JP3048340U - パチンコ台付設処理装置 - Google Patents

パチンコ台付設処理装置

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JP3048340U
JP3048340U JP1997009450U JP945097U JP3048340U JP 3048340 U JP3048340 U JP 3048340U JP 1997009450 U JP1997009450 U JP 1997009450U JP 945097 U JP945097 U JP 945097U JP 3048340 U JP3048340 U JP 3048340U
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一成 木原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ台で遊技を継続しながら、玉貸しを
受け、貯玉をし、利用者カードの預り金を増減し、飲食
物等の注文をする等を容易に行い得るようにする。かつ
小形の装置でこれを可能にする。 【解決手段】 処理種類選択キー(15)の操作に応じ
て、処理種類の選択のための処理が開始され、増減キー
(17)により、上記表示部(10)上で処理種類が順
次指示され、所望の処理種類指示されている状態で実行
キー(18)が押されると、その時指示されている処理
種類の選択が確定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、パチンコ台に付設されて玉貸し、貯玉、商品の注文、映像音響機 器の操作など種々の目的に使用可能なパチンコ台付設処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ台付設処理装置として、例えば登録実用新案公報7−137 73号に示されたものがある。このパチンコ台付設処理装置は、遊技を継続しな がら飲食物、タバコ等の商品の注文ができるようにしたものであり、注文の対象 となる商品に対応してそれぞれ押しボタンスイッチが設けられておる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この装置の欠点は、注文の対象となる商品の数に応じて押しボタンスイッチを 増やさなければならず、装置の小形化が困難であることである。
【0004】 また、商品の注文に限定され、玉貸し、貯玉、データ表示、映像音響機器の操 作など他の目的に利用することができないと言う問題もあった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、小形であってしかも多種の商品の注文に用いること ができるパチンコ台付設処理装置を提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は、商品の注文のみならず、玉貸し、貯玉、データ表示、映 像音響機器の操作など他の目的にも利用することのできるパチンコ台付設処理装 置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のパチンコ台付設処理装置は、パチンコ台に付設されるものであって、 処理種類選択キー(15)と、 増減キー(17)と、 実行キー(18)と 表示部(10)と、 制御部(35)とを備え、 上記制御部(35)は、上記処理種類選択キー(15)の操作に応じて、処理 種類の選択のための処理を開始し、上記増減キー(17)により、上記表示部( 10)上で処理種類を順次指示させ、 上記実行キー(18)の操作に応じて、その時指示されている処理種類の選択 を確定させる ことを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本考案の実施の形態につき説明する。
【0009】 図1に示すように、パチンコゲーム機Pは複数台が列をなすように配置され、 パチンコ台付設処理装置Tは、各パチンコゲーム機Pの左側に、各パチンコゲー ム機Pに対応して配置される。言い換えると、各パチンコ台付設処理装置Tは、 パチンコゲーム機Pの列の左端のパチンコゲーム機Pに対応するものを除き、隣 接するパチンコゲーム機P相互間に配置されており、この点で、従来台間玉貸し 機と呼ばれているものに類似であるが、後述のようにそれよりも多くの機能を有 する。
【0010】 図2に示すように、この実施の形態のパチンコ台付設処理装置Tは、筐体1の 前面に上から順に設けられた、硬貨投入口2と、イヤーホーンジャック4と、音 量調整キー入力部6と、遊技者センサー8と、表示部10と、処理キー入力部1 2と、処理終了キー20と、玉払出口22と、硬貨返却口24と、カード挿入口 26と、カード取り出しボタン28とを有する。
【0011】 カード挿入口26は、会員カード30を挿入するためのものである。
【0012】 会員カード30は、玉貸し、貯玉、預り金の増加、商品の注文等に用いられる 。
【0013】 カード取り出しボタン28は、挿入口26内のカードを取り出す際に操作され る。
【0014】 硬貨投入口2は、硬貨の投入のためのものである。硬貨は、預り金の増加、玉 貸しの際に用いられる。
【0015】 硬貨返却口24は、投入された硬貨の受入れが不要となった時、又は受入れを 拒否する場合に用いられる。例えば、取引の操作が中止されたとき、または硬貨 が不適切なものであるとき(受入れられない種類の硬貨であるとき、または真正 の硬貨とは認められないとき)に返却口から返却する。
【0016】 イヤーホーンジャック4はイヤーホーンの端子を挿入するためのものであり、 ラジオ放送、遊技場内で流される音楽、テレビ放送の音声等を聞くために用いら れる。
【0017】 音量調整キー入力部6は、音量増加キー6aと音量減少キー6bとからなり、 イヤーホーンの音量を調整する。
【0018】 表示部10は、例えば液晶表示装置で構成され、取引のための操作の案内に用 いられる。
【0019】 処理キー入力部12は、図示のように、処理種類選択キー15、品目選択キー 16、増減キー17、実行キー18から成る。増減キー17は、増加キー17a と減少キー17bとから成る。
【0020】 処理種類選択キー15は、処理種類の選択に用いられる。このパチンコ台付設 処理装置は、玉貸し、貯玉、預り金の増加、商品(飲食物ないし嗜好品)の注文 、映像音響機器の操作、データ表示、休憩開始が行なえるようになっており、処 理種類選択キー15はこの処理種類の選択の際に操作される。即ち、この処理種 類選択キーを押すと、初期値即ちデフォルト値として設定されている処理種類が 表示部10に表示される。
【0021】 品目選択キー16は、処理種類が商品の注文である場合に、注文する商品を選 択するのに用いられる。注文し得る商品は、例えば、コーヒー、ジュース、タバ コなどである。商品の注文のモードにおいて、品目選択キー16を押すと、デフ ォルト値として設定されている商品が表示部10に表示される。
【0022】 品目選択キー16はまた、処理種類が映像音響機器の操作である場合に、放送 局の選択に用いられる。映像音響機器の選択中には、品目選択キー16を押すと 、デフォルト値といして設定されている放送局が表示部10に表示される。
【0023】 品目選択キー16はまた、処理種類がデータ表示である場合に、表示したいデ ータの種類を選択するのに用いられる。データ表示のモードにおいて、品目選択 キー16を押すと、デフォルト値として設定されている種類のデータが表示され る。このデータ表示において、表示させ得るデータは、その処理装置に対応する パチンコ台又は他のパチンコ台における、大当発生回数、打止回数、打ち玉数等 である。
【0024】 増減キー17は、数量の増減、表示されている処理種類、品目の変更のために 操作される。例えば、処理種類の選択を行なう段階においては、最初にデフォル ト値して設定されている所定の処理種類が表示されるが、増加キーを押す毎に、 表示される処理種類が順次変更される。減少キーを押す毎に、表示される品目が 順次、増加キーを押した場合とは逆の順に変更される。商品の選択中には、最初 にデフォルト値として設定されている所定の商品が表示されるが、増加キーを押 す毎に、表示される商品が順次変更される。減少キーを押す毎に、表示される商 品が順次、増加キーを押した場合とは逆の順に変更される。数量の増減の際には 、現に表示されている数量に対し、増加させたいか、減少させたいかに応じて、 増加キー17a又は減少キー17bを押す。玉貸し、貯玉の際は、ユニット単位 で増減を行なう。1ユニットは例えば25個である。データ表示のモードにおけ る表示させたいデータの項目に選択、映像音響機器の操作のモードにおける放送 局の選択においても同様である。
【0025】 実行キー18は、現に表示されている処理種類、品目、数量等を選択したい場 合に操作される。
【0026】 処理終了キー20は、処理の終了時に操作される。図3に示すように、凹みに 形成されており、先の細くなった操作用道具32の先端で押すことにより操作す るもので、指先では操作できないようになっている。
【0027】 図4は、パチンコ台付設処理装置Tのうち、以下に述べる取引(1)ないし( 7)に関連する部分及びこれに接続された外部の装置を示すブロック図である。
【0028】 表示部10、処理キー入力部12、処理終了キー20は上記したものに対応す る。カード読取り/書込み部27は、カード挿入口26内に設けられ、挿入され たカードのデータを読み取り、またカード内へのデータの書込みを行なう。
【0029】 表示部10はまた、対応するパチンコ台についてのデータの表示や、テレビ放 送の画像の表示にも用いられる。
【0030】 制御部35は、パチンコ台付設処理装置全体の制御する。特に、キー入力部1 2、処理終了キー20、カード読取り/書込み部27から入力されるデータを受 け、所定の論理演算、算術演算等を行ない、表示部10の表示内容を制御する。 また、算術演算等の結果に基づき、カード内へのデータの書込みの制御を行なう 。さらに、中央管理装置40に接続され、中央管理装置40との間でデータの授 受を行なう。
【0031】 中央管理装置40はパチンコ店内の全てのパチンコ台付設処理装置Tと接続さ れているものでデータの収集、暗証番号の照合等を行なう。
【0032】 中央管理装置40にはさらに商品注文受け所の端末42と接続されている。こ の端末は、商品の注文に応じて商品を用意する場所に設置されているもので、注 文の内容がモニターに表示される。
【0033】 以下、パチンコ台付設処理装置Tを用いて行なわれる取引の手順を説明する。
【0034】 最初に処理種類選択のための処理について図5及び図6を参照して説明する。 取引の開始前即ち待ち状態では、表示部10は、図6に示すように処理種類の 選択をするよう案内をするとともに、選択肢領域SAに何れか一つの処理種類を 表示している。図示の例では「玉貸し」がデフォルト値として、表示されている 。
【0035】 「玉貸し」以外の取引を選択するときは、増加キー17a又は減少キー17b を押す。即ち増加キーを押すと(106)、次の選択肢が表示される(108) 、逆に減少キーを押すと(110)、一つ前の選択肢が表示される(112)。 言換えると、増加キーが押される毎に、所定の順序で処理種類が順に、かつ循環 的に表示される。例えば、「玉貸し」、「貯玉」、「預り金の増加」、「商品の 注文」、「データ表示」、「映像音響機器の操作」、「休憩開始」、「玉貸し」 の順に順送りされる。一方、減少キーを押す毎に、上記とは逆の順にかつ循環的 に処理種類の表示が変わる。
【0036】 所望の処理種類が表示されたときに、実行キーを押すと(114)、選択が確 定し(116)、選択された処理種類に応じて処理が進められる(118)。
【0037】 以下それぞれの処理種類が選択された場合について順に説明する。
【0038】 (1) 玉貸し 玉貸しは、遊技に用いるパチンコ玉の借りるために行なう処理であり、それに 対する支払が、カード内に蓄えられている貯玉(データ)、カード内に蓄えられ ている預り金(データ)、または現金により行ない得る。
【0039】 図7は、玉貸しのための処理を示すフローチャートである。
【0040】 玉貸しが選択されたときは、玉貸しの対価の支払方法の選択を行なう(202 )。
【0041】 選択の方法は、後述する他の項目や数量の選択と共通しているので、以下図8 を参照して一般化して説明する。なお、この説明は上述の、処理種類の選択にも 共通しているが、処理種類の選択においては、品目選択キーの操作により、例外 的な処理が行なわれる点で異なる。
