JP2016158831A - 踊る人形及び回転駆動機構 - Google Patents

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【課題】 簡易な構成の駆動機構によって自律的に継続して踊る動作ができる人形を提供する。【解決手段】 人形1は、平面上で脚部7の下端を支点として回転可能に形成された人形本体内に固定したモータ11と、人形本体内でモータ11の回転出力軸11aと一体に回転可能に配置された回転体12とを備える。モータ11を駆動すると回転体12が所定方向に回転することで、モータ11の固定部に回転体12の回転方向とは反対方向の回転力が作用し、人形本体が回転体12の回転とは反対の方向に回転する。その後、モータ11の駆動を停止しても回転体12が回転を続けることで、人形本体は回転体12と同方向に回転する。【選択図】 図2

Description

本発明は、回転して踊る動作をする人形(人の形態だけでなく、ロボットや擬人化した動物等の形態も含む)に関する。
踊る人形の例として、特許文献1に開示された人形が知られている。これは、メロディを出力しながらモータの正逆回転を制御することにより、音楽に合わせて脚部を広げたり閉じたりするとともに腕部を上下に回動し、脚部を大きく広げてお尻を地面につけるような状態にすると、スピンするように人形全体が回転するように構成されている。この構成によれば、腕部と脚部の動きに人形全体の上下動と回転とが加わり、人形にダイナミックなダンスを踊らせることができる。
特許第4096221号公報
しかしながら、上記のように、1つのモータの正逆回転を制御するだけで腕部と脚部の動きに全体の上下動と回転を加えた動作を行う人形では、回転動作を実現するための構成が複雑なものとなっていた。そこで、本発明は、踊る人形として必要な人形全体の正逆2方向の回転動作を最少構成の駆動機構によって実現する人形と、その駆動機構として好適な回転駆動機構を提供することを目的とする。
本発明の人形は、平面上で脚部の下端を支点として回転可能に形成された人形本体と、前記人形本体内に固定された固定部及び該固定部に回転自在に支持された回転出力軸を有する電動モータと、前記人形本体内で前記回転出力軸と一体に回転可能に配置された回転体とを備え、前記モータを駆動するとき前記回転出力軸と共に前記回転体が所定方向に回転することで、前記モータの固定部に前記所定方向とは反対方向の回転力が作用し、それによって前記人形本体が前記回転体の回転とは反対の方向に回転し、前記モータの駆動を停止しても前記回転体が所定方向に回転を続けることで前記人形本体が前記回転体と同方向に回転するように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、モータの駆動によって回転出力軸と共に回転体が回転するときにモータの固定部に作用する上記反対方向の回転力によって人形本体が回転し、前記モータの駆動を停止すると人形本体が逆回転に変わるので、モータの出力軸の回転方向を変える必要なく、モータの駆動と停止の切換えを行うだけで、人形の回転方向が切り換えられる。
上記のように、本発明の人形は、モータとその回転出力によって回転する回転体という最少かつ簡易な構成の駆動機構を用いて、正逆2方向の回転とその切換えを行うことができるものである。従って、モータに対して駆動/停止を切り換える信号を入力するように構成することで、バレリーナやスケーターのように踊る人形を提供することができる。
本発明において、前記回転体は、人形本体の内部に配置可能な程度の大きさで、モータと人形本体の合計質量に対して所定の値以上の質量を有することが好ましい。そのような回転体としては、回転時の慣性モーメントが大きいフライホィールが好適である。
また、本発明の人形は、前記モータの駆動/停止を切り換える入力信号を検知する入力センサと、該入力センサで検知された信号に応じてモータの駆動/停止を切り換える制御信号を出力する制御回路を備えることが好ましい。
これによれば、入力センサが、モータを駆動する入力を検知すると、制御回路からの信号でモータが駆動されるので、モータの回転出力軸と共に回転体が回転し、その回転方向と反対の方向に人形本体が回転することとなる。その後、入力センサが、モータの駆動を停止する入力を検知すると、制御回路は、モータの駆動を停止する信号を出力するので、モータからの回転出力はなくなるが、回転体は、慣性によって所定方向の回転を続ける。このため、回転体と共に回転する出力軸を介して、モータの固定部と共に人形本体が同方向に回転する(逆回転する)こととなる。
