JP3048764B2 - 画像形成装置用中間調画像処理方法 - Google Patents

画像形成装置用中間調画像処理方法

Info

Publication number
JP3048764B2
JP3048764B2 JP4247506A JP24750692A JP3048764B2 JP 3048764 B2 JP3048764 B2 JP 3048764B2 JP 4247506 A JP4247506 A JP 4247506A JP 24750692 A JP24750692 A JP 24750692A JP 3048764 B2 JP3048764 B2 JP 3048764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
data
error component
value
processing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4247506A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06105159A (ja
Inventor
俊裕 岡橋
博 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4247506A priority Critical patent/JP3048764B2/ja
Publication of JPH06105159A publication Critical patent/JPH06105159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048764B2 publication Critical patent/JP3048764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置用中間調画
像処理方法に係り、詳細には画像形成装置における圧縮
された画像デ−タから量子化値と誤差成分とを分離する
中間調画像処理方法に係る。
【0002】
【従来の技術】一般的な画像形成装置においては、原稿
画像を光学系読取装置を介して読み取ってこの読み取っ
たデ−タをA/D 変換し、デジタル化された原稿画像デ−
タを抽出する。この場合原稿画像デ−タを例えば0(白)
〜255(黒)の階調レベルで読み込むものとする。
【0003】1画素0 〜255 までの階調性を表現するの
には 8ビット分の情報が必要となり画像全体では多くの
メモリを必要とする。又、0 〜255 までの階調を出力可
能な装置でないと読み取った画像デ−タを出力すること
もできない。
【0004】そこで出力の際、1 画素の階調性を少なく
することによりメモリの容量が少なくかつ階調性がそれ
ほど高くない出力装置でも高画質の画像が出力できる中
間調画像処理方法の出現が望まれていた。
【0005】画像デ−タ入力時における画素の階調は0
(白) 〜255(黒) のレベルで読み込れた場合、一般的に
は入力された画像デ−タを4 値に量子化するときには図
4の回路、表2に示される変換テ−ブルを必要としてい
た。
【0006】
【表2】
【0007】図4は画像デ−タ処理回路の概要であっ
て、11は原画デ−タ、1つ前の原画デ−タとをラッチし
て加算するラッチ回路、12はデ−タが0 以下のときは0
に、255 以上のときは255 とするリミッタ回路、13はデ
−タをテ−ブル変換により量子化値、誤差成分を求める
テ−ブル変換回路を示している。図4に示すように入力
された中間調画像デ−タを量子化(量子化値0 〜3)と量
子化の際に発生する誤差成分(0〜42、-1〜-42)を求める
ために、画像デ−タと量子化値、そのときの誤差成分と
の関係とを記憶させたテ−ブル変換(表2、3)を行な
っている。
【0008】
【表3】
【0009】表3のようにA,B,C,D のごとく4つのポイ
ントで量子化を行ない、この量子化された値はある固定
のしきい値t1,t2,t3を設定することによって次のような
判定を行なっていた。
【0010】この場合、入力データをfとすると、22
5≧f>t1(21)のときAは(11)、t1(2
)≧f>t2(12)のときBは(10)、t2
(12)≧f>t3(4)のときCは(01)、t
3(42)≧f0のときは(00)、となる。又、
求めた量子化値から原データとの差を誤差成分として求
めるための処理を行わねばならない。
【0011】さらに、2値、4値、8値、16値と量子
化値を求めるためには、しきい値、量子化するポイント
をその都度変えることにより量子化値を求めていた。例
えば、入力原データ126を4値化するとt2(12
)≧126>t3(42)のとき01)とな
り126−量子化されるポイントC(85)より誤差成
分は+4となる。表3のテーブル変換表において8ビ
ットの画像データを入力したとき4値化の場合、入力デ
ータ126、量子化値01、誤差成分+41であり、入
力データ129、量子化値10、誤差成分−1である。
【0012】なお、表2は2値化の場合の変換テ−ブル
を示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように処理にかな
りの時間を要することになる。量子化値、ある固定のし
きい値より誤差成分を求められるプログラムをリ−ドオ
ンリメモリ(ROM) 又はランダムアクセスメモリ(RAM) に
記憶しておきこのプログラムを使用して量子化値、誤差
成分を求めるなどの処理が必要であった。又、量子化
値、誤差成分を求める際、入力された画像デ−タをその
ままの状態で取り扱っていたため、量子化値や量子化の
際に発生する誤差成分を求めるための処理回路の簡略化
が行なえず、ハ−ドウエアのコストアップを招き、量子
化値、誤差成分を求めるために長時間を要していた。
【0014】本発明の目的は、入力された画像デ−タに
対して量子化を行う際に量子化値、誤差成分を求めるた
めの簡略化された画像形成装置用中間調画像処理方法を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置用
中間調画像処理方法は、入力される中間調画像データを
量子化するために1より小さい所定の数を乗算し所定の
オフセット値を加えて圧縮する段階と、圧縮された画像
データの量子化サイズに応じた上位ビットからなる量子
化値と圧縮された画像データの下位ビットからなる誤差
成分とを分離する段階とを含むことを特徴とする。
【0016】
【作用】中間調画像処理方法が、入力される中間調画像
データを量子化するために1より小さい所定の数を乗算
し所定のオフセット値を加えて圧縮し、圧縮された画像
データの量子化サイズに応じた上位ビットからなる量子
化値と圧縮された画像データの下位ビットからなる誤差
成分とを分離するので、量子化の際に発生する誤差成分
を求めるための処理が不要となり中間調画像処理方法を
簡略化することができ、かつ処理時間の短縮を図ること
ができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を詳細に説明する。すなわ
ち、量子化値を上位ビット、誤差成分を下位ビット分と
して見るだけでよく量子化値を求める処理が不要な方法
を図及び表を用いて説明する。
【0018】今、入力デ−タが0 〜255 までとすると1
画素に8 ビット分のデ−タが必要となる。仮に量子化値
を4 値( 8 ビットのうち上位ビットMSB をD7, 下位ビッ
トLSB をD0とする) とすると、D7,D6 の2 ビット分で表
