JP3047546B2 - 流量制御装置 - Google Patents

流量制御装置

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JP3047546B2 JP3225871A JP22587191A JP3047546B2 JP 3047546 B2 JP3047546 B2 JP 3047546B2 JP 3225871 A JP3225871 A JP 3225871A JP 22587191 A JP22587191 A JP 22587191A JP 3047546 B2 JP3047546 B2 JP 3047546B2
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寛明 米久保
康夫 城戸内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯水混合装置等に使用す
る流量を調節する流量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の流量制御装置を湯水混合装
置に応用したものに図3に示すようなものがあった。
(例えば、特開平1−312279号公報)図3におい
て、1は湯流路、2は水流路であり、各流路に関連して
自動調圧弁3が設けられている。自動調圧弁3は、湯流
路1の1次圧力PH1を減圧する湯側弁体4、湯側弁座
5と、水流路2の1次圧力PC1を減圧する水側弁体
6、水側弁座7と、湯側弁体4と水側弁体6を連結する
弁軸8と、シリンダ9内に設けられた湯と水の1次圧P
H1,PC1の圧力差で動作するピストン9aとで構成
されており、湯または水の圧力が急変してもその圧力で
自動調圧弁3が移動し、湯と水の2次圧PH2とPC2
とが常に等しく保たれるように作用する。さらに弁軸8
にバイアス手段10が設けられ、バイアス手段10は弁
軸8の端部に結合されたボビン11とそのボビン11上
に巻回され絶縁されたコイル12およびコイル12をは
さむように設けられた永久磁石13を有し、前記コイル
12は可撓部14を介して制御手段18に接続されてい
る。制御手段18からコイル12に電流を流すと、その
電流は永久磁石13によって発生している磁界を横切る
のでフレミングの法則によって弁軸8にバイアス力が付
与される。このためバイアス力の分だけ自動調圧点がず
れ、例えば湯と水の2次圧PH2とPC2とが2:1の
点で常に調圧されるようになり、結果的に出湯温度が高
くなる。このようにコイル12への電流を変化すること
により混合湯温を変える。19は湯と水の混合部であ
り、混合後は流量調節開閉弁20を介して出湯される
が、その温度は混合湯温検出手段(例えばサーミスタ)
15によって、またその流量は流量検出手段16によっ
て検出され、設定手段17の値に一致させるべく制御手
段18がバイアス手段10と流量調節開閉弁駆動手段2
1を付勢し温度調節を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、水の1次圧PC1と湯の1次圧PH1
との差圧によってピストン9aとシリンダ9との隙間か
ら流体が通過する。このとき流水の中に混入されている
微細なゴミがピストン9aとシリンダ9との隙間に堆積
して固着する。図4はゴミ詰まりのようすを示した図で
あり、流水圧によってゴミはピストン9aの入口に堆積
し、この状態からピストン9aが左方向に動く場合に
は、堆積したゴミを押し退けながら動かなければなら
ず、一部のゴミは隙間の中に入り込み、固着を発生しや
すい。またピストン9aの端面は微視的にみれば図のよ
うな面取り部9bが加工上避けられず、この面取り部9
bによってゴミはより一層入りやすくなって固着しやす
い欠点があった。
【0004】本発明は上記従来の技術の課題を解消する
もので、シリンダにゴミ詰りが起らないようにするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の流量制御装置は、流量を調節する弁口およ
び弁体と、弁口とほぼ同面積のシリンダと、弁体と対抗
して流体圧力をバランスさせる隔壁体と、弁体と隔壁体
を連結する弁軸と、隔壁体をシリンダより長くするとと
もに弁口とシリンダの間に設けられた凹部とを備えたも
のである。
【0006】
【作用】以上の構成により、弁体と隔壁体とが流路の圧
力に対してバランスを保った状態で、弁軸を操作して弁
体を移動させ、流量を調節するとともに隔壁体の移動で
ゴミを凹部に押しやるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明を湯水混合装置に応用したものであ
る。混合弁本体22には湯流路23と水流路24があっ
て、水流路24側には可変操作力発生手段25が設けて
あり、可変操作力発生手段25は鉄心26とコイル27
を有し、コイル27は給湯制御器28と電気的に接続さ
れている。鉄心26の下端は弁軸29の上端と接してお
り、この弁軸29には水弁体30と湯弁体31が固定さ
れて弁軸29と一体に動く。水弁体30と湯弁体31は
水弁口32と湯弁口33とにそれぞれ係合して湯および
水の流量を調節する。混合弁本体22には水弁口32お
よび湯弁口33とほぼ同じ断面積のシリンダ34が設け
てあり、シリンダ34の内部には弁軸29に固定された
隔壁体35がある隙間を有して設けられている。隔壁体
35の軸方向の長さはシリンダ34より長く、その端部
にはシリンダ34の両端部に形成した凹部36,37が
それぞれ相対向達している。38は主スプリングで、そ
の力を弁軸29に図の上向きに作用させている。水弁体
30と湯弁体31の下流側にはスプリング39,39a
で支持された可変弁体40,41があって可変絞りを形
成する。可変弁体40,41を通過した水と湯は混合部
42で混合し、その湯温を温度検出器43で検出し、そ
の信号を給湯制御器28で演算する。
【0008】次に動作について説明する。湯が流れてい
る状態で給湯制御器28からコイル27に電流を増加さ
せると、鉄心26には下方向の力が発生し主スプリング
38の力に抗して弁軸29を下方向に付勢する。その結
果、水側を閉じ湯側を開き、湯弁体31と水弁体30の
出口圧とがそれぞれ変化し、その圧力が湯弁体31と水
弁体30にそれぞれ作用しバランスする。その結果混合
湯温は高くなる。またコイル27の電流を減少させる
と、逆に水側を開き湯側を閉じ、その結果混合湯温は低
くなる。混合湯温は温度検出器43によって検出され給
湯制御器28で演算されてコイル27への電流をコント
ロールする。このようにして混合湯温を一定に保つ。図
2は本発明の実施例におけるシリンダ34と隔壁体35
の間のゴミ詰まりのようすを示したものであり、隔壁体
35とシリンダ34の隙間にゴミが堆積するか、シリン
ダ34の両側には凹部36が広がっているので隔壁体3
5の端部が左方向の移動によってゴミは凹部36へ落さ
れて除去され、隙間に入り込まない。隔壁体35の端面
の面取り部35bはゴミの堆積する箇所より離れている
のでゴミが入る原因とはならない。水側に比べ湯側の水
圧が高いときにはピストンの湯側において同様の作用を
する。
【0009】ゴミの量が多いときには若干のゴミが隙間
に侵入しゴミが凝着する可能性があるので、信頼性を高
めるために、お湯が使われていないときに可変操作力発
生手段25を操作し、隔壁体35を動かしてクリーニン
グを行なう。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の流量制御装置によ
れば、次の効果が得られる。 (1)流量を調節する弁口および弁体と、弁口とほぼ同
面積のシリンダと、弁体と対抗して流体圧力をバランス
させる隔壁体と、弁体と隔壁体を連結する弁軸と、隔壁
体をシリンダより長くするとともに弁口とシリンダの間
に設けられた凹部とを備えたので、シリンダと隔壁体と
の隙間に入ったゴミが容易に除去され、したがって固着
を発生しない。 (2)隔壁体の面取りによってゴミが入り込むことがな
くなり、面取り部の寸法精度が必要でなく加工が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における流量制御装置の断面図
【図2】同流量制御装置のゴミ詰りの状態を示す要部断
面図
【図3】従来の流量制御装置の断面図
【図4】同流量制御装置のゴミ詰りの状態を示す要部断
面図
【符号の説明】
29 弁軸 30 水弁体 31 湯弁体 32 水弁口 33 湯弁口 34 シリンダ 35 隔壁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝 文一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 51/00 F16K 11/00 F16K 17/24 F16K 31/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量を調節する弁口および弁体と、前記
    弁口とほぼ同面積のシリンダと、前記弁体と対抗して流
    体圧力をバランスさせる隔壁体と、前記弁体と前記隔壁
    体を連結する弁軸と、前記隔壁体を前記シリンダより長
    くするとともに前記弁口と前記シリンダの間に設けられ
    た凹部とを備えた流量制御装置。
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