上記の入力センサとしては、発光部と受光部を備えた光センサを用いることができる。この場合、光センサは、人形本体の内部又は適宜の位置に発光部と受光部を配置し、発光部から出た光が、人形から離れた位置で(例えば、人の手の平で)反射されて、受光部に入るように構成される。受光部は、受けた光の強度に対応した電気信号を生成し、前述のようにモータの駆動・停止を切り換える入力信号として制御回路に送ることができる。
入力センサは、上記のような光センサのほか、音や赤外線で送られる信号を検知するセンサ、或いは操作端末から無線で送られる信号を検知するセンサ等を用いることができる。
更に、本発明は、駆動対象を2方向に回転駆動する回転駆動機構であって、
前記駆動対象に固定される固定部と該固定部に対して相対的に回転駆動される回転部とを有し、該回転部の回転力を出力する駆動源と、該回転部と一体に回転駆動される回転体とを備え、前記回転部を駆動するとき前記回転部と共に前記回転体が所定方向に回転することで前記固定部に反対方向の回転力が作用し、それによって前記駆動対象を前記回転体とは反対の方向に回転させ、前記回転部の駆動を停止したとき前記回転体が慣性によって回転を継続し、その回転と同方向に前記被駆動部材を回転させるように構成した回転駆動機構を提供するものである。
これは、本発明の人形の駆動機構として好適なものであるが、上記の人形に限らず、正逆2方向に切替え回転させる駆動対象の駆動手段として用いることができる。
実施形態の人形の回転動作状態を示す図。 同人形の正面図。 同人形の背中の内部を示す背面図。 図4Aは人形の下半身部の内部構造の正面側、図4Bは内部構造の背面側を示す分解図。 同人形の電気回路部の構成を示す図。 図5に電気回路部においてセンサからの入力に対するモータ回転出力示す波形図。 図7Aは図1に示した人形の回転停止時、図7Bは逆回転時、図7Cは鉛直軸線より傾く時の状態を示す図。 実施形態においてモータのオン・オフの切換えにより人形とその駆動機構のフライホィールの回転速度が変化する態様を示す図。
図1に示す人形1は、人形本体としてバレリーナを模した形態に作られた身体を有し、その内部に設けた後述の駆動機構により、テーブル面等の平面上でコマのように鉛直軸線aの周りに正逆両方向に回転することができる。本実施形態では、人形1を頭部上方から見たとき、図1に矢印で示す時計回りを正方向、反時計回りを逆方向とする。この人形1の回転方向は、後述のモータのオン・オフによって切り替えられる。
人形1の両腕2a、2bは、各腕の付け根部が上半身の両肩部に設けたヒンジ3、3で肩部に回転自在に連結されている。図3に示すように、各腕2a、2bの基端部は、ヒンジ3から人形本体内で下方に屈曲した延長部分9a,9bを有する。各基端部の延長部分9a,9bには、人形本体の内部で首部の下方に上端を支点として回動自在に支持された一対の錘10a,10bがそれぞれ当接しており、各錘10a,10bが垂下することによって、各腕2a、2bをそれぞれほぼ水平に延びた状態に保持している。
このため、人形1が直立状態で静止しているときには、両腕2a、2bはそれぞれ左右に開いた状態になっているが、後述のように人形1が正方向又は逆方向に回転するときには、上記一対の錘10a,10bが遠心力によって左右に回動して、各腕2a、2bの延長部分9a,9bを外方に回動させる。これにより、両腕2a、2bは、鉛直上方に延びた状態になる。
また、図2及び図3に示すように、人形本体の上半身は、上下に開口した円形の小径部4aと大径部4bからなる中空の胴部4と、その上部に取り付けた胸部5及び頭部6とで形成され、人形本体の下半身は、胴部4の下部に結合される脚部7で形成されている。
脚部7は、図4Aに示すように、胴部4の下側に後述のフライホィール12を回転自在に収納するため、平面視円形の空間を形成する中空部7aと、その下面から下方に延びた筒状の部材からなる左脚7cと、この左脚7cの右側に突出した上端部に連結ピン7bを支点として回動自在に連結された右脚7dとで構成されている。左脚7cの下端には、人形1がコマのように回転するときの支点となるつま先形状の足部材8が、その尖端を下方に出して取り付けられている。
