JP3048671U - テント骨組み - Google Patents

テント骨組み

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JP3048671U
JP3048671U JP1996010393U JP1039396U JP3048671U JP 3048671 U JP3048671 U JP 3048671U JP 1996010393 U JP1996010393 U JP 1996010393U JP 1039396 U JP1039396 U JP 1039396U JP 3048671 U JP3048671 U JP 3048671U
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pole
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poles
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相 俊 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テントの骨組みをなすメインポールとサイド
ポールとを最少単位個数の蝶番のように折れる方式の分
離型ユニットで構成すると共に、メインポールと多数の
サイドポールとが相互に分離された形態を持たず、これ
らが相互に連結されて、分離された部品等による取り扱
いおよび管理上の不便をなくす。 【解決手段】 メインポール10に対し側面をなすよう
に水平面と一定の鈍角をもつ鈍角部、若しくは当該鈍角
部に加えメインポールと同一平面内で交差する形状の水
平部を有し、その内部に連結紐60が連結されたスプリ
ングが設置されている連結部30が、メインポールに設
けられ、サイドポール40は、連結部30のスプリング
と連結紐60で連結され、鈍角をもつ折曲部が形成され
た一つの折曲サイドポール44および直線形の複数の直
線サイドポール43を含む。最小単位のメインポールお
よび複数のサイドポールによって形成されるテントの形
態を、1ルーム型、2ルーム型又は方形等に設計するの
が容易であり、2ルーム型とすれば容易に片側の面積を
増加させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、メインポールと多数の分離されたサイドポールとを有するテント骨 組みに関し、特に、テントが設置された状態でテントの内空間を可変的に広げる ことができ、メインポールと多数のサイドポール等が連結紐によって相互連結さ れており、これらユニット等の取扱いおよび管理の容易性が保証できるようにし たものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な携帯用テントとしては、ドーム型テントとケビン型テントが知られて いる。前記ケビン型テントのテント骨組みは天井を支え、多数のサイドポールを 締結支持する直線型メインポールと、このメインポールに結合される多数のサイ ドポールとで構成されている。
【0003】 一方、従来のこのような類型のテント骨組みは、例えば実開平3−76967 号公報に開示されている。ここでは、メインポールに結合されるサイドポールが 各々多数のポールユニットに分離されており、これらの各ユニットは相互に内部 の連結紐で連結される形態となっている。
【0004】 上記のような技術においては、テントの骨組をなす多数の部品をなるべく独立 されている部品に造らず、相互に蝶番のように折れる方式につながれているポー ル柱で形成することにより、簡易携帯用テントとしての取り扱いおよび管理の利 点を得ることができ、その組み立ておよび分離作業の容易性を確保することが可 能となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のテント骨組みにおいては、メインポールとサイドポ ールによって設置されるテント形態は、メインポールとサイドポールとの結合部 により、メインポールに対しサイドポールを、サイドポールを含む平面が地面と 斜めになるように立てられないから、一度立てられたテントの内空間を可変的に 変化させることができないという欠点があった。
【0006】 また、上記のような従来の技術では、メインポールや多数のサイドポールそれ 自体は、独立されるように分割された多数のポールユニットを相互に連結紐で連 結し、蝶番のように折れる方式の形態を持つようにすることはできるが、メイン ポールと多数のサイドポールとが相互に連結紐により、一体として蝶番のように 折れる方式の連結状態を持つことができないために、このようなテントの設置お よび分解の際、作業の容易性を保証し難いものであって、テント骨組みの取り扱 いおよび管理的側面でもまた改善の部分が多いものであった。
