JP3048226B2 - ディスプレー装置 - Google Patents

ディスプレー装置

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JP3048226B2
JP3048226B2 JP9115659A JP11565997A JP3048226B2 JP 3048226 B2 JP3048226 B2 JP 3048226B2 JP 9115659 A JP9115659 A JP 9115659A JP 11565997 A JP11565997 A JP 11565997A JP 3048226 B2 JP3048226 B2 JP 3048226B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J21/00Conjuring appliances; Auxiliary apparatus for conjurers
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B45/00Time pieces of which the indicating means or cases provoke special effects, e.g. aesthetic effects
    • G04B45/0038Figures or parts thereof moved by the clockwork
    • G04B45/0053Figures or parts thereof moved by the clockwork with oscillating motion in hanging or standing clockworks such as imitation of a real pendulum

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックボードに対
してアームが往復揺動し、かつバックボードに装飾体が
取り付けられているディスプレー装置に係り、特に、ア
ームが往復揺動する際に装飾浮遊体の裏側を通過するこ
とにより、その装飾浮遊体が恰もバックボードから離れ
て浮遊している錯覚や不思議さを与えるディスプレー装
置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装飾
体が恰もバックボードから離れて浮遊している錯覚や不
思議さを与えるディスプレー装置を提供することにあ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の発明)は、上記の目的を達成するために、ディスプレ
ー装置本体にバックボード及び往復揺動駆動装置が設け
られており、このバックボードの表側及び裏側に視覚認
識可能な表側往復揺動アーム及び視覚認識不可能な裏側
往復揺動アームがそれぞれ往復揺動可能に配設され、そ
の表側往復揺動アーム及び裏側往復揺動アームが相互に
一体に連結され、かつ往復揺動駆動装置に取り付けら
れ、同期して往復揺動するように構成されており、この
表側往復揺動アームの往復揺動範囲内であって、バック
ボードの表側に装飾浮遊体が支持棒によりバックボード
の表面から浮いた状態でかつ表側往復揺動アームよりも
前方側に取り付けられており、この表側往復揺動アーム
に、表側往復揺動アームが支持棒を通過するための切欠
が、設けられており、このバックボードの表面に表側往
復揺動アームの切欠をカムフラージュするカムフラージ
ュ手段が設けられていることを特徴とする。
【0004】この結果、本発明(請求項1に記載の発
明)のディスプレー装置は、往復揺動駆動装置の駆動に
より、表側往復揺動アーム及び裏側往復揺動アームがバ
ックボードに対して往復揺動する際に、表側往復揺動ア
ームの切欠が装飾浮遊体の支持棒を通過するので、恰
も、表側往復揺動アームが装飾浮遊体の裏側を通過し、
装飾浮遊体がバックボードから離れて浮遊しているかの
ような錯覚や不思議さを与えることができる。
【0005】また、本発明(請求項4に記載の発明)
は、上記の目的を達成するために、ディスプレー装置本
体にバックボードが設けられており、このバックボード
の表側及び裏側に視覚認識可能な表側往復揺動アーム及
び視覚認識不可能な裏側往復揺動アームがそれぞれ往復
揺動可能に取り付けられ、この表側往復揺動アーム及び
裏側往復揺動アームが相互に一体に連結され、同期して
往復揺動するように構成されており、この表側往復揺動
アームの往復揺動範囲内であって、バックボードの表側
に装飾浮遊体が支持棒によりバックボードの表面から浮
いた状態でかつ表側往復揺動アームよりも前方側に取り
付けられており、この表側往復揺動アームに、前記表側
往復揺動アームが前記支持棒を通過するための切欠が、
設けられており、このバックボードの表面に表側往復揺
動アームの切欠をカムフラージュするカムフラージュ手
段が設けられていることを特徴とする。
【0006】この結果、本発明(請求項4に記載の発
明)のディスプレー装置は、上述の請求項1に記載の発
明のディスプレー装置と同様に、表側往復揺動アーム及
び裏側往復揺動アームの往復揺動により、表側往復揺動
アーム及び裏側往復揺動アームがバックボードに対して
往復揺動する際に、表側往復揺動アームの切欠が装飾浮
遊体の支持棒を通過するので、恰も、表側往復揺動アー
ムが装飾浮遊体の裏側を通過し、装飾浮遊体がバックボ
ードから離れて浮遊しているかのような錯覚や不思議さ
を与えることができる。
【0007】しかも、本発明(請求項1及び4に記載の
発明)のディスプレー装置は、表側往復揺動アームと裏
側往復揺動アームとは一体に連結されていて同期して往
復揺動するので、表側往復揺動アームに切欠が設けられ
ていて、この表側往復揺動アームが切欠を境に2分割さ
れていても、2分割の表側往復揺動アームがそれぞれば
らばらに往復揺動することなく同期して往復揺動するこ
ととなり、表側往復揺動アームが恰も切欠の無い1本の
アームとして見える。その上、カムフラージュ手段によ
り表側往復揺動アームの切欠の存在がカムフラージュさ
れている。このために、仕掛けや種等が分り難く、上述
の表側往復揺動アームが装飾浮遊体の裏側を通過し、装
飾浮遊体がバックボードから離れて浮遊しているかのよ
うな錯覚や不思議さを、さらに強烈に与えることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスプレー装置
の実施の形態の2例を添付図面を参照して説明する。図
1乃至図3は本発明のディスプレー装置の第1の実施の
形態を示し、この例では、振り子時計のディスプレー装
置について説明する。
【0009】図において、1は振り子時計のディスプレ
ー装置本体である。このディスプレー装置本体1は、正
面が開口された中空状のボックス形状をなし、平面板1
0と、底面板11と、左右両側面板12、13と、背面
板14とから構成されている。
【0010】このディスプレー装置本体1内には、第1
バックボード2及び第2バックボードとしての時計文字
盤3が固定して設けられている。この時計文字盤3が上
方でかつ前方側に第1バックボード2が下方で後方側に
それぞれ配置されており、かつ時計文字盤3の下縁と第
1バックボード2の上縁とが隙間を開けてオーバーラッ
プしている。
【0011】上述の時計文字盤3は上述のディスプレー
装置本体1の左右両側面板12、13及び背面板14の
三方に固定されており、この時計文字盤3の正面には時
計の時分を表す数字や記号や目盛等が施されており、こ
の時計文字盤3の正面がディスプレー装置本体1の正面
開口部に対向する。
【0012】また、上述の第1バックボード2は時計文
字盤3と同じく上述のディスプレー装置本体1の左右両
側面板12、13及び背面板14の三方に固定されてお
り、この第1バックボード2の正面の上から約3分の1
の所までには窓にカーテンが掛けられている絵20が施
されており、かつこの第1バックボード2の正面の下か
ら約3分の2の所までにはカムフラージュ手段としての
黒地模様21(なお、図1中においては格子模様として
図示されている)が施されており、この第1バックボー
ド2の正面がディスプレー装置本体1の正面開口部に対
向する。
【0013】上述の時計文字盤3の後方であって、上述
のディスプレー装置本体1の背面板14には往復揺動駆
動装置としての振り子時計モジュール4が固定されてい
る。この振り子時計モジュール4の軸管40が上述の時
計文字盤3の中央に貫通されており、この軸管40には
短針41及び長針42が取り付けられている。
【0014】上述の振り子時計モジュール4の振り子4
3には、視覚認識可能な表側往復揺動アームとしての時
計の振り子5及び視覚認識不可能な裏側往復揺動アーム
50が固定されている。この振り子5及び裏側往復揺動
アーム50は、上述の第1バックボード2の表側及び裏
側にそれぞれ往復揺動可能に配設され、かつ第1バック
ボード2の上縁及び下縁を囲うように相互に一体に連結
