JP3050434U - Ｃｄ収納ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャケットの写真や絵や文字等による自他識
別性や装飾効果等の付与とは別に、装飾性および／また
は芳香性を付加することのできるＣＤ収納ケースを提供
することにある。 【解決手段】 単なる空間でしかなかったＣＤ収納ケー
スの本体のヒンジ部用空間内に、装飾用および／または
芳香用充填部材を配設することにより装飾効果や芳香効
果等を付与する。充填部材はヒンジ部用空間に配置され
た装飾ケース内又は本体のヒンジ部に形成されたケース
部に配設することもできる。この装飾ケース又はケース
部は、その内部を区分けするための少なくとも１つの仕
切りを有したり、開閉自在な蓋を有することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、音楽を記録したコンパクト・ディスク、ゲームや写真やソフトウェ ア等の種々のデータを記憶したＣＤ−ＲＯＭまたはＤＶＤ等のディスク（以下、 これらを「ＣＤ」と総称する。）を収納保管するためのケース（以下、「ＣＤ収 納ケース」という。）に関し、特に、装飾性および／または芳香性を備えたＣＤ 収納ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

ＣＤ収納ケースは、現在、規格化されており、個々のＣＤについて自他識別性 や装飾効果等を発揮させようとしても、それらはＣＤ収納ケースに装着されたジ ャケットにしか依存できないものである。そのため、制作者は、ジャケットの写 真や絵や文字等をどのようにするかによって自分のＣＤに自他識別性や装飾効果 等を持たせようとしているのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、このようなジャケットの写真や絵や文字等による自他識別性や装飾 効果等の付与とは別に、装飾性および／または芳香性を付加することのできるＣ Ｄ収納ケースを提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案によるＣＤ収納ケースは、蓋体の一対のヒンジアーム部と枢動自在に連 結される本体のヒンジ部の内部空間に、装飾用および／または芳香用の充填部材 を配置することにより、単なる空間でしかなかったヒンジ部の内部空間を装飾効 果や芳香効果等のための空間として利用し、自他識別性や装飾性や芳香性を付加 することを可能にしている。

【０００５】 本考案によるＣＤ収納ケースはまた、充填部材を、本体の上板からヒンジ部の 内部空間内に延びかつ蓋体に対面する側の面に開閉自在な蓋部を有する箱状のケ ース部内に充填部材を配置することもできる。これにより、充填部材は小さな寸 法形状のものであっても所定のヒンジ部の内部空間内に保持され、かつ、充填部 材の交換や補修等を必要に応じて行うことを可能にしている。

【０００６】 また、本考案によるＣＤ収納ケースは、充填部材を、本体のヒンジ部の内部空 間に着脱自在または固定して配設されるように該内部空間に対応した外形寸法形 状を有する装飾ケース内に配置することもできる。これにより、慣用のＣＤ収納 ケースであっても自他識別性や装飾性や芳香性を付加することが可能になると共 に、充填部材が小さな寸法形状のものであっても所定のヒンジ部の内部空間内に 位置させることが可能となるため、逸脱した充填部材によってＣＤやジャケット 等を不要に損傷してしまうのを回避する。また本考案によるＣＤ収納ケースは、 装飾ケースについても開閉自在な蓋を設けることもでき、充填部材の交換や補修 等を必要に応じて行うことを可能にしている。

【０００７】 本考案によるＣＤ収納ケースはまた、少なくとも芳香用材料を含む充填部材を 使用するとき、各ヒンジアーム部に設けられたヒンジピンをそれぞれ枢動自在に 受容するための円筒形の突出部または凹部を本体のヒンジ部の両側面にそれぞれ 配設し、ケース部の蓋部に該蓋部を貫通する少なくとも１つの芳香孔を形成し、 そして、該芳香孔を取り外し可能なシールにより封鎖するように構成したり、或 は、装飾ケース自体を、針等の刺通具により穴開けできる材料によりその内部を 密閉するように形成したりすることもできる。これにより、本考案のＣＤ収納ケ ースは、ケース部の内部を密閉状態に保持し、必要に応じてシールを剥がすまた は針等の刺通具により穴開けすることにより、その内部に配置された充填部材の 匂香を放出させることが可能となり、それにより、不要に芳香して早期に芳香性 が失われたり、他の匂香と混じり合って所望の匂香と異なってしまうのを回避す る。