【0007】 本考案の目的は、上記従来の問題点を改善できるように、テントがテント骨組 みと一緒に設置された状態で可変的に内空間の容積を一定方向に拡張できると共 にテントの堅固性をそのまま維持できる一方、テント骨酌みをなすメインポール と多数のサイドポールとが一体として連結紐により蝶番のように折れる方式で連 結でき、これら取り扱いおよび管理の利点によって、設置と分解においての作業 の容易性をも良好に保証し得ることにある。
【0008】
【課題が解決するための手段】
本考案は、特に上記目的を充足するように、天井側を支持するメインポールと 、これに対し側面をなすように連結される複数のサイドポールとを有するテンド 骨組みにおいて、前記メインポールに対し側面をなすように水平面と一定の鈍角 をもつ鈍角部、若しくは当該鈍角部に加え前記メインポールと同一平面内で交差 する形状の水平部を有し、その内部に連結紐が連結されたスプリングが設置され ている連結部が、前記メインポールに設けられ、前記サイドポールは、前記連結 部のスプリングと連結紐で連結され、鈍角をもつ折曲部が形成された一つの折曲 サイドポールおよび直線形の複数の直線サイドポールを含んでいることを特徴と する。
【0009】 本考案の追加すべき特徴は、上記テント骨組みを利用し、1ルーム型テントを 形成できるように、前記締結部がメインポールの両端に各々結合されているメイ ンポールを含んだテント骨組みにある。
【0010】 本発明のまた別の特徴は、前記テント骨組みを利用し、2ルーム型テント骨組 みを形成できるように、前記締結部がメインポール両端と中央に各々配置されて いるメインポールを含んだテント骨組みにある。
【0011】 本考案にあっては、メインポールの締結部の鈍角部の内側に、各々サイドポー ルと連結されている連結紐の一端が固定されるスプリングを強く押し込めばメイ ンポールとサイドポールとが各々連結紐によって蝶番のように折れる方式に一体 として連結できる。また、前記締結部の鈍角部と折曲サイドポールの折曲部によ ってメインポールの締結部にサイドポールの一方が結合された後、サイドポール とを含む平面が地面と直角に立てられた状態で、メインポールにサイドポールを 当該サイドポールを含む平面が地面と傾斜角を持つようにしたとしても、結合部 での支持点に無理を起こすようなことはない。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を、添付した図面を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案のテント骨組みを利用した2ルーム(Room)型テントを示す 。ここでは、テント骨組みがメインポール10と多数のサイドポール40とで構 成されており、上記メインポール10には、図3のように、メインポール10に 対し同一平面内で交差する水平部31と、メインポール10に対して側面をなす ように前記水平部31と一定の鈍角aを持つ鈍角部32とが形成されている締結 部30が結合されている。
【0014】 また、上記締結部30の鈍角部32の内側には、当該鈍角部32の開口部から 図4のような連結紐60の一端が固定されているスプリング70が強制的に押し 入れられて固定設置されている。
【0015】 図4は、上記締結部30を持つメインポール10と多数のサイドポール40が 相互に連結された状態で一律平面的に広げた後、その連結状態をもっと具体的に 示す図である。
【0016】 ここでは、複数のサイドポール40は、それぞれ複数の直線サイドポール43 と一つの折曲サイドポール44とによって構成されている状態で、分離された各 ユニットが連結紐60で相互につながれており、これらサイドポール40は、各 々メインポール10の締結部に設置されたスプリング70側に一体として連結さ れている。なお、前記折曲サイドポール44には、鈍角bを持つ折曲部が形成さ れている(図2参照)。
【0017】 また、図5(a)は本考案に係る2ルーム型テント骨組みを示す斜視図である 。
【0018】 この2ルーム型テント骨組みは、両端および中央で結合させた締結部30を備 えたメインポール10と、このメインポール10の締結部30に連結紐60にて 一体に結合される6個のサイドポール40とで構成することができる。また、図 5(b)は本考案に係る1ルーム型テント骨組みを示すもので、ここでは両端に 締結部30を備えたメインポール10と、4個のサイドポール40とで構成する ことができる。
【0019】 また、図6は本考案に係る方形のテント骨組みを示すもので、これは図5(b )の1ルーム型テント骨組みのメインポールを相互に格子型に重ねて設置するこ とによって構成することができる。