【0042】 最初に表示部10は、デフォルト値として設定された選択肢の一つを表示して いる(122)。(後述のように、図9に示した例では玉貸しに対する支払方法 のデフォルト値として、「貯玉による支払い」が表示されている。)表示されて いる選択肢以外の選択肢を選択するときは、増加キー17a又は減少キー17b を押す。即ち増加キーを押すと(124)、次の選択肢が表示される(126) 、逆に減少キーを押すと(128)、一つ前の選択肢が表示される(130)。 言換えると、増加キーが押される毎に、所定の順序で選択肢が順に、かつ循環的 に表示される。一方、減少キーを押す毎に、上記とは逆の順にかつ循環的に選択 肢の表示が変わる。所望の選択肢が表示された状態で実行キーを押すと(132 )、選択が確定する(134)。
【0043】 支払方法の選択も上記のような手順で行なわれる。この場合、選択肢としては 、 「貯玉による支払い」、 「預り金による支払い」、 「現金による支払い」 の何れかが可能である。
【0044】 デフォルト値としては、先にも述べたように、図9に示す如く、「貯玉による 支払い」が表示される。
【0045】 「貯玉による支払い」又は「預り金による支払い」の何れかが選択されたとき は(204)、次に暗証番号の入力及び照合が行なわれる(206)。
【0046】 この為には、まず、暗証番号の入力の案内を行なう。
【0047】 まず、第1桁の入力を行なう。これも、図8を参照して説明した選択処理によ り行ない得る。即ち図10に示すように、デフォルト値としては、所定の数値( 例えば「0」)が表示され、必要に応じて増減キーにより数値を変えた上で実行 キーを押すことにより第1桁の入力を行なう。次に、同様にして第2桁の入力、 第3桁の入力、第4桁の入力を順次行なう。ここでは、暗証番号が4桁の数値で あると仮定しているが、桁数はこれに限定されない。
【0048】 暗証番号の最後の桁、例えば第4桁の入力が終ると、暗証番号の照合が行なわ れる。これはカードの番号と、暗証番号とを中央管理装置40に送り、そこに記 憶されている暗証番号と比較することにより行なわれる。暗証番号が正しくない ときは、再度暗証番号の入力の案内表示を行なう。正しい暗証番号が入力される と、次に進む。
【0049】 現金による支払が選択された場合には、現金の投入の案内表示が行なって(2 08)、現金を投入させる(210)。
【0050】 次に、玉貸しの玉数の選択を行なう(212)。玉数はユニット数で指定する 。1ユニットは25個である。この玉数の選択も図8を参照して説明した選択処 理により行ない得る。この例では、デフォルト値として、図11に示すように、 「1」が表示されている。玉数の選択の最後に実行キーを押すと、玉貸しが実行 される(214)。
【0051】 玉数(ユニット数)の指定が、玉貸し可能な玉数(ユニット数)を上回ると、 上回らない範囲で最大のユニット数の玉が貸出される。例えば、支払方法として 、貯玉が選択された場合、貯玉による貸玉数の最大がKユニットであるときに、 それを上回るユニット数が選択されると、Kユニットの玉が貸出される。預り金 、現金の場合にも同様である。
【0052】 貯玉や預り金で支払を行なった場合、玉貸しの際にカード内のデータ及び中央 管理装置40内のデータが書換えられる。現金で支払を行なう場合、玉貸しの際 にお釣があればお釣を払い出す。
【0053】 (2) 貯玉 次に、貯玉が選択された場合について説明する。
【0054】 貯玉は、前皿や下皿の玉をカードのデータとして蓄える処理である。
【0055】 玉数を指定して、貯玉を行なうと、玉が皿から玉収集路に導かれる。その際、 玉収集路に導かれた玉の数が計数され、その分、カード内に記憶されている貯玉 データが増加する。同時に、中央管理装置40のデータも書換えられる。
【0056】 (3) 預り金の増加 預り金の増加は、現金を投入し、それに応じた額の預り金データを増加する取 引である。
【0057】 預り金の増加が選択されたときは、図12に示すように、現金の投入の案内を する(302)。例えば、「現金の投入して下さい」と言ったメッセージの表示 を行なう。これに応じて現金が投入されると(304)、次に預り金の増加額の の指定即ち選択を行なう(306)。この選択も図8を参照して説明したのと同 様にして行ない得る。
