JP3049017B2 - 地中箱と地中埋設管との接続構造 - Google Patents

地中箱と地中埋設管との接続構造

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JP3049017B2
JP3049017B2 JP26280998A JP26280998A JP3049017B2 JP 3049017 B2 JP3049017 B2 JP 3049017B2 JP 26280998 A JP26280998 A JP 26280998A JP 26280998 A JP26280998 A JP 26280998A JP 3049017 B2 JP3049017 B2 JP 3049017B2
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一郎 中井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドホールやマ
ンホール等の地中箱と、主として電力線、通信線等のケ
ーブル(以下、単に「電力ケーブル等」という。)を通
線するケーブル保護管等の地中埋設管との接続構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、電力ケーブル等を問わず、地中箱
と地中埋設管との接続構造においては、地中埋設型であ
るために、接続部での漏水を防止し得る水密性と、地震
に対して埋設管路が対応して伸縮し得る耐震性と、管軸
方向に直交する方向での管路の不等沈下に追従し得る追
従性と、さらには現場施工時に管路の接続が容易に行い
得る作業性も要求されている。
【0003】従来、この種の地中箱と地中埋設管との接
続構造のうち、マンホールに下水管を接続する構造で
は、マンホール壁に接続筒をモルタル等で固定し、この
接続筒にゴムリングを介して下水管を接続することによ
り、地震時に下水管の管軸方向の移動を許容し、また、
下水管の相対沈下に対してゴムリングの可撓範囲で下水
管の変位を許容する構造のものが知られている(特開平
10ー60931号公報参照:以下「従来例1」とい
う。)。
【0004】また、別の従来例として、地震等の大きな
振動により、マンホールや下水管がひび割れするのを防
止するために、マンホール壁の取付穴に埋設管を挿入
し、両者の隙間を弾性充填材で充填するとともに、取付
穴の周囲に弾性体を配置し、かつ埋設管の外周に停止ブ
ロックを固定して、この停止ブロックと弾性体とを相互
に当接することにより、地震等の大きな力が働いたとき
でも、この力を弾性体、弾性充填材並びに停止ブロック
で吸収する構造のものが知られている(特開平9ー26
4032号公報参照:以下「従来例2」という。)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
例1及び従来例2では、地中埋設型の管路接続構造にお
いて要求される以下の特性の全てを満足するものではな
かった。
【0006】(1)管軸方向のスライド特性 電力ケーブル等を通線する地中埋設管の接続構造として
は、耐震性を考慮して、管軸方向移動可能な長さが±1
00mm程度要求されているが、従来例1では、ゴムリ
ングが埋設管の外周面と接続筒の内周面との間に介在さ
れているため、シール性を保持したまま、埋設管が移動
可能な範囲は、接続筒の1/2長さに過ぎない。従っ
て、±100mm程度の移動長さを満足するには接続筒
が200mm以上長くなければならず、実質的にこれを
満足することはできない。
【0007】また、従来例2は、埋設管とマンホールの
取付穴とが弾性充填材で充填されており、埋設管が移動
できない構造となっており、埋設管が管軸方向にスライ
ドしなければならない管路接続構造には採用できない。
【0008】(2)不等沈下に対する追従性 電力ケーブル等の地中箱と地中埋設管との接続構造にお
いては、不等沈下などで、埋設管が管軸直角方向に変位
した場合に、これに追従できる接続構造であることが要
求されるが、従来例1では、ゴムリングが埋設管の外周
面と接続筒の内周面との間に介在されているため、ゴム
リングを支点として軸直角方向に回動変位したとして
も、その可変角を大きくとることができない難点があっ
た。
【0009】(3)水密性と挿入性(作業性)との両立 電力ケーブル等の地中箱と地中埋設管との接続構造にお
いては、水密性と共に現場での埋設管の挿入しやすさ
(作業性)も要求されるが、従来例1では、ゴムリング
が埋設管の外周面と接続筒の内周面との間に介在された
構造であるため、埋設管の寸法精度を厳密に管理しない
と、両者の隙間量の変動が大きくなる。隙間量が大きく
なると、ゴムリングと接続筒との間の水密性が保持でき
ず、逆に隙間量が小さいと、埋設管の挿入性が悪くなる
といった難点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決して、スライド特性、不等沈下に対する追従性、
水密性並びに作業性を一挙に満足し得る地中箱と地中埋
設管との接続構造について鋭意研究した結果、埋設管を
地中箱側の接続筒に対して管軸方向にスライド可能に内
嵌し、水密性を保持するゴム状シールを接続筒の管軸方
向外端面側に配置して、接続筒の外端面及び埋設管の外
周面とそれぞれ密接させ、このゴム状シールをホルダー
により接続筒に取り付ける構造を採用すれば、スライド
量を大きくでき、可変角も大きくなり、さらには接続筒
内面の加工寸法精度が粗くても水密性と挿入性を確保で
きることを見出した。
【0011】すなわち、ゴム状シールを、ホルダーによ
り接続筒の外端面側に固定配置したため、埋設管の内端
を接続筒の内端縁に合わせた状態(埋設管が接続筒から
地中箱内部に突出しない状態)で、接続筒の管軸方向長
さをWとすれば、埋設管が接続筒から抜ける方向では、
接続筒の長さW分スライドでき、また、逆方向は埋設管
の長さ(L)分スライド可能となる(図12参照)。従
って、従来のようにゴム状シールを接続筒の内周面と埋
設管の外周面に配置した構成や地中箱内側の接続筒の内
端側に配置する構成に比べて、埋設管の管軸方向へのス
ライド量を大きく取ることができる。
【0012】また、ゴム状シールを接続筒の外端面側に
配置したので、これを支点とする曲げ角が大きく取れる
ことになる。従って、不等沈下などにより埋設管が管直
角方向に変位した場合でも、これに追従することが可能
となる。この追従性をさらに高めるには、接続筒の内周
面を、地中箱の内側に向かって拡径されたテーパ状に形
成する構成を採用すればよく、これにより、埋設管の管
軸直角方向への曲り角(θ)も大きく取れる点で有利で
ある。
【0013】さらに、ゴム状シールは、接続筒の内周面
と埋設管の外周面との間に介在させる方式ではなく、接
続筒の外端面との間で端面シール構造を採用し、埋設管
との間で周面シール構造を採用したので、ゴム状シール
と埋設管の外径寸法のみがシール構造に関与し、接続筒
の内径がシール構造に影響を与えないため、接続筒の内
周面の加工寸法精度が粗くても止水性(水密性)を確保
できることになる。
【0014】このような端面シール構造及び周面シール
構造を採用することから、ゴム状シールと密接する接続
筒の端面構造、及び埋設管の外周面形状が重要な要素と
なる。接続筒の端面構造としては、ゴム状シールとのシ
ール性を確保する上から、接続筒の軸方向で外端面側
(地中箱の外側)が平滑な面であることが要求される。
この端面を平滑にするには、接続筒の素材自体に平滑性
を求めるか、あるいは平滑性を確保できる別部材を一体
化するかのいずれかの手段を採用すればよい。平滑性が
得られやすい素材としては、合成樹脂や金属が好適に挙
げられ、この素材により接続筒全体を成形するか、又は
接続筒の端面にのみ用い、接続筒の主要構成部材と一体
的に成形する方策を採用すればよい。合成樹脂の代表例
としてポリエチレンが、また、金属の代表例としてステ
ンレスが夫々挙げられる。
【0015】接続筒の素材の成形性、防錆性、取扱性
(比重)、及びコスト等を総合的に判断すれば、接続筒
の主要構成部材及び端面部材として、いずれも金属より
も合成樹脂を採用した方が好ましい。さらに、リサイク
ル性をも考慮すれば、接続筒の主要構成部材として再生
ポリエチレンを、端面部材としてポリエチレンを使用す
ることが好適である。
【0016】地中箱の側壁に配置する接続筒は、単数又
は複数のいずれであってもよいが、電力ケーブル等の通
線用埋設管路の地中箱と地中埋設管との接続構造におい
ては、埋設管が複数本であることが多く、これに合わせ
て接続筒も複数本配置する構成が一般的である。このよ
うな複数本の接続筒を地中箱の側壁に配置する場合、複
数の接続筒を合成樹脂又は金属製の板状のパネル本体に
一体化してなる接続パネルを地中箱の側壁開口に固定す
る方策を採用すれば、地中箱がコンクリート製のもので
あっても、安全性を確保するために接続筒同士を間隔を
おいて設置するためのスペーサの組み込み作業やモルタ
ル等で封止する作業が不要となり、作業性が向上するば
かりでなく、接続筒が接続パネルの補強リブとしても機
能し、接続パネルを組み込んだ地中箱の側壁の強度も十
分保つことができる。
【0017】この場合の接続筒は、パネル本体を貫通し
て管軸方向で両側に突出する構成、及び片側のみに突出
する構成のいずれをも採用可能であるが、埋め戻し時に
接続筒間に土を充填する手間を省略できる点で、接続筒
の外端面がパネル本体の外側面とほぼ面一の構成の方が
望ましい。
【0018】接続パネルに一体化した接続筒の数は、基
本的には接続する埋設管の数に合わせればよいが、埋設
管を増設することも想定して、多めに配置する構成が望
ましい。この場合、使用しない接続筒は、水密性を確保
するために、接続筒の端面に蓋体を嵌合又は一体成形し
ておき、使用時に取り外すか又は切除して開口する構成
が採用可能である。
【0019】この蓋体の最適な実施の形態として、蓋体
を接続筒と一体成形したものであって、外周側において
接続筒の内径に合わせて形成されカッター等で切り込み
可能なリング状の薄肉部を挟み、その中心側に位置する
蓋部と、薄肉部よりも外周側に位置し外面がゴム状シー
ルと密接可能な平滑面とされた周縁リング部とを備えた
ものが挙げられる。このような構造の蓋体を採用すれ
ば、使用する接続筒の薄肉部をカッターで切り込んで蓋
部を除去し、周縁リング部にホルダーを介してゴム状シ
ールを押し当てれば、端面シールが容易に行えることに
なる。
【0020】一方、埋設管としては、ゴム状シールとの
周面シール構造を採用する上から、少なくとも外周面が
平滑でなければならず、また、接続筒の端面に固定配置
されたゴム状シールに対して管軸方向にスライド可能と
するためには、外周面が直管状であることが必要であ
る。従って、地中埋設管は、合成樹脂管、鋼管などの単
管を対象としており、所定ピッチで周状に凹凸が形成さ
れた波付き管は不向きである。また、埋設管及びこれを
内嵌する接続筒の内部断面形状は円形又は角形のいずれ
であってもよいが、地震などにより埋設管に管軸周りの
回転力が働いたときに、これに対応可能な断面円形であ
る方が好ましい。
【0021】また、ゴム状シールは、水密性を確保する
ための機能を有するものであれば、その素材として、天
然ゴム、合成ゴム又は合成樹脂エラストマーのいずれで
あってもよく、また、周面シール構造を採用することか
ら、リング状部材であればよい。
【0022】このゴム状シールは、接続筒との間で端面
シール構造を採用することから、ゴム状シールを接着剤
により接続筒に取り付ける方式ではなく、ホルダーによ
り接続筒へ外付けする方式を採用した。このホルダー
は、ゴム状シールを接続筒との間で端面シール構造を確
保できるものならば、どのような構造であってもよい
が、ゴム状シールの外周部を覆うリングと、このリング
の外端部側でゴム状シールを内嵌係合するよう中心側に
突出形成された内フランジとを備え、リングの管軸方向
内端部を接続筒の外端面に取り付ける構造を採用すれ
ば、内フランジにより、ゴム状シールが管軸方向外端側
に抜け出すのを防止できる上、ゴム状シールの管軸方向
幅に対してリング幅(管軸方向長さ)を適宜設定して接
圧度合いも適宜設定できる点で有効である。
【0023】ホルダーの接続筒への取り付け方法は、接
続筒の外端面が地中箱の側壁よりも外側に突出している
場合、接続筒の端部外周面に刻設された雄ねじにねじ嵌
合する方式を採用すればよく、また、接続筒の外端面が
地中箱の側壁とほぼ面一になっている場合は、ホルダー
内端側にフランジ部を形成して、このフランジ部をネジ
等を用いて地中箱側壁のパネル本体等に締め付け固定す
る方式を採用すればよい。
【0024】なお、地中箱と埋設管との接続構造は、地
中埋設型の管路の接続構造ならば、その対象を問わず、
例えば、上下水道管路の接続構造、ガス管路の接続構造
等にも適用できるが、電力ケーブル等を通線するケーブ
ル保護管(地中埋設管)と地中箱との接続構造に適用す
るのが好適である。また、地中箱は、ハンドホール及び
マンホールの両方を含む概念であり、その材質として
は、鉄筋コンクリート製のもの、金属製のもの、あるい
は合成樹脂製のもののいずれであってもよく、また、そ
の形状としては、蓋により上面が閉塞可能な直方体ある
いは円筒状のもののいずれであってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態である
電力ケーブル等の通線用の埋設管路における地中箱と埋
設管との要部接続構造を示す断面図、図2は管体ユニッ
トと地中箱とを接続するジョイント部の分解図、図3は
同じく地中箱と埋設管との接続構造を示す平面図であ
る。また、図4は地中箱の側面図、図5は図4のA−A
断面図、図6は接続パネルの拡大断面図、図7は地中箱
の分解斜視図、図8は接続パネルの拡大図、図9は接続
筒の拡大断面図、図10はホルダーの正面図、図11は
接続筒部の分解図、図12は接続筒と管路ユニットとの
接続構造を示す断面図である。
【0026】図3のごとく、電力ケーブル等の通線用の
埋設管路1は、所定間隔ごとに配置される地中箱2間
に、電力ケーブル等を内装通線するための複列の管体ユ
ニット3が管路方向に多数接続され、この管体ユニット
3の接続群と地中箱2の側壁6aとの間を埋設管4を含
むジョイント部5で接続された構成である。
【0027】地中箱2は、一般的にはハンドホールと呼
ばれるもので、電力線等の分岐、接続等を行う箇所、あ
るいは電力ケーブル等の引入れ時に張力が電力ケーブル
等の許容張力を超過する箇所等に設置される。この地中
箱2は、図4及び図7のごとく、上部を蓋体6aで閉塞
可能な鉄筋コンクリート製の直方体状箱体6から構成さ
れており、蓋体6aと箱体6との隙間からの水の浸入を
防止する水密構造が確保されている。箱体6の側壁のう
ち、2側壁ないし4側壁には、箱体6の側壁6bの一部
を構成すべく接続パネル7が設置されている。
【0028】接続パネル7は、図6及び図7のごとく、
箱体6の側壁の一部を構成すべく板面方向が垂直な板状
パネル本体8と、このパネル本体8に対して垂直方向か
ら埋設管4を差込み内嵌可能な内径を有し、パネル本体
8に一体成形された複数の円筒状の接続筒9とから構成
されている。接続パネル7は、再生ポリエチレンによる
低圧溶融注型法で、パネル本体8と接続筒9とが一体成
形されている。接続パネル7は、箱体6の接続側壁6b
に開けられた矩形開口部10に嵌め込まれ、その周縁が
ボルト11により開口部の側壁6bに固定され、接続パ
ネル7の周縁と開口部10との間に生じた隙間にはコー
キング材(図示略)が充填されて水密性が確保されてい
る。
【0029】接続筒9は、図6及び図12のごとく、管
軸方向外端面12がパネル本体8の外面と面一に形成さ
れるとともに、内端面が箱体6の側壁6bの内面よりも
わずかに後退した位置までの筒長(100〜140m
m)とされ、接続筒9の開口である中央穴9aの形状
は、図1のごとく、埋設管4の可変角θを大きくとれる
ようにするために、管軸方向内端側が拡径したテーパ形
状とされている。
【0030】接続筒9の数は、図8のごとく、接続する
埋設管4の増設を考慮して埋設管4の数よりも多めに配
置されており、また、接続筒9は、電力ケーブルを通線
する埋設管用の太い内径のものと、通信ケーブルを通線
する埋設管用の細い内径のものの2種類が用意されてい
る。
【0031】各接続筒9の管軸方向外端面12には、図
9のごとく、その外端側開口を閉塞する蓋体13が一体
成形されている。蓋体13は、その外周側において接続
筒9の開口(中央穴9a)の内径に合わせて形成されカ
ッター14等で切り込み可能なリング状の薄肉部15を
挟んで、その中心側に位置する円板状の蓋部16と、薄
肉部15よりも外周側に位置し外面がパネル本体8の外
面と面一でかつ後述のゴム状シール22と密接可能な平
滑面17とされた周縁リング部18と、これらの内端側
において接続筒9の内壁の一部を構成すべく一体形成さ
れたリング状の脚部19とを備えている。本実施の形態
では、接続筒9の外端面に求められる平滑性は、これに
一体成形された周縁リング部18の平滑面17で代替さ
れている。
【0032】この蓋体13は、低密度ポリエチレンによ
るインジェクション成形により形成され、接続パネル7
の成形時に金型にインサートされ、脚部19の一部溶融
により接続筒9に一体化されている。薄肉部15は、蓋
体12の外面側の周縁部をリング状の切欠凹部20とす
ることにより形成されたもので、カッター14により薄
肉部15を切り込み、中心側の蓋部16を切除開口して
埋設管4を差込内嵌するようにしている。
【0033】この開口周縁には、図7及び図11のごと
く、ゴム状シール22及びこれを保持するホルダー23
が中心を合わせるように取り付けられる。ゴム状シール
22は、天然ゴム又は合成ゴム製のものであって、リン
グ状に形成され、管軸方向内端面22aが平面状に形成
され、外端側の周縁にホルダー23に係合するリング状
の係合部22bが突出されている。さらに、ゴム状シー
ル22は、その内周面に一つ以上の山部、好ましくは2
つの山部24が形成され、埋設管4の外周面と接圧可能
な形状とされている。
【0034】ホルダー23は、図10及び図11のごと
く、高密度ポリエチレンによるインジェクション成形で
リング状に形成されたもので、ゴム状シール22の外周
部を覆うリング23aと、このリング23の外端部側で
ゴム状シール22の係合部22bを内嵌係合するよう中
心側に突出形成された断面鉤形の内フランジ23bとを
備えている。図12のごとく、内フランジ23bの内径
は、埋設管4の外径よりも大きく形成され、埋設管4が
ゴム状シール22を支点として管軸直角方向に傾斜する
場合にも、これを許容する間隔を有している。
【0035】さらに、ホルダー23は、図10のごと
く、リング23aの管軸方向内端部を接続筒9の外端面
12又はこれと面一のパネル本体8の外面に取り付ける
べく、リング23aの外周の複数箇所(4箇所)に形成
されたネジボス部25と、パネル本体8の外面側におい
て接続筒9の外端側開口9aの周囲に形成されたピン状
のボス26に係合するようリング23aの外周面で半径
方向(管軸直角方向)外側に突出形成された複数(2個
以上)のU字状の受座27とを備えている。ホルダー2
3は、U字状の受座27の溝部27aをボス26に嵌合
すれば、ホルダー23の中心と接続筒9の開口中心とが
合致するようになっている。そして、ネジボス部25の
ネジ穴25aから木ネジ28を通してパネル本体8に締
め付け固定すれば、ゴム状シール22の内端面22aが
接続筒9の外端面(これと面一のパネル本体8の外面で
も可)に密接するようになっている。
【0036】埋設管4は、管体ユニット3と地中箱2と
を接続するために用いられる断面円形の単管であり、本
実施の形態では、断面円形の硬質塩化ビニル管が使用さ
れている。この埋設管4は、接続筒9にゴム状シール2
2付きのホルダー23を固定した後、地中箱2の内側か
ら接続筒9に差込内嵌し、その平滑な外周面にゴム状シ
ール22の山部24を接圧した状態で取り付けられる。
【0037】埋設管4の管軸方向外端側は、そのまま管
体ユニット3の端部連結穴30に内嵌接続することもで
きるが、図1及び図2並びに図12のごとく、使用する
埋設管4が短尺のため継ぎ足す必要がある場合や、異種
径の管を接続する場合には、円筒状のソケット31及び
継ぎ足し管32を介して管体ユニット3に連結する。ジ
ョイント部5は、この埋設管4、ソケット31、及び継
ぎ足し管32から構成される。
【0038】ソケット31は、軟質又は硬質の塩化ビニ
ル管であって、その一側に埋設管4の外径に合せて第一
の内径部31aが形成され、他側に継ぎ足し管32の外
径に合せて第二の内径部31bが形成され、管軸方向中
央にこれら内径部31a、31bよりも小径の中央内径
部31cが形成され、この中央内径部31cと両側の内
径部31a,31bとの間に段差33が形成されて埋設
管4及び継ぎ足し管32の管軸方向の移動を阻止するス
トッパとして機能している。この埋設管4の外端部及び
継ぎ足し管32の一側は、それぞれソケット31の内径