【0020】 このように、テントの骨組みをなすメインポール10とサイドポール40とを 最少単位個数の蝶番のように折れる方式の分離型ユニットで構成すると共に、メ インポールと多数のサイドポールとが相互に分離された形態を持たず、これらが 相互に連結されて、分離された部品等による取り扱いおよび管理上の不便をなく すことができ、最小単位のメインポールおよび複数のサイドポールによって形成 されるテントの形態を、1ルーム型、2ルーム型又は方形等に設計するのが容易 であり、2ルーム型とすれば容易に片側の面積を増加させることができる。
【0021】 なお、上記のような類型から、メインポールの締結部30と相互に連結紐60 で一体に構成されるサイドポール40側は、必要ならば、選択的に連結紐60に よってつながれずに分離された形態でももちろん構成することは可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は、ケビン用テントを構成するメインポールと複数 のサイドポールとが相互に蝶番のように折れる方式に一体として連結できるし、 このようなテント骨格をなす部品を一体化して取り扱うことができる利点を最大 限に高めることができ、部品を紛失する心配がなくなる。
【0023】 また、上記テント骨格が一体として造営できるため、テントの設置および分解 の容易性を良好に確保することができる。しかも、上記テント骨格であるメイン ポールからサイドポールを、当該サイドポールを含む平面が選択的に地面に対し て斜めになるように設置でき、有効空間面性を可変的に大きくすることが可能と なる。また、2ルーム型のテント骨組みの場合には、一つのルームとしても、さ らにはもっと大きい空間を形成するように2ルームとしても使用することができ る。
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題解決するための手段】
本考案は、特に上記目的を充足するように、天井側を支持するメインポールと 、これに対し側面をなすように連結される複数のサイドポールとを有するテンド 骨組みにおいて、前記メインポールに対し側面をなすように水平面と一定の鈍角 をもつ鈍角部、若しくは当該鈍角部に加え前記メインポールと同一平面内で交差 する形状の水平部を有し、その内部に連結紐が連結されたスプリングが設置され ている締結部が、前記メインポールに設けられ、前記サイドポールは、前記締結 部のスプリングと連結紐で連結され、鈍角をもつ折曲部が形成された一つの折曲 サイドポールおよび直線形の複数の直線サイドポールを含んでいることを特徴と する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るケビン型テントの設置状態を示
す斜視図である。
【図2】 図1のサイドポールを示す図である。
【図3】 (a)は図1の締結部を示す側面図であり、
(b)は図1の締結部周辺を断面で示す図である。
【図4】 本考案に係る2ルーム型テント骨組みを展開
して示す図である。
【図5】 (a)は本考案に係る2ルーム型テント骨組
みを示す斜視図であり、(b)は本考案に係る1ルーム
式テント骨組みを示す斜視図である。
【図6】 本考案に係る方形のテント骨組みを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10…メインポール、 30…締結部、 31…水平部、 32…鈍角部、 40…サイドポール、 43…直線サイドポール、 44…サイドポール、 a、b…鈍角。
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井側を支持するメインポール(10)と、
    これに対し側面をなすように連結される複数のサイドポ
    ール(40)とを有するテンド骨組みにおいて、 前記メインポール(10)に対し側面をなすように水平面と
    一定の鈍角(a) をもつ鈍角部(32)、若しくは当該鈍角部
    (32)に加え前記メインポール(10)と同一平面内で交差す
    る形状の水平部(31)を有し、その内部に連結紐(60)が連
    結されたスプリング(70)が設置されている連結部(30)
    が、前記メインポール(10)に設けられ、 前記サイドポール(40)は、前記連結部(30)のスプリング
    (70)と連結紐(60)で連結され、鈍角(b) をもつ折曲部が
    形成された一つの折曲サイドポール(44)および直線形の
    複数の直線サイドポール(43)を含んでいることを特徴と
    するテント骨組み。
  2. 【請求項2】 前記締結部(30)はメインポール(10)の両
    端に各々結合されていることを特徴とする請求項1記載
    のテント骨組み。
  3. 【請求項3】 前記締結部(30)はメインポール(10)の両
    端と中央に各々配置されていることを特徴とする請求項
    1記載のテント骨組み。
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