【0058】 デフォルト値としては、例えば、投入された金額の総額の、1000円未満を 切捨てた額が表示される。増減キーの操作により1000円単位で、増減する。 所望の増加額が表示された状態で実行キーを押すと、預り金の増加が実行される (308)。即ち、増加額だけ預り金が増加され、釣銭が排出される。また、カ ード30内及び中央管理装置40の預り金データが書換えられる。
【0059】 (4) 商品の注文 商品の注文は、飲食物、タバコなどの注文(配達依頼)の取引である。これに 対する支払は、貯玉、預り金、又は現金により行なわれる。
【0060】 商品注文の処理においては、図13に示すように、商品の選択(402)、個 数の選択(404)、支払方法の選択(410)が行なわれる。これらは何れも 、図8を参照して説明した選択処理により行ない得る。
【0061】 即ち、商品の選択に当っては、図14に示すように、最初にデフォルト値とし てある商品(図示の例では「コーヒー」)が選択肢領域SAに表示されており、 その商品以外のものを選択するには増減キーの操作を行ない、所望の商品が表示 されている状態で実行キーを押す。
【0062】 個数の選択に当っては、図15に示すように、最初にデフォルト値として、例 えば「1」が表示されており、その個数以外の個数を表示するには、増減キーの 操作を行ない、所望の個数が表示されている状態で実行キーを押す。
【0063】 商品及び個数の選択を行なうと、支払方法の選択の案内をするとともに、商品 の対価が表示される。支払方法としては、玉貸しの場合と同様で、 「貯玉による支払い」、 「預り金による支払い」、 「現金による支払い」 の何れかが可能である。
【0064】 支払方法として、「貯玉による支払い」又は「預り金による支払い」が選択さ れたときは(412)、暗証番号の入力及び照合が行なわれる(414)。これ らは玉貸しの場合と同じであるので、説明を省略する。
【0065】 正しい暗証番号が入力されると、商品の注文が実行される(416)。
【0066】 このとき、中央管理装置40又は注文受け所の端末42に注文の内容、注文を したパチンコ台の番号などが表示される。これに応じて、注文の品を用意し、従 業員が配達する(417)。配達が終ると、従業員は所持している操作用の道具 32で、処理終了キー20を押す(418)。これにより、配達が完了したこと が中央管理装置40に伝えられる。
【0067】 一旦注文をした後で、取消をしたい場合にも、処理種類の選択において、「商 品の注文」を選択する。そして、注文を取消したい商品を選択した上で、数量を 「0」として実行キーを押す。この結果、図13において、個数の選択(404 )において選択された個数が「0」となり(406)、その商品の注文が取消さ れたものとして、取消しを実行する(408)。
【0068】 そうすると、これが中央管理装置40又は注文受け所の端末42に伝わる。こ れに応じて、注文された商品の用意ないし配達を取止める。
【0069】 このような取消しの操作を容易にするため、図15の下の方に示すように、「 個数を0にして実行キーを押すと先程行なった注文が取消されます」と言ったメ ッセージを表示しておくと便利である。
【0070】 貯玉による支払または預り金による支払を指定して注文が行なわれたとき、ま たはそのような注文の取消があったときは、その都度、カード30内のデータ及 び中央管理装置40のデータが書換えられる。
【0071】 現金で注文をする場合、注文の実行(420)の際には貯玉や預り金データの 書換えは行なわれず、配達の際に現金で支払いが行なわれる(421)。この場 合も、配達、支払が終ったときに従業員が処理終了キー20を押す(422)。
【0072】 (5) データ表示 データ表示は、パチンコ台に関するデータを表示部10に表示する処理である 。表示されるデータとしては、該当する処理装置に対応するパチンコ台又は他の パチンコ台における、大当発生回数、打止回数、打ち玉数等がある。
【0073】 客はデータ表示のモードを選択した上で、増減キーを操作して、表示させたい データを選択して実行キーを押し、表示を行なわせる。
【0074】 (6) 映像音響機器の操作 映像音響機器の操作は、イヤーホーンや、表示部20により視聴するテレビ、 ラジオ放送の放送局を選択のための処理である。
【0075】 客は、映像音響機器の操作のモードを選択した上で、増減キーを操作して視聴 したい放送局を選択して実行キーを押す。
【0076】 音量は別途設けられた音量キー6により調整可能となっている。
【0077】 但し、音量も増減キー17により調整するようにしても良い。
【0078】 (7) 休憩開始 休憩開始は、パチンコ台の専用状態及び皿の玉を維持したまま、一旦遊技を中 断し、パチンコ台から離れたいときに行なう処理である。
【0079】 休憩開始が選択されると、休憩時間の選択を行なう。この場合の選択も図8の ようにして行ない得る。即ち、まず、休憩時間の選択を行なうよう案内表示がな される。デフォルト値として、例えば、10分が表示される。異なる時間を選択 したいときは、増減キーで変更する。一度キーを押す毎に10分単位で変更され る。所望の時間が表示されている状態で実行キーを押すと、これが中央管理装置 40に表示される。これに応じて、従業員が該当するパチンコ台Pの所に来て、 休憩中であることを示すプレートを立てるなどして、他の遊技者がそのパチンコ 台に付かないようにする。さらに処理終了キー20を押し、中央管理装置に、そ のこと、即ち休憩開始の処理が完了し、休憩が始まったこと)を知らせる。
【0080】 休憩が終ったら、遊技者はその旨を従業員に告げる。これに応じて従業員は、 処理終了キー20を押し、これにより中央管理装置に休憩が終ったことを知らせ るとともに、休憩中を示すプレートを外す等の処理を行なう。その上で、客は遊 技を再開する。
【0081】 休憩開始時も休憩終了時も同じ処理終了キー20が押されるのが、遊技客から 休憩開始の要求があった後、最初に処理終了キー20が押されたときに、休憩が 開始し、次に押されたときに休憩が終了すること意味するので、区別可能である 。また、同じ目的(例えば休憩開始)で処理終了キー20を繰返し押すことがあ るので、所定時間内に重ねて2度以上押された場合には、同じ目的の操作である と判断するようにしても良い。
【0082】 実施の形態2 上記の実施の形態では、処理終了キー20が凹んだ位置に設けてあり、これに より特殊な操作用道具を持つ従業員でなければ操作できないようにした。このよ うな処理終了キーの代わりに、遠隔制御器を用いて処理終了キーを操作するよう にしても良い。以下これを図16及び図17を参照して説明する。
【0083】 図16は図2と同様、実施の形態2のパチンコ台付設処理装置を示す斜視図で ある。
【0084】 このパチンコ台付設処理装置は、図2のパチンコ台付設処理処理装置と同様で あるが、処理終了キー20がなく、代わりに遠隔制御信号受信部52が設けてあ る。また、この取引処理装置とともに、遠隔制御器54が用いられる。この遠隔 制御器54には、処理終了キー56が設けられている。遠隔制御器54は、パチ ンコ店の従業員詰所に置いておくこととしても良く、また、従業員が常時携帯す ることとしても良い。
【0085】 図17において、遠隔制御信号受信部52は、遠隔制御器54からの例えば赤 外線による信号、例えば処理終了キー56が押されたことを示す信号を受信し、 制御部35に伝える。制御部35は、これを中央管理装置40に伝える。これに 基づく中央管理装置40の処理は、図2の実施の形態と同様である。
【0086】 上記の実施の形態で説明したように「処理の終了」即ち、注文された商品の配 達、休憩の開始、休憩の終了の際には、従業員はこの遠隔制御器54を持って処 理装置Tのところまで行き、遠隔制御器54の処理終了キー56を操作して処理 終了を中央管理装置40に知らせる。
【0087】 なお、遠隔制御器54は、幾つかのキーを配置可能であり、処理終了のみなら ず他の報告、コマンドの入力等にも用い得る。
【0088】 また、上記した処理の終了の三つの形態、即ち、商品の配達の完了、休憩の開 始、休憩の終了に対し、それぞれ別個の処理終了キーを設けても良い。
【0089】 変形例 上記の実施の形態1において、カードの貯玉や預り金により支払を行なう場合 、その都度暗証番号を入力させるようにしたが、一旦ある取引において正しい暗 証番号が入力されたら、それ以後所定の時間内は暗証番号の入力を省略するよう にしても良い。これは一旦正当な使用者によりカードが使用された後、短時間の うちにそのカードが他人にわたってしまう可能性は低く、またカードに蓄えられ ている貯玉、預り金の金銭的価値がそれほど多くはなく、むしろ取引の都度暗証 番号を入力する不便を避けることのメリットの方が大と考えられるからである。
【0090】 上記の実施の形態において、デフォルト値は変更可能である。これは中央管理 装置40において設定可能である。また、図8に示した選択処理において、最初 に表示される選択肢を予め設定されたものとする代わりに、最近の処理において 選択された選択肢、または最も頻繁に選択された選択肢を最初に表示することと しても良い。但し、暗証番号の入力に関しては、このようにするのは不都合であ り、予め設定された値あるいはランダムに選択される数値とするのが良い。
【0091】 上記の実施の形態において、図6、図9、図10、図11、図14、図15に 示す選択処理のための案内表示において、選択肢領域SAの上下のメッセージは 、操作の仕方を説明するものであり、これがあるとパチンコ台付設処理装置を全 くまたはあまり使用したことがない人にも操作が容易であるが、通常この程度の 操作は覚えやすいものであるので、該メッセージは必ずしも表示しなくても良い 。メッセージの表示を省略すれば、表示のための面積従って表示部10を小さく することができ、パチンコ台付設処理装置の小形化の観点から有利である。
【0092】 上記の実施の形態では、処理種類選択キー及び品目選択キーを別々に設けてい るが、品目選択キーを省略しても良い。この場合、例えば、処理種類選択が終り 、選択された処理種類が、商品の注文、データの表示、又は映像音響機器の操作 であった場合、それぞれデフォルト値として設定されている商品、データ項目、 又は放送局を直ちに表示し、増減キー17で表示される品目(商品、データ項目 、放送局)を変えるようにしても良い。
【0093】 上記の実施の形態で、選択肢の表示が循環的に変更されるが、「循環的」は必 須ではなく、所定の順序の最初と最後においては、それ以上減少キー、増加キー を押しても、表示に変化がないようにしても良い。
【0094】 上記の実施の形態では、処理種類の選択、商品の選択、数量の指定に際し、処 理種類等の選択肢を順に表示させ、所望の選択肢が表示されているときに、実行 キーを押すことで、選択、指定を実行することとしている。そのようにする代り に、複数の選択肢を表示させ、その内の一つをカーソル、反転等により指示し、 実行キーを押すと、そのとき指示されている選択肢が選択されるようにしても良 い。また、複数の選択肢を表示する場合において、すべての選択肢を同時に表示 するようにしても良く、また一部のみを表示して、増減キーの操作により指示さ れる選択肢が変更されるときにこれに合せてスクロールを行ない、表示される選 択肢を変更するようにしても良い。
【0095】 なお、一時に一つの選択肢のみを表示する場合、その表示されている選択肢が 指示されていると考えることができる。実用新案登録請求の範囲における、処理 種類等の選択の処理に関する、「指示」は、一つのみが表示されている場合にお ける「表示」、即ち実施の形態1における「表示」をも含むものである。
【0096】 上記の実施の形態において、玉貸しの際、支払い方法として、預り金、貯玉が 選択された場合において、要求された玉貸し数に対し預り金、貯玉が不足のとき 上記の実施の形態で説明した処理の代わりに、例えば、 「貯玉が不足です。玉貸し数を少なくするか又は現金を追加して下さい。」 と言った案内表示を行ない、増減キーによる玉貸し数の変更、または現金の(追 加)投入を促すようにしても良い。
【0097】 上記の実施の形態で、所定時間以上の休憩の際に、カードがパチンコ台付設処 理装置のカード挿入口から抜けない様にすることとしてもよい。即ち、休憩開始 の要求があり、この休憩開始を受け付けて処理終了キー20又は56を押すと、 その後、休憩終了まで、カードが抜けないようにカード挿入口内に設けられた図 示しないチャック機構が動作してカードを把持し、抜取れないようにする。休憩 が終了し、処理終了キー20又は56が再び押されると、カードの抜取りが可能 になる。このようにすることにより、他の遊技客がそのパチンコ台付設処理装置 にカードを挿入することができないようにするとともに、一つのパチンコ台に対 して「休憩」中の客が他のパチンコ台で遊技するのを抑制する(少なくとも、同 じカードでは遊技できないようにする)ことができる。
