JP3049026U - 青果物糖度非破壊測定装置 - Google Patents

青果物糖度非破壊測定装置

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JP3049026U
JP3049026U JP1997010268U JP1026897U JP3049026U JP 3049026 U JP3049026 U JP 3049026U JP 1997010268 U JP1997010268 U JP 1997010268U JP 1026897 U JP1026897 U JP 1026897U JP 3049026 U JP3049026 U JP 3049026U
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JP1997010268U
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Inventor
広嗣 橋本
典男 谷口
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青果物に光を投光して青果物の糖度を非破壊
で測定する測定装置において、被検体の大きさに関わら
ず、被検体の赤道部付近に光を照射できるようにする。 【解決手段】 青果物に光を投光する投光手段と、青果
物を支持する支持手段と、青果物を透過した光を観測す
る観測手段とを有する青果物糖度非破壊測定装置におい
て、投光手段は、青果物の大きさに関わらず、青果物の
赤道部周辺に光を投光するようにされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
メロン・スイカ等の青果物の内部糖度を非破壊で測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
メロン・スイカ等の青果物の糖度は青果物内の場所によってその値が異なり、 一般に青果物の外側から中心に行く程糖度は高くなり、中心部が最も甘い。した がって、青果物に近赤外光を投光して青果物を透過した光によりその糖度を測定 する装置においては、青果物の中心部に向けて近赤外光を投光することが望まれ る。
【0003】 しかし、従来例においては、投光光源の高さが一定であるため、被検体たる青 果物の大きさが異なる場合、大きな被検体と小さな被検体とでは、照射位置が異 なっていた。すなわち、小さな被検体においては被検体の中心部に投光されてい るのに対して、大きな被検体においては被検体の下部に投光されることとなり、 各被検体に対して同じ条件で測定しているとは言えなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、青果物に光を投光して青果物の糖度を非破壊で測定する測定 装置において、被検体の大きさに関わらず、被検体の赤道部(被検体の中心部を 含む面であって地表と水平な面と被検体表面との交わる線)付近に光を照射でき るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、青果物に光を投光する投光手 段と、青果物を支持する支持手段と、青果物を透過した光を観測する観測手段と を有する青果物糖度非破壊測定装置において、投光手段は、青果物の大きさに関 わらず、青果物の赤道部周辺に光を投光するようにされている。
【0006】
【実施例】
第1実施例を図1を用いて以下に説明する。 本実施例では、メロン・スイカ等の被検体1は、遮光バケット2上に搭載され ている。被検体1に照射する近赤外光3は、ランプ4から投光され、被検体1の 赤道部6に投光される。遮光バケット2は被検体1の中心部8の下方に開口部1 0を有している。遮光バケット2は、例えば弾性を有し光を透過しないゴムを使 用しており、遮光バケット2と被検体1の密着性は十分である。開口部10の下 方には被検体の吸収スペクトルが測定可能なセンサー12を備えている。
【0007】 遮光バケット2は上下に昇降可能としてあるため、遮光バケット2に搭載され た被検体1は、ランプ4に対する高さを変えることができる。すなわち、被検体 が1あるいは14であって、大きさが異なる場合でもその大きさに関わらず、近 赤外光3を各被検体1、14のそれぞれの赤道部6、16付近に投光させること が可能である。投光された光は被検体1を透過し、遮光バケット2の開口部10 から出射する。遮光バケット2と被検体1の密着性は十分であるため、遮光バケ ット2と被検体1との隙間から入り込む外光が開口部10からもれることはほと んどない。遮光バケット2の開口部10から出射される光は、センサー12に受 光され、透過光の吸収スペクトルが計測される。この吸収スペクトルにより被検 体1の糖度を知ることができる。
【0008】 本実施例では、遮光バケットの高さを変えることにより、被検体の大きさに関 わらず、つねに被検体の赤道部付近に光を照射できる。したがって、本実施例の 構成により、いずれの被検体においてもその中心部に近赤外光を投光することが できるため、各被検体の糖度を同じ条件で測定することが可能となる。 なお、本実施例においては、被検体への投光位置を変えるのに遮光パレットを 昇降させることとしたが、ランプの位置を昇降させてもよい。