右脚7dは、図2及び図3に示すように人形1が直立状態で静止しているときには、重力により垂下しているが、図1に示すように人形1が正方向又は逆方向に回転するとき、遠心力により人形1の右方向に回動し、略水平になるまで回転可能である。
ここで、右脚7dの下端部も左脚7cの足部材8と同様の形状に形成されているが、右脚7dの長さは、その下端が平面bより上方に所定間隔(例えば、図示のように左脚7cの足部材8のつま先部分の長さ)離れた高さに位置するように設定される。これは、人形1が回転するとき、その回転中心軸が鉛直軸線aより右脚側に傾いても、右脚7dの下端が平面bに接して左脚7cの回転を妨げることがないようにするためである。
次に、人形1の内部には、後述のような回転動作をさせるための駆動機構として、モータ11と、その回転出力軸11aの先端部にこれを中心として一体回転するように固定された回転体としてのフライホィール12とが収納されている。詳細には、図4Aに示すように、モータ11の回転出力軸11aに固定されたフライホィール12は、脚部7の上端に形成された中空部7a内に回転自在に配置され、モータ11は、中空部7aの下側の左脚7cの内部に固定して配置される。
なお、モータ11は、円筒状のケーシング(外装)内にステータ(固定子)とロータ(回転子)とを備え、ロータの回転中心軸が外方に延びて回転出力軸11aを形成する通常の構造となっている。
本実施形態では、モータ11のケーシングとその内側に設けたステータとで、人形本体内に固定される固定部を構成し、ケーシングの内側に設けたロータと回転出力軸11aとで回転部を構成している。
上記のように、本実施形態の人形では、モータは人形と一体となって回転するように人形に固定される一方、モータによって回転駆動される回転体であるフライホィールは、人形に対して相対的に回転自在に配置されることが重要である。ここで、フライホィール12の質量は、人形の全質量のうちで大きな割合(例えば、3分の2)を占めている。このようなフライホィールとモータを上記のように配置することにより、モータのオン・オフを切り替えるだけで人形の正回転と逆回転の切替えを実現することができる。以下、図8を参照して説明する。
上記の人形1を、例えば人の手で直立させ又は直立に近い姿勢で立たせた状態において、モータ11に給電する(これを「モータをオンする」という)と、出力軸11aが回転し、これと一体のフライホィール12も同方向に回転(図示の例では、左回り)を始める。
このとき、モータ11の出力トルクに対してフライホィール12の慣性モーメントが相対的に大きいので、図8に示すように、モータ11をオンした時からその最大回転出力でフライホィール12を回転させるまでに一定の時間を要すると共に、モータ11には反対方向の回転力(反トルク又は逆トルクという)が作用する。その回転力が相当量以上になったところで、モータ11を固定した人形1は、これを立たせた状態に保持する人の手を離しても、回転軸となる脚の端部(本実施形態では、左脚7cのつま先)を支点として、フライホィール12の回転とは反対の方向(図示の例では、右回り)に、コマのように高速で回転することができる。
モータ11をオンした後、出力軸11aの回転と共にフライホィール12の回転が増大していくので、反トルクによる人形1の回転速度も増大するが、フライホィール12の回転速度がモータ11の最大回転数に近づくにつれて、反トルクが減少していく。このため、フライホィール12の回転と出力軸11aの回転とが平衡状態、すなわち、モータ11の回転出力がフライホィール12の回転を継続可能なトルクになる前に、人形1の回転速度が減少に転じ、上記平衡状態になったところで、人形1は一定速度でゆっくり回転する状態になり、以後その回転を続ける。
この状態で、モータ11への給電を停止する(これを「モータをオフする」という)と、出力軸11aの回転トルクがなくなるが、フライホィール12は慣性によって回転を続けるので、フライホィール12と一体に回転する出力軸11aを介して、モータ11を含む人形1全体が、フライホィール12の回転と同じ方向(図示の例では、左回り)に回転する。すなわち、人形1は、ゆっくり回転していた状態から高速で逆回転する状態になる。
