JP2817316B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
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- JP2817316B2 JP2817316B2 JP3517190A JP3517190A JP2817316B2 JP 2817316 B2 JP2817316 B2 JP 2817316B2 JP 3517190 A JP3517190 A JP 3517190A JP 3517190 A JP3517190 A JP 3517190A JP 2817316 B2 JP2817316 B2 JP 2817316B2
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- water
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯と水の混合比率を調整し最適な混合湯温を
得る給湯装置に関するものである。
得る給湯装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の給湯装置は第2図に示すようなものがあ
った。1は湯流路、2は水流路であり、各流路に関連し
て自動調圧弁3が設けられ、この自動調圧弁3は湯側弁
体4と水側弁体5とこの両弁体を連結する軸6とピスト
ン6aからなり、湯または水の圧力が急変してもその圧力
で自動調圧弁3が移動し、混合湯温を安定にする。この
自動調圧弁3を、コイル7と磁石8からなるバイアス手
段9によって湯と水の混合比を変えるものである。
った。1は湯流路、2は水流路であり、各流路に関連し
て自動調圧弁3が設けられ、この自動調圧弁3は湯側弁
体4と水側弁体5とこの両弁体を連結する軸6とピスト
ン6aからなり、湯または水の圧力が急変してもその圧力
で自動調圧弁3が移動し、混合湯温を安定にする。この
自動調圧弁3を、コイル7と磁石8からなるバイアス手
段9によって湯と水の混合比を変えるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、湯側弁体4、水
側弁体5と混合部までの固定絞りすなわち流体抵抗が一
定であるので、次のような欠点がある。すなわち湯側ま
たは水側の流量と、湯側弁体4、水側弁体5と混合部の
差圧との関係を第3図に示すが、流体抵抗が一定の場合
はよく知られているように流量の2乗に比例して差圧が
増加し、特性Bに示すような関係になる。この差圧に湯
側弁体4あるいは水側弁体5の断面積との積による力と
対向してバイアス手段9によって駆動される。このため
流体抵抗を大きくすると流量が増加したときバイアス手
段9は大きな力が必要となり、流体抵抗が小さいと流量
が少ないときに発生する差圧が小さく摩擦などによって
生じる誤差が無視できず混合比率が不安定になる。
側弁体5と混合部までの固定絞りすなわち流体抵抗が一
定であるので、次のような欠点がある。すなわち湯側ま
たは水側の流量と、湯側弁体4、水側弁体5と混合部の
差圧との関係を第3図に示すが、流体抵抗が一定の場合
はよく知られているように流量の2乗に比例して差圧が
増加し、特性Bに示すような関係になる。この差圧に湯
側弁体4あるいは水側弁体5の断面積との積による力と
対向してバイアス手段9によって駆動される。このため
流体抵抗を大きくすると流量が増加したときバイアス手
段9は大きな力が必要となり、流体抵抗が小さいと流量
が少ないときに発生する差圧が小さく摩擦などによって
生じる誤差が無視できず混合比率が不安定になる。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明の給湯装置は、湯
流路および水流路と、湯流路および水流路の流量を調節
する湯側弁体および水側弁体外、湯流路と水流路の混合
部と、湯側弁体・水側弁体と混合部との間にそれぞれ設
けられた可変絞りと、湯側弁体・水側弁体に操作力を付
与する可変操作力発生手段と、混合湯を開閉する開閉装
置と、開閉装置の開閉状態を検知する開閉検出手段と、
開閉装置の閉止時に可変操作力発生手段によって可変絞
りを強制的に変位させる給湯制御器とを備えたものであ
る。
流路および水流路と、湯流路および水流路の流量を調節
する湯側弁体および水側弁体外、湯流路と水流路の混合
部と、湯側弁体・水側弁体と混合部との間にそれぞれ設
けられた可変絞りと、湯側弁体・水側弁体に操作力を付
与する可変操作力発生手段と、混合湯を開閉する開閉装
置と、開閉装置の開閉状態を検知する開閉検出手段と、
開閉装置の閉止時に可変操作力発生手段によって可変絞
りを強制的に変位させる給湯制御器とを備えたものであ
る。
作用 以上の構成により、可変操作力発生手段によって湯側
弁体と水側弁体を操作して混合比を調節すると共に、開
閉装置の閉止時に、可変操作力発生手段によって可変絞
りを強制的に変位させるものである。
弁体と水側弁体を操作して混合比を調節すると共に、開
閉装置の閉止時に、可変操作力発生手段によって可変絞
りを強制的に変位させるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図は湯水混合装置10と開閉装置11とからなる給湯装置
の断面図で、混合弁本体12には湯流路13と水流路14があ
り、水流路14側に可変操作力発生手段15があり、可変操
作力発生手段15は鉄心16と鉄心16の周りに防水および絶
縁されたコイル17を有し、コイル17は給湯制御器18と電
気的に接続されている。鉄心16の下端は弁軸19の上端と
接しており、この弁軸19には水側弁体20と湯側弁体21が
スペーサ22、23を介してスプリング24、25とによって止
め輪26、27に押し付けられ、弁軸19と一体に動く。水側
弁体20と湯側弁体21は混合弁本体12の水側弁孔12aと湯
側弁孔12bとにそれぞれ係合して湯側および水側の流量
を調節する。弁軸19の中央にはピストン19aがあってピ
ストン19aの溝にはピストンリング28が設けられてお
り、このピストンリング28は混合弁本体12内にあるバラ
ンス孔12cと摺動している。このバランス孔12cと水側弁
孔12aおよび湯側弁孔12bの内径はほぼ同じにしてあり、
湯流路13と水流路14の入口圧力はバランスしている。弁
軸19の下端には主スプリング29があってバネ座30を介し
て弁軸19を上方向に付勢している。この主スプリング29
の力に抗して可変操作力発生手段15による鉄心16の駆動
力によって弁軸19を移動させる。弁軸19と同軸に水側可
変絞り31と湯側可変絞り32が差圧スプリング33、34によ
って、それぞれ混合弁本体12上にある差圧弁孔12d、12e
に押し付けられている。水側可変絞り31と湯側可変絞り
32は弁軸19とは離れており、この可変絞りを通過する湯
や水の流量によって開度が変化する。例えば湯が流れる
ことによって湯側可変絞り32の両面に差圧が生じ差圧ス
プリング34の力に抗して湯側可変絞り32が開く。第3図
特性Aはこの可変絞りの流量と差圧の関係の一例を示し
たものである。差圧スプリング34の力を変えることによ
り通過する流量と圧力差の関係を調節することができ
る。水側も同様である湯流量13と水流路14より湯側弁体
21と水側弁体22とをそれぞれ通過した湯と水は湯側可変
絞り32と水側可変絞り31とを通過して混合路35で混合
し、その湯温は温度検出器36で検出される。開閉装置11
には開閉弁本体37内に開閉弁38があって、この開閉弁38
は小孔39aを有するダイアフラム39に取り付けられ、開
閉弁38はスプリング40によって閉止方向に付勢されてい
る。41は電磁装置でコイル42と鉄心43とからなりコイル
42は開閉検出手段18aを有する給湯制御器18に接続さ
れ、また鉄心43の下端にはシール材43aがあり、このシ
ール材43aは開閉弁38の小孔38aと係合しパイロット弁を
構成する。44は鉄心43を下方向に付勢するスプリングで
ある。この開閉装置11はコイル42に電流を通じると鉄心
43がスプリング44の力に抗して上方向に吸引され、小孔
38aを開く。この結果ダイアフラム39には差圧が発生
し、開閉弁38はスプリング40の力に抗して上方向に移動
し混合湯を流すことができる。コイル42の電流を遮断す
ると鉄心43は下方向に移動して開閉弁38の小孔38aを閉
じその結果開閉弁38は閉じて混合湯を閉止する。この開
閉装置11では給湯制御器18の開閉検出手段18aによりコ
イル42への通電状態で開閉状態を検出することができる
が、さらに信頼性を高めるためには、開閉検出手段18a
として開閉弁38の位置を検出する位置センサや、流れの
状態を検出する流量センサを使用することができる。
1図は湯水混合装置10と開閉装置11とからなる給湯装置
の断面図で、混合弁本体12には湯流路13と水流路14があ
り、水流路14側に可変操作力発生手段15があり、可変操
作力発生手段15は鉄心16と鉄心16の周りに防水および絶
縁されたコイル17を有し、コイル17は給湯制御器18と電
気的に接続されている。鉄心16の下端は弁軸19の上端と
接しており、この弁軸19には水側弁体20と湯側弁体21が
スペーサ22、23を介してスプリング24、25とによって止
め輪26、27に押し付けられ、弁軸19と一体に動く。水側
弁体20と湯側弁体21は混合弁本体12の水側弁孔12aと湯
側弁孔12bとにそれぞれ係合して湯側および水側の流量
を調節する。弁軸19の中央にはピストン19aがあってピ
ストン19aの溝にはピストンリング28が設けられてお
り、このピストンリング28は混合弁本体12内にあるバラ
ンス孔12cと摺動している。このバランス孔12cと水側弁
孔12aおよび湯側弁孔12bの内径はほぼ同じにしてあり、
湯流路13と水流路14の入口圧力はバランスしている。弁
軸19の下端には主スプリング29があってバネ座30を介し
て弁軸19を上方向に付勢している。この主スプリング29
の力に抗して可変操作力発生手段15による鉄心16の駆動
力によって弁軸19を移動させる。弁軸19と同軸に水側可
変絞り31と湯側可変絞り32が差圧スプリング33、34によ
って、それぞれ混合弁本体12上にある差圧弁孔12d、12e
に押し付けられている。水側可変絞り31と湯側可変絞り
32は弁軸19とは離れており、この可変絞りを通過する湯
や水の流量によって開度が変化する。例えば湯が流れる
ことによって湯側可変絞り32の両面に差圧が生じ差圧ス
プリング34の力に抗して湯側可変絞り32が開く。第3図
特性Aはこの可変絞りの流量と差圧の関係の一例を示し
たものである。差圧スプリング34の力を変えることによ
り通過する流量と圧力差の関係を調節することができ
る。水側も同様である湯流量13と水流路14より湯側弁体
21と水側弁体22とをそれぞれ通過した湯と水は湯側可変
絞り32と水側可変絞り31とを通過して混合路35で混合
し、その湯温は温度検出器36で検出される。開閉装置11
には開閉弁本体37内に開閉弁38があって、この開閉弁38
は小孔39aを有するダイアフラム39に取り付けられ、開
閉弁38はスプリング40によって閉止方向に付勢されてい
る。41は電磁装置でコイル42と鉄心43とからなりコイル
42は開閉検出手段18aを有する給湯制御器18に接続さ
れ、また鉄心43の下端にはシール材43aがあり、このシ
ール材43aは開閉弁38の小孔38aと係合しパイロット弁を
構成する。44は鉄心43を下方向に付勢するスプリングで
ある。この開閉装置11はコイル42に電流を通じると鉄心
43がスプリング44の力に抗して上方向に吸引され、小孔
38aを開く。この結果ダイアフラム39には差圧が発生
し、開閉弁38はスプリング40の力に抗して上方向に移動
し混合湯を流すことができる。コイル42の電流を遮断す
ると鉄心43は下方向に移動して開閉弁38の小孔38aを閉
じその結果開閉弁38は閉じて混合湯を閉止する。この開
閉装置11では給湯制御器18の開閉検出手段18aによりコ
イル42への通電状態で開閉状態を検出することができる
が、さらに信頼性を高めるためには、開閉検出手段18a
として開閉弁38の位置を検出する位置センサや、流れの
状態を検出する流量センサを使用することができる。
次に本発明の動作を説明する。給湯制御器18から開閉
装置11に電流を通じ開閉弁38を開いて混合湯の出湯を開
始する。湯が流れている状態で給湯制御器18から湯水混
合装置10のコイル17に電流を増加させると、鉄心16には
下方向の力が強く発生し主スプリング25の力に抗して弁
軸19を下方向に付勢する。その結果水側を閉じ湯側を開
き、湯側弁体21と水側弁体20の出口圧とそれぞれ変化
し、その圧力が湯側弁体21と水側弁体20にそれぞれ作用
しバランスする。その結果混合湯は高くなる。またコイ
ル17の電流を減少させると、鉄心16の下方向の力が減少
し主スプリング25の力によって弁軸19を上方向へ移動さ
せて水側を開き湯側を閉じる。その結果混合湯温は低く
なる。混合湯温は温度検出器36によって検出され給湯制
御器18で演算されてコイル17への電流をコントロールす
る。このように理想的な状態では圧力や流量の変化によ
って湯温は変動しないが、加工精度に起因する湯側弁体
21、水側弁体20やピストンリング28の寸法誤差あるいは
可変操作力発生手段30の分解能や再現性能により、圧力
調節誤差を発生する。この圧力調節誤差による湯温の変
動を小さくするためには、可変絞り31、32で発生する差
圧がある値以上必要である。第2図特性Aで制御上必要
な差圧をP1とすると湯側と水側で制御可能な最小水量は
Q1となる。一方使用者が必要とする最大流量をQ2とする
と差圧はP2となる。可変絞りの代わりに通常オリフィス
を使用すると第2図特性Bに示すようになり、制御上必
要な差圧P1を可変絞りの場合と等しくすると制御可能な
最小水量はQ1′となり、一方最大流量Q2時には差圧はP
2′となる。すなわち可変絞りを用いると、制御可能な
最小水量が小さくなり、最大流量時に発生する差圧が小
さい。したがって通路の圧力損失を小さくでき、可変操
作力発生手段4の最大必要駆動力も小さくできる。給湯
制御器18により開閉装置11のコイル42の電流を遮断する
と混合湯の出湯が停止する。この状態で湯水混合装置10
のコイル17への電流を遮断すると鉄心14への電磁力はな
くなり、弁軸17は主スプリング23に押されて上方向に移
動し、水側弁体18が可変絞り29に当接し、さらに可変絞
り29を差圧弁孔10dより離脱させる。逆にコイル15への
電流を最大にすると鉄心14への電磁力は大きくなり、弁
軸17は主スプリング23の力に抗して下方向に移動し、湯
側弁体19が可変絞り30を差圧弁孔10eにより離脱させ
る。より信頼性を高めるためにはこの可変絞りの離脱動
作を複数回繰り返すことが望ましく、この場合給湯制御
器18にカウンタ機能やタイマ機能をもたせて達成するこ
とができる。また湯温が高いときにはスケールが付着し
やすいので、この場合は温度検出器36の信号により湯温
が低下するまで時々離脱動作を繰り返すことができる。
さらに給湯装置を長期に渡って使用しない時にも可変絞
りの固着が発生しやすく、この場合には給湯装置に電源
が投入されると初期に離脱動作を行なう。
装置11に電流を通じ開閉弁38を開いて混合湯の出湯を開
始する。湯が流れている状態で給湯制御器18から湯水混
合装置10のコイル17に電流を増加させると、鉄心16には
下方向の力が強く発生し主スプリング25の力に抗して弁
軸19を下方向に付勢する。その結果水側を閉じ湯側を開
き、湯側弁体21と水側弁体20の出口圧とそれぞれ変化
し、その圧力が湯側弁体21と水側弁体20にそれぞれ作用
しバランスする。その結果混合湯は高くなる。またコイ
ル17の電流を減少させると、鉄心16の下方向の力が減少
し主スプリング25の力によって弁軸19を上方向へ移動さ
せて水側を開き湯側を閉じる。その結果混合湯温は低く
なる。混合湯温は温度検出器36によって検出され給湯制
御器18で演算されてコイル17への電流をコントロールす
る。このように理想的な状態では圧力や流量の変化によ
って湯温は変動しないが、加工精度に起因する湯側弁体
21、水側弁体20やピストンリング28の寸法誤差あるいは
可変操作力発生手段30の分解能や再現性能により、圧力
調節誤差を発生する。この圧力調節誤差による湯温の変
動を小さくするためには、可変絞り31、32で発生する差
圧がある値以上必要である。第2図特性Aで制御上必要
な差圧をP1とすると湯側と水側で制御可能な最小水量は
Q1となる。一方使用者が必要とする最大流量をQ2とする
と差圧はP2となる。可変絞りの代わりに通常オリフィス
を使用すると第2図特性Bに示すようになり、制御上必
要な差圧P1を可変絞りの場合と等しくすると制御可能な
最小水量はQ1′となり、一方最大流量Q2時には差圧はP
2′となる。すなわち可変絞りを用いると、制御可能な
最小水量が小さくなり、最大流量時に発生する差圧が小
さい。したがって通路の圧力損失を小さくでき、可変操
作力発生手段4の最大必要駆動力も小さくできる。給湯
制御器18により開閉装置11のコイル42の電流を遮断する
と混合湯の出湯が停止する。この状態で湯水混合装置10
のコイル17への電流を遮断すると鉄心14への電磁力はな
くなり、弁軸17は主スプリング23に押されて上方向に移
動し、水側弁体18が可変絞り29に当接し、さらに可変絞
り29を差圧弁孔10dより離脱させる。逆にコイル15への
電流を最大にすると鉄心14への電磁力は大きくなり、弁
軸17は主スプリング23の力に抗して下方向に移動し、湯
側弁体19が可変絞り30を差圧弁孔10eにより離脱させ
る。より信頼性を高めるためにはこの可変絞りの離脱動
作を複数回繰り返すことが望ましく、この場合給湯制御
器18にカウンタ機能やタイマ機能をもたせて達成するこ
とができる。また湯温が高いときにはスケールが付着し
やすいので、この場合は温度検出器36の信号により湯温
が低下するまで時々離脱動作を繰り返すことができる。
さらに給湯装置を長期に渡って使用しない時にも可変絞
りの固着が発生しやすく、この場合には給湯装置に電源
が投入されると初期に離脱動作を行なう。
なおコイル17の電流の入切によって離脱動作を実行中
に出湯開始の信号が送出された場合には、離脱動作をた
だちに中止しコイル17に所定の電流を通電したのち開閉
装置11を開く。
に出湯開始の信号が送出された場合には、離脱動作をた
だちに中止しコイル17に所定の電流を通電したのち開閉
装置11を開く。
発明の効果 以上のように本発明の給湯装置は、湯流路および水流
路と、湯流路および水流路の流量を調節する湯側弁体お
よび水側弁体と、湯流路と水流路の混合部と、湯側弁体
・水側弁体と混合部との間にそれぞれ設けられた可変絞
りと、湯側弁体・水側弁体の出口圧による力を互いに対
抗させると共に湯側弁体・水側弁体に操作力を付与する
可変操作力発生手段と、混合湯を開閉する開閉装置と、
開閉装置の開閉状態を検知する開閉検出手段と、開閉装
置の閉止時に可変操作力発生手段によって可変絞りを強
制的に変位させる給湯制御器とを備え、可変操作力発生
手段によって湯側弁体と水側弁体を操作して混合比を調
節すると共に、開閉装置の閉止時に可変操作力発生手段
によって可変絞りを強制的に変位させたので次の効果を
有する。
路と、湯流路および水流路の流量を調節する湯側弁体お
よび水側弁体と、湯流路と水流路の混合部と、湯側弁体
・水側弁体と混合部との間にそれぞれ設けられた可変絞
りと、湯側弁体・水側弁体の出口圧による力を互いに対
抗させると共に湯側弁体・水側弁体に操作力を付与する
可変操作力発生手段と、混合湯を開閉する開閉装置と、
開閉装置の開閉状態を検知する開閉検出手段と、開閉装
置の閉止時に可変操作力発生手段によって可変絞りを強
制的に変位させる給湯制御器とを備え、可変操作力発生
手段によって湯側弁体と水側弁体を操作して混合比を調
節すると共に、開閉装置の閉止時に可変操作力発生手段
によって可変絞りを強制的に変位させたので次の効果を
有する。
a.圧力損失が小さくかつ可変操作力発生手段の必要駆動
力が小さい。
力が小さい。
b.スケールや異物の付着により可変絞りが固着し動作不
良を起こすような異常が生じても、自動的にあるいは人
為的に可変操作力発生手段を操作することにより可変絞
りを強制的に弁座より離脱させることができ、信頼性が
高い。
良を起こすような異常が生じても、自動的にあるいは人
為的に可変操作力発生手段を操作することにより可変絞
りを強制的に弁座より離脱させることができ、信頼性が
高い。
c.離脱動作中は出湯が停止しているので安全性が高い。
第1図は本発明の一実施例の給湯装置の断面図、第2図
は同装置と従来の湯水混合装置の可変絞りの特性図、第
3図は従来の給湯装置の断面図である。 10……湯水混合装置、11……開閉装置、13……湯流路、
14……水流路、15……可変操作力発生手段、18……給湯
制御器、18a……開閉検出手段、20……水側弁体、21…
…湯側弁体、31、32……可変絞り、35……混合部。
は同装置と従来の湯水混合装置の可変絞りの特性図、第
3図は従来の給湯装置の断面図である。 10……湯水混合装置、11……開閉装置、13……湯流路、
14……水流路、15……可変操作力発生手段、18……給湯
制御器、18a……開閉検出手段、20……水側弁体、21…
…湯側弁体、31、32……可変絞り、35……混合部。
フロントページの続き (72)発明者 城戸内 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 芝 文一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 11/00 - 11/24 F16K 31/00 - 31/11
Claims (1)
- 【請求項1】湯流路および水流路の流量を調節する湯側
弁体および水側弁体と、前記湯流路と前記水流路の混合
部と、前記湯流路および水流路にそれぞれ設けられた可
変絞りと、前記湯側弁体および水側弁体に操作力を付与
する可変操作力発生手段と、混合湯を開閉する開閉装置
と、前記開閉装置の開閉状態を検知する開閉検出手段
と、前記開閉装置の閉止時に前記可変操作力発生手段に
よって前記可変絞りを強制的に変位させる給湯制御器と
を備えた給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3517190A JP2817316B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3517190A JP2817316B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239879A JPH03239879A (ja) | 1991-10-25 |
JP2817316B2 true JP2817316B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12434412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3517190A Expired - Lifetime JP2817316B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817316B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3517190A patent/JP2817316B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03239879A (ja) | 1991-10-25 |
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