部31a,31bに接着剤により内嵌固定されている。
ソケット31に軟質の塩化ビニル管等の合成樹脂管を用
いれば、管軸直角方向にも可撓性が得られるので、不等
沈下などに対する追従性もさらに良好となる。
【0039】継ぎ足し管32は、硬質塩化ビニル管であ
って、他側にゴム状シール34を介して管体ユニット3
の端部連結穴30に内嵌連結されている。ゴム状シール
34は、継ぎ足し管32の端部外周及び端面に配置され
て端面シールと周面シールとを行うもので、継ぎ足し管
32の端部外周には、ゴム状シール34の地中箱側への
移動を阻止するリング状ストッパ35が突設されてい
る。
【0040】管体ユニット3は、再生ポリエチレン等の
樹脂成形品であって、外形が略直方体に形成されたユニ
ット本体37に、接続筒9に対応する位置で複列(本実
施の形態では2列)の挿通穴38が形成され、この挿通
穴38の壁面に管軸方向に螺旋状の凸部39が形成さ
れ、かつユニット本体37の両端部に、他の管体ユニッ
ト3又は前記継ぎ足し管32並びに埋設管4等の連結管
と連結するための連結穴30が形成されている。
【0041】連結穴30は、これら連結管4又は32よ
りもわずかに大きな断面円形に形成され、内面に平滑面
を確保するためのポリエチレン製の円筒41が一体成形
されている。また、管体ユニット3の端部には、下端が
継ぎ足し管32のストッパ35の高さまで至る抜け止め
ピン42が着脱自在に取り付けられている。なお、管体
ユニット3同士の接続には、継ぎ足し管32と同様な短
尺管を介在し、その両端にゴム状シール34を嵌込み連
結穴30に嵌合するようにしている。
【0042】次に、地中箱2と埋設管4との接続作業に
ついて説明すると、地中箱2の側壁6aに接続パネル7
を嵌込みボルト11により固定する。接続パネル7の接
続筒9は、蓋体13で閉塞されているため、使用する接
続筒9の蓋体13の薄肉部15をカッター14で切り込
み、蓋部16を切り取り、周縁リング部18を接続筒9
の開口9aの周縁に残しておく。
【0043】一方、ゴム状シール22をホルダー23に
係合し、接続パネル7の外面側から開口周縁の周縁リン
グ部18に押し当てる。この際、接続パネル7の外面に
形成されたボス26にホルダー23のU字状の周縁受座
27を嵌込めば、ホルダー23の中心と接続筒9の開口
9aの中心とが合致するようになり、位置合わせが容易
に行える。
【0044】ボス26にホルダー23の受座27を嵌込
んだ後、ネジ28止めすれば、ゴム状シール付きホルダ
ー23が接続パネル7に取り付け固定され、ゴム状シー
ル22の内端面22aと接続筒9の周縁リング部18の
平滑面17とが密接し、端面シールが行われる。
【0045】その後、ケーブル保護管である埋設管4を
地中箱2の内側から接続筒9に差込挿入し、その外端を
地中箱2の外側に貫通させれば、接続が完了し、埋設管
4とゴム状シール22との間で周面シールが行われる。
その後、埋設管4の外端部をゴム状シール34を介し
て、そのまま管体ユニット3の連結穴30に連結する
か、又は図2及び図12のごとく、ソケット31及び継
ぎ足し管32を介して管体ユニット3の連結穴30に連
結すれば、電力ケーブル等の埋設管路1が完成する。こ
のような埋設管路1を完成後に、電力ケーブル等を管路
内に通線し、ハンドホールである地中箱2の内部まで引
き出し、以後の処理を行う。
【0046】このような埋設管4と地中箱2との接続構
造においては、埋設管4の内端を接続筒9の内端側を接
続筒の内端縁に合わせた状態で、接続筒9の管軸方向長
さをWとすれば、埋設管4が接続筒9から抜ける方向で
は、接続筒9の長さ(W)分スライドでき、また、逆方
向は埋設管4の長さ分(L)スライド可能となる。本実
施の形態では、接続筒9の長さを100mm〜140m
mに設定しているので、埋設管4の可動長さとして10
0mm程度確保できる。
【0047】また、ゴム状シール22は、接続筒9の外
端面側に配置し、かつ接続筒9をテーパ状に形成してい
るので、ゴム状シール22を支点としての曲げ角θ(図
1参照)が大きく取れることになる。従って、不等沈下
などにより埋設管9が管直角方向に変位した場合でも、
これに追従することが可能となる。また、接続筒9がテ
ーパ状に形成されているので、埋設管4の挿入も大径側
から容易に挿入できることになる。
【0048】また、ゴム状シール22は、接続筒9の間
で端面シール構造を採用し、埋設管4との間で周面シー
ル構造を採用したので、ゴム状シール22と埋設管4の
外径寸法のみがシール構造に関与し、接続筒9の内径が
シール構造に影響を与えないため、接続筒9の内周面の
加工寸法精度が粗くても止水性(水密性)を確保できる
ことになる。
【0049】これらのゴム状シール22及びホルダー2
3は、施工現場において接続パネル7に取り付けること
もできるが、工場において、予め蓋体13を開削し、ゴ
ム状シール付きホルダー23を組み付けておけば、施工
現場では埋設管4を挿入するだけで接続が完了でき、工
事が不要となる。
【0050】また、埋設管4は、ゴム状シール22との
周面シール構造を採用しているので、接続パネル7に接
続する埋設管としては、外径が同じものであれば異種管
であっても接続できる。
【0051】また、本実施の形態では、端面シール構造
として接続筒9を密閉する蓋体13の周縁リング部17
の平滑面18を利用して行っているので、接続筒9の素
材に平滑性は求められず、粗面仕上げの接続筒9であっ
てもよいことになる。
【0052】さらに、ゴム状シール22は、接続パネル
7の外側において、端面シール及び周面シールを果たし
ているので、接続筒9の内部に土砂等が浸入することが
防止できる。また、ゴム状シール22もリング状のホル
ダー23によって被覆されているので、土砂の噛み込み
も最小限となる。
【0053】図13はゴム状シール22付きホルダー2
3を接続筒9へ組み付ける場合の別の実施の形態を示す
断面図である。この実施の形態では、接続筒9がパネル
本体8から外側に突出している場合に、その接続筒9の
周面に雄ねじ43を形成し、この雄ねじ43に螺合する
雌ねじ44をホルダー23の内側に形成したものであ
る。接続筒9の外端面には、蓋体13の周縁リング部1
8は存在しないが、外端面を切削加工などにより平滑面
とすれば、上記実施の形態と同様な作用効果を奏し得
る。この場合、使用しない接続筒9には、ホルダー23
と同様な雌ねじが形成された蓋体13を嵌合しておけば
よい。
【0054】図14はホルダー23の外端面から土砂等
がゴム状シール22側に浸入するのを防止するために、
ホルダーの外端側開口23dを閉塞する薄肉可撓性の保
護カバー46をホルダー23に設けたものである。この
ような保護カバー46の内端を埋設管4の外周面に接触
するようにしておけば、埋設管4のスライド性や管軸直
角方向の可変に影響を与えることなく、ゴム状シール2
2への土砂の噛み込みを最小限に抑えることができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、埋設管を地中箱側の接続筒に対して管軸方向に
スライド可能に内嵌し、水密性を保持するゴム状シール
を接続筒の管軸方向外端面側に配置して、接続筒の外端
面及び埋設管の外周面とそれぞれ密接させ、このゴム状
シールをホルダーにより接続筒に取り付けているので、
埋設管のスライド量を大きくとれ、また、可変角も大き
くでき、さらには接続筒内面の加工寸法精度が粗くても
水密性と挿入性を確保できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である地中箱と埋設管との
接続構造の要部を示す断面図
【図2】同じく短尺の埋設管とボックス型埋設管ユニッ
トとの接続部を示す図
【図3】同じく埋設管接続部の平面図
【図4】地中箱の側面図
【図5】同じく図4のA−A断面図
【図6】同じく接続パネルの拡大断面図
【図7】同じく地中箱の分解斜視図
【図8】接続パネルの拡大図
【図9】接続筒の拡大断面図
【図10】ホルダーの正面図
【図11】接続筒部の分解図
【図12】接続筒と管路ユニットとの接続構造を示す断
面図
【図13】ホルダーの他の実施の形態を示す断面図
【図14】ホルダーのその他の実施の形態を示す断面図
【符号の説明】
