク69がリンクスプリング75の弾性
力に抵抗して回動ピン73を中心に回動する。同様に、
調節ボルト81を螺合部77から解除される方向に回せ
ば、リンクスプリング75の弾性力により前記回動方向
と反対方向にブレーキリンク69が回動するようにな
る。
【0039】ブレーキ装置43を組立てた後調節ボルト
81を利用してブレーキリンク69の回動位置を調節す
る。従って、組立公差に起因してドレインモータによる
ブレーキレバー33の回動が不充分になされる場合、調
節ボルト81が螺合部77に深く挿入されるよう締結す
ることによってブレーキ動作の誤差を補正できる。ま
た、ブレーキバンド65の摩耗等に起因してブレーキレ
バー33の位置が変化された場合も、調節ボルト81を
利用して容易にブレーキ動作の誤差を補正できる。従っ
て、ブレーキバンド65を新しく取り替える必要がなく
なる。
【0040】一方、本発明によるブレーキ装置43で
は、従来の洗濯機用ブレーキ装置とは違い、ブレーキス
プリング71がブレーキレバー33と上部ケーシング4
7との間に配置されず、ブレーキレバー33と同じ高さ
に配置されるので、シャフト組立体9の高さを縮めるよ
うになる。
【0041】また、ブレーキ装置43を組立てる時、ブ
レーキバンド65をブレーキレバー33の一端部に固定
ピン95を利用して結合させた後、ブレーキレバー33
の内側にブレーキスプリング71がブレーキレバー軸6
7を包むように組立てる。それから、ブレーキレバー軸
67をシャフト組立体9の上部ケーシング47と下部ケ
ーシング49に結合する。このような過程によりブレー
キ装置43が容易に組立できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、組
立公差やブレーキバンド65の摩耗が発生してもブレー
キ動作の誤差を容易に補正でき、従って、ブレーキ装置
43が安定的に動作するようになる。また、ブレーキ装
置43の組立が容易になる。以上では本発明の望ましい
実施形態を図示かつ説明したが、本発明は前述した特定
の望ましい実施形態に限らず、請求範囲で請求する本発
明の要旨を逸脱せず当該発明の属する技術分野で通常の
知識を持つ者ならば誰でも多様な変形実施が可能なこと
は勿論、そのような変更は請求範囲記載の範囲内にある
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るブレーキ装置を備えた洗濯機の
部分断面図である。
【図2】 図1のブレーキ装置の拡大平断面図である。
【図3】 図2の部分拡大図である。
【図4】 図3のI−I線による断面図である。
【図5】 図1のブレーキ装置の部分拡大図である。
【図6】 従来の洗濯機の部分断面図である。
【図7】 図6のブレーキ装置の拡大平断面図である。
【符号の説明】
1 アウトタブ 3 スピンバスケット 5 パルセータ 7 駆動モータ 9 シャフト組立体 11 クラッチ装置 13 モータ軸 15 下部クラッチ 17 上部クラッチ 45 連結軸 33 ブレーキレバー 37 パルセータ軸 39 スピンバスケット軸 42 外部ケーシング 43 ブレーキ装置 55 ブレーキドラム 65 ブレーキバンド 67 ブレーキレバー軸 69 ブレーキリンク 71 ブレーキスプリング 73 回動ピン 75 リンクスプリング 76 調節装置 77 螺合部 79 ナット 81 調節ボルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機用ブレーキ装置において、 スピンバスケットと一体に回転するブレーキドラムと、 前記ブレーキドラムの外側に配置されるブレーキバンド
    と、 一端部が前記ブレーキバンドに固定されてその回動位置
    によって前記ブレーキバンドが前記ブレーキドラムに接
    触及び離隔されるように前記ブレーキバンドを駆動する
    ブレーキレバーと、 前記ブレーキレバーにその一回動方向に弾性力を加える
    ブレーキスプリングと、 前記ブレーキレバーの他端部に前記ブレーキレバーの回
    動軸線と平行した回動軸線を中心に回動自在に設けられ
    るブレーキリンクと、 前記ブレーキレバーに対する前記ブレーキリンクの相対
    回動位置を調節する手段とを含み、 前記調節手段は、前記ブレーキリンクにその一回動方向
    に弾性力を加えるリンクスプリングと、前記ブレーキレ
    バーに螺合されてその結合端部が前記リンクスプリング
    の弾性力に抵抗して前記ブレーキリンクに接触され、そ
    の挿入位置によって前記ブレーキレバーに対する前記ブ
    レーキリンクの相対回動位置を調節する調節ボルトを含
    ことを特徴とする洗濯機用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記調節ボルトと前記ブレーキレバー
    との間に介在されて前記調節ボルトの解けを防止するナ
    ットをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の洗
    濯機用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキスプリングは、トーショ
    ンスプリングであることを特徴とする請求項1に記載の
    洗濯機用ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキスプリングは、前記ブレ
    ーキレバーの幅区間内に設けられることを特徴とする請
    求項に記載の洗濯機用ブレーキ装置。
JP11008463A 1998-05-12 1999-01-14 洗濯機用ブレ―キ装置 Expired - Fee Related JP3051115B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR199816951 1998-05-12
KR1019980016949A KR100271368B1 (ko) 1998-05-12 1998-05-12 세탁기용 브레이크장치
KR1019980016951A KR100271369B1 (ko) 1998-05-12 1998-05-12 세탁기용 브레이크장치
KR199816949 1998-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11319373A JPH11319373A (ja) 1999-11-24
JP3051115B2 true JP3051115B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=26633640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11008463A Expired - Fee Related JP3051115B2 (ja) 1998-05-12 1999-01-14 洗濯機用ブレ―キ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6244079B1 (ja)
JP (1) JP3051115B2 (ja)
CN (1) CN1159484C (ja)
TW (1) TW392016B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101186310B1 (ko) 2005-05-23 2012-09-27 엘지전자 주식회사 세탁기의 브레이크 기구

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298917C (zh) * 2002-06-07 2007-02-07 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机制动器的制动带固定结构
CN100414027C (zh) * 2002-12-20 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机用离合器中的制动器带的组装结构
JP6750161B2 (ja) * 2015-12-01 2020-09-02 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. ドラム式洗濯機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5861791A (ja) * 1981-10-07 1983-04-12 株式会社日立製作所 全自動洗濯機
US4835994A (en) * 1983-06-09 1989-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Washing machine
JPS61191395A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 三菱電機株式会社 一槽式洗たく機の脱水槽停止機構
US4802347A (en) * 1987-12-24 1989-02-07 Whirlpool Corporation Pump motor/basket brake for an automatic washer
JPH07100109B2 (ja) * 1988-08-26 1995-11-01 株式会社東芝 脱水兼用洗濯機
JP2513942Y2 (ja) * 1990-05-29 1996-10-09 三星電子株式会社 回転体の二重バンドブレ―キ装置
KR0171370B1 (ko) * 1992-06-05 1999-05-01 강진구 세탁기의 동력전달장치
KR200205641Y1 (ko) * 1995-08-29 2000-12-01 전주범 세탁기의 동력전달장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101186310B1 (ko) 2005-05-23 2012-09-27 엘지전자 주식회사 세탁기의 브레이크 기구

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11319373A (ja) 1999-11-24
TW392016B (en) 2000-06-01
CN1159484C (zh) 2004-07-28
CN1235216A (zh) 1999-11-17
US6244079B1 (en) 2001-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190017211A1 (en) Clutch assembly of washing machine
JP3051115B2 (ja) 洗濯機用ブレ―キ装置
US4387580A (en) Automatic washer energy absorbing spin delay mechanism
JP2695129B2 (ja) 洗濯機の動力伝達装置
CA1119011A (en) Automatic washer spin delay mechanism
US4891959A (en) Bi-directional pivot band brake for automatic washer
KR100286562B1 (ko) 세탁기의 브레이크장치
JPH09117585A (ja) 洗濯機の動力伝達装置
KR100473324B1 (ko) 세탁기
KR100274986B1 (ko) 세탁기
KR100271368B1 (ko) 세탁기용 브레이크장치
JP3103207B2 (ja) 脱水兼用洗濯機
JP2021171241A (ja) 洗濯機
JP3239092B2 (ja) 全自動洗濯機
KR200232025Y1 (ko) 세탁기
KR19990084883A (ko) 세탁기
KR200207118Y1 (ko) 세탁기용 교반기와 세탁조의 구동장치
KR950007075B1 (ko) 전자동 세탁기의 구동장치
KR19990041017U (ko) 세탁기용 샤프트조립체
KR200141504Y1 (ko) 세탁기의 구동장치
KR100291773B1 (ko) 세탁기
KR200167572Y1 (ko) 전자동세탁기의브레이크밴드에의한소음방지구조
KR950007079B1 (ko) 전자동세탁기의 구동장치
KR100271358B1 (ko) 세탁기
KR200198849Y1 (ko) 전자동 세탁기용 클러치의 풀리구조

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees