JP3049520U - 小型変圧器台座 - Google Patents

小型変圧器台座

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JP3049520U
JP3049520U JP1997011168U JP1116897U JP3049520U JP 3049520 U JP3049520 U JP 3049520U JP 1997011168 U JP1997011168 U JP 1997011168U JP 1116897 U JP1116897 U JP 1116897U JP 3049520 U JP3049520 U JP 3049520U
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pedestal
conductor
small transformer
coil
transformer
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JP1997011168U
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Inventor
黄明世
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黄明世
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮小化と生産の効率化を図る小型変圧器台座
を提供する。 【構成】 本考案の小型変圧器台座は、コイルを接着す
る台座の台柱上部をコイルと同じ形状にし、変圧器全体
の小型化を可能にした。また、台柱と導電体の接合部分
に接合溝や滑走溝、突起を設けるなどの工夫により、両
者を簡単、かつ短時間に固定できるようにしたほか、導
電体に複数の固定端子を設けることで、コイル接続時の
煩わしさを解消した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コイルを接着する台座の台柱上部をコイルと同じ形状にし、小型化 を図ったほか、台柱と導電体の接合部分に接合溝や滑走溝、突起を設けたり、導 電体に複数の固定端子を設けることで、効率的な自動化生産・組立を可能にした 小型変圧器台座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子部品の小型化・軽量化がめざましい。そのため、変圧器も小型化が 急がれている。従来の変圧器はコア、台座、導電体から構成されているが、図9 に示すように、コア10と台座20の大きさが違う。導電体30は台座をしっか り挟むように設計されているが、この導電体がコアと台座の接続に影響を及ぼさ ないようにするため、台座の直径をコアの直径より大きくしなければならず、変 圧器全体の体積が巨大になってしまっていた。また、導電体が台座を挟み込むよ うに設計されているため、導電体と台座の間に緩みが生じたり、全体の厚さが増 すといった現象が存在した。台座を回路板に固定する際にも、導電体の底部に一 定の厚さがあるため、台座と回路板の間に隙間が生じ、変圧器全体を回路板にし っかり固定できなかった。 こうした問題を解消するため、導電体を直接台座に埋め込む製造方法もあるが 、製造の際には導電体をあらかじめ型枠の中に置かなければならず、生産コスト が高い上、生産速度が遅くなるなどの弊害がある。上記の問題以外に、従来の導 電体には固定端子が一つしか設けられておらず、コアに巻いたコイルの末端が短 いと端子としっかり固定できず、変圧器に巻くコイルを一回り減らして固定する など、固定位置による制限を受けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の説明から分かるように、従来の変圧器台座は生産に手間がかかる上、ゆ がみや隙間が生じるなど理想的とは言えず、また大きすぎるという欠点があった 。そのため、その構造を改善する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本考案はコイルを接着する扁平状の台座上部をコ イルと同じ形状にし、小型化を図った。また、台座は台柱と二つの導電体から構 成されるが、導電体をはめ込み式にし、台柱底部に設けられた接合溝に直接はめ 込む。台柱の素材はプラスチックのため、接合溝には可塑性、弾力性があり、し っかりはめ込み、固定することができる。接合時に、さらに接着剤を使用するこ とで、結合がより強固なものになる。このほか、導電体に複数の固定端子を設け ることで、効率的な自動化生産・組立を可能にすることができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1・2に示すように、本考案の小型変圧器台座1は扁平状で主に、台柱11 及び導電体12から構成される。図3に示すように、台柱11上部は接合面11 1になっており、変圧器コア2の底面21(図4参照)が接着されるが、台柱1 1上部はこの変圧器コア2の底面21と同じ形状になっている。また、台柱11 は絶縁体である。台柱11の底部には導電体12をはめ込む接合溝112が対称 に設けられている。この接合溝112に接着剤を塗り、導電体12を接着する。 導電体12には複数の固定端子121が設けられている。この固定端子121は 一個体を折り曲げて作られており、端子121と端子121´の間は内から外に 向かって広がっているか、または平行な距離を保っている。
【0006】 図3・4に示すように本考案は、変圧器コア2にコイル3を巻き付けた後、コ イル3の末端をその長さから判断して、最も適切な固定端子121に接続できる 。本考案は複数の固定端子121を設けたことで、従来タイプの単一固定端子の 場合に起こりがちなコイル3末端が長すぎて切断したり、短すぎて巻き直したり といった煩わしさを解消することができる。
【0007】 本考案の第二の実施例は図6に示すように、台柱11の接合溝112の両内壁 に対称の滑走溝113を設け、導電体3を直接接合溝112内に挿入する。滑走 溝113はプラスチック材質なので、挿入する導電体3の表面をしっかり押さえ 、固定することができ、組立と製作を短時間で完了することができる。 本考案の第三の実施例は図7に示すように、接合溝112の底部に突起114 を設け、伝導体12に固定ホール112を設ける。両者を合体させれば、伝導体 12はさらにしっかり接合溝112に固定されることになる。 本考案の第四の実施例は図5・8に示すように、導電体12の固定端子121 と固定端子121´の間に一定の距離を設けることで、変圧器コア2にコイル3 を巻き付けてから、その末端を固定端子に接合する際、位置による制限を受けず 、最も近い固定端子121に接続することが出来るようになったので、製作が便 利になった。 また、コアの形状については、異なる電性とスペース上の必要に応じ、円形以 外に正方形や長方形など様々な形状を設計。本考案の台柱もコア底部の形状に合 わせて同等形状のものを製作すれば、変圧器全体の体積を縮小することができ、 スペースの有効利用が可能になる。
【0008】
【考案の効果】
以上に詳述した小型変圧器台座は、コイルを接着する台座の台柱上部をコイル と同じ形状にすることで、小型化に成功した。また、台柱と導電体の接合部分に 接合溝や滑走溝、突起を設けたり、導電体に複数の固定端子を設けることで、効 率的な自動化生産・組立が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の台座外観立体図。
【図2】本考案の台座立体分解図。
【図3】本考案の変圧器と台座の組立説明図。
【図4】本考案の変圧器と台座の組立側面説明図。
【図5】本考案の変圧器と台座の組立底面説明図。
【図6】本考案の第二の実施例説明図。
【図7】本考案の第三の実施例説明図。
【図8】本考案の第四の実施例説明図。
【図9】従来の変圧器台座の組立説明図。
【符合の説明】
(1)台座 (11)台柱 (12)導電体 (111)接合面 (112)接合溝 (113)滑走溝 (114)突起 (122)固定ホール (2)コア (21)コア底部 (3)コイル (121)、(121´)固定端子

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック絶縁素材で製造された扁平
    状の台柱と導電体から構成された小型変圧器台座におい
    て、該台柱の上部はコア底部が接続されると共にコアの
    接着面と同じ形状に形成され、該台柱の底部には対称に
    二つの接合溝が設けられ、該溝の内部に接着剤を塗り二
    つの導電体をはめ込み固定できることを特徴とする小型
    変圧器台座。
  2. 【請求項2】 前記導電体に複数の固定端子を設け、コ
    イル末端接続時の煩わしさを解消して組立を便利にさせ
    たことを特徴とする請求項1に記載の小型変圧器台座。
  3. 【請求項3】 接合溝の両内壁に対称の滑走溝を設け、
    導電体の簡単な差し込みを可能としたことを特徴とする
    請求項1に記載の小型変圧器台座。
  4. 【請求項4】 接合溝の内部に突起を設け、導電体の固
    定ホールにその突起をはめ込むことで、両者の固定を確
    実にしたことを特徴とする請求項1に記載の小型変圧器
    台座。
JP1997011168U 1997-12-05 1997-12-05 小型変圧器台座 Expired - Lifetime JP3049520U (ja)

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