その後、モータ11をオフしたままであると、フライホィール12の回転が次第に減少して停止したとき、人形1の逆回転も停止するので、その時点で倒れることになる。これに対し、図8に示すように、人形1の逆回転が停止する以前に、再びモータ11をオンにすると、上記のようにフライホィール12の回転が増大すると共に反トルクが発生し、人形1は正回転状態に変わることとなる。
上記のようにモータとフライホィールを配置した人形の構成によれば、モータのオン・オフを切り替えるだけで、人形全体の正回転と逆回転を任意のタイミングで切替えることができるので、バレリーナのように回転して踊る人形を提供することができる。
本実施形態では、モータ11をオンするとき、人形1が図1に矢印で示す時計回りに回転する(これを正回転とする)ように、モータ11の出力軸11aの回転方向が設定され、その回転方向は一定(反時計回り)である。従って、フライホィール12の回転方向も同方向(反時計回り)である。
また、上記のように人形1の回転をモータのオン・オフで切り替えるため、本実施形態の電気回路部は、次のように構成されている。すなわち、人形1は、図5に示すように、電源としての充電式バッテリ21、前記モータ11のオン・オフ切換えを制御する制御回路22、バッテリ21と制御回路22を電気的に接続する電源スイッチ23、及び人形1の回転動作を切替えるための入力信号を生成する入力センサ24をリード線等で接続して構成される電気回路を備える。
ここで、電源スイッチ23としては、例えば、手動でオン・オフ2つの位置に切替えられるスライド式スイッチが用いられ、図3に示すように、人形1の胴部4の背面側に配置される。
入力センサ24は、例えば、発光ダイオード(LED)からなる発光部24aと、フォトダイオードからなる受光部24bとで構成され、図2及び図3に示すように、人形1の頭部6内の上端に、発光部24aの発光面と受光部24bの受光面を上方に向けて配置される。
制御回路22には、電源スイッチ23を介してバッテリ21が接続されると共に、リード線25を介してモータ11が接続されている。更に、入力センサ24の発光部24aが制御回路22から給電されると共に、受光部24bが受けた光の強度に応じた信号を制御回路22に入力するように、入力センサ24と制御回路22が電気的に接続されている。
バッテリ21には、充電用の電源端子26と接続可能なコネクタ部21aを有する小型の電池が用いられる。バッテリ21と制御回路22は、図2〜図4Aに示すように、人形1の胴部4内に配置される。
次に、入力センサ24からの入力信号に応じて制御回路22で制御されるモータの回転出力について説明する。
初めに、電源スイッチ23をオンにすると、制御回路22は、モータ11及び入力センサ24を駆動する電力を供給する。これにより、入力センサ24の発光部24aが発光する一方、モータ11がオンするので、前述のように人形1が正回転する。この状態で、図7Aに示すように人形1の頭上に手をかざすと、発光部24aから発した光が手の平で反射して受光部24bで受光されるので、受光部24bは受光に応じた信号を発生し、この信号が制御回路22に入力される。制御回路22は、この入力信号の時間長(オン時間)に応じて、モータ11のオン・オフを次のように変化させる。この制御回路は、例えば、CPUのように所定の動作プログラムに従って入力信号に応じた出力生成処理を行う電子回路で構成される。
(A)入力信号が単発の場合(図6A)
例えば、回転している人形1の頭上で手の平を短時間移動させると、図6Aに示すように、入力信号は、オンからオフにパルス状に変化する。そのオフの時点で、制御回路22は、モータ11をオフにするので、人形1は、図7Bの矢印で示すように反時計方向の逆回転に変化する。その後、逆回転が停止する以前に、人形1の頭上に手の平をかざすと、再びモータ11がオンになって、人形1は正回転することになる。以後、入力センサ24からの入力信号を単発的にオンさせることにより、人形1の回転を切り換えることができる。
(B)入力信号が連続する場合(図6B)