す必要がある。
【0019】図1は中間調画像データの圧縮、すなわち
8ビットデータを4値化する方法を説明するフローチャ
ートである。同図において、入力データを量子化する際
に3/4(=a)に圧縮する(1−1)。0から255
までのデータは0から192までになる。それだけでは
誤差成分を求められないので誤差成分が“+”か“-”を
表わすのにD5、誤差成分を表わすのにD4〜D0の5
ビット分(0から31まで)で表すこととして圧縮して
求めた整数部“b”と、32分をオフセットしてもたせ
ることにより、0〜255の入力データは圧縮データr
が32〜224として求められる(1−2)。ここで
=0.75の場合r=b+33(1−3、1−4)、
(b+32)≧128かつ=0.5の場合r=b+33
(1−5、1−7)、(b+32)≧192かつ
0.25の場合r=b+33(1−6、1−8)、(b+
32)≧192ではなくかつ=0.25ではない場
合、r=b+32(1−9)となりデータエンドとなる
までこれを繰り返す(1−10)。
【0020】求めたデ−タ圧縮結果を2進数で表すと図
2のように量子化値、誤差成分を表すことができる。図
中、D7、D6の2ビットで量子化値(0から3 の4 値) を、
D5で誤差成分の符号を表し"0" の場合"-" を、"1" の場
合"+" を夫々示す。又 D4 〜D0で誤差成分そのものを表
し(0から31) 、"+" のときはそのまま"-" は2の補数で
表す。
【0021】例えばこの方法で入力オリジナルデ−タ12
6 を量子化すると、126 x 4 ÷ 3 = 94.5 、94 + 32 =
126 → 0111 1110から量子化値01、誤差成分は+ 30とな
る。
【0022】
【表1】
【0023】表1はこのときの量子化値と誤差成分を表
したものであり、224 、160 、96、32は夫々量子化値
を、192 、128 、64はそのしきい値を示す。即ち、ハ−
ドウエアでの192 階調(32-224)に対応する。
【0024】この例では4値化時のデ−タ圧縮方法であ
るが8値化、16値化も可能である。入力デ−タ0 〜255
を8値化するには量子化値を表すには3ビットで表すこ
とになり誤差成分の符号は1ビット、誤差成分に4ビッ
ト計5ビットで表すことができる。このことから0 〜25
5 のデ−タを7/8 に圧縮し、整数部に16のオフセットを
もたせることにより求められた結果が16〜240 となり、
2進数で表すとこの例に示された4 値化時と同じ考え方
ができる。また、16値化でも量子化値4ビット、誤差成
分符号に1ビット、誤差成分に3ビット(0〜7 )で表す
ことになる。このことから入力デ−タは15/16 に圧縮
し、整数部に8のオフセットをもたすことにより0 〜25
5 入力デ−タが8 〜248 となり、2進数表示を行うと同
じ考え方で量子化値、誤差成分を求めることができる。
【0025】本方法での誤差成分と量子化値の分離用の
回路ブロック図(4値の場合)を図3に示す。同図中、
符号2から7の回路で入力デ−タの圧縮およびオフセッ
ト処理を行い8から10の回路で誤差分離される。符号
2、5、7、9および10はラッチ回路、符号3は入力デ
−タを1/4 とする第1圧縮回路( 割算、8 ビットデ−タ
を2ビット右へシフトする)、符号4は入力デ−タを1/
2 とする第2圧縮回路( 割算、8 ビットデ−タを1ビッ
ト右へシフトする)、符号6はオフセット設定回路であ
って入力されたデ−タの1/4 の値と1/2 の値との加算を
行い、整数部と小数部とからオフセットに関して+33 、
+32 のいずれかを選択し設定する。なお、符号8は誤差
分離回路である。
【0026】
【発明の効果】中間調画像処理方法が、入力される中間
調画像データを量子化するために1より小さい所定の数
を乗算し所定のオフセット値を加えて圧縮し、圧縮され
た画像データの量子化サイズに応じた上位ビットからな
量子化値と圧縮された画像データの下位ビットからな
誤差成分とを分離するので、量子化の際に発生する誤
差成分を求めるための処理が不要となり中間調画像処理
方法を簡略化することができ、かつ処理時間の短縮を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間調画像処理方法の実施例を説明す
るフロ−チャ−トである。
【図2】圧縮して求められた中間調画像デ−タを2進数
で示した図である。
【図3】本発明の中間調画像処理方法の実施例を実施す
るための回路を説明する図である。
【図4】一般的な画像デ−タ処理回路の概要を示す図で
ある。
【符号の説明】
2、5、7、9、10 ラッチ回路 3 第1圧縮回路 4 第2圧縮回路 6 オフセット設定回路 8 分離回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−201677(JP,A) 特開 平5−130411(JP,A) 特開 平5−300377(JP,A) 特開 平3−286268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される中間調画像データを量子化す
    るために1より小さい所定の数を乗算し所定のオフセッ
    ト値を加えて圧縮する段階と、圧縮された画像データ
    量子化サイズに応じた上位ビットからなる量子化値と
    縮された画像データの下位ビットからなる誤差成分とを
    分離する段階とを含むことを特徴とする画像形成装置用
    中間調画像処理方法。
JP4247506A 1992-09-17 1992-09-17 画像形成装置用中間調画像処理方法 Expired - Fee Related JP3048764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4247506A JP3048764B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 画像形成装置用中間調画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4247506A JP3048764B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 画像形成装置用中間調画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06105159A JPH06105159A (ja) 1994-04-15
JP3048764B2 true JP3048764B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=17164495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4247506A Expired - Fee Related JP3048764B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 画像形成装置用中間調画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3048764B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7324951B2 (ja) 2020-03-27 2023-08-10 エクソンモービル・テクノロジー・アンド・エンジニアリング・カンパニー 電動システム用の伝熱流体の健全性の監視