1 電力ケーブル等の埋設管路 2 地中箱 3 管体ユニット 4 埋設管 5 ジョイント部 6 箱体 7 接続パネル 8 パネル本体 9 接続筒 12 外端面 13 蓋体 15 薄肉部 16 蓋部 17 平滑面 18 周縁リング部 22 ゴム状シール 23 ホルダー 31 ソケット 32 継ぎ足し管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 秀樹 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社 内 (72)発明者 久保 吉明 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社 内 (72)発明者 中井 一郎 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社 内 (72)発明者 釜井 教義 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社 内 (56)参考文献 特開 平11−27843(JP,A) 特開 平4−340309(JP,A) 特開 平5−209416(JP,A) 実開 平5−15623(JP,U) 実開 昭57−83971(JP,U) 実開 昭62−51922(JP,U) 実開 平4−134(JP,U) 特公 昭55−41095(JP,B1) 実公 昭53−48307(JP,Y2) 実公 昭49−7679(JP,Y1) 実公 昭52−55674(JP,Y1) 実公 昭53−44076(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 9/00 - 9/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中箱の側壁に配置された接続筒に、電力
    ケーブル等の通線用ケーブル保護管である地中埋設管が
    管軸方向にスライド可能に内嵌接続された接続構造であ
    って、前記接続筒の管軸方向外端面側にリング状のゴム
    状シールがホルダーを介して装着され、前記ゴム状シー
    ルが、前記接続筒の外端面に密接され、かつ埋設管の外
    周面に密接され、前記接続筒の内周面が、前記地中箱の
    内側に向かって拡径されてテーパ状とされた地中箱と地
    中埋設管との接続構造。
  2. 【請求項2】前記地中箱の側壁の一部に、複数の接続筒
    が板状のパネル本体に一体化されてなる接続パネルが設
    置され、前記接続筒の外端面が、前記板状のパネル本体
    の外面と面一で、かつ前記ゴム状シールと密接可能な平
    滑面とされた請求項1記載の接続構造。
  3. 【請求項3】前記接続筒の外端側開口を閉塞する蓋体が
    前記接続筒に一体成形され、前記蓋体は、その外周側に
    おいて前記開口の内径に合わせて形成されカッター等で
    切り込み可能なリング状の薄肉部を挟んで、その中心側
    に位置する蓋部と、前記薄肉部よりも外周側に位置し外
    面が前記ゴム状シールと密接可能な平滑面とされた周縁
    リング部とを備えている請求項1又は2記載の接続構
    造。
  4. 【請求項4】前記ホルダーが、前記ゴム状シールの外周
    部を覆うリングと、該リングの外端側で前記ゴム状シー
    ルを内嵌係合するよう中心側に突出形成された内フラン
    ジとを備え、前記リングの内端部が前記接続筒の外端面
    に取り付けられ、前記ホルダーに前記ゴム状シールが内
    嵌され、前記内フランジの内径は、前記地中埋設管がゴ
    ム状シールを支点として管軸直角方向に傾斜する場合に
    も、これを許容するよう、前記地中埋設管の外径よりも
    大きく形成された請求項1、2又は3記載の接続構造。
  5. 【請求項5】前記パネル本体の外面側において前記接続
    筒の外端側開口の周囲に形成されたピン状ボスに係合す
    るよう、前記リングの外周面に半径方向外側に複数のU
    字状の受座が突出形成され、該U字状受座の溝部を前記
    ピン状ボスに嵌合することにより、前記ホルダーの中心
    と前記接続筒の開口中心とが合致するようにされた請求
    項4記載の接続構造。
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