例えば、回転している人形1の頭上で手の平を所定時間T(例えば2秒)以上かざすと、図6Bに示すように、入力センサ24からの入力信号は、所定時間以上オンとなる。この場合、制御回路22は、入力信号がオンの時から所定時間(T)経過した時点でモータ11をオフにするように設定されているので、そのオフの時点で、人形1は逆回転に変化する。その後、制御回路22は、一定周期(例えば、T=0.5秒)でモータのオン・オフを繰り返すように設定されることにより、その周期で、人形1は正回転と逆回転を繰り返すことができる。その後、入力センサ24からの入力信号がオフになったときには、所定時間(T)後にモータ11がオフになる。
上記のとおり、人形1は、正逆いずれの方向でも高速回転するときには、回転の支点となる左脚7cの先端部が平面b上の一点に留まって、コマのように回転することができる。しかしながら、人形全体の重心が回転軸線上からずれるように構成すると、回転速度が低下するにつれて、図7Cに示すように人形1が鉛直軸線aより傾く方向に左脚7cの先端が移動し、横方向に移動を始める。これは、バレリーナが踊りの中で見せる移動に似ている。そして、人形1は、ループすなわち略円軌道を描きながら低速度で回転する状態になる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、回転駆動機構の回転体は、図示のようなフライホィールに限らず、モータの出力に対して相対的に回転モーメントが大きくなるように構成されるものでもよい。
実施形態では、人形の回転動作を切替えるための入力信号を生成する入力センサとしては、上記の光センサに限らず、音や電波で入力信号を発生する非接触型のセンサを用いることができる。また、バッテリは、非充電式の電池でもよい。
また、人形の形態は、図示のような人型に限らず、モータの回転出力とフライホィールの回転によって床面等の面上で回転運動できる形態であればよい。
1・・・人形、2a,2b・・・腕、3・・・ヒンジ、4・・・胴部、5・・・胸部、6・・・頭部、7a・・・中空部、7c・・・左脚、7d・・・右脚、8・・・突出部、11・・・モータ、12・・・フライホィール、21・・・バッテリ、22・・・制御回路、23・・・電源スイッチ、24・・・入力センサ、25・・・リード線、26・・・電源端子。

Claims (5)

  1. 平面上で脚部の下端を支点として回転可能に形成された人形本体と、
    前記人形本体内に固定された固定部及び該固定部に回転自在に支持された回転出力軸を有する電動モータと、
    前記人形本体内で前記回転出力軸と一体に回転可能に配置された回転体とを備え、
    前記モータを駆動するとき前記回転出力軸と共に前記回転体が所定方向に回転することで、前記モータの固定部に前記所定方向とは反対方向の回転力が作用し、それによって前記人形本体が前記回転体の回転とは反対の方向に回転し、前記モータの駆動を停止しても前記回転体が所定方向に回転を続けることで、前記人形本体が前記回転体と同方向に回転するように構成したことを特徴とする人形。
  2. 請求項1記載の人形において、前記回転体は、前記モータと前記人形本体の合計質量に対して所定の値以上の質量を有するフライホィールで構成されていることを特徴とする人形。
  3. 請求項1又は2に記載の人形において、
    前記モータの駆動/停止を切り換える入力信号を検知する入力センサと、該入力センサで検知された信号に応じて前記モータの駆動/停止を切り換える制御信号を出力する制御回路とを備えたことを特徴とする人形。
  4. 請求項3に記載の人形において、
    前記入力センサは、発光部と受光部を備えた光センサからなり、前記発光部から出た光が、前記人形本体から離れた位置で反射されて前記受光部に入るように構成されていることを特徴とする人形。
  5. 駆動対象を2方向に回転駆動する回転駆動機構であって、
    前記駆動対象に固定される固定部と該固定部に対して相対的に回転駆動される回転部とを有し、該回転部の回転力を出力する駆動源と、
    該回転部と一体に回転駆動される回転体とを備え、
    前記回転部を駆動するとき前記回転部と共に前記回転体が所定方向に回転することで前記固定部に反対方向の回転力が作用し、それによって前記駆動対象を前記回転体とは反対の方向に回転させ、前記回転部の駆動を停止したとき前記回転体が慣性によって回転を継続し、その回転と同方向に前記駆動対象を回転させるように構成したことを特徴とする回転駆動機構。
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