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7324951B2 (ja) 2020-03-27 2023-08-10 エクソンモービル・テクノロジー・アンド・エンジニアリング・カンパニー 電動システム用の伝熱流体の健全性の監視

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06105159A (ja) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4323974A (en) Method of restoring a picture through estimation
JPS61161871A (ja) デジタル画像処理プロセスにおいてデイザリングされた像の画素を表わす2進ビツトのデ−タ圧縮を行なうための装置
KR0167092B1 (ko) 디지탈 데이타를 통계적으로 엔코딩하는 방법 및 장치
US6141450A (en) Image compression system using halftoning and inverse halftoning to produce base and difference layers while minimizing mean square errors
Kretz Subjectively optimal quantization of pictures
US4924309A (en) Method and circuit arrangement for improving the resolution of the coefficients of digital signals, particularly digital TV signals
JP3048764B2 (ja) 画像形成装置用中間調画像処理方法
EP0711069A1 (en) Image processing method and apparatus
US7218786B2 (en) Method of compressing and decompressing images
JPH05268470A (ja) 画像信号処理装置
EP0604759B1 (en) Method of and apparatus for processing digital image data
US5960122A (en) Method of and apparatus for processing digital image data
Goldschneider et al. Embedded color error diffusion
JP2617986B2 (ja) 画像処理方法
KR0150164B1 (ko) 화상 처리장치에 있어서 오차 확산 방법에 의한 양자화 방법 및 장치
JPS60102060A (ja) 画像二値化装置
JP2878600B2 (ja) 段階的多階調画像符号化装置及び復号化装置
JP2921151B2 (ja) 階調レベル変換器
JP2988825B2 (ja) 少ないメモリを用いた可変長さ符号化方法および装置
JPH0318177A (ja) 画像処理装置
JP2702733B2 (ja) Dpcm符号化装置
TW560177B (en) Image processing method for facilitating data transmission
KR930005131B1 (ko) 히스토그램 평활화법을 이용한 중간조 화상 추출 방법
JPH02153676A (ja) 中間調処理回路
JP2584826B2 (ja) 画像データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080324

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees