JP3048541U - 眼 覆 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単な眼覆を提供する。 【解決手段】 眼覆１の絹製の袋２の中に海水の天日塩
３ａと岩塩の天日塩の粒３ｂとの混合物からなる塩３を
入れる。眼覆１は、塩３が適度な重さを有するため、就
寝中や休息中に眼を覆うようにまぶたに当てると眼に適
度な圧迫感を与えるとともに、塩が眼から熱を奪って眼
精疲労の回復を助ける。布袋に塩を入れるだけなので、
構造が簡単な眼覆を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、眼覆に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、眼覆を眼に当てて眼精疲労の回復を助けることが行われており、眼に軽 い圧迫感を与えるような構造の眼覆が各種市販されている。 眼精疲労の回復感にすっきりした感じを与えるために、眼にひんやりとした感 触を与えることも眼精疲労の回復を助けるのに有効である。しかし、前記市販の 眼覆は必ずしも構造が簡単ではない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、構造が簡単で且つその作製が容易な眼覆を提供することを目的とす る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の眼覆は、絹製の袋の中に塩を入れて構成される。塩が熱を奪い、使用 中にひんやりとした感触を与える。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を図１を参照しながら説明する。 図１（Ａ）の斜視図及び図１（Ｂ）の断面図に示すように、本考案の眼覆１は 、布袋２の中に塩３を入れて構成される。このように構成された前記眼覆１にお いて、前記布袋２を絹製にすると、まぶたやその周辺に当たる感触がやわらかに なる。

【０００６】 塩３としては、海水の天日塩、岩塩の天日塩、又は図１（Ｂ）に示すように海 水の天日塩３ａと岩塩の天日塩３ｂとの混合物を使い、前記いずれかの塩を前記 布袋２の中に入れて実施する。 ここで、岩塩の天日塩のみを又は前記混合物を前記布袋２の中に入れて実施す る場合は、岩塩の天日塩を粒にして入れる。この場合、大小取り混ぜて入れるの が好適である。

【０００７】 本考案の眼覆は、塩が適度な重さ（約２００グラム）を有するため、就寝中や 休息中に眼を覆うようにまぶたに当てると眼に適度な圧迫感を与えるとともに、 塩が眼から熱を奪って眼精疲労の回復を助ける。 また、塩３にラベンダーや熊笹などのハーブを混入すると、その香りが使用者 の気持ちに安堵感を与え、気分転換にも繋がる。 さらに、本考案の眼覆は、布袋の中に塩などを入れるだけであるから、構造が 簡単であり、その作製も格別の労力を必要としないで済む。

【０００８】 前記眼覆１を使用しない時は、冷蔵庫、冷凍庫などに保管し、必要な時に取り 出して使用すると、さらに清涼感を増して一層効果的である。 また、本考案を実施の結果、布袋に塩を入れても不快を感じるような湿気は生 じなかったが、サンゴの粒、マグネシウムの粒などを塩に混入することにより湿 気を抑えるのに有効であった。

【０００９】

【考案の効果】

本考案の眼覆を眼のまぶたに当てて眼を覆うことにより、眼精疲労の回復を助 ける。また布袋の中に塩を入れるだけであるから、構造が簡単でその作製も容易 である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施の形態を示す図である。

【符号の説明】

１・・眼覆 ２・・布袋 ３・・塩 ３ａ・・海水の天
日塩 ３ｂ・・岩塩の天日塩

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 布袋の中に塩を入れて成る眼覆。
2. 【請求項２】 前記塩は、岩塩の天日塩であることを特
   徴とする請求項１の眼覆。
3. 【請求項３】 前記塩は、海水の天日塩であることを特
   徴とする請求項１の眼覆。
4. 【請求項４】 前記塩は、岩塩の天日塩と海水の天日塩
   との混合物から成ることを特徴とする請求項１の眼覆。
5. 【請求項５】 前記塩にハーブを混入したことを特徴と
   する請求項１、２、３又は４の眼覆。
6. 【請求項６】 前記布袋は絹製の袋であることを特徴と
   する請求項１、２、３、４又は５の眼覆。