【0009】 第2実施例を図2を用いて以下に説明する。 本実施例では、メロン・スイカ等の被検体20は、遮光バケット22上に搭載 されている。被検体20に照射する近赤外光24は、ランプ26から投光され、 レンズ28を介してミラー30で反射された後に被検体20の赤道部32に投光 される。遮光バケット22は被検体20の中心部33の下方に開口部34を有し ている。遮光バケット22は、例えば弾性を有し光を透過しないゴムを使用して おり、遮光バケット22と被検体20の密着性は十分である。開口部34の下方 には被検体20の吸収スペクトルが測定可能なセンサーを有している(不図示) 。
【0010】 ランプ26から投光された近赤外光24は、レンズ28により適度に集光され てミラー30に投光される。ミラー30はソレノイド36によりその向きを変更 することが可能であり、ミラー30の向きを変更することにより被検体20上の 投光位置を調整することができる。すなわち、ミラー30で反射された光は被検 体が20、40、50のように大きさが変わっても、その大きさに関わらず、各 被検体のそれぞれの赤道部32、42、52付近に投光される。被検体20に投 光された光は被検体20を透過し、遮光バケット22の開口部34から出射する 。遮光バケット22と被検体20の密着性は十分であるため、遮光バケット22 と被検体20との隙間から入り込む外光が開口部34からもれることはほとんど ない。遮光バケット22の開口部34から出射される光は各被検体により吸収ス ペクトルが異なり、これにより各被検体の糖度を計測することができる。
【0011】 本実施例においては、ミラーの角度を変えることにより、被検体の大きさに関 わらず、被検体の赤道部付近に光を照射できる。したがって、本実施例の構成に より、いずれの被検体においてもその中心部に近赤外光を投光することができる ため、各被検体の糖度を同じ条件で測定することが可能となる。 なお、本実施例においては、ミラーの向きを変更するのにソレノイドを使用し たが、ソレノイドの代わりにステッピングモータを使用してもよい。
【0012】 つづいて、第3の実施例について説明する。 第3の実施例においては、青果物は1または複数個あり、コンベア上を搬送さ れる。コンベアの途中には第1の実施例と同様のランプ、遮光バケット、センサ が備えてある。さらに、本実施例においては、コンベアの途中に光電センサが備 えてあり、これによりコンベア上の各青果物の大きさを測定することが可能であ る。
【0013】 本実施例の構成では、光電センサにより青果物の大きさを検知できるため、こ の検知結果にしたがって遮光パレットを昇降させてその高さを変えることにより 、青果物の大きさに関わらずにその赤道部にランプからの光を投光することが可 能である。 このため、連続的に搬送される各被検体の糖度を同じ条件で高速に測定するこ とが可能である。
【0014】 なお、本実施例においては、被検体への投光位置を変えるのに遮光パレットを 昇降させることとしたが、ランプの位置を昇降させてもよく、さらに第2実施例 のようにミラーを設けてランプからの光を反射させてもよい。 また、本発明において、遮光パレットは遮光性および被検体との密着性が確保 されるものであれば、どのような材質・形状であってもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案においては、被検体の大きさに関わらず、被検体の赤道部付近に光を照 射できる。したがって、いずれの被検体においても最も糖度の高いその中心部に 近赤外光を投光することができるため、各被検体の糖度を同じ条件で測定するこ とが可能となり、測定データの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 被検体 2 遮光バケット 3 近赤外光 4 ランプ 6 赤道部 8 中心部 10 開口部 12 センサー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青果物に光を投光する投光手段と、該青
    果物を支持する支持手段と、該青果物を透過した光を観
    測する観測手段とを有する青果物糖度非破壊測定装置に
    おいて、該投光手段は、該青果物の大きさに関わらず、
    該青果物の赤道部周辺に光を投光するようにされている
    ことを特徴とする青果物糖度非破壊測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記装置は青
    果物を連続的して搬送する搬送手段を有し、該搬送手段
    は該青果物の直径を検知する検知手段を有し、その検知
    結果により、該投光手段は、該搬送された青果物の赤道
    部周辺に光を投光するようにされていることを特徴とす
    る青果物糖度非破壊測定装置。
JP1997010268U 1997-11-19 1997-11-19 青果物糖度非破壊測定装置 Expired - Lifetime JP3049026U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001091447A (ja) * 1999-09-17 2001-04-06 Saika Gijutsu Kenkyusho 青果物品質測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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