【０００８】 更に、本考案によるＣＤ収納ケースは、ケース部の短手方向に相互に対向する 少なくとも一対の溝部を設け、ケース部を長手方向に区切るための仕切り板を溝 部に着脱自在に設けたり、或は、装飾ケースの内部を長手方向に区切るための少 なくとも１つの仕切り部を設けたりすることもできる。これにより、例えば、装 飾用充填部材と芳香用充填部材を別けて配設し、両者が混合されるのを回避する 等のように、より広範な種類の充填部材を配設することが可能となる。

【０００９】 更にまた、本考案によるＣＤ収納ケースは、充填部材をＣＤ収納ケースに収納 されるＣＤに応じて選定することもでき、これにより、装飾性や芳香性以外の効 果、例えば、アロマセラビィ用音楽のＣＤのＣＤ収納ケースにポプリやラベンダ ー等のハーブを充填部材として配設することによって医療効果をも具有させたり 、ＣＤ収納ケースを動かすことによって音を発生するものを充填部材として使用 することで楽器として使用することも可能となる。

【００１０】

【考案の実施の形態】

【実施例１】 本考案の実施例によるＣＤ収納ケースは、図１に示すように、ＣＤ１をその上 に載置するための本体２と、本体２との間でＣＤ１を収納する蓋体３とからなる 周知の規格化された透明なケース構造を有している。

【００１１】 本体２は、図２に示すように、ＣＤ１がその上に保持される内板４と、この内 板と組み合わされて本体２を形成する外板５とから構成される。内板４と外板５ との間は補強用リブ等の手段（図示なし）によって相互に離間されており、総体 的に、単なる空間として形成されている。本体２は、後述する手段により蓋体３ を枢動自在に装着するためのヒンジ部６をその一側に備えている。ヒンジ部６は 、内板４のＣＤ１を載置する面４ａよりも高い上面部４ｂと、面４ａと上面部４ ｂの間に介在する傾斜面部４ｃと、外板５の端面部５ａと、内板４の上面部４ｂ および傾斜面部４ｃの両側端および底面に対してそれぞれ対応する位置に位置す る一対の側面部５ｂ，５ｂおよび底面部５ｃとにより画定される。

【００１２】 蓋体３は、本体２に載置されたＣＤ１上に被せられる方形の包被部７と、包被 部７の一側端の両端から相互に平行にそれぞれ延びる一対のヒンジアーム部８， ８とから形成される。一対のヒンジアーム部８，８はその各伸延端の相互に対面 する部位から相互に近接する方向に突出するヒンジピン８ａ，８ａがそれぞれ設 けられている。各ヒンジピン８ａは、本体２の各側面部５ｂに形成された貫通穴 （図示なし）に枢動自在に装着される。

【００１３】 ＣＤ収納ケースの本体２のヒンジ部６の内部空間内には装飾および／または芳 香のための充填部材９が配設されている。充填部材９は、ヒンジ部６の内部空間 内に受容させることができそして装飾性および／または芳香性を高めることがで きるものであればどのような充填材料も適用でき、例えば、装飾用の充填材料の 例としては、ビーズ、ビーズ玉、彩色チップ、金属片、スパイラル状の線状材料 等があり、一方、芳香用の充填材料の例としては、ポプリやラベンダー等のハー ブや、香料、匂石等を挙げることができる。充填部材９のヒンジ部６内への配設 は、ＣＤ収納ケースの本体２を構成する内板４と外板５を分離し、ヒンジ部６の 位置に充填部材９を配置し、内板４および外板５を相互に組み合わせることによ り行われる。

【００１４】 上述の如く構成される本考案のＣＤ収納ケースは、これまで本体２と蓋体３の 間のヒンジ機構の一部として使用されていた単なる空間でしかなかったヒンジ部 ６の内部空間を、装飾効果や芳香効果等のための空間として有効に利用すること ができ、それにより、収納されたＣＤについての自他識別性や装飾性や芳香性を 付加することができる。ここにおいて、充填部材９はＣＤ収納ケースに収納され るＣＤ１と適切な関係を有するように選定されるのが好ましく、例えば、アロマ セラビィ用音楽のＣＤのＣＤ収納ケースにポプリやラベンダー等のハーブを充填 部材９として使用することで医療的な効果をも具有させることができ、また、Ｃ Ｄ収納ケースを動かすことによってマラカスのような音を発生させることができ るものを充填部材９として使用することで演奏に加わる楽しみを付加的に具有さ せることができる等のような効果をも発揮させることも可能である。

【００１５】

【実施例２】 図３は、本考案の別の実施例によるＣＤ収納ケースを示す図で、充填部材９が 装飾ケース１０の中に配設されていることを除き、前記実施例と同様に構成され ている。

【００１６】 装飾ケース１０は、ヒンジ部６の内部空間内に着脱自在または固定されて設け られるようにヒンジ部６の内部空間に対応した外形形状を有している。装飾ケー ス１０は、充填部材９が、例えば、星砂等のように非常に小さい場合、ヒンジ部 ６の内部空間から本体２の内板４および外板５間に移動してしまったり、両者間 の隙間を通って外部に出てしまうことにより喪失されたり、場合によっては、そ こに収納されたＣＤ１を損傷したりすることのないように、その内部を密封する 形体に形成されるのが好ましい。この場合、装飾ケース１０の少なくとも上面部 分１０ａは、その内部に配設された充填部材９を外部から視認できるように、透 明体により形成される。ここにおいて、装飾ケース１０は、図示の場合、ヒンジ 部６の内部空間の形状に忠実に対応した形状に形成されているが、必ずしもこの 形状に限定されるものではなく、ヒンジ部６内に配置することができる形状であ ればどのような形状にも形成でき、例えば、直方体形状、円筒形状、袋形状等に 形成することもできる。

【００１７】 また、充填部材９が、例えば、ハーブや、香料、匂石等のような芳香用材料の 場合、装飾ケース１０は、必要に応じて芳香させることができるように、針等の 刺通具（図示なし）により穴開けできる材料により形成される。このことは、不 要に芳香して早期に芳香用材料の芳香性が失われるのを防止することができると 共に、他の匂香と混じり合って所望の匂香と異なった匂香になってしまうのを防 止することができる。

【００１８】

【実施例３】 図４は、本考案の更に別の実施例によるＣＤ収納ケースを示す図で、装飾ケー ス１０にその内部を区分けするための少なくとも１つ（図示の場合、２つ）の仕 切り部１１，１１を有し、そして、装飾ケース１０の上面部分１０ａが開閉自在 な蓋としての機能を備えている点で異なっている以外、前述した第２実施例と同 様に構成される。

【００１９】 仕切り部１１により区分けされた装飾ケース１０の内部は、その各々に別の充 填部材９をそれぞれ配設することによってより一層変化に富んだ装飾性および／ または芳香性を現出させることができる。また、上面部分１０ａを蓋として形成 することにより、必要に応じてその内部の充填部材９を所望のものに交換するこ とができ、使用者の好みに合った装飾性および／または芳香性を随意に現出させ ることができる。ここにおいて、装飾ケース１０の上面部分１０ａ以外の部分を 蓋として機能させたり、或は、装飾ケース１０を展開図的な形状で形成し、各面 部分を単に折り曲げて接合させることによってケース状に形成させることもでき る。また、蓋としての上面部分１０ａおよび仕切り部１１は、装飾ケース１０に 単独で採用することもできることは上述の説明から容易に理解されよう。

【００２０】

【実施例４】 図５および図６は、本考案の更にまた別の実施例によるＣＤ収納ケースを示す 図で、基本的に、第３実施例で説明した装飾ケース１０をＣＤ収納ケースと一体 に形成したものである。

【００２１】 この実施例における本体２と蓋体３の間の連結は、従来のＣＤ収納ケースと同 様に、蓋体３のヒンジアームのヒンジピン８ａを本体２の側面部５ｂの貫通穴に 枢動自在に装着することによって遂行してもよいが、後述から明らかとなる理由 により、当該貫通穴に対応する位置に形成された円筒形の突出部または凹部（図 示の場合、凹部）１２に枢動自在に装着される。

【００２２】 内板４のヒンジ部６に対応する部分にはケース部１３が設けられている。ケー ス部１３は、内板４の傾斜面部４ｃを外板５の底面部５ｃに隣接する位置まで延 ばすことにより形成される傾斜面部１３ａと、内板４が外板５の端面部５ａに隣 接部位から外板５の底面部５ｃの方向へ傾斜面部１３ａと平行に延びる傾斜面部 １３ｂと、傾斜面部１３ａおよび１３ｂの伸延端部間を相互に連結する底面部１ ３ｃと、傾斜面部１３ａおよび１３ｂの起点部間を相互に連結する（すなわち、 上面部４ｂに相応する）蓋部１３ｄと、ケース部１３の両側面を構成する一対の 側面部１３ｅ，１３ｅとから構成される。

【００２３】 蓋部１３ｄは、ケース部１３の内部を開閉自在に開放できように、その周縁に 隣接する各面部１３ａ，１３ｂ，１３ｅおよび１３ｅの端部との間で着脱自在に 設けられる。好ましくは、蓋部１３ｄは各面部１３ａ，１３ｂ，１３ｅおよび１ ３ｅとの間で密封状態を保持するように形成される。蓋部１３ｄはその厚さ方向 に貫通する少なくとも１つの芳香孔１４が形成されており、芳香孔１４は、通常 は、取り外し可能なシール１５により封鎖されている。傾斜面部１３ａおよび１ ３ｂの内面には、仕切り板１６を着脱自在に受容するための少なくとも１対の溝 部１７，１７がケース部１３の短手方向に相互に対応する位置にそれぞれ設けら れている。複数対の溝部１７を設ける場合、各対の溝部１７はケース部１３の長 手方向へ相互に離間された位置関係で配設されるのが好ましい。ケース部１３の 内部には、前記実施例と同様に、装飾用および／または芳香用の充填部材９が配 置される。

【００２４】 上述の如く構成される本実施例のＣＤ収納ケースは、内板４と外板５を従来に おけると同様に組み合わせることにより本体２を形成し、蓋体３のヒンジアーム 部７のヒンジピン７ａを本体２の側面部５ｂの突出部または凹部９に受容させる ことにより組み立てられる。次いで、選択的であるが、仕切り板１６を溝部１７ に係合させる。その後、所望の充填部材９をケース部１３内に載置し、蓋部１３ ｄを装着することにより完成される。ここにおいて、充填部材９が芳香用充填材 料であるとき、充填材料が不要に芳香して早期に芳香性が失われたり、他の匂香 と混じり合って所望の匂香と異なってしまうのを防止するために、蓋部１３ｄの 芳香孔１４はシール１５により封鎖される。このことは、見方を変えると、充填 部材９が装飾用充填材料のみの場合、芳香孔１４およびシール１５は必ずしも必 要ではないことを意味している。

【００２５】 ケース部１３内に載置される充填部材９は、前述の実施例同様に、充填部材９ の種類をＣＤ収納ケースに収納されるＣＤ１と適切な関係を有するように選定す るのが好ましく、また、装飾性や芳香性以外の効果、すなわち医療的な効果や楽 器としての効果等、を付加的に具有させることができることも前記実施例と同様 である。

【００２６】

【考案の効果】

本考案によれば、単なる空間でしかなかったヒンジ部６の内部空間に充填部材 ９を配設することにより装飾効果や芳香効果等のための空間として利用でき、自 他識別性を高めることができると共に、装飾性および／または芳香性等を付加す ることができる。

【００２７】 また、ヒンジ部６の内部空間内に装飾ケース１０を配置するか、或はヒンジ部 ６の部分をケース部１３として形成し、その中に充填部材９を配設することによ り、充填部材９が小さなものであっても、充填部材９が所定の位置から逸脱する のを防止することができ、更に、装飾ケース１０又はケース部１３の内部に仕切 りを設け、かつ／または、開閉自在な蓋を備えることにより、装飾用充填部材と 芳香用充填部材を別けて配設し、両者が混合されるのを回避する等のように、よ り広範な種類の充填部材９を配設することができる。

【００２８】 加えて、装飾ケース１０またはケース部１３の内部を密閉するように形成し、 必要に応じてその内部を開放することができることにより、早期に充填部材９の 芳香性が失われたり、他の匂香と混じり合って所望の匂香と異なってしまうのを 回避することができ、更に、充填部材９をＣＤ収納ケースに収納されるＣＤに応 じて選定することにより、装飾性や芳香性に加えて、医療的な効果や音楽に参加 する楽しさ等をも付与させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例によるＣＤ収納ケースを示す平
面図である。

【図２】図１の線II−IIに沿った部分拡大断面図であ
る。

【図３】本考案の別の実施例によるＣＤ収納ケースを示
す図２と同様な部分断面図である。

【図４】本考案の更に別の実施例によるＣＤ収納ケース
に用いられる装飾ケースを示す斜視図である。

【図５】本考案の更にまた別の実施例によるＣＤ収納ケ
ースを示す部分平面図である。

【図６】図５の線ＶI−ＶIに沿った部分拡大断面図であ
る。

【符号の説明】

１ ＣＤ ２ 本体 ３ 蓋体 ４ 内板 ４ａ ＣＤ載置面 ４ｂ 上面部 ４ｃ 傾斜面部 ５ 外板 ５ａ 端面部 ５ｂ 側面部 ５ｃ 底面部 ６ ヒンジ部 ７ 包被部 ８ ヒンジアーム部 ８ａ ヒンジピン ９ 充填部材 １０ 装飾ケース １０ａ 上面部分 １１ 仕切り部 １２ 突出部（または凹部） １３ ケース部 １３ａ，１３ｂ 傾斜面部 １３ｃ 底面部 １３ｄ 蓋部 １３ｅ 側面部 １４ 芳香孔 １５ シール １６ 仕切り板 １７ 溝部

Claims (9)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 蓋体の一対のヒンジアーム部と枢動自在
   に連結される本体のヒンジ部の内部空間に装飾用および
   ／または芳香用の充填部材が配置されていることを特徴
   とするＣＤ収納ケース。
2. 【請求項２】 前記充填部材は、本体の上板からヒンジ
   部の内部空間内に延びかつ蓋体に対面する側の面に開閉
   自在な蓋部を有する箱状のケース部内に配置されること
   を特徴とする請求項１記載のＣＤ収納ケース。
3. 【請求項３】 前記充填部材は少なくとも芳香用材料を
   含み、前記本体のヒンジ部と蓋体のヒンジアーム部との
   枢動自在な連結は各ヒンジアーム部に設けられたヒンジ
   ピンと該ヒンジピンをそれぞれ枢動自在に受容するよう
   本体のヒンジ部の両側面にそれぞれ配設された円筒形の
   突出部または凹部とにより遂行され、前記ケース部の蓋
   部には該蓋部を貫通する少なくとも１つの芳香孔を有
   し、そして、該芳香孔は取り外し可能なシールにより封
   鎖されていることを特徴とする請求項２記載のＣＤ収納
   ケース。
4. 【請求項４】 前記ケース部にはその短手方向に相互に
   対向する少なくとも一対の溝部が設けられ、該溝部には
   ケース部を長手方向に区切るための仕切り板が着脱自在
   に設けられることを特徴とする請求項２または３記載の
   ＣＤ収納ケース。
5. 【請求項５】 前記充填部材は、本体のヒンジ部の内部
   空間に着脱自在または固定して配設されるように該内部
   空間に対応した外形寸法形状を有する装飾ケース内に配
   置されることを特徴とする請求項１記載のＣＤ収納ケー
   ス。
6. 【請求項６】 前記装飾ケースはその内部を長手方向に
   区切るための少なくとも１つの仕切り部を備えているこ
   とを特徴とする請求項５記載のＣＤ収納ケース。
7. 【請求項７】 前記装飾ケースは開閉自在な蓋を有する
   ことを特徴とする請求項５または６記載のＣＤ収納ケー
   ス。
8. 【請求項８】 前記充填部材は少なくとも芳香用材料を
   含み、前記装飾ケースは針等の刺通具により穴開けでき
   る材料によりその内部を密閉するように形成されている
   ことを特徴とする請求項２記載のＣＤ収納ケース。
9. 【請求項９】 前記充填部材はＣＤ収納ケースに収納さ
   れるＣＤに応じて選定されていることを特徴とする請求
   項１〜８のいずれか一項に記載のＣＤ収納ケース。