されており、上述の振り子時計モジュール4の駆動によ
り同期して往復揺動するように構成されている。
【0015】上述の振り子5は、棒状の往復揺動アーム
51と、この往復揺動アーム51の下端に固定された円
形の錘52とからなる。
【0016】上述の第1バックボード2の表面側には装
飾浮遊体6が第1バックボード2の表面から浮いた状態
で取り付けられている。この装飾浮遊体6は一部が破断
されたカード、この例ではハートのキングのカードから
なり、この装飾浮遊体6の裏側の中央には管状の支持棒
60が一体に固定されている。一方、第1バックボード
2の表面には取付ピン22が固定されている。この取付
ピン22に支持棒60を嵌合することにより、装飾浮遊
体6が第1バックボード2の表側にこの第1バックボー
ド2の表面から浮いた状態でかつ振り子5よりも前方側
に取り付けられこととなる。
【0017】上述の振り子5の往復揺動アーム51に
は、その往復揺動アーム51が上述の支持棒60を通過
するための切欠53が、設けられている。この切欠53
は、往復揺動アーム51の長手方向に対して斜に設けら
れている。
【0018】また、この振り子5の往復揺動アーム51
の表面には、その往復揺動アーム51の切欠53をカム
フラージュするカムフラージュ手段としての縞模様54
が設けられている。この縞模様54は、上述の切欠53
の幅とほぼ同等の幅を有して複数個設けられている。
【0019】さらに、ディスプレー装置本体1の左側面
板12には腕模型7が固定されている。この腕模型7
は、見ている人の注意を往復揺動アーム51の切欠53
からこの腕模型7側に引き付けるためのものである。
【0020】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、以上の如き構成からなり、以下その使用例
について説明する。まず、振り子時計モジュール4の駆
動により、振り子時計モジュール4の振り子43を介し
て、表側往復揺動アームの振り子5及び及び裏側往復揺
動アーム50が、図1中の実線及び一点鎖線及び二点鎖
線並びに図3中の実線及び二点鎖線に示すように、第1
バックボード2に対して往復揺動する。この振り子5及
び裏側往復揺動アーム50が第1バックボード2に対し
て往復揺動する際に、振り子5の往復揺動アーム51の
切欠53が、図2に示すように、装飾浮遊体6の支持棒
60を通過するので、恰も、振り子5の往復揺動アーム
51が装飾浮遊体6の裏側を通過し、装飾浮遊体6が第
1バックボード2から離れて浮遊しているかのような錯
覚や不思議さを与えることができる。
【0021】しかも、この実施の形態における本発明の
ディスプレー装置は、表側往復揺動アームの振り子5と
裏側往復揺動アーム50とは一体に連結されていて同期
して往復揺動するので、振り子5の往復揺動アーム51
に切欠53が設けられていて、この振り子5の往復揺動
アーム51が切欠53を境に2分割されていても、2分
割の往復揺動アーム51がそれぞればらばらに往復揺動
することなく同期して往復揺動することとなり、振り子
5の往復揺動アーム51が恰も切欠53の無い1本のア
ームとして見える。その上、第1バックボード2の黒地
模様21と振り子5の往復揺動アーム51の縞模様54
とのカムフラージュ作用により、振り子5の往復揺動ア
ーム51の切欠53の存在がカムフラージュされてい
る。このために、仕掛けや種等が分り難く、上述の振り
子5の往復揺動アーム51が装飾浮遊体6の裏側を通過
し、装飾浮遊体6が第1バックボード2から離れて浮遊
しているかのような錯覚や不思議さを、さらに強烈に与
えることができる。
【0022】特に、この実施の形態における本発明のデ
ィスプレー装置は、ディスプレー装置本体1に固定され
た腕模型7が装飾浮遊体6のカードの切欠部分を撮んで
いるように見え、装飾浮遊体6が第1バックボード2か
ら離れて浮遊しているかのような錯覚や不思議さを与え
ることができると共に、見ている人の注意を往復揺動ア
ーム51の切欠53からこの腕模型7及び装飾浮遊体6
側に引き付けることができ、往復揺動アーム51の切欠
53の仕掛けや種等がさらに分り難くすることができ
る。なお、この腕模型7は必ずしも設ける必要はない。
この場合、切欠の無いカード(ハートのキング)の装飾
浮遊体6を使用しても良い。
【0023】また、装飾浮遊体6としては、一部が切り
欠けられたカード(ハートのキング)以外に、フックと
キー、又は人形等であっても良い。さらに、底面板11
上に灰皿等をセットするれば、ディスプレー効果がさら
に向上される。
【0024】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、振り子時計のディスプレー装置として使用
するものであって、ディスプレー装置本体1をテーブル
やカウンター等の上に設置すれば置物として、またディ
スプレー装置本体1の背面板14の上部に透孔15を開
けて壁や柱等にフック等を介して掛けることにより掛物
としても使用できる。
【0025】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、請求項2及び3に記載の発明のディスプレ
ー装置に係るものである。
【0026】図4及び図5は本発明のディスプレー装置
の第2の実施の形態を示し、この例では、ゆりかごのデ
ィスプレー装置について説明する。図中、図1乃至図3
と同符号は同一のものを示す。
【0027】図において、100はゆりかごのディスプ
レー装置本体である。このディスプレー装置本体100
は、正面及び平面及び底面が開口されたコの字形状の枠
形をなし、左右両側面板120、130と、背面板14
0とから構成されている。
【0028】このディスプレー装置本体100の左右両
側面板120、130には、バックボード200が固定
して設けられている。このバックボード200の正面の
上半分には窓にカーテンが掛けられている絵230が施
されており、かつこのバックボード200の正面の下半
分にはカムフラージュ手段としての黒地模様210(な
お、図4中においては格子模様として図示されている)
が施されている。このバックボード200の上部には透
孔240が設けられている。
【0029】上述のバックボード200の後方であっ
て、上述のディスプレー装置本体100の背面板14に
は往復揺動駆動装置400が固定されている。
【0030】上述の往復揺動駆動装置400の往復揺動
駆動軸410には表側往復揺動アームとしての模型のゆ
りかご55及び裏側往復揺動アーム500が固定されて
いる。このゆりかご55及び裏側往復揺動アーム500
は、上述のバックボード200の表側及び裏側にそれぞ
れ往復揺動可能に配設され、かつバックボード200の
の透孔240中を貫通してさらに下縁を囲うように相互
に一体に連結されており、上述の往復揺動駆動装置40
0の駆動により同期して往復揺動するように構成されて
いる。
【0031】上述のゆりかご55は、円形の回転軸55
0と、この回転軸550から延設された2本の往復揺動
アーム510と、この2本の往復揺動アーム510の下
端に固定されたバケット520とからなる。
【0032】上述のバックボード200の表面側には2
個の装飾浮遊体600がバックボード200の表面から
浮いた状態で取り付けられている。この装飾浮遊体60
0は模型の花からなり、この装飾浮遊体600の裏側の
中央には管状の支持棒610が一体に固定されている。
一方、バックボード200の表面には取付ピン220が
固定されている。この取付ピン220に支持棒610を
嵌合することにより、装飾浮遊体600がバックボード
200の表側にこのバックボード200の表面から浮い
た状態でかつゆりかご55よりも前方側に取り付けられ
こととなる。
【0033】上述のゆりかご55の2本の往復揺動アー
ム510には、その2本の往復揺動アーム510が上述
の支持棒610を通過するための切欠530が、それぞ
れ設けられている。この切欠530は、往復揺動アーム
510の長手方向に対してほぼ垂直に設けられている。
【0034】また、このゆりかご55の往復揺動アーム
510の表面には、その往復揺動アーム510の切欠5
30をカムフラージュするカムフラージュ手段としての
縞模様540が設けられている。この縞模様540は、
上述の切欠530の幅とほぼ同等の幅を有して複数個設
けられている。
【0035】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、以上の如き構成からなるので、上述の第1
の実施の形態のものと同様の作用効果を達成することが
できる。すなわち、往復揺動駆動装置400の駆動によ
り、往復揺動駆動軸410を介して、表側往復揺動アー
ムのゆりかご55及び及び裏側往復揺動アーム500が
バックボード200に対して往復揺動する。このゆりか
ご55及び裏側往復揺動アーム500がバックボード2
00に対して往復揺動する際に、ゆりかご55の2本の