【0098】 また、このようにカードの抜取りができないようにするとと共に、所定時間以 上の休憩は、会員カードを使用して遊技している客に対してのみ認めることとし ても良い。
【0099】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、小形であってしかも多種の商品の注文に用い ることができるパチンコ台付設処理装置が得られる。また、商品の注文のみなら ず、玉貸し、貯玉など他の目的にも利用することのできるパチンコ台付設処理装 置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ台とパチンコ台付設処理装置の配列
を示す概略図である。
【図2】 本考案の実施の形態1のパチンコ台付設処理
装置の外観を示す図である。
【図3】 処理終了キーの構造及び操作方法を示す図で
ある。
【図4】 実施の形態1のパチンコ台付設処理装置の主
要部及び中央管理装置との接続を示すブロック図であ
る。
【図5】 処理種類選択のための手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】 処理種類選択の際の表示部10の表示内容を
示す図である。
【図7】 支払方法選択のための手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】 選択処理に共通する手順を示すフローチャー
トである。
【図9】 支払方法選択の際の表示部10の表示内容を
示す図である。
【図10】 暗証番号入力の際の表示部10の表示内容
を示す図である。
【図11】 貸玉の玉数(ユニット数)の選択の際の表
示部10の表示内容を示す図である。
【図12】 預り金増加のための手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】 商品注文のための手順を示すフローチャー
トである。
【図14】 商品選択の際の表示部10の表示内容を示
す図である。
【図15】 個数選択の際の表示部10の表示内容を示
す図である。
【図16】 実施の形態2のパチンコ台付設処理装置の
外観を示す図である。
【図17】 実施の形態2のパチンコ台付設処理装置の
主要部及び中央管理装置との接続を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
P: パチンコ台; T:パチンコ台付設処理装置;
8: 遊技者センサー; 10: 表示部;
12: 処理キー入力部; 20、56:処理終了キ
ー; 27: カード読取り/書込み部; 35:
制御部;40: 中央管理装置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ台に付設されるパチンコ台付設
    処理装置であって、 処理種類選択キー(15)と、 増減キー(17)と、 実行キー(18)と表示部(10)と、 制御部(35)とを備え、 上記制御部(35)は、上記処理種類選択キー(15)
    の操作に応じて、処理種類の選択のための処理を開始
    し、上記増減キー(17)により、上記表示部(10)
    上で処理種類を順次指示させ、 上記実行キー(18)の操作に応じて、その時指示され
    ている処理種類の選択を確定させることを特徴とするパ
    チンコ台付設処理装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部(35)は、上記処理種類と
    して、玉貸し又は貯玉が指示されている時に実行キーが
    押されると、その後、数量のデフォルト値を指示させ、
    上記増減キーの操作に応じて数量の指示を順次変化さ
    せ、 ある数量が指示されている状態で上記実行キーが操作さ
    れると、その時指示されている数量の選択を確定させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ台付設処理
    装置。
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