JP3049286B2 - ジャスティフィケーション制御回路 - Google Patents

ジャスティフィケーション制御回路

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JP3049286B2
JP3049286B2 JP8109602A JP10960296A JP3049286B2 JP 3049286 B2 JP3049286 B2 JP 3049286B2 JP 8109602 A JP8109602 A JP 8109602A JP 10960296 A JP10960296 A JP 10960296A JP 3049286 B2 JP3049286 B2 JP 3049286B2
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carry
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JP8109602A
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Inventor
清巳 原
賢治 大利
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安藤電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送速度の異なっ
たディジタル伝送系間でディジタル情報の中継を行う際
に伝送速度差に対応したディジタル情報のけた寄せ制御
(ジャスティフィケーション制御)を行うジャスティフ
ィケーション制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャスティフィケーション制御が適用さ
れるフレームには、速度139264kbit/s、3
4368kbit/s、8448kbit/sのものが
あり、それぞれITU−T G.751,G751,G
742に定義されている。
【0003】図4はこれらのうち8448kbit/s
のフレームの構造を示したものである。図4において、
Fはこのフレームの同期をとるためのFASビット、R
は警報転送のためのリモートアラームビット、Sは予備
用のスペアビット、Tは4本分の2048kbit/s
フレームを収容するためのトリビュタリビット、Cは同
期していない2048kbit/sフレームを収容する
ために制御するジャスティフィケーションコントロール
ビット、Jはジャスティフィケーションコントロールビ
ットにより固定スタッフビット(固定値)またはトリビ
ュタリビットとされるビットである。
【0004】次に、ジャスティフィケーション制御回路
について説明する。ジャスティフィケーションコントロ
ールビットCは収容するトリビュタリごと(1トリビュ
タリは2048kbit/s)に3ビットずつ設けられ
ている。ジャスティフィケーション制御回路は、フレー
ム内のこの3ビットのジャスティフィケーションコント
ロールビットCが論理111である場合には、ポジティ
ブジャスティフィケーションを実行し、同一フレーム内
のビットJを固定スタッフビットとする。一方、ジャス
ティフィケーションコントロールビットCが論理000
である場合は、ジャスティフィケーションを実行しない
ので同一フレーム内のビットJをトリビュタリビットと
する。トリビュタリビット数の増減により収容する20
48kbit/sフレームの速度調整をすることができ
る。その制御は4トリビュタリごとに存在し、それぞれ
独立に制御が可能である。
【0005】このポジティブジャスティフィケーション
を実行する比率は、ジャスティフィケーションレシオと
呼ばれ、公称ジャスティフィケーションレシオは844
8kbit/sの場合には0.424である。収容する
2048kbit/sのフレームの速度は、ジャスティ
フィケーションレシオを変更することにより調整するこ
とができる。
【0006】従来行われていたジャスティフィケーショ
ン制御方法は、任意のジャスティフィケーションレシオ
でジャスティフィケーション制御を実行するものではあ
るが、一定長の区間は連続的にジャスティフィケーショ
ン制御を実行し、別の区間はジャスティフィケーション
を実行しない、という具合に区間単位でジャスティフィ
ケーションを実行するものであった。
【0007】図3は、このような任意のジャスティフィ
ケーションレシオでジャスティフィケーションを実行す
る従来のジャステフィケーション制御回路の一例を示す
ブロック図である。フレーム信号4Aは、1フレームご
とに1パルスずつ出力される信号である。フレームカウ
ンタ4は、このフレーム信号4Aをカウントし、所定数
のカウント(すなわち、所定フレーム数のカウント)を
行う毎にキャリー4Bを発生する。イネーブル区間設定
バッファ5は、ポジティブジャスティフィケーションを
実行する区間の値を記憶する。このイネーブル区間設定
バッファ5の記憶内容を書き換えることにより、ポジテ
ィブジャスティフィケーションを実行する区間の長さを
任意に変化させることができる。
【0008】イネーブルカウンタ6は、フレームカウン
タ4から出力されるキャリー4Bをカウントするカウン
タであり、イネーブル区間設定バッファ5の記憶値5C
に相当するカウントを行う毎にキャリー6Aを発生し、
カウントを停止する。イネーブル制御部7は、フレーム
カウンタ4によってキャリー4Bが出力されてからイネ
ーブルカウンタ6によってキャリー6Aが出力されるま
での区間、イネーブル信号7Aを発生する回路である。
フレーム構成回路8は、このイネーブル信号7Aによっ
てイネーブル状態とされたフレームのみについてポジテ
ィブジャスティフィケーションを実行し、フレーム構成
データ8Aを得る。
【0009】次に、このジャステフィケーション制御回
路の動作を説明する。例えばジャスティフィケーション
レシオの少数点第3位までを可変とするためには、10
00フレーム当たり、ジャスティフィケーションレシオ
を1000倍した回数分だけポジティブジャスティフィ
ケーションを実行することができればよい。
【0010】そこで、フレームカウンタ4により、10
00フレームごとにキャリー4Bを発生し、このキャリ
ー4Bによりイネーブルカウンタ6の値をリセットし、
イネーブルカウンタ6によるカウントを開始する。イネ
ーブル区間設定バッファ5には、ジャスティフィケーシ
ョンレシオを1000倍した値であるイネーブル区間値
5Aをイネーブルセット信号5Bにより記憶しておき、
記憶値5Cとしてイネーブルカウンタ6に供給する。そ
して、この記憶値5Cに相当する回数分イネーブルカウ
ンタ6がカウントすると、イネーブルカウンタ6は、キ
ャリー6Aを発生しカウントを停止する。
【0011】イネーブル制御部7は、フレームカウンタ
4によってキャリー4Bが出力されてからイネーブルカ
ウンタ6によってキャリー6Aが出力されるまでの区
間、ポジティブジャスティフィケーションを実行するた
めのイネーブル信号7Aを発生する。フレーム構成回路
8Aは、イネーブル制御部7からのイネーブル信号7A
によってイネーブル状態とされたフレームについて、ジ
ャスティフィケーションコントロールビットCを論理1
にし、ビットJを固定スタッフビットとすることにより
ポジティブジャスティフィケーションを実行する。一
方、イネーブル信号7Aによってイネーブル状態とされ
ないフレームについては、ジャスティフィケーションを
実行しないため、ジャスティフィケーションコントロー
ルビットCを論理0にし、ビットJは、トリビュタリビ
ットにする。そして、その他のFASビット、アラーム
ビット等を合成し、フレーム構成データ8Aとして出力
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のジャスティフィケーション制御回路は、ジャスティ
フィケーションレシオ値を可変とすべく、一定区間ごと
にポジティブジャスティフィケーションを実行する区間
を設ける制御方法を採用しているため、ジャスティフィ
ケーション制御がバースト状に実行されることとなる。
しかし、実際に収容するフレームの速度は一定であるた
め、ジャスティフィケーション制御は、常に一定のレシ
オで連続的かつ均一に実行されるべきである。
【0013】この発明は、かかる要請に応えるべくなさ
れたものであり、ジャスティフィケーションレシオ値が
可変であり、しかもジャスティフィケーション制御を常
に一定のレシオで連続的かつ均一に実行することができ
るジャスティフィケーション制御回路を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、可変のジャ
スティフィケーションレシオ値を記憶する書換え可能な
ジャスティフィケーションレシオ記憶部と、前記ジャス
ティフィケーションレシオ記憶部に記憶されている値を
フレーム信号毎に積算し、整数への桁上げごとにジャス
ティフィケーションイネーブル信号を出力するアダー
と、前記ジャスティフィケーションイネーブル信号によ
り、フレームを構成するジャスティフィケーションコン
トロールビットと該ジャスティフィケーションコントロ
ールビットによって固定スタッフビットまたはトリビュ
タリビットとされるビットを制御するフレーム構成回路
とを具備することを特徴とするジャスティフィケーショ
ン制御回路を要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるジャスティフィケーション制御回路の構成を示
すブロック図である。
【0016】図1において、フレーム信号2Aは、1フ
レームごとに1パルスずつ出力される信号である。ジャ
スティフィケーションレシオ設定バッファ1は、可変の
ジャスティフィケーションレシオ値1Aの小数部1Cを
記憶する。アダー2は、ジャスティフィケーションレシ
オ設定バッファ1に記憶されたレシオ値1Cをフレーム
信号2Aが供給される毎に積算する手段であり、この積
算により整数への桁上げがある毎にキャリー2Bを発生
する。フレーム構成回路3は、アダー2からキャリー2
Bが出力されるときに到来するフレームのみについてポ
ジティブジャスティフィケーションを実行し、フレーム
構成データ3Aを得る回路である。
【0017】次に、本実施形態の動作について説明す
る。本実施形態は、一般的にレシオ(比率)の値を積算
していくと整数への桁上げが生じ、その桁上げの回数と
積算回数との関係がレシオ(比率)に等しくなることを
利用している。ジャスティフィケーションレシオ設定バ
ッファ1は、ジャスティフィケーションレシオ値1Aを
可変とするために設けたバッファであり、ジャスティフ
ィケーションレシオ値の小数部をレシオセット信号1B
により記憶し、記憶値1Cとして出力する。
【0018】ジャスティフィケーションレシオ設定バッ
ファ1から出力される記憶値1Cは、フレーム信号2A
が発生される毎にアダー2によって積算され、整数への
桁上げがある毎にキャリー2Bが発生される。フレーム
構成回路3は、アダー2からキャリー2Bが発生される
ことにより、その時点におけるフレームについて、ジャ
スティフィケーションコントロールビットCを論理1に
し、ビットJを固定スタッフビットとすることにより
(図4参照)、ポジティブジャスティフィケーションを
実行する。一方、キャリー2Bが発生されないときのフ
レームについては、ポジティブジャスティフィケーショ
ンを実行しないため、ジャスティフィケーションコント
ロールビットCを論理0にし、ビットJは、トリビュタ
リビットにする。そして、その他のFASビット、アラ
ームビット等を合成し、フレーム構成データ3Aとして
出力する。
【0019】図2は、本実施形態におけるジャスティフ
ィケーションレシオ設定バッファ1とアダー2の構成例
を示すブロック図である。この例では、ジャスティフィ
ケーションレシオの小数点第1位までを可変としてい
る。図2に示す構成においては、図1におけるジャステ
ィフィケーションレシオ設定バッファ1に相当するもの
としてフリップフロップ1Dを使用し、アダー2に相当
するものとして十進アダー2Cを使用している。フリッ
プフロップ1Dは、可変のジャスティフィケーションレ
シオ値1Aの小数点第1位までの部分1Cを記憶する。
十進アダー2Cは、フレーム信号2Aごとにフリップフ
ロップ1Dに記憶されたレシオ値1Cを積算する。
【0020】なお、図2の構成では、ジャスティフィケ
ーションレシオの小数点第1位までを可変とする場合に
ついて説明したが、フリップフロップ1Dにおけるジャ
スティフィケーションレシオの小数点以下の記憶容量と
十進アダー2Cの積算桁数を増やすことにより、より細
かなジャスティフィケーションレシオでジャスティフィ
ケーション制御が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるジャ
スティフィケーション制御回路は、アダーによりジャス
ティフィケーションレシオ値を積算する回路にしたた
め、ジャスティフィケーションレシオ設定値の比率で均
一にジャスティフィケーション制御をすることができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるジャスティフィケ
ーション制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の具体的回路例を示す図である。
【図3】従来技術のブロック図である。
【図4】8448kbit/sのフレーム構成を示す図
である。
【符号の説明】 1 ジャスティフィケーションレシオ設定バッファ 2 アダー 3 フレーム構成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変のジャスティフィケーションレシオ
    値を記憶する書換え可能なジャスティフィケーションレ
    シオ記憶部と、 前記ジャスティフィケーションレシオ記憶部に記憶され
    ている値をフレーム信号毎に積算し、整数への桁上げご
    とにジャスティフィケーションイネーブル信号を出力す
    るアダーと、 前記ジャスティフィケーションイネーブル信号により、
    フレームを構成するジャスティフィケーションコントロ
    ールビットと該ジャスティフィケーションコントロール
    ビットによって固定スタッフビットまたはトリビュタリ
    ビットとされるビットを制御するフレーム構成回路とを
    具備することを特徴とするジャスティフィケーション制
    御回路。
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