往復揺動アーム510の切欠530が、図5に示すよう
に、2個の装飾浮遊体600の支持棒610を通過する
ので、恰も、ゆりかご55の2本の往復揺動アーム51
0が2個の装飾浮遊体600の裏側を通過し、2個の装
飾浮遊体600がバックボード200から離れて浮遊し
ているかのような錯覚や不思議さを与えることができ
る。
【0036】しかも、この実施の形態における本発明の
ディスプレー装置は、表側往復揺動アームのゆりかご5
5と裏側往復揺動アーム500とは一体に連結されてい
て同期して往復揺動するので、ゆりかご55の2本の往
復揺動アーム510に切欠530がそれぞれ設けられて
いて、このゆりかご55の2本の往復揺動アーム510
が切欠53を境にそれぞれ2分割されていても、2分割
の往復揺動アーム510がそれぞればらばらに往復揺動
することなく同期して往復揺動することとなり、ゆりか
ご55の2本の往復揺動アーム510がそれぞれ恰も切
欠530の無い1本のアームとして見える。その上、バ
ックボード200の黒地模様210とゆりかご55の2
本の往復揺動アーム510の縞模様540とのカムフラ
ージュ作用により、ゆりかご55の2本の往復揺動アー
ム510の切欠530の存在がカムフラージュされてい
る。このために、仕掛けや種等が分り難く、上述のゆり
かご55の2本の往復揺動アーム510が2個の装飾浮
遊体600の裏側を通過し、2個の装飾浮遊体600が
バックボード200から離れて浮遊しているかのような
錯覚や不思議さを、さらに強烈に与えることができる。
【0037】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、ゆりかごのディスプレー装置として使用す
るものであって、ディスプレー装置本体100の背面板
140をフック等16を介して壁や柱等17に掛けるこ
とにより掛物として使用でき、またディスプレー装置本
体100をスタンド(図示せず)を介してテーブルやカ
ウンター等の上に設置すれば置物としても使用できる。
【0038】この実施の形態における本発明のディスプ
レー装置は、請求項1に記載の発明のディスプレー装置
に係るものである。
【0039】なお、図5において、ゆりかご55及び裏
側往復揺動アーム500を往復揺動駆動装置400の往
復揺動駆動軸410に直接取り付けるのではなく、この
ゆりかご55及び裏側往復揺動アーム500をバックボ
ード200の透孔240に軸受(図示せず)等により往
復揺動可能に取り付けて、ゆりかご55及び裏側往復揺
動アーム500を手動により往復揺動させるように構成
しても良い。この場合は、請求項4に記載の発明のディ
スプレー装置に係るものである。
【0040】また、本発明のディスプレー装置は、上述
の振り子時計のディスプレー装置、ゆりかごのディスプ
レー装置以外のディスプレー装置として使用できる。
【0041】さらに、カムフラージュ手段としては、上
述の実施の形態の黒地模様21、210と縞模様54、
540以外のものであっても良い。さらに、往復揺動ア
ーム51、510側の縞模様54、540は必ずしも設
ける必要はない。
【0042】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のディ
スプレー装置は、バックボードに対してアームが往復揺
動し、かつバックボードに装飾体が取り付けられている
ディスプレー装置であって、特に、アームが往復揺動す
る際に装飾浮遊体の裏側を通過することにより、その装
飾浮遊体が恰もバックボードから離れて浮遊している錯
覚や不思議さを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレー装置の第1の実施の形態
を示した正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】本発明のディスプレー装置の第2の実施の形態
を示した正面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【符号の説明】
1、100…ディスプレー装置本体、10…平面板、1
1…底面板、12、120…左側面板、13、130…
右側面板、14、140…背面板、15…透孔、2…第
1バックボード、200…バックボード、20、230
…上のカーテンや窓の絵、21、210…黒地模様(カ
ムフラージュ手段)、22、220…取付ピン、240
…透孔、3…時計文字盤(バックボード)、4…振り子
時計モジュール(往復揺動駆動装置)、40…軸管、4
1…短針、42…長針、43…振り子、400…往復揺
動駆動装置、410…往復揺動駆動軸、5…振り子(表
側往復揺動アーム)、55…ゆりかご(表側往復揺動ア
ーム)、50、500…裏側往復揺動アーム、51、5
10…往復揺動アーム、52…錘、520…バケット、
53、530…切欠、54、540…縞模様(カムフラ
ージュ手段)、6、600…装飾浮遊体、60、610
…支持棒、7…腕模型。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレー装置本体に設けられたバッ
    クボード及び往復揺動駆動装置と、 前記バックボードの表側及び裏側にそれぞれ往復揺動可
    能に配設され、かつ相互に一体に連結され、前記往復揺
    動駆動装置に取り付けられ、同期して往復揺動する視覚
    認識可能な表側往復揺動アーム及び視覚認識不可能な裏
    側往復揺動アームと、 前記表側往復揺動アームの往復揺動範囲内であって、前
    記バックボードの表側に支持棒により前記バックボード
    の表面から浮いた状態でかつ前記表側往復揺動アームよ
    りも前方側に取り付けられた装飾浮遊体と、 前記表側往復揺動アームに設けられ、前記表側往復揺動
    アームが前記支持棒を通過するための切欠と、 前記バックボードの表面に設けられ、前記表側往復揺動
    アームの前記切欠をカムフラージュするカムフラージュ
    手段と、 を備えたことを特徴とするディスプレー装置。
  2. 【請求項2】 振り子時計のディスプレー装置本体に設
    けられた第1バックボード及び、時計文字盤の第2バッ
    クボードであって、前記時計文字盤が上方でかつ前方側
    に、前記第1バックボードが下方で後方側にそれぞれ配
    置されており、かつ前記時計文字盤の下縁と前記第1バ
    ックボードの上縁とが隙間を開けてオーバーラップして
    いる第1バックボード及び時計文字盤と、 前記振り子時計のディスプレー装置本体のうち前記時計
    文字盤の後方に配置された往復揺動駆動装置としての振
    り子時計モジュールと、 前記第1バックボードの表側及び裏側にそれぞれ往復揺
    動可能に配設され、かつ前記第1バックボードの上縁及
    び下縁を囲うように相互に一体に連結され、前記振り子
    時計モジュールに取り付けられ、同期して往復揺動する
    視覚認識可能な表側往復揺動アームとしての振り子及び
    視覚認識不可能な裏側往復揺動アームと、 前記振り子の往復揺動範囲内であって、前記第1バック
    ボードの表側に支持棒により前記バックボードの表面か
    ら浮いた状態でかつ前記表側往復揺動アームよりも前方
    側に取り付けられた装飾浮遊体と、 前記振り子の往復揺動アームに設けられ、前記振り子の
    往復揺動アームが前記支持棒を通過するための切欠と、 前記第1バックボードの表面及び前記振り子の往復揺動
    アームに設けられ、前記振り子の往復揺動アームの前記
    切欠をカムフラージュするカムフラージュ手段と、 を備えたことを特徴とするディスプレー装置。
  3. 【請求項3】 前記カムフラージュ手段は、前記第1バ
    ックボードの表面に施された黒地模様と、前記振り子の
    往復揺動アームの表面に複数個施された前記切欠の幅と
    ほぼ同等幅の縞模様と、からなることを特徴とする請求
    項2に記載のディスプレー装置。
  4. 【請求項4】 ディスプレー装置本体に設けられたバッ
    クボードと、 前記バックボードの表側及び裏側にそれぞれ往復揺動可
    能に取り付けられ、かつ相互に一体に連結され、同期し
    て往復揺動する視覚認識可能な表側往復揺動アーム及び
    視覚認識不可能な裏側往復揺動アームと、 前記表側往復揺動アームの往復揺動範囲内であって、前
    記バックボードの表側に支持棒により前記バックボード
    の表面から浮いた状態でかつ前記表側往復揺動アームよ
    りも前方側に取り付けられた装飾浮遊体と、 前記表側往復揺動アームに設けられ、前記表側往復揺動
    アームが前記支持棒を通過するための切欠と、 前記バックボードの表面に設けられ、前記表側往復揺動
    アームの前記切欠をカムフラージュするカムフラージュ
    手段と、 を備えたことを特徴とするディスプレー装置。
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